JPH05185626A - シリアル熱転写記録装置 - Google Patents

シリアル熱転写記録装置

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JPH05185626A
JPH05185626A JP182992A JP182992A JPH05185626A JP H05185626 A JPH05185626 A JP H05185626A JP 182992 A JP182992 A JP 182992A JP 182992 A JP182992 A JP 182992A JP H05185626 A JPH05185626 A JP H05185626A
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JP
Japan
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ink
transfer
transferred
marker
recording apparatus
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Pending
Application number
JP182992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Shimada
和充 嶋田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリアル熱転写記録装置に於いて、カラーリ
ボンを反転させても転写順による色相差の影響を抑え
る。 【構成】 カラーリボンの長さ方向に黒インクを含む2
色以上のインク面を配列し、サーマルヘッドが前記イン
ク面を上下2段に使い分けてカラー転写を行なう際、サ
ーマルヘッドは往復共に黒インクの転写を最後に行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアル熱転写記録装
置、特に複数色のカラーリボンを用い上下2段に使い分
けて転写を行うシリアル熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、熱転写記録はノンインパクトで無
騒音、メンテナンスフリー、低コスト、小型軽量可能、
カラー化可能等の優れた特徴を有するために、ファクシ
ミリ、コンピュータ端末、レコーダ等多くの分野で用い
られている。特にシリアル熱転写記録装置は、構造が簡
単で安価であるため、端末システムやパソコン等のパー
ソナルユースに需要が拡大している。そしてこのシリア
ル熱転写記録装置に於てカラー印字を行う場合、図1に
示すように長さ方向に複数色のインクを塗工形成された
カラーリボンを用いるのが一般的である。すなわち、転
写紙上にカラー画像を得るには、サーマルヘッドを複数
回往復させ各々のインクを重ね合わせて形成させる。更
にはカラーリボンのコストを下げるために、サーマルヘ
ッドの印字部分の2倍の幅を持つカラーリボンを用い、
リボンカセットを反転させることで往復転写を行う方式
が一般的である。しかし、例えばY(イエロー)、M
(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の4色
のカラーリボンを用いる場合、往時はYMCBkの順で
転写を行っても、復時はBkCMYの順で転写を行うこ
とになる。上記に於て例えばYとMを重ねて赤色を得る
場合に、Y上にMを重ねる往時とM上にYを重ねる復時
の場合では、分光特性の違いから色相に違いが生じる。
この欠点を解決する方法として、特開平2ー11656
0号公報では、色の重ね順序に対応してサーマルヘッド
に印加するパルス幅を変更する制御部を装備した技術が
考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、色の重ね合わ
せ順序は、色の薄いインクから濃い順に転写を行った方
が色相が良好である。特に、可視光に於ける吸収率の大
きいBkは重ね順によって大きく色相が変わる傾向にあ
り、サーマルヘッドの通電方法を制御するだけでは、対
応できない課題があった。
【0004】本発明が解決しようとする問題点は、転写
順によって色相に影響の出易いブラックインクが往時は
一番最後に転写され、カセットを反転させた復時には一
番最初に転写が行われるということである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、カラーリボン
の長さ方向に黒インクを含む2色以上のインクを配列
し、サーマルヘッドが前記インクを上下2段に使い分け
て往復することにより、カラー転写を行なうシリアル熱
転写記録装置に於て、前記サーマルヘッドは往復共に前
記黒インクの転写を最後に行なうことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明のシリアル熱転写記録装置を説明するに用いるカ
ラーリボンの構造を示す部分図である。カラーリボンは
基材1上に左から順にYインクI2,MインクI3,C
インクI4,BkインクI5の順で繰り返し塗工形成さ
れている。M1からM5は各インクの頭出しを検出させ
るためのマーカーであり、M5を除いて各々検出結果が
異なる様に形成されている。そしてM1とM5は、検出
結果が同じになるように繰り返し形成されている。ま
た、Aの領域は往時にて転写されるインク部分を示し、
Bの領域はリボンカセットを反転させて転写を行う復時
のインク部分を示している。尚、リボンカセットのどち
らの面が装着されているかは、リボンカセットを非対称
に構成し、シリアル熱転写記録装置に判別させる等の方
法がある。本実施例に於て往時の転写を行う場合、シリ
アル熱転写記録装置はまずM1のマーカーを検出し、Y
データの信号で往時転写領域AのYインクI2を転写さ
せる。次にサーマルヘッドを転写開始位置まで戻した
後、M2のマーカーを検出させることでMデータの信号
でMインクI3を転写させる。同様にM3のマーカーを
検出させてCインクI4を転写させる。そして、最後に
M4のマーカーを検出させてBkインクI5を転写す
る。こうして、同一転写紙上にYMCBkの4色のイン
クの転写を行うことができる。この動作を繰り返し行
い、カラーリボンの往時転写領域Aをすべて転写したと
きリボンカセットを反転させる。この時、シリアル熱転
写記録装置は復時転写領域Bがセットされていることを
認識する。そしてまずM4のマーカーを検出しCデータ
の信号で復時転写領域BのCインクI4を転写させる。
次にM3のマーカーを検出させてMインクI3を転写さ
せる。同様にM2のマーカーからYインクI2を転写、
最後にM1のマーカーからBkインクI1を転写させ
る。すなわち、復時の印画に於いては、カラーリボンの
最初のBkインクのみをとばしてCインクから転写し、
CMYBkの順で転写を行う。こうしてBkを如何なる
時でも最後に転写を行うことで、往復の転写での色相の
差を少なくすることが可能となる。また、Bkのデータ
を転写しない部分での転写順の影響を抑えるには、サー
マルヘッドの通電パルス幅を制御することで色相を更に
抑えることも可能である。
【0007】尚本実施例では、YMCBkの4色のカラ
ーリボンを用いて説明したが、黒と他色の組合せのカラ
ーリボンでも本発明が適用可能で、例えば黒とR(赤)
の2色のカラーリボンを用いても良い。
【0008】
【発明の効果】以上本発明によれば、リボンカセットを
反転させた復時にも一番最後に黒インクの転写を行うこ
とで、往復の転写に於ける色相の差を抑える効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリアル熱転写記録装置に用いるカラ
ーリボンの構造略図である。
【符号の説明】
1 基材 A 往時転写領域 B 復時転写領域 I1、I5 Bkインク I2 Yインク I3 Mインク I4 Cインク M1〜M5 マーカー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーリボン長さ方向に黒インクを含む
    2色以上のインクを配列し、サーマルヘッドが前記イン
    クを上下2段に使い分けて往復することにより、カラー
    転写を行なうシリアル熱転写記録装置に於て、前記サー
    マルヘッドは往復共に前記黒インクの転写を最後に行な
    うことを特徴とするシリアル熱転写記録装置。
JP182992A 1992-01-09 1992-01-09 シリアル熱転写記録装置 Pending JPH05185626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP182992A JPH05185626A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 シリアル熱転写記録装置

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JP182992A JPH05185626A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 シリアル熱転写記録装置

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JPH05185626A true JPH05185626A (ja) 1993-07-27

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ID=11512457

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JP182992A Pending JPH05185626A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 シリアル熱転写記録装置

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