JPH04234864A - 2−クロロチアゾール類の製造方法 - Google Patents

2−クロロチアゾール類の製造方法

Info

Publication number
JPH04234864A
JPH04234864A JP3125706A JP12570691A JPH04234864A JP H04234864 A JPH04234864 A JP H04234864A JP 3125706 A JP3125706 A JP 3125706A JP 12570691 A JP12570691 A JP 12570691A JP H04234864 A JPH04234864 A JP H04234864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
reaction
salt
chloro
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3125706A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3179515B2 (ja
Inventor
Hideki Uneme
英樹 釆女
Noriko Higuchi
樋口 典子
Isao Minamida
南田 勲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP12570691A priority Critical patent/JP3179515B2/ja
Publication of JPH04234864A publication Critical patent/JPH04234864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3179515B2 publication Critical patent/JP3179515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D277/00Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings
    • C07D277/02Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings
    • C07D277/20Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D277/32Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N51/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds having the sequences of atoms O—N—S, X—O—S, N—N—S, O—N—N or O-halogen, regardless of the number of bonds each atom has and with no atom of these sequences forming part of a heterocyclic ring

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺虫剤の中間体として
有用な化合物2−クロロチアゾール類の新規製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】式
【化5】 の2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール(以下
単に化合物〔I〕と称することがある)や
【0003】
【化6】 の5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾール(以下
単に化合物〔III〕と称することがある)又はその塩
が殺虫剤の中間体として有用である事はすでにヨーロッ
パ公開特許192,060号や日本国公開特許公報平2
−171号に開示されている。しかし化合物〔I〕の具
体的な製造法としては、イソチオシアン酸アリルを塩素
化剤と反応させる方法が、日本国公開特許公報昭63−
83079号に記載されているだけである。
【0004】
【化7】 しかしながらこの方法は大過剰量の塩素化剤と高温を必
要とし、また非常に激しい反応であるのでこの方法では
目的とする化合物〔I〕の他に複数個の副生物が生成し
てこれらとの分離がやっかいである。従って単離収率が
悪く、化合物〔I〕のすぐれた製造法とはとても言い難
い。
【0005】また化合物〔III)〕の製造法としては
、日本国公開特許公報平2−171号に、化合物〔I〕
とフタルイミドカリウムを反応させる方法が、記載され
ているが、さらに収率のよい簡便かつ安価な製造法が望
まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこのよ
うな現状において、大過剰の塩素化剤を必要とせず、温
和な条件下で、簡便な反応操作の下に収率よく下記式〔
II〕で表わされるイソチオシアン酸アリル誘導体〔I
I〕(以下単に化合物〔II〕と称することがある)よ
り2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール(化合
物〔I〕)を製造する方法、化合物〔II〕より化合物
〔I〕を経由して5−(アミノメチル)−2−クロロチ
アゾール〔III〕又はその塩を製造する方法及び化合
物〔III〕又はその塩の収率のよい、簡便で安価な新
規製造法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため、鋭意、化合物〔I〕及び化合物〔II
I〕又はその塩の製造法を種々検討した。その結果、式
【0008】
【化8】 (式中Xは脱離基を示す。)で表わされるイソチオシア
ン酸アリル誘導体と塩素化剤とを反応させることにより
、意外にも大過剰の塩素化剤を用いることなく、温和な
条件で収率よく純度のよい化合物〔I〕が、非常に簡単
な反応操作及び後処理の下に製造できること、化合物〔
II〕よりこのようにして化合物〔I〕を製造したのち
この化合物〔I〕をアミノ化することにより化合物〔I
II〕又はその塩が製造できること及び化合物〔I〕と
液体アンモニアもしくはヘキサメチレンテトラミンとを
反応させることにより意外にも収率よく化合物〔III
〕又はその塩が製造できることを発見し、これらに基づ
いて本発明を完成した。
【0009】すなわち本発明は、 (1)  化合物〔II〕と塩素化剤とを反応させるこ
とを特徴とする2−クロロ−5−(クロロメチル)チア
ゾール(化合物〔I〕)の製造法。
【0010】(2)  化合物〔II〕と塩素化剤とを
反応させて2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾー
ル(化合物〔I〕)を製造したのち、得られた化合物〔
I〕とアミノ化剤とを反応させることを特徴とする5−
(アミノメチル)−2−クロロチアゾール(化合物〔I
II〕)又はその塩の製造法。
【0011】(3)  化合物〔I〕と液体アンモニア
もしくはヘキサメチレンテトラミンとを反応させること
を特徴とする5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾ
ール(化合物〔III〕)又はその塩の製造法に関する
【0012】上記式中、Xで定義される脱離基としては
、たとえばフッ素,塩素,臭素,ヨウ素等のハロゲン、
たとえばメタンスルホニルオキシ,エタンスルホニルオ
キシ,ブタンスルホニルオキシ,トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ等のハロゲン(Cl,Br,F等)で1
〜3個置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニ
ルオキシ,たとえばベンゼンスルホニルオキシ,p−ト
ルエンスルホニルオキシ,p−ブロモベンゼンスルホニ
ルオキシ,メシチレンスルホニルオキシ等の低級アルキ
ル(メチル,エチル等)やハロゲン(Cl,Br,F等
)で1〜4個置換されていてもよいC6−10アリール
スルホニルオキシ,たとえばアセチルオキシ,プロピオ
ニルオキシ,トリフルオロアセチルオキシ等のハロゲン
(Cl,Br,F等)等で1〜3個置換されていてもよ
いC1−6アシルオキシ,たとえばベンゾイルオキシ等
のC6−10アリールカルボニルオキシ等が用いられる
。通常Xが塩素である化合物〔II〕(イソチオシアン
酸2−クロロアリル)が最も入手しやすい。
【0013】また「塩素化剤」とは塩素及び反応条件下
に塩素を放出する化合物、例えば塩化スルフリル等を示
す。「アミノ化剤」とはアンモニア(本発明ではアンモ
ニア水も含むものと解釈する)及びアンモニアを保護す
ることによりポリアルキル化を防いでいる化合物、例え
ばフタルイミド,スクシンイミド等のジカルボン酸イミ
ド類、例えばトルエンスルホンアミド,トリフルオロメ
タンスルホンアミド等のスルホン酸アミド誘導体,アセ
トアミド,トリフルオロアセトアミド等のカルボン酸ア
ミド誘導体,tert−ブチルカルバミン酸,メチルカ
ルバミン酸等のカルバミン酸エステル類、ヘキサメチレ
ンテトラミン,トリクロロアミン等を示し、さらに可能
な場合にはこれらのアルカリ金属塩,例えばカリウムア
ミド,ナトリウムアミド,フタルイミドカリウム,フタ
ルイミドナトリウム等をも示す。アンモニア(アンモニ
ア水を含む)又はそのアルカリ金属塩をアミノ化剤とし
て用いた場合以外は、当該保護基を自体公知の方法で除
去する。アミノ化剤としては、特に液体アンモニア,ア
ンモニア水,フタルイミドカリウム,フタルイミドナト
リウム,ヘキサメチレンテトラミン等が好ましい。
【0014】5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾ
ールすなわち化合物〔III〕の塩としては、例えば、
塩酸,臭化水素酸,ヨウ化水素酸,リン酸,硫酸,過塩
素酸等の無機酸または、例えばギ酸,酢酸,酒石酸,リ
ンゴ酸,クエン酸,シュウ酸,コハク酸,安息香酸,ピ
クリン酸,メタンスルホン酸,p−トルエンスルホン酸
等の有機酸が用いられてもよい。
【0015】本発明の製造法は例えば下記記載の反応条
件に従って実施することができる。 (A)  イソチオシアン酸アリル誘導体〔II〕と塩
素化剤とを反応させて2−クロロ−5−(クロロメチル
)チアゾール(化合物〔I〕)を製造することができる
【0016】
【化9】
【0017】本反応は無溶媒で行なってもよいが、反応
条件下で不活性な溶媒で希釈してもよい。このような溶
媒としては例えば、ジクロロメタン,クロロホルム,四
塩化炭素,1,2−ジクロロエタン,1,1,1−トリ
クロロエタン,1,1,2,2−テトラクロロエタン等
のハロゲン化炭化水素が好まれる。塩素化剤は、イソチ
オシアン酸アリル誘導体〔II〕に対して、通常1〜1
.5当量用いられるが、場合によっては過剰量(2〜1
0当量)用いてもよい。塩素化剤として塩素を用いる場
合は、塩素ガスを直接反応系内に吹き込んでもよく、ま
た適当な溶媒(例えば、クロロホルム,四塩化炭素等)
に溶解させたものを用いてもよい。
【0018】本反応は−20℃〜150℃の間で行なう
ことができるが、0℃〜60℃の間が特に好ましい。
【0019】本反応は以下に示す機構で進行していると
推定される(〔図−1〕)。
【化10】 (式中、Xは前記したような脱離基を示す。)
【002
0】すなわち、まずイソチオシアン酸アリル誘導体〔I
I〕に塩素が付加し、式〔IV〕で表わされる塩化スル
フェニル誘導体(以下化合物〔IV〕と称する)が生成
する。次に化合物〔IV〕が環化付加し、式〔V〕で表
わされる2−チアゾリン誘導体(以下化合物〔V〕と称
する)を与える。化合物〔V〕は自発的にもしくは加熱
あるいは脱酸剤によりHXを放出して、2−クロロ−5
−(クロロメチル)チアゾール(化合物〔I〕)に変化
する。この際反応条件によっては中間に化合物〔I〕の
HX塩〔VI〕又は化合物〔I〕のHX付加体〔VII
〕が生成する。
【0021】本反応は、低温又は希釈溶液で反応を行な
えば化合物〔IV〕や化合物〔V〕で反応が止まる傾向
にあり、高温かつ無溶媒か濃厚溶液で反応を行なえば、
目的物の2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール
(〔I〕)まで反応が進行する傾向にある。従って本製
造法では、まず低温か希釈溶液で反応を行なって、化合
物〔IV〕又は〔V〕を主成物として製造したのち、反
応温度を上げるか、濃縮し、あるいはこの両方の操作を
行なうことにより化合物〔I〕を製造してもよく、また
最初から、高温かつ無溶媒又は濃厚溶液で反応を行ない
、化合物〔I〕を製造してもよい。ここで述べた「低温
」,「高温」,「希釈溶液」,「濃厚溶液」がどのよう
な範囲を示すかは、塩素化剤の種類,反応のスケール,
反応時間等によって異なるので限定できないが、通常は
、「低温」とは−20〜20℃,「高温」とは30〜1
00℃,「希釈溶液」とは、重量濃度20%程度以下、
「濃厚溶液」とは40%程度以上を示す。
【0022】また本反応では中間体〔V〕,〔VI〕又
は〔VII〕を製造したのち、脱酸剤を作用させること
により化合物〔I〕が有利に製造される場合がある。こ
のような脱酸剤としては例えば炭酸水素ナトリウム,炭
酸水素カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,水酸
化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化カルシウム等の
無機塩基が好ましいが、場合によってはアンモニア,ト
リエチルアミン,ピリジン,ルチジン,コリジン,DB
U(1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセン
−7)等の有機塩基を用いることもできる。これらの脱
酸剤は通常化合物〔II〕に対して0.5〜2.0当量
、好ましくは1〜1.5当量用いられるが、反応に支障
がなければ、過剰量(2〜10当量)用いてもよい。 これら脱酸剤はそのまま用いてもよく、また無機塩基の
場合は水に、有機塩基の場合は水又は適当な溶媒に溶解
させて使用することもできる。塩素化剤として塩素を用
いる場合、反応に支障がなければ、これら脱酸剤を反応
の初期から使用することもできる。
【0023】本反応の原料となるイソチオシアン酸アリ
ル誘導体〔II〕は一部既知物質であり、又、自体公知
の方法で製造することができる。例えばプロペン誘導体
(式〔VIII〕)とチオシアン酸金属塩又はアンモニ
ウム塩と反応させることにより製造することもできる。
【0024】
【化11】 (式中、Xは前記と同意義を、X′はXと同一でも相異
なっていてもよく、Xで示したような脱離基を、Mはナ
トリウム,カリウム,カルシウム,バリウム,亜鉛,銅
などの金属またはアンモニウムを表わす。)
【0025
】この反応では、低温(例えば80℃以下)で行なえば
通常、チオシアン酸アリル誘導体(以下化合物〔IX〕
と称する)とイソチオシアン酸アリル誘導体〔II〕の
混合物(場合によっては化合物〔IX〕のみ)がまず生
成するが、化合物〔IX〕は加熱(例えば100〜15
0℃)により目的物〔II〕へと転移させることができ
る。この場合、化合物〔IX〕を一度単離したのち再び
加熱して化合物〔II〕に導いてもよく、またそのまま
系中で加熱して化合物〔II〕に転移させてもよい。も
ちろん最初から反応を高温(例えば100〜150℃)
で行なって直接化合物〔II〕を製造してもよい。この
ようにして得られた化合物〔II〕は単離精製するか、
あるいはすることなく塩素化剤と反応させることができ
る。すなわち化合物〔VIII〕から化合物〔II〕を
経て化合物〔I〕を製造することができる。
【0026】(B)  イソチオシアン酸アリル誘導体
〔II〕と塩素化剤とを反応させて2−クロロ−5−(
クロロメチル)チアゾール(化合物〔I〕)を製造した
のち、得られた化合物〔I〕とアミノ化剤とを反応させ
て5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾール(化合
物〔III〕)またはその塩を製造することができる。
【0027】
【化12】
【0028】本反応ではまず化合物〔I〕を方法(A)
記載の条件に従って製造する。得られた化合物〔I〕は
単離精製してもよいが場合によっては、単離精製するこ
となくアミノ化剤と反応させることもできる。アミノ化
剤は化合物〔I〕に対し0.8〜1.5当量用いるのが
好ましいが、場合によっては1.5〜50当量程度用い
てもよい。
【0029】本段階は無溶媒で行なってもよいが、適当
な溶媒中で行われることが多い。このような溶媒として
は、例えば水、たとえばメタノール,エタノール,n−
プロパノール,イソプロパノール等のアルコール類、た
とえばベンゼン,トルエン,キシレン等の芳香族炭化水
素類、たとえばジクロロメタン,クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素類、たとえばヘキサン,ヘプタン,シク
ロヘキサン等の飽和炭化水素類、たとえばジエチルエー
テル,テトラヒドロフラン(以下THFと略称する。)
、ジオキサン等のエーテル類、たとえばアセトン等のケ
トン類、たとえばアセトニトリル等のニトリル類、たと
えばジメチルスルホキシド(以下DMSOと略称する。 )等のスルホキシド類、たとえばN,N−ジメチルホル
ムアミド(以下DMFと略称する。)等のカルボン酸ア
ミド類、たとえば酢酸エチル等のエステル類などが用い
られる。これらの溶媒は単独で用いることもできるし、
また必要に応じて二種またはそれ以上の多種類を適当な
割合、例えば1:1〜1:10の割合で混合して用いて
もよい。反応混合物が均一相でない場合には、例えばト
リエチルベンジルアンモニウムクロリド,トリn−オク
チルメチルアンモニウムクロリド,トリメチルデシルア
ンモニウムクロリド,テトラメチルアンモニウムブロミ
ド等の四級アンモニウム塩やクラウンエーテル類などの
相間移動触媒の存在下に反応を行なってもよい。
【0030】本段階は、脱酸剤を0.1〜10当量好ま
しくは1.0〜3当量加えることにより促進されてもよ
い。このような脱酸剤として、例えば炭酸水素ナトリウ
ム,炭酸水素カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム
,水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化カルシウ
ム,フェニルリチウム,ブチルリチウム,水素化ナトリ
ウム,水素化カリウム,ナトリウムメトキシド,ナトリ
ウムエトキシド,金属ナトリウム,金属カリウム等の無
機塩基、例えばトリエチルアミン,トリブチルアミン,
N,N−ジメチルアニリン,ピリジン,ルチジン,コリ
ジン,4−(ジメチルアミノ)ピリジン,DBU等の有
機塩基を用いることができる。上記有機塩基はそれ自体
溶媒として用いることもできる。本段階の反応温度は通
常−20℃〜150℃、反応時間は通常10分〜50時
間であるが、好ましくはそれぞれ0℃〜100℃、1時
間〜20時間である。
【0031】アミノ化剤としてアンモニア(アンモニア
水を含む)又はそのアルカリ金属塩を用いた場合以外は
、さらに自体公知の保護基を除去する操作が必要になる
。この操作は例えば「新実験化学講座」(丸善),14
−III巻1342ページ〜1349ページ及びそれに
記載の参照文献等に記載の方法等に従うことができる。
【0032】アミノ化剤が(i)アンモニア水,(ii
)液体アンモニア,(iii)フタルイミドカリウムま
たはフタルイミドナトリウム及び(iv)ヘキサメチレ
ンテトラミンである場合のさらに好ましい反応条件につ
いて以下に述べる。 (i)  アミノ化剤がアンモニア水である場合。
【0033】
【化13】
【0034】ポリアルキル体の生成を防ぐため、アンモ
ニア水を化合物〔I〕に対してアンモニアとして5〜5
0倍程度使用するのが好ましい。反応溶媒は例えば水,
前述したアルコール類,ニトリル類等が好ましい。反応
温度は50℃〜100℃,反応時間は30分〜5時間が
好ましい。また加圧下(1.1〜100気圧)で反応を
行なうことにより、ポリアルキル体の生成を少なくでき
る場合もある。 (ii)  アミノ化剤が液体アンモニアである場合。
【0035】
【化14】
【0036】反応条件(i)と同様に、アンモニアは過
剰量(5〜100倍程度)用いるのが好ましい。本反応
は加圧下(1.1〜100気圧)で、有利に進行させる
ことができる。反応は無溶媒で行なってもよいが、前述
のような有機・溶媒を加えてもよい。このような溶媒と
しては、例えば水、アルコール類、芳香族炭化水素類、
ハロゲン化炭化水素類、飽和炭化水素類、エーテル類、
ニトリル類、スルホキシド類、カルボン酸アミド類、エ
ステル類など上記したようなものが用いられる。反応温
度は−20℃〜100℃、反応時間は30分〜40時間
が好ましい。 (iii)  アミノ化剤がフタルイミドカリウムまた
はフタルイミドナトリウムである場合。
【0037】
【化15】
【0038】まず化合物〔I〕とフタルイミドカリウム
またはフタルイミドナトリウムとを反応させて中間体〔
X〕を得る。化合物〔I〕に対してフタルイミドカリウ
ムまたはフタルイミドナトリウムは1.0〜1.5当量
が好ましく、溶媒は例えば前述のアルコール類,エーテ
ル類,ニトリル類,ケトン類,スルホキシド類,カルボ
ン酸アミド類などが用いられるが、特にDMFが好まし
い。溶媒がDMFの場合反応温度は10℃〜60℃,反
応時間は1時間〜10時間が好ましい。
【0039】次に得られた中間体〔X〕を単離精製した
のち、あるいはすることなく、脱保護させる。脱保護に
は酸加水分解やアルカリ加水分解を用いることもできる
が、ヒドラジン分解が好ましい。すなわち、中間体〔X
〕と〔X〕に対して1.0〜2当量のヒドラジン(又は
含水ヒドラジン)を適当な溶媒(例えば前述したアルコ
ール類,ニトリル類等)中、0℃〜100℃で1時間〜
10時間反応させ、化合物〔III〕又はその塩を得る
ことができる。 (iv)  アミノ化剤がヘキサメチレンテトラミンで
ある場合。
【0040】
【化16】
【0041】まず、化合物〔I〕とヘキサメチレンテト
ラミンとを反応させて中間体の四級アンモニウム塩〔X
I〕を得る。化合物〔I〕に対してヘキサメチレンテト
ラミンは1.0〜1.5当量が好ましい。種々の溶媒が
使用可能であるが、特に前述したアルコール類,ハロゲ
ン化炭化水素類,ニトリル類等が好まれる。反応温度は
20〜100℃,反応時間は1〜10時間が好ましい。 この段階で、中間体〔XI〕を単離するのが好ましいが
、単離することなく、化合物〔III〕に導いてもよい
。中間体〔XI〕の分解は通常酸加水分解が用いられる
。すなわち、中間体〔XI〕と〔XI〕に対して5〜5
0当量の無機酸(塩酸,臭化水素酸,硫酸等)を用いる
のが好ましい。溶媒は水,前述したアルコール類及びニ
トリル類が好ましく、有機溶媒の場合は5〜50%程度
含水しているものが好ましい。反応温度は20〜100
℃,反応時間は20分〜5時間が好ましい。 (C)2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール(
〔I〕)と液体アンモニアもしくはヘキサメチレンテト
ラミンとを反応させて5−(アミノメチル)−2−クロ
ロチアゾール(〔II〕)を製造することができる。
【0042】
【化17】
【0043】本反応は方法(B)の後半部分、すなわち
化合物〔II〕より得られた化合物〔I〕とアミノ化剤
を反応させる反応条件に従って進行させることができる
。さらに好ましくは同部分の「(ii)アミノ化剤が液
体アンモニアである場合もしくは(iv)アミノ化剤が
ヘキサメチレンである場合」の条件が用いられてよい。
【0044】このようにして得られた化合物〔I〕及び
化合物〔III〕またはその塩は公知の手段、例えば濃
縮、減圧濃縮、蒸留、分留、溶媒抽出、液性変換、転溶
、クロマトグラフィー、結晶化、再結晶等により単離精
製することができる。
【0045】また上記の製法によって化合物〔III〕
が遊離の化合物で得られる場合は、上記したような塩に
、また塩の形で得られる場合は遊離の化合物に、それぞ
れ常法に従って変換することができる。
【0046】本発明の方法により製造される化合物〔I
〕及び化合物〔III〕又はその塩が、既知殺虫性化合
物の原料として有用であることは既に述べたが、さらに
新規な殺虫剤の原料としても有用であることが知見され
た。すなわち、本発明の方法により製造された化合物〔
I〕と式
【0047】
【化18】 (式中、R1,R2及びR3は同一又は相異なり水素原
子,低級アルキル基又は低級カルボン酸アシル基を、あ
るいはR1とR2は一緒になって隣接窒素原子と共に環
状アミノ基を示す。)で表わされる化合物又はその塩と
を反応させることにより式
【0048】
【化19】 (式中の記号は前記と同意義を示す。)で表わされる化
合物又はその塩が製造される。
【0049】化合物〔XIII〕の製造において、化合
物〔XII〕に対して化合物〔I〕は約0.8〜1.5
当量用いるのが好ましいが、反応に支障がない場合には
大過剰量用いてもよい。本反応は塩基やセシウム塩、例
えば塩化セシウム等の存在下に行なって反応を促進させ
てもよく、このような塩基としてはたとえば前述の方法
(B)で述べたようなもの等を用いる事が出来る。塩基
は化合物〔XII〕に対して0.5当量〜大過剰量、好
ましくは約0.8〜1.5当量用いることができる。ま
た塩基として有機塩基を用いる場合は、それ自体を溶媒
とすることもできる。セシウム塩は、触媒量(化合物〔
XII〕に対して0.001〜0.1当量)であってよ
い。本反応は通常、方法(B)で述べたような溶媒中で
行なうのが好ましく、反応系が均一相でない場合は、方
法(B)で述べたような相間移動触媒を用いてもよい。 反応温度は通常−20〜150℃、好ましくは0〜80
℃である。反応時間は通常10分〜50時間、好ましく
は2時間〜20時間の範囲である。
【0050】また本発明の方法により製造された化合物
〔III〕またはその塩と式
【化20】 (式中、R1及びR2は前記と同意義を、Yは低級アル
コキシ,低級アルキルチオ基を示す。)で表わされる化
合物又はその塩を反応させる事により、式
【0051】
【化21】 (式中の記号は前記と同意義を示す。)で表わされる化
合物又はその塩が製造される。
【0052】化合物〔XIV〕またはその塩に対し、化
合物〔III〕またはその塩は約0.8〜2.0当量用
いるのが好ましいが、反応に支障がない場合には約2.
0〜20当量程度用いてもよい。
【0053】反応は無溶媒で行なってもよいが、通常は
方法(B)で述べたような溶媒中で行われる。反応系が
均一相でない場合は、方法(B)で述べたような相間移
動触媒を用いてもよい。
【0054】本反応は、塩基や金属塩を化合物〔XIV
〕に対して0.01〜10当量好ましくは0.1〜3当
量加えることにより促進されてもよい。このような塩基
として、例えば方法(B)で述べたようなもの等を用い
ることができる。有機塩基を用いる場合はそれ自体溶媒
として用いることもできる。また金属塩として、たとえ
ば塩化銅,臭化銅,酢酸銅,硫酸銅などの銅塩、塩化水
銀,硝酸水銀、酢酸水銀などの水銀塩などを用いること
ができる。
【0055】本反応の反応温度は通常−50℃〜150
℃、反応時間は通常10分〜50時間であるが、好まし
くはそれぞれ−30℃〜100℃、30分〜20時間で
ある。
【0056】上記式中、R1,R2及びR3で示される
低級アルキル基としては、例えばメチル,エチル,プロ
ピル,イソプロピル等が用いられ、低級カルボン酸アシ
ル基としては、例えばホルミル,アセチル,プロピオニ
ル等が用いられる。またR1とR2が一緒になって隣接
窒素原子と共に示す環状アミノ基としては、例えばアジ
リジノ,アゼチジノ,ピロリジノ,ピペリジノ,モルホ
リノ等が用いられる。Yで示される低級アルコキシ基と
しては、例えばメトキシ,エトキシ,プロポキシ,イソ
プロポキシ等が用いられ、低級アルキルチオ基としては
、例えばメチルチオ,エチルチオ,プロピルチオ,イソ
プロピルチオ等が用いられる。
【0057】化合物〔XII〕,〔XIII〕,〔XI
V〕,及び〔XV〕の塩としては、例えば化合物〔II
I〕塩として前述したもの等が用いられる。
【0058】従って、本発明の製造法を利用すれば、化
合物〔II〕より化合物〔I〕を経由して化合物〔XI
II〕又はその塩が製造可能であり、また化合物〔II
〕より化合物〔I〕および化合物〔III〕又はその塩
を経由するか、化合物〔I〕より化合物〔III〕又は
その塩を経由して化合物〔XV〕又はその塩が製造可能
である。
【0059】このようにして製造された化合物〔XII
I〕又はその塩及び化合物〔XV〕及びその塩は強い殺
虫活性を有する。
【0060】実施例 次に実施例,参考例を挙げて本発明をさらに詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定解釈されるべき
ものではない。
【0061】実施例及び参照例のカラムクロマトグラフ
ィーにおける溶出はTLC(Thin  Layer 
 Chromatography,薄層クロマトグラフ
ィー)による観察下に行なわれた。TLC観察において
は、TLCプレートとしてメルク(Merck)社製の
キーゼルゲル60F254(70〜230メッシュ)を
、展開溶媒としてはカラムクロマトグラフィーで溶出溶
媒として用いられた溶媒を、検出法としてUV検出器を
採用した。カラム用シリカゲルは同じくメルク社製のキ
ーゼルゲル60(70〜230メッシュ)を用いた。 NMRスペクトルはプロトンNMRを示し、内部基準と
してテトラメチルシランを用いて、VARIAN  E
M390(90MHz)型スペクトルメーターで測定し
、全δ値をppmで示した。展開溶媒として混合溶媒を
用いる場合に(  )内に示した数値は各溶媒の容量混
合比である。
【0062】尚、下記実施例及び参考例で用いる略号は
、次のような意義を有する。Me:メチル基,Et:エ
チル基,s:シングレット,br:ブロード(幅広い)
,d:ダブレット,t:トリプレット,q:クワルテッ
ト,m:マルチプレット,dd:ダブレットダブレット
,j:カップリング定数,Hz:へルツ,CDCl3:
重クロロホルム,DMSO−d6:重DMSO,%:重
量%,mp:融点,bp:沸点また室温とあるのは約1
5〜25℃を意味する。
【0063】実施例1 イソチオシアン酸2−クロロアリル13.4g,クロロ
ホルム10mlの混合物に、氷冷下(内温10℃以下)
,塩素ガスを1時間40分にわたり吹き込んだ。吸収し
た塩素ガスの重量は7.71gであった。この時点での
生成物はNMRより、塩化2−アザ−1,4−ジクロロ
−1,4−ペンタジエンスルフェニル
【0064】
【化22】 (NMR(CDCl3):4.33(2H,m),5.
38(1H,m),5.53(1H,m))及び2,5
−ジクロロ−5−(クロロメチル)−2−チアゾリン

0065】
【化23】 (NMR(CDCl3):4.08(2H,m),4.
58(2H,m))と推定された。浴を外すと発熱して
きたので水浴につけ、内温を40℃以下に保った。4時
間後、浴を外しても発熱しなくなった。この時点で2−
クロロ−5−(クロロメチル)チアゾールが主生物とな
った。クロロホルムを留去後、減圧蒸留し、13.3g
の2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾールを得た
。収率73%。bp108〜110℃/18mmHg。 mp約30℃。 NMR(CDCl3):4.72(2H,s),7.5
1(1H,s)
【0066】実施例2 イソチオシアン酸2−クロロアリル50g,クロロホル
ム50mlの混合物に、水浴中で、内温を30℃以下に
保ちながら、塩化スルフリル60.1gを1時間30分
で滴下した。浴を外して室温でさらに2時間30分反応
させた。この間徐々に発熱して内温が最大36℃に達し
た。溶媒と過剰の塩化スルフリルを留去した。残留物を
ジクロロメタン400mlに溶かし、この溶液を重そう
水及び水で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し
た。残留物を減圧蒸留し、51.7gの2−クロロ−5
−(クロロメチル)チアゾールを得た。収率  82%
。 純度90%以上。bp:  110℃/20mmHg。
【0067】実施例3 イソチオシアン酸2−クロロアリル11.6gに氷冷下
(内温5℃以下)、0.843Mの塩素四塩化炭素溶液
103mlを1時間30分で滴下した。氷冷下で1時間
,室温で4時間かくはんした所、生成物はNMRより推
定して塩化2−アザ−1,4−ジクロロ−1,4−ペン
タジエンスルフェニルのみで、他の少量の原料が残存し
ていた。この反応液より常圧下で四塩化炭素を留去した
ところ、主生物が2−クロロ−5−(クロロメチル)チ
アゾールとなった。
【0068】実施例4 塩化スルフリル1.00gにイソチオシアン酸2−クロ
ロアリル0.43gを室温で3分間で加え、30分間か
くはんした。反応液に四塩化炭素10mlを加え、10
℃以下で反応混合物を減圧下に濃縮した。この時点での
主生物は2,5−ジクロロ−5−(クロロメチル)−2
−チアゾリンと考えられるものであったが、60℃で3
0分間加熱すると2−クロロ−5−(クロロメチル)チ
アゾールが主成物となった。
【0069】実施例5 氷冷下、塩化スルフリル0.50gにイソチオシアン酸
2−クロロアリル0.22gを3分間で滴下し、氷冷下
でさらに1時間かくはんした。クロロホルム10mlを
加え、20℃以下で減圧下に反応混合物を濃縮した。こ
の時点での主生物は2,5−ジクロロ−5−(クロロメ
チル)−2−チアゾリンと考えられたが、40℃〜60
℃でさらに濃縮した所、主生物が2−クロロ−5−(ク
ロロメチル)チアゾール・塩酸塩又は2,2−ジクロロ
−5−(クロロメチル)−4−チアゾリルと推定される
ものに変化した。
【0070】
【化24】 (NMR(CDCl3):4.79(2H,s),7.
70(1H,s))このものにクロロホルムを加えたの
ち、20℃以下で希アンモニア水又は重そう水を加えて
かくはんした所、2−クロロ−5−(クロロメチル)チ
アゾールが得られた。
【0071】実施例6 実施例2の方法によって2−クロロ−5−(クロロメチ
ル)チアゾール1.0gを得、これと25%アンモニア
水4ml,アセトニトリル6mlの混合物をステンレス
製耐圧反応容器に入れ、80℃で2時間反応させた。冷
却後、10N水酸化ナトリウム水溶液0.6mlとエタ
ノール12mlを加えて室温で30分間かくはんした。 反応混合物を濃縮し、ジクロロメタン20mlを加えて
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。不溶物を濾別後、濾
液を濃縮した。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(溶
出液:ジクロロメタン−メタノール  10:1)で精
製し、0.49gの5−(アミノメチル)−2−クロロ
チアゾールを得た。黄色液体。NMR(CDCl3):
1.66(2H,s),4.02(2H,s),7.3
6(1H,s)
【0072】実施例7 2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール0.50
g,25%アンモニア水4ml,アセトニトリル6ml
の混合物を30分間加熱還流したのち、25%アンモニ
ア水8mlを追加し、さらに30分間加熱還流した。実
施例6と同様の後処理を行い、0.22gの5−(アミ
ノメチル)−2−クロロチアゾールを得た。
【0073】実施例8 2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール30.0
gをヘキサメチレンテトラミン27.5gとクロロホル
ム150mlの混合物に加熱還流下で、30分間で滴下
した。さらに3時間加熱還流下で攪拌し、一夜放置した
。生じた結晶を濾取し、結晶を100mlのクロロホル
ムで洗った。濾液と洗液を合わせて100mlに濃縮し
、半日放置後生じた結晶を濾取し、結晶を20mlのク
ロロホルムで洗った。濾液と洗液はさらに2回同じ操作
を行った。合計して55.0g(収率99.7%)の四
級アンモニウム塩が得られた。
【0074】この四級アンモニウム塩32.5g,36
%塩酸104g,水97.5ml,エタノール325m
lの混合物を70℃で1時間攪拌したのち一夜放置した
。生じた固体を濾別し、濾液を体積が約半分になるまで
濃縮した。生じた固体を再び濾別し、濾液を濃縮乾固し
た。アセトン100mlを残留物に加え、不溶物を濾取
した。不溶物に水250mlを加えたのち6N水酸化ナ
トリウム水溶液でpHを13に調節した。ジクロロメタ
ンで3回抽出し、ジクロロメタン層を飽和食塩水で洗浄
した後、無水炭酸カリウムで乾燥した。濃縮後、粗製の
5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾールを14.
3g得た。このものを減圧蒸留で精製し、10.5gの
純品を得た。bp:85℃/10.5mmHg
【007
5】実施例9 実施例8の前半の方法で得られた四級アンモニウム塩7
7.1g,エタノール800ml,水160ml,12
N塩酸200mlの混合物を内温70〜75℃で2時間
かくはんし、冷時不溶物を濾別した。濾液を約300m
lに濃縮し、析出物を再び濾別した。濾液を濃縮後、水
300mlを加え、さらに濃縮した。残留物をアセトン
で洗浄後、水150mlに溶かし、氷冷下、6N水酸化
ナトリウム水溶液でpHを13とした。ジクロロメタン
で3回抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、
28.1gの5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾ
ールを収率75.6%で得た。このうち、21.2gを
減圧蒸留し、17.2gの純品を得た。bp:71〜7
2℃/0.7mmHg。
【0076】実施例10 フタルイミドカリウム10.4g、乾燥DMF100m
lの混合物に、実施例2の方法で得た。2−クロロ−5
−(クロロメチル)チアゾール9.0gの10mlDM
F溶液を20℃の油浴中で15分間で滴下した。滴下後
60℃で45分間攪拌したのち、不溶物をセライト上で
濾別し、濾液を減圧下で濃縮した。ジクロロメタン10
0mlを残留物に加え、不溶物を再び濾別し、濾液を濃
縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出液:
ジクロロメタン−酢酸エチル  20:1)で精製し、
12.0gのN−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル
)フタルイミドを得た。mP108〜109℃
【007
7】N−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)フタル
イミド12.0gとエタノール200mlの混合物にヒ
ドラジン1水和物3.2gを5分間で滴下した。滴下後
1時間加熱還流し、冷却した。生じた白色固体を濾別し
、濾液を濃縮した。残留物にエーテル50mlを加え、
不溶物を濾別した。濾液を濃縮することにより、ほぼ純
粋な5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾールが4
.9g得られた。
【0078】実施例11 アセトン−ドライアイス浴で冷却した耐圧反応容器に液
体アンモニア20mlを入れ、次いで、2−クロロ−5
−(クロロメチル)チアゾール3.36gとトルエン1
0mlの混合溶液を加えて密封した。浴温を−30℃と
したのちかくはんしながら0℃まで2時間30分で昇温
させた。その後氷浴中で7時間、室温で16時間かくは
んし、常圧にもどした。反応混合物を6N水酸化ナトリ
ウム水溶液10ml中にあけ、ジクロロメタンで2回抽
出した(100ml及び50ml)。有機層を濃縮後、
カラムクロマトグラフィー(溶出液ジクロロメタン−メ
タノール10:1)で精製し、2.20g(74.0%
)の5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾールを得
た。
【0079】比較例(日本国公開特許公報昭63−83
079号に記載の方法による2−クロロ−5−クロロメ
チルチアゾールの製造)塩化スルフリル1500gを5
0℃に加熱し、イソチオシアン酸アリル250mlを5
時間かけてゆっくりと滴下した。その後さらに80℃で
2時間加熱した。塩化スルフリルを留去した後、減圧蒸
留(20mmHg)した。bp90〜110℃の留分2
95gを採った(ガスクロマトグラフィーによる純度2
8%)。これをさらに精留(ウィドマー精留管を使用)
し、bp63〜68℃/1.3mmHgの部分118g
を採った(ガスクロマトグラフィーによる純度50%)
。さらにこれをカラムクロマトグラフィー(溶出液ヘキ
サン:エーテル=8:1)で精製し、46gの純粋な2
−クロロ−5−クロロメチルチアゾールを得た。
【0080】参考例1(原料のイソチオシアン酸2−ク
ロロアリルの合成)2,3−ジクロロ−1−プロペン3
25.9g,チオシアン酸ナトリウム261.9g,ア
セトニトリル1.51の混合物を3時間30分間加熱還
流したのち、不溶物を濾別し、濾液を濃縮した。残留物
にジクロロメタン200mlを加えて再び不溶物を濾別
したのち濃縮した。残留物を140℃の油浴中で1時間
攪拌し、減圧蒸留した。339.5gのイソチオシアン
酸2−クロロアリルを得た。融点  73〜76℃/1
8mmHg。
【0081】参考例2 N,N−ジメチル−N′−ニトログアニジン13.0g
,粉末水酸化ナトリウム5.90g,乾燥DMF200
mlの混合物に、氷冷下2−クロロ−5−(クロロメチ
ル)チアゾールのDMF15ml溶液を2時間で滴下し
た。浴を外して室温で13時間かくはん後、減圧下にD
MFを留去した。残留物にアセトニトリル200mlを
加え、セライト上で不溶物を濾別した。濾液をカラムク
ロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメタン−アセトニ
トリル2:1〜1:2)で精製し、6.45gの1−(
2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−3,3−ジメチ
ル−2−ニトログアニジン(参考化合物No.1)を得
た。mp  155〜160℃。エタノールより結晶す
ることによりmp  165.5〜166.5℃。NM
R(DMSO−d6):2.96(6H,s),4.5
0(2H,d,J=5.8Hz),7.56(1H,s
),8.53(1H,br.t,J=5.8Hz)
【0
082】同様にして以下の化合物を得た。1−(2−ク
ロロ−5−チアゾリルメチル)−3−エチル−3−メチ
ル−2−ニトログアニジン(参考化合物No.2,mp
  165〜167℃),1−(2−クロロ−5−チア
ゾリルメチル)−3,3−ジエチル−2−ニトログアニ
ジン(参考化合物No.3,シロップ,NMR(CDC
l3):1.23(6H,t,J=7Hz),3.46
(4H,q,J=7.2Hz),4.60(2H,br
.s),7.44(1H,s),8.30(1H,br
.s))、1−〔1−(2−クロロ−5−チアゾリルメ
チル)−2−ニトロアミジノ〕ピロリジン(参考化合物
No.4,mp  185〜188℃)
【0083】参
考例3 S−メチル−N−ニトロイソチオ尿素5.0gとピリジ
ン25mlの混合液に、室温で無水酢酸11.3gを1
0分間で滴下した。滴下後、室温で5時間かくはんし、
反応混合物を濃縮した。残留物を2N塩酸50mlにあ
け、生じた固体を濾取、乾燥し、N−アセチル−S−メ
チル−N′−ニトロイソチオ尿素5.1gを白色結晶と
して得た。mp.109〜110℃
【0084】N−アセチル−S−メチル−N′−ニトロ
イソチオ尿素0.22g,アセトニトリル5mlの混合
液に、−20℃で、5−(アミノメチル)−2−クロロ
チアゾール0.2gを滴下した。同温度で1時間かくは
ん後、反応混合物を濃縮した。固化した残留物をエタノ
ールから再結晶し、0.31gのN−アセチル−N′−
(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−N″−ニトロ
グアニジン(参考化合物No.5)を得た。mp.13
2〜133℃ NMR(CDCl3):2.33(3H,s),4.6
8(2H,d,J=6Hz),7.50(1H,s),
9.60(1H,br.),11.85(1H,br.
【0085】参考例4 5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾール6.82
g,1.2−ジメチル−3−ニトロイソチオ尿素7.2
6g,無水炭酸カリウム6.72g,塩化第一銅4.8
1g,アセトニトリル150mlの混合物を1時間加熱
還流した。熱時不溶物を濾別し、濾液を濃縮した。濃縮
物をカラムクロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメタ
ン−メタノール10:1)で精製し、7.33gの1−
(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−3−メチル−
2−ニトログアニジン(参考化合物No.6)を得た。 mp.172−174℃(アセトニトリルより再結晶)
,NMR(DMSO−d6):2.83(3H,d,J
=5Hz),4.53(2H,d,J=5Hz),7.
61(1H,s),8.12(1H,br.s),9.
00(1H,br.s)
【0086】参考例5 1,2−ジメチル−3−ニトロイソチオ尿素0.50g
ピリジン10mlの混合物に無水酢酸1.03gを室温
で滴下した。室温で1時間攪拌後、2N塩酸150ml
にあけ、クロロホルム100mlで抽出した。クロロホ
ルム層を2N塩酸50mlで洗浄した後、濃縮し、0.
60gの1−アセチル−1,2−ジメチル−3−ニトロ
イソチオ尿素を淡黄色液体として得た。NMR(CDC
l3):2.23(3H,s),2.52(3H,s)
,3.17(3H,s)
【0087】1−アセチル−1,2−ジメチル−3−ニ
トロイソチオ尿素0.514gとトルエン5mlの混合
物に、5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾール0
.400g,トルエン10ml及びエーテル2mlの混
合液を氷冷下10分間で滴下した。氷冷下2時間攪拌後
、生じた白色固体を濾取し、0.230gのN−アセチ
ル−N′−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−N
−メチル−N″−ニトログアニジン(参考化合物No.
7)を得た。mp105〜108℃NMR(CDCl3
):2.11(3H,s),3.08(3H,s),4
.57(2H,s),7.53(1H,s),9.35
(1H,br.s)
【0088】参考例6 1,2−ジメチル−3−ニトロイソチオ尿素(2.93
g)、炭酸カリウム(4.07g)、及びアセトニトリ
ル(60ml)の混合物に、無水酢酸(2.53g)を
室温で加え、混合物をこの温度で3時間攪拌した。不溶
物を濾別し、濾液を濃縮した。残留物にクロロホルム(
100ml)を加え、混合物を水で2回洗浄した。クロ
ロホルム層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮し
、3.48gの1−アセチル−1,2−ジメチル−3−
ニトロイソチオ尿素を得た。1−アセチル−1,2−ジ
メチル−3−ニトロイソチオ尿素(3.41g)の酢酸
エチル(20ml)溶液に、5−(アミノメチル)−2
−クロロチアゾール(2.65g)の酢酸エチル(4m
l)溶液を−25℃で15分間で滴下し、更に−25℃
で30分間攪拌を続けた。次に混合物を5分間で20℃
に温め、約8mlに濃縮した。残留物にジイソプロピル
エーテル(4ml)を加え、沈澱物を濾過して集め、4
.21gのN−アセチル−N′−(2−クロロ−5−チ
アゾリルメチル)−N−メチル−N″−ニトログアニジ
ン(参考化合物No.7)、mp105−107℃(酢
酸エチルから再結晶した)を得た。
【0089】参考試験例  トビイロウンカ(Nila
parvata  lugens)に対する効果育苗箱
で育てた2葉期イネ苗の茎葉に、供試化合物(下記実施
例で得られる化合物のNo.  で示す)5mgをトウ
イーン(tween)20を含む0.5mlのアセトン
で溶解し、3000倍希釈のダイン(展着剤、武田薬品
工業(株)製)水で所定濃度(500ppm)としてス
プレーガンで薬液10ml/ペーパーポットを散布した
。試験管の底に水を入れ、ここに処理イネ苗を入れた後
、トビイロウンカ3令幼虫10頭を放ち、アルミ栓をし
た。この試験管を25℃の恒温室に収容し、放虫後7日
後に死亡虫を数えた。その結果、参考化合物No.1〜
7の化合物はいずれも100%の死虫率を示した。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 (式中Xは脱離基を示す。)で表わされるイソチオシア
    ン酸アリル誘導体と塩素化剤とを反応させることを特徴
    とする 【化2】 で表わされる2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾ
    ールの製造方法。
  2. 【請求項2】  式〔II〕のXが塩素原子である請求
    項(1)記載の製造法。
  3. 【請求項3】  塩素化剤が塩素もしくは塩化スルフリ
    ルである請求項(1)記載の製造法。
  4. 【請求項4】式 【化3】 (式中Xは脱離基を示す。)で表わされるイソチオシア
    ン酸アリル誘導体と塩素化剤とを反応させ、得られた生
    成物を、アミノ化剤とを反応させることを特徴とする【
    化4】 の5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾール又はそ
    の塩の製造法。
  5. 【請求項5】  アミノ化剤がアンモニアである請求項
    (4)記載の製造法。
  6. 【請求項6】  アミノ化剤がフタルイミドカリウムま
    たはフタルイミドナトリウムである請求項(4)記載の
    製造法。
  7. 【請求項7】  アミノ化剤がヘキサメチレンテトラミ
    ンである請求項(4)記載の製造法。
  8. 【請求項8】  2−クロロ−5−(クロロメチル)チ
    アゾールと液体アンモニアとを反応させることを特徴と
    する5−(アミノメチル)−2−クロロチアソール又は
    その塩の製造法。
  9. 【請求項9】  2−クロロ−5−(クロロメチル)チ
    アゾールとヘキサメチレンテトラミンとを反応させるこ
    とを特徴とする5−(アミノメチル)−2−クロロチア
    ゾール又はその塩の製造法。
JP12570691A 1990-03-16 1991-03-08 2−クロロチアゾール類の製造方法 Expired - Lifetime JP3179515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12570691A JP3179515B2 (ja) 1990-03-16 1991-03-08 2−クロロチアゾール類の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-67911 1990-03-16
JP6791190 1990-03-16
JP12570691A JP3179515B2 (ja) 1990-03-16 1991-03-08 2−クロロチアゾール類の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04234864A true JPH04234864A (ja) 1992-08-24
JP3179515B2 JP3179515B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=13358565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12570691A Expired - Lifetime JP3179515B2 (ja) 1990-03-16 1991-03-08 2−クロロチアゾール類の製造方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5180833A (ja)
EP (1) EP0446913B1 (ja)
JP (1) JP3179515B2 (ja)
KR (1) KR100215132B1 (ja)
AT (1) ATE154016T1 (ja)
CA (1) CA2038203C (ja)
DE (1) DE69126350T2 (ja)
DK (1) DK0446913T3 (ja)
ES (1) ES2103753T3 (ja)
GR (1) GR3024285T3 (ja)
HU (1) HU207723B (ja)
IL (1) IL97565A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0775700A1 (en) 1995-11-22 1997-05-28 Kureha Chemical Industry Co., Ltd. Process for the replacement of a primary amino group by a chlorine atom and utilization of this process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-thiazol
EP0794180A1 (en) * 1996-02-21 1997-09-10 Kuraray Co., Ltd. Process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole
US6407251B1 (en) 2000-12-28 2002-06-18 Takeda Chemical Industries, Ltd. Process for preparing 2-chloro-5-chloromethylthiazole
JP2003534335A (ja) * 2000-05-23 2003-11-18 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 2‐クロル‐5‐クロルメチル‐1,3‐チアゾールの製法
JP2004506725A (ja) * 2000-08-23 2004-03-04 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 触媒作用下におけるチアゾール誘導体の製法
JP2004506724A (ja) * 2000-08-23 2004-03-04 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 農薬クロロチアゾールの連続製法
WO2005090321A1 (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Toyo Kasei Kogyo Company, Limited 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの精製方法
WO2005123704A1 (en) * 2004-06-17 2005-12-29 Sumitomo Chemical Company, Limited Compound for preparing thiazole by aminomethylation
WO2006109811A1 (en) * 2005-04-07 2006-10-19 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for producing an aminomethyl thiazole compound
WO2007080903A1 (ja) 2006-01-13 2007-07-19 Sumitomo Chemical Company, Limited チアゾール化合物の製造方法
WO2011065590A1 (ja) 2009-11-30 2011-06-03 住友化学株式会社 5-(アミノメチル)-2-クロロチアゾールの製造方法
WO2011118831A1 (ja) * 2010-03-26 2011-09-29 住友化学株式会社 5-(アミノメチル)-2-クロロチアゾールの製造方法

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IS1688B (is) * 1991-10-30 1998-04-20 Ab Astra Ný aðferð við framleiðslu 4-metýl-5-(2-klóróetýl)-þíasól og hliðstæðum þess og ný milliefni við framleiðslu efnasambandanna
FR2685696A1 (fr) * 1991-12-30 1993-07-02 Ceca Sa Procede d'obtention d'amines tertiaires methylees par reaction d'hexamethylenetetramine sur les amines ou les nitriles.
PL187896B1 (pl) * 1995-06-23 2004-10-29 Sumitomo Chem Takeda Agro Co Sposób wytwarzania pochodnych nitroizomocznika, sposób wytwarzania pochodnych guanidyny i pochodna nitroizomocznika
AU7084196A (en) 1995-09-11 1997-04-01 Novartis Ag Process for preparing a 2-chloro-5-chloromethyl-thiazole compound
IN181779B (ja) * 1995-09-12 1998-09-19 Takeda Chemical Industries Ltd
GB9518824D0 (en) * 1995-09-14 1995-11-15 Fine Organics Ltd Preparation of substituted thiazoles
GB2305172B (en) * 1995-09-14 1998-11-18 Fine Organics Ltd Preparation of substituted thiazoles
JP4118949B2 (ja) 1995-12-21 2008-07-16 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 2―クロロ―5―クロロメチルチアゾールの合成方法
DE19548417A1 (de) * 1995-12-22 1997-06-26 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 2-Chlor-5-chlormethylthiazol
AU6205698A (en) * 1996-12-19 1998-07-15 Novartis Ag Preparation of thiazoles
DE19653586A1 (de) * 1996-12-20 1998-06-25 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 2-Chlor-5-aminomethylthiazol
KR100520249B1 (ko) * 1997-01-22 2005-10-12 신젠타 파티서페이션즈 아게 티아졸 유도체의 제조 방법
WO1998045277A1 (en) * 1997-04-07 1998-10-15 Reilly Industries, Inc. Preparation of heterocycles using 1,3-dihalopropenes
WO1998045279A1 (en) * 1997-04-07 1998-10-15 Reilly Industries, Inc. Preparation of thiazoles using 1,3-dihalopropenes
GB9712409D0 (en) * 1997-06-14 1997-08-13 Fine Organics Ltd Preparation of vinyl isothiocyanates
TW541294B (en) * 1998-10-12 2003-07-11 Ihara Chemical Ind Co Process for producing aminomethyl-heterocyclic derivative
DE19908447A1 (de) * 1999-02-26 2000-08-31 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 2-Chlor-5-chlormethylthiazol
DE19948129A1 (de) * 1999-10-07 2001-04-12 Bayer Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
ES2194783T3 (es) 1999-11-15 2003-12-01 Dsm Fine Chem Austria Gmbh Procedimiento para la obtencion de 2-cloro-5-clorome-til-1,3-tiazol.
AT409760B (de) * 1999-11-15 2002-11-25 Dsm Fine Chem Austria Gmbh Verfahren zur herstellung von 2-chlor-5-chlormethyl-1,3-thiazol
AU2001289772A1 (en) * 2000-08-10 2002-02-18 Bayer Cropscience Ag Method for purifying 2-chloro-5-chloromethyl thiazole
AU2005201052B2 (en) * 2000-08-23 2007-08-23 Syngenta Participations Ag Continuous process for the preparation of pesticidal chlorothiazoles
CZ305003B6 (cs) * 2000-10-27 2015-03-18 Syngenta Participations Ag Způsob přípravy derivátu thiazolu
DE10061083A1 (de) 2000-12-08 2002-06-13 Bayer Ag Bis-(2-chlor-thiazolyl-5-methyl)-amin und seine Salze sowie Verfahren zur Aufarbeitung von 5-Aminomethyl-2-chlor-thiazol und Bis-(2-chlor-thiazol-5-methyl)-amin enthaltenden Reaktionsgemischen
DE102006015467A1 (de) 2006-03-31 2007-10-04 Bayer Cropscience Ag Substituierte Enaminocarbonylverbindungen
DE102006015456A1 (de) 2006-03-31 2007-10-04 Bayer Cropscience Ag Bicyclische Enamino(thio)carbonylverbindungen
DE102006033572A1 (de) 2006-07-20 2008-01-24 Bayer Cropscience Ag N'-Cyano-N-halogenalkyl-imidamid Derivate
EP2039678A1 (de) 2007-09-18 2009-03-25 Bayer CropScience AG Verfahren zum Herstellen von 4-Aminobut-2-enoliden
EP2107058A1 (de) 2008-03-31 2009-10-07 Bayer CropScience AG Substituierte Enaminothiocarbonylverbindungen
US20100020756A1 (en) * 2008-07-24 2010-01-28 Adapt4, Llc Dynamically transformed channel set quality of service
EP2264008A1 (de) 2009-06-18 2010-12-22 Bayer CropScience AG Substituierte Enaminocarbonylverbindungen
JP2011217737A (ja) * 2010-03-24 2011-11-04 Sumitomo Chemical Co Ltd 5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾールの製造方法
KR101837072B1 (ko) 2010-11-12 2018-03-09 바이엘 인텔렉쳐 프로퍼티 게엠베하 N-(2,2-디플루오로에틸)프로프-2-엔-1-아민으로부터 2,2-디플루오로에틸아민 유도체의 제조방법
JP2014516936A (ja) 2011-04-26 2014-07-17 バイエル・インテレクチユアル・プロパテイー・ゲー・エム・ベー・ハー 2−クロロアリルチオシアネート及び2−クロロアリルイソチオシアネートを製造する方法
CN102763669A (zh) * 2012-07-04 2012-11-07 河北威远生物化工股份有限公司 一种杀虫农药组合物
CN103741163B (zh) * 2013-12-20 2016-06-29 哈尔滨理工大学 一种2-氯-5-氯甲基-1,3-噻唑的合成方法
CN104016941A (zh) * 2014-03-17 2014-09-03 江苏辉腾生物医药科技有限公司 2-氯-5-氯甲基噻唑的制备方法
CN104119291A (zh) * 2014-06-30 2014-10-29 绍兴文理学院 一种2-氯-5-氯甲基噻唑的制备方法
CN104604893A (zh) * 2014-12-31 2015-05-13 江阴苏利化学股份有限公司 一种含有咔唑的防治甘蓝蚜虫的农药组合物
CN104521964A (zh) * 2014-12-31 2015-04-22 江阴苏利化学股份有限公司 一种含有环己酮的防治水稻二化螟的农药组合物的新应用
CN105175298A (zh) * 2015-08-04 2015-12-23 山东省农药科学研究院 噻虫嗪中间体2-氯异硫氰酸烯丙酯的合成及精制方法
KR101753994B1 (ko) 2015-11-20 2017-07-06 정재훈 교차매듭 방법을 이용한 공예품 제조방법
CN108892630A (zh) * 2018-06-21 2018-11-27 岳阳景嘉化工有限公司 一种1-异硫氰酸基-2-氯-2-丙烯的合成方法
CN108484524A (zh) * 2018-06-21 2018-09-04 岳阳景嘉化工有限公司 一种氯甲基硫氮茂的合成方法
CN112409289A (zh) * 2020-09-17 2021-02-26 江西邦浦医药化工有限公司 一种2-氯-5-氯甲基噻唑的合成方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE67493T1 (de) 1985-02-04 1991-10-15 Bayer Agrochem Kk Heterocyclische verbindungen.
DE3631538A1 (de) * 1986-09-17 1988-03-24 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von 2-chlor-5-chlormethylthiazol
JPS6383979A (ja) 1986-09-26 1988-04-14 Nec Corp 浮動ヘツドのロ−デイング機構
ATE98955T1 (de) * 1987-08-01 1994-01-15 Takeda Chemical Industries Ltd Alpha-ungesaettigte amine, ihre herstellung und verwendung.
IN170284B (ja) * 1988-10-26 1992-03-07 Takeda Chemical Industries Ltd
JP2779403B2 (ja) * 1988-11-29 1998-07-23 日本バイエルアグロケム株式会社 殺虫性ニトロ化合物
IE960442L (en) * 1988-12-27 1990-06-27 Takeda Chemical Industries Ltd Guanidine derivatives, their production and insecticides
IL93159A (en) * 1989-01-31 1996-11-14 Takeda Chemical Industries Ltd Process for the production of 1,1,1-trihalogen-2-nitroethanes
DE3911224A1 (de) * 1989-04-07 1990-10-11 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von 2-chlor-5-aminomethylpyridin

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0775700A1 (en) 1995-11-22 1997-05-28 Kureha Chemical Industry Co., Ltd. Process for the replacement of a primary amino group by a chlorine atom and utilization of this process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-thiazol
EP0794180A1 (en) * 1996-02-21 1997-09-10 Kuraray Co., Ltd. Process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole
US5894073A (en) * 1996-02-21 1999-04-13 Kuraray Co., Ltd. Process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole
US6222057B1 (en) 1996-02-21 2001-04-24 Kuraray Co., Ltd. Process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole
US6245927B1 (en) * 1996-02-21 2001-06-12 Kuraray Co., Ltd. Process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole
JP2003534335A (ja) * 2000-05-23 2003-11-18 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 2‐クロル‐5‐クロルメチル‐1,3‐チアゾールの製法
JP2004506725A (ja) * 2000-08-23 2004-03-04 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 触媒作用下におけるチアゾール誘導体の製法
JP2004506724A (ja) * 2000-08-23 2004-03-04 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 農薬クロロチアゾールの連続製法
US6407251B1 (en) 2000-12-28 2002-06-18 Takeda Chemical Industries, Ltd. Process for preparing 2-chloro-5-chloromethylthiazole
JP2005306855A (ja) * 2004-03-22 2005-11-04 Toyo Kasei Kogyo Co Ltd 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの精製方法
WO2005090321A1 (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Toyo Kasei Kogyo Company, Limited 2−クロロ−5−クロロメチル−1,3−チアゾールの精製方法
US7531067B2 (en) 2004-03-22 2009-05-12 Toyo Kasei Kogyo Company, Limited Process for purification of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole
US7846304B2 (en) 2004-03-22 2010-12-07 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Process for purification of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole
WO2005123704A1 (en) * 2004-06-17 2005-12-29 Sumitomo Chemical Company, Limited Compound for preparing thiazole by aminomethylation
US7439357B2 (en) 2004-06-17 2008-10-21 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for preparing thiazole by aminomethylation
WO2006109811A1 (en) * 2005-04-07 2006-10-19 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for producing an aminomethyl thiazole compound
WO2007080903A1 (ja) 2006-01-13 2007-07-19 Sumitomo Chemical Company, Limited チアゾール化合物の製造方法
US8304558B2 (en) 2006-01-13 2012-11-06 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing thiazole compound
WO2011065590A1 (ja) 2009-11-30 2011-06-03 住友化学株式会社 5-(アミノメチル)-2-クロロチアゾールの製造方法
JP2011132224A (ja) * 2009-11-30 2011-07-07 Sumitomo Chemical Co Ltd 5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾールの製造方法
US8754235B2 (en) 2009-11-30 2014-06-17 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing 5-(aminomethyl)-2-chlorothiazole
WO2011118831A1 (ja) * 2010-03-26 2011-09-29 住友化学株式会社 5-(アミノメチル)-2-クロロチアゾールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
HU207723B (en) 1993-05-28
KR100215132B1 (ko) 1999-08-16
HUT59675A (en) 1992-06-29
DE69126350D1 (de) 1997-07-10
IL97565A (en) 1995-06-29
CA2038203A1 (en) 1991-09-17
EP0446913B1 (en) 1997-06-04
HU910847D0 (en) 1991-09-30
CA2038203C (en) 2001-08-21
KR910016723A (ko) 1991-11-05
EP0446913A1 (en) 1991-09-18
US5180833A (en) 1993-01-19
JP3179515B2 (ja) 2001-06-25
GR3024285T3 (en) 1997-10-31
IL97565A0 (en) 1992-06-21
DE69126350T2 (de) 1997-11-06
ES2103753T3 (es) 1997-10-01
DK0446913T3 (da) 1997-07-07
ATE154016T1 (de) 1997-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3179515B2 (ja) 2−クロロチアゾール類の製造方法
TWI460166B (zh) 製備2-亞胺基-四氫噻唑-4-酮衍生物之新穎方法
US4897405A (en) Novel naphthalenylalkyl-3H-1,2,3,5-oxathiadiazole 2-oxides useful as antihyperglycemic agents
JP3145824B2 (ja) 新規な2−シアノ−3−ヒドロキシエナミド、それらの製造法、それらを含有する製薬組成物及びそれらの薬剤としての使用
KR20130105936A (ko) 2-치환된-5-(1-알킬티오)알킬피리딘의 제조 방법
JPS59227870A (ja) 新規2−グアニジノチアゾリン誘導体ならびにその製造法
JPS6185353A (ja) 4‐フエニル‐ピロール誘導体の製造方法
JP3413632B2 (ja) グアニジン誘導体の製造方法
JPH08291146A (ja) 除草性n−(置換フェニル)スルホンアミド化合物
RU2248974C2 (ru) Способ получения {2-[4-(альфа-фенил-п-хлорбензил)пиперазин-1-ил]-этокси}-уксусной кислоты и новые промежуточные соединения
JP2010168311A (ja) 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン化合物の製造方法
EP0578849B1 (en) Process for the preparation of 1,3-dioxane-4,6-dione derivates
JP4336913B2 (ja) アミド誘導体の製造方法
SK23199A3 (en) Process for the preparation of nizatidine
US6562979B1 (en) Process for the preparation of substituted benzisothiazole compounds
JP3573364B2 (ja) 新規なn−(2−シンナミルアミノエチル)ナフタレンスルフォンアミド誘導体
JPH05208977A (ja) N−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)フタルイミドの製造方法、その中間体の製造方法及び新規な中間体
KR20000021443A (ko) 2-아미노티아졸 카르복사미드 유도체의 제조방법
US20040059122A1 (en) Cyanothioacetamide derivative and process for producing the same
JPH08208613A (ja) 2−クロロ−6−ヒドロキシイソニコチン酸誘導体及び植物病害防除剤
IE910763A1 (en) Process for the preparation of chlorothiazole derivatives
JP4828740B2 (ja) 1,2,5−チアジアゾイルメタノン誘導体の製造方法及びジオキシム誘導体
JP2003300963A (ja) 5−アミノ−4−ニトロソピラゾール誘導体の製造法
JP2002128766A (ja) 5−置換イソオキサゾールの製造法
JPH05208966A (ja) イミノチアゾリン誘導体の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010321

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413

Year of fee payment: 7

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413

Year of fee payment: 7

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term