JPH03246253A - 分割媒体 - Google Patents

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JPH03246253A
JPH03246253A JP2331001A JP33100190A JPH03246253A JP H03246253 A JPH03246253 A JP H03246253A JP 2331001 A JP2331001 A JP 2331001A JP 33100190 A JP33100190 A JP 33100190A JP H03246253 A JPH03246253 A JP H03246253A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C51/487Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by treatment giving rise to chemical modification
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (+) −6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン
酢酸[=D−2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロ
ピオン酸]は効果的な消炎剤/鎮痛剤/解熱剤である。
たとえば、西ドイツ特許明細書2.039,602号に
よると、これは、ラセミ化合物からの選択的な生物学的
減成によって、または、たとえばシンコニジンのような
、分割した、光学的に活性なアミン塩基による6−メト
キシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸のジアステレオ
異性体を調製し、次いで生成するジアステレオ異性体を
分別結晶化により分離することによって取得することが
できる。分離したジアステレオ異性体を、次いで強酸を
用いて加水分解することによって、相当する(+)−ま
たは(−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレ
ン酢酸を取得する。
6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸のラセ
ミ化合物は、自然分離および鏡像異性体の中の一方の優
先的な選択的結晶化によっては分割することができない
分離段階のための光学的に活性なアミン塩基としては、
シンコニジンのほかに、西ドイツ特許明細書2,007
,177号および2.008,272号中に、特に下記
の化合物が提案されている。:天然産のアルカロイド類
、アナバシン、ブルシン、コネシン、シンコニジン、シ
ンコニン、D−デスオキシエフェドリン、L−エフェド
リン、エピキニン、モルヒネ、キニジン、キニーネ、ス
トリキニン、デヒドロアビエチルアミン、およびソラニ
ジン、ならびにコレステリルアミン、D−メチルアミン
、グルコサミン、第一、第二および第三アミン類、たと
えばL−2−アミノ−1−プロパツール、L−2−アミ
ノブタノール、D−2−アミノブタノール、D−ヒレオ
ー2−アミノ−1−pニトロフエニル−1,3−プロパ
ンジオール、D−アンフェタミン、L−2−ベンジルア
ミノ1−プロパツール、D−4−ジメチルアミノ−1゜
2−ジフェニル−3−メチル−2−ブタノールD−α−
(1−ナフチル)エチルアミン、L−α(1−ナフチル
)−エチルアミン、D−α−メチルベンジルアミンおよ
びL−α−メチルベンジルアミン。
アルカロイド類、シンコニジン、デヒドロアビエチルア
ミンおよびキニーネが、西ドイツ特許明細書1,934
.460号、2,013,641号、2.007.17
7号、2.005,454号、2008.272号およ
び2,039,602号によれば、好適である。
その他のアルカロイド類および塩基類は、西ドイツ特許
明細書2,007,177号の実施例7および西ドイツ
特許明細書2,008,272号の実施例3に記されて
いる。
西ドイツ特許明細書2,005,454号は、炎症、発
熱などの治療と軽減のために適する、6−メトキシ−α
−メチル−2−ナフタレン酢酸の薬剤として受は入れる
ことができる塩類について、特許請求している。広く特
許請求されているが、あまり詳細には説明されていない
塩類の中には、N−メチル−〇−グルカミン塩がある。
(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢
酸のN−メチル−D−グルカミン塩は、可能性のある最
終生成物として西ドイツ特許明細書2,005.454
号の実施例26中に記されている。この塩は(十)−6
−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸とN−メ
チル−D−グルカミンの反応によって調製する。しかし
ながら、6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢
酸のラセミ混合物のN−メチル−D−グルカミン塩は、
これまで記されていない。
炭水化物構造を有する不斉な塩基は一般に分割剤として
は未知であり[エヌ・エル・アリンガーおよびイー・エ
ル°エリール編、立体化学の諸問題、第6巻、ワイリー
インターサイエンス、ニューヨーク、1971年、有機
化学における分割剤と分割、ニス・エッチ ワイレン:
およびニス・エイチ ワイレン、分割剤の表および光学
的分割、イー・エル・エリール編、1972、ツートル
ダム大学出版部、参照]、また、本発明以前には、分割
剤としては不適当であるとみなされていた。
西ドイツ特許明細書2,007,177号は、6−メト
キン−α−メチル−2−ナフタレン酢酸の分割のために
グルコサミンを提案している。しかしながら、この明細
書は、特定の実施例を包含していない。
グルコサミン[=2−アミノ−2−デオキシ−D−グル
コサミンは合成がきわめて難しく、実際的にはキチン(
Chitin)から取得できるのみであり、且つ比較的
不安定である。(+)−および(〜)−A(ここでAは
6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸である
)によるその塩の溶解度を、分割剤としてのこの物質の
適当性を解・明するために、滴定した(第1表)。
第1表 グルコサミン塩類の溶解度 20 H30H C2H50H。
95% C2111,OH。
無水 06C 不溶 0 2.5 沸点 分解 分解 分解 分解 沸点 分解 分解 分解 分解 第1表は、望ましくない異性体、すなわち(−)A形態
がグルコサミン塩を用いる場合に単離される可能性があ
ることを示している。実際上不可避である40℃程度と
いう低い温度においてすら、グルコサミン塩は不安定で
分解してしまう。これはグルコサミン塩類の調製、単離
および恐らくは再生を、決定的にじゃまする。実際に、
工業的な見地からは、グルコサミンは(十)−および(
−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸
の混合物のための分割剤としては不適当であり、そのこ
とは、炭水化物構造を有する不斉な塩基は分割剤として
極めて不適当であるという意見を支持するものである。
 驚くべきことに、ここにおいて、N−メチル−D−グ
ルカミンは(+)−および(−)−6−メトキシ−α−
メチル−2−ナフタレン酢酸の混合物を、それらの鏡像
異性体に分割するために工業的に適していることが見出
された。
それ故、本発明の主題はN−メチル−D−グルカミン[
=1−デオキシ−1−(メチルアミノ)−D−グルシト
ールコまたはその塩を分解剤として使用することを特徴
とする、(+)−および(=)−6−メトキシ−α−メ
チル−2−ナフタレン酢酸またはその可溶性塩の混合物
を、それらの鏡像異性体に分割するための方法である。
 そのためには、(十)−および(−)−6−メトキシ
−α−メチル−2−ナフタレン酢酸の混合物をN−メチ
ル−D−グルカミンと結合させ、かくて生成する(+)
−および(−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフ
タレン酢酸N−メチル−D−グルカミン塩の対に分別結
晶化を施こす。
また別の方法として、(+)−および(−)−6−メト
キシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸の可溶性塩類を
N−メチル−D−グルカミンの適当な塩類を用いて分割
することができる。
取得した(+)−および(−)−6−メトキシα−メチ
ル−2−ナフタレン酢酸N−メチルD−グルカミン塩を
、たとえば鉱酸を用いて酸開裂し、酸を沈殿させること
によって、または塩基を用いて開裂させたのち酸性化し
て有利の酸を生せしめることによって、個々に分解させ
る。望ましい(+)一形態を純粋な状態で取得すること
ができる。次いで公知の方法を使用して、(=)一形態
をラセミ化し且つN−メチル−D−グルカミンを酸性の
母液から回収する。
光学的に活性な塩基N−メチル−D−グルカミン[;1
−デオキシ−1−(メチルアミノ)−D−グルシトール
]の(+)−および(−)−6メトキシーα−メチル−
2−ナフタレン酢酸による塩類は、きわめて大きな溶解
度の差を有しており、これはジアステレオ異性体の分離
に対して理想的である。望ましい(+)−6−メトキシ
−α−メチル−2−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−
グルカミンによる塩は、(−)−6−メトキシ−α−メ
チル−2−ナフタレン酢酸の相当する塩よりも著るしく
溶解度が低く、そのために、きわめて容易に純粋形態で
取得することができる。
(+)−および(−)−6−メトキシ−α−メチル−2
−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンによる
ジアステレオ異性体塩の対の各種溶剤中における溶解度
を第2表に示すが、でAは前記と同様である。
第2表 この表中 グルカミンによる塩 溶剤     20℃  沸点 H2O2510070 C1130tl     1.3   6.5   1
8(CHs)zcHOHO,020,16’   0.
161、還流温度において。
グルカミンによる塩 20℃  沸点 00 00 1.71 溶解度の差は水中においてすらきわめて顕著であるが、
このようなことは、調査した他の異性体塩の対に対して
は全く存在しない。
冷および熱メタノール中の溶解度の差は、更にかなり大
である。その差は、室温において1.3:18(1:1
4)であり沸点において6.5:100 (1:15.
4)であって、望ましい(+)A形態の異性体の単離に
好都合である。この好都合な条件および(−)AのN−
メチル−D−グルカミンによる塩の溶解度の比較的高い
絶対値は、最低の溶剤の消費と最高の分割効果、すなわ
ち所望の生成物の最高の光学的純度と同時に高い収率を
伴なう経済的な分離を可能とする。
6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸の分割
のためのN−メチル−D−グルカミンの使用は、安価で
且つ無制限の量で入手することができるD−グルコース
(ブドウ糖)のメチルアミンの存在における還元によっ
てきわめて容易にNメチル−D−グルカミンを入手する
ことができるという理由によってもまた、有利である。
本発明の意図する分割は、(+)−6−メトキシ−α−
メチル−2−ナフタレン酢酸のN〜メチル−D−グルカ
ミンによる塩の溶解度と(−)−6−メトキシ−α−メ
チル−2−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミ
ンによる塩の溶解度の間に著るしい相異を有する不活性
有機溶剤中で、一般には、室温すなわち常温から一般に
は使用する溶剤の還流温度に至るまでの高温の間で行な
われる。(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフ
タレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンによる塩は、
溶剤中において、 (−)−6−メトキシ−α−メチル
−2−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンに
よる塩よりも著しく溶解度が低くなければならず、それ
故、加熱した溶液を、一般には常温すなわち室温までま
たはその近くまで冷却すると、(+)−6−メトキシ−
α−メチル−2−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グ
ルカミンによる塩が優先的に溶液から結晶化する。
適当な溶剤は、たとえばメタノール、エタノール、n−
プロパツール、イソプロパツール、ブタノール、ペンタ
ノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、2−エチ
ルヘキサノール、ベンジルアルコール、フルフリルアル
コールおよびその他のようなCl−Cl0I価アルコー
ル、たとえばエチレングリコール、1,2−プロピレン
グリコール、1.3−プロピレングリコールおよびその
他のような02〜C,2価アルコール、たとえばグルセ
リンなどのような03〜C43価アルコール、たとえば
アセトン、アセチルアセトン、エチルメチルケトン、ジ
イソブチルケトン、およびその他のようなC3〜C11
ケトンを包含する。その他の溶剤としてはエチレングリ
コールおよびジエチレングリコールのモノ−およびジー
(低級)アルキルエーテル、ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、N−
メチルピロリドン、ピリジン、ジオキサン、ジメチルア
セトアミド、その他が含まれる。01〜C3アルコール
、たとえばメタノールおよびイソプロパツール、特にメ
タノールが、本発明における好適溶剤である。必要に応
じ、溶剤に添加した全物質を可溶化するために充分な水
を、溶剤に加えることができる。
出発物質[すなわち、(+)−6−メトキシ−α−メチ
ル−2−ナフタレン酢酸と(−)−6−メトキシ−α−
メチル−2−ナフタレン酢酸の混合物]を、N−メチル
−D−グルカミンの存在において、一般には約60℃乃
至約100℃または溶剤の還流温度の範囲の高い温度に
加熱することによって、溶剤に加えた全物質を可溶化す
る。所望するならば、全物質が溶解し終るまで高い温度
に保ってもよい。溶液を望ましい時間にわたって加熱下
に保ったのち、それを徐々に常温まで冷却する。この冷
却の間に、溶液中に(+)−6−メトキシ−α−メチル
−2−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンに
よる塩を種子として加えることが好ましい。生成する結
晶性の沈殿は(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−
ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンによる塩
に富んでいる。溶液を持ちきたすべき最終温度は、実際
的な考慮によって選ぶが、一般には温度差が高収率の結
晶を与えるために充分なものとなるように選ぶ。結晶化
する混合物を、結晶化が完了するまで、またはほとんど
完了するまで、通常は約30分乃至約数時間あるいはそ
れ以上にわたって、低い温度に保つ。生成する結晶性の
沈殿を濾過によって取出して洗浄する。
本発明の方法のこの段階において取得する結晶性物質[
すなわち、(+) −6−メトキシ−α−メチル−2−
ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンによる塩
に富んでいる材料]を、濾過による分離および洗浄後に
、必要に応じ、水中に入れて加熱することによって、結
晶性の物質を再溶解してもよい。生成する溶液を、たと
えば硫酸または塩酸のような鉱酸、あるいは酢酸または
p−トルエンスルホン酸のような有機酸を用いて酸性と
し、それによって得た結晶性の沈殿を濾過によ。
て分離し、洗浄し且つ乾燥する。かくして実質的に(十
)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸に
富んでいる白色の結晶生成物を取得する。別の方法とし
て、(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレ
ン酢酸のN−メチル−D−グルカミンによる塩に富んだ
材料を、たとえば水酸化カリウムまたはlOを超えるp
Ka値を有するその他の強塩基のような、強塩基を用い
て処理して塩を開裂させたのち、たとえば塩酸または硫
酸のような鉱酸あるいは、たとえば酢酸のような有機酸
を用いて酸性化することによって、濾過、洗浄および乾
燥後に、実質的に(+)−6−メトキシ−α−メチル−
2−ナフタレン酢酸に富んだ白色の結晶性生成物を得る
ことができる。
(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢
酸のN−メチル−D−グルカミンによる塩に富んだ材料
の再溶解とそれに続いての(+)−6−メトキシ−α−
メチル−2−ナフタレン酢酸を取得するための酸性化に
先立って、一般に、塩に富んだ材料を別の溶剤物質に再
溶解し、望ましい温度まで溶剤を加熱したのち、生成す
る溶液に(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフ
タレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンによる塩を種
子として加えたのち、冷却することによって、更に1回
以上の再結晶を行なうことが望ましい。このような再結
晶の度ごとに、その再結晶した材料中の(+)−6−メ
トキシ−α−メチル2−ナフタレン酢酸のN−メチル−
D−グルカミンによる塩の割合が増大する。約97〜9
9%の程度の(+)−6−メドキシーα−メチル〜2ナ
フタレン酢酸の純度を有する生成物は、生ずる結晶生成
物の再溶解および引続く酸性化前に1回のみの再結晶段
階を行なうことによって、達成することができる。
(−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢
酸またはそのN−メチル−D−グルカミン塩に富んだ材
料を処理することによって、(−)−6−メトキシ−α
−メチル−2−ナフタレン酢酸を回収することができ、
次いでそれを公知の方法によってラセミ化することによ
って、それよりも高い含量の(+)−6−メトキシ−α
−メチル−2−ナフタレン酢酸を有する材料を与えるこ
とができる。たとえば、ダインンのアメリカ合衆国特許
3,686.183号参照。この材料は、単独でまたは
(+)−および(−)−6−メトキシα−メチル−2−
ナフタレン酢酸の他の混合物と組合わせて、本発明の分
割方法のための追加の出発材料を与えるために、再循環
させることができる。
本発明に従がって使用するN−メチル−D−グルカミン
の量(分割せしめる(+)−および(−)−6−メトキ
シ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸に対するモル的な
割合)は約50〜100%の範囲である。しかしながら
、(±)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン
酢酸のN−メチル−D−グルカミンによる比較的不溶性
の塩を生成させるためには約50%(分割せしめる(+
)−および(−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナ
フタレン酢酸に対するモル基準で)のN−メチル−D−
グルカミンを必要とするのみであるから、所望するなら
ば、N−メチル−D−グルカミンの残部(一般には約4
0〜50モル%に至るまでの程度)を、たとえば、水酸
化ナトリウムまたは水酸化カリウムのようなアルカリ金
属水酸化物の如き無機塩基、あるいは、たとえば、トリ
エチルアミン、トリエタノールアミン、トリーローブチ
ルアミンなどのような有機第三アミンを包含する、比較
的安価な塩基で置き換えることができる。
(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢
酸と(−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレ
ン酢酸の分離により生ずる水性の母液は、たとえば、酸
性化段階に使用した酸によるN−メチル−D−グルカミ
ンの塩を含有する。
このような母液を無機塩基で処理することによって不溶
性の無機塩を生成させて、N−メチル−Dグルカミンを
溶液中に残すことができる。たとえば、水酸化カルシウ
ムの懸濁液によって処理して相当するカルシウム塩を沈
殿させ、それを濾過によって除去する。濾液を減圧下に
加熱して乾固するまで濃縮する。この濃縮工程の初期段
階の間に更に生成する塩、たとえばカルシウム塩を、先
ず除去する。残渣を適当な溶剤中に、その還流温度に至
るまでの加熱下に溶解し、次いで室温まで冷却すること
によって分割剤を結晶性の沈殿として取得し、それを単
独で、または新しい物質と共に、本発明の分割方法にお
いて再使用することができる。あるいは別の方法として
、陰イオン交換樹脂の使用によってN−メチル−D−グ
ルカミンを回収して、それを再使用のために循環させる
こともできる。
“(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン
酢酸と(−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタ
レン酢酸の混合物”という表現は、本発明の分割方法に
おいて使用する溶剤に可溶な、それらの塩類の混合物を
も包含するものとする。
このような塩類は、たとえば、相当するナトリウム塩、
カリウム塩、リチウム塩などを包含する。
かかる塩類は、アルカリ金属水酸化物、たとえば水酸化
ナトリウムまたはカリウムのような塩基を(十)−およ
び(−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン
酢酸の混合物の溶液に添加することによって、調製する
ことができる。生成する(+)−および(−)−6−メ
トキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸塩の混合物は
、本発明に従って、(+)−6−メトキシ−α−メチル
−2−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンと
の塩を形成するように反応する分割剤の塩の使用により
、分割することができる。適当なNメチル−D−グルカ
ミン塩は、たとえば、塩酸塩および酢酸塩を包含する。
その他の塩としては、プロピオン酸塩、酪酸塩、イソ酪
酸塩、硫酸塩、硝酸塩などが含まれる。それ故、“N−
メチル−D−グルカミン”は、(十)−および(−) 
−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸の混
合物と共に使用するときに本発明において意図する分割
を達成することができるN−メチル−D−グルカミンの
塩類をも包含するものとする。
実施例1 460.7gのラセミ体の6−メトキシ−α−メチル−
2−ナフタレン酢酸(2モル)と3905gのN−メチ
ル−D−グルカミン[=1−デオキシ−1−(メチルア
ミノ)−D−グルシトールコ(2モル)を4リツトルの
沸とうメタノール中に溶解した。
この溶液を濾過して透明としたのち、緩速の撹拌下に4
5℃まで注意して冷却した。次いで、1gの(+)−6
−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸N−メチ
ル−D−グルカミン塩結晶(冷却し且つガラス棒でこす
り、吸引下に濾過したのち、多少のメタノールで洗浄す
ることによって予備試験において取得したもの)を加え
た。種子の添加後直ちに、(+)−6−メトキシ−α−
メチル−2−ナフタレン酢酸N−メチル−D−グルカミ
ン塩の多量の結晶化が生じた。温度を45℃に保ぢ、次
いで徐々に15℃に下げた。
沈殿した結晶を濾別し、少量のメタノールで洗浄した。
収量+ 360gの(十)−6−メトキシ−α−メチル
−2−ナフタレン酢酸N−メチル−D−グルカミン塩、
すなわち理論の84%。
融点:156〜158℃ 20℃における比旋光度:濃度=水中1%取得した生成
物(360g)を4.4リツトルの沸とうメタノール中
に再溶解し、濾過し、徐々に冷却し、純粋物質を種子と
して添加し、結晶を析出させ、冷却し、濾過したのち、
洗浄した。
収量: 278gの純粋な(十)−6−メトキシ−α−
メチル−2−ナフタレン酢酸N−メチル−D−グルカミ
ン塩、すなわち、理論の65%。
融点=160〜161℃ 20℃における比旋光度:濃度=水中1%ミクロ分析、
C2□[(31NO8:計算値 C59,28%;N3
.29% 測定値 C59,58%: N3.42% 母液を完全に蒸発させて、メタノールを回収した。
蒸発残渣を水に溶解したのち、塩酸を加えて塩溶液を酸
性とした。(−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナ
フタレン酢酸が沈殿した。
収量: 228gの(−)−6−メトキシ−α−メチル
−2−ナフタレン酢酸;すなわち、理論の99.1%。
[α]廿5119=  45.8° (濃度=クロロホ
ルム中1%) 光学純度:67.15% この生成物は、ラセミ化によってラセミ化合物、すなわ
ち出発材料、にもどしたのち、分割工程の間の別のバッ
チにおいて再使用することができる。
実施例2 母液の再使用 メタノール性の母液は、再生以前に、別の分割操作にお
いて直接に使用することができる。
同量の出発材料を用いて実施例1に記すと同様な分割操
作を行なった。しかしながら、新しいメタノールの代り
に、先行する同等のバッチからのメタノール性母液を使
用した。
最初の生成物として次のものを得た: 431gの(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナ
フタレン酢酸N−メチル−D−グルカミン塩、すなわち
、理論の100%。
融点=155〜158℃ 20℃における比旋光度:濃度=水中1%4.4リツト
ルの新しいメタノールからの再結晶後に、下記の生成物
を得た: 326gの(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナ
フタレン酢酸N−メチル−D−グルカミン塩、すなわち
、理論の76%。
融点:159〜160℃ 20℃における比旋光度:濃度=水中1%ラセミ体の6
−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸の分割を
、更に3回にわたり、常に先行する操作からの母液を用
いて、継続した。
下記の物質収支を得た: 使用物:2.303.5gのラセミ体の6−メトキシ−
α−メチル−2−ナフタレ ン酢酸 取得物:1,613.5gの(+)−6−メ小キシ−α
−メチル−2−ナフタレン 酢酸N−メチル−D−グルカミン塩、 すなわち理論の75.8% 1.120gの(−)−6−メトキ シ−α−メチル−2−ナフタレン酢 酸、 [α]11il=−47±2°、光学純度69% 実施例3 (+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢
酸 460.7gのラセミ体の6−メトキシ−α−メチル−
2−ナフタレン酢酸(2モル)と390gのN−メチル
−D−グルカミンを、4リットルの沸とうメタノール中
に溶解した。取得したジアステレオ異性体の対を、実施
例1に記した方法によって、分離した。
取得物: 370gの(+)−6−メトキシ−α−メチ
ル−2−ナフタレン酢酸N メチル−D−グルカミン塩、すな わち理論の86.9% 融点:158〜159℃。
[αコ 背=19.1°   [αコ 20 =−83
,7゜ (C=水中1%) メタノール性母液を使用して(−)−6−メトキシ−α
−メチル−2−ナフタレン酢酸とN−メチル−D−グル
カミンを回収した。
取得した塩(370g)を1750m1の水に溶解し、
その溶液を80℃に加温したのち、濾過して透明とした
。溶液を、撹拌下に250m1の4N硫酸を80℃にお
いて徐々に添加することによって、酸性とした。取得し
た懸濁物を20℃まで冷却し、生成物を濾別して水洗し
た。母液を集めた。濾過した生成物を、硫酸イオンがな
くなるまで、酸性の水(0,001N塩酸)で洗浄した
取得物:196.3gの(+)−6−メトキシ−α−メ
チル−2−ナフタレン酢 酸、すなわち使用した塩に対して理 論の98%、使用したラセミ化合物 に対して理論の85.16%。
融点=156〜157℃: [αコ p=+65.2゜ 含量:99.4% 副生物:僅少 乾燥減量・01% このようにして直接に取得した生成物の品質は、たとえ
ば+63乃至68.5°の[α]背を必要としている英
国薬局方(補遺75)に公布されているような、関係当
局の旋光度の必要条件に既に合致している。
実施例4 (−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢
酸(A)の回収とN−メチル−D−グルカミン(B)の
回収 (A)の回収 実施例3による異性体分離からのメタノール性母液を蒸
発乾固させた。残留物を80℃の2300m1の水中に
溶解した。実施例3に詳記した方法と同様にして、29
0m1の4N硫酸による酸性化、冷却、濾過および乾燥
によって、下記のものを取得した: 255gの(−)
−6−メトキシα−メチル−2−ナフタレン酢酸;次い
でこれを、公知の方法によって、再循環のためにラセミ
化することができる。
(B)の回収 N−メチル−D−グルカミン硫酸塩を含有する、実施例
3からの6−メトキシ−α−メチル−2ナフタレン酢酸
の(+)−および(−)一形態の分離からの水性の母液
をいっしょにし、その中に水酸化カルシウムの懸濁液[
63,7gの酸化カルシウム(すなわち、使用する硫酸
に対して理論の105%)を250m1の水を用いて消
石灰とすることによって取得した]を徐々に加えた。硫
酸カルシウムが生成し、その大部分が沈殿するので、そ
れを濾別して水洗した。濾液を僅かな量となるま・で濃
縮し、新たに沈殿した硫酸カルシウムを濾別して、少量
の水で洗浄した。次いで濾液を、85〜95℃において
、減圧下の蒸発によって、乾固するまで濃縮した。
蒸発残渣を還流洟とう下の2400m1の95%エタノ
ール中に溶解し、熱い状態で濾過して透明としたのち、
15℃に冷却した。N−メチルD−グルカミンが析出し
た。
量:351gのN−メチル−D−グルカミン収率:理論
の90% 含量:99% 融点:127〜128℃ [α]背=−16.95゜ 実施例5 陰イオン交換樹脂を用いるN−メチル−D−グルカミン
の回収 それぞれ、(+)−および(−)−6−メトキシルα−
メチル−2−ナフタレン酢酸N−メチルD−グルカミン
塩の分解ならびに(+)−および(−)−6−メトキシ
−α−メチル−2−ナフタレン酢酸の沈殿のために、実
・雄側3および4(A)において用いた硫酸の代りに塩
酸を使用することも、可能である。その場合は、N−メ
チルD−グルカミン塩酸塩が水相に溶解したまま残り、
それからイオン交換樹脂の使用により、硫酸イオンにお
いて可能であるよりも容易に、塩素イオンを除去するこ
とができる。
2モルの出発材料を用いる製造から、(+)−および(
−)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸
の沈殿により取得した、N−メチル−D−グルカミン塩
酸塩を含有する母液を、アンモニアによってpH7に中
和したのち、1.6リツトルのアンバーライト0IR−
120を充填したイオン交換塔中に通ずる。次いで交換
樹脂を2.3リツトルの脱イオン水で洗浄する。塩素イ
オン含有流出液は捨てる。
2400m1のアンモニア水(2,5N)と3゜2リツ
トルの脱イオン水を使用して、イオン交換樹脂からN−
メチル−D−グルカミンを溶出する。
流出液をいっしょにして、蒸発乾固により濃縮する。実
施例4に記したように、・蒸発残渣を240Qmlの9
5%エタノールから再結晶する。
収量:351gのN−メチル−D−グルカミン収率:9
0% 含量:99.1% 融点:127〜128℃ [α]智=−17゜ 実施例6 4.60gのd、12−(6−ノドキシ−2−ナフチル
)プロピオン酸を、メタノール中の6%トルエン20m
1中で、1.01gのトリエチルアミン(0,5当量)
と共に溶剤の還流温度に加熱することによって、d、1
2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロピオン酸を溶
解させる。1゜95gのN−メチル−D−グルカミン(
0,5当量)を加えたのち溶液を冷却することによって
、d2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロピオン酸
のN−メチル−D−グルカミンによる塩に富んだ物質3
.52gを得る。後者を約25m1の水中に溶解し、塩
酸によって酸性となるまで処理すると、そのとき溶液か
らd2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロピオン酸
に富んだ物質が析出し、それを濾過によって回収する(
[α]。
十48.8°)。
d2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロピオン酸の
N−メチル−D−グルカミンによる塩に富んだ物質10
0gを、lQmlのメタノールと20m】のエタノール
から再結晶し、還流温度で濃縮して5mlの溶剤を除き
、且つ冷却することによって0.85gの再結晶した塩
を取得する。
この物質を前記のように塩酸で処理して、実質的に純粋
なd2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロピオン酸
([αコ。+64.6°)を取得する。
実施例7 50gのd、12−(6−メドキシー2−ナフチル)プ
ロピオン酸をを432m1のメタノールと21.1ml
のトルエンを用いてスラリー状とし、次いでこのスラリ
ーに42.36gのN−メチル−D−グルカミンを加え
る。混合物を還流するまで加熱すると、溶液は透明とな
る。次いで溶液を50℃まで冷却し、d2−(6−メド
キシー2−ナフチル)プロピオン酸のN−メチル−D−
グルカミン塩の種子を加える。溶液を45℃まで冷却す
ると結晶化しはじめる。
温度を1時間に10℃の割合で3時間にわたって低下さ
せ、次いで溶液を15℃で30分間保つ。
溶液を濾過し、残留するケーキを21m1の新しいメタ
ノールで洗浄して、84.20gの湿ったケーキを取得
する。
次いでこの湿ったケーキを直接に451m1のメタノー
ルと21.3mlのトルエン中に入れ、撹拌しながら還
流するまで加熱し、50℃まで冷却し、d2−(6−メ
ドキシー2−ナフチル)プロピオン酸のN−メチル−D
−グルカミン塩を種子として添加し、更に2時間かけて
15℃まで冷却し、次いで15℃で30分間保つ。溶液
を濾過し、湿ったケーキをメタノール中の5%トルエン
50m1を用いて洗浄したのち部分的に乾燥して、38
.77gの部分的に乾燥したケーキを取得する。
この部分的に乾燥したケーキを184m1の水中に入れ
て撹拌しながら80℃に加熱する。この溶液を0.97
gの脱色炭によって20分間処理する。次いで溶液をセ
ライト濾過助剤を通して濾過したのち、溶液の温度を8
5℃まで上げる。
51m1の3.3N硫酸を30分間かけて加えると、実
質的にd2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロピオ
ン酸に富んだ沈殿が生ずる。溶液を85°で30分間保
ったのち、2時間かけて15°Cまで冷却する。溶液を
15℃で30分間熟成し、濾過し、中性となるまで洗浄
したのち、乾燥する。18.84g(直接収率=37.
68%)のd2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロ
ピオン酸を取得する([α]o+64.6°)。
実施例8 実施例7の手順を繰返して、 接収率=40.0%)のd2 2−ナフチル)プロピオン酸( を取得する。
20.02g(直 (6−メドキシー [αコ o+65.4°) 手続補正書 (方式) %式% 事件の表示 平成2年特許願第331001号 2゜ 発明の名称 分割媒体 3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)(±)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナ
    フタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミンとの塩類と
    、(b)分割温度において、(−)−6−メトキシ−α
    −メチル−2−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グル
    カミンとの塩の溶解度が(+)−6−メトキシ−α−メ
    チル−2−ナフタレン酢酸のN−メチル−D−グルカミ
    ンとの塩の溶解度の少なくとも10倍である溶剤 との混合物から成ることを特徴とする分割媒体。
JP2331001A 1978-07-19 1990-11-30 分割媒体 Granted JPH03246253A (ja)

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