JPH0319070B2 - - Google Patents

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JPH0319070B2
JPH0319070B2 JP56077368A JP7736881A JPH0319070B2 JP H0319070 B2 JPH0319070 B2 JP H0319070B2 JP 56077368 A JP56077368 A JP 56077368A JP 7736881 A JP7736881 A JP 7736881A JP H0319070 B2 JPH0319070 B2 JP H0319070B2
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JP
Japan
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ink
paper
density
gradation
melting point
Prior art date
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JP56077368A
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English (en)
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JPS57193377A (en
Inventor
Yukio Tokunaga
Kazunari Kubota
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0319070B2 publication Critical patent/JPH0319070B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/504Reproducing the colour component signals line-sequentially

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、小形で安価、かつ安定なカラー出
力端末装置の実現を可能にする熱転写記録を用い
たカラー階調画像記録方法に関するものである。
従来のカラー階調画像記録方法としてゼログラ
フイを用いる方法がある。この方法を用いた装置
は実用化されてはいるものの、露光・現像・転写
のプロセスをシアン、マゼンタ、イエローごと
に、すなわち、3回精度よく繰り返す必要があ
り、装置は大形で高価なものである。
他のカラー階調画像記録方法として、インクジ
エツトによる方法がある。このインクジエツトを
用いるカラー階調画像記録方法は、ゼログラフイ
を用いる方法と比較しはるかに小形な装置となり
端末装置に適合した有力なカラー記録方法である
が、実用に供するためにはノズルの目詰り対策を
検討するなどして装置の安定性を向上させる必要
がある。
この発明は、3色または4色のインクを塗布し
たフイルムを用い、熱転写により各色の濃度パタ
ーンを重ね合せてカラー階調画像記録を得ること
を特徴とし、その目的は小形、安価、かつ安定な
カラー記録用端末を実現することにある。以下こ
の発明について説明する。
この発明は熱溶融性インクをフイルムに塗布し
たインクフイルムと受容紙(以下用紙という)
を、インク面が用紙と対向するように重ね、熱記
録ヘツドをフイルムまたは用紙背面から押し当て
選択的に熱記録ヘツドの発熱素子を駆動してその
発熱素子に対応する部分のインクを溶融し、用紙
に転写させる熱転写記録によりカラー記録に必要
な異なる色のインクを重ね合せる記録方法であ
る。以下、各プロセスおよび構成について詳述す
る。
はじめにこの発明に用いる階調表現法について
詳述する。
第1の諧調表現法は、用紙送り方向に対して垂
直に配列した熱記録ヘツド(以下サーマル印字ヘ
ツドという)において、原画の1画素に対応して
複数個の発熱素子を対応させるようにして1画素
に与えられた階調を複数個の発熱素子によつて1
画素内でのインクの転写面積を変えて階調を表わ
す。
第1図は第1の階調表現法の説明図である。1
は用紙送り方向(矢印方向)に対し垂直に配列さ
れたサーマル印字ヘツドである。2は発熱素子で
ある。また、3は複数個の前記発熱素子2により
構成された1画素に対応する印字ユニツトであ
る。この例では、印字ユニツト3は3個の発熱素
子2により構成される。4は1画素の階調に従つ
てサーマル印字ヘツド1に通電加熱するための信
号変換回路である。また、5は記録を行うために
階調を表わす信号を1ライン分記憶するラインバ
ツフアである。6は原画の1画素に対応して印字
結果の一例を表わしている。7は用紙を表わして
いる。この例は、4階調の画像の出力を得るもの
としている。
第2図は階調を与えた1ユニツトの印字結果を
示す。斜線はインクの転写部を表わす。階調の
「1」および「2」では同じ階調を表わすのに組
合せにより3つの場合がある。
これを動作するには第1図において、画素に対
応した階調を表わす情報を1ライン分、ラインバ
ツフア5に転送する。信号変換回路4では画素に
対応する階調情報をラインバツフア5から受け取
り、階調信号に対応して印字ユニツト3に対する
駆動信号に変換する。この例では1画素の縦横比
を1:1にとつてあるため、1個の発熱素子2に
よる記録は、縦横比が3:1となる。
この階調記録法の場合、上記の構成となつてい
るから、1個の印字ユニツト3が実時間で原図の
1画素毎の階調に従つて1画素内での面積を変化
させることによつて所要の階調をもつように印字
することが可能となる。
詳細は後述するが、多色フイルム、例えばシア
ン、マゼンタ、イエローの3色のインクを塗布し
たインクフイルムを用い、上述の方法で、3色の
階調記録を重ね合せることによりカラー階調画像
記録が得られる。
第2の階調表現法は、第1の階調表現法と同じ
く、用紙送り方向に対して垂直に配列したサーマ
ル印字ヘツド1において、原画の1画素に対応し
て複数個の発熱素子2を設け、かつそれぞれの発
熱素子2に通電する電流もしくは通電時間を変化
させることを特徴とし、複数個の発熱素子2によ
り1画素内でのインク転写面積を変化させ、かつ
1個の発熱素子2によるインクの転写濃度を、例
えば3段階に変化させてインク転写面積とインク
転写濃度との組合せにより1画素あたりの階調を
表わす。
第3図に印字ユニツト3が3個の発熱素子2で
構成されている時の印字結果を示す。この例では
1個の発熱素子2に対して、インクの無転写
(白)、インクのほぼ全量転写(黒)、インク
の少量転写(ハーフトーン)の3段階を設定する
ようにしている。このように第1の階調記録法と
比較(第2図参照)し、この第2の階調記録法は
印字ユニツト3当りの発熱素子2の数は同じでも
多段の階調数がとれることである。また、延べ濃
度が等しい場合でも、パターンによつてはユー
ル・ニールセン効果により見かけ上の濃度が異な
るため、第3図に示した階調数以上の階調度を実
現することができるという特長がある。このよう
にして得られる各色の階調画像を重ね合せカラー
階調画像記録を得る。
上述した第1、第2の階調表現法では、各色の
インクはフイルム、薄紙などの基材に一層塗布さ
れているが、第3の階調表現法では各色のインク
が二層塗布されたものを使用する。すなわち、各
色のインクの融点が60〜150℃の範囲で、かつ1μ
m以上の厚さのインクが用紙7に転写した時、濃
度が1.0以上となる高融点インクと、融点が前記
高融点インクより低く、かつ40〜100℃の範囲に
あり、1μm以上の厚さのインクが用紙7に転写
した時濃度が1.0以下となる低融点インクの二層
構成のインクフイルムを用いる。動作方法は前記
第2の階調表現方法と同様にして原画の1画素に
対応して複数個の発熱素子2を対応させて行う
が、第2の階調表現法では発熱素子2に通電する
電流もしくは通電時間を変化させ、用紙7に転写
させるインクの量を変化させていたのに対し、こ
の第3の階調表現法では発熱素子2に通電する電
流が少ない、もしくは通電時間が短かい時は低融
点で濃度の低いインクを、また、通電する電流が
多い、もしくは通電時間が長い時には高融点で濃
度の高いインクを用紙7に転写する。このように
して1画素内でのインクの転写面積と、1個の発
熱素子2によるインクの転写濃度を組み合せて1
画素あたりの階調を表現し、各色の階調画像を重
ね合せてカラー階調画像記録を得る。
次に上記の第1〜第3の階調表現法を用い、各
色を重ね合せる方法を実施例を用いて説明する。
第4図はこの発明のカラー階調画像記録方法を
実施するための装置の構成図である。符号1,
2,7は第1図と同じものを示し、8はシアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色が順
次塗布してあるインクフイルムでそれぞれロール
状にして収めてある。用紙7は普通紙を用い、サ
イドスプリング9で張力を持たせながらガイドロ
ーラ10を通り、プラテンローラ11によりサー
マル印字ヘツド1に押しつけられ、ピンチローラ
12を介して上方に引き出される。もちろんピン
チローラ12の下面はサーマル印字ヘツド1の発
熱素子2に当るようになつている。一方、インク
フイルム8はサイドスプリング13で張力を持た
せながらガイドローラ14を通り、プラテンロー
ラ11によりサーマル印字ヘツド1に押しつけら
れ、ガイドローラ15を通つて巻き取りリール1
6に巻き取られる。17はセパレータ、18は上
方向を示す。
記録は次のようにして行われる。用紙7とイン
クフイルム8はプラテンローラ11によりサーマ
ル印字ヘツド1の発熱素子2に密着している。こ
の発熱素子2を選択的に駆動し、上述の第1の階
調記録法のときは、まず、第1番目の色(例えば
シアン)を使つて用紙7上に階調記録が行われ
る。次に用紙7をプラテンローラ11に巻きつけ
たままプラテンローラ11を上方向18に移動す
るとともに、セパレータ17を用いてインクフイ
ルム8と用紙7とを分離し、インクフイルム8を
巻き取りリール16により第2の色(例えばマゼ
ンタ)が発熱素子2の位置に来るまで巻き取り、
再びプラテンローラ11を下方向に移動し用紙7
とインクフイルム8を密着させ階調記録を行う。
同様にして、第3の色(例えばイエロー)の階調
記録を行う。このようにして3色の階調記録を重
ねて行うことにより、1行分のカラー階調記録を
行う。その後、再びプラテンローラ11を上方向
18に移動し、インクフイルム8と分離してから
用紙7を1行分ピンチローラ12により進行させ
るとともに、インクフイルム8も第1番目の色の
部分が発熱素子2の位置に来るまで巻き取り、同
様にして次の行のカラー階調記録を行う。この手
順を順次繰り返し、カラー階調画像が得られる。
第2のカラー階調画像の場合には、上記におい
て発熱素子2の通電時間または電流を制御すれば
よい。また、第3のカラー階調画像の場合は、イ
ンクフイルム8として二層構成のものを用い、発
熱素子2の通電時間または電流を制御すればよ
い。
色を重ね合せる他の方法として、必要とする画
面の大きさ、例えば20cmずつたんざく状に各色を
塗布しておき、まず、第1の色で全画像分の階調
記録を行い、その後、用紙7とインクフイルム8
を分離し、再び用紙7を巻き戻して初期の位置で
第2の色と合せ全画像分の階調記録をするという
方法で順次色を重ねてもカラー階調画像を得るこ
とができる。
以上説明したようにこの発明は、各色のインク
の融点が60〜150℃の範囲で、かつ1μm以上の厚
さのインクが用紙に転写した時、濃度が1.0以上
になる高融点インクと、融点が前記高融点インク
より低く、かつ40〜100℃の範囲にあり、1μm以
上の厚さのインクが用紙に転写した時、濃度が
1.0以下になる低融点インクの二層構成のインク
フイルムを用いるので、従来のインクの転写をコ
ントロールするものよりも安定した多数の階調の
記録が可能となる。
また、カラー記録では色の重ね合せが重要であ
るが、飽和温度で常に記録するこの発明では、イ
ンクのフイルムからの剥離がいつも完全であり、
そのため記録面の平滑性が高く、色の重ね合せが
特に良好となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の階調表現法を説明するため
の構成を示すブロツク図、第2図、第3図はこの
発明において表わし得る階調表現パターンの例を
示す図、第4図はこの発明に用いる記録装置の一
例を示す斜視図である。 図中、1はサーマル印字ヘツド、2は発熱素
子、3は印字ユニツト、4は信号変換回路、5は
ラインバツフア、6は印字結果、7は用紙、8は
インクフイルム、9,13はサイドスプリング、
10,14,15はガイドローラ、11はプラテ
ンローラ、12はピンチローラ、16は巻取りリ
ール、17はセパレータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発熱素子を配置した熱記録ヘツドと1画素に
    複数個の発熱素子で構成された印字ユニツトを対
    応させ、階調信号に従つて前記印字ユニツト内の
    通電すべき発熱素子を選択する電気回路を備え、
    シアン、マゼンダ、イエローの3色またはそれら
    にブラツクを加えた4色の熱溶融解性インクをフ
    イルムに塗布したインクフイルムと用紙をインク
    面が前記用紙と対向するようにして重ねて熱記録
    ヘツドとプランテンで挾持し、記録後前記インク
    フイルムと用紙を剥離し、かつ前記インクフイル
    ムを巻き取る機構を備えた記録装置において、各
    色のインクの融点が60〜150℃の範囲で、かつ1μ
    m以上の厚さのインクが前記用紙に転写した時濃
    度が1.0以上になる高融点インクと、融点が前記
    高融点インクより低く、かつ40〜100℃の範囲に
    あり、1μm以上の厚さのインクが前記用紙に転
    写した時濃度が1.0以下になる低融点インクの二
    層構成のインクフイルムを用い、前記印字ユニツ
    ト内の通電する発熱素子数を変化させるとともに
    前記各発熱素子の通電時間または電流を制御して
    インクの無転写、濃度の低い低融点インクの転
    写、濃度の高い高融点インクの転写を行わせるこ
    とにより1つの発熱素子に対応するインク転写部
    の濃度に3段の濃度差をもたせ記録することを特
    徴とするカラー階調画像記録方法。
JP56077368A 1981-05-23 1981-05-23 Recording method for color halftone image Granted JPS57193377A (en)

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