JP2638515B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2638515B2
JP2638515B2 JP28182094A JP28182094A JP2638515B2 JP 2638515 B2 JP2638515 B2 JP 2638515B2 JP 28182094 A JP28182094 A JP 28182094A JP 28182094 A JP28182094 A JP 28182094A JP 2638515 B2 JP2638515 B2 JP 2638515B2
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JP
Japan
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recording
recording paper
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drum
paper
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JP28182094A
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豊 宮園
孝徳 松尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド等の記
録ヘッドを用いて記録紙に情報等の記録を行う記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メンテナンスが比較的容易なカラーハー
ドコピー装置として、例えばイエロー、マゼンタ、シア
ンの3色が順次塗布されたカラーインクシートを用いて
記録紙に順次熱転写して記録する記録装置が注目されて
きている。
【0003】以下、従来の記録装置について図4を用い
て説明する。図4において、101はサーマル記録ヘッ
ドであり、インクシート105と記録紙104を介して
ドラム102に圧接可能に保持されている。インクシー
ト105にはイエロー、マゼンタ、シアンの各インクが
順次塗布されており、供給リール106より供給され、
巻き取りリーツ107に巻き取られる。102は軸10
2aを中心として回動可能に保持されたドラムであり、
ドラム駆動モータによってステップ駆動され、その表面
に巻回された記録紙104の副走査方向への送りを行
う。紙ホルダ108はドラム102の外周に一部に設け
られ記録紙104の先端をドラム102上に強固に保持
するように構成されている。103はテンションローラ
であり、記録紙104がドラム102の外周に巻回され
る時に記録紙104がドラム102から浮上しないよう
に押さえる役目を果たす。
【0004】以下、その動作について説明する。図4
(a)は記録紙104がドラム102上の紙ホルダ10
8に保持された直後の状態図である。この状態よりドラ
ム102は反時計方向に回動し、記録紙104は記録開
始位置まで搬送されドラム102は一端停止する。この
後、サーマル記録ヘッド101は上昇し、一色目(例え
ばイエロー)の頭出しが終了して待機しているインクシ
ート105と記録紙104とを押圧する。図4(b)は
この時の状態を示すものでありサーマル記録ヘッド10
1が押圧状態になると一色目の記録信号に同期してドラ
ム102は反時計方向に回動を始める。同時にサーマル
記録ヘッド101に通電が開始されインクシート105
上のインクは記録紙104上に転写される。一色目の記
録が終了するとドラム102は停止しサーマル記録ヘッ
ド101は押圧を解除し図4(c)の状態になる。次に
ドラム102は記録開始位置まで回動し、その間にイン
クシート105は2色目(たとえばマゼンタ)の頭出し
が行われる。記録紙104とインクシート105の頭出
しが終了するとサーマル記録ヘッド101は再び上昇し
図4(b)の状態になり、2色目の記録が行われる。以
下、順次3色目(例えばシアン)まで記録が行われ、イ
エロー、マゼンタ、シアンの減法混色によってカラーハ
ードコピーが得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5は図4(b)の拡
大図で、記録開始直後の状態であるが、図5に示すよう
に記録紙104は紙ホルダ108からの引き出し部10
4に若干のふくらみが生じている。この膨らみは記録紙
104の腰の強さによるものであるが、テンションロー
ラ103を通過する時にも完全には取り除くことができ
ず多少のふくらみが残ってしまう。このふくらみのた
め、ドラム102の回動を開始してもふくらみが解消さ
れるまでの間、記録紙104の搬送が安定せず記録開始
時に紙送りむらが生じてしまうという問題を有してい
た。また、この膨らみの大きさは膨らみの部分がテンシ
ョンローラ103を通過する度に徐々に小さくなってい
くため、サーマル記録ヘッド101の押圧位置が各色毎
にまちまちとなり、色ずれの原因となっていた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、送りむら、色ずれの無い高品位の記録画像を得るこ
とのできる記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の記録装置は、記録紙の先端を保持する保持部
材が設けられた記録紙を支持する支持部材と対向して配
設され、入力される記録信号に応じて支持部材に支持さ
れる記録紙に対して記録を行う記録ヘッドと、この記録
ヘッドを支持部材に対し押圧するヘッド押圧手段と、記
録紙を搬送する搬送手段と、記録ヘッドが記録紙の記録
開始位置より手前で記録紙に当接するよう支持部材に対
し記録ヘッドを押圧し、この押圧した状態で記録紙の膨
らみが解消されるまで搬送手段を駆動し記録紙を搬送し
たのち記録ヘッドの支持部材に対する押圧を解除するこ
となく引き続き記録ヘッドに記録信号を与え記録を開始
させるよう制御する制御手段とを備えてなる。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、記録ヘッドが記録紙
の記録開始位置より手前で記録紙に当接するよう支持部
材に対し記録ヘッドを押圧し、この押圧した状態で記録
紙の膨らみが解消されるまで記録紙を搬送したのち記録
ヘッドの支持部材に対する押圧を解除することなく引き
続き記録ヘッドに記録信号を与え記録を開始させるの
で、記録紙の膨らみを完全に取り除いた後、引き続き記
録を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の記録装置の要部
構成を示すブロック図であり図において1はサーマル記
録ヘッド、2は外周に記録紙を巻回して回動可能なドラ
ム、3は記録ヘッド1をドラム2に対して押圧するヘッ
ド押圧手段、4はサーマル記録ヘッド1を駆動するヘッ
ド駆動手段、5はドラム2を回動させるドラム駆動手段
であり後述する制御装置からの制御信号を入力しデジタ
ル・アナログ変換するモータ駆動インターフェース6及
びこのモータ駆動インターフェース6からのアナログ信
号を受けてドラム2を駆動するドラム駆動モータ7を備
えている。8はドラム2に対してサーマル記録ヘッド1
を押圧した状態でドラム駆動手段5を駆動しドラム2を
所定量回動させた後、サーマル記録ヘッド1に対して記
録信号を与え記録を開始させるよう制御する制御手段で
ある。
【0011】以下、図2ないし図3を用いて説明する。
図2は本発明の一実施例の記録装置の要部の動作状態を
示すための側面図であり、図において1はサーマル記録
ヘッドでありインクシート10と記録紙11を介してド
ラム2に圧接可能に保持されている。インクシート10
にはイエロー、マゼンタ、シアンのインクが順次塗布さ
れており、供給リール12より供給され巻き取りリール
13に巻き取られる。ドラム2は軸2aを中心として回
動可能に保持されており、図示しないドラム駆動モータ
7(ステップモータ等)によってステップ駆動され、そ
の表面に記録紙11を巻回して記録紙11の副走査方向
への送りを行う。紙ホルダ14はドラム2の外周の一部
に設けられ記録紙11の先端をドラム2上に強固に保持
するように構成されている。15はテンションローラで
あり、記録紙11がドラム2上に巻回される時に記録紙
11がドラム2から浮上しないように押さえる役目を果
たす。
【0012】以上のように構成された本実施例の記録装
置について以下その動作を説明する。
【0013】図2(a)は記録紙11がドラム2上の紙
ホルダ14に保持された直後の状態を示しており、この
状態よりドラム2は制御手段8からのドラム回動信号
(A)により反時計方向に回動し記録紙11はサーマル
記録ヘッド1の押圧開始位置まで搬送されドラム2は一
端停止する。この後、制御手段8はヘッド押圧手段3に
対しヘッド押圧制御信号(B)を出力しサーマル記録ヘ
ッド1を上昇せしめ、1色目(例えばイエロー)の頭出
しが終了して待機しているインクシート10と記録紙1
1を共にドラム2へ押圧する。図2(b)はこの時の状
態を示すものであり、その拡大図を図3(a)に示して
いる。図3にてわかるようにこの状態に於いては紙ホル
ダ14からの引き出し部11aに若干の膨らみが生じて
いる。
【0014】次に制御手段8は再度ドラム駆動手段5に
対し、ドラム回動信号(A)を出力しドラム2を反時計
方向に所定量回動させ空送りを行う。すると、記録紙1
1の膨らみが解消されて図2(c)の状態になる。その
拡大図を図3(b)に示す。同図にてわかるように、上
述した空送り動作によって記録紙11の引き出し部11
aは膨らみが解消されてドラム2に密着することとな
る。なお、膨らみが解消するまでの空送りの長さはサー
マル記録ヘッド1の押圧力、記録紙11の厚さ、ドラム
2の摩擦係数等の条件によって異なるが実験によれば5
mmもあれば十分であった。
【0015】続いて、記録紙11の膨らみが解消された
図2(c)の状態より制御手段8はヘッド駆動信号
(C)を出力し、ヘッド駆動手段4を介してサーマル記
録ヘッド1へ通電を行いインクシート10上のインクを
記録紙11に転写せしめる。
【0016】以上のようにして一色目の記録が終了する
とドラム2は停止し、サーマル記録ヘッド1は押圧を解
除し図2(d)の状態になる。続いてドラム2はサーマ
ル記録ヘッド押圧開始位置まで回動し、その間にインク
シート10は二色目(例えばマゼンタ)の頭出しが行わ
れる。記録紙11とインクシート10の頭出しが終了す
るとサーマル記録ヘッド1は再び上昇し図2(b)の状
態になり、一色目の時と同様に空送り動作が行われた後
にサーマル記録ヘッド1に通電がなされ二色目の記録が
開始される。以下、順次三色目(例えばシアン)まで記
録が行われ、イエロー、マゼンタ、シアンの減法混色に
よりカラーハードコピーが得られる。
【0017】なお、上述の空送り時のドラム2の回転速
度を記録中の速度に同期させておけば、サーマル記録ヘ
ッド1に通電を開始した時に速度の変動が生じないので
より安定した記録が行われる。
【0018】以上のように各色毎に空送り動作を行うこ
とにより記録紙11のたるみを解消した後に記録が開始
されるので、送りむら、色ずれのない高品位の記録画像
が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、記録紙の先端を
保持する保持部材が設けられた記録紙を支持する支持部
材と対向して配設され、入力される記録信号に応じて支
持部材に支持される記録紙に対して記録を行う記録ヘッ
ドと、この記録ヘッドを支持部材に対し押圧するヘッド
押圧手段と、記録紙を搬送する搬送手段と、記録ヘッド
が記録紙の記録開始位置より手前で記録紙に当接するよ
う支持部材に対し記録ヘッドを押圧し、この押圧した状
態で記録紙の膨らみが解消されるまで搬送手段を駆動し
記録紙を搬送したのち記録ヘッドの支持部材に対する押
圧を解除することなく引き続き記録ヘッドに記録信号を
与え記録を開始させるよう制御する制御手段とを備えた
ことにより、記録ヘッドが記録紙の記録開始位置より手
前で記録紙に当接するよう支持部材に対し記録ヘッドを
押圧し、この押圧した状態で記録紙の膨らみが解消され
るまで記録紙を搬送したのち記録ヘッドの支持部材に対
する押圧を解除することなく引き続き記録ヘッドに記録
信号を与え記録を開始させるので、記録紙の膨らみを完
全に取り除いた後、引き続き記録を行うことができ、記
録紙の膨らみによる送りむら、色ずれの無い高品位の記
録画像を得ることができます。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の記録装置の要部構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の一実施例の記録装置の要部の動作状態
を示すための側面図
【図3】図2(b)並びに図2(c)の拡大図
【図4】従来の記録装置における要部の動作状態を示す
ための側面図
【図5】図4(b)の拡大図
【符号の説明】
1 サーマル記録ヘッド 2 ドラム 3 ヘッド押圧手段 4 ヘッド駆動手段 5 ドラム駆動手段 6 モータ駆動インターフェース 7 ドラム駆動モータ 8 制御手段 11 記録紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙の先端を保持する保持部材が設けら
    れた記録紙を支持する支持部材と、この支持部材と対向
    して配設され、入力される記録信号に応じて前記支持部
    材に支持される記録紙に対して記録を行う記録ヘッド
    と、この記録ヘッドを前記支持部材に対し押圧するヘッ
    ド押圧手段と、記録紙を搬送する搬送手段と、前記記録
    ヘッドが記録紙の記録開始位置より手前で記録紙に当接
    するよう前記支持部材に対し前記記録ヘッドを押圧し、
    この押圧した状態で記録紙の膨らみが解消されるまで前
    記搬送手段を駆動し記録紙を搬送したのち前記記録ヘッ
    ドの前記支持部材に対する押圧を解除することなく引き
    続き前記記録ヘッドに記録信号を与え記録を開始させる
    よう制御する制御手段とを備えた記録装置。
JP28182094A 1994-11-16 1994-11-16 記録装置 Expired - Lifetime JP2638515B2 (ja)

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JPH07172014A JPH07172014A (ja) 1995-07-11
JP2638515B2 true JP2638515B2 (ja) 1997-08-06

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