JPS61227589A - 新規アントラサイクリングリコシド類,それらの製造方法及びそれらを含む抗腫瘍剤 - Google Patents

新規アントラサイクリングリコシド類,それらの製造方法及びそれらを含む抗腫瘍剤

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JPS61227589A
JPS61227589A JP61065042A JP6504286A JPS61227589A JP S61227589 A JPS61227589 A JP S61227589A JP 61065042 A JP61065042 A JP 61065042A JP 6504286 A JP6504286 A JP 6504286A JP S61227589 A JPS61227589 A JP S61227589A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • C07H15/252Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗腫瘍性アントラサイクリングリコシド類、
それらの製造方法、それらを含む組成物及びそれらグリ
コシド類の用途に関する。
ダウノルビシン(ダウンマイシン)及びドキソルビシン
(アドリアマイシン)はともによく知られた抗腫瘍性ア
ントラサイクリングリコシド類であり、それらの製造方
法及び用途は先行技術において詳細に記載されている。
ダウノルビシンのアグリコンであるダウノマイシノンは
1本発明の化合物を製造するために用いられる出発物質
の1つであり、これもよく知られた物質であって、英国
特許第1,003,383号に記載されかつ特許請求さ
れている。
本発明は、まず第1に、次式(I) 聞2 〔式中、Rは水素原子又は水酸基である。〕で示される
新たなアントラサイクリングリコシド類及びそれらの薬
学的に許容される塩類例えば塩厳塩を提供する。さらに
詳しくは1本発明の新たなアントラサイクリングリコシ
ド類は。
IA:3’−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオ
キシ−4′−アミノダウノルビシン(R=H) IB:3’−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオ
キシ−4′−アミノドキンルビシン(R=OH)である
化合物IA及びIB並びに薬学的に許容されるそれらの
塩は以下の2通りの方法によって製造される。そして、
これらの製造方法もまた本発明に含まれる。第1の製造
方法はその出発物質として3′−デアミノ−4′−デオ
キシ−3’、4’−エピイミノダウノルビシン(II)
を用いる。この出発物質3′−デアミノ−4′−デオキ
シ−3’、4’ −二ビイミノダウノルビシン(II)
 (7)製造方法を図式1に示す。
図式 ! 第2の方法は新規なへ口置換糖であるl−クロル−2,
4,6−トリデオキシ−3−0−1リフルオルアセチル
−4−トリフルオルアセトアミド−L−リキソピラノー
スCm)の使用を含む。
本発明の第1の方法は、3′−デアミノ−4′−デオキ
シ−3’、4’−エピイミノダウノルビシンのイミノ環
を開環し、生じるアクシャシ4′−フミノ基をトリフル
オルアセチル化して次式N)4COCF3 で示される化合物を形成し、この式(ff)で示される
化合物を次式(V) F で示されるその3’、4’−オキサゾリジン誘導体に変
換し、式(V)で示される化合物を酸性条件下で加水分
解してRが水素原子である式(Dで示されるアントラサ
イクリングリコシドを得、所望ならば、前記アントラサ
イクリングリコシドをその薬学的に許容される塩に変換
し、また所望ならば、式CI)で示される前記アントラ
サイクリングリコシド又は薬学的に許容されるその塩を
ブロム化し、かくして得られた14−ブロム誘導体を加
水分解してRが水酸基である式(I)で示されるアント
ラサイクリングリコシドを得、更に所望ならば、Rが水
酸基である式CI)で示されるアントラサイクリングリ
コシドを薬学的に許容されるその塩に変換することから
なる。
かかる方法による式(n)で示される化合物からのダウ
ノルビシン誘導体IAの製造を以下の反応図式Hによっ
て示す。
代表的には、p−トルエンスルホン酸の存在下化合物■
を水−アセト混合物に溶解させると糖部分がL−キシロ
配置でC−4′位に7ミノ基を有するトランスジアクシ
ャル開環生成物を高収率で生成する。対応するN−トリ
フルオルアセチル誘導体は、トリフリックアンヒドリド
(triflicanhydride)と反応させ、続
いて温和なアルカリ処理をすることによって3’、4’
−オキサゾリジン誘導体Vに変換し、この3’、4’−
オキサゾリジン誘導体を酸で加水分解することにより化
合物IAが得られる。
化合物IAは、14−位をブロム化し、この14−ブロ
ム誘導体をギ酸ナトリウム水溶液で加水分解することに
より化合物IBに変換される。これらブロム化及び加水
分解の条件は米国特許第3,803,124号又は英国
特許第1.217,133号に記載された条件である。
かかる第1の方法の実施態様に従って、アセトンに溶解
させた3′−デアミノ−4′−デオキシ−3′,4′−
エピイミノダウノルビシンはp −トルエンスルホン酸
を用いて室温で8時間処理する−と3′−デアミノ−3
1−ヒドロキシ−3′−エビ−4′−デオキシ−4′−
アミノダウノルビシンを生成し、この3′−デアミノ−
3′−ヒドロキシ−4′−デオキシ−4′−アミノダウ
ノルビシンを無水の塩化メチレン中無水トリフルオル酢
醜を用いて室温で1時間処理すると3′−デアミノ−3
′−ヒドロキシ−31−エピ−4′−デオキシ−4′−
トリフルオルアセトアミドダウノルビシンが得られる。
この3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−3′−エビ−
4′−デオキシ−4゛−トリフルオルアセトアミドダウ
ノルビシンは、無水の塩化メチレン中無水のピリジン存
在下0℃でトリプルオルメタンスルホン酸無水物で処理
すると、その3’−0−)リフルオルメタンスルホン酸
銹導体に変換し、この3 ’ −0−)リフルオルメタ
ンスルホンi1M導体は、5%の炭酸水素ナトリウム水
溶液を用いて温和なアルカリ処理することにより、その
3’、4’−オキサゾリジン誘導体を生成する。この3
’、4’−オキサゾリジン誘導体を、メタノール溶液中
0.5N塩化水素酸を用いて室温で1時間酸性加水分解
すると、所望の3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4
′−デオキシ−4′−アミノダウノルビシン(R=H)
がその塩酸塩として単離される。そして所望ならば、こ
の3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオキシ
−4′−アミノダウノルビシンをクロロホルム中臭素と
反応させてその14−ブロム誘導体とし、このブロム誘
導体を窒素雰囲気下ギ酸ナトリウムの水溶液を用いて室
温で48時間温和な加水分解を行なうことにより、R=
OHである式(1)で示される化合物が遊離の塩基とし
て得られる。そしてこの化合物は、塩化水素の無水メタ
ノール溶液で処理することにより、その塩酸塩として単
離される。
本発明の第2の方法は、ダウノマイシノンを次式(m) で示される化合物と縮合させ、続いて温和なアルカリで
処理することにより、次式(■)で示される化合物を得
1式(■)で示される化合物からN−)リフルオルアセ
チル基を除去してRが水素である式(1)で示されるア
ントラサイクリングリコシドを得、所望ならば、前記ア
ントラサイクリングリコシドを薬学的に許容されるその
塩に変換し、また所望ならば式(I)で示される前記ア
ントラサイクリングリコシド又は薬学的に許容されるそ
の塩をブロム化し、かくして得られた14−ブロム誘導
体を加水分解して、Rが水酸基である式CI)で示され
るアントラサイクリングリコシドを得、更に所望ならば
、Rが水酸基である式(I)で示されるアントラサイク
リングリコシドを薬学的に許容されるその塩に変換する
ことからなる。
かかる第2の方法によるダウノルビシン誘導体IAの製
造を下記の反応図式■に示す。
図式 m 図式■において、トリフルオルメタンスルホン酸銀の存
在下、ダウノマイシノン■を化合物mと縮合させると保
護されたグリコシド■を生成する0次いで、温和な加水
分解により、この保護されたグリコシド■からそのN−
)リフルオルアセチル基を除去すると化合物IAが得ら
れる。縮合を行なう条件は米国特許第4,112,07
4号に記載された条件であってもよい。
更に、化合物IAは、14−位をブロム化し。
14−ブロム誘導体をギ酸ナトリウム水溶液で加水分解
することにより化合物IBに変換することができる。か
かるブロム化及び加水分解の条件は、米国特許第3 、
803 、.124号又は英国特許第1.217.13
3号に記載された条件である。
XA   かかる第2の方法の実施態様に従えば、乾燥
塩化メチレン中に溶解させたダウノマイシノンをモルキ
ュラーシーブとトリフルオルメタンスルホン酸銀の存在
下1−クロル−2,4,6−トリデオキシ−3−0−ト
リフルオルアセチル−4−トリフルオルアセトアミド−
L−リキソ−ヘキソピラノシルクロリドと室温で1時間
反応させてN、0を保護したグリコシドを得る。この保
護したグリコシドをNaHCO3飽和水溶液で処理する
と3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオキシ
−41−トリフルオルアセトアミドダウノルビシンが得
られる。これをアセトンに溶解させ。
0、INの水酸化ナトリウム水溶液を用いて温度0℃で
1時間温和なアルカリ加水分解に付すと、R=Hの式C
I)で示される化合物が遊離の塩基として得られる。こ
の塩基を塩化水素の無水メタノール溶液で処理するとそ
の塩酸塩として単離される。また所望ならば、この塩基
をクロロホルム中臭素と反応させてその14−ブロム誘
導体を得、これを窒素雰囲気下ギ酸ナトリウムの水溶液
を用いて室温で48時間加水分解することにより、Rが
OHである式(I)で示される化合物が遊離の塩基とし
て得られ、これを塩化水素の無水メタノール溶液で処理
することにより、その塩酸塩として単離される。
本発明はまた、活性成分としての式(I)で示されるア
ントラサイクリングリコシド又は薬学的に許容されるそ
の塩と薬学的に許容される担体又は稀釈剤とからなる薬
学的組成物をも提供する。
治療上有効な量の本発明の化合物を不活性な担体と合わ
せる。慣用的な担体を用いることができ、組成物は慣用
的な方法で配合することができる。
本発明の化合物は、ヒト又は動物体の治療処置方法にお
いて有用である。具体的には1本発明の化合物は、患者
に治療上有効量の化合物を投与することにより抗腫瘍剤
として有用である。
以下具体的な例に基づいて本発明を更に詳細に説明する
無水の塩化メチレン30−に2.4.6−トリデオキシ
−4−トリフルオルアセトアミド−L−リキソヘキンビ
ラノース0.49gを溶解させた溶液に0℃で無水トリ
フルオル酢酸5mlを加えた。0℃で2時間更に室温で
1時間放置した後。
反応混合物を蒸発させると対応する1、3−0−ジトリ
フルオル酢酸誘導体がシロップ状として得られた。これ
を無水のジエチルエーテル2〇−に直接溶解し、0℃で
乾燥塩化水素で飽和させた。
0 ”Cで一晩放置した後、反応混合物を減圧で蒸発さ
せ、更に精製することなく続くカップリング反応に好適
な標記化合物(m)を得た。
モルキュラーシーブ(4A、メルク社製)存在下におい
て乾燥塩化メチレン120−に溶解させたダウノルビシ
ン0.9gと化合物(III)0.7gとのカップリン
グは、ジエチルエーテル2〇−中触媒としてトリフルオ
ルメタンスルホン酸o、saogを用いて行なった。室
温で1時間激しく撹拌した後、反応混合物を炭酸水素ナ
トリウムの飽和水溶液で処理し、次いで有機層を分離し
減圧下蒸発させた。
粗製の残渣をシリカゲルカラムに載せ、塩化メチレン:
メタノールの体積比98:2の溶離液を用いてクロマト
グラフィーによる精製を行なうと3′−デアミノ−3′
−ヒドロキシ−4′−デオキシ−4′−トリフルオルア
セトアミドダウノルビシン0.810gが得られた〔融
点146〜147℃(分解)〕。
FD−MS  623 (M)? 塩化メチレン:メタノール体積比lO:1の溶媒系を用
いる薄層板(メルク社製シリカゲルF254)上のTL
CRf=0.31 NMRスペクトル(200MHz 、CDCl s )
特に(inter alia)δ13.97(s、IH
0H−6) ; 13 、45 (s 、 IH−OH
−11)、8.03 (d、J=8.0Hz、IH,H
l)、7.79 (t 、J=8.0I(z 。
IH,H2)、7.39 (d、J=8.0Hz 、I
H,H3)、6.52 (d、J=9.2Hz、IH,
NH)、5.53 (bd。
J=4.3Hz、IH,H1’)、5.21(dd、J
=4.2,2.3Hz、IH。
H7)、4.36 Cs、1B、0H−9)。
4.32 (bq、J=6.7Hz、IH。
H5’)、4.3−4.2 (m、2H。
H3’andH4’)、4.05 (s、3H。
0CH3)、3.18(dd、J=18.8゜1 .1
Hz  、IH,Hloeq)、2.88(d、J=1
8.8Hz、IH,Hloax)。
2.40  (s、3H,C0CH5)  、2.24
(ddd、J=15.0,2.3,1.1Hz 、IH
,H8eq)、2.12  (dd 。
J=15.0,4.2   Hz、LH,H8ax) 
 、2.00(bd、J=13.0゜4.8Hz、LH
,H2’eq)、1.67(ddd、J=13.0,1
2.0,4.3Hz、LH,H2’a’x)、1.23
  (d。
J = 6.7Hz 、3H、CH3−CH)。
N−)リフルオルアセチル誘導体0.65gをアセトン
10−に溶解し、0.INの水酸化ナトリウム水溶液5
0−を用いて0℃で処理した。1時間後、溶液をpH8
,1に調整し塩化メチレンを用いて繰り返し抽出した0
合わせた有機層抽出物を乾燥し小体積に濃縮した後塩化
水素の無水メタノール溶液でP)13.5の触性にした
。過剰のジエチルエーテルを添加すると3′−デアミノ
−3′−ヒドロキー4′−デオキシ−4′−アミノ−ダ
ウノルビシン(IA)が塩酸塩として0.550g得ら
れた。
融点 145〜146℃(分解) Rf=0.35  TLC系CH2C12/MeOH/
H20(体積で150:42:6) 乾燥メタノール4.5−とジオキサン7.5−とに溶解
させた3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオ
キシ−4′−アミノダウノルビシン0.2gをオルトギ
酸エチル0.2−と臭素の乾燥塩化メチレン溶液(乾燥
塩化メチレン1004当り臭素9.5g)0.75−と
で処理する。
12〜15℃で3時間放置した後、反応混合物をジエチ
ルエーテル40−と石油エーテル2〇−との混合物に注
ぐ。
生成する沈殿を、濾過し、ジエチルエーテルで洗浄した
後、アセトン4−に溶解させ、0.25Nの臭化水素水
溶液(4−)で処理する。
室温で15時間放置した後、ギ酸ナトリウム0.3gを
水4.5gに溶解させて加え1反応混合物を窒素雰囲気
下で2日間撹拌し、然る後、蒸発乾固した。
残液を塩化メチレン:メタノールの2=1溶液80m7
に溶解させ、炭酸水素ナトリウムの2.5%水溶液35
−で洗浄した。
水層を塩化メチレンでもはや抽出物が着色しないように
なるまで抽出し、次いで、有機層とこの塩化メチレン抽
出物とを合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
蒸発濃縮し、15aJの小体積とした。
この赤色の溶液を、塩化水素の無水メタノール溶液でP
H3,5(コンゴーレッドを指示薬とする)に調整し、
過剰のジエチルエーテルと混合すると、3′−デアミノ
−3′−ヒドロキシ−4′−デオキシ−4′−アミノド
キンルビシンが塩酸塩として得られる(0.165g)
、融点149〜150℃、Rf=O,16,TLC系C
H: CfL2 /Me OH/ H20(体積比15
0.42:6)  。
誌 区点ユ 水80wJとアセトン20−との混合物にエビ
ダウノルビシン(a)2gを溶解させた溶液を室温pH
8でサリシルアルデヒド0.5−を用いて処理した。
10分後、酢酸エチルを加え、有機層を分離し、この有
機層を2度洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過
し、減圧下蒸発乾固した。
先ず、残渣をヘキサンで倍散し、直跡最のサリシルアル
デヒドを除去し、次いでジクロルメタン−ヘキサンから
晶出すると、融点125℃(分解)、溶離剤としてCH
2Cl2−アセトン(体積比8/2)の混合液を用いる
シリカゲルF254 (メルク社製)TLCのRf値0
.45である4−エビ−N−サリシリデンダウノルビシ
ン(b)が得られた。
無水のジクロルメタン20aJと乾燥ピリジン2−とに
42−エビ−N−サリシリデンダウノルビシン(b)2
gを溶解させた溶液を一1θ℃に保ち、トリフリックア
ンヒドリド0.8−の溶液を添加した。
一10℃で1時間保持した後、混合物をジクロルメタン
で希釈し、水、冷0.1MHcI冷5%NaHCOx水
溶液及び水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、濾過し、更に溶媒を減圧で除去すると(C)が
得られた。
溶離剤としてCH2cu、−アセトン混合物(体積比9
5:5)を用いて薄層クロマトグラフィー(メルク社製
シリカゲルF254使用)を行なったところRf値は0
.75であった。
粗生成物(C)をメタノール50−に溶解し、p−)ル
エンスルホン酸1水和物0.2gを添加した。
この溶液を室温で1時間保持し1次いで水100−を加
え、少量のジクロルメタンで抽出した。
水層を0.1MNaOHでpH8に調整しジクロルメタ
ンを加えた。
有機層を分離し、水で洗浄し、無水の硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧で蒸発させ、小体積とした。
この混合物を、pi(7に緩衝させたシリカゲルのカラ
ムでジクロルメタン−エタノールを溶離剤として用いク
ロマトグラフィーにより精製した。
生成物(II)(融点203〜205℃)を含む溶出液
を水で洗浄し、減圧で蒸発させ、少量のジクロルメタン
で採取し、冷静s2−を加え、更にヘキサンを加えた。
沈殿をガラス濾過器で集め、ヘキサン−ジエチルエーテ
ルで洗浄し、減圧乾燥した。
融点 218℃(分解) FD  MS  509(MI Rf値 0.38%〔溶離剤としてCH2Cl2−CH
5OHCH3C0OHH20混合物(体積比30:4:
1:0.5)を用いメルク社製のシリカゲルF254薄
層クロマトグラフィによる〕 NMRスペクトル(200MHz、CDC1g):13
.97(S、IM、立上6)、13.29(s 、LH
,0HII);5.31 (dd。
J=2.3.6Hz 、IH,Hl ’);5.25 
(dd、J=2.2.4Hz、IH。
几7)、4.41  (qd、J=1.3゜6.5Hz
 、LH,H5’): 4.08  Cs 。
3H,0CHa);2.1−2.3 (m。
3H,H4’  、143’  、H2’ax);1.
84 (ddd、J=2.3,5.4゜15.5Hz、
IH,H2ニエj); 1 、35(d、J=6.5H
2,3H,CHx)。
3′−デアミノ−4′−デオキシ−3’、4’−二ビイ
ミノダウノルビシン(II)3gをアセトン200−に
溶解させた溶液にP−1ルエンスルホン酸1水和物0.
5gを加えた。この混合物を室温で8時間保持し、次い
で水と塩化メチレンを加えた。水層を0.IN水酸化ナ
トリウム水溶液でpH8に調整した。有機層を分離し、
水で洗浄し、無水の硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減
圧で蒸発させて小体積とした。この粗製のグリコシドを
、溶離剤として塩化メチレン−メタノール−水(体積比
100:10:0.5)を用い、シリカゲルカラムによ
るクロマトグラフィーで精製した。生成物(2,5g)
を塩酸塩として単離した。
融点 80℃(分解) 、FD−MS  527 (M)! Rf値 0.20[塩化メチレン:メタノール:酢触:
水(体積比30:4:1:0.5)の溶媒系を用いてシ
リカゲルプレート(メルク社製F254)での薄層クロ
マトグラフィーによる〕NMRスペクトル(200MH
2、CDC13)特に8.01 (dd、J=8.0,
1.0Hz、IH,H−1)、7.76 (t 、J=
8.0 、IH,H−2)ニア、36 (dd 、J=
8 .0 .1 .0Hz、IH,H−3);s、42
  (bd、J=3.7Hz、IH。
H1’)  ;  5.19  (dd、J=4.0゜
2.1Hz 、LH,[7);4.55  (dq 。
J=6.6,1.9H2,IH,H−5’);4.06
  (5,3H,0CH3);3.84(ddd、J=
4.0,3.5,3.0Hz。
IH,H3’)  ;3.12  (dd、J=18.
9,1.5Hz、IH,Hloeq)  ;2.98 
 (d、J=18.9Hz、IH。
Hloax);2.68  (m、IH,H4’);2
.40  (S、3M、C0CHx);2.34(dd
d、J=15.0,2.1,1.5Hz、IH,H8e
q);2.9(dd、J=15.0,4.0Hz、3.
7Hz、IH。
H2’  ax)  ;  1.71  (bdd、J
=15.2,3.0Hz、IH,H2’eq)C1,2
2(d、J =6.6H2,3H,CHx−CH) 然る後、以下のようにしてN−)リフルオルアセチル誘
導体(■)を得た。
上記塩酸塩2.0gを無水の塩化メチレン100−に懸
濁させ、撹拌子無水トリフルオル酢酸2−で処理した。
1時間後、この混合物にメタノールと飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液50−を加えた。
有機層を分離し、水で洗浄し、無水の硫酸ナトリウムで
乾燥し、濾過し、溶媒を減圧で蒸発させて(IV)2g
を得た。
融点 170℃(分解) FD−MS  623  (M)? Rf値 0.30(塩化メチレン:アセトン(体積比4
:l)の溶媒系を用いてシリカゲルプレート (メルク
社製F254)での薄層クロマトグラフィーによる〕 例6 3’  4’−オキサゾリジン雷゛ V造 無水の塩化メチレン50−と乾燥ピリジン2−とに溶解
させた172gを0℃で無水トリフルオルメタンスルホ
ン酸0.8−を用いて処理することによりその3 ’ 
−〇−)リフルオルメタンスルホン酸誘導体に変換した
。この混合物を塩化メチレンで希釈し、水、冷0.1N
塩酸、冷炭醸水素ナトリウム5%水溶液及び水で洗浄し
た。
有機層を無水の硫酸ナトリウムで乾燥し、炉別し、30
℃に保持した。30分後、溶媒を減圧除去すると3’ 
、4’−オキサゾリジン誘導体V(1,5g)が得られ
た。
Rf値0.30(塩化メチレン:アセトン(体積比95
:5)溶媒系を用いてシリカゲルプレート(メルク社製
F254)での薄層クロマトグラフィーによる〕 FD−MS  605 [M] ? NMRスペクトJl/ (200MHz 、CDC13
)特に5.48 (dd、J=8.0,6.0Hz、I
H,H−1’);5.05(dt。
J=9.9,3.0Hz、IH,H3’):4.26−
4.21 (m、IH,H4’);4.20−4.10
 (m、IH,H5’);4.06 (s、3H,0C
H3)、2.60(ddd、J=15.9,6.0,3
.0Hz  、LH,H2’eq)2.40  (s。
3H,COCH3);  1.75  (ddd。
J=15.9,8.0.3.OH2,IH。
H2’ax)。
例7   IA   R=Hの  ゛ 生成物V2gをメタノール50m1に溶解し、0.5N
塩酸水溶液1dを加えた。この溶液を室温で1時間保持
し1次いで水を加え、塩化メチレンで抽出し、副生成物
を除去した。水層を0.IN水酸化ナトリウム水溶液で
pH8に調整し、塩化メチレンを加えた。有機層を分離
し、水で洗浄し、無水の硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を減圧蒸発させた。この残液を塩化メチレンに溶解し。
無水の塩化水素メタノール溶液とジエチルエーテルを加
えるとIAが塩酸塩として得られた。
Ia  びIb 実験動物において、細胞毒性及び抗腫瘍活性を確かめる
ために、r in vitroJ及びr in viv
o」で本発明の化合物の試験を行なった。ヘラ細胞(H
eli cell)に対するコロニー抑制試験(24時
間処置)では、化合物Iaはダウノルビシン(I D 
5g = 9 ng/ ++J)と同様の細胞毒性(I
D5Q=7ng/wJ)を示した。
rinviマ0」における主要なスクリーニングはP3
88腹水白血病(106細胞/マウス)にかかったCD
F−1マウスで行なった。結果を第1表に示す、化合物
Ia及びIbはその元となる薬剤より活性が高い。
第1表 C3)1/Heマウス内に自然に発生し、進行した乳癌
に対して、化合物IBをドキソルビシンと比較試験した
。化合物を1週間に一度4週間に亘って静脈内投与した
。結果を第2表に示す、最適投与における活性は、再化
合物について同様であった(ドキソルビシン6mg/k
g; I 85 、3mg/kg) 、  Lかしなが
ら、IBの心II毒性はドキソルビシンに比べて著しく
減少した。事実、ドキソルビシンで処置した動物は全て
、心房性及び心室性レベルのいずれにおいても心臓の損
傷を示し、損傷の度合がひどかった。これに反し、In
で処置した動物にあっては1元の薬剤と比べて、損傷の
度合が低く、損傷を受けたマウスの割合も低かった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rは水素原子又は水酸基である。〕で示される
    アントラサイクリングリコシド及び薬学的に許容される
    その塩。 2、3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオキ
    シ−4′−アミノダウノルビシン又はその塩酸塩である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオキ
    シ−4′−アミノドキソルビシン又はその塩酸塩である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4、特許請求の範囲第1項に定義した式( I )で示さ
    れるアントラサイクリングリコシド又は薬学的に許容さ
    れるその塩の製造方法であって、ダウノマイシノンを次
    式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) で示される化合物と縮合させ、次いで、温和なアルカリ
    で処理することにより次式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII); で示される化合物を得、この式(VII)で示される化合
    物からN−トリフルオルアセチル基を除去して、Rが水
    素原子である式( I )で示されるアントラサイクリン
    グリコシドを得、所望ならば、前記アントラサイクリン
    グリコシドを薬学的に許容されるその塩に変換し、所望
    ならば、式( I )で示される前記アントラサイクリン
    グリコシド又は薬学的に許容されるその塩をブロム化し
    、このようにして得られた14−ブロム誘導体を加水分
    解して、Rが水酸基である式( I )で示されるアント
    ラサイクリングリコシドを得、更に所望ならば、Rが水
    酸基である式( I )で示されるアントラサイクリング
    リコシドを薬学的に許容されるその塩に変換する、それ
    ぞれの工程からなる方法。 5、乾燥塩化メチレンに溶解したダウノマイシノンを、
    モルキュラーシーブとトリフルオルメタンスルホン酸銀
    との存在下、室温で1時間1−クロル−2,4,6−ト
    リデオキシ−3−O−トリフルオルアセチル−4−トリ
    フルオルアセトアミド−L−リキソヘキソピラノシルク
    ロリドと反応させてN,Oを保護したグリコシドを得、
    このグリコシドをNaHCO_3飽和水溶液で処理して
    3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオキシ−
    4′−トリフルオルアセトアミドダウノルビシンを得、
    これをアセトに溶かした後0℃で1時間0.1N水酸化
    ナトリウム水溶液で温和なアルカリ加水分解に付し、遊
    離の塩基としてRが水素原子である式( I )で示され
    る化合物を得、これを無水の塩化水素メタノール溶液で
    処理することによりその塩酸塩として単離し、所望なら
    ば、クロロホルム中臭素と反応させてその14−臭素誘
    導体を得、これを窒素雰囲気下ギ酸ナトリウムの水溶液
    を用いて室温で48時間加水分解した後、RがOHであ
    る式( I )で示される化合物を遊離の塩基として得、
    更に無水の塩化水素メタノール溶液で処理することによ
    りその塩酸塩として単離する特許請求の範囲第4項記載
    の方法。 6、特許請求の範囲第1項に定義した式( I )で示さ
    れるアントラサイクリングリコシド又は薬学的に許容さ
    れるその塩の製造方法であって、3′−デアミノ−4′
    −デオキシ−3′,4′−エピイミノダウノルビシンの
    イミノ環を開環し、生成するアクシャル4′−アミノ基
    をトリフルオルアセチル化して、次式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV); で示される化合物を形成し、この式(IV)で示される化
    合物を次式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) で示されるその3′,4′−オキサゾリジン誘導体に変
    換し、この式(V)で示される化合物を酸性条件下で加
    水分解してRが水素原子である式( I )で示されるア
    ントラサイクリングリコシドを得、所望ならば、前記ア
    ントラサイクリングリコシドを薬学的に許容されるその
    塩に変換し、所望ならば、式( I )で示される戦記ア
    ントラサイクリングリコシド又は薬学的に許容されるそ
    の塩を臭素化し、かくして得られた14−ブロム誘導体
    を加水分解して、Rが水酸基である式( I )で示され
    るアントラサイクリングリコシドを得、更に所望ならば
    、Rが水酸基である式( I )で示されるアントラサイ
    クリングリコシドを薬学的に許容されるその塩に変換す
    る、それぞれの工程からなる方法。 7、アセトンに溶解した3′−デアミノ−4′−デオキ
    シ−3′,4′−エピイミノダウノビシンを、p−トル
    エンスルホン酸を用いて室温で8時間処理して3′−デ
    アミノ−3′−ヒドロキシ−3′−エピ−4′−デオキ
    シ−4′−アミノダウノルビシンを得、次いで、これを
    無水の塩化メチレン中無水トリフルオル酢酸と室温で1
    時間反応させて3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−3
    ′−エピ−4′−デオキシ−4′−トリフルオルアセト
    アミドダウノルビシンを得、これを無水の塩化メチレン
    中乾燥ピリジンの存在下0℃で無水トリフルオルメタン
    スルホン酸を用いて処理することによりその3′−O−
    トリフルオルメタンスルホン酸誘導体に変換し、これを
    5%の炭酸水素ナトリウム水溶液を用いて温和なアルカ
    リ処理してその3′,4′−オキサゾリジン誘導体を得
    、これをメタノール溶液中0.5N塩化水素を用いて室
    温で1時間酸性加水分解することにより、所望のRがH
    である3′−デアミノ−3′−ヒドロキシ−4′−デオ
    キシ−4′−アミノダウノルビシンをその塩酸塩として
    単離し、更に所望であれば、クロロホルム中臭素と反応
    させてその14−ブロム誘導体を得、これを窒素雰囲気
    下ギ酸ナトリウムの水溶液を用いて室温で48時間温和
    な加水分解を行うことによりRがOHである式( I )
    で示される化合物を遊離の塩基として得、塩化水素の無
    水メタノール溶液を用いて処理することによりその塩酸
    塩として単離する特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記
    載のアントラサイクリングリコシド又は薬学的に許容さ
    れるその塩かあるいは特許請求の範囲第4項〜第7項の
    いずれか1項に記載の方法によって製造されたものを薬
    学的に許容される希釈剤又は担体と混合してなる薬学的
    組成物。 9、ヒト又は動物体の手術又は治療による処置方法ある
    いはヒト又は動物体についての診断方法に使用するため
    の特許請求の範囲第1項に定義した式( I )で示され
    るアントラサイクリングリコシド又は薬学的に許容され
    るその塩。 10、抗生物質として使用するための特許請求の範囲第
    9項記載のグルコシド又はその塩。 11、抗腫瘍剤として使用するための特許請求の範囲第
    9項記載のグルコシド又はその塩。 12、特許請求の範囲第1項に定義したアントラサイク
    リングリコシドの薬学的の許容される塩の製造方法であ
    って、例2又は3あるいは例5〜7に実質的に記載した
    方法。
JP61065042A 1985-03-28 1986-03-25 新規アントラサイクリングリコシド類,それらの製造方法及びそれらを含む抗腫瘍剤 Expired - Lifetime JPH0660191B2 (ja)

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