JPS63207674A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録装置に係り、特に高精細画像が得られる記
録ヘッドを備えた記録装置に関する。

〔従来の技術〕

プリンタやファクシミリなどの記録装置は、記録ヘッド
に設けた複数のドツト形成素子を記録情報（画像データ
）に基づいて選択的に駆動しながニー９舖Ｃ／　−ｋ　
／田嬉めブち１キー、／Ｊ薗柘かνｍ記録媒体）上にド
ツトパターンを形成するものである。

この記録装置の型式には、記録ヘッドをシート、幅方向
に移動させながら記録していくシリアル型、１行分まと
めて記録するラインプリント型、および１頁分まとめて
記録するページプリント型などがある。

また、記録方式にはサーマル式、インクジェット式およ
びワイヤドツト式などがあり、サーマル式はさらにイン
クリボンを用いて普通シートにインクを転写する熱転写
式とサーマルヘッドで感熱シートを直接加熱発色させる
感熱式に分けることができる。

本発明はシリアル型の記録装置を対象とし、特に、高精
細の得られる記録ヘッドを搭載した記録装置を対象とす
る。

近年、記録装置はコンピュータカラーグラフィック等の
普及に伴って、ハードコピーマシンとしてのカラー記録
装置の提供が望まれている。グラフィック等の画像の記
録にあっては、高精細が要求され、かつ忠実なカラー再
生が要求されるところから、記録型式としては、インク
ジェット式、電子写真式、転写感熱式、レーザ・ＬＥＤ
式等に躍られている。

このうち、コスト及びサイズの問題ならびに技術的課題
等を現状でクリアできるものとして、インクジェット式
が実用化の最短距離にある。現在、インクジェット式に
おける解像度は、例えば、ｌラインの縦方向（副走査方
向）が１２８ビツトで、１６ドソト／　ａｍのものが試
作されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来の記録装置にあっては、画像記
録を対象とし、ライン相互が連続するため、ラインフィ
ード量にずれが生じると、ライン間に隙間が生じ或いは
重なりが生じ、画像品位を低下させるという問題がある
。

〔目的〕

本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決でき
、ラインフィード量を調整可能な記録装置を提供するこ
とである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、記録テスト時のラインフィード量を設定範囲
内で段階的に微調整することにより、最適なラインフィ
ード量を設定することを可能にし、もって、上記目的を
達成するものである。

〔作用〕

テスト印字時にラインフィードを行うためのプラテン回
転用モータは、予め設定しである回転量を定められたラ
イン数のラインフィードを行うごとに変更する。それに
よって、ラインフィード量が複数のセット値によってテ
スト印字されるので、最適なラインフィード量を目視に
より確認することができる。

〔実施例〕

以下、第１図及至第３図を参照して本発明を具体的に説
明する。

第１図は本発明による記録装置のブロック図を示し、第
２図は第１図の記録装置の記録機構の模式的正面図を示
している。また、第３図は本発明のテスト記録処理の一
例を示すフローチャートである。

第１図において、記録処理及びモータ駆動はＭＰＵ（マ
イクロ・プロセッサ・ユニット）　ｌを中枢として行わ
れ、ＭＰＵＩは予め設定したプログラムに従って動作す
る。このプログラムは、メモリ２内の不図示のＲＯＭ（
リード・オンリー・メモ１月に格納されている。また、
メモリ２にはラインフィード量設定値、演算結果及び入
力データ等を一時的に記憶するためのＲＡＭ　（ランダ
ム・アクセス・メモリ）を有している。

ＭＰＵＩの入力回路には、ラインフィード量を設定する
ディップ（Ｄ　Ｉ　Ｐ）スイッチ３、記録開始キーやテ
スト記録指令キー・が設けられたキーボード４が接続さ
れている。また、ＭＰＵＩの出力回路には、プラテン駆
動用モータ６を駆動するドライバ５が接続されている。

モータ６は、ドライバ５によって通電される時間だけ回
転し、そΦ回転は回転軸に装着さたブーＩ７７及びベル
ト８を介して、プーリ９に伝達される。さらにプーリ９
の＠１妊力はプラテン１０１！？Ｊ７？達される。

第２図に示すように、プラテンｌＯは記録時に１行分の
記録が終了するごとに矢印ｑ方向に記録シート１１を搬
送する。プラテンｌＯに平行かつ近接されてガイド軸１
３が配設され、このガイド軸１２には記録ヘッド１４を
装着したキャリッジ１３が支持されている。キャリッジ
１３は通常記録又はテスト記録の開始と共に図示の矢印
Ｐ方向へ移動する。記録ヘッド１４はインクジェット式
であり、イエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ
）及びブラック（ＢＫ）の４色分が一定間隔に配設され
ている。

以上の構成において、記録装置の電源がオンにされ、非
記録状態にあるときにキーボード４上のテスト記録指令
キーが押されると、ＭＰＵＩはキャリッジ１３を第２図
の矢印Ｐ方向へ移動させると同時に、記録ヘッド１４の
１旨定色の全ドツトのノズルを駆動し、１行分のテスト
印字を実施する。

１行分のテスト記録が終了すると、キャリッジ１３は第
２図の矢印ｒ方向へ逆転移動して始点に戻されたのち、
再び次行のテスト印字を行うためにキャリッジ１３は印
字ｐ方向へ移動する。以後、同様にして予め定めた回数
をキャリッジ１３は往復し、複数行のテスト記録１５を
実施する。

次に、本発明のテスト記録処理を第３図にしたがって説
明する。

先ず、ステップ３１でラインフィード（Ｌ　Ｆ）の微重
量の最大値、すなわら、ライン間の間隙の開き幅をディ
プスイッチ３により設定する。ついで、ステト記録指令
キーを押すと、前述の手順によって一行分のテスト記録
が微ａｌｌの最大値によって実施される（ステップ′３
２）、同一の条件のもとに５行のテスト記録がなされた
か否かをステップ３３で判定し、５行が終了した場合、
設定した最大値からラインフィード量を予め設定した下
げ幅分（これを１ステツプとする）だけ減しくステップ
３４）、この１ステツプだけ減じたラインフィード量に
従ってテスト記録を５行にわたり実施する。５行のテス
ト記録を１ステツプずつ順次域じて実行し、ラインフィ
ード量が設定した最小値に達したことをステップ３５が
判定した時点でテスト記録処理を終了する。なお、ステ
ップ３３及び３５において、ＮＤの判定がなされた場合
、いずれもステップ３２に戻って一連の処理を実行する
。

オペレータは、テスト記録結果を見て、最良と思われる
ラインフィード量（テスト印字の各ステップごとにデー
タが印字される）のデータ値をディップスイッチ３によ
って再設定する。この設定により、以後最良のラインフ
ィード処理がなされる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、ライン
フィード量を所定幅に変更しながらテスト印字を行える
ようにしたので、画像記録を最良の状態で行うことので
きるラインフィード量を設定可能な記録装置が提供され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による記録装置の一実施例のブロック図
、第２Ｅは第１図の装置の記録機構の模式的正面図、第
３図は本発明におけるテスト記録処理の一例を示すフロ
ーチャートである。 ｌ・・・−・・・−ＭＰＵ（マイクロ・プロセッサ・ユ
ニット）、２−・−・−・−・メモリ、３−・・・・−
・・・−・ディプスイッチ、４・−・・、・、−・−・
キーボード、５−・−・−・ドライバ、６−・・〜−−
−・−モータ、ｌＯ−・−・−、プラテン、１１−・・
・・−記録シート、１２・−・・・−・・−ガイド軸、
１３・・・・−・−・−・キャリッジ、１４−・・−・
・−・・・−記録ヘッド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録シートを搬送して副走査を行うと共に、該副走査方
   向に直交する方向へ記録ヘッドによる主走査を行って記
   録シートに記録を行う記録装置において、前記記録シー
   トのラインフィード量を設定範囲内で段階的に変更しな
   がらテスト記録を行うテスト記録手段を設けたことを特
   徴とする記録装置。