JPS60184884A - 熱転写記録方法 - Google Patents
熱転写記録方法Info
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- JPS60184884A JPS60184884A JP59041101A JP4110184A JPS60184884A JP S60184884 A JPS60184884 A JP S60184884A JP 59041101 A JP59041101 A JP 59041101A JP 4110184 A JP4110184 A JP 4110184A JP S60184884 A JPS60184884 A JP S60184884A
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- Japan
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- solvent
- transfer
- amount
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- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38207—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、サーマルヘッドを利用してアナログ階調記録
を可能とする改良された熱転写記録方法に関するもので
ある。
を可能とする改良された熱転写記録方法に関するもので
ある。
従来例の構成とその問題点
記録媒体と、この記録媒体に転写すべき記録材料の層を
耐熱性基材の片面に有するシート状の転写体とを用い、
この記録材料層と記録媒体を圧接した状態で、サーマル
ヘッドで暴利の裏面側から前記々録拐料を選択的に昇温
書き込み、その記録材料を記録媒体に選択的に転写記録
する熱転写記録方法及び記録装置は公知である。
耐熱性基材の片面に有するシート状の転写体とを用い、
この記録材料層と記録媒体を圧接した状態で、サーマル
ヘッドで暴利の裏面側から前記々録拐料を選択的に昇温
書き込み、その記録材料を記録媒体に選択的に転写記録
する熱転写記録方法及び記録装置は公知である。
この種の従来の熱転写記録方法においては、記録月利は
融点が常温(例えば26℃)よシ遥かに高い65〜86
℃程度のホットメルト固体利料80重量部程度と顔料色
材材料20重量部程度との混合材料から成り、これをコ
ンデンサ紙やポリエチレンテレフタレー)(PET)フ
ィルム等の薄い匍1熱性基材に塗布成層したシート状の
転写体を用い、この転写シートの裏面に、電気的に発熱
が制御される抵抗発熱体素子を有するサーマルヘッドを
圧接し、この発熱体素子の発熱によって基材シートを介
して選択的に記録拐料を昇温書き込みしてホットメルト
固体材料を融解せしめ、紙等の記録媒体に記録材料を選
択的に転写記録する。
融点が常温(例えば26℃)よシ遥かに高い65〜86
℃程度のホットメルト固体利料80重量部程度と顔料色
材材料20重量部程度との混合材料から成り、これをコ
ンデンサ紙やポリエチレンテレフタレー)(PET)フ
ィルム等の薄い匍1熱性基材に塗布成層したシート状の
転写体を用い、この転写シートの裏面に、電気的に発熱
が制御される抵抗発熱体素子を有するサーマルヘッドを
圧接し、この発熱体素子の発熱によって基材シートを介
して選択的に記録拐料を昇温書き込みしてホットメルト
固体材料を融解せしめ、紙等の記録媒体に記録材料を選
択的に転写記録する。
この種のいわゆる熱溶解転写記録法では、ホントメルト
固体材料の融点よりも低い温度状態、すなわち常温状態
で、記録制料への昇温書き込み制御されるのが特徴であ
る。そして基材を介して記録材料の裏面側から昇温書き
込み制御されるため、記録材料を構成するホットメルト
固体材料の融解は記録媒体と反対の基材面側から始まる
。その融解は供給される熱エネルギーに対応して記録材
料の厚み方向に進行し、記録媒体側記録材料層表面部が
融解された状態で、初めてこれら層厚み方向に融解した
記録材料の殆んど全てが、一度に記録媒体に転写記録さ
れるという特徴をもっている。
固体材料の融点よりも低い温度状態、すなわち常温状態
で、記録制料への昇温書き込み制御されるのが特徴であ
る。そして基材を介して記録材料の裏面側から昇温書き
込み制御されるため、記録材料を構成するホットメルト
固体材料の融解は記録媒体と反対の基材面側から始まる
。その融解は供給される熱エネルギーに対応して記録材
料の厚み方向に進行し、記録媒体側記録材料層表面部が
融解された状態で、初めてこれら層厚み方向に融解した
記録材料の殆んど全てが、一度に記録媒体に転写記録さ
れるという特徴をもっている。
従って、融解エネルギーに基くある一定値以上の昇温書
き込み熱エネルギーの供給によって、閾値をもって不連
続的に記録材料が転写記録されるため、二値濃度記録に
は適するが、書き込み昇温熱エネルギーに対応した連続
的な転写記録濃度での中間調記録を有する転写記録が不
可能であるという本質的な問題点を含んでいる。
き込み熱エネルギーの供給によって、閾値をもって不連
続的に記録材料が転写記録されるため、二値濃度記録に
は適するが、書き込み昇温熱エネルギーに対応した連続
的な転写記録濃度での中間調記録を有する転写記録が不
可能であるという本質的な問題点を含んでいる。
そのため、従来の熱溶融転写記録装置では、現在の拡大
するビデオイメージ記録等の多階調記録の用途に対応す
るため、濃度パターン法やディザ法等、二値濃度記録に
よって多階調濃度記録を行なうためのデジタル階調記録
処理方式が検討されている。
するビデオイメージ記録等の多階調記録の用途に対応す
るため、濃度パターン法やディザ法等、二値濃度記録に
よって多階調濃度記録を行なうためのデジタル階調記録
処理方式が検討されている。
しかし、この種の階調処理方式では複雑な画像信号処理
回路を必要とし、加えてその記録解像度や記録速度は、
ディザ処理のマトリクス内に含まれる二値濃度記録ドツ
ト数に反比例して低下する。
回路を必要とし、加えてその記録解像度や記録速度は、
ディザ処理のマトリクス内に含まれる二値濃度記録ドツ
ト数に反比例して低下する。
また、二値ドツト濃度を単位としてそのドツト数をも−
て濃度表示するため、多階調ではあるがその濃度階調は
不連続デジタルで、連続的なアナログ階調濃度の転写記
録は不可能である。
て濃度表示するため、多階調ではあるがその濃度階調は
不連続デジタルで、連続的なアナログ階調濃度の転写記
録は不可能である。
このような技術的難点を背景として、本発明者等の一人
は先に連続的なアナログ階調ができる熱転写記録方法に
ついて提案した。この熱転写記録方法は、記録材料を形
成する少なくとも一種を溶解可能な溶媒を記録媒体と転
写体の夫々成るいは倒れか一方に塗布供給し、昇温書き
込み制御することによって一応所期の目的を達するもの
であったが、その塗布溶媒量の差異によって最高記録濃
度が小であったり、或いは記録濃度の記録エネルギーに
対する変化が急峻であったりするため、連続的なアナロ
グ階調はできるがその制御が難しい等の問題を残してい
た〇 発明の目的 本発明は、上記の如き熱溶融転写記録を原理とする記録
方法の本質的な難点を解決し、転写ドツトそのものの濃
度が、記録材料への書き込み熱エネルギーに対応して連
続的に制御でき、高記録濃度でかつ制御が容易で、中間
調を有するモノクロ画像やフルカラー画像の転写記録を
可能とする熱溶解転写記録と称される改良されたアナロ
グ階調熱転写記録方法を提供することを目的とする。
は先に連続的なアナログ階調ができる熱転写記録方法に
ついて提案した。この熱転写記録方法は、記録材料を形
成する少なくとも一種を溶解可能な溶媒を記録媒体と転
写体の夫々成るいは倒れか一方に塗布供給し、昇温書き
込み制御することによって一応所期の目的を達するもの
であったが、その塗布溶媒量の差異によって最高記録濃
度が小であったり、或いは記録濃度の記録エネルギーに
対する変化が急峻であったりするため、連続的なアナロ
グ階調はできるがその制御が難しい等の問題を残してい
た〇 発明の目的 本発明は、上記の如き熱溶融転写記録を原理とする記録
方法の本質的な難点を解決し、転写ドツトそのものの濃
度が、記録材料への書き込み熱エネルギーに対応して連
続的に制御でき、高記録濃度でかつ制御が容易で、中間
調を有するモノクロ画像やフルカラー画像の転写記録を
可能とする熱溶解転写記録と称される改良されたアナロ
グ階調熱転写記録方法を提供することを目的とする。
発明の構成
本発明は、記録媒体と、基材の片面に記録材料を有する
シート状の転写体と、この記録材料を構成する少なくと
も一種の溶解可能な溶媒を前記々録媒体と前記転写体の
夫々成るいは何れか一方に塗布供給する手段を有し、前
記塗布供給された溶媒は前記々録拐料と共に選択的に昇
温書き込み制御され、前記溶媒に対する前記々録材刺を
構成する少なくとも一種の溶解度を制御し、前記書き込
み温度に対応して前記々録材料を前記々録媒体へ圧接、
転写するに際し、前記の塗布溶媒量を変えて転写すべき
パターンを複数回、重ね合せ転写記録することを特徴と
する熱転写記録方法である。
シート状の転写体と、この記録材料を構成する少なくと
も一種の溶解可能な溶媒を前記々録媒体と前記転写体の
夫々成るいは何れか一方に塗布供給する手段を有し、前
記塗布供給された溶媒は前記々録拐料と共に選択的に昇
温書き込み制御され、前記溶媒に対する前記々録材刺を
構成する少なくとも一種の溶解度を制御し、前記書き込
み温度に対応して前記々録材料を前記々録媒体へ圧接、
転写するに際し、前記の塗布溶媒量を変えて転写すべき
パターンを複数回、重ね合せ転写記録することを特徴と
する熱転写記録方法である。
実施例の説明
第1図は、本発明にかかる熱転写記録方法を実施した熱
転写記録装置の例であり、モノクロTV画像を記録しよ
うとする場合のシステム構成図、第2図は、その記録部
の断面構造を示す図である。
転写記録装置の例であり、モノクロTV画像を記録しよ
うとする場合のシステム構成図、第2図は、その記録部
の断面構造を示す図である。
第1図において、TVからの信号1oは輝度信号11と
同期信号12に分離され、輝度信号はAD変換器20に
よって8ビット程度に量子化される。
同期信号12に分離され、輝度信号はAD変換器20に
よって8ビット程度に量子化される。
30は一画面メモリーであり、本発明の特徴である二度
書きのためには信号蓄積のうえで重要である。変調電源
装置4oは、輝度信号或いは色信号に対する記録画像の
階調補正と一画面メモリ−30からの信号に対応したサ
ーマルヘッド400への印加パルス幅の変調を行なう。
書きのためには信号蓄積のうえで重要である。変調電源
装置4oは、輝度信号或いは色信号に対する記録画像の
階調補正と一画面メモリ−30からの信号に対応したサ
ーマルヘッド400への印加パルス幅の変調を行なう。
制御部7o○は、TV同期信号12を受けてAD変換器
2o、一画面メモリ30、変調電源部40、ザ=−マル
ヘノド400及び記録装置駆動部SOO夫々の制御を行
なう。
2o、一画面メモリ30、変調電源部40、ザ=−マル
ヘノド400及び記録装置駆動部SOO夫々の制御を行
なう。
制御部700から、記録装置駆動部800への後述する
制御信号701.702.703.704゜705.7
06は、本発明の特徴である二度書きのためには記録タ
イミングを合わせるのに重要である。
制御信号701.702.703.704゜705.7
06は、本発明の特徴である二度書きのためには記録タ
イミングを合わせるのに重要である。
すなわち、変調電源装置40によってパルス幅変調され
た信号41はサーマルヘッド400へ、上記記録装置駆
動部800への制御信号と同期して印加され、重ね合せ
熱転写記録においても転写ずれを起さないようにされる
。
た信号41はサーマルヘッド400へ、上記記録装置駆
動部800への制御信号と同期して印加され、重ね合せ
熱転写記録においても転写ずれを起さないようにされる
。
第2図において、100はシート状の転写体で、厚さが
例えば4〜16μm程度のコンデンサペーパやポリエチ
レンテレフタレート(PET)等の耐熱性の薄いフィル
ム状の基材110表面110a側に、融点が例えば66
〜86℃程度のホットメルト固体材料と色材材料として
の顔料とを混合して成る記録制料120を例えば2〜1
0μm程度の厚さに成層して構成される。300はセル
ローズ紙1合成紙、プラスチック等の記録媒体である。
例えば4〜16μm程度のコンデンサペーパやポリエチ
レンテレフタレート(PET)等の耐熱性の薄いフィル
ム状の基材110表面110a側に、融点が例えば66
〜86℃程度のホットメルト固体材料と色材材料として
の顔料とを混合して成る記録制料120を例えば2〜1
0μm程度の厚さに成層して構成される。300はセル
ローズ紙1合成紙、プラスチック等の記録媒体である。
400は抵抗発熱体素子を多数個規則正しく線状に配置
した公知の線順次記録用のサーマルへyドで、金属や耐
熱ゴム等の記録プラテン500との間に、記録媒体30
0と転写体1o○を圧接し、記録プラテン500の矢印
1の如き回転により矢印2,3の如く紙送りする。52
1は記録媒体巻き捩しロール、522は記録媒体巻き取
りロール、623は転写体ロール、524は転写体巻き
取ジローへである。600は溶媒塗布供給装置で、溶媒
塗布量調整器604の押圧4によって溶媒塗布量をコン
トロールする溶媒塗布量調整補助ローラー602及び記
録媒体300に接して記録媒体300に溶媒タンク60
6内の溶媒610を供給する溶媒塗布ローラー601よ
り構成される。
した公知の線順次記録用のサーマルへyドで、金属や耐
熱ゴム等の記録プラテン500との間に、記録媒体30
0と転写体1o○を圧接し、記録プラテン500の矢印
1の如き回転により矢印2,3の如く紙送りする。52
1は記録媒体巻き捩しロール、522は記録媒体巻き取
りロール、623は転写体ロール、524は転写体巻き
取ジローへである。600は溶媒塗布供給装置で、溶媒
塗布量調整器604の押圧4によって溶媒塗布量をコン
トロールする溶媒塗布量調整補助ローラー602及び記
録媒体300に接して記録媒体300に溶媒タンク60
6内の溶媒610を供給する溶媒塗布ローラー601よ
り構成される。
この溶媒塗布供給装置600は、制御部700からの制
御信号701によって矢印5,6の如く、溶媒塗布ロー
ラー601が記録媒体300に接するように持ち上げた
り(図示)、離れるように下げたり(離れた状態は図示
省略)される。
御信号701によって矢印5,6の如く、溶媒塗布ロー
ラー601が記録媒体300に接するように持ち上げた
り(図示)、離れるように下げたり(離れた状態は図示
省略)される。
/−ト状の基材110の片面110a側に記録相料12
0を成層してなる転写体100は、転写体ロール523
と転写体巻き取りロール624の間で矢印3の如く一定
方向に移動し、常に新しい記録材別面120aが溶媒を
塗布供給された記録媒体300と圧接される。
0を成層してなる転写体100は、転写体ロール523
と転写体巻き取りロール624の間で矢印3の如く一定
方向に移動し、常に新しい記録材別面120aが溶媒を
塗布供給された記録媒体300と圧接される。
この転写体100、転写体ロール523、転写体巻き取
りロール624及びサーマルヘッド400は同−基台上
に取りつけられており、制御部700からの制御信号7
02によって矢印7,8の如く記録媒体300を介して
記録プラテン500に圧接したり(図示)、離したり(
離した状態は図示省略)される。
りロール624及びサーマルヘッド400は同−基台上
に取りつけられており、制御部700からの制御信号7
02によって矢印7,8の如く記録媒体300を介して
記録プラテン500に圧接したり(図示)、離したり(
離した状態は図示省略)される。
画像の記録に際しては、捷ず制御部700からの制御信
号701,702によって溶媒塗布供給装置600は矢
印5の如く持ち上けられ、サーマルヘッド400及び転
写体100は矢印7の如く記録媒体300’i介して記
録プラテン500側に圧接される。
号701,702によって溶媒塗布供給装置600は矢
印5の如く持ち上けられ、サーマルヘッド400及び転
写体100は矢印7の如く記録媒体300’i介して記
録プラテン500側に圧接される。
上記圧接された後に、記録媒体300を矢印2の方向へ
移動すべく、制御部700がらの記録プラテン駆動制御
信号703によって矢印1の如く回転される。
移動すべく、制御部700がらの記録プラテン駆動制御
信号703によって矢印1の如く回転される。
上記回転と同期して、制御部700がらの溶媒制御信号
704は、これから行なう転写記録が一回目か二回目か
により、溶媒塗布量調整器604の押圧4f:コントロ
ールする。
704は、これから行なう転写記録が一回目か二回目か
により、溶媒塗布量調整器604の押圧4f:コントロ
ールする。
信号704が一回目の信号であれば、溶媒塗布量調整補
助ローラー602′f:押す圧力4は小となり、溶媒塗
布ローラー601への溶媒タニク605内の溶媒610
の移行は容易となり、すなわち記録媒体300への溶媒
塗布供給量は多量となる。
助ローラー602′f:押す圧力4は小となり、溶媒塗
布ローラー601への溶媒タニク605内の溶媒610
の移行は容易となり、すなわち記録媒体300への溶媒
塗布供給量は多量となる。
かくして、多量の溶媒が塗布供給された記録媒体は、記
録媒体巻き取りロール522により、矢印2の方向に送
られる。
録媒体巻き取りロール522により、矢印2の方向に送
られる。
記録媒体300の移動にともない圧接された転写体10
0は、転写体ロール523より矢印3の如く移動するが
圧接記録部130を通過後の記録媒体300及び転写体
100のたわみを防ぐため記録媒体巻き取りロール52
2及び転写体巻き取りロール524は、記録プラテン駆
動制御信号703と同期して、制御信号705.706
が加えられ記録媒体300及び転写体100f:巻き取
り始める。
0は、転写体ロール523より矢印3の如く移動するが
圧接記録部130を通過後の記録媒体300及び転写体
100のたわみを防ぐため記録媒体巻き取りロール52
2及び転写体巻き取りロール524は、記録プラテン駆
動制御信号703と同期して、制御信号705.706
が加えられ記録媒体300及び転写体100f:巻き取
り始める。
溶媒が塗布供給された記録媒体部は、記録プラテン60
0の駆動制御信号703より一定時間(To) 遅れて
圧接記録部130を通過するが、この時間(To)より
更に僅かな一定時間遅れてサーマルヘッド400への、
変調電源部4oでパルス幅変調された信号41の印加が
開始される。
0の駆動制御信号703より一定時間(To) 遅れて
圧接記録部130を通過するが、この時間(To)より
更に僅かな一定時間遅れてサーマルヘッド400への、
変調電源部4oでパルス幅変調された信号41の印加が
開始される。
圧接記録部130では、サーマルヘッド400の抵抗発
熱体素子により、転写体基材110を介して記録材料1
20及び溶媒を含んだ記録媒体部を印加パルス幅(Pw
)に対応して加熱する。
熱体素子により、転写体基材110を介して記録材料1
20及び溶媒を含んだ記録媒体部を印加パルス幅(Pw
)に対応して加熱する。
溶媒はこの発熱エネルギーに対応して、記録材料120
の表面120a側から記録材料の溶媒に対する溶解度に
応じて徐々に溶解転写するので記録媒体3000表面濃
表面近より連続的に階調記録を行なうことが可能となる
。
の表面120a側から記録材料の溶媒に対する溶解度に
応じて徐々に溶解転写するので記録媒体3000表面濃
表面近より連続的に階調記録を行なうことが可能となる
。
かぶり転写は常温(例えば26℃)における記録材料1
20の溶解度が適当に小なるよう塗媒及び記録材料の拐
質を適当に選択して回避される。
20の溶解度が適当に小なるよう塗媒及び記録材料の拐
質を適当に選択して回避される。
サーマルヘッド400は、抵抗発熱体素子を例えば主走
査方向に0.25mmのピンチで線状に配置した線順次
記録用のサーマルヘッドであり、−ライン当りの記録ス
ピードは例えば33゜3ms、副走査方向の記録密度は
同様に0.25解ピツチで記録プラテン500によって
矢印1の如く送られる。
査方向に0.25mmのピンチで線状に配置した線順次
記録用のサーマルヘッドであり、−ライン当りの記録ス
ピードは例えば33゜3ms、副走査方向の記録密度は
同様に0.25解ピツチで記録プラテン500によって
矢印1の如く送られる。
かくして、−回目の一画面が記録されると、前述の各制
御信号703.705.706.701゜702.70
4によって、記録プラテン600、記録媒体巻き取りロ
ール622、転写体巻き取りロール524の駆動は停止
し、溶媒塗布供給装置600は矢印6、サーマルへノド
400及び転写体等は矢印8の如く圧接が解除され、溶
媒塗布量調整補助ローラー602の押圧4が解除される
。
御信号703.705.706.701゜702.70
4によって、記録プラテン600、記録媒体巻き取りロ
ール622、転写体巻き取りロール524の駆動は停止
し、溶媒塗布供給装置600は矢印6、サーマルへノド
400及び転写体等は矢印8の如く圧接が解除され、溶
媒塗布量調整補助ローラー602の押圧4が解除される
。
記録媒体300は、二回目の記録にそなえて制御信号7
07によって記録媒体巻き捩しロール621に巻き捩さ
れる。
07によって記録媒体巻き捩しロール621に巻き捩さ
れる。
二回目の記録は、−回目の記録と同様に制御信号701
.702によって溶媒塗布供給装置600は矢印6の如
く持ち上げられ、サーマルヘッド400及び転写体等は
矢印7の如く記録媒体300を介して記録プラテン50
0側に圧接される。圧接された後に、記録媒体300、
記録媒体巻き取りロール622、転写体巻き取りロール
624は夫々制御信号703.705.706によって
駆動が開始される。溶媒塗布供給装置600では、溶媒
制御信号704が二回目の記録信号であるので、溶媒塗
布量調整器604の溶媒塗布量調整補助ローラー602
を押す圧力4は大となり、溶媒塗布ローラー601への
溶媒タンク605内の溶媒610の移行が難しくなり、
すなわち記録媒体300への溶媒塗布供給量は一回目よ
り少量となる。
.702によって溶媒塗布供給装置600は矢印6の如
く持ち上げられ、サーマルヘッド400及び転写体等は
矢印7の如く記録媒体300を介して記録プラテン50
0側に圧接される。圧接された後に、記録媒体300、
記録媒体巻き取りロール622、転写体巻き取りロール
624は夫々制御信号703.705.706によって
駆動が開始される。溶媒塗布供給装置600では、溶媒
制御信号704が二回目の記録信号であるので、溶媒塗
布量調整器604の溶媒塗布量調整補助ローラー602
を押す圧力4は大となり、溶媒塗布ローラー601への
溶媒タンク605内の溶媒610の移行が難しくなり、
すなわち記録媒体300への溶媒塗布供給量は一回目よ
り少量となる。
二回目の圧接記録部130におけるサーマルヘッド40
0による昇温書き込み制御は、一画面メモリ−30に記
憶された一回目と同一信号であるが、変調電源部4oで
パルス幅変調された信号41は、その記録タイミングを
一回目の記録パターンと重なり合うように制御して記録
される。
0による昇温書き込み制御は、一画面メモリ−30に記
憶された一回目と同一信号であるが、変調電源部4oで
パルス幅変調された信号41は、その記録タイミングを
一回目の記録パターンと重なり合うように制御して記録
される。
以上、二回の重ね合せ転写記録により、この実施例では
所期のパターンが記録される。後に詳述するが塗布溶媒
量が多いと低記録濃度域が、塗布溶媒量が少いと高記録
濃度域が有効に記録される。
所期のパターンが記録される。後に詳述するが塗布溶媒
量が多いと低記録濃度域が、塗布溶媒量が少いと高記録
濃度域が有効に記録される。
従って、第1回目に比し、これに引き続く溶媒塗布工程
たる第二回目の塗布溶媒量を少なくすると、塗布溶媒に
よる高濃度域における既転写記録材料の溶解に基く、記
録パターンのにじみや画像品質の低下が防止できる利点
がある。
たる第二回目の塗布溶媒量を少なくすると、塗布溶媒に
よる高濃度域における既転写記録材料の溶解に基く、記
録パターンのにじみや画像品質の低下が防止できる利点
がある。
本発明の理解を深めるために、第3図に本発明にかかる
熱転写記録方法及び熱転写記録装置の動作例による記録
特性図(特性1)と第4図に従来の一度書きによる記録
特性例を溶媒量が多い場合(%性2)と、少ない場合(
特性3)について示した。本動作例は、前述の第1図、
第2図におけるシステム構成において、転写体100と
しては、基材として厚さ13μmのコンデンサペーパー
の片面に70℃に融点をもつカルナウバ系のワックスと
、記録色椙としてマゼンタ色の顔料を混合したホットメ
ルト型の溶融転写機能を有する記録部1120を成層し
たもので溶媒610はトリクロルエチレンである。
熱転写記録方法及び熱転写記録装置の動作例による記録
特性図(特性1)と第4図に従来の一度書きによる記録
特性例を溶媒量が多い場合(%性2)と、少ない場合(
特性3)について示した。本動作例は、前述の第1図、
第2図におけるシステム構成において、転写体100と
しては、基材として厚さ13μmのコンデンサペーパー
の片面に70℃に融点をもつカルナウバ系のワックスと
、記録色椙としてマゼンタ色の顔料を混合したホットメ
ルト型の溶融転写機能を有する記録部1120を成層し
たもので溶媒610はトリクロルエチレンである。
記録媒体300としては、平滑度600秒、厚さ70μ
mの非塗工の普通紙(以下記録紙と称す)である。
mの非塗工の普通紙(以下記録紙と称す)である。
サーマルヘッド400は、512個の抵抗発熱体素子を
4素子/關の密度で直線状に配置した線順次記録用の公
知のサーマルヘッドで、表面ゴム硬度66°の耐熱ゴム
被覆の金属プラテン500との間に、前記々録紙と転写
体100とを1.43H/c、rl圧力で圧接する。
4素子/關の密度で直線状に配置した線順次記録用の公
知のサーマルヘッドで、表面ゴム硬度66°の耐熱ゴム
被覆の金属プラテン500との間に、前記々録紙と転写
体100とを1.43H/c、rl圧力で圧接する。
昇温書き込み制御は線順次で行ない、主走査線速度は−
ライン当り33.3ms、これに同期した記録プラテン
600の回転矢印1によって副走査線密度は4本/請で
行なう。
ライン当り33.3ms、これに同期した記録プラテン
600の回転矢印1によって副走査線密度は4本/請で
行なう。
サーマルヘッド400の昇温書き込み制御は各抵抗発熱
体素子に夫々電圧13.35V、電流52.4niA
(電力0.7W)でパルス幅2w変調された信号41が
印加される。
体素子に夫々電圧13.35V、電流52.4niA
(電力0.7W)でパルス幅2w変調された信号41が
印加される。
記録濃度Dユは、反射光学濃度計(MacbethRD
914 )により測定し、転写記録された測定濃度りよ
り未転写記録紙の表面濃度D0を差し引いた値である。
914 )により測定し、転写記録された測定濃度りよ
り未転写記録紙の表面濃度D0を差し引いた値である。
第4図の特性2は、従来の1度書きで溶媒量が多量の場
合であるが、低パルス側領域においては、印加パルス幅
PwYc対する記録濃度Dnの変化はゆるやかで階調表
現には有利である。しかし多量の溶媒量の存在による過
大な熱容量のため一定以」二の昇温か困難なため、記録
材料の熱溶解がそれ以上進まず、飽和記録濃度が低過ぎ
る。又、特性3は、従来の1度書きで溶媒量が少量の場
合であるが、飽和記録濃度は比較的高いが、逆に溶媒量
の不足からパルス幅Pwに対する記録濃度Dnの変化が
比較的急峻で階調記録制御には不利である。
合であるが、低パルス側領域においては、印加パルス幅
PwYc対する記録濃度Dnの変化はゆるやかで階調表
現には有利である。しかし多量の溶媒量の存在による過
大な熱容量のため一定以」二の昇温か困難なため、記録
材料の熱溶解がそれ以上進まず、飽和記録濃度が低過ぎ
る。又、特性3は、従来の1度書きで溶媒量が少量の場
合であるが、飽和記録濃度は比較的高いが、逆に溶媒量
の不足からパルス幅Pwに対する記録濃度Dnの変化が
比較的急峻で階調記録制御には不利である。
第3図の特性1は、本発明による記録特性図であり従来
の特性2.特性3に示す飽和記録濃度の低さや階調記録
性の問題点が、溶媒塗布供給量をコントロールし同一画
像を二度書きすることにより、改善され、記録濃度は高
く低濃度域から高濃度域まで連続的に変化しアナログ階
調が可能で、かつ階調制御が容易なことを示している。
の特性2.特性3に示す飽和記録濃度の低さや階調記録
性の問題点が、溶媒塗布供給量をコントロールし同一画
像を二度書きすることにより、改善され、記録濃度は高
く低濃度域から高濃度域まで連続的に変化しアナログ階
調が可能で、かつ階調制御が容易なことを示している。
特性1は本発明の動作原理より明らかなように特性2と
特性3の記録濃度の単純和で近似されるが記録濃度Dn
は若干下まわる。これは、未記録の記録紙への記録と一
度記録されたものへの記録は転写のされ方が違うため、
成るいは記録材料を構成する色材やワックス固有の特性
によるものと思われる。
特性3の記録濃度の単純和で近似されるが記録濃度Dn
は若干下まわる。これは、未記録の記録紙への記録と一
度記録されたものへの記録は転写のされ方が違うため、
成るいは記録材料を構成する色材やワックス固有の特性
によるものと思われる。
本発明の特徴とするところは、溶媒の溶解力を熱制御し
、溶媒量を変え複数回重ね合せ書きするものであシ、溶
媒は、記録媒体と転写体の夫々成るいは何れか一方に塗
布され、圧接記録部において、記録媒体と転写体の間隙
に存在すれば良い。
、溶媒量を変え複数回重ね合せ書きするものであシ、溶
媒は、記録媒体と転写体の夫々成るいは何れか一方に塗
布され、圧接記録部において、記録媒体と転写体の間隙
に存在すれば良い。
したがって記録媒体は薄いシート状の片側表面上に、サ
ーマルヘッドの素子密度より更に高密度の実質的に凹凸
を形成したプラスチックフィルムや合成紙等、通常の記
録紙に限定されることなく、溶媒を保持できるものであ
れば自<、材質は問わない。
ーマルヘッドの素子密度より更に高密度の実質的に凹凸
を形成したプラスチックフィルムや合成紙等、通常の記
録紙に限定されることなく、溶媒を保持できるものであ
れば自<、材質は問わない。
この実施例においては、溶媒の塗布供給は二度共記録媒
体へ行なったが、上述の通り凹凸を形成した転写体を用
い、転写体そのものに溶媒保持能力を持たせ、−回目の
溶媒供給は記録媒体へ、二回目のそれは転写体へと別々
に供給することもできる。このことは、一度記録された
記録媒体表面を溶媒塗布ローラーで触れることがなく記
録画像の鮮明さの点で有効である。
体へ行なったが、上述の通り凹凸を形成した転写体を用
い、転写体そのものに溶媒保持能力を持たせ、−回目の
溶媒供給は記録媒体へ、二回目のそれは転写体へと別々
に供給することもできる。このことは、一度記録された
記録媒体表面を溶媒塗布ローラーで触れることがなく記
録画像の鮮明さの点で有効である。
記録媒体への溶媒供給量が非常に多く、(例えば溶媒塗
布量調整器の抑圧がゼロ)、−回目の転写記録後、溶媒
が完全に蒸発することなく記録媒体上に少量が残存した
状態で二回目の転写記録をするように構成すると、二回
目の溶媒塗布量が零、すなわち二回目の溶媒塗布工程を
省略しても本実施例と同様の効果が得られ、この転写記
録法は工程上も簡略化され有用な方法である。
布量調整器の抑圧がゼロ)、−回目の転写記録後、溶媒
が完全に蒸発することなく記録媒体上に少量が残存した
状態で二回目の転写記録をするように構成すると、二回
目の溶媒塗布量が零、すなわち二回目の溶媒塗布工程を
省略しても本実施例と同様の効果が得られ、この転写記
録法は工程上も簡略化され有用な方法である。
なお、上述の実施例における溶媒塗布量は、第一回目に
対して第二回目の溶媒塗布量を少なくしたが、第一回目
を少量、第二回目を多量にしても良い。
対して第二回目の溶媒塗布量を少なくしたが、第一回目
を少量、第二回目を多量にしても良い。
壕だ、以上の説明では、二回の重ね合せ転写記録を例に
取ったが、二回以上の重ね合せ転写記録を、夫々、塗布
溶媒量を変えて行なうと、この複数回の転写記録により
更に記録濃度と階調特性に優れた記録特性を得ることが
できる。
取ったが、二回以上の重ね合せ転写記録を、夫々、塗布
溶媒量を変えて行なうと、この複数回の転写記録により
更に記録濃度と階調特性に優れた記録特性を得ることが
できる。
また、以上の実施例では、夫々の転写記録毎に新しい転
写体を用いる場合を示しだが、第一回目の転写記録に使
用した転写体を第二回以降、夫々もう一度、第一回目の
転写記録の位置に迄引き戻し、繰り返し使用すると、転
写体の消費を少なくできる利点がある。
写体を用いる場合を示しだが、第一回目の転写記録に使
用した転写体を第二回以降、夫々もう一度、第一回目の
転写記録の位置に迄引き戻し、繰り返し使用すると、転
写体の消費を少なくできる利点がある。
この場合、記録媒体上の転写記録パターンと、これに対
応する転写体記録材料の既に転写記録されたパターンと
の位置合せは必ずしも必要としないが、時として、この
位置すれか、記録媒体上の転写記録パターンに濃淡の差
として記録表示される不都合を生じる場合がある。
応する転写体記録材料の既に転写記録されたパターンと
の位置合せは必ずしも必要としないが、時として、この
位置すれか、記録媒体上の転写記録パターンに濃淡の差
として記録表示される不都合を生じる場合がある。
これらの防止のために、記録媒体上の転写記録パターン
と、これに対応する転写記録画像の既に転写記録された
パターンとを、正しくその都度位置合せして繰り返し転
写記録する記録方法及び装置は、転写記録画像の品質、
また転写体の有効利用の両面から推奨される。
と、これに対応する転写記録画像の既に転写記録された
パターンとを、正しくその都度位置合せして繰り返し転
写記録する記録方法及び装置は、転写記録画像の品質、
また転写体の有効利用の両面から推奨される。
なお、以上において記録材料はホットメルト型の溶融転
写記録用の場合を例に取ったが、通常のグラビヤインク
のようにバインダーとして非ホットメルト型の例えばニ
トロセルローズ、ポリアミド樹脂等のいわゆる熱可塑性
プラスチック材料を使用した場合でも、溶媒材料の熱溶
解度を適宜選択することにより、同様の複数回の転写記
録により良好な階調画像が得られる。
写記録用の場合を例に取ったが、通常のグラビヤインク
のようにバインダーとして非ホットメルト型の例えばニ
トロセルローズ、ポリアミド樹脂等のいわゆる熱可塑性
プラスチック材料を使用した場合でも、溶媒材料の熱溶
解度を適宜選択することにより、同様の複数回の転写記
録により良好な階調画像が得られる。
また、以上の実施例は、モノクロ画像の転写記録を中心
にその態様を説明したが、上述の転写記録の原理に基き
、転写体の同−基体上に、シアン。
にその態様を説明したが、上述の転写記録の原理に基き
、転写体の同−基体上に、シアン。
マゼンタ、イエロー、更には黒を加えた3色及び4色の
原色記録材料層を規則的に順次に設け、これら夫々の記
録パターンを正しく位置合せして複数回の転写記録を、
夫々の原色に対応して重ね記録するとフルカラー画像の
転写記録が行える。
原色記録材料層を規則的に順次に設け、これら夫々の記
録パターンを正しく位置合せして複数回の転写記録を、
夫々の原色に対応して重ね記録するとフルカラー画像の
転写記録が行える。
本発明による転写記録は、記録材料を構成するバインダ
ー材料、染料材料の内の少くとも何れが、乃至は両方を
溶媒桐料で熱溶解する湿式法を採用しているため、記録
媒体の表面状態が粗であってもむらのない鮮明な転写記
録画像が得られ、フルカラーの色再現にも優れている。
ー材料、染料材料の内の少くとも何れが、乃至は両方を
溶媒桐料で熱溶解する湿式法を採用しているため、記録
媒体の表面状態が粗であってもむらのない鮮明な転写記
録画像が得られ、フルカラーの色再現にも優れている。
発明の効果
以上述べたように、本発明は、溶媒の溶解力を利用した
熱転写記録方式において、溶媒量を変えて複数回重ね合
せ転写記録をするものであシ、従来の熱融解転写記録方
式では不可能であったアナログ階調記録や従来の溶媒の
溶解力を利用した熱転写記録の問題点であった記録濃度
や階調記録性を改善したものであり、記録材料への書き
込み熱エネルギーに対応して記録濃度を連続的に制御で
き、かつ制御が容易で、記録濃度の高い中間調を有する
モノクロ画像やフルカラー画像の転写記録を可能とする
熱溶解転写記録と称されるアナログ階調熱転写記録方法
及び熱転写記録装置を提供するものであり、その産業上
の効果は極めて犬である。
熱転写記録方式において、溶媒量を変えて複数回重ね合
せ転写記録をするものであシ、従来の熱融解転写記録方
式では不可能であったアナログ階調記録や従来の溶媒の
溶解力を利用した熱転写記録の問題点であった記録濃度
や階調記録性を改善したものであり、記録材料への書き
込み熱エネルギーに対応して記録濃度を連続的に制御で
き、かつ制御が容易で、記録濃度の高い中間調を有する
モノクロ画像やフルカラー画像の転写記録を可能とする
熱溶解転写記録と称されるアナログ階調熱転写記録方法
及び熱転写記録装置を提供するものであり、その産業上
の効果は極めて犬である。
第1図は、本発明の熱転写記録方法を実施した熱転写記
録装置のシステム構成図、第2図は同熱転写記録装置の
記録部の原理図、第3図は同熱転写記録装置の記録特性
を示す特性図、第4図は従来の方法による記録特性の特
性図である〇2o ・八り変換器、3〇 一画面メモリ
−140・ ・変調電源装置、400・・・・サーマル
ヘッド、700・・・・・制御部、800・・・・記録
装置駆動部、701.702,703.’704,70
5゜706.707 ・制御信号、100 ・・・転写
体、110 ・・基材、120 記録材料、300・・
記録媒体、500・・・・記録プラテン、130圧接記
録部、600 ・ 溶媒塗布供給装置、6 C11溶媒
塗布ローラー、602・・溶媒塗布調整補助ローラー、
6o5・ ・溶媒タンク、610 ・溶媒、604 ・
・・溶媒塗布調整器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 1z 第3凶 tDカロ八へルスー輻 Pw(MS)
録装置のシステム構成図、第2図は同熱転写記録装置の
記録部の原理図、第3図は同熱転写記録装置の記録特性
を示す特性図、第4図は従来の方法による記録特性の特
性図である〇2o ・八り変換器、3〇 一画面メモリ
−140・ ・変調電源装置、400・・・・サーマル
ヘッド、700・・・・・制御部、800・・・・記録
装置駆動部、701.702,703.’704,70
5゜706.707 ・制御信号、100 ・・・転写
体、110 ・・基材、120 記録材料、300・・
記録媒体、500・・・・記録プラテン、130圧接記
録部、600 ・ 溶媒塗布供給装置、6 C11溶媒
塗布ローラー、602・・溶媒塗布調整補助ローラー、
6o5・ ・溶媒タンク、610 ・溶媒、604 ・
・・溶媒塗布調整器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 1z 第3凶 tDカロ八へルスー輻 Pw(MS)
Claims (3)
- (1)記録媒体と、基材の片面に記録材料を有するシー
ト状の転写体と、この記録材料を構成する少なくとも一
種の溶解可能な溶媒を前記々録媒体と前記転写体の夫々
成るいは何れか一方に塗布供給する手段とを有し、前記
塗布供給された溶媒は前記々録材料と共に選択的に昇温
書き込み制御され、前記溶媒に対する前記々録材料を構
成する少なくとも一種の溶解度が制御され、前記書き込
み温度に対応して前記々録材料を前記々録媒体へ圧接。 転写するに際し、前記の塗布溶媒量を変えて、転写記録
すべきパターンを複数回、重ね合せ転写記録することを
特徴とする熱転写記録方法。 - (2)重ね合せ転写記録は二回の転写記録から成り、二
回目の転写記録を行う際の塗布溶媒量を、−回目の転写
記録を行なう際の塗布溶媒量よりも少なくしたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱転写記録方法。 - (3)−回目の熱転写記録に引き続く二回目の溶媒塗布
量を零とし、記録媒体に塗布溶媒が残存した状態で二回
目の熱転写記録を行なうことを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載の熱転写記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59041101A JPS60184884A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 熱転写記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59041101A JPS60184884A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 熱転写記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60184884A true JPS60184884A (ja) | 1985-09-20 |
JPH0441667B2 JPH0441667B2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=12599082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59041101A Granted JPS60184884A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 熱転写記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60184884A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126787A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-05-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱転写記録方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5539381A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-sensitive transcription recording material |
JPS57169370A (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-19 | Toshiba Corp | Heat transfer recorder |
JPS57193377A (en) * | 1981-05-23 | 1982-11-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Recording method for color halftone image |
JPS587393A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-17 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 感熱転写方法 |
JPS58177395A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 転写感熱記録方法および転写感熱記録用受像紙 |
JPS58181691A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 転写型感熱記録媒体 |
JPS58183297A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 階調記録用多数回熱転写シ−トおよびその製造法 |
-
1984
- 1984-03-02 JP JP59041101A patent/JPS60184884A/ja active Granted
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5539381A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-sensitive transcription recording material |
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JPS57193377A (en) * | 1981-05-23 | 1982-11-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Recording method for color halftone image |
JPS587393A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-17 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 感熱転写方法 |
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JPS58181691A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 転写型感熱記録媒体 |
JPS58183297A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 階調記録用多数回熱転写シ−トおよびその製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126787A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-05-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱転写記録方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441667B2 (ja) | 1992-07-09 |
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