JPH02535A - 熱転写カラープリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、熱転写カラープリンタに関し、より詳細に
は、それぞれが異なる記録色の熱転写インク部を順次に
形成した長尺状のインクフィルムを用いてカラー画像を
記録する形式の熱転写カラープリンタの改良に関するも
のである。

［従来の技術］ この種の熱転写カラープリンタは１例えば、特開昭５８
−１４０２７０号公報や特開昭６１Ｉ　４９７３号公報
等々に記載されているように、それぞれが異なる記録色
、例えばイエロー、マゼンタ、シアンの３色の熱転写イ
ンク部を順次に形成した長尺状のインクフィルムに転写
紙を密着させた状丁３て、インクフィルム巻取用モータ
と転写１４Ｅ走行川モータとをＷＩＡ動させてサーマル
ヘッドに対して一側に走行させてイエローに記録色を熱
転写している。

そして、このイエローの記録か完了した後、上記転写紙
走行用モータをＴ！ＩＡ動して転写紙を他側に走行させ
て元の位置に移動させると共に、上記インクフィルム巻
取用モータを駆動させて上記インクフィルムをマゼンタ
の熱転写インク部がイエローの熱転写が完ｒした転写紙
に密着するように走行させ、マゼンタの熱転写インク部
に転写紙を’ＭＥさせた状態で上記インクフィルム巻取
用モーラと転写紙走行用モータとを駆動させている。そ
して、サーマルヘッドに対して一側に走行させてマゼン
タの記録を行うようにしている。

さらに、以下同様にして次にシアンの記録を行うことに
よって、いわゆるカラーのハードコピーを得ることがで
きる。

なお、上述のサーマルヘッドにおけるスキャンは、ビデ
オ信号をシアン、マゼンタ、イエローの減色法に基づく
信号に変換したものをシアン、マゼンタ、イエローの順
次の熱転写記録のそれぞれに対応して順次に供給される
ようになっている。

また、場合によっては、上述のようなシアン。

マゼンタ、イエローに追加してブラックが用いられるこ
ともある。

［発明か解決しようとする問題点］ このような従来の熱転写カラープリンタにおいて、イン
クフィルムに塗布された熱転写インクと既に転写紙の転
写されたインクとの間の摩擦抵抗か非常に大きいことか
わかった。

このため、ある色の熱転写インクによる記録が完了した
後に、別の色の熱転写インクによる記録をするに先立っ
てなされる、転写紙の逆送りとインクフィルムの巻上時
に問題か生している。

即ち、ある色の記録が完了したときには、転写紙とイン
クフィルムか密着しており、この状態で転写紙とインク
フィルムを互いに逆の方向に走行させることになるのて
、大きなｆｆ擦抵抗に抗して両者を走行させる必要かあ
り、このときに大きな負荷変動か生じ、転写紙やインク
フィルムの搬送五良か生じ、転写紙の巻込やインクフィ
ルムの巻込等の不具合を生じてしまう虞かある。

また、既に記録されている記録色のインクが転写紙から
こそげ取られてしまったり、次回の記録色に対する初期
位置かずれてしまい、いわゆる色スレを生してしまう。

このために、画質の劣化を生し易くなり、画質の信頼性
に欠けたものになってしまう。

そこで、この発明に係る熱転写カラープリンタは、ある
色の熱転写インクによる記録か完了した後に、別の色の
熱転写インクによる記録をするに先ケってなされる。転
写紙の逆送りとインクフィルムの巻上時に転写紙とイン
クフィルムの間に大きな摩擦抵抗か生しることがなく１
両者を安定に走行させることができ、画質を損なうこと
のない優れた熱転写カラープリンタを提供することを目
的とする。

［闇題点を解決するための−Ｆ段］ 」二連の目的を達成するために、この発すＩに係る熱転
写カラープリンタは、それぞれが異なる記録色の熱転写
インク部をｌ！７次に形成した長尺状のインクフィルム
に転写紙を密着させた状態で、インクフィルム巻取用モ
ータと転写紙走行用モータとを駆動させてサーマルヘッ
ドに対して一側に走行させてｎ番口の熱転写インク部の
記録色を熱転写し、ｎ番目の熱転写が完γした後、Ｅ記
転写紙走行用モータを駆動して転写紙を他側に走行させ
て元の位置に移動させると共に、上記インクフィルム巻
取用モータを駆動させて上記インクフィルムをｎ＋１番
目の熱転写インク部がｎ番目の熱転写か完了した転写紙
に密着させるように走行させ、インクフィルムに転写紙
を密着させた状態でＬ記インクフィルム巻取用モータと
転写紙走行用モータとを駆動させてサーマルヘッドに対
して一側に走行させてｎ＋１番目の熱転写・インク部の
記録色を熱転写する熱転写カラープリンタにおいて、０
番［」の熱転写の完了に基づきインクフィルム巻取用モ
ータを停止した後、転写紙走行用モータのみを駆動して
上記インクフィルムに転写紙をｖ、ｌｊさせたまま一側
に所定量だけ走行させた後、上記転写紙走行用モータで
転写紙を他側に走行させる制御手段を具備するように構
成することを特徴とする。

［作　用］ この発明に係る熱転写カラープリンタは、上述のように
構成されている制御手段を有しているので、ある色の記
録が完了した後に、別の色の記録をするに先立ってなさ
れる、転写紙の逆送りとインクフィルムの巻上前には、
転写紙とインクフィルムが一定はだけ同一方向に走行さ
れるときにインクフィルムにいわゆるたるみが生じ、こ
の後に両者が互いに逆方向に走行されるようにして両者
の摩４１Ｆ抵抗を実質的に低減させている。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を添付図面を用いて詳細に説明
する。

第１図は、この発明を適用した熱転写カラープリンクの
概略構成図である。

この熱転写カラープリンタにおいて、長尺状の転写紙Ｐ
はトラクタフィーダー１およびプラテンローラ２を介し
て延びている。この転写紙Ｐはプラテンローラ２と接す
る位置で供給ロール３と巻取ロール４の１１１１に張設
されたインクフィルムＦと接触する。この両者が接触す
る位ｌにおいて、インクフィルムＦの裏面側に配置され
たサーマルヘッド５によりインクフィルムＦ上のインク
が転写紙Ｆ上に転写され記録が行なわれる０図において
、符号７はインクフィルムＦの張力を安定させるための
ガイトローラ、８は記録後に密若した転写紙Ｐとインク
フィルムＦとを引き離すための剥離ローラである。また
、このｉｓローラ８の近傍にはインクフィルムＦの色検
出用マークＳＹ。

ＳＭ、ＳＣ（第２図参照）を検出するためのセンサ９か
設けられている。

トラクタフィーダー１は、ステップモータＭｌと接続さ
れており、転写紙Ｐを前進方向（矢印ａ方向）および後
退方向（矢印す方向）の両方向に搬送する。ステップモ
ータＭ１に与えられるパルスの数および極性によって転
写紙Ｐの搬送量および搬送方向が制御される。

インクフィルム巻取ロール４は、ワンウェイクラッチ１
０を介してステップモータＭ２と接続されており、イン
クフィルムＦを矢印Ｃ方向にのみ搬送する。ステップモ
ータＭ２に与えられるパルスの数によってインクフィル
ムＦの搬送量は制御される。ワンウェイクラッチｌＯは
、インクフィルムＦを矢印Ｃ方向に搬送する方向のため
のＳ動力を巻取ロール４に伝達し、それと逆方向の駆動
力は伝達しない、このワンウェイクラッチｌＯとしては
インクフィルム搬送方向であるＣ方向に過剰なトルクが
発生してもインクフィルムＦが切断されないようにすべ
りクラッチ等が用いられる。

このワンウェイクラッチｌＯは、常に一定の張力をイン
クフィルムＦに与えており、インクフィルムＦを確実に
巻取るための機能を持っている。

サーマルヘッド５は、転写紙ＰおよびインクフィルムＦ
を間にはさんで、プラテンローラ２と圧接する位ことプ
ラテンローラ２から離れた位置との間を揺動可渣に１没
けられている。サーマルへ・ント５をプラテンローラ２
に対して１圧接／離隔するためにサーマルヘッド５の一
部と接する偏心カム１１が設けられている。この偏心カ
ムｔｉはロータリソレノイド１４（第３図参照）によっ
て駆動される。そして、サーマルヘッド５は、プラテン
ローラ２に圧接された状ぶにおいて、サーマルヘッド５
に設けられたプラテンローラ２の軸と平行な方向に並列
された多殻の発熱エレメントを選択的に駆動することに
より、インクフィルムＦ上のインクを転写紙Ｐ上に転写
する。

第２ＵＡに示すように、インクフィルムＦは転写紙Ｐと
約同じ幅の長尺状であって、一定の長さしのイエロー、
マゼンタ、シアンの３色のインク層ＩＹ、ＩＮ、ＩＣを
その上に有している。また。

インクフィルムＦは各インク層ｒＹ、ｌ、［のその搬送
方向のＬ流側にそれぞれ色検出用マークＳＹ　、ＳＭ　
、ＳＣを持っている。マークＳＹ。

ＳＭ　、ＳＣは、その後に続くインク層の色を示す（＞
　ノＴ　アって、色検出センサ９によって検出される。

第３１’４は、熱転写型カラープリンタの制御回路を小
オフロック図である。プリンタ全体の制御を行なうＣＰ
Ｕ１２には、プリントスイッチ１３゜色検出用センサ９
．モータＭｌ、Ｍ２．サーマルへ、・？ト５およびサー
マルヘッド５を揺動するためのロータリソレノイド１４
か接続されている。

次に、熱転写カラープリンタにおける記録動作を第４図
（Ａ）〜第４図（Ｃ）のフローチャートおよび第５図の
タイムチャートを参照して説明する。

プリントスイッチ１３か操作されたことか検出されると
（ステップＳｔ）、ステップモータＭ２かオンされイン
クフィルムＦの搬送か開始される（ステップＳ２）、こ
の状態において、サーマルヘッド５はプラテンロラー２
から離されている。

そして、色検出センサ９によって、イエローマークＳＹ
か検出されると、カウンタＣＴを“０”にリセットする
と共に（ステップＳ４）、Ｍ２モータかオフされ、イン
クフィルムＦの搬送か停止上される。カウンタＣＴは、
イエロー、マゼンタ、シアンの記録か順次進むにつれて
各色の記録毎にカクントアップされるものである。この
とき、第６図に示されているように、転写紙Ｐにおける
画像か記録されるべき記録領域ＲＡの先端は、サーマル
ヘッド５に対して転写紙前進方向の上流側に距、ＩＬＺ
＋ＬＳだけ離れた位置にある。そこで、記録領域ＲＡの
先端をサーマルヘッド５と対向する位置に置くため、ス
テップモータＭ１をオンして転写紙Ｐの前進方向に搬送
を開始する（ステップＳ６）。そして、ステップモータ
Ｍｌに与えられたパルス数ＰＰが転写紙Ｐを距ｆｉＬ２
およびＬ５だけ搬送するためのパルス数２２およびＰ５
の和になると（ステップＳ７）、ステ・ツブモータＭｌ
をオフして転写紙Ｐの搬送を停止する（ステップＳ８）
。

このようにして、インクフィルムＦのイエローインク層
ＩＹおよび転写紙Ｐの記録領域ＲＡの両者をサーマルヘ
ッド５と対向する位置に位置付けた後、サーマルヘッド
５をプラテンローラ２に対して圧着させる（ステップＳ
９）。そして、サーマルヘラ１−５に１ライン分の記録
データを転送しくステ・・ｔプ５ＩＯ）、記録データに
応して発熱エレメントの各々を駆動して１９４２分の記
録を行なう（ステップ５ｌｌ）、この記録後、ステップ
モータＭｌ　、Ｍ２の両方に所定数のパルスを与え、転
写紙ＰとインクフィルムＦを回期して１９４２分たけ前
進搬送する（ステップ５１２）。

そして、記録領域ＲＡと対応する全ラインの記録か鰐Ｙ
するまで、ステップ１０〜１２のｌライン記録動作か繰
り返し実行される。

全ラインの記録が終了、すなはち記録領域ＲＡについて
のイエローのインクによる記録が終了すると（ステップ
５１３）、ステップモータＭｌ。

Ｍ２を両方共オンし、密着状態にある転写紙Ｐとインク
フィルムＦを同期して前進させるとともに（ステップ５
１４）、カウンタＣＴをインクリメントする（ステップ
５１５）。そして、ステ・ツブモータＭ２に与えられた
パルス数ＦＰか、インクフィルムＦをサーマルヘッド５
と対向する位置から２ｑａローラ８によって転写紙Ｐと
分蕩される位置まての距ｆｉＬＩたけ搬送するためのパ
ルス数Ｆ１に達すると（ステップ５１６）、カウンタＣ
Ｔか“３″よりかどうか判断して（ステ・ツブ５１７）
、′３”よりも小さい場合、すなわちまた３色の記録の
全てか終了していない場合、ステップモータＭ２をオフ
にする（ステップ５１８）。

このとき、ステップモータＭ１はオフされておらず転写
紙Ｐは前進方向に搬送されている。

したかって、サーマルヘッド５かプラテンローラ２に圧
接されていることによって転写紙Ｐと密着状態にあるイ
ンクフィルムＦは、ステップモータＭ２の駆動力ではな
く、転写紙Ｐの移動によってのみ搬送される。そして、
ステップＳ１４以降にステップモータＭｌに与えられた
パルス数ＰＰか転写紙Ｐを上記距＠ＬＩに加えて所定圧
ｆｉＬ３たけ搬送するためのパルス数（ＰＩ　＋Ｐ３　
）に達すると（ステップ５１９）、サーマルヘッド５を
プラテンローラ２から離隔する（ステップＳ２０）、こ
の時点において、インクフィルムＦはステップモータＭ
２をオフしたままで転写紙Ｐとの接触により搬送された
ため、巻取ロール４には巻取られずに剥離ローラ８の付
近でたるみを生じる。（第７図参ｒＫり このように、インクフィルムＦをたるませた後に、ステ
ップモータＭｌを逆転駆動し転写紙Ｐの後退方向（矢印
す方向ンへの搬送を開始する（ステップＳ２１）、そし
て、この後退方向に搬送中にステップモータＭｌに与え
られたパルス数ＰＰか、転写紙Ｐの記録領域ＲＡの先端
よりも上流側に距ｆｉＬ２だけ離れた非記録部をサーマ
ルヘッド５と対向する位置まで後退させるためのパルス
数（ＰＯ＋Ｐ１　＋Ｐ２　＋Ｐ３　）に達するとステッ
プモータＭ１をオフにする（ステップ５２２）、なお、
ここでパルス数ＰＯは、記録領域ＲＡの搬送方向の長さ
ＬＯ分だけ転写紙Ｐを搬送するためのステップモータＭ
１に与えられたパルス数である。

こうして、転写紙Ｐの非記録部をサーマルヘッド５と対
向する位置、すなわちインクフィルムＦと接触する位置
に位置付けた後、マゼンタのインクによる記録を実行す
るため、ステップモータＭ２をオンし、インクフィルム
Ｆの搬送を開始する（ステップ５２７）　、そして、マ
ゼンタのマークＳＭを色検出センサ９が検出すると（ス
テップ５２５）、ステップモータＭ２をオフしてインク
フィルムＦの搬送を停止する（ステップ５２６）１次に
、転写紙Ｐの記録領域ＲＡの先端をサーマルヘッド５と
対向させるため、ステップモータＭ１をオンしくステッ
プ５２７）、それに％えられるパルス数ＰＰが転写紙Ｐ
を距ｊｌｌＬまたけ搬送するためのパルスｌＰ２に達す
ると（ステップ５２Ｂ）、ステップモータＭ！をオフに
する（ステップ５２９）。

以上のようにして、既にイエローの記録かなされた記録
領域ＲＡの先端をサーマルヘッド５と対向する位置にお
いてマゼンタのインク層ＩＭと重ね合せた後、前述した
ステップ９〜２９と同様の動作を実行してマゼンタの記
録が行なわれる。このマゼンタの記録が終了すると、ス
テップ９〜１６と同様の動作が順次実行され、シアンの
記録か行なわれる。このようにして記録領域ＲＡには３
色のインクによるカラー画像が形成される。

シアンの記録か終了すると、カウンタＣＴは“３°°と
なっているため、ステップＳ１７の判断により、ルーチ
ンはステップＳ３０に進む。ステップＳ３０では、シア
ンの記録終了後にオンされたステップモータＭ２をオフ
にする。そして、サーマルヘッド５をプラテンローラ２
から離隔しくステップ５３１）、シアンの記録が終了後
にオンされたステップモータＭｌに与えられたパルス数
ＰＰか転写紙Ｐ？ｌｌ、外から送り出すためのパルスＩ
　（ＰＩ　＋Ｐ：ｌ　＋Ｐ４　’）　ニ達すると（ステ
ップ５３２）、ステップモータＭ１をオフにする（ステ
ップ５３３）、ここで、パルス数２４は転写紙Ｐを金色
の記録が終了した後に機外へと送り出すために距１！ｌ
Ｌ４だけ余分に搬送するためのものであって、任意の値
に設定されている。

以上説明したように、この実施例の熱転写型カラープリ
ンタにおいては、イエローおよびマゼンタの記録終了後
に、インクフィルムＦを搬送するためのステップモータ
Ｍ２をオフにした状態て転写紙Ｐのみを前進方向に搬送
することによって、インクフィルムＦにたるみを生じさ
せ、その後に転写紙Ｐを後退方向に搬送させる。したが
って転写紙Ｐを後退方向に搬送させるときには、きには
、インクフィルムＦにはテンションンが掛っていないた
め、転写紙Ｐとインクフィルム１間に生じるＰＩ摺低抵
抗低減できる。

また、この実施例の熱転写型カラープリンタにおいては
、インクフィルムＦの各インク毎に設けられたマークＩ
Ｙ、ＩＭ、ＩＣをサーチするためのインクフィルムＦの
搬送を転写紙Ｐの非記録部とインクフィルムＦとが対向
する状ｊムで行なっている。このため、転写紙Ｐ上にす
てに転写されたインクとインクフィルムとのインクとが
接触することがない。

本件発明者笠は、転写紙とインクフィルムとのＩＩｎの
Ｊｇ擦低抵抗検討するにあたフて、インクフィルムｌＺ
のインクと転写紙上に転写されたインクとを接触させた
場合には１両インク間に働く摩擦抵抗か１１常に大きい
ことを確認した。これに対して、この実施例のようにイ
ンクフィルムを転写紙の非記録部と対向させた状態でイ
ンクフィルムの搬送を行なえば摩擦抵抗はそれ程大きな
ものにはならない。

以上のように、この実施例の熱転写型カラープリンタに
よれば、転写紙とインクフィルム間の摩擦抵抗を軽減し
ているため、安定した両者の搬送を行なうことかでき、
良好なカラー画像が得られる。

なお、上述の実施例においては、転写紙として長尺状の
いはゆるロールベーパーを使用したものについて説明し
たか、これに限らずシート状のベーパーを使用してもよ
い、但し、この場合には、ベーパーのハンドリングのた
めに、上記トラクタフィダーのかわりにプラテンローラ
に対してベーパーの前進方向の上流側および下流側に各
々一対のベーパー搬送ローラーを設け、これらのローラ
ーの回転ｊ七および回転方向を制御する必要かある。ま
た、シート状のベーパーを用いるときには、そのベーパ
ー搬送路を形成するガイド板を設けることも必要である
。

また、−１二述の実施例においては、転写紙およびイン
クフィルムを搬送するための駆動手段としてステップモ
ータを用いたが、この代わりにＤＣモータを用いてよい
。但し、ＤＣモータを用いる場合には、パルス数による
回転量の管理ができなくなるので、エンコーダもしくは
タイマ等を用いて別途回転六の制御を行なう必要かある
。

さらに、上述の実施例においては、イエローマゼンタ７
シアンのインク層をもつインクフィルムを用いたか、そ
れに加えてブラックのインク層を追加しても良く、また
、全く異なる色の組合せのものとしてもよい、これらの
各色インク層の順番も全く任、αである。

そして、この発明に係る熱転写カラープリンタは、上述
の実施例に限定されることなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形実施することができることは勿論であ
る。

［発明の効果］ 以上の説明てＩＪ］らかなように、この発明に係る熱転
写カラープリンタは、ある色の熱転写か完了した後に、
別の色の熱転写をするに先立ってなされる、転写紙の逆
送りとインクフィルムの巻上時に、転写紙とインクフィ
ルムの間に大きな摩擦抵抗か生しることかないので、転
写紙やインクフィルムの走行か安定化し、しかも駆動の
負荷が非常に少なくてすむことになる。これに伴って、
転写紙とインクフィルムか接触する際に記録済のインク
をこそげ取ったり画質を劣化させたすせず、転写紙やイ
ンクフィルムの巻込事故を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の１実施例を示す熱転写カラープリ
ンタの要部構Ｉ＆図、 ｍ２ＶＡは、第１図中に示されるインクフィルムを拡大
して示す平面図、 第３図は、制御回路を示すブロック図。 ｍ４［Ａ（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）４；ｔ、動作説ＩＪＪ
ｍのフローチャート、 第５図は、同じくタイムチャート。 ：ＦＳ６図は、転写紙における各部長さを説明するため
の平面図、 第７図は、同じく転写紙の逆方向送り動作を示す構成図
である。 １・・・・転写紙 ２・・・・プラテンローラ ３・・・・供給軸 ４・・・・巻取軸 ５・・・・インクフィルム ６・・・・サーマルヘッド ７・・・・ガイドローラ ８・・・・′Ａ離ローラ ９・・・・１方向性クラツチ １０・・・・インクフィルム巻取用モータ１１・・・・
位置センサー ＩＹ、１１１．ＩＣ・・・・熱転写インク部Ｙ ＳＭ Ｃ ・・・・色検出マーク

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 それぞれが異なる記録色の熱転写インク部を順次に形成
   した長尺状のインクフィルムに転写紙を密着させた状態
   で、インクフィルムの巻取と転写紙を走行させる駆動手
   段とを駆動させてサーマルヘッドに対して一側に走行さ
   せてｎ番目の熱転写インク部の記録色を熱転写し、 ｎ番目の熱転写が完了した後、上記転写紙駆動手段を駆
   動して転写紙を他側に走行させて元の位置に移動させる
   と共に、上記インクフィルム駆動手段を駆動させて上記
   インクフィルムをｎ＋１番目の熱転写インク部がｎ番目
   の熱転写が完了した転写紙に密着されるように走行させ
   、インクフィルムに転写紙を密着させた状態で上記イン
   クフィルム駆動手段と転写紙駆動手段とを駆動させてサ
   ーマルヘッドに対して一側に走行させてｎ＋１番目の熱
   転写インク部の記録色を熱転写する熱転写カラープリン
   タにおいて、ｎ番目の熱転写の完了に基づきインクフィ
   ルム駆動手段を停止した後、転写紙駆動手段のみを駆動
   して上記インクフィルムに転写紙を密着させたまま一側
   に所定量だけ走行させた後、上記転写紙駆動手段で転写
   紙を他側に走行させる制御手段 を具備することを特徴とする熱転写カラープリンタ。