JPH11227308A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH11227308A
JPH11227308A JP2894298A JP2894298A JPH11227308A JP H11227308 A JPH11227308 A JP H11227308A JP 2894298 A JP2894298 A JP 2894298A JP 2894298 A JP2894298 A JP 2894298A JP H11227308 A JPH11227308 A JP H11227308A
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JP
Japan
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receiving sheet
image receiving
ink ribbon
image
peeling
Prior art date
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Pending
Application number
JP2894298A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Kaneshiro
和明 金城
Osamu Shimizu
治 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2894298A priority Critical patent/JPH11227308A/ja
Publication of JPH11227308A publication Critical patent/JPH11227308A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボンの安定な剥離によって転写不良
を防止できる画像形成装置。 【解決手段】 インクリボン2と受像シート3とを密着
させ選択的に加熱して画像記録を行った後にインクリボ
ンと受像シートを剥離させ受像シートに所望の像を形成
する画像形成装置において、受像シート裏面側に剥離バ
ー1を配置して、インクリボンの変形による転写不良を
避けるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、トナー(インクリボン)と受像シートとを密
着させ選択的に加熱して熱転写により、受像シートに所
望の像を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、図3に示すよう
に、インクリボン供給側から未使用のインクリボン11
と受像シート12がサーマルヘッド13へ向けて供給さ
れる。重ね合わせ密着させたインクリボン11と受像シ
ート12を、サーマルヘッド13とプラテン14によっ
て押圧し、サーマルヘッド11により加熱して、インク
リボン11のインクが受像シート12側へ熱転写されて
画像が記録される。記録が終了すると重ね合わされてい
たインクリボン11と受像シート12は、剥離バー15
により分離、剥離されて、受像シート12は矢印の方向
へ水平に排紙口へ向け搬送され、使用済みのインクリボ
ン11はガイドローラ16を介し、搬送方向を変えて上
方のインクリボン巻取側へ搬送され、巻き取られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、受像シート12から使用済みのインク
リボン11を剥離する場合に、剥離バー15を用いてイ
ンクリボン11の搬送方向を変えて剥離している。しか
し記録から剥離まではインクリボン11と受像シート1
2は重ね合わせたまま、安定に搬送しなければならない
ので、この間、両者を剥離バー15で押さえるような配
置となっているが、インクリボンは厚さが薄いので剥離
バー15との摩擦により常時安定に搬送することが難し
く、引き付け等が起きやすく、転写不良を引き起こすと
いう問題があった。そこで、本発明は、インクリボンを
安定に剥離できるようにして、転写不良を防止できる画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、インクリボンと受像シート
とを密着させ選択的に加熱して画像記録を行った後にイ
ンクリボンと受像シートを剥離させ受像シートに像を形
成する画像形成装置において、受像シートの裏面側に剥
離器具を配置することを特徴としている。この構成によ
れば、インクリボンよりも厚さが厚く、引き付け等の変
形を受けにくい受像シート側に剥離器具を移したので、
剥離器具は受像シートの裏面側と接触してインクリボン
を剥離することによって、引き付け等による転写不良は
防止できる。
【0005】また、請求項2および3記載の発明は、剥
離器具として特に剥離バーか又は剥離ロールを配置する
ことを特徴としている。この構成によれば、鋭角的な剥
離バーを用いることによって強力な剥離分離力が得ら
れ、また、剥離バーに代えて表面が円形で摩擦の少ない
剥離ロールを用いることによって、剥離バーよりも多少
は剥離分離する力は落ちるものの、摩擦による変形等に
よって発生する転写不良は、剥離バーの場合よりも軽減
され、より安定な搬送を行うことができる。いずれを選
ぶかは、強力な剥離分離力を採るかより安定な搬送を採
るかインクリボンの厚み等を勘案しながら決めればよ
い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態に係る画像形成装置の構成図である。図1に
おいて、2はインクリボン(記録材料)で、例えば、3
〜6μm程度の薄い支持体にインクを塗布したものであ
る。3は受像シート(受像材料)でインクリボンよりも
厚く全体で100μm程度の厚さを有し、支持体上にイ
ンクリボン2からのインクを受け止める受像層を形成し
たもので、加熱により接着力が増加してインクの定着が
安定化される、いわゆる熱接着性受像層型の熱転写シー
トを構成している。
【0007】4はサーマルヘッドであり、ヒータ4’に
駆動パルス信号に基づいて選択的に通電して発熱させ、
トナーインクを受像シート3上に熱転写する。5は記録
時にインクリボン2と受像シート3を重ね合わせサーマ
ルヘッド4との間に押圧して密着させるプラテンであ
る。1は本発明の剥離装置であり、ここでは剥離バーを
用いている。剥離バー1は従来とは反対側(図では下
側)の受像シート3の裏面側に接触するように配置し
て、転写済みのインクリボン2と受像シート3を剥離分
離する。剥離された受像シート3とインクリボン2はガ
イド板7を介して分離され、それぞれ駆動源(図示して
いない)によって回転するピンチローラ6、インクリボ
ン巻取側リールにより、搬送排出されるか又はガイドロ
ール8を介し巻き取られる。
【0008】つぎに動作について説明する。図1に示す
ように、記録時にはインクリボン2と受像シート3を、
サーマルヘッド4とプラテン5の間に重ね合わ密着させ
ながら、間欠的に副走査方向(左方向)へ搬送して、ヒ
ータ4’を駆動パルスににより駆動発熱させて熱転写記
録を行い、記録終了後はインクリボン2と受像シート3
は、剥離バー1によって剥離され、ガイド板7により分
離ガイドされながら、受像シート3はピンチローラ6に
よって搬送排出され、インクリボン2はガイドロール8
を介して巻き取られるが、この間、剥離バー1を厚い受
像シート3の裏面側に接触するように配置しているの
で、薄いインクリボン2と接触する側に剥離バーを配置
した従来例に比較して、インクリボンの引き付け、シワ
等の変形が原因で発生する転写不良は発生しない。
【0009】カラーハードコピーを行う場合は、例え
ば、インクリボン2としてインク層を1フレームの長さ
毎にイェロー(Y)、マゼンタ(M)、シァン(C)、
ブラック(K)の4色に色分けしたものを用いる。先
ず、イェローYの転写位置にインクリボン2と受像シー
ト3を重ね合わせ密着セットして、Yの転写をサーマル
ヘッド4を駆動して1フレーム分行い、そのまま搬送し
剥離バー1によりインクリボン2と受像シート3を剥離
させて、インクリボン2の転写済みのYフレームを巻取
リールに巻き取る。
【0010】次に、搬送機構を逆回転させて受像シート
3を元の位置まで戻すと同時に、インクリボン2を次の
マゼンタMのフレームのインク層が、サーマルヘッド4
の下方にセットされるように移送して見当合わせを行
い、サーマルヘッド4を駆動してM転写を1フレーム分
行って、そのまま搬送し剥離バー1によりインクリボン
2と受像シート3を剥離させて、インクリボン2の転写
済みのMフレームを巻き取る。同様にして以下、シァン
C、ブラックKの転写を順次行って受像シート3を正
転、逆転を4往復させることによって、面順次方式によ
るYMCKの混合色によるカラーハードコピーが得られ
る。
【0011】このようにして、カラーハードコピーの場
合は1枚のカラー印刷を行うのに、YMCK毎に4回、
剥離を行い、フレームの見当合わせを行うことになる
が、剥離バー1を厚さの厚い受像シート3の裏面側と接
触するように配置を変えて、剥離バーとの摩擦により変
形しやすいインクリボン2との接触を避けたので、イン
クリボンの変形が原因で発生する転写不良は無くなる。
なお、ここでは、YMCK4色の最も基本的な面順次熱
転写記録方式を例に画像形成について説明したが、これ
に限定するものではなく、その他の昇華型や溶融型の記
録、レーザーなどの記録、単色、2色以上の複数色面順
次記録、を用いた画像形成装置の場合にも適用可能であ
ることは勿論である。
【0012】次に、本発明の第2の実施の形態について
図を参照して説明する。図2は本発明の第2の実施の形
態に係る画像形成装置の構成図である。図2において、
1´は剥離バー1に代わる剥離ロールである。その他の
構成は第1の実施の形態と同一である。
【0013】第2の実施の形態は、第1の実施の形態の
剥離装置としての剥離バー1を剥離ロール1’で置き換
えたものであって、剥離ロール1´は受像シート3と接
触する表面が滑らかな円形なので、剥離バー1よりは剥
離、分離力が多少落ちるが、その代わりに摩擦による変
形等の心配は少なく、インクリボン巻取リール、ピンチ
ローラ等の駆動力も利用しながら剥離を行うことで安定
な搬送が維持できる。以上、剥離装置として剥離バー1
と剥離ロール1’とを挙げたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、受像シート3をガイドする曲面を持
ったものであれば他のどのようなものでもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクリボンと受像シートとを密着させ選択的に加熱し
て、受像シートに所望の像を転写形成する画像形成装置
で、剥離バーまたは剥離ロールを受像シート裏面側に配
置したので、インクリボンの安定な剥離が可能になり、
転写不良のない良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の構成図である。
【図3】従来の画像形成装置の構成図である。
【符号の説明】
1 剥離バー 1’ 剥離ロール 2 インクリボン 3 受像シート 4 サーマルヘッド 4’ ヒータ 5 プラテン 6 ピンチローラ 7 ガイド板 8 ガイドロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンと受像シートとを密着させ
    選択的に加熱して画像記録を行った後にインクリボンと
    受像シートを剥離させ受像シートに所望の像を形成する
    画像形成装置において、 受像シート裏面側に剥離器具を配置したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置において、 前記剥離器具は剥離バーであることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置において、 前記剥離器具は剥離ロールであることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
JP2894298A 1998-02-10 1998-02-10 画像形成装置 Pending JPH11227308A (ja)

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JP2894298A JPH11227308A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 画像形成装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102105308A (zh) * 2008-07-31 2011-06-22 伊斯曼柯达公司 热传导电隔离剥离构件组件
JP2012121183A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Toppan Printing Co Ltd 情報記録装置
CN106183465A (zh) * 2016-08-31 2016-12-07 重庆品胜科技有限公司 一种机芯结构
CN106183462A (zh) * 2016-08-31 2016-12-07 重庆品胜科技有限公司 一种打印机
CN106240172A (zh) * 2016-08-31 2016-12-21 重庆品胜科技有限公司 一种打印机机芯结构

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