JPH04503679A - ドキソルビシンのモルホリニル誘導体及びそれらの製造方法 - Google Patents

ドキソルビシンのモルホリニル誘導体及びそれらの製造方法

Info

Publication number
JPH04503679A
JPH04503679A JP3501244A JP50124491A JPH04503679A JP H04503679 A JPH04503679 A JP H04503679A JP 3501244 A JP3501244 A JP 3501244A JP 50124491 A JP50124491 A JP 50124491A JP H04503679 A JPH04503679 A JP H04503679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
doxorubicin
hydrochloride
compound
pharmaceutically acceptable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3501244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3300342B2 (ja
Inventor
バルジオツテイ,アルベルト
グランデイ,マリア
スアラト,アントニノ
フアイアルデイ,ダニエラ
Original Assignee
フアルマシア・エ・アツプジヨン・エツセ・ピー・アー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB898928654A external-priority patent/GB8928654D0/en
Priority claimed from GB909007513A external-priority patent/GB9007513D0/en
Application filed by フアルマシア・エ・アツプジヨン・エツセ・ピー・アー filed Critical フアルマシア・エ・アツプジヨン・エツセ・ピー・アー
Publication of JPH04503679A publication Critical patent/JPH04503679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3300342B2 publication Critical patent/JP3300342B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • C07H15/252Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/30Compounds having groups
    • C07C43/313Compounds having groups containing halogen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ド ゛ルビシンのモルホ1ニル れ の ゛合法 本発明は、アントラサイクリングリコシド、それらの製造念々一番方法、及びそ れらを含む医薬組成物に関する。
本発明は、一般式Δ: 3°位の窒素原子は、2−アルコキシ−4−モルホリニル環中に含まれ、 Xは、線状の若しくは分岐した01〜C,アルキル基またはベンジル残基−CH 2Cs Hsを表し、そして式が、2”位の炭素原子において(S>または(R )の立体配置を有するコ の新規なアントラサイクリングリコシド及びそれらの製薬上受は入れられる酸付 加塩を提供する。好ましい塩は、塩酸塩である。
モルホリノ−アントラサイクリンは、実験上ネズミの腫瘍に対して有望な抗腫瘍 活性を有するよく知られている化合物である[Bioactive Mo1ec ules。
55〜101.6巻中のE、W、Ac−ton、J、W、Lo w n II  萬、Elveiser 19881)照]、これらの中で、2−メトキシ−4− モルホリニルアントラサイクリン(X=OCH3)は、既に本発明者らの特許U S−A−4,672,057において請求されている。これらの化合物は、キラ ルージハルデヒド(ciihaldehyde)を使用して還元アルキル化法に よって製造された。一方、本発明においては、置換されたモルホリニル環は、新 規なキシル1,5−シヨートー2−アルコキシまたは一ベンジルオキシ誘導体( これらも本発明の範囲内である)によるアントラサイクリンの3°−アミノ基の とスーアルキル化によって製造される。
一般式Δの好ましいアントラサイクリングリコシドは、Al: 3’−デアミノ −3°−(2” <S)−ベンジルオキシ−4″−モルホリニル)−ドキソルビ シン(X = CH2Ci Hs )、 A2; 3°−デアミノ−3’−(2” (S)−エトキシ−4”−モルホリニ ル)−ドキソルビシン(X=C2Hs ) A3: 3’−デアミノ−3’−(2” (R)−イソプロピルオキシ−4″− モルホリニル)−ドキソルビシン(X = CH(CH) ) 2 )A4:  3’−デアミノ−3′−(2” (S)−メトキシ−4″−モルホリニル)−ド キソルビシン(X=CH3)及び A5; 3°−デアミノ−3’−(2” (R)−メトキシ−4″−モルホリニ ル)ドキソルビシン<X=CHs ) 並びにこれらの塩酸塩を含む、これらの化合物は、モルホリノ環の炭素原子C− 2”において(S)または(R)立体配置を有することができる。
本発明の新規なアントラサイクリングリコシド抗生物質、コシドドキソルビシン (旦): の糖部分上のC−3′での置換モルホリニル環の生成によって製造される。
本発明は、 (i)ドキソルビシンまたはその酸付加塩、例えば塩酸塩を一般式Ω: Xは上で定義したものと同じコ のショート化合物と反応させること;そして(ii)もし所望ならば、かくして 得られる弐Aのアントラサイクリングリコシドをその製薬上受は入れられる酸付 加塩に転化すること: を含む、式Aのアントラサイクリングリコシドまたはその製薬上受は入れられる 酸付加塩の製造方法を提供する。
ドキソルビシンまたはドキソルビシン塩のC−3″アミノ基のアルキル化は、典 型的には、ステップ(i)において極性非プロトン性溶媒中で乾燥有機塩基例え ばトリエチルアミンの存在下で実施される0反応は、一般的には室温で8〜24 時間実施される。ショート化合物中の一〇X基を有する炭素原子C−2は、(S >または(R)立体配置を有することができる。好ましい実施態様においては、 極性非プロトン性溶媒中に溶解したドキソルビシンまたはその塩酸塩を、室温で 乾燥有機塩基の存在下で、一般式Cのショート化合物と反応させて式Aの対応す るモルホリニルドキソルビシン誘導体を生成させ、これを、溶出系として塩化メ チレン−メタノール(97:5v/v)を使用するシリカゲルカラム上での精製 の後で、メタノール性無水塩化水素による処理によってその塩酸塩として単離す る。これにより、式Aの純粋な2″ (R)−[(C,〜C1)アルコキシまた はベンジルオキシ〕−アントラサイクリングリコシド若しくはその塩、または式 Aの純粋な2” (S)−[(C1〜C6)アルコキシまたはベンジルオキシフ −アントラサイクリングリコシド若しくはその塩が、本発明に従って提供され得 る。
本発明はまた、糖前駆体例えばL−アラビノースから誘導される一般式旦 Xは、上で定義したらのと同じ] の化合物から出発する、光学的に純粋なショート化合物Ωの製造方法を提供する 。この方法は、 によって、1−及び5−ヒドロキシル基においてスルホン化して弐旦のスルホニ ルエステルを生成させ、このエステルから、非プロトン性溶媒例えばメチルエチ ルケトン中で85℃で1〜2日闇日中ヨウ化ナトリウムはヨウ化カリウムによっ て処理することによってショート誘導体qを得る。
一連のこれらの反応はC−2におけるキラリティーに影響を与えず、2シヨ一ト 誘導体9のキラリティーは出発の糖旦のものと同じである。
本発明方法の好ましい実施態様を、以下の反応機構に図示する。
叉1パ1得 Tm=伽5−CsH鴫pc’s 本発明はまた、製薬上受は入れられる担体または希釈剤及び、゛活性成分として の式Aのアン)−ラサイクリングリコシドまたはその製薬上受は入れられる酸付 加塩を含む製薬組成物を提供する。常用の担体または希釈剤を使用してよい0本 発明組成物は、慣用の方法で調合しそして、例えば静脈内に投与することができ る。
式Aのアントラサイクリングリコシド及びその製薬上受は入れられる酸付加塩は 抗層瘍剤である。それらは、それらの治療上効果的な量の投与によって腫瘍を有 する患者を治療するために使用することができる0本化合物は、腫瘍の成長を抑 制するために使用することができ、そして治療上の投与量では非毒性である。
以下の実施例は本発明を説明する。
K上■ユ 15−ジ −トルエンスルホニル シー28二<>2西オ シー3− −ベンl 之ユヱユJの製造し一アラビノース(3g、0.022モル)及びベンジルアル コール(15ml)を酸の形のDowex 50Wx2 (2g)の存在下で撹 拌の下で加熱した。4時間後、この混合物を冷却しそしてヂ過した。溶媒を減圧 下で除去しそして1−ベンジル−β−L−アラビノピラノシド(旦1.3.5g >をアセトンから回収した。Kieselgel Plate Fzs4(Me rck)上のTLC2溶出系 塩化メチレン/メタノール/水(容量で120/ 20/2)、Rf=0.4.7.[α]。=+215°(C=1%水)。
1−ベンジル−β−L−アラビノピラノシド(Sl、3゜48g、0.0145 モル)を水(100ml)中に溶解し、そして過ヨウ素酸ナトリウム(5,6g 、0.026モル)によって0℃で2時間処理した0次に、塩化バリウムを添加 し、そしてこの混合物を炭酸バリウムによってPH7にし、ヂ別しそして水で洗 浄した。この水溶液を減圧下で濃縮してシロップにし、そしてアセトニトリル( 50ml)によって抽出した。この有機相をメタノール(20ml)及び水(1 0ml)の混合物によって希釈し、そして水(5ml)中に溶解したシアノホウ 水素化ナトリウム(0,3g>で処理した。15分後に、Dowex 50Wx 2を添加することによってこの混合物をpH7にしそしてヂ過した。減圧下で溶 媒を除去して1.5−ジヒドロキシ−2(S)−ベンジルオキシ−3−オキサー ペンタン(旦ユ、2.6g、収率85%)を得た。Kieselgel Pla te F2s+(Merck)上のTLC2溶出系 塩化メチレン/メタノール (容量で10/1)、Rur:Rf=0.28.化合物El (2,6g)を乾 燥とリジン中に溶解し、そしてP−)ルエンスルホニルクロリド(6,67g) を添加した。この混合物を一晩0℃に保持し、次に氷水中に注ぎそして塩化メチ レンによって抽出した。この有機相を水で洗浄し、分離し、無水硫酸ナトリウム で脱水しそしてP別した。溶媒を減圧下で除去すると1.5−ジ(p−トルエン スルホニル)オキシ−2(S)−ベンジルオキシ−3−オキサ−ペンタン(Fl 、4.3g、収率 68%)が得られた。Kieselgel Plate F 2s4(Me’rck)上のTLC1溶出系 塩化メチレン/アセトン(容量で 98/2)、Rf=0.55゜ IHNMR(CDCI、、400MHz)δ:2.42 (s、6H,二つのC H3T s ) ; 3.65.3゜69(二つのdt、J=4.7.11.. 7Hz、2H,TsOcH2c旦、○);3.94(二つ、dd、J=5.3. 10.5Hz、2H,○CH−C旦、−〇Ts);4.08 (t、J=4.7 Hz、2H,Ts−0−劃2 CH2−0);4.46.4.56 (二つ、d  、J = 11 、7 Hz、13H2芳香族)。
太mユ <4.3g、8.3ミリモル)をメチルエチルケトン(50ml)中に溶解しそ してヨウ化ナトリウム(7,4g、49ミリモル)を添加した。この混合物を2 4時間95℃に保持した。その後で、溶媒を減圧下で除去しそして残査をn−ヘ キサンによって抽出した。有機相をシロップに濃縮すると標題の化合物C1(3 ,5g、収率90%)が得Kiese1gel Plate F2s4(Mer ck>上のT L C1溶出系 n−ヘキサン/酢酸エチル(容量で1010. 5)、Rf=0.34゜ ’ HN M R(CD C13,400MHz)δ:3.27 (t、J=6 .8Hz、2H,J−C旦2 CH2−〇):3.30 (d、J=5.5Hz 、2H5O−CH−q旦2−J): 3.84 (m、2H,J−CH2C旦、 −〇)、4.63.4.74 (二つのd、J=11.7Hz、2H,0CH2 P h ) : 4. 81 (t 、J =5 、 5Hz、IH1○−q旦 −CH2J ); 7.3〜7.5 (m、5H1芳香族)。
え立[ 3゛−−アミノ−3′ 2 S −ベンジル キシ−4−モルホiニル ド ソ ルビタン A1 の製造乾燥ジメチルホルムアミド(20ml)中のドキソルビ シン塩酸塩(0,5g、0.86ミリモル)の溶液に、1゜5−ショート−2( S)−ベンジルオキシ−3−オキサ−ペンタン(CI、3.5g、7.54ミリ モル)及び乾いたトリエチルアミン(3,6m1.2.6ミリモル)を添加した 。この混合物を室温で36時間保持し、次に水中に注ぎそして塩化メチレンで抽 出した。標準的な処理の後で、粗製生成物を溶出系として塩化メチレン/メタノ ール(容償塩として標題の化合物戊ユ(0,3g、収率 46%)が得られた。
Kieselgel Plate F2sn(Merck>上のTLC1溶出系  塩化メチレン/メタノール(容量で10/1)、Rf=0.6゜ FD−MS:m/e 756(M+) 遊離塩基の’HNMR(CDC1,,200MHz)δ:〜2゜7 (m、6H ,CH2−N−CH2,8eq一旦、3°一旦):3.00 (d、J=18. 8Hz、LH,10ax一旦):3.55,4.00 (二つのm、2H,O− q旦、CH2N); 3.68 (s、LH,4’一旦);3゜94 (q、J =6.6Hz、LH15゛一旦);4.08(s、3H,0CHs):4.5] 、、4−77 (二つのd、;5.54 (m、LH,1’一旦); 7.2〜 8.1 (m。
8H,芳香族H’ sl ; 13.22 (s、LH,11−0旦); 13 .95 (s、LH,6−0上)。
火m 15−ショート−28−エト シー3− −べ乙久Z工旦ユ上の製造 実施例1及び実施例2中に述べたような引き続く反応に従ってL−アラビノース (3g)から出発して標題の化合物C2を製造した。
1−エチル−α−L−アラビノピラノシド(Σ又):[α]、=+233.5° (C=1%水)1.5−ジヒドロキシ−2(S)−エトキシ−3−オキサ−ペン タン(E2):Kieselgel PlateF254 (Me r c k  )上のTLC1溶出系 塩化メチレン/メタノール(容量で10/1 )R, =0.33゜1.5−ジ(p−トルエンスルホニル)オキシ−2(S)−エトキ シ−3−オキサ−ペンタン(F2):KieseIgel Plate Fts 4(Merck)上のTLC1溶出系 塩化メチレン/アセトン(容量で98/ 2)R。
=0. 56゜ ’HN M R(CD C1s、200MHz) δ :1 、 11 (t、 J=7.0Hz、3H,0CH2C旦、);2.43 (s、6H,二つのq旦 3 7s ); 3.44゜3.58<二つのdq、J=7.0.9.4Hz、 2H1OC82CH)) ; 3. 68 (m、 2H,0−CH2−CH。
−0Ts) : 3.89 (d、J=5.4. 2H,〇−CHCH20TS );4.10 (t、J=4.8Hz、2H5○CH,−C上、○Ts);4. 61 (t、J=5.4Hz、LH,O−C旦−CH20Ts ); 7.3〜 7.8(m、8H,芳香族H’s)。
1.5−ショート−2(S)−エトキシ−3−オキサ−ペンタン(C2): Kieselgel Plate Fast(Merck)上のTLC1溶出系  n−ヘキサン/酢酸エチル(容量で1010.5)R,=o、37゜ ’HNMR(CDC1,,200MHz)δ:1.24 (t、7.0Hz、3 H,0CH2CH3); 3゜23 (d、J=5.6Hz、2H,J−C旦2 CH−0); 3.27 (t、J=6.8Hz、2H,J−CH2CH2−O ); 3.58,3.77 (二つのdq、J=7.0.9.3Hz、2H,0 CH2CH3): 3.78.3.87H2−CR2−○);4.70 (t、 J=5.6Hz、IH1Oq且−CH2−J) 。
犬上自I互 3゛−−アミノ−3゛ 2 S −エト シー4−モルホ1ニル ド ソルビシ ン A2 の製造実施例3において報告したのと同じ手順に従ってドキソルビシ ン塩酸塩<0.5g)を化合物C2(3g)と反応させて塩酸塩としての標題の 化合物A2 (0,28g)を得た。
Kieselgel Plate F2.、(M’erck)上のTLC1溶出 系 塩化メチレン/メタノール(容量で10/1 ) 、R,==0.58゜ FD−MS:m/e 694(M+) 遊離塩基としての’ HN M R(CD Cl s、200MHz)δ: 1.16 (t、J=7.OH2,3H,0Cr−LCH3):1.36 (d 、J−6,4Hz、3H,5’ CH3):d、J=4゜1.14.7Hz、L H,8ax一旦);2゜3〜2..6 (m、6H,CR2−N CHz) :  8e Q一旦。
3゛ 一旦);3.02 (d、J=18.8Hz、LH,10ax一旦);3 .26 (dd、1.9,18.8Hz。
LH,10eq一旦);3.46,3.78 (二つのciq。
J=7.0,9.8Hz、2H,QC旦、CHl); 3.’ 53.3.93  (二つのm、2H,OCR2CH2N): 3゜68 (S、LH,4°一旦 ); 3.93 (q、J=6.4Hz、IH15′一旦); 4.08 (s 、3H,0CHz);4.56 (dd、J=2.3.4.7Hz、IH,QC 旦(OCH2CH3)CH2N>+4.72 (s、LH,9−9旦);4.7 4 (s、2H,COC旦、CH);5゜30 (m、LH,7一旦);5.5 5 (m、LH,1’ 一旦); 7.3〜8.1 (m、3H,芳香族H’  s); 13゜25 (s、IH,11−0旦); 13.97 (s、LH。
6−0旦)。
太JiJL旦 15−ジョー゛−2R−イ゛プロピル シー −一ペン ン Cの製造 実施例1及び実施例2中に述べたような引き続く反応に従ってL−アラビノース (3g)から出発して標題の化合物q旦を製造した。
1−イン10ビル−β−L−アラビノピラノシド(≦旦):[α]。=+225 °(水) 1.5−ジヒドロキシ−2(R)−イソプロピルオキシ−3−オキサ−ペンタン (旦ユ): Kieselgel Plate Ftsn(Merck)上のTLC1溶出系 溶出−メチレン/メタノール(容量で10/1)R,〜0.36゜ 1.5−ジ(p−トルエンスルホニル)オキシ−2(R)−イソプロピルオキシ −3−オキサ−ペンタン(F3):Kieselgel Plate Ftsn (Merck)上のTLC1溶出系溶出−メチレン/アセトン(容量で98/2 )R,〜0.55゜ ’ HN M R(CD CI s、200MHz)δ:1.05,1.10  <二つのd、J=6.2Hz、6H。
CH(C旦、L);2.42(二つのs、 6H,C旦、−Ts);3.64  (二つのm 、2 H+ T s OCH2CHs O): 3.76 (m、 IH,CH(CH3>2): 3゜84 (m、2H,0−CH,−CH,−0 Ts);4.08(t、J=5.6Hz、2H,TS 0CH2CH20);  7.3〜7.8 (m、8H,芳香族H’s)。
1.5−ショート−2(R)−イソプロピルオキシ−3−オキサ−ペンタン(q ユ): Ki、eselgel Plate Fzs<(Merck)上のTLC1溶出 系溶出−ヘキサン/酢酸エチル(容量で1010.5)R,〜0.40゜ ’ HN M R(CD C13,200MHz)δ:1.20.1.22 ( 二つのd、J=6.4Hz、6H。
CM (CH3)2); 3.24 (d、J=5.6Hz、2H10−CH2 −CHs J):3.28(t、J=6.7Hz。
2H,J−C旦2CH2−0); 3.6〜3.8 (m、2HJ−CH,C旦 2−0); 3.94 (m、LH,CH(CHs> z);4.76 (t、 J=5.6Hz、IH,OCR−CH,−J)。
えIMl −一 ≧ノー3“ 2 R−イソプロピル シー4−モルホ1ニル ド ゝルビ シン A3 の製造実施例3において報告したのと同じ手順に従ってドキソルビ シン塩酸塩(0,5g)を化合物qユ(3,2g)と反応させて塩酸塩としての 標題の化合物A3 (0,21g>を得た。
Kieselgel Plate Fzs4(Merck)上のTLC1溶出系 溶出−メチレン/メタノール(容量で10/1)、R,コ=0.55゜ FD−MS:m/e 708(M+) 遊離塩基としてのIHNMR(CDC13,200MHz)δ : 1.09,1.16 (二つのd、J=6、OHz、6H。
CH(CM5)z); 1.36 (d、J=6.6Hz、3H。
5°−q旦3’); 1.80 (m、2H,2°−9旦2);2゜15 (d d、J=4.0.14.9Hz、IH,8ax一旦) ; 2 、3〜2 、8  (m 、 6 H、CH2N CH2、8e q−L3′一旦);2.97  (d、J=18.8Hz、LH,10ax一旦);3.26 (d、J=18. 8Hz。
IH,10eq一旦);3.54 (m、LH,O−C旦(H)CH2N);3 .74 (S、IH,4’一旦);3.81〜4.1 (m、3H,OCR(旦 )CH2N、5°一旦。
0免旦(CHコ)!:4.08 (S、3H,QC上3);4゜66 (s、I H,9−0旦);4.68 (dd、J=2゜2.4.9Hz、IH,OCH[ OCH(CHs)zl GHzN); 4.75 (s、2H,C0CHzOH ); 5.28(m、LH,7一旦); 5.55 (m、LH,1° 一旦) ; 7.3〜7.8 (m、3H,芳香族H’ S); 13.24 (s、L H,11−住旦); 13.97 (s、LH,6−卦)。
夾JLfi互 15−ジヒドロ シー S −メト シー3−二1Zヱχ(E4) Methods on CarbohydrateChemi 5try” A cad、Press、 、1巻、445、(1962>中に記載のようにして製 造された1゜5−ジオキソ−2(S)−メトキシ−3−オキサ−ペンタン(D4 )(1,5g、11ミリモル)を水(10ml)及びメタノール(10ml)の 混合物中に溶解しそして水(2ml>中に溶解したホウ水素化ナトリウム(0, 1g>によって処理した。20分後にこの溶液を酸性樹脂Dowex 50WX 2によってpH7にし、r別しそしてこの溶媒を減圧下で除去すると1.4g  (収率93%)の標題の化合物が得られた。
Kieselgel Plate Fzs4(Merck)上のTLC1溶出系  塩化メチレン:メタノール(容量で10:1)、予め硫酸(sulforic  acid)をスプレーしたTLC板を加熱後にR,=0.24に茶色のスポッ ト。
’HNMR(200MHz、DMSOds)δ:3.26 js、3H,0CH 3); 3− 4〜3.6 (m。
6H,−CH,−CH2−0−C旦−C)i2−):4.37ct、J−5,4 Hz、IH,0−CH−0);4.40(bm、2H,HO−CH2CH,、C H,CH,−0H)夫豊1 15−ジ −トルエンスルホニル シー2s−メト シー3−オ −ペンタン( F4)実施例8において述べたようにして製造した1、5−ジヒドロキシ−2( S)−メトキシ−3−オキサ−ペンタン(E4)(1,4g、10.3ミリモル )を乾燥ピリジン<10m1)中に溶解しそしてO”Cでp−トルエンスルボニ ルクロリド(6,4g、0.034モル)のによって処理しな、この混合物を4 ℃で一晩保持し、次に氷水混合物中に注ぎそして!&後に塩化メチレンによって 抽出した。有機相を水によって洗浄し、分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、 r別した。溶媒を減圧下で除去した。この粗製物質を溶出剤として塩化メチレン を使用するケイ酸カラム上でクロマトグラフ分離すると2.8g(収率62%) の純粋な標題の誘導体が得られた。
Kieselgel Plate F2s<(MerCk>上のTLC1溶出系  塩化メチレン:アセトン(容量で95:5)、予め硫酸(sulforic  acid)によってスプレーしたTLC板を加熱後にR,=0.55に茶色のス ポット。
’HNMR(200MHz、CDClコ)δ:2.44 (s、6H,CH3P h): 3−27(s、3H,OCH,); 3.69 (m、2H,5O20 CH2CH。
−O); 3.90 (m、2H,5O20CH,−CH−0): 4.11  (m、2H,5O20CH2CH20): 4 。
56 (t、J=5.3Hz、LH,O−C上−CH2);’7.3〜7.8  (m、8H,芳香族H’s)。
乙ムZ工旦ま工の製造 実施例9において述べたようにして製造した1、5−ジ(p−)ルエンスルホニ ル)オキシ−2(S)−メトキシ−3−オキサ−ペンタン(二4)<1.6g、 3.6ミリモル)をメチルエチルケトン(30ml)中に溶解しそして85℃で 2日間ヨウ化ナトリウム(3,04g、20゜2ミリモル)によって処理した。
その後で、溶媒を真空中で除去しそして残査にn−ヘキサン(50m1.)及び 水を添加した。有機相を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、P別した。溶媒 を減圧下で除去すると1,5−ショート−2(S)−メトキシ−3−オキサ−ペ ンタン(C4)(1゜2g、収率 86%)が得られた。
Kieselgel Plate Fzsn(Merck)上のTLC1溶出系  塩化メチレン、予め硫酸(sulforic acid)をスプレーしたTL C板を加熱後にRf=0.54に茶色のスポット。
’ HN M R(200M Hz 、 CD Cl 3 )δ:3.15 ( m、4H,J−CH,CH2−0CHCH2−J): 3.40 (s、3H, QC旦)); 3.80 (m、2H。
J−CH2C旦2 0):4.62 (t、J=5.6Hz。
LH,O−C旦−CH2)。
夾mユ キソルビシン塩酸塩(80mg、0.138ミリモル)の溶液に、1.5−ショ ート−2(S)−メトキシ−3−オキサ−ペンタン(C4,0゜8g、2.06 ミリモル)及びトリエチルアミン(0,056m1.0.388ミリモル)を添 加した。この反応混合物を室温で36時間撹拌しながら保持し、次に水中に注ぎ そして塩化メチレンで抽出した。標準的な後処理の後で、粗製生成物を溶出系と して塩化メチレン:メタノール(容量で97.5:2.5>の混合物を使用する ケイ酸カラム上で精製し、メタノール性無水塩化水素による処理の後で、塩酸塩 として40mg(収率45%)の標題の化合物が得られた。
Kieselgel Plate Fzs4(Merck)上のTLC5溶出系  塩化メチレン:メタノール(容量で19 : 1)、Rf=0.15゜ 遊離塩基: ’HNMR(400MI(z 、 CDC13)δ:13.98  (s、IH,6−0旦); 13.27 (s、1H,11−0旦);s、03  (dd、J=1.1.7.7Hz、−LH,1−H); 7.78 (dd、 J=7.7.8゜6Hz、IH12一旦);7.39 (dd、J=1.1.8 .6Hz、IHl 3一旦):5.55 (m、LH,1’一旦→ ;5.30  (dd、J=2.1.4.1Hz、IH。
7一旦→ ;4.74 (d、J=4゜5Hz、14 CH20H);4.74  (s、IH,9−0H);4.49 [dd、J=2.6,4.1Hz、LH ,NCH2CH(OCHz)Oコ ;4. 08 <s、 3H,4−QC!ヨ ja)’:3゜94 (Q、J=6.6Hz、IH15’−)1):3.93[ m 、 L H、N CH2CH(H) ○ コ ; 3 、67(m、IH, 4’−H); 3.54 [m、IH,NCH,C旦(H)0] ; 3.38  [s 、3 H,NCH2CHQCHsl ; 3 。
27 (dd、J=19.18.8Hz、IH,10旦eq);3.04 (d 、J=18.8Hz、LH,10一旦ax);3.00 (t、J=4.5Hz 、IH,CH20H)+2.60 [dd、J=4.1.11.4Hz、LH, NCH(H) CHOCH3] : 2.6〜2.5 (m、 3H,N5== −−jヒ((H) CHOCH,、NCIヒ(2CH,O) + 2. 4 〜 2 。
3 (m、2H,8一旦eq、3’−H);2.15 (dd。
J=4.1.14.7Hz、8一旦ax); 1.76 (m。
2H12° −q旦2): 1.26 (d、J=6.6Hz。
38.5’ −Ω上))。
夾mユ 15−ジヒドロ シー2 R−メト シー −二生Zヱ之(E5)の製造 “Methods on CarbohydrateChemi 5try”  Acad、Press、 、1巻、445、(1962)中に記載のようにして 製造可能な1゜5−ジオキソ−2(R)−メトキシ−3−オキサ−ベンクン(D 5)から出発して実施例8において述べたようにして標題の化合物を製造した。
Kieselgel Plate Fzs4(Merck)上のTLC1溶出系  塩化メチレン:メタノール、予め硫酸(sulforic acid)をスプ レーしたTLC板を加熱後にR,=0.24に茶色のスポット。
K1且1ユ 15−ジ −トルエンスルホニル キシ−2R−メト シー3− −ペンタン( F5)の製造実施例12において述べたようにして製造した1、5−ジヒドロキ シ−2(R)−メトキシ−3−オキサ−ペンタン(E5)を実施例9において報 告したのと同じ方法に従って標題の化合物F5に転換した。
Kieselgel Plate Fzsn(Merck)上のTLC2溶出系  塩化メチレン:アセトン(容量で95:5)、予め硫酸(sulforic  acid)をスプレーしたTLC板を加熱後にR,=0.55に茶色のスポット 。
犬1」1虹A 15−ショート−2R−メト シー3− キ −ペン 7 C5つ−の製造 実施例13において述べたようにして製造した1、5−ジ(p−トルエンスルホ ニル)オキシ−2(R)−メトキシ−3−オキサ−ペンタン(F5)を実施例1 0において述べた手順に従ってショート誘導体C5に転換した。
Kieselgel Plate Fzsn(Merck)。
上のTLC1溶出系 塩化メチレン、予め硫酸(sulforic acid) によってスプレーしたTLC板を加熱後にR,=0.54に茶色のスポット。
夾U 3“−一アミノ−2″ (R−メト シー4”−モルホIニル ド ソルビシン (A5)の製造実施例11に報告した手順に従って、上で述べたようにして製造 した1、5−ショート−2(R)−メトキシ−3−オキサ−ペンタン(C5)と ドキンルビシン塩酸塩を縮合させることによって標題の化合物を製造した。
Kieselgel Plate Fzsn(Merck)上のTLC2溶出系  塩化メチレン:メタノール(容量で19 : 1)、R,=0.13゜ 遊離塩基: ’HNMR(400MHz、CDC1i)δ:13.97 (s、 IH,6−0旦); 13.25 (s、IHlll−2旦);8.0B (d d、J=1.1.7.7Hz、IHll一旦); 7.78 (dd、J=7. 6.7゜7Hz、IH12一旦);7.39 (dd、J=1.1.7.6Hz 、IH13一旦); 5.53 (d、J=3.4Hz、LH,1’一旦);  5.29 (dd、J=2.5.4.1Hz、IH17一旦);4.75 (s 、2H,14−(:jヒ1zOH) ; 4. 7 1 (s、 LH,9−0 H) : 4゜46 [dd、J=2.6.4 、7 Hz 、 L H、N  CH2−CH(OCHs)01 ; 4.08 (s、3H,4−QC上、); 3.93 (q、J=6.6Hz、IH15’−H); 3゜92 [m、I  H,NCHzC旦(H)O] : 3.70 (m。
IH14′−H): 3.56 [m、IH,NCHICIi()()O] ;  3.40 [s、3H,NCHzCH−OQJisl ;3.26 (dd、 J=19.19.9Hz、LH,10−Heq);3.03 (d、J=19. 9Hz、IH,1O−Hax); 2.66 [dd、J=2.6、I L、4 Hz。
I H,NCH(H)CHOCHil ; 2. 53 (m、LH。
N9旦(H)CH20): 2− 5〜2.3 (m、4H,N9旦(H)CH ,O,NC旦(H) CHOCHs、8−Heq、3’−H);2.15 (d d、J冨4.1.14.7Hz、8一旦ax); 1.8〜1.7 (m、2H ,2°−q旦z); 1.36 (d、J=6.6Hz、3H,5’ −゛−− アミノー 2″ S −メトキシ−4”−モルホ趨ニル ド ソルビシン A4  び3°−−アミノ−2これらの化合物を元のドキソルビシンと比較しての実験 動物におけるそれらの細胞有毒性及び抗腫瘍活性を確認するために数種の実験系 において試験した。新しいアントラサイクリンは、LoVo及びLoVoドキソ ルビシン耐性細胞系(L o V o / D x )に対して元の薬剤よりも 細胞有毒性であるという結果を示しく表1)、そしてドキソルビシン耐性細胞系 に対して“生体内で”活性である。“生体内で”の主なスクリーニングは、P3 88ドキソルビシン耐・1性Johnson’ s白血病(P 388 / D  x )を有する。(110’細胞/マウス)BDFIマウスにおいて実施さ、 れ・た、こ、れらの薬剤は腫瘍接種後で第1日に静脈注射によって1投与1嬰− 九た。結果を表2中に報告する0両方の化合物は・活−性゛でそfしてドキソル ビシンよりも効力があった。
化1合−A4も、ドキソルビシン耐性P388 5chab eil (に封し て“生体外で” (表3)、及びBDFIマウス(’1 :O”細胞/マウス) に対して“生体内で”、腫瘍接種の後第1日に静脈注射処置で(表4)試験した 。最後に、化合物Iaは、固体腫瘍例えばマウス及びヒトの乳癌(MXI)に対 して静脈注射及び経口ルートによって(表5及び6)試験した。
L “”のLoVo LoVo Dx ’ にコロニー の a)IC,。=コロニー成長の50%を抑制する濃度b)R,1,=耐性指数=  (ICsoLoVo/Dx)/ (JCl。LoVo) 宍」し “ ・”のド ゝルビシン P 88Johns。
n’s に A4 びA5の c)O,D、=最適投与量:耐えられた最大の投与量。
d)T/C%=(処置したマウスの生存時間メジアン)÷(コントロールの生存 時間メジアン)X100人工し 5chabe I に A4 !ユj!!JLL 去」− “ ′”の′ ゛ルビシン P 8Schabe1の に・ るA4の 云」L マ ス に A4の f)iv q4dx4=4日毎に4回の静脈注射処置g)po Q4dx4=4 日毎に4回の経口処置前」− ヒトの −MX に・ A4の h)iv q7dx3−7日毎に3回の静脈注射処置1)po q7dx3=7 日毎に3回の経口処置栗」L 一般式A: Xは、線状の若しくは分岐したC2〜C,アルキル基またはベンジル基−C82 Cs Hsを表し、そして式が、モルホリノ環の炭素原子C−2“において(S )。
または(R)の立体配置を有するコ を有するドキソルビシンのモルホリニル誘導体は、抗腫瘍剤である。
国際調査報告 PCT/EP 90102229

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式A: ▲数式、化学式、表等があります▼A [式中、 Xは、線状の若しくは分岐したC1〜C6アルキル基またはベンジル基を表し、 そして 式が、2′′位の炭素原子において(S)または(R)立体配置を有する] のアントラサイクリングリコシド及びその製薬上受け入れられる酸付加塩。
  2. 2.Xがメチルである、請求項1記載の化合物。
  3. 3.XがC2〜C6アルキルである、請求項1記載の化合物。
  4. 4.3′−デアミノ−3′−[2′′(S)−ベンジルオキシ−4′′−モルホ リニル]−ドキソルビシン及びその塩酸塩:3′−デアミノ−3′−[2′′( S)−エトキシ−4′′−モルホリニル]−ドキソルビシン及びその塩酸塩;3 ′−デアミノ−3′−[2′′(R)−イソプロピルオキシ−4′′−モルホリ ニル〕−ドキソルビシン及びその塩酸塩;3′−デアミノ−3′−[2′′(S )−メトキシ−4′′−モルホリニル]−ドキソルビシン及びその塩酸塩;並び に3′−デアミノ−3′−[2′′(R)−メトキシ−4′′−モルホリニル] 及びその塩酸塩から成る群から選ばれる、請求項1記載の化合物。
  5. 5.(i)ドキソルビシンまたはその酸付加塩を式C:▲数式、化学式、表等が あります▼C [式中、 Xは請求項1において定義したものと同じ〕のジヨード化合物と反応させること :そして(ii)もし所望ならば、かくして得られる式Aのアントラサイクリン グリコシドをその製薬上受け入れられる酸付加塩に転化すること; を含む、請求項1記載の式Aのアン トラサイクリングリコシドまたはその製薬上受け入れられる塩を製造するための 方法。
  6. 6.極性非プロトン性溶媒中に溶解したドキソルビシンまたはその塩酸塩を、室 温で乾燥有機塩基の存在下で、一般式Cのジヨード化合物と反応させて式Aの対 応するモルホリニルドキソルビシン誘電体を生成させ、溶出系として塩化メチレ ン−メタノール(97:5v/v)を使用するシリカゲルカラム上での精製の後 、これをメタノール性無水塩化水素による処理によってその塩酸塩として単離す る、請求項5記載の方法。
  7. 7.製薬上受け入れられる担体または希釈剤及び、活性成分として、請求項1記 載の式Aのアントラサイクリングリコシドまたはその製薬上受け入れられる酸付 加塩を含む製薬組成物。
  8. 8.抗腫瘍剤としての使用のための、請求項1記載の式Aのアントラサイクリン グリコシドまたはその製薬上受け入れられる酸付加塩。
  9. 9.請求項5記載の式Cのジヨード化合物。
  10. 10.(a)式S1: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Xは請求項1において定義したものと同じ]の化合物を適ヨウ索酸塩酸化するこ と;(b)かくして得られる式D1: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Xは上で定義したものと同じ] のジアルデヒド覇導体を還元すること;(c)かくして得られた式E1: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Xは上で定義したものと同じ] のジヒドロキシ誘導体をスルホン化すること;そして(d)かくして得られるス ルホン化された誘導体をヨウ素化すること; を含む、請求項5記載の式Cのジヨード化合物の製造方法。
  11. 11.D−またはL−アラビノースをアルコールX−OH 〔式中、 Xは請求項1において定義したものと同じ]と反応させて、それによって式S1 の化合物を生成させる、請求項10記載の方法。
  12. 12.ステップ(c)において式E1のジヒドロキシ誘導体をp−トルエンスル ホニルクロリドと反応させる、請求項10記載の方法。
JP50124491A 1989-12-19 1990-12-18 ドキソルビシンのモルホリニル誘導体及びそれらの製造方法 Expired - Fee Related JP3300342B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB898928654A GB8928654D0 (en) 1989-12-19 1989-12-19 Preparation of 2-methoxy-4-morpholinyl anthracyclines
GB8928654,6 1989-12-19
GB909007513A GB9007513D0 (en) 1990-04-03 1990-04-03 Morpholinyl derivatives of doxorubicin and process for their preparation
GB9007513,6 1990-04-03
PCT/EP1990/002229 WO1991009046A1 (en) 1989-12-19 1990-12-18 Morpholinyl derivatives of doxorubicin and process for their preparation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04503679A true JPH04503679A (ja) 1992-07-02
JP3300342B2 JP3300342B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=26296395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50124491A Expired - Fee Related JP3300342B2 (ja) 1989-12-19 1990-12-18 ドキソルビシンのモルホリニル誘導体及びそれらの製造方法

Country Status (28)

Country Link
EP (1) EP0434960B1 (ja)
JP (1) JP3300342B2 (ja)
KR (1) KR0183033B1 (ja)
CN (2) CN1024922C (ja)
AT (1) ATE143023T1 (ja)
AU (1) AU636429B2 (ja)
CA (1) CA2046857C (ja)
CZ (1) CZ281949B6 (ja)
DE (1) DE69028610T2 (ja)
DK (1) DK0434960T3 (ja)
ES (1) ES2094136T3 (ja)
FI (1) FI97389C (ja)
GR (1) GR3021557T3 (ja)
HR (1) HRP921226B1 (ja)
HU (2) HU208148B (ja)
IE (1) IE81174B1 (ja)
IL (3) IL96643A (ja)
MY (1) MY119192A (ja)
NO (2) NO175533C (ja)
NZ (1) NZ243695A (ja)
PT (1) PT96226B (ja)
RU (1) RU2100366C1 (ja)
SI (1) SI9012379B (ja)
SK (1) SK278994B6 (ja)
TW (1) TW208019B (ja)
UA (1) UA27108A1 (ja)
WO (1) WO1991009046A1 (ja)
YU (1) YU48136B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5843903A (en) * 1995-11-27 1998-12-01 The Administrators Of The Tulane Educational Fund Targeted cytotoxic anthracycline analogs
DE60031793T2 (de) * 1999-12-29 2007-08-23 Immunogen Inc., Cambridge Doxorubicin- und daunorubicin-enthaltende, zytotoxische mittel und deren therapeutische anwendung
CN100341589C (zh) 2002-05-24 2007-10-10 血管技术国际股份公司 用于涂覆医用植入物的组合物和方法
CA2633589A1 (en) 2002-09-26 2004-04-08 Angiotech International Ag Perivascular wraps
JP2006516548A (ja) 2002-12-30 2006-07-06 アンジオテック インターナショナル アクツィエン ゲゼルシャフト 迅速ゲル化ポリマー組成物からの薬物送達法
AU2004222527A1 (en) * 2003-03-18 2004-09-30 Pharmacia Italia Spa Combined therapy comprising nemorubicin and a cyclooxygenase-2-inhibitor
JP2009542765A (ja) * 2006-07-12 2009-12-03 ネルビアーノ・メデイカル・サイエンシーズ・エツセ・エルレ・エルレ 結晶性ネモルビシン塩酸塩
CN101555264B (zh) * 2008-04-11 2014-09-03 天津和美生物技术有限公司 具有高活性的四环蒽醌类抗生素的衍生物及其制备和应用
CN101353361B (zh) * 2008-08-08 2011-06-01 中国人民解放军第四军医大学 一种阿霉素前体药物的制备方法及其应用
ES2533710T3 (es) * 2010-12-02 2015-04-14 Nerviano Medical Sciences S.R.L. Proceso para la preparación de derivados de morfolinil antraciclina
RU2666356C2 (ru) 2013-04-29 2018-09-07 НЕРВИАНО МЕДИКАЛ САЙЕНСИЗ С.р.л. Новые производные морфолинилантрациклина
WO2015089268A1 (en) 2013-12-11 2015-06-18 University Of Massachusetts Compositions and methods for treating disease using salmonella t3ss effector protein (sipa)
RU2715902C2 (ru) 2014-11-05 2020-03-04 НЕРВИАНО МЕДИКАЛ САЙЕНСИЗ С.р.л. Функционализированные производные морфолинилантрациклина
CN115043895A (zh) * 2022-07-15 2022-09-13 戊言医药科技(上海)有限公司 一种pnu-159682及其中间体的制备方法
WO2024038065A1 (en) * 2022-08-15 2024-02-22 Synaffix B.V. Anthracyclins and conjugates thereof

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2883443A (en) * 1956-07-13 1959-04-21 Ruetschi Karl Lead-acid storage battery
US4363857A (en) * 1981-10-16 1982-12-14 General Motors Corporation Laminated metal-plastic battery grid
US4423123A (en) * 1980-04-17 1983-12-27 Shin-Kobe Electric Machinery Co., Ltd. Electric storage battery and a method of making the same

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57163393A (en) * 1981-03-27 1982-10-07 Microbial Chem Res Found Novel anthracyclin derivative and its preparation
US4710564A (en) * 1985-01-18 1987-12-01 Microbial Chemistry Research Foundation Anthracycline compounds
GB2172594B (en) * 1985-03-22 1988-06-08 Erba Farmitalia New morpholino derivatives of daunorubicin and doxorubicin
JPS6215323A (ja) * 1986-02-14 1987-01-23 Dainippon Ink & Chem Inc 微多孔中空繊維の製造法
US4861836A (en) * 1986-12-23 1989-08-29 Daikin Industries Ltd. Novel, iodine-containing compound, preparation thereof and block copolymer comprising the same

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2883443A (en) * 1956-07-13 1959-04-21 Ruetschi Karl Lead-acid storage battery
US4423123A (en) * 1980-04-17 1983-12-27 Shin-Kobe Electric Machinery Co., Ltd. Electric storage battery and a method of making the same
US4363857A (en) * 1981-10-16 1982-12-14 General Motors Corporation Laminated metal-plastic battery grid

Also Published As

Publication number Publication date
NO913176D0 (no) 1991-08-14
NO175533C (no) 1994-10-26
NO176911B (no) 1995-03-13
CZ621990A3 (en) 1997-01-15
HU209433B (en) 1994-06-28
CN1039708C (zh) 1998-09-09
HUT60232A (en) 1992-08-28
FI913887A0 (fi) 1991-08-16
ES2094136T3 (es) 1997-01-16
WO1991009046A1 (en) 1991-06-27
NO940831L (no) 1991-08-14
SI9012379A (en) 1997-12-31
DE69028610T2 (de) 1997-02-06
PT96226B (pt) 1998-06-30
CN1053238A (zh) 1991-07-24
IL96643A0 (en) 1991-09-16
SK621990A3 (en) 1998-05-06
NO175533B (no) 1994-07-18
NZ243695A (en) 1993-06-25
DE69028610D1 (de) 1996-10-24
KR0183033B1 (ko) 1999-04-01
KR920701228A (ko) 1992-08-11
HUT59693A (en) 1992-06-29
HU208148B (en) 1993-08-30
EP0434960B1 (en) 1996-09-18
ATE143023T1 (de) 1996-10-15
RU2100366C1 (ru) 1997-12-27
JP3300342B2 (ja) 2002-07-08
IE904543A1 (en) 1991-06-19
DK0434960T3 (da) 1996-10-14
NO913176L (no) 1991-08-14
EP0434960A1 (en) 1991-07-03
CN1079215A (zh) 1993-12-08
TW208019B (ja) 1993-06-21
CN1024922C (zh) 1994-06-08
SK278994B6 (sk) 1998-05-06
IL96643A (en) 1995-01-24
FI97389B (fi) 1996-08-30
CZ281949B6 (cs) 1997-04-16
IL111527A (en) 1998-02-22
HRP921226A2 (en) 1995-12-31
AU6919491A (en) 1991-07-18
FI97389C (fi) 1996-12-10
NO176911C (no) 1995-06-21
HRP921226B1 (en) 1998-10-31
YU237990A (sh) 1993-05-28
GR3021557T3 (en) 1997-02-28
IE81174B1 (en) 2000-06-14
IL111527A0 (en) 1995-01-24
HU912994D0 (en) 1992-01-28
HU9200656D0 (en) 1992-05-28
YU48136B (sh) 1997-05-28
CA2046857A1 (en) 1991-06-20
PT96226A (pt) 1991-09-30
MY119192A (en) 2005-04-30
SI9012379B (sl) 2000-02-29
NO940831D0 (no) 1994-03-09
AU636429B2 (en) 1993-04-29
CA2046857C (en) 2001-06-12
UA27108A1 (uk) 2000-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04503679A (ja) ドキソルビシンのモルホリニル誘導体及びそれらの製造方法
JP2558131B2 (ja) コンブレタスタチン類
US4464529A (en) Analogues of morpholinyl daunorubicin and morpholinyl doxorubicin
JP4066389B2 (ja) モルホリニルアントラサイクリン誘導体
US4585859A (en) Analogues of morpholinyl daunorubicin and morpholinyl doxorubicin
US4826964A (en) Bridged oxygen analogs of daunorubcin and doxorubicin
BE1000407A4 (fr) Anthracycline glycosides a activite antitumorale, leur preparation, les composes intermediaires de cette preparation, et compositions et utilisation de ces substances.
JPS61227589A (ja) 新規アントラサイクリングリコシド類,それらの製造方法及びそれらを含む抗腫瘍剤
US4133877A (en) Anthracycline ethers and use therefor
US4322412A (en) Anthracycline glycosides, their preparation, use and compositions thereof
AU632102B2 (en) New 3'-(4-morpholinyl)- and 3'-(2-methoxy-4-morpholinyl)- anthracycline derivatives
JP3068258B2 (ja) 13−ジヒドロ−3′−(2−アルコキシ−4−モルホリニル)アンスラサイクリン
HU206700B (en) Process for producing new 4'-epi-4'-amino-antracyclines and pharmaceutical compositions containing them
JPH01254695A (ja) 新規4―デメチル―4―0―(p―フルオロベンゼンスルホニル)アントラサイクリングリコシド類
BE1001688A5 (fr) Nouveaux derives de demethoxy-4 anthracycline.
JPH0225497A (ja) 細胞増殖抑制活性を有するアントラサイクリン誘導体
US4604381A (en) 4-demethoxy-13-dihydrodaunorubicin and use thereof
EP1464636B1 (en) Novel substance having antitumor/anti-inflammatory activity
US5412081A (en) New 4'-epi-4'-amino anthracyclines
FR2630914A1 (fr) Nouveaux analogues du l-fucose, leur procede de preparation, application de ces analogues a la preparation de nouveaux glycals, anthracyclines obtenues a l'aide de ces glycals et utilisation desdites anthracyclines en tant que medicaments
EP0683787B1 (en) 4'-o-sulfonyl-anthracycline derivatives
JPS6260397B2 (ja)
JPH01311095A (ja) 4―デメトキシ―4′―デオキシ―4′―ヨードアントラサイクリングリコシド
FR2630915A1 (fr) Nouveaux glycals, anthracyclines obtenues a l'aide de ces glycals et utilisation desdites anthracyclines en tant que medicaments

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees