JPH0631955A - 熱転写記録装置 - Google Patents
熱転写記録装置Info
- Publication number
- JPH0631955A JPH0631955A JP18824192A JP18824192A JPH0631955A JP H0631955 A JPH0631955 A JP H0631955A JP 18824192 A JP18824192 A JP 18824192A JP 18824192 A JP18824192 A JP 18824192A JP H0631955 A JPH0631955 A JP H0631955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- black
- ink ribbon
- transfer recording
- thermal transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱転写型記録装置において、インクリボンを
５色とし、黒インクを２度連続させ、より高濃度の印字
が得られるようにする。 【構成】 イエロー１５、マゼンタ１６、シアン１７、
黒１８、黒１９と黒インクが２回塗布された５色インク
リボン３を用いて黒データの２回重ね印字を行うコント
ローラを有する熱転写記録装置。
５色とし、黒インクを２度連続させ、より高濃度の印字
が得られるようにする。 【構成】 イエロー１５、マゼンタ１６、シアン１７、
黒１８、黒１９と黒インクが２回塗布された５色インク
リボン３を用いて黒データの２回重ね印字を行うコント
ローラを有する熱転写記録装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複数個の発熱抵抗体を有
するサーマルヘッドを用いたプリンタ等の熱転写記録装
置に関する。
するサーマルヘッドを用いたプリンタ等の熱転写記録装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱転写記録装置に用いられるイン
クリボンとしては、イエロー、マゼンタ、シアンの３原
色インクのみが面順次に塗布された３色インクリボン及
びこれに黒インクを加えた４色インクリボンが一般的で
あり、これらを用いて３回重ねあるいは４回重ねによる
印字が行われてきた。
クリボンとしては、イエロー、マゼンタ、シアンの３原
色インクのみが面順次に塗布された３色インクリボン及
びこれに黒インクを加えた４色インクリボンが一般的で
あり、これらを用いて３回重ねあるいは４回重ねによる
印字が行われてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、得ら
れる最大濃度がまだ低く文字あるいは画像データが鮮明
でないという問題があった。
れる最大濃度がまだ低く文字あるいは画像データが鮮明
でないという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明においては、従来の４色インクリボン、すな
わちイエロー、マゼンタ、シアン、黒インクと面順次に
塗布されたインクリボンにさらにもう一度黒インクを塗
布した部分を付加し、３原色インクの次に黒インクが２
回面順次に続いた構成の５色インクリボンを用意し、こ
の５色インクリボンを用いてイエロー、マゼンタ、シア
ン、黒、黒の順に黒インクを２度重ねて印字するように
した。
めに本発明においては、従来の４色インクリボン、すな
わちイエロー、マゼンタ、シアン、黒インクと面順次に
塗布されたインクリボンにさらにもう一度黒インクを塗
布した部分を付加し、３原色インクの次に黒インクが２
回面順次に続いた構成の５色インクリボンを用意し、こ
の５色インクリボンを用いてイエロー、マゼンタ、シア
ン、黒、黒の順に黒インクを２度重ねて印字するように
した。
【０００５】
【作用】上記のように構成された熱転写記録装置におい
ては、黒データを２度にわたって印字することが可能と
なる。
ては、黒データを２度にわたって印字することが可能と
なる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明を
する。図１は本発明による熱転写記録装置の全体構成を
示す概略断面図である。図示しないコントローラにより
装置の下記構成のユニットは制御され駆動する。被転写
紙４はキャプスタンローラ９及びピンチローラ１０によ
って圧接され送り出され、サーマルヘッド１とプラテン
ローラ２の間を通り、用紙サイズが確認された後、所定
の位置で止まる。インクリボン３は巻取り側ロール５に
よって巻出し側ロール６より巻き取られ、リボンマーク
センサ７と反射板８の間で何色のリボンかが確認され、
所定の位置で止まる。被転写紙４とインクリボン３が所
定の位置に定まった後、サーマルヘッド１は両者をプラ
テンローラ２との間に挟む形で下に下がり圧接し印字動
作を開始する。
する。図１は本発明による熱転写記録装置の全体構成を
示す概略断面図である。図示しないコントローラにより
装置の下記構成のユニットは制御され駆動する。被転写
紙４はキャプスタンローラ９及びピンチローラ１０によ
って圧接され送り出され、サーマルヘッド１とプラテン
ローラ２の間を通り、用紙サイズが確認された後、所定
の位置で止まる。インクリボン３は巻取り側ロール５に
よって巻出し側ロール６より巻き取られ、リボンマーク
センサ７と反射板８の間で何色のリボンかが確認され、
所定の位置で止まる。被転写紙４とインクリボン３が所
定の位置に定まった後、サーマルヘッド１は両者をプラ
テンローラ２との間に挟む形で下に下がり圧接し印字動
作を開始する。
【０００７】本発明の熱転写記録装置のコントローラは
インクリボン３のインク色数に応じて作動する。本実施
例では５回重ね印字が１行はれるが印字動作は必要に応
じて３〜５回重ねによる印字が行われ、その回数分被転
写紙４は往復を行い、サーマルヘッド１も上下動を繰り
返す。最後のインクリボンの印字が終了とすると被転写
紙４は排紙ローラ１１とピンチローラ１２の間を抜けて
排出され印字動作が終了する。
インクリボン３のインク色数に応じて作動する。本実施
例では５回重ね印字が１行はれるが印字動作は必要に応
じて３〜５回重ねによる印字が行われ、その回数分被転
写紙４は往復を行い、サーマルヘッド１も上下動を繰り
返す。最後のインクリボンの印字が終了とすると被転写
紙４は排紙ローラ１１とピンチローラ１２の間を抜けて
排出され印字動作が終了する。
【０００８】図３、図４は従来のインクリボン３の構成
を示したもので、図３は３色インクリボン、図４は４色
インクリボン３を表している。両者ともイエロー１５、
マゼンタ１６、シアン１７、（黒）１８の順にインクが
面順次にフィルム上に塗布されており、各色インク塗布
部分の前には、そのインクの種類を識別するためのリボ
ンマーク部１９が設けてある。
を示したもので、図３は３色インクリボン、図４は４色
インクリボン３を表している。両者ともイエロー１５、
マゼンタ１６、シアン１７、（黒）１８の順にインクが
面順次にフィルム上に塗布されており、各色インク塗布
部分の前には、そのインクの種類を識別するためのリボ
ンマーク部１９が設けてある。
【０００９】図２は本印字方法を行うために必要とされ
るインクリボン３の構成を示している。従来のインクリ
ボンと同様にイエロー１５、マゼンタ１６、シアン１
７、黒１８の順にインクが塗布され、各インク毎にその
インクを識別するためのリボンマーク部１９が備わって
いる点に変わりはないが、黒インク１８が２度連続して
塗布されていることが特徴である。
るインクリボン３の構成を示している。従来のインクリ
ボンと同様にイエロー１５、マゼンタ１６、シアン１
７、黒１８の順にインクが塗布され、各インク毎にその
インクを識別するためのリボンマーク部１９が備わって
いる点に変わりはないが、黒インク１８が２度連続して
塗布されていることが特徴である。
【００１０】図５は昇華型熱転写記録装置における従来
の３色と４色のインクリボンそして本方式による５色イ
ンクリボンでの印加エネルギーと濃度との関係を表した
グラフである。このように３色、４色そして５色インク
リボンを比較した場合、最大印加エネルギーの５色イン
クリボンの濃度は３色インクリボンに比べ２倍、４色イ
ンクリボンに比べても１．２５倍と格段に濃度が高くな
っていくことがわかる。６色重ねになると５色と図５に
プロットしてもあまり差がなくなるので図示してない
し、採用もしなかった。
の３色と４色のインクリボンそして本方式による５色イ
ンクリボンでの印加エネルギーと濃度との関係を表した
グラフである。このように３色、４色そして５色インク
リボンを比較した場合、最大印加エネルギーの５色イン
クリボンの濃度は３色インクリボンに比べ２倍、４色イ
ンクリボンに比べても１．２５倍と格段に濃度が高くな
っていくことがわかる。６色重ねになると５色と図５に
プロットしてもあまり差がなくなるので図示してない
し、採用もしなかった。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の４
色インクリボンに黒インク塗布部分をもう一つ追加する
という簡単な構成による５色インクリボンにより黒デー
タを２回重ねて印字することで従来の４色インクリボン
と比較して最大印加エネルギー時には１．２５倍の高い
濃度が得られ、文字あるいは画像データもより鮮明な印
字が得られるという効果がある。また、特に高濃度を必
要としない場合は、通常の３色あるいは４色インクリボ
ンとして３ないし４回の印字による画像データが得られ
るという効果もある。
色インクリボンに黒インク塗布部分をもう一つ追加する
という簡単な構成による５色インクリボンにより黒デー
タを２回重ねて印字することで従来の４色インクリボン
と比較して最大印加エネルギー時には１．２５倍の高い
濃度が得られ、文字あるいは画像データもより鮮明な印
字が得られるという効果がある。また、特に高濃度を必
要としない場合は、通常の３色あるいは４色インクリボ
ンとして３ないし４回の印字による画像データが得られ
るという効果もある。
【図１】本発明の一実施例を示す熱転写記録装置の断面
図である。
図である。
【図２】本発明の一実施例を示す５色インクリボンの構
成を示した図である。
成を示した図である。
【図３】それぞれ従来の３色インクリボンの構成を示し
た図である。
た図である。
【図４】それぞれ従来の４色インクリボンの構成を示し
た図である。
た図である。
【図５】昇華型熱転写記録装置において３色、４色及び
５色インクリボンを用いて重ね印字を行ったときの印加
エネルギーと濃度との関係を表したグラフである。
５色インクリボンを用いて重ね印字を行ったときの印加
エネルギーと濃度との関係を表したグラフである。
１ サーマルヘッド ２ プラテンローラ ３ インクリボン ４ 被転写紙 ５ 巻取り側ロール ６ 巻出し側ロール ７ リボンマークセンサ ８ 反射板 ９ キャプスタンローラ １０、１２ ピンチローラ １１ 排紙ローラ １５ イエロー １６ マゼンタ １７ シアン １８ 黒 １９ マーク部
Claims (1)
- 【請求項１】 複数個の発熱抵抗体を有するサーマルヘ
ッドより発生する熱を利用し、フィルム上に塗布された
インクを被転写紙上へと熱転写することで文字あるいは
画像を形成する熱転写記録装置において、上記インクが
イエロー、マゼンタ、シアン、黒、黒の順に面順次に塗
布された５色インクリボンを用いて順次最大５回重ねに
よる印字を行うコントローラを有することを特徴とする
熱転写記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18824192A JPH0631955A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 熱転写記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18824192A JPH0631955A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 熱転写記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631955A true JPH0631955A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16220264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18824192A Pending JPH0631955A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 熱転写記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631955A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0828228A2 (en) * | 1996-09-05 | 1998-03-11 | Canon Aptex Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and method |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18824192A patent/JPH0631955A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0828228A2 (en) * | 1996-09-05 | 1998-03-11 | Canon Aptex Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and method |
| EP0828228A3 (en) * | 1996-09-05 | 1999-10-06 | Canon Aptex Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and method |
| US6236752B1 (en) | 1996-09-05 | 2001-05-22 | Canon Aptex Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and method for selecting print heads especially for barcodes |
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