JPH0225497A - 細胞増殖抑制活性を有するアントラサイクリン誘導体 - Google Patents

細胞増殖抑制活性を有するアントラサイクリン誘導体

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JPH0225497A
JPH0225497A JP1139372A JP13937289A JPH0225497A JP H0225497 A JPH0225497 A JP H0225497A JP 1139372 A JP1139372 A JP 1139372A JP 13937289 A JP13937289 A JP 13937289A JP H0225497 A JPH0225497 A JP H0225497A
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ハンス・ペーター・クレーマー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は細胞増殖抑制活性(Cytostatic a
ctivity)を有する一般成■ CH。
(ただし式中 plは水素またはヒドロキシル基であり
、 R2は水素、ヒドロキシルまたはメトキシ基であり、 R3は水素またはヒドロキシル基でアリ、R′は水素ま
たはヒドロキシル基であり、R5は水素、ヒドロキシル
またはメトキシカルボニル基であり、 R6はCH2CH3、C0CH3、COCH20H,C
HOHCH3またはCOCH20Hであり、そして R7は2〜6個の炭素原子を有し、そして少なくとも1
個の酸素または窒素または硫黄原子またはC−C二重結
合またはC−C二重結合を含む有機置換基であるが、そ
の二重結合は芳香族複素環系の構成成分であってもよく
、そしてその酸素、窒素または硫黄原子は非環式鎖また
は複素環系の構成成分であってもよい)の新規なアント
ラサイクリン誘導体〔ただしR7がシアノメチル基また
は一般成〇OR* (ただし式中、R*=CH3、CF
3またはCCO3である)の置換基である場合の化合物
を除外するものとする〕、それらの製造法および医薬と
してのそれらの使用に関する。
式(I)においてR7は好ましくは (ただし式中、X=O,NまたはSである)であり、そ
の複素環は場合により−CH3、−NO,、C1(20
H,−Cffまたは−Brにより置換されていてもよい
が、置換されていないのが好ましい。
R7は好ましくは置換されているかまたは置換されてい
ない2−ピコリル(2−メチレンピリジル)、3−ピコ
リルまたは4−ピコリル基であるが、特に好ましくは2
−ピコリルまたは4ピコリル基であり、 R7は好ましくはアリル、クロチルまたはプロパルギル
であり、特に好ましくはアリル基であるか、または R7は好ましくは2〜4個の炭素原子を有するヒドロキ
シアルキルであり、特に好ましくはヒドロキシエチルで
あるか、または R7は好ましくはグリシジルであるか、または R7は好ましくは−CH2GOOR8(ただし式中、R
8は水素、枝分かれしているかまたは枝分かれしておら
ず、置換されているかまたは置換されていない01〜C
6−アルキルである)であり、特に好ましくはR8が水
素、メチルまたはエチルである場合の−CH2COOR
8であるか、またはR7は好ましくは−CH2CONR
9x (ただし式中、R9は水素またはC0〜C4−ア
ルキルである)であり、特に好ましくはR9が水素、メ
チルまたはエチルである場合の−CH2CONR’□で
ある。
式Iの化合物はまた場合により生理学的に許容しうる無
機酸または有機酸との酸付加塩の形態であってもよい。
多数のアントラサイクリンは細胞増殖抑制活性を有し、
そしである種のアントラサイクリンたとえはアドリアマ
イシン、ダウンマイシン、アクラシノマイシン、4′−
エピアドリアマイシン、4′−メトキシアドリアマイシ
ンまたは4′デオキシアドリアマインンは腫瘍の治療の
ために使用されていることが知られている。
これら既知のアントラサイクリンを腫瘍治療のために使
用する際の重要な問題は、それらが望ましい細胞増殖抑
制活性のほかに、望ましくない副作用たとえば血液学的
毒性または心臓に対する毒性を示すことである。
当該技術分野におけるこのような事情により、本発明の
目的はできるならばアドリアマイシンに対して、交差耐
性を示さず、そしてアドリアマイシンと比較して新規な
作用スペクトルおよびより低い毒性を特徴とし、従って
腫瘍の治療において有利に使用することかできるような
新規なアントラサイクリン誘導体を提供することである
このためにはすでに光分解の方法によりロドサミニルア
ントラサイクリノンからメチル基を1個脱離し、得られ
る3′−N−メチルダウンサミニルアントラサイクリノ
ンをそのメチルアミン基において選択的に置換するかま
たは修飾して細胞増殖抑制活性を有する極めて多数の新
規なアントラサイクリンを得ることが提唱されている。
たとえば式1におけるR7がシアノメチル、COR木ま
たはCH2R10(ただし式中、R*はH,C)+3、
CF3またはCCa3であり、モしてRIOはC1−な
いしC8−アルキル、置換されたアルキル、フェニルま
たは置換されたフェニル(そのフェニル環はオルト、メ
タまたはバラ位においてメチル、エチル、ヒドロキシル
、メトキシ、エトキシ、ニトロ、シアノ、弗素、塩素ま
たは臭素により置換されていてもよい)である〕である
ように3′−N−メチルダウンサミニルアントラサイク
リノンを誘導体化することがすでに提唱されている。
今般、現状のアントラサイクリンに対して試験管内で交
差耐性を示さず、水中の溶解度および/または反応性お
よび/または毒性に関して利点を示すような弐■のアン
トラサイクリン誘導体か見い出された。これらの化合物
は式■により定義される。
たとえはすでに提唱されたベンジル誘導体(R7−ベン
ジルまたは置換されたベンジル)の水中の溶解度(それ
は投与の可能性に関して重要である)はベンジル基のフ
ェニル核が窒素原子を含む、すなわちピリジル基により
置換されるならば改善することができる。
驚くべきことには弐■の化合物の水中の溶解度および細
胞増殖抑制活性は R7がフルフリルまたはテニルであ
る場合にその3′−N−ベンジル化合物と比較して有利
に影響される。
全く驚くべきことにはR7かグリシジルである場合に式
■の化合物の細胞毒性は激烈に増加し、その結果この置
換基は特に大きな利点を示すことが見い出された。
R7がエチルまたはプロピルの代わりにヒドロキシエチ
ルである場合には、その誘導体の水中での溶解度が改善
される。
R7がアリルである場合アントラサイクリン誘導体は特
に良好な細胞増殖抑制活性を有することが認められた。
細胞増殖抑制活性を有する本発明の新規なアントラサイ
クリン誘導体の製造法は、式■(ただし式中、R’=H
またはOH,R2= H、OHまたはOCH3、R3=
HまたはOH,R’=Hまたは0HXR’=H,OHま
たはCOOCH3、R6=CH2CH3、C0CH3、
C0CH2HO1CHOHCH3またはCOOCH20
H,およびR7=Hである)の化合物を本来既知の方法
〔トング氏ら著「ゼイメドケム」(Tong氏ら著rJ
、Med。
Chein、J)第22巻第912頁(1979年)〕
で水素化シアノ硼素ナトリウムの存在下で2〜6個の炭
素原子を有し、少なくとも1個の酸素、窒素または硫黄
原子またはC−C二重結合またはC−C三重結合(その
場合二重結合はまた芳香族複素環系の構成成分であって
もよく、そして酸素、窒素または硫黄原子は非環式鎖ま
たは複素環系の構成成分であってもよい)を含有するア
ルデヒドと反応させるか、または本来既知の方法で少な
くとも1個の酸素、窒素または硫黄原子またはC−C二
重結合またはC−C三重結合(その二重結合はまた芳香
族複素環系の構成成分であってもよく、そしてその酸素
、窒素または硫黄原子は非環式鎖または複素環系の構成
成分であってもよい)を含む有機ハロゲン化合物(ただ
し)10ゲノアセトニトリルは除外するものとする)と
反応させて式■ 〔ただし式中、R1−R6は上記の意
味を有し、そしてR7は少なくとも1個の酸素、窒素ま
たは硫黄原子またはC−C二重結合またはc−C三重結
合(その二重結合はまた芳香族複素環系の構成成分であ
ってもよく、そして酸素、窒素または硫黄原子は非環式
鎖または複素環系の構成成分であってもよい)を含む置
換基である〕の化合物を得ることからなる。
上記の出発化合物は本来既知の方法〔ヘルメンチン氏ら
「第4回ヨーロッパ炭水化物シンポジウムJ(Herm
entin氏ら著r4th European Car
bohydrate SymposiumJ )、ダル
ムシュタット、FRG、 1987年7月12〜17日
の講演要旨A−144頁、ヘルメンチン(Hermen
tin)氏ら著、ヨーロッパ特許第0.270,992
 A 2号明細書〕でロドサミニルアントラサイクリノ
ンから光分解によりメチル基を1個脱離することにより
製造される。本発明による式■の化合物を得るための反
応は、たとえばR7が水素である場合の弐■の適当な出
発化合物をR7の定義により予定されるアルデヒドまた
はハライドと反応させることにより行われる。この反応
条件はアルデヒドとの反応に対して知られている〔トン
グ氏ら著「ゼイメドケムJ(Tong氏ら著r J、 
Med、 Chem、J第22巻第912頁(1979
年)〕。ハライドとの反応は好ましくは無水の条件下好
ましくはジメチルホルムアミドまたはアセトニトリル中
20℃〜80°Cの温度で塩基好ましくはトリエチルア
ミンまたは炭酸カリウムの存在下で行われる。
本発明の方法により得られた新規なアントラサイクリン
誘導体は細胞増殖抑制活性を特徴とし、従ってそれらは
通常の製剤化剤および/または希釈剤とともに製剤化し
て癌治療において使用するための薬剤を得ることができ
る。この点において投与法および使用法は既知物質であ
るアドリアマイシン、ダウノマイシン、アクラシノマイ
シン、4′−エピアドリアマイシン、4′メトキシアド
リアマイシン、または4′−デオキシアドリアマイシン
のそれと本質的に同じである。
この方法で製造された薬剤はさらにまた本発明による化
合物とともに、望ましくない副作用を示さない限り他の
活性物質を含有することもできる。
本発明による化合物の細胞増殖抑制活性はL 1210
マウム白血病細胞を使用して試験された。
この目的のために使用されたのは寒天プレート中L 1
210白血病細胞のコロニー生成である。この方法は細
胞の成長行動に関する試験物質の作用を1時間または数
世代にわたって調べるために使用される。この点に関し
て10〜12時間の細胞周期で約14連続世代にわたっ
て、試験が続けられている7日間の間観察された。この
試験において本発明の細胞増殖抑制活性を有する物質は
、未処理の対照試料と比較してコロニー数の減少を引き
起こすことが観察された。
使用された試験方法の詳細は本明細書中以下のコロニー
形成測定法に関する記載から明らかである。
本発明による製造法を説明するために以下に実施例1〜
18を記載し、そこにおいて本発明による好ましい化合
物が請求範囲に記載された方法により製造される。
式1の化合物の特性化 反応の進行および生成する化合物は薄層クロマトグラフ
ィーによるかまたは高速液体クロマトグラフィー()I
PLc)の技術を使用して調べられた。特に記載しない
限り薄層クロマトグラフィーは既製のシリカゲルプレー
ト(メルク社製)を用いて行われた。カラムクロマトグ
ラフィーは粒子サイズ0 、040−0 、063 m
 mのシリカゲル60(メルク社製)を用いて行われた
。収率は最高化されていない。
つぎの溶媒混合物は薄層およびカラムクロマトグラフィ
ーのために使用された(すべてのデータは容量パーセン
トで表示されている)。
溶媒混合物組成   ABC クロロホルム(%)   70  89  77メタノ
ール(%”)    18   7.4 14酢酸(%
)       8.537 水(%)        3.5  0.6  2製造
された化合物のそれぞれのR,値は表4にまとめられて
いる。
製造された化合物の構造は’HNMRおよびMSスペク
トルにより確認された。’HNMRのデータは表5にま
とめられている。
実施例 出発化合物の製造 出発化合物すなわち 7−0−(3’−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−β−ロダマイシノンA 〔式■(ただし式中、R’=H,R”=OH,R3=R
’−R5=OH,R5=C0OCH3およびR’=H)
の化合物〕 7−0−(3”−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−β−インロドマイシノンB〔式I(ただし式中、R
’=R”=R’=R’=R5−OH。
R’ = CH2CH3およびR’=H)の化合物〕7
−〇−(3′−N−メチル−α−L−ダウノサミニル)
−ε−インロダマイシノンC〔式■(ただし式中、R’
=R”=R3=R’=OH,R5=C0OCH3、R’
−CH2CH3およびR’=H)17)化合物〕7−〇
−(3”−N−メチル−α−L−ダウノサミニル)−ダ
ウノマイシノンD 〔式■ (ただし式中、R’ = H、R2= OCH
3、R3=R’= 0HXR’= H、Rr′= C0
CHsオヨびR’=H)ノ化合物〕 ’1−C)−(3’−N−メチル−α−L−ダウノサミ
ニル)−アドリアマイシノンE 〔式1(ただし式中、R’=HSR’=OCH,、R3
=R’−OH,R’−HSR’−COCH20Hおよび
R7−H)の化合物〕 7−○−(3’−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−ダウノマイシノン−13−オールF〔式■(ただし
式中、R’ −H、R” = OCH3、R3=R’=
 0H1R’= H、R’−CHOHCH3およびR’
=H)の化合物〕 および ?−0−(3’−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−4−0−メチル−β−ロドマイジノンG 〔式1(ただし式中、R’= H、R”= OCH3、
R3=R’=OHSR’=OH,R’=CH,CH3お
よびR’=H)の化合物〕 は本来既知の方法〔ヘルメンチン氏ら著第4回ヨーロッ
パ炭水化物シンポジウム(Hermentin氏ら著r
4th European Carbohydrate
 SymposiumJ)ダルムシュタット、FRG、
 1987年7月12〜17日、講演要旨集第A−14
4頁、ヘルメンチン氏ら(Hermentin氏ら)著
ヨーロッパ特許第0.270,992 A2号明細書〕
で対応する7−0−α−L−口ドサミニルアントラサイ
クリノンを光分解的に脱メチル化することにより製造さ
れた。
Aはβ−ロドマイシンI (7−0−α−りロドサミニ
ルーβ−ロドマイジノン)から製造された。
Bはβ−インロドマイシンI (7−0−σL−ロドサ
ミニルーβ−イソロドマイシノン)から製造された。
Cは7−O−α−L−ロドサミニルーε−インロドマイ
シノンから製造された。
DはN、N−ジメチルダウノマイシン(7−0α−L−
ロドサミニルダウノマイシノン)から製造された。
EはN、N−ジメチルアドリアマイシン(7−○α−り
一ロドサミニルアドリアマイシノン)から製造された。
FはN、N−ジメチルダウノマイシン−13−オル(7
−0−α−L−口ドサミニルダウノマイシノン−13−
オール)から製造された。
Gは4−0−メチル−β−ロドマイシン■(4−0−メ
チル−7−0−α−り一ロドサミニルーβ−ロドマイジ
ノン)から製造された。
実施例 1 7−0−(3′−N−アリル−3’−1’J−メチル−
σ−L−1’ウノサミニル)−β−ロドマイジノン(化
合物1) 乾燥ジメチルホルムアミド30mQ中7−〇(3’−N
−メチル−α−L−ダウノサミニル)β−ロドマイジノ
ン(30h+Q= 0.5ロアミリモル)およびトリエ
チルアミン(240uQ= 174+1llF= 1.
72ミリモル=3.0当量)の溶液にアリルプロミド7
Sun (105+++g= 0.8ロアミリモル= 
1.53当量)を加え、そしてその混合物を室温でかつ
暗所で撹拌する。
16時間後にさらにトリエチルアミン(80uQ= 5
8mg= 0.574ミリモルー1.0当量)およびア
リルプロミド(25μQ−35my= 0.289ミリ
モルー0.51当量)を加え、そしてその混合物をさら
に16時間撹拌する。つぎに回転蒸発器を用いて高真空
下でそれを蒸発乾固し、そして溶媒混合物Cを用いてそ
の反応混合物を2回のシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(それぞれ30gおよび20g)に付す(RF 0
−49)。相を分離するために合したフラクションに水
を加え、10%(w/V)水酸化ナトリウム溶液を用い
てpHを7にし、つぎに飽和の水性炭酸水素ナトリウム
溶液を加えることによりpnを8に調節する。つぎに分
液漏斗で相を分離し、水相をクロロホルムで数回抽出し
、そして合した有機相を回転蒸発器で蒸発乾固する。
収量: 153m1+ (0,27ミリモル)−47%
実施例 2 ’l−0−(3′−N−メチル−3′−N−プロパルギ
ル−σ−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイジノン(
化合物2) トルエン(113mg= 0.95ミリモル=9.5当
量)中の7−0−(3’−N−メチル−α−L−ダウノ
サミニル)−β−ロドマイジノン53111g(0,1
0ミリモル)および80%プロパルギルプロミド106
μαトリ工チルアミン40μg(29mg= 0.28
7ミリモル=2.87当量)の存在下で実施例1と同様
にして30分間反応させ、溶媒混合物Bを用いてシリカ
ゲルlogのクロマトグラフィーに付しくR,0,29
)そして後処理する。
収量: 31+119 (0,055ミリモル)=55
%MS−FAB (M+ H”) m / e = 5
68実施例 3 7−0−(3’−N−ヒドロキシエチル−3′−N−メ
チル−σ−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイジノン
(化合物3) 7−0−(3’−N−メチル−σ−L−ダウノサミニル
)−β−ロドマイジノン30mg(0,057ミリモル
)およびブロモエタノール50μQC88mg=0.7
1ミリモルー12.4当量)を実施例1と同様にしてト
リエチルアミン24μQ (17+++g= 0.17
ミリモルー3.0当量)の存在下で4日間反応させ、そ
して後処理する。カラムで分離するためにシリカゲル1
5gをクロロホルム/エタノール混合物(20/1)で
平衡状態にする。つぎに液体状生成混合物をカラムに加
え、それに含まれている過剰のブロモエタノールおよび
ジメチルホルムアミドをクロロホルム/メタノール(2
0/1)(約150m12)を用いて洗い出す。つぎに
負荷位置に残留している反応生成物を溶媒混合物Aを用
いてクロマトグラフィーに付しくRFO,58)、そし
て実施例1と同様にして後処理する。
収量: 1h+9(0,024ミリモル)=42%42
%実施 7−C)−(3′−N−メチル−3’−N−(4−ピコ
リル)−α−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイシノ
ン(化合物4) 酢酸50μ<1(53+++g= 0.88ミリモルー
4.7当量)およびピリジン−4−アルデヒド800m
g(713μQ−7,47ミリモル= 39.5当量)
をアセトニトリル/水(4/1)lo+++(2中7−
〇−(3’−N−メチル−α−L−ダウノサミニル)−
β−0114272100mg(0,189ミリモル)
の溶液に加え、そしてその混合物を室温で且つ暗所で2
時間撹拌する。つぎに水素化シアノ硼素ナトリウム(2
40mg= 3.82ミリモル=20当量)を加え、そ
してその反応物をさらに2時間撹拌する。つぎにこの反
応溶液を水性炭酸水素ナトリウム溶液に注ぎそしてクロ
ロホルムで抽出する。合したクロロホルム相をpH13
の水(水酸化ナトリウム溶液を加える)で改めて抽出す
るとこの間に過剰のピリジル化合物はクロロホルム中に
残留し、そしてアントラサイクリン(ナトリウム塩とし
て、=27 青色を呈す)は水中に残留する。水相をpH8に調節し
、つぎにアントラサイクリンをクロロホルムで抽出し、
溶媒混合物Bを用いてシリカゲル12gのクロマトグラ
フィーに付しくR,0,23)、そして実施例1と同様
にして後処理する。
収量: 42mg(0,068ミリモル)−36%実施
例 5 7−C)−(3’−N−メチル−3”N−(,2−ピコ
リル)−α−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイシノ
ン(化合物5) 7−〇−(3′−N−メチル−α−L−ダウノザミニル
)−β−ロドマイジノン20mg(0,038ミリモル
)およびピリジン−2−アルデヒド160mgC142
uQ= 1.49 ミリモル−3g当量)を実施例4と
同様にして反応させる。溶媒混合物Cを用いてカラムク
ロマトグラフィーを行う(R,0,79)。
収量: 14mg(0,023ミリモル)−60%実施
例 6 ’10− (3’−N−(2−フルフリル)−3′N−
メチル−α−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイジノ
ン(化合物6) 7−0−(3”−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−β−ロドマイジノン200mg(0,38ミリモル
)およびフルフラール1.5m4 (1,734mg−
18,0ミリモル=47当量)を実施例4と同様にして
水素化シアノ硼素ナトリウムを加えた後40時間撹拌を
続行しながら反応させる。つぎにその溶液を水に注ぎ、
炭酸水素ナトリウムでpuを8に調節し、その混合物を
クロロホルムで抽出し、そして回転蒸発器を用いて溶媒
を除去する。得られる生成混合物を高真空下で乾燥させ
て過剰の7ラニル化合物を除去し、つぎに溶媒混合物C
を用いてシリカゲル20gのクロマトグラフィーに付し
くR,0,57)、そして溶媒混合物Bを用いて再度ク
ロマトグラフィーに付す (RpO,22)。
収量+ 129mg(0,21ミリモル)−55%実施
例 7 ’l−0−(3′−N−アセトアミド−3′−N−メチ
ル−α−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイジノン(
化合物7) 7−0−(3′−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−β−ロドマイシノン30mg(0,057ミリモル
)およびヨードアセトアミド30m1+(0,162ミ
リモルー2.84当量)を実施例1と同様にして行うが
ただし溶媒としてアセトニトリル(6mα)を使用し、
トリエチルアミン24μa (17,4mg=0.17
ミリモルー3.0当量)の存在下で16時間反応させる
。溶媒混合物Cを用いてその生成混合物をシリカゲル6
gのクロマトグラフィーに付しくR,0,31)、そし
て実施例1と同様にして後処理する。
収量+ 19mg(0,032ミリモル)−56%実施
例 8 7−0−(3’−N−グリシジル−3′−N−メチル−
α−L−1’ウノザミニル)−β−ロドマイジノン(化
合物8m、8aおよび8b)乾燥アセトニトリル(25
+n(2)中7−〇−(3′N−メチル−α−L−ダウ
ノサミニル)−βロドマイシノン(200mg= 0.
378ミリモル)、エビブロモヒドリン<400uQ−
640mg= 4.675ミリモルー12.4当量)お
よび炭酸カリウム(400mg)の混合物を暗所で且つ
60°Cで30時間撹拌する。つぎにそれを回転蒸発器
で濃縮し、残留物をクロロホルム/エタノール(20/
 1 )に溶解し、その溶液を濾過し、そしてクロロホ
ルム/エタノール(20/l)を用いてシリカゲル20
gのクロマトグラフィーに付す。これから’HNMRに
よれば異性体の1=1混合物(化合物8m)が102m
g(0,17ミリモル=45%)の収量で単離される。
クロロホルム/エタノール(20/1)を用いて再度ク
ロマトグラフィーを行うと異性体混合物8mは一部純粋
な異性体8 a (Rp 0−35)および8 b (
R,0,32)に分離される。
MS−FAB (M+ H”) m / e = 58
6実施例 9 7−(>(3’−N−アリル−3′−N−メチルα−L
−ダウノサミニル)−β−インロドマイシノン(化合物
9) 実施例1と同様にして7−0−(3’−N−メチル−α
−L−ダウノサミニル)−β−イソロドマイシノン30
0mg(0,55ミリモル)およびアリルプロミド10
0μQ (140mg−1,16ミリモルー21当量)
をトリエチルアミン330μQC240mg= 2.4
ミリモルー44当量)の存在下で反応させる。16時間
後にさらにトリエチルアミン165μQ(2,2当量)
およびアリルプロミド50μQ(1当量)を加え、そし
てその混合物を暗所で且つ室温でさらに6時間撹拌する
。つぎにそれを高真空下で蒸発乾固し、そして溶媒Cを
用いてその生成混合物をシリカゲル52gのクロマトグ
ラフィーに付す(RFO,52)。集取したフラクショ
ンを実施例1と同様に後処理する。
収量: 151mg(0,26ミリモル)−48%実施
例 10 7=O−(3’−N−(エトキシカルボニルメチル)=
3”N−メチル−α−L−ダウノサミニル)−β−ロド
マイジノン(化合物10)7−0−(3’−N−メチル
−α−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイジノンlo
O+++g(0,189ミリモル)およびエチルブロモ
アセテート75μa(11:3my−0,677ミリモ
ルー3.58当量)を実施例1と同様にしてトリエチル
アミン80μm2(58+++9−〇、574ミリモル
ー3.0当量)の存在下で2時間反応させる。この生成
混合物を蒸発させたのちただちに少量のクロロホルムに
溶解し、そしてエーテル中で調製されたシリカゲルのカ
ラム(シリカゲル15g)に加え、そしてエーテル約1
00+++(2で溶出して過剰のブロモアセテートを除
去する。
つぎにクロロホルム/エタノール(20/ 1 )ヲ用
いて化合物10を溶出させる(R,0,32)。
収量: 70mg(0,114ミリモル)−60%実施
例 11 7−〇−(3’−N−カルボキシメチル−3′−Nメチ
ル−α−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイシノン(
化合物11) 7−○−(3’−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−β−コロ1フ49フフ20リモル)およびブロモ酢
酸15μ+2 ( 2’Jmg= 0.21ミリモルー
5.5当量)を実施例1と同様にしてトリエチルアミン
16μo.(11.6mg=O.115ミリモルー3、
0当量)の存在下で2時間反応させ、そしてそのR,値
を測定する。
実施例 12 7−0−(3’−N−メチル−3’−N−(3−テニル
)−α−L−ダウノサミニル)−βーロドマイジノン(
化合物12) 7−0−(3’−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−βーコロ1フ49フフ20リモル)およびチオフェ
ン−3−アルデヒド156μQ ( 200+++g−
 0.178ミリモル=47当量)を実施例4と同様に
して反応させ、水素化シアノ硼素ナトリウム( 48m
g= 0.フロミリモル−20当量)を加えたのちその
混合物を室温でさらに16時間撹拌する。最初にクロロ
ホルムを用いて(過剰のチオフェン化合物を除去するた
め)、そしてつぎに溶媒混合物Bを用いてカラムクロマ
トグラフィーを行う(R, 0.22)。
収量: 9.2mg(0.015ミリモル)39%実施
例 13 7−0−(3’−N−メチル−3′−N−(2−テニル
)−α−L−ダウノサミニル)−βーロドマイジノン(
化合物13) 7−0−(3′−N−メチル−σ−L−ダウノサミニル
)−βーコロ1フ49フフ20リモル)およびチオフェ
ン−2−アルデヒド167μQ ( 200+++9=
 0.178ミリモルー47当量)を実施例4と同様に
して反応させ、水素化シアノ硼素ナトリウム( 48m
g= 0.フロミリモル−20当量)を加えたのちこの
混合物を最初に室温で16時間、つぎに50°Cでさら
に8時間撹拌する。溶媒混合物Bを用いてシリカゲル4
gのカラムクロマトグラフィーを行う(R, 0.25
)。つぎに溶媒混合物Cを用いてシリカゲル3gのクロ
マトグラフィーを再度行う(R. 0.63)。
収量: 8.2mg(0.013ミリモル)=34%3
4%実施4 ’l−0−(3’−N−グリシジル−3′−N−メチル
−σ−L−ダウノサミニル)−βーインロドマイシノン
(化合物14m) 乾燥ジメチルホルムアミド( 8 m4)中’l−0−
(3’−N−メチル−αーLーダウノサミニルーβーイ
ンロドマイシノン(85mg− 0.156ミリモル)
、エビブロモヒドリン(125μQ= 185+++g
= 1.、35ミリモルー8.7当量)および炭酸カリ
ウム(125mg)の混合物を70℃で且つ暗所で3時
間撹拌する。つぎに回転蒸発器で濃縮し、そして高真空
下で一夜乾燥する。残留物を水に溶解し、そして希塩酸
を用いてpHを7.0に調節する。クロロホルムととも
に振盪することにより生成物を抽出し、溶媒Bおよび溶
媒C (1/1)の混合物を用いてシリカゲル12gの
クロマトグラフィーに付し、そして集取したクラクショ
ンを実施例1と同様にして後処理する。
収量: 68mg(0.11ミリモル)=70%70%
実施5 7−0−(3’−N−アリル−3′−N−メチルσ−L
−ダウノサミニル)−ダウノマイシノン(化合物15) 3′−N−メチルダウノマイシン30mg(0,055
ミリモル)およびアリルプロミド10μQ (14mg
=0.116ミリモル=2.1当量)をトリエチルアミ
ン33μ+2(24mg= 0.24ミリモルー4.4
当量)の存在下で24時間反応させ、そして実施例1と
同様にして後処理を行い、溶媒Cを用いてシリカゲル5
gのクロマトグラフィーを行う(R,0,53)。集取
したフラクションを実施例1と同様に後処理する。
収量+ 17mg(0,029ミリモル)−53%実施
例 16 ’l−0−(3′−N−アリル−3′−N−メチルα−
L−ダウノサミニル)−アドリアマイシノン(化合物1
6) 3′−N−メチルアドリアマイシン32+++9(0,
057ミリモル)およびアリルプロミドlOμa(14
mg=0.116ミリモル=2.0当量)をトリエチル
アミン33μ12(24+++g= 0.24ミリモル
ー4.2当量)の存在下で24時間反応させ、実施例1
と同様にして後処理を行い、そして溶媒Cを用いてシリ
カゲル5gのクロマトグラフィーに付す(RpO−22
)。集取したフラクションを実施例1と同様にして後処
理する。
収量: 14mg(0,023ミリモル)=40%40
%実施7 7−0−(3’−N−アリル−3′−N−メチル−σ−
L−ダウノサミニル)−1−0−メチルβ−ロドマイジ
ノン(化合物17) 7−0−(3′−N−メチル−α−L−ダウノサミニル
)−4−〇−メチルーβ−ロドマイジノン29mg(0
,053ミリモル)およびアリルプロミド10uQ (
14mg= 0.116ミリモルー2.2当量)をトリ
エチルアミン33μQC24my−0,24ミリモルー
4.5当量)の存在下で24時間反応させ、実施例1と
同様にして後処理し、そして溶媒Bおよび溶媒C(1/
l)の混合物を用いてシリカゲル5gのクロマトグチフ
ィーを行う。集取したフラクションを実施例1と同様に
後処理する。
収量=18mg(0,031ミリモル)=58%58%
実施8 7−O−(3′−N−アセトニル−3′−N−メチル−
σ−L−ダウノサミニル)−β−ロドマイジノン(化合
物18) 7−0−(3′−N−メチル−σ−L−ダウノサミニル
)−β−ロドマイジノン53+++g(0,10ミリモ
ル)およびクロロアセトン0.5mQ C580C58
O,27ミリモル)を炭酸カリウム1gの存在下ジメチ
ルホルムアミド10++lQ中で且つ暗所で16時間撹
拌する。つぎにこの溶液を濾過し、濃縮し、そしてクロ
ロホルム/水とともに中性の条件下で振盪することによ
り抽出する。溶媒Bを用いて有機相中の生成物をシリカ
ゲル109のクロマトグラフィーに付す(R,0,16
)、集取したフラクションを実施例1と同様にして後処
理する。
収量: 27my (0,046ミリモル)−46%試
験管内でのL 1210マウス白血病細胞における式1
の化合物の細胞毒性 軟質寒天中L 1210白血病細胞のコロニー生成測定
法 プレートあたり500個の白血病細胞を種々の濃度の試
験物質とともに37℃で1時間培養した。
つぎに細胞をマツコイ(McCoy) 5 A液で2回
洗浄し、そして最後に0.3%寒天を加えたのちベトリ
皿に注いだ。対照は新鮮な培地だけで培養した。ある場
合には1時間培養する代わりに、培養時間の間ずっと細
胞を連続的に試験物質にさらすために種々の試験物質を
種々の濃度で寒天の上層と混合した。寒天が固化したの
ちインキュベーター中37°Cで7日間(CO25%(
容量)、相対湿度95%)それらのプレートを培養した
つぎに生成した直径60μm以上のコロニーの数を計数
した。結果は処理された寒天プレート中のコロニーの数
を未処理の対照に対するパーセントとじて記録した。こ
のようにして得られた投与量−作用プロットからその物
質の活性の尺度としてIcs oを決定した。本明細書
中に記載された化合物に対する結果はアドリアマイシン
と比較して表1にまとめられている。
表1aI)、製造された式■の化合物 (参照化合物) OHCH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 01(CH2CH3 0)I    CH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 0HCH2CH3 01(CH3CN。
OHCH2CH3 C)12CHCH2 H20CH CH2C1(2oH 4−ピコリル 2−ピコリル フルフリル CH2CONH2 グリシジル グリシジル−a グリシジル−b CH,CHCH2 CH2COOCH2CH3 CH,C00H 3−テニル 2−テニル グリシジル 物質 (実施例No、)   R’ アドリアマイシン 15      H 16H 1,7H 18H R2R5R6 (参照化合物) CX:1H3HC0CH。
0CHs   HCOCH20H OCH30HCH2CH3 0HOHCH2CH3 CH2CHCH2 CH3COCH3 CH3COCH3 CH2CH3 表1aの脚注 1)上記の化合物R3=R’=OHに対する2)m:2
種の異性体aおよびbの混合物3)  aおよびb=溝
構造確認されていない純粋な異性体表1b:試験管内で
の製造された式1の化合物のL 1210の白血病細胞
に及ぼす細胞毒性物  質 (実施例N01) 連続培養 IC,。(μg/m(1) 1時間培養 IC5o(μg/m(1) 0.02 0.01 0.08 0.02 0.023 0.038 0.03 0.084 0.002 0.001 0.003 o、oos Oll 0.04 0.08 0.3 0.044 0.1 0.24 0.038 0.24 0.0072 0.0034 0.01 C15 0,06 0,032 0,17 0,034 0,38 物   質 連続培養 1時間培養 0.005 0.0024 0.008 1以上 0.036 1以上 0.018 0.73 1)m:2種の異性体aおよびbの混合物2)  aお
よびb=溝構造確認されていない純粋な異性体 アドリアマイシンと比較して試験管内での交差耐性の測
定増殖試験(MTT減少) 96個のくぼみを有するマイクロタイタープレトを用い
て対数増殖期のL  1210、A349またはHT 
29をRPMI  1640中細胞密度5XIO3細胞
/mαで種々の濃度の試験物質とともに37°c、5%
CO2および相対湿度95%で72時間培養する。対照
実験は試験物質の代わりに単に成長培地だけで行う。各
試験物質および対照に対して4回くり返し測定を行う。
65時間培養したのちMTT溶液50μ(lc2.5m
g/ mQ ;燐酸塩で緩衝化された食塩水中のMTT
= 3− (4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)
−2,5−ジフェニルテトラゾリウムプロミド)を加え
る。NTTは生細胞の存在下で減少して暗赤色不溶性の
ホルマザン色素を生成する。
この反応は7時間後(L 1210細胞)または24時
間後(A549、HT 29細胞)に完結し、そして上
澄み液を吸引により注意深く除去する。DMSO(ジメ
チルスルホキシド)100μQを加えることにより不溶
性の色素を溶解し、そしてつぎに70つ(Flow)社
製マルチスキャン340cc光度計を用いて各くぼみに
対して得られる溶液の吸光度を492%mの波長で測定
する。
処理された細胞および未処理の細胞に対する吸光度の比
から投与量−作用プロットが得られ、それから細胞の5
0%がまさに死滅する濃度(IC5o)を読み取ること
ができる。くり返し研究に対する変動率は15%以下で
ある。
特定の試験化合物および標準化合物としてのドキソルビ
シンとの交差耐性は感受性を有するおよび耐性を有する
L 1210白血病細胞を用いてMTT試験(上記の方
法を参照)により決定される。
耐性細胞系は感受性を有する細胞系を段階的に増大され
た濃度の参照化合物とともに培養することにより確立さ
れた。
感受性を有する細胞系の1c5oに対する耐性細胞系に
おける試験化合物の1c50から下記の式に従って試験
化合物に対する耐性の程度(DRtr))および参照化
合物に対する耐性の程度(DRLR,)が得られる。
(DCR)はつぎの式により計算される。
感受性を有する細胞系に関して耐性細胞系における試験
化合物の作用の損失が参照化合物のそれより大きい場合
には、交差耐性の程度が100%より大きいと言える。
表2にまとめられた結果は現在までに研究された物質1
.4および6はドキソルビシンに対して交差耐性を示さ
ないことを示している。
表2 培養 物質No、  試験系 時間 細胞の 耐性の程度 アドリアマイシン に対する交差耐性 10.0 1.6 2.0 ioo、。
19.0 0.2 2.0 さらに試験化合物に対する交差耐性の程度上記の製造さ
れた化合物の生体内データ表示毒性の測定 表示毒性を測定するために5%グルコース溶液0.5m
Qに溶解した種々の投与量の試験物質を第0日に腹腔的
注射によりNMR+マウスに投与する、対照群には5%
グルコース溶液0.!5mI2だけを投与する。各濃度
の試験物質に対して5匹のマウスを使用する。14日目
に生存しているマウスの数を調べ、これからリッチフィ
ールドーウイルコキソン(Litchfield−Wi
lcoxon)法によりLD 5、LD 50およびL
D 95を決定する。本明細書中に記載された化合物の
毒性(LD 50(mg/ kg))はアドリアマイシ
ンと比較して表3に要約されている。
マウスのL 1210の白血病における式■の化合物の
生体内活性 方  法 DBA 2系のマウス(雌、18〜20g)に腫瘍細胞
を接種して7日後に滅菌条件下でそれらマウスから腹水
を取り出す。腹水をPBS(燐酸塩で緩衝化された食塩
水)で3回洗浄し、計数し、そしてPBS 0.2mQ
中の細胞数が10’になるように調節する。
つぎにPBS  0.2mQに懸濁した10’個の細胞
をDBFI系マウス(雌、18〜20g)の腹腔内に注
射する。各物質の濃度に対して、そして対照に対して1
群あたり6匹の動物を使用する。
抗腫瘍活性の測定 a)動物に試験物質を注射したのち1日目および5日目
に体重を測定する。5日目における体重の損失が20%
以上である場合には、その物質が毒性を示すものと考え
られる。
b)実験の終点で(すべての動物が死亡した時点または
生存している動物がいる場合は60日目)、実験の5日
目に少なくとも65%の動物がまだ生存している限り特
定の群における動物の平均生存時間を測定する。平均生
存時間は実験の間に死亡した動物に対してのみ決定する
。長期生存者(LTS)はこの計算に含めず、別に記録
する。
特定の物質の濃度に対する抗腫瘍活性(T/ C)は、
処理された群における平均生存時間(MST、)および
対照群における平均生存時間(MST、)からつぎの式
に従って未処理の対照群のパーセントとして決定される
T/C値およびそれぞれの場合に使用された処理法は表
示毒性とともに表3にまとめられている。125%より
大きいT/C値はその試験物質が顕著な抗腫瘍活性を示
すものと考えられる。
表3=製造された化合物の生体内での作用表示毒性  
    生体内におけるL 12]、0白血病1   
  1−5            200/1.19
   146/1.002            2
−5            144/1.203  
  0.2−1                  
  108/1.134    2.5−5 6     1−5            141/
2.80   129/2.807     2−”5
                   142/11
.28m   0.75(,511410,4796以
上 10     to−25132/12.714   
      0.3−0.75         10
410.13アドリアマイシン2.7        
  154”表3の脚注 1)  3xip、 q3d:それぞれの間に3日間の
間隔をおいて3同腹腔内投与する 2)  3xiv、 q3d:それぞれの間に3日間の
間隔をおいて3回静脈内投与する 3)  T/C:対照群の%として表わされた生存比4
)6匹の動物のうち2匹が回収された(長期生存者)物
質No。
(実施例) 表4:製造された化合物のRF値 溶媒混合物   クロロホルム/エタノールA    
B    C(20/l) 0.77  0.18  0.49     0.27
0.82  0,29  0.56      帆45
0.58  0.054 0.28     0.03
0.63  0.23  0,47     0.21
0.90  0.38  0.79 0.76  0.22  0.57      帆26
0.58  0,11  0.31     0.13
0.72  0,17  0,44     0.35
0.72  0,17  0.44     0.32
0.78  0.17  0.52     0.24
0.88  0.42  0,74     0.32
0.50  0.05  0.32     00.7
8  0.22  0.59     0.250.8
2  0,25  0.63     0.350.7
3  0.11  0.45     0.320.7
3  0.11  0.45     0.280.6
2  0.16  0.53     0.24物質N
o。
溶媒混合物 クロロホルム/エタノール 16    0.31  0.012  0.22  
    0.01417   0.62  0,12 
 0.53     0.1918    0.69 
 0,16  0.58       0.27表5式
Iを有する種々の化合物の300 M Hzの’HNM
Rデータ最初の行の物質No、は関連した実施例No、
に相当する。スペクトルは特に記載しない限り内部標準
物質としてテトラメチルシランを使用して重クロロホル
ム(CDCQ3)中で記録された。
略号  S=−重線 d−二重線 t=三重線 q=四重線 dd=二重線の二重線 ddd =二重線の二重線の二重線 dt−三重線の二重線 dq=四重線の二重線 bs=幅広い一重線 H−4′ H−5′ H3−6’ −CH3 H−4 H−6 H−11 3,70bs 4.08 q 1.41 d 2.18 s 12.15 bs 12.84 bs 13.63 bs 3.69 d 4.09 q 1.41 d 2.31 s 3.76 bs 4.12q 1.38a 2゜26s 3.80 bs 4.14 q 1.43 d 2.12s 12.14 bs 12.86 bs 13.63 bs 2.97 dd。
3.15 dd; Jaa’−14Hz Jab=Ja’b=7Hz 5.6−5.8 m 5.05−5.15 m 3.39 dd。
3.41 dd; Jaa’=18Hz Jab=Ja’b=2Hz 2.12 t; Jab=Ja’b=2Hz 2.5−2.75 m 3.61 t; J = 5Hz 3.45 d 3.62 a; Jaa’=14Hz 7.17 d; J5゜= 6Hz 8.51 d。
Jbc=6Hz 3.31d。
3.33d; Jaa’=19Hz 4.09q 1.16t 3゜46d。
3.66d。
Jaa’=14Hz 7.02dd Jbc=lHz。
Jbd=3Hz 6.94dd Jbc=lH2+ Jad=5Hz 7.24dd Jbd=3Hz。
Jad=5Hz 3.71d。
3.83d。
Jaa’=14Hz 6.82dd Jbc=3 、5Hz 。
Jba=IHz 6.88ad Jbc=3.5Hz。
Jca=5Hz 7.17dd Jbd=IHz。
Jca=5Hz 0H−4 OH−6 OH−11 13,31bs 14.00 bs 3.0〜3.25m5) 5.7−5.9m (IH) 5.13bsおよび5.17d J=3.5Hz CDCf2a/Da  DMSO(5/l)中で記録さ
れた12.34bs(2H)および12.99bs(2
H)におけるフェノール性OH4,10s(3H)にお
ける0CH3 10α: 2.98d ; 10β: 3.23d ;
 J = 19HzH−10と重なる H−4′ H−5′ H3−6′ N−CH3 H−4 H−6 H−11 CH3 3,72b8 4.03 q 1.41 2.22 s 13.34 bs 13.98 bs 5.68−5.82 m 5.1−5.2 m 4.095 3−70 bs 4.08 q 1.41 d 2.20 s 13.36 bs 13.81 bs 2.97 dd。
3.15 ad; Jaa’−14Hz Jab=Ja’b=7 Hz 5−6−5.8 m 5.05−5.15 m 4.09 s 3.86 bs 4.24 q 1.32d 2.23 s 12.16 bs 12.84 bs 13.61 bs 2.37 d。
2.57 a; Jaa’−11,5Hz 1.42 s、 3H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)細胞増殖抑制活性を有する一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (ただし式中、R^1は水素またはヒドロキシル基であ
    り、 R^2は水素、ヒドロキシルまたはメトキシ基であり、 R^3は水素またはヒドロキシル基であり、R^4は水
    素またはヒドロキシル基であり、R^5は水素、ヒドロ
    キシルまたはメトキシカルボニル基であり、 R^6はCH_2CH_3、COCH_3、COCH_
    2OH、CHOHCH_3またはCHOHCH_2OH
    であり、そして R^7は2〜6個の炭素原子を有し、そして少なくとも
    1個の酸素または窒素または硫黄原子またはC−C二重
    結合またはC−C三重結合を含む有機置換基であるが、
    その二重結合は芳香族複素環系の構成成分であってもよ
    く、そして酸素、窒素または硫黄原子は非環式鎖または
    複素環系の構成成分であってもよい)の新規なアントラ
    サイクリン誘導体〔ただしR^7がシアノメチル基また
    は一般式COR^*(ただし式中、R^*はCH3、C
    F_3またはCCl_3である)の置換基である場合の
    化合物を除外するものとする〕および生理学的に許容し
    うる無機または有機酸との酸付加塩。 2)R^1=H、R^2=H、OHまたはOCH_3、
    R^3=R^4=OH、R^5=H、およびR^6=C
    OCH_3、COCH_2OH、CHOHCH_3、ま
    たはCHOHCH_2OHである、請求項1記載のアン
    トラサイクリン誘導体。 3)R^1=HまたはOH、R^2=R^3=R^4=
    R^5=OHおよびR^6=CH_2CH_3である、
    請求項1記載のアントラサイクリン誘導体。 4)R^1=H、R^2=OCH_3、R^3=R^4
    =R^5=OHおよびR^6=CH_2CH_3である
    請求項1記載のアントラサイクリン誘導体。 5)R^1=R^2=R^3=R^4=OH、R^5=
    COOCH_3およびR^6−CH_2CH_3である
    請求項1記載のアントラサイクリン誘導体。 6)R^7が▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼(ただし式中、Xは
    O、NまたはSである)である(その複素環は場合によ
    り−CH^3、−NO_2、−CH_2OH、−Clま
    たは−Brにより置換されていてもよいが、好ましくは
    置換されていない)請求項1記載のアントラサイクリン
    誘導体。 7)R^7が置換されているかまたは置換されていない
    2−ピコリル、3−ピコリルまたは4−ピコリル基であ
    り、好ましくは2−ピコリルまたは4−ピコリル基であ
    る、請求項1記載のアントラサイクリン誘導体。 8)R^7がアリル、クロチルまたはプロパルギル基で
    あり、好ましくはアリル基である、請求項1記載のアン
    トラサイクリン誘導体。 9)R^7が2〜4個の炭素原子を有するヒドロキシア
    ルキルであり、好ましくはヒドロキシエチルである、請
    求項1記載のアントラサイクリン誘導体。 10)R^7がグリシジル基である、請求項1記載のア
    ントラサイクリン誘導体。 11)R^7が−CH_2COOR^5(ただし式中、
    R^5は水素または枝分かれしているかまたは枝分かれ
    しておらず、置換されているかまたは置換されていない
    C_1〜C_4−アルキルであるが、好ましくはR^8
    が水素、メチルまたはエチルである)である請求項1記
    載のアントラサイクリン誘導体。 12)R^7が−CH_2CONR^9_2(ただし式
    中、R^9は水素またはC_1〜C_4−アルキルであ
    るが、好ましくはR^9は水素、メチルまたはエチルで
    ある)である請求項1記載のアントラサイクリン誘導体
    。 13)式 I (ただし式中、R^1=HまたはOH、R
    ^2=H、OHまたはOCH_3、R3=HまたはOH
    、R^4=HまたはOH、R^5=H、OHまたはCO
    OCH_3、R^6=CH_2CH_3、COCH_3
    、COCH_2OH、CHOHCH_3またはCHOH
    CH_2OHおよびR^7=Hである)の化合物を本来
    既知の方法で水素化シアノ硼素ナトリウムの存在下で、
    2〜6個の炭素原子を有し、少なくとも1個の酸素、窒
    素または硫黄原子またはC−C二重結合またはC−C三
    重結合を有するアルデヒド(その場合その二重結合はま
    た芳香族複素環系の構成成分であってもよく、またその
    酸素、窒素または硫黄原子は非環式鎖または複素環系の
    構成成分であってもよい)と反応させるか、または本来
    既知の方法で無水の条件下塩基の存在下で、2〜6個の
    炭素原子を有し、少なくとも1個の酸素、窒素または硫
    黄原子またはC−C二重結合またはC−C三重結合(そ
    の二重結合はまた芳香族複素環系の構成成分であっても
    よく、そしてその酸素、窒素または硫黄原子は非環式鎖
    または複素環系の構成成分であってもよい)を含む有機
    ハロゲン化合物(ただしハロゲノアセトニトリルを除外
    するものとする)と反応させて式 I 〔ただし式中、R
    ^1〜R^6は上記の意味を有し、そしてR^7は2〜
    6個の炭素原子を有し、そして少なくとも1個の酸素、
    窒素または硫黄原子またはC−C二重結合またはC−C
    三重結合(その二重結合はまた芳香族複素環系の構成成
    分であってもよく、そしてその酸素、窒素または硫黄原
    子は非環式鎖または複素環系の構成成分であってもよい
    )を含む有機置換基である〕の化合物を得ることからな
    る、請求項1記載のアントラサイクリン誘導体の製造法
    。 14)請求項1記載のアントラサイクリン誘導体の医薬
    における使用。
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