JP2583843B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2583843B2
JP2583843B2 JP58181033A JP18103383A JP2583843B2 JP 2583843 B2 JP2583843 B2 JP 2583843B2 JP 58181033 A JP58181033 A JP 58181033A JP 18103383 A JP18103383 A JP 18103383A JP 2583843 B2 JP2583843 B2 JP 2583843B2
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整宏 南出
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/16Means for tensioning or winding the web

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  • Recording Measured Values (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンピュータなどのハードコピーとして使
用されている記録装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、コンピュータのディスプレイ装置のカラー化に
伴い、出力装置であるプリンタのカラー化も実用化段階
に到達してきた。なかでもグラフィックディスプレイ装
置を利用したコンピュータアートの分野においては、高
級、高品位のカラー画像が要求されているし、ビデオ
用、磁気カメラ用のプリンタには、銀塩写真と同程度の
画質すら要求されているといえる。ところが、記録密度
が高くなるほど高品質のカラー画像を得ることは難しく
なってくる。
以下に従来の記録装置について説明する。第1図は従
来のカラーの記録装置の基本構成図を示すものであり、
1は記録紙、2はパルスモータ、3および4は所定の圧
力で記録紙1を狭着して搬送する送りローラ、5はパル
スモータ2によって駆動されるプラテンローラ、6は記
録紙1の幅方向に直線上に配列された発熱素子を備えた
サーマルヘッドで、記録紙1を介して所定の圧力でプラ
テンローラ5と圧接または難間するよう配置されてい
る。7は記録紙1を介してプラテンローラ5に弱い圧力
で圧接しているプラテン押えローラ、8は第2図に示す
ように熱溶融性インクが一定の記録面積分だけイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の順にベースフ
ィルム上に塗り分けられたインクシートである。9はパ
ルスモータ2によって駆動されるインクシート巻取ロー
ル、10はインクシート供給ロール、11は記録紙供給ロー
ルである。
以上のように構成された従来の記録装置について、以
下その動作について説明する。記録紙1が装架されるま
では、サーマルヘッド6はプランテンローラ5と難間し
ており、送りローラ3およびプラテンローラ5は、送り
ローラ4およびプラテン押えローラ7を伴って記録紙1
をa方向に搬送すべく回転している。そして記録紙供給
ロール11から取り出され送りローラ3,4で搬送された記
録紙1の先端がプラテンローラ5とプラテン押えローラ
7の圧接部分を通過すると、送りローラ3,4プラテンロ
ーラ5およびプラテン押えローラ7は回転をやめ、記録
紙1も同時に停止する。そして送りローラ3,4だけを記
録紙1とスリップさせながら一定時間逆回転させ記録紙
1のたるみを除去した状態で、サーマルヘッド6を記録
紙1とインクシート8を介してプラテンローラ5に圧接
させる。この時、インクシート8はサーマルヘッド6に
対向する位置にまずイエローインク層(Y)の塗布され
た面の開始位置を供給している。次にサーマルヘッド6
に記録信号が送られ、必要な発熱素子だけが発熱してイ
ンクシート8のイエローインクを溶融し、記録紙1上に
選択的に転写する。一方パルスモータ2は、プラテンロ
ーラ5とインクシート巻取ロール9を各々bおよびc方
向に間欠駆動し、サーマルヘッド6が1行ぶんの記録を
終了する度に記録紙1およびインクシート8を所定の距
離だけ搬送する。この際に送りローラ3と4は記録紙1
に適度なバックテンションを与えながら記録紙1の付随
して回転する。上記のようにして定められた記録面積の
イエローインクによる記録が終了したら、サーマルヘッ
ド6をプラテンローラ5から離間させ記録紙1の記録面
からインクシート8を離す。そしてパルスモータ2によ
りプラテンローラ5を記録時と同じステップ数だけd方
向に回転させると記録紙1はプラテン押えローラ7とプ
ラテンローラ5との圧接部の摩擦力で搬送されて、定位
置まで逆戻しされる。この時送りローラ3と4は記録紙
1がたわまない程度にe方向に張力をかけている。ま
た、記録終了時にはインクシート8はイエローインク領
域の終了位置をサーマルヘッド6の位置に提供している
が、上記逆戻し動作中にはインクシート巻取ローラ9は
一方向クラッチ等によりパルスモータ2の駆動力から解
除されているので、別の図示しない駆動手段によって、
インクシート巻取ロール9を回転させ所定の長さだけイ
ンクシート8を巻取って、マゼンタインク領域(M)の
開始位置を、サーマルヘッド8の位置に一致させる。こ
うして定位置まで戻った記録紙1に対し、マゼンタイン
クについて上記と同じ動作をくり返し、再び記録紙1の
みを逆戻して最後にシアンインク(C)で記録して定め
られた面積分のカラー記録を終了する。
しかしながら、このような従来の記録装置では、記録
紙1は記録動作中はサーマルヘッド6の圧接力による負
荷を受けながらプラテンローラ5およびプラテン押えロ
ーラ7により送られており、逆戻し動作中はサーマルヘ
ッド6の圧接力を受けずにプラテンローラ5およびプラ
テン押えローラ7により逆送される。つまり記録紙1は
記録動作時と逆戻し動作時とでサーマルヘッド6の圧接
による負荷ぶん搬送条件が異なり、これにより記録紙1
の搬送長さに違いが生じるため、往復動作後、記録紙1
は正確に元の位置に復帰できない。このずれ量がカラー
記録においては色ずれとなって、印字品質の低下を招く
という問題点を有していた。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、記録紙
の初期位置を1色記録するする毎に補正することによ
り、記録紙の初期位置の位置合わせを従来のものより高
精度化し、もっと色ずれの少ない高品質のカラー記録を
可能にする記録装置を提供するものである。
発明の構成 本発明は、印字手段と、記録紙を介して前記印字手段
に圧接するプラテンローラと、前記印字手段の記録紙送
出側に配置され、記録紙の先端をスリップしないよう挟
持固定するチャックと、前記印字手段の記録紙送入側に
配置され、少なくとも記録開始前には記録紙を前記チャ
ック挟持部との間で緊張した状態にせしめる背張力付与
手段とを備えると共に、ドラム上に設けられたチャック
が記録紙の先端をスリップしないようドラム上に挟持固
定し、記録動作中はドラムの回転により記録紙をドラム
に巻回し、次の記録開始前にはドラムの逆回転により記
録紙が元の位置に復帰させるようにした記録装置であ
る。
実施例の説明 第3図は本発明の第1の実施例における記録装置の基
本構成図を示すものである。第3図において12は記録
紙、13はパルスモータ、14および15は所定の圧力で記録
紙12に挟着しているローラで記録動作開始前と記録動作
中に記録紙12に矢印g方向の張力を付与する背張力付与
手段である。16は記録動作中パルスモータ13によって駆
動されるプラテンローラ、17は記録紙13の幅方向に直線
上に配列された発熱素子を備えたサーマルヘッドで、記
録紙12を介して所定の圧力でプラテンローラ16と圧接ま
たは離間するよう配置されている。17Aはプラテンロー
ラ16と離間した状態のサーマルヘッド、18は第2図に示
すように熱溶融性インクが定められた記録面積分だけイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の順にベ
ースフィルム上に塗り分けられたインクシートである。
19はパルスモータ13によって駆動されるインクシート巻
取ロール、20はインクシート供給ロール、21は記録紙供
給ロールであり、22はサーマルヘッド17の記録紙送出側
近傍に配設されたチャックで、開放状態においては記録
紙12がチャックの上下の爪の間をくぐり抜けられるよう
な構成になっている。23はチャック22、チャック駆動手
段および記録紙検出手段(いずれも図示せず)を内蔵す
るチャックユニット、24はチャックユニット23を回動可
能に取付けた固定軸、23Aは回動後のチャックユニット
を示し22Aはチャックユニット回動後のチャックを示
す。
以上のように構成された本実施例の記録装置につい
て、以下その動作を説明する。最初サーマルヘッド17は
17Aの状態で、インクシート18も弛まないよう背張力を
かけて引き上げサーマルヘッド17Aに当接させてあるの
で、プラテンローラ16とサーマルヘッド17Aとの間には
隙間が存在している。また送りローラ14,15は記録紙12
をf方向に搬送すべく回転している。そして記録紙供給
ロール21から取り出された記録紙12の先端が、送りロー
ラ14と15の圧接部、プラテン16とサーマルヘッド17Aの
隙間の順に通過し、開放状態になっているチャック22の
爪の位置に到達すると、チャックユニット23内の検出機
が記録紙12を検知し、チャック駆動手段にチャックを挟
持状態にせよとの信号を送りローラ14と15には停止せよ
との信号を送る。こうして記録紙12の先端が挟持される
と送りローラ14と15は一定時間逆回転し、記録紙12にg
方向の背張力を与える背張力付与手段として働く。この
時の送りローラ14と15の搬送力は、記録紙12の弛みや紙
幅方向のずれを除去するのに十分でかつ記録紙12の先端
がチャック22から外れたり、破れたりしない程度の大き
さにする。(このようにして緊張した状態の記録紙12の
位置を以下記録紙12の定位置と称する。)また、インク
シート18は、サーマルヘッド17Aの位置にイエローイン
ク領域(Y)の開始位置を提供するまで、パルスモータ
13によりインクシート巻取ロール19をh方向に回転させ
て巻取られる。この場合巻取り量の決定は、例えばイエ
ローインク領域(Y)の開始位置にマーキングを施し検
知させて位置検出するなどの方法によって行う。次にサ
ーマルヘッド17Aはインクシート18を介して定位置の記
録紙12をプラテンローラ16の所定の圧力で押しつける
(サーマルヘッド17の位置)。そしてサーマルヘッド17
に記録信号を送って必要な発熱素子を発熱させ、イエロ
ーインクを溶融し記録紙12上に選択的に転写する。上記
のようにして一行分の記録が終了する度にパルスモータ
13は間欠駆動し、プラテンローラ16およびインクシート
巻取ロール19をそれぞれiおよびh方向へ回転させて、
記録紙12およびインクシート18を所定の距離だけ搬送し
副走査を行う。この間、送りローラ14と15は、記録紙12
に適度な背張力を与えながら記録紙12に付随して回転す
る。また、イエローインクによる記録が進行して記録紙
12が弛み始め、たとえチャックが22Aの状態にあって
も、記録紙12の挟持位置とサーマルヘッド17による圧接
位置の間に強い張力がかからない程度まで記録紙12が搬
送されたら、チャックユニット23は図示しない駆動手段
によって固定軸24のまわりにj方向へ回動して23Aの状
態となり、記録紙12の弛むための十分な空間が与えられ
る。以上のようにしてイエローインクによる定められた
面積分の記録が終了したら、サーマルヘッドを17Aの状
態にし送りローラ14と15を一定時間逆回転させ記録紙12
をg方向へ逆戻しする。この時、記録紙12の挟持位置と
圧接位置の間に強い張力がかからないうちにチャックユ
ニットを23の状態に戻し、記録前の定位置に合致させ
る。また送りローラ14と15は、記録紙12を逆戻しした後
緊張状態にするよう動作させることにより、記録紙12を
逆戻しした後も一定時間回転し、記録紙12に矢印g方向
の張力を背張力を与える。これにより、記録紙12は記録
開始と同じ状態(定位置)に復帰する。また記録終了後
インクシート18は、サーマルヘッド17Aの位置にイエロ
ーインク領域の終る位置を提供しているので、パルスモ
ータ13によりインクシート巻取ロール19をサーマルヘッ
ド17の位置にマゼンタインク領域(M)の開始位置が提
供されるまで回転させる。こうして初期状態に復帰した
記録紙12に対し、マゼンタインクについて同様の動作を
くり返し、再び記録紙12を定位置に復帰させて最後にシ
アンインク(C)で記録を行い一定面積のカラー記録を
終了する。
以上のように本実施例によれば、記録紙の先端を挟持
するチャックを元の位置に復帰させ、併せて記録紙に背
張力を与えて緊張させることにより、記録紙を精度良く
記録開始前の位置(定位置)に復帰させることができ、
これによって色ずれの少ない高品質のカラー画像を容易
に得ることができる。また、チャックを回動可能に設け
ることによって記録紙の弛みを逃がすことができる。
第4図は本発明の第2の実施例を示す記録装置の基本
構成図である。同図において12は記録紙、13はパルスモ
ータ、14と15は送りローラ、16はプラテンローラ、17は
サーマルヘッド、17Aはプラテンローラ16と離間した状
態のサーマルヘッド、18はインクシート、19はインクシ
ート巻取ロール、20はインクシート供給ロール、21は記
録紙供給ロール、22はチャックで、以上は第3図の構成
と同様なものである。第3図の構成と異なるのはチャッ
ク駆動手段および記録紙検出手段をドラム25内に内蔵す
るように設けた点である。
上記のように構成された第2の実施例の記録装置につ
いて、以下その動作を説明する。動作も概要は第1の実
施例の記録装置と同じである。ただ第1の実施例ではチ
ャック22が一定角度だけ回動し、記録紙12の弛む余地を
与えていたのが、本実施例ではチャック22がドラム25上
に取り付けられ、回転しながら記録紙12をドラム25に巻
付ける点である。すなわち、記録が開始され、記録紙12
が弛み始めると、ドラム25はk方向に回転を始め挟持位
置と圧接位置の間で記録紙12に強い張力がかからない程
度に弛んだ記録紙12を巻取っていく。1色分の記録が終
了したらサーマルヘッドを17Aの状態にし、送りローラ1
4と15で記録紙12を1方向へ引張る。この時ドラム25は
記録紙12に強い張力がかからないようにm方向に回転
し、巻取った記録紙12戻していく。こうして記録時と同
量の回転を逆方向に行ったドラム25は、チャック22が記
録前と同じ位置にくると停止する。このようにして記録
紙12の先端を記録前の定位置に合致させ、同時に緊張し
た状態にした後、2色目の記録を行い、同様にして3色
目の記録を行う。以上のように本実施例によれば、記録
紙先端を挟持するチャックをドラム上に設けることによ
り、第1の実施例と同様の効果が得られるばかりでな
く、弛んだ記録紙をドラムに巻取って無駄な空間を省き
装置を小型化することができる。
第5図は本発明の第3の実施例を示す記録装置の基本
構成図である。12は記録紙、13はパルスモータ、16はプ
ラテンローラ、17はサーマルヘッド、17Aはプラテンロ
ーラ16と離間した状態のサーマルヘッド、18はインクシ
ート、19はインクシート巻取ロール、20はインクシート
供給ロール、21は記録紙供給ロールで、以上は第3図の
構成と同様なものである。第3図の構成と異なるのは、
圧接力が2段階に切り替えられるローラ26と27を配設し
た点と、プラテンローラ16に圧接するプラテン押えロー
ラ28および記録紙12の先端を検出する検知機29を設けた
点である。
上記のように構成された第3の実施例の記録装置につ
いて、以下その動作を説明する。記録紙供給ロール21か
ら取り出された記録紙12はローラ26と27によりn方向へ
搬送される。この時ローラ26と27の圧接力は弱いほうの
圧接力に設定されている。サーマルヘッドは17Aの状態
で、搬送されてきた記録紙12の先端はサーマルヘッド17
Aとプラテンローラ16の隙間を通過し、ローラ26,27と同
期してo方向に回転しているプラテンローラ16とこれに
付随して回転中のプラテン押えローラ28の圧接部を通過
して、検知機29によって検出される。この検出から一定
時間を経過した後、ローラ26と27およびプラテンローラ
16は停止する。次にローラ26と27の圧接力を強化し圧接
位置で記録紙12を挟持固定する。そしてプラテン押えロ
ーラ28を伴ってプラテンローラ16をさらに一定時間o方
向へ回転させ、記録紙12に背張力を与えて弛みを除去す
る。そしてインクシート巻取ロール19によって、サーマ
ルヘッド17Aの位置にイエローインク領域(Y)の開始
位置を提供するまでインクシート18を巻取ったらサーマ
ルヘッド17Aは17の位置に移動しインクシート18を介し
て記録紙12をプラテンローラ16に所定の圧力で押しつけ
る。そしてパルスモータ13によりそれぞれpおよびq方
向に駆動されるプラテンローラ16およびインクシート巻
取ロール19が、記録紙12およびインクシート18をワンス
テップずつ間欠搬送する度に、サーマルヘッド17の発熱
素子を選択的に発熱させてイエローインクの転写を行
う。またこの間プラテン押えローラ28は回転しないよう
にするなどして記録紙12のサーマルヘッド送入側に適度
な背張力を与えておく。上記のようにしてイエローイン
クによる定められた面積分の記録が終了したら、プラテ
ンローラ16およびインクシート巻取ロール19を停止し、
サーマルヘッド17を17Aの状態に戻す。そしてプラテン
押えローラ28を伴ってプラテンローラ16をo方向に回転
させ、プラテンローラ16とローラ26,27の圧接部との間
に生じた記録紙12の弛みを除去し、記録紙12をサーマル
ヘッド圧接前の状態に復帰させる。次に、上記の記録動
作をマゼンタインク、シアンインクについても順次行い
定められた面積のカラー記録を終了する。以上のように
本実施例によれば、記録紙先端を挟持する手段を送りロ
ーラに兼ねさせることにより、第一の実施例と同様の効
果が得られるばかりでなく、装置を小型化することがで
きる。
なお第1の実施例においてチャックユニット23の回動
方向はjとしたが逆方向でもよい。また、第2の実施例
においてドラム25はk方向に回転するとしたが、m方向
でもよい。また第3の実施例において記録時はローラ26
と27は停止しているが、ローラ26と27は記録紙12の先端
を挟持固定したまま回動あるいは移動して記録紙12が弛
み易くなるような構成にしてもよい。さらに第1および
第2の実施例において挟持手段を回動あるいは回転可能
としたが、前記挟持手段は固定でもよい。また全実施例
において記録紙供給手段をロール紙としたがその他の連
続紙でも短票でもよいことは言うまでもない。また、全
実施例において記録紙12を図面右側から供給するものし
たが、左側から供給しても同様な効果が得られる。なお
全ての実施例において、プラテンローラの回転駆動によ
りサーマルヘッドとの圧接位置で記録紙の搬送を行うと
したが、プラテンローラは回転駆動させず、別途キャプ
スタンローラとピンチローラを設け、これらの間で記録
紙を圧接しキャプスタンローラを回転駆動することによ
り記録紙の搬送を行うようにしても、同様な効果を得る
ことができる。
発明の効果 以上のように本発明の記録装置は、印字手段と、記録
紙を介して前記印字手段に圧接するプラテンローラと、
前記印字手段の記録紙送出側に配置され、記録紙の先端
を挟持するチャックと、前記印字手段の記録紙送入側に
配置され、少なくとも記録開始前には記録紙を前記チャ
ックとの間で緊張した状態にせしめる背張力付与手段と
を備えることにより、記録紙の正確な定位置復帰を可能
にし、色ずれの少ない高品質のカラー記録を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の記録装置の基本構成を示す側面図、第
2図は一般的なインクシートの平面図、第3図は本発明
の第1の実施例における記録装置の基本構成を示す側面
図、第4図は本発明の第2の実施例における記録装置の
基本構成を示す側面図、第5図は本発明の第3の実施例
における記録装置の基本構成を示す側面図である。 12……記録紙、14,15……送りローラ、16……プラテン
ローラ、17……サーマルヘッド、18……インクシート、
22……チャック、23……チャックユニット、25……ドラ
ム、26,27……ローラ、28……プラテン押えローラ。
フロントページの続き (72)発明者 南出 整宏 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−74117(JP,A) 実開 昭55−66155(JP,U) 実開 昭57−191553(JP,U) 実開 昭54−177930(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字手段と、記録紙を介して前記印字手段
    に圧接するプラテンローラと、前記印字手段の記録紙送
    出側に配置され、記録紙の先端をスリップしないよう挟
    持固定するチャックと、前記印字手段の記録紙送入側に
    配置され、少なくとも記録開始前には記録紙を前記チャ
    ック挟持部との間で緊張した状態にせしめる背張力付与
    手段とを備えた記録装置。
  2. 【請求項2】チャックが、記録紙の先端をスリップしな
    いよう挟持固定した状態のまま、記録動作中は印字手段
    から遠ざかる方向に移動し、次の記録開始前には元の位
    置に復帰することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の記録装置。
  3. 【請求項3】ドラム上に設けられたチャックが記録紙の
    先端をスリップしないようドラム上に挟持固定し、記録
    動作中はドラムの回転により記録紙をドラムに巻回し、
    次の記録開始前にはドラムの逆回転により記録紙が元の
    位置に復帰することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の記録装置。
  4. 【請求項4】記録紙の搬送がドラムによって行なわれる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の記録装
    置。
JP58181033A 1983-09-28 1983-09-28 記録装置 Expired - Lifetime JP2583843B2 (ja)

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