JPS59215873A - 熱転写型印刷方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱転写型印刷方法に係り、−色の転写の後記録
紙の転写部分が転写紙より剥離した後転写紙と一色分先
送りし、次に記録紙と転写紙を共にプラテンローラの回
転により戻して次の一色の転写を行なうことにより、プ
ラテンローラの径が小さく装置全体が小型軽量となり、
記録紙がプラテンローラの回転に従ってずれることなく
移動して複数回の転写で色ずれを起こすことなく一般の
普通紙を記録紙として使用でさる熱転写型印刷方法を提
供することを目的どする。

ｔ；Ｌ　＞ＩＣより三原色のイエロ一部、マゼンタ部、
シアン部が所定長順次繰り返して設けられた転写紙を用
いて一個のサーマルヘッドでカラー印刷を行なうだ）転
写型印刷装置がある。この熱転写型印刷装置に（上記録
紙をプラテンローラに巻付けて固定し、プラテン［」−
ラの１回転に付ぎ１色の印刷を行ないプラテン［Ｊ−ラ
の３回転でカラー印刷を行なう乙のがある。しかし、そ
の装置では例えばＡ４リイズの記録紙に印刷を行なうた
めにはプラテンローラの外径が略９５ｍｍ以」ことなり
、装置が人望Ｃ′手く、（５価になるという欠点がある
。

また、記録紙の両側に一定ピッチの穴を設け、スプロケ
ットによりプラテンローラの回転と共に記録紙を送って
１色の印刷を行なった後、スプログツＩ〜を逆回転して
記録紙を戻して次の１色の印刷を行ない、同様にしてカ
ラー印刷を行なうものがある。この装置はプラテンロー
ラの外径を小ざくすることができるが、両側に一定ピッ
チの穴を設置ＪｋＱＦｉ別の記録紙にしか印刷すること
ができず一般の普通紙に印刷をすることができないとい
う欠点があった。

本発明は上記の欠点を除去した・ｂのであり以下図面と
共にその一実施例につき説明する。

第１図は本発明方法を適用した印刷装置の一実施例の構
成図を示す。同図中、１は供給ローラであり、この供給
ローラ１には例えば幅２１５ＩＩ１ｍで長さ３１０ｍｍ
毎にイエローの熱溶融性インクの塗布されたイエロ一部
、これと同様なマゼンタ部。

シアン部が順次繰り返して設けられた転写紙２が巻回さ
れている。この転写紙２はガイド柱３．プラテンローラ
４．ローラ５に導びかれて巻取ローラ６に案内され、こ
の巻取ローラ６に巻回されており、モータ７に駆動され
る巻取ローラ６の時計方向回転及びモータ７に駆動され
る供給ローラ１の反時計方向回転によって転写紙２が移
動せしめられる。

また、８はクランプローラでモータ９に駆動されて回転
し、このクランプローラ８とパルスモータ１０に回転駆
動されるプラテンローラ４との間に記録紙１１を秋ｊ）
シてこれを移動せしめる。まＩこ、１２，１３１まクラ
ンプローラで゛あり、クラン／１．１−ラ１３はモータ
１４の駆動力をスリップ（幾（ｌ’ｌ　（図示ぜず）を
介して伝達されて回転し、クランプ【」−ラ１２．１３
の外周は互いに当接しておリクランブ［Ｊ−ラ１２はク
ランプローラ１３の回転につれて回転し、クランプロー
ラ１２，１３間に記録紙を挟持して移動さゼる。ローラ
５はアーム１５の先端に取り（’Ｊ’　ｌ〕られており
、モータ９によって回転駆０」され、アーム′１５は支
点１６を中心どじて回動自在とされており、通常はバネ
２８【ごイ」勢されてローラ５がプラテンローラ４に当
接しプランジＡ７１７の駆動ににリローラ５がプラテン
［］−ラ４より１罐間１゛るにう回転する。１ナーマル
ヘツド１　Ｂはヘッドボルダ１９に固定され、このヘッ
ドボルダ゛１９は支点２０を中心として回動自在とされ
ており、モータ２１に駆動されるカム２つの回転により
ヘッドボルダ１９がプラテンローラ４に当接又はこれに
より離間するよう回動する。

２２〜２４はセンサである。センサ２２は転写紙２のイ
エロ一部、マゼンタ部、シアン部夫々の一定位置に設け
られたマークを検出り−る。レンリ２３．２４夫々は記
録紙のイ１無を検出する。これらのセンサ２２〜２４人
々の検出信号はマイクロコンピュータ２５に供給され、
マイクロコンピュータ２５は上記検出信号に応じてモー
タ７．９゜１０．１４及びプランジャ１７．２１を駆動
させる。

次に本発明装置の動作を第２図に示リフ［ＪヂＶ−トと
共に説明する。マイクロコンピュータ２５は電源投入後
第３図示のフロヂｊ／−１−を実行する。

記録紙１１が供給されると、センサ２３はこれを検出し
、ステップ３０に続いＣステップ３１が実行される。ス
テップ３１においてローラ５がプラテンローラ４に当接
し、サーマルヘッド１８がプラテンローラ４より前関し
た状態で、モータ７゜９．１０．１４が駆動されて第１
図に矢印で示す如くプラテンローラ４は反時計方向に回
転し、ローラ５．クランプローラ８，１３．巻取ローラ
６夫々は時計方向に回転せしめられる。これにょって記
録ｆｔ１１１１ニブラテンローラ４の回転により移動し
、また、巻取ローラ６に巻き取られて移動り−る転写紙
２に案内され、更にガイド板２６．２７に案内された後
クランプローラ１２．１３に挟持されて移動して記録紙
ローディングが行なわれる。

このｎＮ録紙１１がクランプローラ１２，１３を通過し
て記録紙１１の先端がセンサ２４で検出されるど、スラ
ップ３２の判断によって次のステップ３３の転写紙２の
巻戻し動作を開始する。

ステップ３３において、プランジャ１７が駆動され第３
図に示す如くローラ５はプラテンローラ／ＩＪ、り自１
間する。また、モータ７の駆動によって供給［１−ラ１
は矢印に示ず如く反時泪方向に回転し転゛ｑ紙２が？１
５戻される。このどき記録紙１１は１’７１Ｊ−Ｌ／た
クランプ１コーラ１２．１３に挟持されており移動しな
い。転写紙２が巻戻されて例えばイエロ一部の先９コ１
がプラテンローラ４の１ナーマルヘツド１　Ｂの圧接さ
れる位置どなったとき転写紙２のマークがゼンリ−２２
で検出され、これによってステップ３／１からステップ
３５の実行に移行する。

ステップ３５ではプランジャ１７の駆動によりローラ５
がプラテンローラ４にり汀１間し／ｊ状態でモータ９．
１０．１４夫々が駆動される。パルスモータ１０には例
えば２００パルスの駆動パルスが供給されプラテンロー
ラ４は所定角度だけ時ｈ］力方向回転し、またモータ９
の駆動にＪ：リフランプローラ８はプラテンローラ４の
周速度より僅かに犬なる周速度で反時甜方向に回転し、
またモータ１４の駆動によりクランプローラ１３が時計
方向に回転する。これによって記録紙１１の印刷開始位
置がプラテンローラ４のサーマルヘッド１８の圧接され
る位置まで記録紙１１が巻戻されて頭出しが行なわれる
。このときクランプローラ８の周速度はプラテンローラ
４より大であり、クランプローラ１３は記録紙１１の移
動とは逆方向に回転してバックテンションを与えている
ので記録紙１１はプラテンローラ４の表面上に弛むこと
なく密着している。

この後、サーマルヘッド１８に供給されて印刷される印
刷情報が用意されるとステップ３６が実行される。ステ
ップ３６にＪ５いてプランジ１７１７は駆動されずロー
ラ５は第４図に示す如くプラテン［］−ラ４に当接し、
モータ２１の駆動によりカム２９が所定角度回転しサー
マルヘッド１８がプランジに１−５４に圧接される。ま
たパルスモータ１０に例えば２００パルスの駆動パルス
が供給されてプラテンローラ４は反時計方向に回転し、
これとノＬに七−夕７．９．１４の駆動によってａ　−
ラ５１巻取Ｌ］−ラ６．クランプローラ１３夫々が１１
”ｌ　泪力向に回１ｒ！−，シ、クランプローラ８が反
時計方向に回転する。これによって転写紙２及び記録紙
１１は同−速用で第４図の矢印へ方向に走行する。

この間サーマルヘッド１８には印刷情報が供給され、り
一ンルヘッド１８の熱により溶ＩＡ１！された転写紙２
のインクが記録紙に転写される。サーマルヘッド１８へ
の印刷情報の供給が柊っ１＝後、パルスし−り１０には
例えば２００パルスの駆動パルスが更に供給され、かつ
、モータ７．９．１４が駆動されて、転写紙２及び記録
紙１１は空送りされる。これによって転写紙２と記録紙
１１の転写を終了した部分はローラ５を通過し、記Ｑ紙
１１の転写部分は転写紙２より剥離される。

次にステップ３７ではプランジャ１７及びモータ２１の
駆動によってローラ５及びサーマルヘッド１８はプラテ
ンローラ４より離れ、記録紙１１が停止したプラテンロ
ー５４とクランプローラ８゜クランプローラ１２，１３
に挾持された状態で、モータ７が一定時間駆動されて巻
取ローラ６だけ　　−が時計方向に回転し、例えば転写
紙２のマピンタ部の後端がローラ５に当接するまでつま
り転写紙２の１色分が先送りされる。このステップ３７
の転写紙２の先送りの際記録紙１１の転写がなされた部
分は先送りのため移動する転写紙２に接ｍニジてはいな
いため記録紙１１に転写され１＝インクを傷めることは
ない。次に、ステップ３８においτ、プランジャ１７の
駆動によりローラ５がプラテンローラ４より離間した状
態でパルスモータ１０には例えば２２００パルスの駆動
パルスが供給されプラテンローラ４は時計方向に回転し
、これとともにモータ７．９．１４の駆動にＪ：って供
給ローラ１．タランプローラ８が反時計方向に回転しク
ランプ「フープ１３が詩計り向に回転して転写紙２ど記
録紙１１とが巻戻される。このとぎクランプ［−１−９
８の周速度はプラテンローラ４の周速度より大−Ｃあり
、またクランプローラ１３が記録紙′１１にバックアン
ジョンを与えるため記録紙１１は弛むことなくプラテン
ローラ４の外周上に密着ｌバブラアン］］−ラ４の回転
に従って移動する。

この答戻しを終了り゛ると記録紙１１の印刷開始位置及
び転写紙２のマゼンタ部の先端夫々はプラテンローラ４
のり一−マルヘッド１８の圧接される位置におかれてい
る。

この１１２スデツブ３９を経てステップ３６が再び実行
されてマじ２夕の転写が行なわれ、更にステップ３７．
３８ににってシアンの転写準備がさなれ、ステップ３９
からステップ３Ｇの実行ににってシアンの転写が行なわ
れて記録紙１１にカラー印刷が行なわれる。この後ステ
ップ４ｏよりステップ７１．１に移行し、このステップ
４１においてプランジ＼７１７の駆動によりローラ５が
プラテンローラ４より離間した状態でモータ９．１０．
１４の駆動によりプラテンローラ４が反時計方向に回転
し、クランプローラ８，１３が時ｎ１方向に回転して記
録紙１１が排出され、カラー印刷の処理が終了する。

このように記録紙１１は常にプラテンローラ４に密着し
てプラテンローラ４の回転に従って移動し、転写後記録
紙の転写部分は空送りによって転写紙より剥離された後
転写紙の先送りがなされるため、記録紙が転写紙に付着
して位置ずれを起すことはない。従って記録紙の移動量
を正確にでき３回の転写により色ずれを完全に除去する
ことができる。記録紙の移動はスプロケットを使用しな
いので記録紙として一般の普通紙を使用できる。

また、−色の転写後記録紙を記録開始位置まで戻すので
プラテンローラの外径を小さくり“ることができ、これ
によって装置全体が小型軽量となる。

なお、転写紙はイエロ一部、マゼンタ部、シアン部の他
にブラック部が設りられたものであっても良く、転写紙
の色は何色であっても良く、上記実／１１！ｉ例に限定
されない。

１、：　’ｒ’ｄ：の如く本発明になる熱転写型印刷方
法は、了り数色の熱溶ハ１１１１−インクが所定長順次
繰り返し設（）られた転写紙と記録紙とをプラテンロー
ラの外周十で重４９プラデンローラを回転して走行せし
め、インクを該プラテンローラ外周上でザーマルヘッド
（こＪ：り溶融して一色ずつ記録紙に転写し、複数回の
転写でカラー印刷を行なう熱転写型印刷方法において、
−色の転写終了後記録猟の転写部分が転７７紙の転写部
分より離間して剥離りるまでプラノンローラを回転して
記録紙と転写紙とを共に走１ｊさ【！で空送りした後、
プラテンローラの回転を浮止して転写紙のみを一色分の
所定長だけ先送りし、次にプラテンローラを転写時とは
逆方向に回転し°Ｃ記録紙と先送りされ！、：転写紙と
を共に転写（１・１と逆向きに＞、１行さけて転写及び
空送りによる送り甲だり戻した後、次の一色の転写を行
なうため、ブラ７ンＩ−！−ラの外径は小ざくて済み装
置全体が小Ｑ１．ｌ軽量となり、記録紙のその転写部分
が転写紙に（Ｊ　盾’Ｉることなくプラテンローラの回
転に従つて移動しスプロケットの使用な（して記録紙の
移動量を正確にでき一般の普通紙を記録紙として使用で
き、更に、記録紙と先送りされた転写紙とを戻す際、記
録紙を転写時ど逆方向に回転Ｊるプラテンローラとプラ
テン［１−ラの周速度Ｊ：り大なる周速度で回転覆るロ
ーラとで挟持して引張することにより走行材しめるど共
に他の２つのローラで挟持してパックテンションを加え
、プラテンローラ外周上に記録紙を弛みなく密着さけた
ため、記録紙の移動■がより正確になり複数回の転写に
よる色ずれを除去することができる等の特Ｌ（を有°す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を適用した装置の一実施例の構成図
、Ｍ２図は本発明方法の一実施例のフロチャート、第３
図、第４図夫々は第１図示の装置の各動作状態を説明す
るための図である。 １・・・供給ローラ、２・・・転写紙、４・・・プラテ
ンローラ、５・・・ローラ、６・・・巻取ローラ、７，
９゜１４・・・モータ、８，１２．１３・・・クランプ
ローラ、１０・・・パルスモータ、１１・・・記録紙、
１７．２１・・・プランジャ、１８・・・サーマルヘッ
ド、１つ・・・ヘッドホルダ、２２〜２４・・・セン１
す、２５・・・マイクロコンピュータ、３０〜４１・・
・ステップ。 第２図 第３図 第４図 第１頁の続き ０発　明　者　木内勉 横浜市神奈用市守屋町３丁 番地日本ビクター株式会社 ０発　明　者　北村宏記 横浜市神奈用区守屋町３丁 番地日本ビクター株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　複数色の熱溶融性インクが所定長順次繰り返
   し設（）られた転写紙と記録紙とをプラテンローラの外
   周上で車ね該プラテンローラを回転して走行已しめ該イ
   ンクを該プラテンローラ外周上でサーマルヘッドにより
   溶融して一色ずつ該記録紙に転写し、複数回の転写でカ
   ラー印刷を行なう熱転写型印刷方法において、該−色の
   転写終了後該記録紙の転写部分が該転写紙の転写部分よ
   り離間して剥１１りるまで該プラテンローラを回転して
   該記録紙と転写紙とを共に走行させて空送りし。！、：
   後、該プラテン［Ｊ−ラの回転を停止して該転写紙のみ
   を一色分の該所定長だり先送りし、次に該プラテン［」
   −ラをＩｎ１写＋１ｉ’ｌとは逆方向に回転して該記録
   紙と該先送りされた転写紙とを共に転写時と逆向きに走
   行させて該転写及び該空送りによる送り母たり戻した後
   、次の一色の転写を行なうことを特徴とする熱転写型印
   刷方法。 Ｑ）該記録紙と該先送りされた転写紙とを戻す際、該記
   録紙を転写時と逆方向に回転する該プラテンローラと該
   プラテンローラの周速度より人なる周速度で回転するロ
   ーラとで挾持して引張することにより走行せしめると共
   に伯の２つのｌ］−ラで挾持してパックテンションを加
   え、該プラテンローラ外周上に記録紙を弛みなく密るさ
   口たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の熱転
   写型印刷方法。