JPH05270038A - 多色サーマルプリンタ - Google Patents
多色サーマルプリンタInfo
- Publication number
- JPH05270038A JPH05270038A JP7053792A JP7053792A JPH05270038A JP H05270038 A JPH05270038 A JP H05270038A JP 7053792 A JP7053792 A JP 7053792A JP 7053792 A JP7053792 A JP 7053792A JP H05270038 A JPH05270038 A JP H05270038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal head
- colors
- multicolor
- printing
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙に重ねて転写するインクの色数に応じて
サーマルヘッドへの通電時間を補正して印字品質を高め
得る多色サーマルプリンタを提供する。 【構成】 サーマルヘッド８により多色リボンのインク
を用紙に転写する多色サーマルプリンタにおいて、印字
領域単位に印字する色数を加算する加算手段と、この加
算手段の加算値に応じた通電量データを記憶する記憶手
段と、この記憶手段のデータに基づいて前記サーマルヘ
ッド８を駆動する駆動手段とを設けたので、印字色を指
定する信号の入力時に、印字領域単位で色数を加算手段
により加算し、この加算値に応じた通電量データを基に
して駆動手段でサーマルヘッド８を駆動することによ
り、重ねる色が増える程サーマルヘッドへの通電量を多
くして多色リボンのインクの転写性を高める。
サーマルヘッドへの通電時間を補正して印字品質を高め
得る多色サーマルプリンタを提供する。 【構成】 サーマルヘッド８により多色リボンのインク
を用紙に転写する多色サーマルプリンタにおいて、印字
領域単位に印字する色数を加算する加算手段と、この加
算手段の加算値に応じた通電量データを記憶する記憶手
段と、この記憶手段のデータに基づいて前記サーマルヘ
ッド８を駆動する駆動手段とを設けたので、印字色を指
定する信号の入力時に、印字領域単位で色数を加算手段
により加算し、この加算値に応じた通電量データを基に
して駆動手段でサーマルヘッド８を駆動することによ
り、重ねる色が増える程サーマルヘッドへの通電量を多
くして多色リボンのインクの転写性を高める。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドにより
多色リボンのインクを用紙に転写する多色サーマルプリ
ンタに関する。
多色リボンのインクを用紙に転写する多色サーマルプリ
ンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、Ｙ（イエロー）、Ｍ（マゼン
タ）、Ｃ（シアン）等のインクが塗布された多色リボン
を用紙とサーマルヘッドとの間に介在させ、選択的に多
色リボンの異なるインクを用紙に重ねることにより多色
印字を行うようにした多色サーマルプリンタがある。こ
の種の多色サーマルプリンタにおいては、ホストコンピ
ュータからの印字信号を受け付けて印字を行うが、この
印字信号には文字や文字以外の画像信号の他に、色を指
定する信号も含まれる。一方、サーマルヘッドの温度上
昇により印字濃度が変化するために、温度上昇に応じて
サーマルヘッドへの通電時間を補正することも行われて
いる。
タ）、Ｃ（シアン）等のインクが塗布された多色リボン
を用紙とサーマルヘッドとの間に介在させ、選択的に多
色リボンの異なるインクを用紙に重ねることにより多色
印字を行うようにした多色サーマルプリンタがある。こ
の種の多色サーマルプリンタにおいては、ホストコンピ
ュータからの印字信号を受け付けて印字を行うが、この
印字信号には文字や文字以外の画像信号の他に、色を指
定する信号も含まれる。一方、サーマルヘッドの温度上
昇により印字濃度が変化するために、温度上昇に応じて
サーマルヘッドへの通電時間を補正することも行われて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】通電時間を補正する従
来の方法は、重ねる色の数によって通電時間を補正する
ことはできない。実際には、インクを用紙に直接転写す
る場合には特に問題はないが、転写したインクの上に他
のインクを重ねる程インクの乗りが悪くなり、印字品質
が悪くなる問題がある。
来の方法は、重ねる色の数によって通電時間を補正する
ことはできない。実際には、インクを用紙に直接転写す
る場合には特に問題はないが、転写したインクの上に他
のインクを重ねる程インクの乗りが悪くなり、印字品質
が悪くなる問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーマルヘッ
ドにより多色リボンのインクを用紙に転写する多色サー
マルプリンタにおいて、印字領域単位に印字する色数を
加算する加算手段と、この加算手段の加算値に応じた通
電量データを記憶する記憶手段と、この記憶手段のデー
タに基づいて前記サーマルヘッドを駆動する駆動手段と
を設けた。
ドにより多色リボンのインクを用紙に転写する多色サー
マルプリンタにおいて、印字領域単位に印字する色数を
加算する加算手段と、この加算手段の加算値に応じた通
電量データを記憶する記憶手段と、この記憶手段のデー
タに基づいて前記サーマルヘッドを駆動する駆動手段と
を設けた。
【０００５】
【作用】本発明によれば、印字色を指定する信号の入力
時に、印字領域単位で色数を加算手段により加算し、こ
の加算値に応じた通電量データを基にして駆動手段でサ
ーマルヘッドを駆動することにより、重ねる色が増える
程サーマルヘッドへの通電量を多くして多色リボンのイ
ンクの転写性を高めることができる。
時に、印字領域単位で色数を加算手段により加算し、こ
の加算値に応じた通電量データを基にして駆動手段でサ
ーマルヘッドを駆動することにより、重ねる色が増える
程サーマルヘッドへの通電量を多くして多色リボンのイ
ンクの転写性を高めることができる。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図１に多色サーマルプリンタ１側のブロック
図を示す。ホストコンピュータ２に接続されたデータ受
信部３と、ＣＰＵ４と、プログラムデータが書き込まれ
たＲＯＭ５と、可変データが書き込まれるＲＡＭ６と、
通電タイマ７と、サーマルヘッド８を駆動する駆動手段
としてのヘッドドライバ９とが接続されている。前記Ｒ
ＯＭ５には、印字領域単位（１頁単位）に印字する色数
に応じてサーマルヘッド８への通電量データに対応する
データを記憶する記憶手段としての通電時間係数メモリ
１０が設けられている。本実施例における通電量データ
とは通電時間データであり、この通電時間データは一定
の通電時間に対して補正する係数で、その係数の種類
は、１色印字、２色重ね印字、３色重ね印字に対応する
３種である。勿論、通電時間を一定にし印加電圧を変え
ることに基づく通電量データを用いても良いものであ
る。また、前記ＲＡＭ６には、前記ホストコンピュータ
２からのコマンドにより色数を加算する加算手段として
の色数カウンタ１１のエリアが設けられている。なお、
本発明はサーマルヘッド８への通電量を制御するもので
あるので、用紙を給紙する用紙給紙手段については説明
を省略する。また、本実施例においては、前記サーマル
ヘッド８とプラテン（図示せず）との間には、Ｙ（イエ
ロー）とＭ（マゼンタ）とＣ（シアン）とのインクが１
頁分の印字領域に対応する単位で順次塗布された多色リ
ボンが設けられている。この多色リボンは、１頁印字毎
にリボン巻取装置（図示せず）によって１頁分送られる
公知のものである。
る。まず、図１に多色サーマルプリンタ１側のブロック
図を示す。ホストコンピュータ２に接続されたデータ受
信部３と、ＣＰＵ４と、プログラムデータが書き込まれ
たＲＯＭ５と、可変データが書き込まれるＲＡＭ６と、
通電タイマ７と、サーマルヘッド８を駆動する駆動手段
としてのヘッドドライバ９とが接続されている。前記Ｒ
ＯＭ５には、印字領域単位（１頁単位）に印字する色数
に応じてサーマルヘッド８への通電量データに対応する
データを記憶する記憶手段としての通電時間係数メモリ
１０が設けられている。本実施例における通電量データ
とは通電時間データであり、この通電時間データは一定
の通電時間に対して補正する係数で、その係数の種類
は、１色印字、２色重ね印字、３色重ね印字に対応する
３種である。勿論、通電時間を一定にし印加電圧を変え
ることに基づく通電量データを用いても良いものであ
る。また、前記ＲＡＭ６には、前記ホストコンピュータ
２からのコマンドにより色数を加算する加算手段として
の色数カウンタ１１のエリアが設けられている。なお、
本発明はサーマルヘッド８への通電量を制御するもので
あるので、用紙を給紙する用紙給紙手段については説明
を省略する。また、本実施例においては、前記サーマル
ヘッド８とプラテン（図示せず）との間には、Ｙ（イエ
ロー）とＭ（マゼンタ）とＣ（シアン）とのインクが１
頁分の印字領域に対応する単位で順次塗布された多色リ
ボンが設けられている。この多色リボンは、１頁印字毎
にリボン巻取装置（図示せず）によって１頁分送られる
公知のものである。
【０００７】ここで、前記ホストコンピュータ２からの
コマンドの種類とその機能を表１に示す。
コマンドの種類とその機能を表１に示す。
【０００８】
【表１】
【０００９】データ転送コマンドは印字データを転送す
るコマンド、Ｙ（イエロー）印字コマンドはＹ（イエロ
ー）印字を開始するコマンド、Ｍ（マゼンタ）印字コマ
ンドはＭ（マゼンタ）印字を開始するコマンド、Ｃ（シ
アン）印字コマンドはＣ（シアン）印字を開始するコマ
ンド、頁終了コマンドは用紙を排出し印字を終了するコ
マンドである。
るコマンド、Ｙ（イエロー）印字コマンドはＹ（イエロ
ー）印字を開始するコマンド、Ｍ（マゼンタ）印字コマ
ンドはＭ（マゼンタ）印字を開始するコマンド、Ｃ（シ
アン）印字コマンドはＣ（シアン）印字を開始するコマ
ンド、頁終了コマンドは用紙を排出し印字を終了するコ
マンドである。
【００１０】このような構成において、図２に示すフロ
ーチャートを参照して作用を説明する。多色サーマルプ
リンタ１に電源を投入するとフローがスタートする。す
なわち、イニシャライズが行われ、この時に色数カウン
タ１１がクリアされる。ホストコンピュータ２からデー
タ受信部３にコマンドが入力されると、そのコマンドが
頁終了コマンドでなく印字コマンドである場合に、色数
カウンタ１１に１が加算される。ここで言う印字コマン
ドは、Ｙ印字コマンド又はＭ印字コマンド或いはＣ印字
コマンドである。ＣＰＵ４は色数カウンタ１１の加算値
を見て、その加算値に応じた係数を通電時間係数メモリ
１０から呼び出し、一定の通電時間に係数を掛ける演算
を実行し、その演算結果に対応するデータを通電タイマ
７にセットする。ヘッドドライバ９は通電タイマ７がカ
ウントアップするまでサーマルヘッド８に通電する。す
なわち、１頁単位で印字する色数が増えるに従いサーマ
ルヘッド８への通電パルスの幅が広くなる。これによ
り、多色リボン（図示せず）の異なる色のインクを用紙
に重ねる場合に、色数が１色増えるに従いサーマルヘッ
ド８への通電時間を長くして、インクを良好に用紙に転
写することができる。そして、ホストコンピュータ２か
ら頁終了コマンドを受信した時に、色数カウンタ１１が
クリアされ、１頁の印字を終了する。
ーチャートを参照して作用を説明する。多色サーマルプ
リンタ１に電源を投入するとフローがスタートする。す
なわち、イニシャライズが行われ、この時に色数カウン
タ１１がクリアされる。ホストコンピュータ２からデー
タ受信部３にコマンドが入力されると、そのコマンドが
頁終了コマンドでなく印字コマンドである場合に、色数
カウンタ１１に１が加算される。ここで言う印字コマン
ドは、Ｙ印字コマンド又はＭ印字コマンド或いはＣ印字
コマンドである。ＣＰＵ４は色数カウンタ１１の加算値
を見て、その加算値に応じた係数を通電時間係数メモリ
１０から呼び出し、一定の通電時間に係数を掛ける演算
を実行し、その演算結果に対応するデータを通電タイマ
７にセットする。ヘッドドライバ９は通電タイマ７がカ
ウントアップするまでサーマルヘッド８に通電する。す
なわち、１頁単位で印字する色数が増えるに従いサーマ
ルヘッド８への通電パルスの幅が広くなる。これによ
り、多色リボン（図示せず）の異なる色のインクを用紙
に重ねる場合に、色数が１色増えるに従いサーマルヘッ
ド８への通電時間を長くして、インクを良好に用紙に転
写することができる。そして、ホストコンピュータ２か
ら頁終了コマンドを受信した時に、色数カウンタ１１が
クリアされ、１頁の印字を終了する。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、サーマルヘッドにより多色リ
ボンのインクを用紙に転写する多色サーマルプリンタに
おいて、印字領域単位に印字する色数を加算する加算手
段と、この加算手段の加算値に応じた通電量データを記
憶する記憶手段と、この記憶手段のデータに基づいて前
記サーマルヘッドを駆動する駆動手段とを設けたので、
印字色を指定する信号の入力時に、印字領域単位で色数
を加算手段により加算し、この加算値に応じた通電量デ
ータを基にして駆動手段でサーマルヘッドを駆動するこ
とにより、重ねる色が増える程サーマルヘッドへの通電
量を多くして多色リボンのインクの転写性を高めること
ができ、したがって、印字品質を高めることができる効
果を有する。
ボンのインクを用紙に転写する多色サーマルプリンタに
おいて、印字領域単位に印字する色数を加算する加算手
段と、この加算手段の加算値に応じた通電量データを記
憶する記憶手段と、この記憶手段のデータに基づいて前
記サーマルヘッドを駆動する駆動手段とを設けたので、
印字色を指定する信号の入力時に、印字領域単位で色数
を加算手段により加算し、この加算値に応じた通電量デ
ータを基にして駆動手段でサーマルヘッドを駆動するこ
とにより、重ねる色が増える程サーマルヘッドへの通電
量を多くして多色リボンのインクの転写性を高めること
ができ、したがって、印字品質を高めることができる効
果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す電子回路のブロック図
である。
である。
【図２】通電時間の補正動作を示すフローチャートであ
る。
る。
８ サーマルヘッド ９ 駆動手段 １０ 記憶手段 １１ 加算手段
Claims (1)
- 【請求項１】 サーマルヘッドにより多色リボンのイン
クを用紙に転写する多色サーマルプリンタにおいて、印
字領域単位に印字する色数を加算する加算手段と、この
加算手段の加算値に応じた通電量データを記憶する記憶
手段と、この記憶手段のデータに基づいて前記サーマル
ヘッドを駆動する駆動手段とを設けたことを特徴とする
多色サーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7053792A JPH05270038A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 多色サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7053792A JPH05270038A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 多色サーマルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270038A true JPH05270038A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13434387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7053792A Pending JPH05270038A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 多色サーマルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05270038A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104589814A (zh) * | 2013-10-30 | 2015-05-06 | 诚研科技股份有限公司 | 色带以及相片打印方法 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP7053792A patent/JPH05270038A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104589814A (zh) * | 2013-10-30 | 2015-05-06 | 诚研科技股份有限公司 | 色带以及相片打印方法 |
| JP2015085690A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 誠研科技股▲ふん▼有限公司 | インクリボン及び写真の印刷方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0639175B2 (ja) | 熱転写式記録装置 | |
| JPH05270038A (ja) | 多色サーマルプリンタ | |
| EP1127697B1 (en) | Current supply control method for line thermal head | |
| JPH05155124A (ja) | カラープリンタ | |
| JP2002347265A (ja) | 印刷装置 | |
| JP3135463B2 (ja) | 記録データ転送方法、記録装置及び記録システム | |
| JPH0298450A (ja) | 熱転写式記録装置 | |
| JPH0352347B2 (ja) | ||
| JP3447140B2 (ja) | サーマルプリンタの印刷制御方法 | |
| JPH068597A (ja) | 熱転写インクリボン及びプリンタ | |
| JPH11170502A (ja) | 記録装置 | |
| JPH03126574A (ja) | マルチカラーリボン巻き戻し方式 | |
| JPH0631955A (ja) | 熱転写記録装置 | |
| JPH06262787A (ja) | インクリボンおよびそれを搭載する多色熱転写式プリンタ | |
| JP3862495B2 (ja) | ラインサーマルヘッドの通電制御方法 | |
| JP2000233532A (ja) | カラープリンタ及び印字方法 | |
| JPH0667658B2 (ja) | プリンタ | |
| JPH01114447A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2002086784A (ja) | 画像形成装置およびその制御方法 | |
| JPH0345821Y2 (ja) | ||
| JPS61188151A (ja) | カラ−プリンタ | |
| JPS62207066A (ja) | 熱転写プリンタの濃度調整方法 | |
| JP2007047967A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPS63207674A (ja) | 記録装置 | |
| JPH0858208A (ja) | カラープリンタ装置 |