JP3179515B2 - 2−クロロチアゾール類の製造方法 - Google Patents
2−クロロチアゾール類の製造方法Info
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Description
有用な化合物2−クロロチアゾール類の新規製造法に関
する。
単に化合物〔I〕と称することがある)や
単に化合物〔III〕と称することがある)又はその塩
が殺虫剤の中間体として有用である事はすでにヨーロッ
パ公開特許192,060号や日本国公開特許公報平2
−171号に開示されている。しかし化合物〔I〕の具
体的な製造法としては、イソチオシアン酸アリルを塩素
化剤と反応させる方法が、日本国公開特許公報昭63−
83079号に記載されているだけである。
要とし、また非常に激しい反応であるのでこの方法では
目的とする化合物〔I〕の他に複数個の副生物が生成し
てこれらとの分離がやっかいである。従って単離収率が
悪く、化合物〔I〕のすぐれた製造法とはとても言い難
い。
は、日本国公開特許公報平2−171号に、化合物
〔I〕とフタルイミドカリウムを反応させる方法が、記
載されているが、さらに収率のよい簡便かつ安価な製造
法が望まれている。
うな現状において、大過剰の塩素化剤を必要とせず、温
和な条件下で、簡便な反応操作の下に収率よく下記式
〔II〕で表わされるイソチオシアン酸アリル誘導体
〔II〕(以下単に化合物〔II〕と称することがあ
る)より2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール
(化合物〔I〕)を製造する方法、化合物〔II〕より
化合物〔I〕を経由して5−(アミノメチル)−2−ク
ロロチアゾール〔III〕又はその塩を製造する方法及
び化合物〔III〕又はその塩の収率のよい、簡便で安
価な新規製造法を提供することにある。
を達成するため、鋭意、化合物〔I〕及び化合物〔II
I〕又はその塩の製造法を種々検討した。その結果、式
ン酸アリル誘導体と塩素化剤とを反応させることによ
り、意外にも大過剰の塩素化剤を用いることなく、温和
な条件で収率よく純度のよい化合物〔I〕が、非常に簡
単な反応操作及び後処理の下に製造できること、化合物
〔II〕よりこのようにして化合物〔I〕を製造したの
ちこの化合物〔I〕をアミノ化することにより化合物
〔III〕又はその塩が製造できること及び化合物
〔I〕と液体アンモニアもしくはヘキサメチレンテトラ
ミンとを反応させることにより意外にも収率よく化合物
〔III〕又はその塩が製造できることを発見し、これ
らに基づいて本発明を完成した。
I〕と塩素化剤とを反応させることを特徴とする2−ク
ロロ−5−(クロロメチル)チアゾール(化合物
〔I〕)の製造法。
応させて2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール
(化合物〔I〕)を製造したのち、得られた化合物
〔I〕とアミノ化剤とを反応させることを特徴とする5
−(アミノメチル)−2−クロロチアゾール(化合物
〔III〕)又はその塩の製造法。
しくはヘキサメチレンテトラミンとを反応させることを
特徴とする5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾー
ル(化合物〔III〕)又はその塩の製造法に関する。
は、たとえばフッ素,塩素,臭素,ヨウ素等のハロゲ
ン、たとえばメタンスルホニルオキシ,エタンスルホニ
ルオキシ,ブタンスルホニルオキシ,トリフルオロメタ
ンスルホニルオキシ等のハロゲン(Cl,Br,F等)
で1〜3個置換されていてもよいC1−4アルキルスル
ホニルオキシ,たとえばベンゼンスルホニルオキシ,p
−トルエンスルホニルオキシ,p−ブロモベンゼンスル
ホニルオキシ,メシチレンスルホニルオキシ等の低級ア
ルキル(メチル,エチル等)やハロゲン(Cl,Br,
F等)で1〜4個置換されていてもよいC6−10アリ
ールスルホニルオキシ,たとえばアセチルオキシ,プロ
ピオニルオキシ,トリフルオロアセチルオキシ等のハロ
ゲン(Cl,Br,F等)等で1〜3個置換されていて
もよいC1−6アシルオキシ,たとえばベンゾイルオキ
シ等のC6−10アリールカルボニルオキシ等が用いら
れる。通常Xが塩素である化合物〔II〕(イソチオシ
アン酸2−クロロアリル)が最も入手しやすい。
に塩素を放出する化合物、例えば塩化スルフリル等を示
す。「アミノ化剤」とはアンモニア(本発明ではアンモ
ニア水も含むものと解釈する)及びアンモニアを保護す
ることによりポリアルキル化を防いでいる化合物、例え
ばフタルイミド,スクシンイミド等のジカルボン酸イミ
ド類、例えばトルエンスルホンアミド,トリフルオロメ
タンスルホンアミド等のスルホン酸アミド誘導体,アセ
トアミド,トリフルオロアセトアミド等のカルボン酸ア
ミド誘導体,tert−ブチルカルバミン酸,メチルカ
ルバミン酸等のカルバミン酸エステル類、ヘキサメチレ
ンテトラミン,トリクロロアミン等を示し、さらに可能
な場合にはこれらのアルカリ金属塩,例えばカリウムア
ミド,ナトリウムアミド,フタルイミドカリウム,フタ
ルイミドナトリウム等をも示す。アンモニア(アンモニ
ア水を含む)又はそのアルカリ金属塩をアミノ化剤とし
て用いた場合以外は、当該保護基を自体公知の方法で除
去する。アミノ化剤としては、特に液体アンモニア,ア
ンモニア水,フタルイミドカリウム,フタルイミドナト
リウム,ヘキサメチレンテトラミン等が好ましい。
ールすなわち化合物〔III〕の塩としては、例えば、
塩酸,臭化水素酸,ヨウ化水素酸,リン酸,硫酸,過塩
素酸等の無機酸または、例えばギ酸,酢酸,酒石酸,リ
ンゴ酸,クエン酸,シュウ酸,コハク酸,安息香酸,ピ
クリン酸,メタンスルホン酸,p−トルエンスルホン酸
等の有機酸が用いられてもよい。
件に従って実施することができる。(A) イソチオシ
アン酸アリル誘導体〔II〕と塩素化剤とを反応させて
2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール(化合物
〔I〕)を製造することができる。
条件下で不活性な溶媒で希釈してもよい。このような溶
媒としては例えば、ジクロロメタン,クロロホルム,四
塩化炭素,1,2−ジクロロエタン,1,1,1−トリ
クロロエタン,1,1,2,2−テトラクロロエタン等
のハロゲン化炭化水素が好まれる。塩素化剤は、イソチ
オシアン酸アリル誘導体〔II〕に対して、通常1〜
1.5当量用いられるが、場合によっては過剰量(2〜
10当量)用いてもよい。塩素化剤として塩素を用いる
場合は、塩素ガスを直接反応系内に吹き込んでもよく、
また適当な溶媒(例えば、クロロホルム,四塩化炭素
等)に溶解させたものを用いてもよい。
ことができるが、0℃〜60℃の間が特に好ましい。
推定される(〔図−1〕)。
導体〔II〕に塩素が付加し、式〔IV〕で表わされる
塩化スルフェニル誘導体(以下化合物〔IV〕と称す
る)が生成する。次に化合物〔IV〕が環化付加し、式
〔V〕で表わされる2−チアゾリン誘導体(以下化合物
〔V〕と称する)を与える。化合物〔V〕は自発的にも
しくは加熱あるいは脱酸剤によりHXを放出して、2−
クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール(化合物
〔I〕)に変化する。この際反応条件によっては中間に
化合物〔I〕のHX塩〔VI〕又は化合物〔I〕のHX
付加体〔VII〕が生成する。
えば化合物〔IV〕や化合物〔V〕で反応が止まる傾向
にあり、高温かつ無溶媒か濃厚溶液で反応を行なえば、
目的物の2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール
(〔I〕)まで反応が進行する傾向にある。従って本製
造法では、まず低温か希釈溶液で反応を行なって、化合
物〔IV〕又は〔V〕を主成物として製造したのち、反
応温度を上げるか、濃縮し、あるいはこの両方の操作を
行なうことにより化合物〔I〕を製造してもよく、また
最初から、高温かつ無溶媒又は濃厚溶液で反応を行な
い、化合物〔I〕を製造してもよい。ここで述べた「低
温」,「高温」,「希釈溶液」,「濃厚溶液」がどのよ
うな範囲を示すかは、塩素化剤の種類,反応のスケー
ル,反応時間等によって異なるので限定できないが、通
常は、「低温」とは−20〜20℃,「高温」とは30
〜100℃,「希釈溶液」とは、重量濃度20%程度以
下、「濃厚溶液」とは40%程度以上を示す。
は〔VII〕を製造したのち、脱酸剤を作用させること
により化合物〔I〕が有利に製造される場合がある。こ
のような脱酸剤としては例えば炭酸水素ナトリウム,炭
酸水素カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,水酸
化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化カルシウム等の
無機塩基が好ましいが、場合によってはアンモニア,ト
リエチルアミン,ピリジン,ルチジン,コリジン,DB
U(1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセン
−7)等の有機塩基を用いることもできる。これらの脱
酸剤は通常化合物〔II〕に対して0.5〜2.0当
量、好ましくは1〜1.5当量用いられるが、反応に支
障がなければ、過剰量(2〜10当量)用いてもよい。
これら脱酸剤はそのまま用いてもよく、また無機塩基の
場合は水に、有機塩基の場合は水又は適当な溶媒に溶解
させて使用することもできる。塩素化剤として塩素を用
いる場合、反応に支障がなければ、これら脱酸剤を反応
の初期から使用することもできる。
ル誘導体〔II〕は一部既知物質であり、又、自体公知
の方法で製造することができる。例えばプロペン誘導体
(式〔VIII〕)とチオシアン酸金属塩又はアンモニ
ウム塩と反応させることにより製造することもできる。
なっていてもよく、Xで示したような脱離基を、Mはナ
トリウム,カリウム,カルシウム,バリウム,亜鉛,銅
などの金属またはアンモニウムを表わす。)
で行なえば通常、チオシアン酸アリル誘導体(以下化合
物〔IX〕と称する)とイソチオシアン酸アリル誘導体
〔II〕の混合物(場合によっては化合物〔IX〕の
み)がまず生成するが、化合物〔IX〕は加熱(例えば
100〜150℃)により目的物〔II〕へと転移させ
ることができる。この場合、化合物〔IX〕を一度単離
したのち再び加熱して化合物〔II〕に導いてもよく、
またそのまま系中で加熱して化合物〔II〕に転移させ
てもよい。もちろん最初から反応を高温(例えば100
〜150℃)で行なって直接化合物〔II〕を製造して
もよい。このようにして得られた化合物〔II〕は単離
精製するか、あるいはすることなく塩素化剤と反応させ
ることができる。すなわち化合物〔VIII〕から化合
物〔II〕を経て化合物〔I〕を製造することができ
る。
〔II〕と塩素化剤とを反応させて2−クロロ−5−
(クロロメチル)チアゾール(化合物〔I〕)を製造し
たのち、得られた化合物〔I〕とアミノ化剤とを反応さ
せて5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾール(化
合物〔III〕)またはその塩を製造することができ
る。
記載の条件に従って製造する。得られた化合物〔I〕は
単離精製してもよいが場合によっては、単離精製するこ
となくアミノ化剤と反応させることもできる。アミノ化
剤は化合物〔I〕に対し0.8〜1.5当量用いるのが
好ましいが、場合によっては1.5〜50当量程度用い
てもよい。
な溶媒中で行われることが多い。このような溶媒として
は、例えば水、たとえばメタノール,エタノール,n−
プロパノール,イソプロパノール等のアルコール類、た
とえばベンゼン,トルエン,キシレン等の芳香族炭化水
素類、たとえばジクロロメタン,クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素類、たとえばヘキサン,ヘプタン,シク
ロヘキサン等の飽和炭化水素類、たとえばジエチルエー
テル,テトラヒドロフラン(以下THFと略称す
る。)、ジオキサン等のエーテル類、たとえばアセトン
等のケトン類、たとえばアセトニトリル等のニトリル
類、たとえばジメチルスルホキシド(以下DMSOと略
称する。)等のスルホキシド類、たとえばN,N−ジメ
チルホルムアミド(以下DMFと略称する。)等のカル
ボン酸アミド類、たとえば酢酸エチル等のエステル類な
どが用いられる。これらの溶媒は単独で用いることもで
きるし、また必要に応じて二種またはそれ以上の多種類
を適当な割合、例えば1:1〜1:10の割合で混合し
て用いてもよい。反応混合物が均一相でない場合には、
例えばトリエチルベンジルアンモニウムクロリド,トリ
n−オクチルメチルアンモニウムクロリド,トリメチル
デシルアンモニウムクロリド,テトラメチルアンモニウ
ムブロミド等の四級アンモニウム塩やクラウンエーテル
類などの相間移動触媒の存在下に反応を行なってもよ
い。
しくは1.0〜3当量加えることにより促進されてもよ
い。このような脱酸剤として、例えば炭酸水素ナトリウ
ム,炭酸水素カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウ
ム,水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化カルシ
ウム,フェニルリチウム,ブチルリチウム,水素化ナト
リウム,水素化カリウム,ナトリウムメトキシド,ナト
リウムエトキシド,金属ナトリウム,金属カリウム等の
無機塩基、例えばトリエチルアミン,トリブチルアミ
ン,N,N−ジメチルアニリン,ピリジン,ルチジン,
コリジン,4−(ジメチルアミノ)ピリジン,DBU等
の有機塩基を用いることができる。上記有機塩基はそれ
自体溶媒として用いることもできる。本段階の反応温度
は通常−20℃〜150℃、反応時間は通常10分〜5
0時間であるが、好ましくはそれぞれ0℃〜100℃、
1時間〜20時間である。
水を含む)又はそのアルカリ金属塩を用いた場合以外
は、さらに自体公知の保護基を除去する操作が必要にな
る。この操作は例えば「新実験化学講座」(丸善),1
4−III巻1342ページ〜1349ページ及びそれ
に記載の参照文献等に記載の方法等に従うことができ
る。
i)液体アンモニア,(iii)フタルイミドカリウム
またはフタルイミドナトリウム及び(iv)へキサメチ
レンテトラミンである場合のさらに好ましい反応条件に
ついて以下に述べる。 (i) アミノ化剤がアンモニア水である場合。
ニア水を化合物〔I〕に対してアンモニアとして5〜5
0倍程度使用するのが好ましい。反応溶媒は例えば水,
前述したアルコール類,ニトリル類等が好ましい。反応
温度は50℃〜100℃,反応時間は30分〜5時間が
好ましい。また加圧下(1.1〜100気圧)で反応を
行なうことにより、ポリアルキル体の生成を少なくでき
る場合もある。 (ii) アミノ化剤が液体アンモニアである場合。
剰量(5〜100倍程度)用いるのが好ましい。本反応
は加圧下(1.1〜100気圧)で、有利に進行させる
ことができる。反応は無溶媒で行なってもよいが、前述
のような有機・溶媒を加えてもよい。このような溶媒と
しては、例えば水、アルコール類、芳香族炭化水素類、
ハロゲン化炭化水素類、飽和炭化水素類、エーテル類、
ニトリル類、スルホキシド類、カルボン酸アミド類、エ
ステル類など上記したようなものが用いられる。反応温
度は−20℃〜100℃、反応時間は30分〜40時間
が好ましい。 (iii) アミノ化剤がフタルイミドカリウムまたは
フタルイミドナトリウムである場合。
またはフタルイミドナトリウムとを反応させて中間体
〔X〕を得る。化合物〔I〕に対してフタルイミドカリ
ウムまたはフタルイミドナトリウムは1.0〜1.5当
量が好ましく、溶媒は例えば前述のアルコール類,エー
テル類,ニトリル類,ケトン類,スルホキシド類,カル
ボン酸アミド類などが用いられるが、特にDMFが好ま
しい。溶媒がDMFの場合反応温度は10℃〜60℃,
反応時間は1時間〜10時間が好ましい。
のち、あるいはすることなく、脱保護させる。脱保護に
は酸加水分解やアルカリ加水分解を用いることもできる
が、ヒドラジン分解が好ましい。すなわち、中間体
〔X〕と〔X〕に対して1.0〜2当量のヒドラジン
(又は含水ヒドラジン)を適当な溶媒(例えば前述した
アルコール類,ニトリル類等)中、0℃〜100℃で1
時間〜10時間反応させ、化合物〔III〕又はその塩
を得ることができる。 (iv) アミノ化剤がへキサメチレンテトラミンであ
る場合。
ラミンとを反応させて中間体の四級アンモニウム塩〔X
I〕を得る。化合物〔I〕に対してヘキサメチレンテト
ラミンは1.0〜1.5当量が好ましい。種々の溶媒が
使用可能であるが、特に前述したアルコール類,ハロゲ
ン化炭化水素類,ニトリル類等が好まれる。反応温度は
20〜100℃,反応時間は1〜10時間が好ましい。
この段階で、中間体〔XI〕を単離するのが好ましい
が、単離することなく、化合物〔III〕に導いてもよ
い。中間体〔XI〕の分解は通常酸加水分解が用いられ
る。すなわち、中間体〔XI〕と〔XI〕に対して5〜
50当量の無機酸(塩酸,臭化水素酸,硫酸等)を用い
るのが好ましい。溶媒は水,前述したアルコール類及び
ニトリル類が好ましく、有機溶媒の場合は5〜50%程
度含水しているものが好ましい。反応温度は20〜10
0℃,反応時間は20分〜5時間が好ましい。 (C)2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾール
(〔I〕)と液体アンモニアもしくはヘキサメチレンテ
トラミンとを反応させて5−(アミノメチル)−2−ク
ロロチアゾール(〔II〕)を製造することができる。
化合物〔II〕より得られた化合物〔I〕とアミノ化剤
を反応させる反応条件に従って進行させることができ
る。さらに好ましくは同部分の「(ii)アミノ化剤が
液体アンモニアである場合もしくは(iv)アミノ化剤
がヘキサメチレンである場合」の条件が用いられてよ
い。
化合物〔III〕またはその塩は公知の手段、例えば濃
縮、減圧濃縮、蒸留、分留、溶媒抽出、液性変換、転
溶、クロマトグラフィー、結晶化、再結晶等により単離
精製することができる。
が遊離の化合物で得られる場合は、上記したような塩
に、また塩の形で得られる場合は遊離の化合物に、それ
ぞれ常法に従って変換することができる。
〔I〕及び化合物〔III〕又はその塩が、既知殺虫性
化合物の原料として有用であることは既に述べたが、さ
らに新規な殺虫剤の原料としても有用であることが知見
された。すなわち、本発明の方法により製造された化合
物〔I〕と式
子,低級アルキル基又は低級カルボン酸アシル基を、あ
るいはR1とR2は一緒になって隣接窒素原子と共に環
状アミノ基を示す。)で表わされる化合物又はその塩と
を反応させることにより式
合物又はその塩が製造される。
物〔XII〕に対して化合物〔I〕は約0.8〜1.5
当量用いるのが好ましいが、反応に支障がない場合には
大過剰量用いてもよい。本反応は塩基やセシウム塩、例
えば塩化セシウム等の存在下に行なって反応を促進させ
てもよく、このような塩基としてはたとえば前述の方法
(B)で述べたようなもの等を用いる事が出来る。塩基
は化合物〔XII〕に対して0.5当量〜大過剰量、好
ましくは約0.8〜1.5当量用いることができる。ま
た塩基として有機塩基を用いる場合は、それ自体を溶媒
とすることもできる。セシウム塩は、触媒量(化合物
〔XII〕に対して0.001〜0.1当量)であって
よい。本反応は通常、方法(B)で述べたような溶媒中
で行なうのが好ましく、反応系が均一相でない場合は、
方法(B)で述べたような相間移動触媒を用いてもよ
い。反応温度は通常−20〜150℃、好ましくは0〜
80℃である。反応時間は通常10分〜50時間、好ま
しくは2時間〜20時間の範囲である。
〔III〕またはその塩と式
コキシ,低級アルキルチオ基を示す。)で表わされる化
合物又はその塩を反応させる事により、式
合物又はその塩が製造される。
合物〔III〕またはその塩は約0.8〜2.0当量用
いるのが好ましいが、反応に支障がない場合には約2.
0〜20当量程度用いてもよい。
方法(B)で述べたような溶媒中で行われる。反応系が
均一相でない場合は、方法(B)で述べたような相間移
動触媒を用いてもよい。
V〕に対して0.01〜10当量好ましくは0.1〜3
当量加えることにより促進されてもよい。このような塩
基として、例えば方法(B)で述べたようなもの等を用
いることができる。有機塩基を用いる場合はそれ自体溶
媒として用いることもできる。また金属塩として、たと
えば塩化銅,臭化銅,酢酸銅,硫酸銅などの銅塩、塩化
水銀,硝酸水銀、酢酸水銀などの水銀塩などを用いるこ
とができる。
℃、反応時間は通常10分〜50時間であるが、好まし
くはそれぞれ−30℃〜100℃、30分〜20時間で
ある。
低級アルキル基としては、例えばメチル,エチル,プロ
ピル,イソプロピル等が用いられ、低級カルボン酸アシ
ル基としては、例えばホルミル,アセチル,プロピオニ
ル等が用いられる。またR1とR2が一緒になって隣接
窒素原子と共に示す環状アミノ基としては、例えばアジ
リジノ,アゼチジノ,ピロリジノ,ピペリジノ,モルホ
リノ等が用いられる。Yで示される低級アルコキシ基と
しては、例えばメトキシ,エトキシ,プロポキシ,イソ
プロポキシ等が用いられ、低級アルキルチオ基として
は、例えばメチルチオ,エチルチオ,プロピルチオ,イ
ソプロピルチオ等が用いられる。
V〕,及び〔XV〕の塩としては、例えば化合物〔II
I〕塩として前述したもの等が用いられる。
合物〔II〕より化合物〔I〕を経由して化合物〔XI
II〕又はその塩が製造可能であり、また化合物〔I
I〕より化合物〔I〕および化合物〔III〕又はその
塩を経由するか、化合物〔I〕より化合物〔III〕又
はその塩を経由して化合物〔XV〕又はその塩が製造可
能である。
I〕又はその塩及び化合物〔XV〕及びその塩は強い殺
虫活性を有する。
するが、本発明はこれらの実施例に限定解釈されるべき
ものではない。
ィーにおける溶出はTLC(Thin Layer C
hromatography,薄層クロマトグラフィ
ー)による観察下に行なわれた。TLC観察において
は、TLCプレートとしてメルク(Merck)社製の
キーゼルゲル60F254(70〜230メッシュ)
を、展開溶媒としてはカラムクロマトグラフィーで溶出
溶媒として用いられた溶媒を、検出法としてUV検出器
を採用した。カラム用シリカゲルは同じくメルク社製の
キーゼルゲル60(70〜230メッシュ)を用いた。
NMRスペクトルはプロトンNMRを示し、内部基準と
してテトラメチルシランを用いて、VARIAN EM
390(90MHz)型スペクトルメーターで測定し、
全δ値をppmで示した。展開溶媒として混合溶媒を用
いる場合に( )内に示した数値は各溶媒の容量混合比
である。
は、次のような意義を有する。Me:メチル基,Et:
エチル基,s:シングレット,br:ブロード(幅広
い),d:ダブレット,t:トリプレット,q:クワル
テット,m:マルチプレット,dd:ダブレットダブレ
ット,j:カップリング定数,Hz:へルツ,CDCl
3:重クロロホルム,DMSO−d6:重DMSO,
%:重量%,mp:融点,bp:沸点また室温とあるの
は約15〜25℃を意味する。
ホルム10mlの混合物に、氷冷下(内温10℃以
下),塩素ガスを1時間40分にわたり吹き込んだ。吸
収した塩素ガスの重量は7.71gであった。この時点
での生成物はNMRより、塩化2−アザ−1,4−ジク
ロロ−1,4−ペンタジエンスルフェニル
38(1H,m),5.53(1H,m))及び2,5
−ジクロロ−5−(クロロメチル)−2−チアゾリン
58(2H,m))と推定された。浴を外すと発熱して
きたので水浴につけ、内温を40℃以下に保った。4時
間後、浴を外しても発熱しなくなった。この時点で2−
クロロ−5−(クロロメチル)チアゾールが主生物とな
った。クロロホルムを留去後、減圧蒸留し、13.3g
の2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾールを得
た。収率73%。bp108〜110℃/18mmH
g。mp約30℃。NMR(CDCl3):4.72
(2H,s),7.51(1H,s)
ム50mlの混合物に、水浴中で、内温を30℃以下に
保ちながら、塩化スルフリル60.1gを1時間30分
で滴下した。浴を外して室温でさらに2時間30分反応
させた。この間徐々に発熱して内温が最大36℃に達し
た。溶媒と過剰の塩化スルフリルを留去した。残留物を
ジクロロメタン400mlに溶かし、この溶液を重そう
水及び水で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し
た。残留物を減圧蒸留し、51.7gの2−クロロ−5
−(クロロメチル)チアゾールを得た。 収率 82%。純度 90%以上。bp: 110℃/
20mmHg。
(内温5℃以下)、0.843Mの塩素四塩化炭素溶液
103mlを1時間30分で滴下した。氷冷下で1時
間,室温で4時間かくはんした所、生成物はNMRより
推定して塩化2−アザ−1,4−ジクロロ−1,4−ペ
ンタジエンスルフェニルのみで、他の少量の原料が残存
していた。この反応液より常圧下で四塩化炭素を留去し
たところ、主生物が2−クロロ−5−(クロロメチル)
チアゾールとなった。
ロアリル0.43gを室温で3分間で加え、30分間か
くはんした。反応液に四塩化炭素10mlを加え、10
℃以下で反応混合物を減圧下に濃縮した。この時点での
主生物は2,5−ジクロロ−5−(クロロメチル)−2
−チアゾリンと考えられるものであったが、60℃で3
0分間加熱すると2−クロロ−5−(クロロメチル)チ
アゾールが主成物となった。
2−クロロアリル0.22gを3分間で滴下し、氷冷下
でさらに1時間かくはんした。クロロホルム10mlを
加え、20℃以下で減圧下に反応混合物を濃縮した。こ
の時点での主生物は2,5−ジクロロ−5−(クロロメ
チル)−2−チアゾリンと考えられたが、40℃〜60
℃でさらに濃縮した所、主生物が2−クロロ−5−(ク
ロロメチル)チアゾール・塩酸塩又は2,2−ジクロロ
−5−(クロロメチル)−4−チアゾリルと推定される
ものに変化した。
70(1H,s))このものにクロロホルムを加えたの
ち、20℃以下で希アンモニア水又は重そう水を加えて
かくはんした所、2−クロロ−5−(クロロメチル)チ
アゾールが得られた。
ル)チアゾール1.0gを得、これと25%アンモニア
水4ml,アセトニトリル6mlの混合物をステンレス
製耐圧反応容器に入れ、80℃で2時間反応させた。冷
却後、10N水酸化ナトリウム水溶液0.6mlとエタ
ノール12mlを加えて室温で30分間かくはんした。
反応混合物を濃縮し、ジクロロメタン20mlを加えて
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。不溶物を濾別後、濾
液を濃縮した。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(溶
出液:ジクロロメタン−メタノール 10:1)で精製
し、0.49gの5−(アミノメチル)−2−クロロチ
アゾールを得た。黄色液体。 NMR(CDCl3):1.66(2H,s),4.0
2(2H,s),7.36(1H,s)
g,25%アンモニア水4ml,アセトニトリル6ml
の混合物を30分間加熱還流したのち、25%アンモニ
ア水8mlを追加し、さらに30分間加熱還流した。実
施例6と同様の後処理を行い、0.22gの5−(アミ
ノメチル)−2−クロロチアゾールを得た。
gをヘキサメチレンテトラミン27.5gとクロロホル
ム150mlの混合物に加熱還流下で、30分間で滴下
した。さらに3時間加熱還流下で攪拌し、一夜放置し
た。生じた結晶を濾取し、結晶を100mlのクロロホ
ルムで洗った。濾液と洗液を合わせて100mlに濃縮
し、半日放置後生じた結晶を濾取し、結晶を20mlの
クロロホルムで洗った。濾液と洗液はさらに2回同じ操
作を行った。合計して55.0g(収率99.7%)の
四級アンモニウム塩が得られた。
%塩酸104g,水97.5ml,エタノール325m
lの混合物を70℃で1時間攪拌したのち一夜放置し
た。生じた固体を濾別し、濾液を体積が約半分になるま
で濃縮した。生じた固体を再び濾別し、濾液を濃縮乾固
した。アセトン100mlを残留物に加え、不溶物を濾
取した。不溶物に水250mlを加えたのち6N水酸化
ナトリウム水溶液でpHを13に調節した。ジクロロメ
タンで3回抽出し、ジクロロメタン層を飽和食塩水で洗
浄した後、無水炭酸カリウムで乾燥した。濃縮後、粗製
の5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾールを1
4.3g得た。このものを減圧蒸留で精製し、10.5
gの純品を得た。 bp:85℃/10.5mmHg
7.1g,エタノール800ml,水160ml,12
N塩酸200mlの混合物を内温70〜75℃で2時間
かくはんし、冷時不溶物を濾別した。濾液を約300m
lに濃縮し、析出物を再び濾別した。濾液を濃縮後、水
300mlを加え、さらに濃縮した。残留物をアセトン
で洗浄後、水150mlに溶かし、氷冷下、6N水酸化
ナトリウム水溶液でpHを13とした。ジクロロメタン
で3回抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、
28.1gの5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾ
ールを収率75.6%で得た。このうち、21.2gを
減圧蒸留し、17.2gの純品を得た。 bp:71〜72℃/0.7mmHg。
lの混合物に、実施例2の方法で得た。2−クロロ−5
−(クロロメチル)チアゾール9.0gの10mlDM
F溶液を20℃の油浴中で15分間で滴下した。滴下後
60℃で45分間攪拌したのち、不溶物をセライト上で
濾別し、濾液を減圧下で濃縮した。ジクロロメタン10
0mlを残留物に加え、不溶物を再び濾別し、濾液を濃
縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出液:
ジクロロメタン−酢酸エチル 20:1)で精製し、1
2.0gのN−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)
フタルイミドを得た。mp108〜109℃
ル)フタルイミド12.0gとエタノール200mlの
混合物にヒドラジン1水和物3.2gを5分間で滴下し
た。滴下後1時間加熱還流し、冷却した。生じた白色固
体を濾別し、濾液を濃縮した。残留物にエーテル50m
lを加え、不溶物を濾別した。濾液を濃縮することによ
り、ほぼ純粋な5−(アミノメチル)−2−クロロチア
ゾールが4.9g得られた。
体アンモニア20mlを入れ、次いで、2−クロロ−5
−(クロロメチル)チアゾール3.36gとトルエン1
0mlの混合溶液を加えて密封した。浴温を−30℃と
したのちかくはんしながら0℃まで2時間30分で昇温
させた。その後氷浴中で7時間、室温で16時間かくは
んし、常圧にもどした。反応混合物を6N水酸化ナトリ
ウム水溶液10ml中にあけ、ジクロロメタンで2回抽
出した(100ml及び50ml)。有機層を濃縮後、
カラムクロマトグラフィー(溶出液ジクロロメタン−メ
タノール10:1)で精製し、2.20g(74.0
%)の5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾールを
得た。
079号に記載の方法による2−クロロ−5−クロロメ
チルチアゾールの製造) 塩化スルフリル1500gを50℃に加熱し、イソチオ
シアン酸アリル250mlを5時間かけてゆっくりと滴
下した。その後さらに80℃で2時間加熱した。塩化ス
ルフリルを留去した後、減圧蒸留(20mmHg)し
た。bp90〜110℃の留分295gを採った(ガス
クロマトグラフィーによる純度28%)。これをさらに
精留(ウィドマー精留管を使用)し、bp63〜68℃
/1.3mmHgの部分118gを採った(ガスクロマ
トグラフィーによる純度50%)。さらにこれをカラム
クロマトグラフィー(溶出液ヘキサン:エーテル=8:
1)で精製し、46gの純粋な2−クロロ−5−クロロ
メチルチアゾールを得た。
ロロアリルの合成) 2,3−ジクロロ−1−プロペン325.9g,チオシ
アン酸ナトリウム261.9g,アセトニトリル1.5
lの混合物を3時間30分間加熱還流したのち、不溶物
を濾別し、濾液を濃縮した。残留物にジクロロメタン2
00mlを加えて再び不溶物を濾別したのち濃縮した。
残留物を140℃の油浴中で1時間攪拌し、減圧蒸留し
た。339.5gのイソチオシアン酸2−クロロアリル
を得た。bp73〜76℃/18mmHg。
g,粉末水酸化ナトリウム5.90g,乾燥DMF20
0mlの混合物に、氷冷下2−クロロ−5−(クロロメ
チル)チアゾールのDMF15ml溶液を2時間で滴下
した。浴を外して室温で13時間かくはん後、減圧下に
DMFを留去した。残留物にアセトニトリル200ml
を加え、セライト上で不溶物を濾別した。濾液をカラム
クロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメタン−アセト
ニトリル2:1〜1:2)で精製し、6.45gの1−
(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−3,3−ジメ
チル−2−ニトログアニジン(参考化合物No.1)を
得た。mp 155〜160℃。エタノールより結晶す
ることによりmp 165.5〜166.5℃。NMR
(DMSO−d6):2.96(6H,s),4.50
(2H,d,J=5.8Hz),7.56(1H,
s),8.53(1H,br.t,J=5.8Hz)
−クロロ−5−チアゾリルメチル)−3−エチル−3−
メチル−2−ニトログアニジン(参考化合物No.2,
mp 165〜167℃),1−(2−クロロ−5−チ
アゾリルメチル)−3,3−ジエチル−2−ニトログア
ニジン(参考化合物No.3,シロップ,NMR(CD
Cl3):1.23(6H,t,J=7Hz),3.4
6(4H,q,J=7.2Hz),4.60(2H,b
r.s),7.44(1H,s),8.30(1H,b
r.s))、1−〔1−(2−クロロ−5−チアゾリル
メチル)−2−ニトロアミジノ〕ピロリジン(参考化合
物No.4,mp 185〜188℃)
ン25mlの混合液に、室温で無水酢酸11.3gを1
0分間で滴下した。滴下後、室温で5時間かくはんし、
反応混合物を濃縮した。残留物を2N塩酸50mlにあ
け、生じた固体を濾取、乾燥し、N−アセチル−S−メ
チル−N′−ニトロイソチオ尿素5.1gを白色結晶と
して得た。mp.109〜110℃
イソチオ尿素0.22g,アセトニトリル5mlの混合
液に、−20℃で、5−(アミノメチル)−2−クロロ
チアゾール0.2gを滴下した。同温度で1時間かくは
ん後、反応混合物を濃縮した。固化した残留物をエタノ
ールから再結晶し、0.31gのN−アセチル−N′−
(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−N″−ニトロ
グアニジン(参考化合物No.5)を得た。mp.13
2〜133℃ NMR(CDCl3):2.33(3H,s),4.6
8(2H,d,J=6Hz),7.50(1H,s),
9.60(1H,br.),11.85(1H,b
r.)
g,1.2−ジメチル−3−ニトロイソチオ尿素7.2
6g,無水炭酸カリウム6.72g,塩化第一銅4.8
1g,アセトニトリル150mlの混合物を1時間加熱
還流した。熱時不溶物を濾別し、濾液を濃縮した。濃縮
物をカラムクロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメタ
ン−メタノール10:1)で精製し、7.33gの1−
(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−3−メチル−
2−ニトログアニジン(参考化合物No.6)を得た。
mp.172−174℃(アセトニトリルより再結
晶),NMR(DMSO−d6):2.83(3H,
d,J=5Hz),4.53(2H,d,J=5H
z),7.61(1H,s),8.12(1H,br.
s),9.00(1H,br.s)
ピリジン10mlの混合物に無水酢酸1.03gを室温
で滴下した。室温で1時間攪拌後、2N塩酸150ml
にあけ、クロロホルム100mlで抽出した。クロロホ
ルム層を2N塩酸50mlで洗浄した後、濃縮し、0.
60gの1−アセチル−1,2−ジメチル−3−ニトロ
イソチオ尿素を淡黄色液体として得た。NMR(CDC
l3):2.23(3H,s),2.52(3H,
s),3.17(3H,s)
トロイソチオ尿素0.514gとトルエン5mlの混合
物に、5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾール
0.400g,トルエン10ml及びエーテル2mlの
混合液を氷冷下10分間で滴下した。氷冷下2時間攪拌
後、生じた白色固体を濾取し、0.230gのN−アセ
チル−N′−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−
N−メチル−N″−ニトログアニジン(参考化合物N
o.7)を得た。mp105〜108℃ NMR(CDCl3):2.11(3H,s),3.0
8(3H,s),4.57(2H,s),7.53(1
H,s),9.35(1H,br.s)
g)、炭酸カリウム(4.07g)、及びアセトニトリ
ル(60ml)の混合物に、無水酢酸(2.53g)を
室温で加え、混合物をこの温度で3時間攪拌した。不溶
物を濾別し、濾液を濃縮した。残留物にクロロホルム
(100ml)を加え、混合物を水で2回洗浄した。ク
ロロホルム層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮
し、3.48gの1−アセチル−1,2−ジメチル−3
−ニトロイソチオ尿素を得た。1−アセチル−1,2−
ジメチル−3−ニトロイソチオ尿素(3.41g)の酢
酸エチル(20ml)溶液に、5−(アミノメチル)−
2−クロロチアゾール(2.65g)の酢酸エチル(4
ml)溶液を−25℃で15分間で滴下し、更に−25
℃で30分間攪拌を続けた。次に混合物を5分間で20
℃に温め、約8mlに濃縮した。残留物にジイソプロピ
ルエーテル(4ml)を加え、沈澱物を濾過して集め、
4.21gのN−アセチル−N′−(2−クロロ−5−
チアゾリルメチル)−N−メチル−N″−ニトログアニ
ジン(参考化合物No.7)、mp105−107℃
(酢酸エチルから再結晶した)を得た。
arvata lugens)に対する効果 育苗箱で育てた2葉期イネ苗の茎葉に、供試化合物(下
記実施例で得られる化合物のNo. で示す)5mgを
トウイーン(tween)20を含む0.5mlのアセ
トンで溶解し、3000倍希釈のダイン(展着剤、武田
薬品工業(株)製)水で所定濃度(500ppm)とし
てスプレーガンで薬液10ml/ペーパーポットを散布
した。試験管の底に水を入れ、ここに処理イネ苗を入れ
た後、トビイロウンカ3令幼虫10頭を放ち、アルミ栓
をした。この試験管を25℃の恒温室に収容し、放虫後
7日後に死亡虫を数えた。その結果、参考化合物No.
1〜7の化合物はいずれも100%の死虫率を示した。
Claims (10)
- 【請求項1】 式 【化1】 [式中Xは、(i)ハロゲン、(ii)ハロゲンで1〜3個置
換されていてもよいC1-4アルキルスルホニルオキシ、
(iii)低級アルキルまたはハロゲンで1〜4個置換され
ていてもよいC6-10アリールスルホニルオキシ、(iv)ハ
ロゲンで1〜3個置換されていてもよいC1-6アシルオ
キシまたは(v)C6-10アリールカルボニルオキシを示
す。]で表わされるイソチオシアン酸アリル誘導体と塩
素化剤とを反応させることを特徴とする 【化2】 で表わされる2−クロロ−5−(クロロメチル)チアゾ
ールの製造法。 - 【請求項2】 式〔II〕のXが塩素原子である請求項1
記載の製造法。 - 【請求項3】塩素化剤が塩素もしくは塩化スルフリルで
ある請求項1記載の製造法。 - 【請求項4】 式 【化3】 (式中の記号は上記と同意義)で表わされるイソチオシ
アン酸アリル誘導体と塩素化剤とを反応させ、得られた
生成物と、アミノ化剤とを反応させることを特徴とする
式 【化4】 で表わされる5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾ
ールまたはその塩の製造法。 - 【請求項5】 アミノ化剤がアンモニア、ジカルボン酸
イミド類、スルホン酸アミド誘導体、カルボン酸アミド
誘導体、カルバミン酸エステル類、ヘキサメチレンテト
ラミンもしくはトリクロロアミンまたはそれらのアルカ
リ金属塩である請求項4記載の製造法。 - 【請求項6】 アミノ化剤がアンモニアである請求項4
記載の製造法。 - 【請求項7】 アミノ化剤がフタルイミドカリウムまた
はフタルイミドナトリウムである請求項4記載の製造
法。 - 【請求項8】 アミノ化剤がヘキサメチレンテトラミン
である請求項4記載の製造法。 - 【請求項9】 2−クロロ−5−(クロロメチル)チア
ゾールと液体アンモニアとを反応させることを特徴とす
る5−(アミノメチル)−2−クロロチアゾールまたは
その塩の製造法。 - 【請求項10】 2−クロロ−5−(クロロメチル)チ
アゾールとヘキサメチレンテトラミンとを反応させるこ
とを特徴とする5−(アミノメチル)−2−クロロチア
ゾールまたはその塩の製造法。
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