JPH0215873B2 - - Google Patents
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- JPH0215873B2 JPH0215873B2 JP52022982A JP2298277A JPH0215873B2 JP H0215873 B2 JPH0215873 B2 JP H0215873B2 JP 52022982 A JP52022982 A JP 52022982A JP 2298277 A JP2298277 A JP 2298277A JP H0215873 B2 JPH0215873 B2 JP H0215873B2
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Classifications
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- G—PHYSICS
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
〔技術分野〕
本発明は、複写機等の画像形成装置、特にプロ
グラムによるシーケンス制御を行う画像形成装置
の改良に関するものである。 〔従来技術〕 従来複写機等においてプロセスシーケンス制
御、タイミング制御は、リレー回路の組合わせ、
もしくは通称ハードワイア型論理回路のみを用い
てプロセス処理手段(帯電、露光、現像、転写プ
ロセス等を達成する為の必要な機器)を作動制御
するものであつた。 しかしリレー回路もしくは論理回路は特定の機
能の為に回路構成されるので、その機能を変更し
たりするときは回路構成を組み変え配線し直す手
間がかかるものであつた。しかも処理機器を多く
したり複雑な制御をさせようとするとその為の回
路構成や配線が極めて複雑になり、信頼性を悪化
するものであり、保守点検を困難にするものであ
つた。 この欠点を除去すべく出願人は多数の処理対象
を有する複写機等に有効な構成のプログラムメモ
リによるシーケンス制御装置を提案した(特願昭
51―36614)。 上述した提案のものでは、それぞれ異なるチツ
プからなるプログラムメモリ(ROM)、データ
メモリ(RAM)、入出力ポート、プロセツサ等
の回路素子を組み合わせて、シーケンス制御を行
う。よつて必要な数の入出力ポートおよび必要な
容量のプログラムメモリを組み合わせて、制御回
路を構成でき、数多くの入出力ポートと大容量の
プログラムメモリを用いることにより多くの対象
を制御できる。しかしながら、その反面で制御回
路の構成が複雑化する傾向がある。 又、マイクロコンピユータに比べ非常に大型の
コンピユータであるミニコンピユータを用いて複
写制御を行うものとして特開昭51―42542号公報
が知られている。 しかしながら、特開昭51―42542号公報におい
ても上述した特願昭51―36614と同様にプログラ
ムメモリ、データメモリ、入出力ポート、プロセ
ツサ等多数の回路素子を組合わせることになり、
多くの対象を処理できる反面、制御回路の構成が
複雑化する傾向がある。 そこで、1チツプマイクロコンピユータにより
シーケンス制御することによつて制御の為の構成
を簡単にすることが考えられる。 しかしながら、1チツプマイクロコンピユータ
は、信号入力する為の入力ポート数が限られてお
り、また制御プログラムを格納する為のメモリ容
量も限られている。つまり、特開昭51―42542号
公報に示されているようなミニコンピユータのシ
ステムに比べると、1チツプマイクロコンピユー
タの入力ポート数及び制御プログラム格納用のメ
モリ容量は、非常に少ない。 例えば、特開昭51―42542号公報に示されてい
るミニコンピユータによる制御手法では、記録中
に融着器の故障、連動解除等の複数の停止要因の
発生を常時入力判定し、停止要因が発生すると直
ちに複写終了のための制御を行つている。また、
ミニコンピユータによる制御手法では、入力判定
する停止要因を1つ1つプログラム命令により選
択し、選択した停止要因を1つ1つ入力判定して
いる。このためにミニコンピユータによる制御手
法では、非常に多くのプログラムステツプ数を必
要とする。 従つて、特開昭51―42542号公報に示されてい
るミニコンピユータによる制御手法を、そのまま
1チツプマイクロコンピユータに適用することは
できない。即ち、ミニコンピユータに示されてい
る制御手法を1チツプマイクロコンピユータに適
用するためには、入力対象を少なくし、またコン
ピユータの制御する項目を少なくしなければなら
ない。しかしながら、このとき単純にコンピユー
タの制御項目を少なくしたのでは、シーケンス制
御の精度が損なわれてしまうという問題がある。 〔目 的〕 本発明は上述した1チツプマイクロコンピユー
タを用いて画像形成装置を制御する場合の問題点
を解決し、複写機等のシーケンス制御の為の構成
を簡単にし、しかもそのシーケンス制御の信頼度
を損なうことのない画像形成装置の提供を目的と
するものである。 また本発明は、従来のシーケンス制御と同様の
制御を行う場合にも、従来より少ないプログラム
ステツプ数で制御可能にして、限られたプログラ
ムメモリ容量の1チツプマイクロコンピユータに
おいてもシーケンス制御の精度を損なうことのな
いようにし、1チツプマイクロコンピユータの限
られた数の入力ポートを効率よく利用したもので
ある。 即ち、本発明は、従来記録動作中に常時入力判
定していた記録動作の停止要因を、記録開始前は
記録処理のためのデータ信号の入力と同じ時間帯
に入力判定し、他方記録開始後は時々判定すなわ
ち給紙前の所定時点に入力判定することにより、
従来に比べて、信頼度を落とさずに記録中の停止
要因の入力判定を最小限に少なくして制御プログ
ラムを簡単にするものである。 更に本発明は、従来1つ1つプログラム命令に
より選択して入力判定していた複数の停止要因
を、複数まとめて入力判定して、少なくとも1つ
の停止要因の入力のとき終了工程に進むことによ
り、従来必要としていた1つ1つの停止要因毎に
ポート選択するためのプログラム命令を省略し、
複数の停止要因の入力判定のプログラムステツプ
数を少なくするものである。 〔構 成〕 即ち、本発明は、記録物を得る為の記録処理手
段、上記記録処理手段に記録部材を供給するため
の記録部材供給手段、記録処理に必要なデータ信
号を入力するためのキー入力手段、シーケンス制
御用のタイミング信号発生手段、画像形成装置に
おける記録部材無し等の記録動作の停止要因とな
る検知信号を発生する複数の検知信号発生手段6
18、記録処理手段の作動シーケンスのプログラ
ムを記憶した読出し専用の第1メモリROMと、
記録処理のために必要なデータを記憶する読出し
書込み可能な第2メモリRAMと、上記記録処理
手段に所要の作動タイミングで且つ動作に必要な
時間のラツチ信号を付与する為の複数の出力部
(D等)と、上記キー入力手段からのデータ信号、
上記タイミング信号発生手段からのタイミング信
号および上記複数の検知信号発生手段からの検知
信号を入力するための複数の入力部(PI,INT
等)と、上記プログラムを解読処理することによ
つて上記入力部を選択して信号を入力し、入力し
た信号を判定し、その判定に基づいてラツチ信号
を形成するとともに形成したラツチ信号の出力を
制御する為の処理部CPUとを一体にして有する
1チツプマイクロコンピユータを有し、上記マイ
クロコンピユータは、上記タイミング信号発生手
段からのタイミング信号を、上記複数の入力部の
内の1つの入力部より入力して、上記記録処理手
段を動作制御するものであり(ステツプ22,5
0等)、更に、上記複数の検知信号発生手段から
の複数の検知信号をまとめて、上記複数の入力部
の内の他の1つの入力部より入力するものであり
(第6―4図)、かつ上記マイクロコンピユータ
は、記録処理開始前には、上記複数まとめて入力
される検知信号を、上記キー入力手段から入力さ
れたデータ信号を上記第2メモリに記憶させてい
る時間帯に入力判定して、少なくとも1つの検知
信号が入力されたときに、記録処理の開始を阻止
するものであり(ステツプ14)、上記キー入力
手段からのデータ信号の入力を禁止している記録
処理開始後には、上記複数まとめて入力される検
知信号を、上記記録部材供給手段による記録部材
の供給前の所定時点で入力判定して、少なくとも
1つの検知信号が入力されたときに、終了工程へ
進むものである(ステツプ25,228等)、こ
とを特徴とする複写機等の画像形成装置にある。 〔実施例〕 以下本発明の実施例を1チツプマイクロコンピ
ユータ(以下CPUと称す)を用いて複写機の
種々の機能を制御する例について詳述する。 第1図において本発明の一実施例である複写機
の作動を説明する。 原稿は原稿載置面を構成する原稿台上に置か
れ、原稿圧板10によつて押えられる。光学系は
照明ランプ9と移動反射ミラー8よりなる照明
部、移動反射ミラー6、レンズ17及び固定反射
ミラー18,19により構成されている。従つ
て、原稿は照明ランプ9と一体となつて図示矢印
Aで示す方向へ移動する移動反射ミラー8とこの
移動反射ミラー8の1/2の移動速度をもつて同一
方向へ移動する移動反射ミラー6により光路長を
等しく保たれながら、更にレンズ17と固定反射
ミラー18,19を経てスリツト露光され、感光
体を表面に有するドラム30上へ結像される。即
ち原稿は光学系(照明部)により走査されながら
スリツト露光される。ドラム30の表面は感光層
の上を透明絶縁層で覆つた感光体を有し、感光体
はまず高圧電源(図示せず)から正の高圧電流を
供給されているプラス帯電器12により正に帯電
させられる。続いて露光部に達すると原稿台ガラ
ス上の原稿は照明ランプ9に照明され移動反射ミ
ラー8,6、及びレンズ17、固定反射ミラー1
8,19によりドラム30上に結像されるので、
感光体は原稿像を露光されると同時に高圧電源か
らAC高圧電流を供給されているAC放電器13に
よりAC除電を受ける。 次いで、全面露光ランプ33による全面露光を
受けてドラム表面(感光体)上に静電潜像が形成
され、現像器31にはいる。 現像はスリーブ方式による粉体現像により行わ
れ、静電潜像は顕画化される。 次にカセツト21又は22中から転写材が給紙
ローラ24により給紙され、第1ローラ25、第
2ローラ28により搬送され、タイミングローラ
29により一時停止されレジスト信号によりタイ
ミングローラ29を回転させて再び紙搬送され
る。レジスト信号は光学系の特定通過位置を検知
するスイツチRGから得られる。スイツチOHPは
光学系ホーム位置(停止位置)を示す信号を発生
する。 この給紙搬送された転写材がドラム30に密着
し、転写用帯電器27で高圧電源からの正の高圧
電流によりドラム上の像が複写材に転写される。 転写を終えた複写材は分離ローラ26でドラム
から分離され、熱定着ローラ4に導かれ、定着さ
れたのち除電器3により余分な電荷を除電され
て、排出ローラによつて、トレイ20に排出され
る。こうして複写が完了する。一方ドラム30表
面(感光体)は圧接されたブレード11によりド
ラム上の残存トナーをクリーニングされ、再び次
のサイクルを繰り返すことができる。煩雑さを避
けるため駆動系及び各プロセスのシーケンス制御
及びタイミングの詳細な説明はフローチヤート説
明にて後述する。尚ドラム30に設けたカムによ
りスイツチPFを作動し給紙信号を生じる。スイ
ツチDHPはドラムホーム位置信号を生じ感光体
つぎ目がクリーナ11に当接する位置でドラム停
止させるものである。23a,23bはカセツト
内の紙有無を検出する為のランプとその光を受け
る受光素子、2は紙の遅延とここでの滞留を検知
する為の紙検知用ランプと受光素子である。16
はブランク露光用ランプで像露光しないとき感光
体を露光して表面電位ムラをなくすようにするも
のである。7は定着モータ、15は光学モータ、
14はプロセス前に予め感光体を疲労させて均一
にする為の前露光用ランプである。又ドラムに連
動して回転する板とその穴を検知する光学検知器
で構成されるパルス発生器(不図示)が設けられ
ており、このパルス発生器よりパルスCPを発生
する。 この装置の操作盤を第2図に示す。 オペレータはこの操作部を介してCPUと対話
するこができる。即ちキー群21,22,23の
入力に対して、表示器24〜29にCPUは応答
を示す。オペレータは0〜9の数値キー21を押
すことにより、所望のコピー枚数を表示器25に
最大99まで設定できる。“CLEAR”キー21は
この設定した表示器25の内容を0にする時に使
用する。“MULTI”キー22はこの表示器25
に示された所望の値だけコピーしたい時に用いる
コピースタートキーであり、このキーが一度押さ
れると、機械はコピー動作に入り、光学系が反転
位置(光学系が前進から後進へ切り換わるタイミ
ング)に達した時に、コピー枚数表示器26の値
が0から+1される。そして設定された表示器2
5の数値とコピーされた枚数を示す表示器26の
値が一致した時点でコピー動作モードは終了モー
ドになりそしてコピー動作が終り、感光ドラム3
0が停止した時点で表示器26を“0”に戻す。
従つて、表示器25には最初にテンキー21で設
定した値が依然として残つているので、別の原稿
について同数コピーしたいときは、再び
“MULTI”キー22を押せば良い。但し、この
MUXTI”キー22は表示器25の値が“0”に
なつている時、及び装置の状態を表示する表示器
群24のいずれかが点灯している時は無視され
る。 “MULTI”コピー動作中、コピー枚数が設定
枚数に達しない時点で、“STOP”キー22を押
したとき又は装置の状態を表示する表示器群24
のいずれかが点灯した時は、その時点でのコピー
動作を直ちに停止するのではなくてコピーを完了
させて、コピーサイクルを停止する。従つて例え
ば、設定枚数“6”に対してコピー枚数“3”の
時に前記状態になつたならば、設定枚数表示器2
5は“6”で、コピー枚数表示器26は“3”で
静止している。この時キー群22については全部
受けつけるがキー群21については受け付けな
い。 又、設定枚数分のコピーが終了したコピー動作
終了後はキー群21,22全てを受けつける。 “SINGLE”キーは設定枚数、コピー枚数には
無関係に一枚コピー動作を行う。従つて、このキ
ーを用いて、一枚のみのコピー及び一枚コピーに
ついての割り込みコピーが可能である。例えば第
1のオペレータが6枚を設定枚数表示器25に設
定し、コピー枚数が3枚に達した時、第2のオペ
レータが一枚コピーを割り込みたいと申し出た
時、第1のオペレータは“STOP”キーを押して
3枚コピーが完了した時点で一旦コピを終了さ
せ、第2のオペレータは自分の原稿をセツトし、
“SINGLE”キーを押せば、設定枚数表示器25
は“6”で、コピー枚数表示器26は“3”で静
止したまま、第2のオペレータ用の一枚コピーが
完了する。次に、第1のオペレータが再び
“MULTI”キーを押すことによつて、残り3枚
のコピーをとることができる。この割り込みコピ
ーの所望枚数が1枚でなく複数枚のときは
“INTERUPT”とRECA―LL”キー22を用い
て行うことができる。前記、第1のオペレータが
設定枚数“6”、コピー枚数“3”で第2オペレ
ータの割り込みのために“STOP”キーを押して
停止させた時、第2のオペレータが2枚コピーを
割り込みたい時は、第2のオペレータは
“INTERUPT”キーを押し、設定枚数“6”と
コピー枚数“3”を別のメモリーに一旦退避させ
て、interuptランプ28を点灯させた後、テンキ
ー21により“2”を設定枚数として入力し、
“MULTI”キー22を押し、2枚コピーを完了
させる。この後、“RECALL”キー22を押せ
ば、第1のオペレータ用の数値、“6”と“3”
が表示器25,26に呼び戻され、第1のオペレ
ータは再び“MULTI”キーを押して残り3枚の
コピーをとることができる。 表示ランプ27“ORIGINAL”は原稿のセツ
ト又は置き換え可能なことを示し、コピー中は消
える。従つて、最後の紙のコピーの光学走査が完
了した時点で点灯するので、直ちに原稿を差し換
えて“MULTI”又は“SINGLE”キーを押すこ
とで、再びコピーを開始することができる。 表示ランプ28“INTERUPT”は
“INTERUPT”キーを押した時点灯し、
“RECALL”キーを押したとき消える。 “JAM”はコピー紙が紙ずまりをおこした時
に直ちに点灯し、この紙ずまりの発生によりコピ
ーを終了モードに移行させる。そして、このと
き、コピー枚数表示器26のコピー枚数値は、
CPU(第6―1図参照)により紙ずまりを起こし
た場所と紙サイズに応じて−1又は−2され、コ
ピー終了される。又ジヤムのとき、オペレータは
装置のドアを開き、詰まつた紙を除去するので、
コピー料金を計算するトータル・カウンターは紙
のトレー収納後に初めて計数するようにして、
JAMした紙の計数は行わない。つまりコピーカ
ウント表示及びトータル・カウンタ双方に於い
て、JAM時のカウント保証が行われる仕組みに
なつている。 “TONER SUPPLY”の表示は、現像器内の
トナーがなくなつた時に点灯し、コピーの開始、
コピーの続行には影響を与えない。 “PAPER―SUPPLY”の表示は、選択された
カセツト内に紙がなくなつた時に点灯し、コピー
の開始を禁止し又はコピーの続行を終了させる。 “WAIT”の表示は定着器の温度が所望の値
に達する迄の時間点灯させ、コピーの開始を禁止
するが、一度その温度に達したならば、コピーの
開始を可能にしその可能状態を保持する。 切換えボタン“UPPER―CASSETTE”、
“LOWER―CASSETTE”23はカセツトの上
段、下段の選択を行い、ランプ群29は、その選
択されたカセツト内に収納されている紙サイズを
表示する。押釦スイツチ“AUTO”23を押し
ておくと、選択したカセツト内に紙がなくなつた
時、別のカセツトに同サイズの紙が収納されてい
る時のみ、自動的にそのカセツトから紙を引き出
し、コピーを続行することができる。 (制御回路) 次に第6―1図,第6―2図,第6―3図,第
6―4図,第7図に基づいて、本実施例の制御回
路について説明する。 第6―1図はコンピユータに入力出力される制
御回路であり、第6―2図は入出力の為の周辺回
路である。 第6―1図において、CPUは後述の第5図の
制御プログラムを格納したメモリ(ROM)やプ
ログラム実行に必要な作動タイミング数値データ
やコピーの割り込みをする為の計数値退避用のメ
モリ(RAM)及び入力データ、上記プログラム
を解読する論理回路が1つの半導体基板に含まれ
たコンピユータチツプ素子である(1チツプマイ
クロコンピユータ)。このCPUの詳細な構成を第
7図に示す。以下、第7図に基づいて本実施例の
CPU(ロツクウエル社製の1チツプマイクロコン
ピユータPPS4/1)の概要について説明する。 第7図において、1チツプマイクロコンピユー
タであるCPUが含むROMは、複写装置のシーケ
ンスを実行する為のマスタプログラムが予め順序
立てられて、各番地に組込まれ、ここの中の特定
番地をPROGRAM COUNTERにより設定する
毎にその内容を取り出すことのできる読出し専用
メモリであり、それ自体は周知のマトリクス回路
に予めコードで設定される0番地から必要最終番
地迄順に2進コードでプログラム(キーエント
リ、プログラム機器の作動プログラム、マシン終
了プログラム等)を記憶する。又RAMは複写枚
数やプロセス制御中一時制御信号を記憶する読出
し書込み用メモリで2進化コードの1組を格納す
る公知のメモリで、複数個のフリツプ・フロツプ
を1組としてこれを複数組で構成し、DATA
ADDRESS REGISTERからの番地指定信号によ
り任意の組が選択され、その中の複数個のフリツ
プ・フロツプへデータを書込んだり読出したりす
る。 又、INSTRUCTION DECODEはROMから
読み出されたプログラム(命令)を解読して制御
信号を発生するインストラクシヨンデコータであ
る。 又、Aはアキユムレータであり、演算データ、
入力データ、出力データを一時的に格納するレジ
スタである。又ALUはデータの演算を行う為の
演算論理回路である。又Cはキヤリーフリツプフ
ロツプである。 又、DI/00〜DI/09は、10個のデイスク
リート入出力ポートであり、プログラム制御に従
つてMULTIPLEXER DRIVERS AND
RECEIVERにより個々のフリツプフロツプがセ
ツト又はリセツトされる。 又RI/01〜RI/04(A reg)は4ビツト
のパラレル入出力ポートである。信号出力時に
は、アキユムレータAからのデータがAバツフア
(A BUFFER)に格納され、このAバツフアの
データに従つてA DRIVERS AND
RECEIVERSにより4つのフリツプフロツプが
セツト又はリセツトされて信号出力される。又、
信号入力時には、A DRIVERS AND
RECEIVERSよりアキユムレータAに入力デー
タがとり込まれる。 又、RI/05〜RI/08(X reg)は、4ビ
ツトのパレレル入出力ポートである。信号出力時
には、アキユムレータAからのデータがまずXレ
ジスタ(X REGISTER)に格納され、このX
レジスタのデータがXバツフア(XBUFFER)
に転送され、Xバツフアのデータに従つてX
DRIVERS AND RECEIVERSにより4つのフ
リツプフロツプがセツト又はリセツトされて信号
出力される。又信号入力時には、X DRIVERS
AND RECEIVERSよりXレジスタに入力デー
タを格納した後に、Xレジスタよりアキユムレー
タAに入力データがとり込まれる。 又、INT0,INT1は条件付割り込みポート
であり、この条件付割り込みポートはDI/0〜
9と同様のデイスクリートの入力ポートとして機
能するモードと、割り込みポートとして機能する
モードを有する。尚、本実施例では、DI/00
〜DI/09と同様にデイスクリートの入出力ポ
ートとして使用する。 又PI1〜4(CHANNEL1)、PI5〜8
(CHANNEL2)は、各々4ビツトのパラレル入
力ポートである。 又、SA,SBは、プログラムカウンタ
(PROGRAM COUNTER)のカウント値を退避
させる為のレジスタであり、サブルーチンの実行
時にメインルーチンのプログラムカウント値が退
避され、サブルーチンの実行終了により退避した
カウント値が再びプログラムカウンタにセツトさ
れ再びメインルーチンに復帰するものである。 以上の各部より成る1チツプマイクロコンピユ
ータ(CPU)に第6―1図に示す各種の信号が
入力又は出力される。 以下に、第6―1図に基づいてCPUの入力出
力について説明する。 まず出力端子a〜d(A Reg)は、表示器2
5,26に設定枚数及びコピー枚数データを出力
する為の出力端子である。そしてこの出力端子a
〜dは、第6―3図に詳細に示す様にデコーダド
ライバ608を介して表示器25,26に接続さ
れる。 又、出力CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2は、
入力マトリクス回路の走査及び表示器26,25
の桁走査用として使用する。 出力Aはメインモータ、冷却用モータ、除電用
AC帯電器トランスTr3の作動制御信号である。 出力Bはカセツト上段の給紙ローラプランジヤ
PLの作動制御信号である。 出力Cは第1レジスタプランジヤの制御信号で
ある。 出力Dは第2レジスタプランジヤの制御信号で
ある。 出力Eは光学系前進モータF、露光ランプL3
9、現像器プランジヤPLの制御信号である。 出力Fは光学系後進モータBの制御信号であ
る。 出力Gは前露光ランプL214の制御信号であ
る。 出力Hは全面露光ランプ33の制御信号であ
る。 出力Iはジヤム表示ランプ24、リセツトプラ
ンジヤの制御信号である。 出力JはACトランス電圧切換えの制御信号で
ある。 出力Kは一次トランスTr1、バイアストランス
Tr2の制御信号である。 出力Lはブランク露光ランプL4の制御信号で
ある。 出力ORは原稿のセツト又は置き換え可能なこ
とを示す原稿表示ランプ27の制御信号である。 出力TCはトータルカウンタの制御信号である。 出力ULはカセツト上段指示信号である。 上述した各出力と1チツプマイクロコンピユー
タの出力ポートとの対応については、デイスクリ
ートの入出力ポートDI/O0より走査信号
CT1-1,DI/O1より走査信号CT1-2、DI/O2
より走査信号CT2-1、DI/O3より走査信号
CT2-2が出力される。又、入出力ポートDI/O4
よりカセツト上段給紙ローラプランジヤの作動制
御信号B、入出力ポートDI/O5より光学系前
進モータ等の制御信号E、DI/O6より光学系
後進モータの制御信号F,DI/O7より前露光
ランプの制御信号G、DI/O8よりジヤム表示
ランプ等の制御信号I、DI/O9よりトータル
カウンタの制御信号TCが出力される。又第7図
のシリアル出力ポート(SERIAL OUT)よりカ
セツト上段指示信号ULが出力される。又入出力
ポートRI/O1〜RI/O4(A reg)より表示
用の枚数データa,b,c,dが出力され、
RI/O5〜RI/O8(X reg)の各々からはメ
インモータ等の制御信号A,ACトランス電圧切
換の制御信号J、1次トランス等の制御信号K、
ブランク露光ランプの制御信号Lが出力される。 又、第1レジスタプランジヤ制御信号C、第2
レジスタプランジヤ制御信号D、全面露光ランプ
制御信号H、原稿表示ランプ制御信号ORは、
各々ゲート回路601〜607を介して出力され
る信号である。このゲート回路の内、601,6
02,606はインバータであり、又603,6
04はアンドゲートであり、又605はナンドゲ
ートであり、又607はオアゲートである。即
ち、上述したゲート回路は、チツプ出力からの信
号(マイクロコンピユータからの出力信号)を組
み合わせて、更に多くの出力信号を得るためのも
のであり、いわばデコーダ機能を有するものであ
る。ゲート回路より出力される各信号の論理結合
は、制御信号C=制御信号A・制御信号、制御
信号D=(レジスト信号・制御信号)・制
御信号A、制御信号H=制御信号E+制御信号
L、制御信号OR=制御信号である。尚レジス
ト信号RGは、第1図に示される光学系走行路に
設けられたマイクロスイツチにより発生される第
2レジスト位置を示す信号である。 以上が1チツプマイクロコンピユータCPUよ
り出力される出力信号である。 次に1チツプマイクロコンピユータCPUに入
力される入力信号について説明する。 まず、入力マトリクス回路からの信号はCPU
のパラレル入力ポートPI1〜PI4(CHANNEL
1)より入力される。入力マトリクス回路の各信
号は、走査信号CT1-1によりキー群21の内の
“0”キー入力信号、“1”キー入力信号、“2”
キー入力信号、“3”キー入力信号がPI1〜PI4
にパラレルに入力される。又、走査信号CT1-2に
よりキー群21の内の“4”キー入力信号、“5”
キー入力信号、“6”キー入力信号、“7”キー入
力信号がPI1〜PI4にパラレルに入力される。
又、走査信号CT2-1によりキー群21の内の
“8”キー入力信号、“9”キー入力信号、キー群
22の内の“INTERUPT”キー入力信号、
“RECALL”キー入力信号がPI1〜PI4にパラレ
ルに入力される。又、走査信号CT2-2によりキー
群22の内の“MULTI”キー入力信号、
“SINGLE”キー入力信号、“CLEAR”キー入力
信号、及び“ジヤムリセツトスイツチ”又は“ジ
ヤム殺しスイツチ”の信号がPI1〜PI4にパラ
レルに入力される。 又光学系前進モータ、露光ランプ等の制御信号
Eによりキー群23の内の“カセツト上下切換ス
イツチ”の信号、“AUTO”の信号、及び上下の
カセツトサイズの一致を示す“COINCIDENCE”
のトランジスタのコレクタ信号、フルサイズ
(A3サイズ、B4サイズ、ユニバーサルカセツト
U1)かハーフサイズ(A4サイズ、B5サイズ、
ユニバーサルカセツトU2)かを示す“SIZE”
のトランジスタのコレクタ信号がPI1〜PI4に
パラレルに入力される。ここで、ユニバーサルカ
セツトU1は、カセツトU2のフルに当る任意サ
イズの紙を格納することができるものである。
尚、上下のカセツトサイズの一致を示す
“COINCIDENCE”信号、サイズを示す“SIZE”
信号については、第6―2図の説明において詳細
に説明する。 又、入力マトリクス回路には、各走査信号
CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2及び制御信号E
に逆流防止用のダイオードが接続されている。 又、ドラムカムとマイクロスイツチDHPによ
り発生される感光ドラム30のホームポジシヨン
信号(DHP信号)、光学系走査路中にあるマイク
ロスイツチOHPにより発生される光学系ホーム
ポジシヨン信号(CHP信号)、ドラムカムとマイ
クロスイツチPFにより発生される給紙信号(PF
信号)、及び不図示のパルス発生器(ドラム30回
転1゜につき1パルスを発生する)により発生され
るパルス信号(CP信号)は、CPUのパラレル入
力ポートPI5〜PI8(CHANNEL2)より、
夫々入力される。尚パルス信号CPのパルス発生
器は一連のクロツク信号をドラムと同期して発生
する発振器でも可能である。 又、選択された段(上段又は下段)のカセツト
が挿着されていない時、選択されたカセツト内に
紙が充填されてない時、及びコピー中に操作部上
の“STOP”キー22が押された時に出力される
STOP信号は、CPUの条件付割込ポートINT1
より入力される。尚、STOP信号の発生回路につ
いては、第6―2図,第6―4図において説明す
る。 又、コピーされた紙が検出器2(第1図)で排
出検査された時(コピートレー1に達した時)に
トランジスタ609より出力されるCPOS信号は
CPUの条件付割込ポートINT0より入力される。 次に第6―2図,第6―3図,第6―4図に基
づいて、CPUの周辺回路について説明する。 第6―2図は、上・下段カセツト及び紙サイズ
の検知回路及びサイズ表示回路を示した図であ
る。 MS13,19,21は、上段カセツトのカセ
ツトサイズの判別用のマイクロスイツチである。
又MS15は、上段カセツトの挿着確認用のマイ
クロスイツチである。マイクロスイツチMS1
3,19,21,15は、各々0,1信号を出力
し、各々1,2,4,8の重みを持たせてある。 又、MS12,20,22は、下段カセツトの
カセツトサイズの判別用のマイクロスイツチであ
る。又MS16は、下段カセツトの挿着確認用の
マイクロスイツチである。マイクロスイツチMS
12,20,22,16も1,2,4,8の重み
を持たせてある。 そして、マイクロスイツチMS13,19,2
1,15(上段カセツトの信号)およびMS1
2,20,22,16(下段カセツトの信号)の
信号は、マルチプレクサ(MULTIPLEXER)に
入力される。マルチプレクサは1チツプマイクロ
コンピユータからの切換え信号ULに従つて上段
か下段かの切り換えを行い、外部に1,2,4,
8のコードを出力する。即ち、切換信号ULが0
のとき上段カセツトが選択され、MS13,1
9,21,15の信号が1,2,4,8のコード
としてマルチプレクサより出力される。又、切換
信号ULが1のとき下段カセツトが選択され、
MS12,20,22,16の信号が1,2,
4,8のコードとしてマルチプレクサより出力さ
れる。マルチプレクサから出力された1,2,
4,8のコード出力は、デコーダ(DECODER)
に入力され、デコーダによりデコードされる。例
えば、上段カセツトが選択され、選択されたカセ
ツトがA3サイズの場合は、MS13,19,21
がオフで、MS15がオンとなり、コード信号
1,2,4,8は“0,0,0,0”となる。よ
つてデコーダによるデコード結果は0になり、デ
コーダの0端子より信号出力され、この信号によ
りドライバ612を介してA3サイズのサイズ表
示ランプを点灯する。同様にA4サイズの場合は、
MS13,MS15がオン、MS19,21がオフ
となり、コード信号1,2,4,8は“0,0,
0,1”となる。又、ユニバーサルカセツトU1
の場合は、MS19,15がオン、MS13,2
1がオフとなり、コード信号は“0,0,1,
0”となる。また、ユニバーサルカセツトU2の
場合は、MS13,19,15がオン、MS21
がオフとなり、コード信号“0,0,1,1”と
なる。又、B4サイズの場合は、MS21,15が
オン、MS13,19がオフとなり、コード信号
は“0,1,0,0”となる。又、B5サイズの
場合は、MS13,21,15がオン、MS19
がオフとなり、コード信号は“0,1,0,1”
となる。又、カセツトが挿着されてない時は、
MS13,19,21,15が全てオフとなり、
コード信号は“1,0,0,0”となる。よつて
デコーダによるデコード結果は、A4サイズのと
き1、ユニバーサルカセツトU1のとき2、ユニ
バーサルカセツトU2のとき3、B4サイズのと
き4、B5サイズのとき5、又カセツトが挿着さ
れてないとき8になり、各々デコーダ端子1,
2,3,4,5,8より信号出力される。 又、カセツトが十分奥まで挿着されていないと
きは、MS15がオフになるので重み8が必ず1
(“1,×,×,×”)になるので、デコードした結果
8〜15のいずれかの値になり、いずれのサイズ表
示ランプも点灯しない。 第6―5図に上述したマイクロスイツチMS1
3,19,21,15のオンオフ状態とカセツト
サイズの関係を示す。 尚、下段カセツトが選択された場合の各マイク
ロスイツチMS12,20,22,16のコード
信号1,2,4,8は、上述した上段カセツトの
場合と同様である。 又、第6―2図において、SIZE信号は、デコ
ーダの0端子の出力信号(A3サイズを示す信
号)、2端子の出力信号(ユニバーサルカセツト
U1を示す信号)及び4端子の出力信号(B4サ
イズを示す信号)をオアゲート613に入力し、
この3つの内のいずれかの信号が出力されている
ときにフルサイズを示す“1”の信号である。こ
のSIZE信号は、前述した第6―1図の入力マト
リクス回路のトランジスタをオンし、1チツプマ
イクロコンピユータの入力ポートPI4より1チ
ツプマイクロコンピユータに入力される。そして
1チツプマイクロコンピユータは、このSIZE信
号によりシーケンスタイミングをサイズに応じて
異ならせる。 又、上段カセツトサイズ判別用マイクロスイツ
チMS13,19,21と下段カセツトサイズ判
別用マイクロスイツチMS12,20,22の2
組は、コンパレータ(COMPALATOR)に入力
される。そして、コンパレータにより、双方の信
号が一致しているか否か比較され(即ち、上段カ
セツトと下段カセツトのサイズが一致しているか
否かが比較され)、双方の信号が一致していると
きに、上・下段カセツトサイズの一致を示す
“COINCIDENCE”信号を1にする。この
COINCIDENCE信号は、前述した第6―1図の
トランジスタをオンし、これにより1チツプマイ
クロコンピユータの入力ポートPI3より入力さ
れる。そして1チツプマイクロコンピユータは、
上・下段カセツトのサイズが一致しているか判別
する。 又、第6―1図において上/下スイツチがオン
され上段カセツトが選択されると、1チツプマイ
クロコンピユータをこれを入力判定してカセツト
選択信号ULを0にする。 従つて、選択信号ULが0の場合には、トラン
ジスタ621がオフになり、上段カセツト紙検知
回路が選択される。このときトランジスタ622
がインバータ623を介してオンになるため、下
段カセツト紙検知回路は選択されない。 そして上段カセツト紙検知回路が選択され、上
段カセツトに紙がなくなるとCds615の抵抗が
下がる。これによりオペアンプ613′のネガテ
イブ入力端子6の入力レベルが端子5の入力レベ
ルより低くなり、オペアンプ613′の出力は
“1”となり第6―4図において後述するSTOP
信号の出力となる。 尚、下段カセツトが選択され、1チツプマイク
ロコンピユータからの切換え信号ULが1のとな
り、下段カセツト紙検知回路が選択された場合の
紙なし検知も、上述した上段カセツト紙なし検知
と同様であり、Cds616の抵抗がさがり、オペ
アンプ614の出力が“1”となる。 次に第6―3図に基づいて、設定枚数とコピー
枚数の表示器25,26について説明する。 第6―3図に示される表示器25,26の各桁
は、7セグメントによる表示方式であり、1チツ
プマイクロコンピユータCPUからの走査信号
CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2で桁選択される。
即ち、設定枚数表示器25の1桁目の4ビツトの
数値データがCPUの出力ポートa,b,c,d
より出力された後、走査信号CT1-1がCPUより出
力される。そして表示器25の2桁目の数値デー
タ走査信号CT1-2、表示器26の1桁目の数値デ
ータ、走査信号CT2-1、表示器26の2桁目の数
値データ、走査信号CT2-2、表示器25の1桁目
の数値データ、走査信号CT1-1…の順に表示器2
5,26の各桁の数値データと各走査信号が交互
にCPUより出力される。こうして、CPUより出
力される走査信号CT1-1,CT1-2,CT2-1,
CT2-2とCPUの出力ポートa〜dよりパラレルに
出力される4ビツトの数値データ出力によつて、
表示器25,26の所要桁のセグメントが選択さ
れ、表示器25の1桁目、表示器25の2桁目、
表示器26の1桁目、表示器26の2桁目の順に
交互に表示するダイナミツク表示を行う。尚、
CPUの出力ポートa〜dより出力される4ビツ
トの数値データはデコーダドライバ608により
セグメントデータにデコードされて、各セグメン
ト(桁)に出力される。 次に第6―4図に基づいて、STOP信号の発生
回路について説明する。 図において、メインモータが駆動中に第2図の
操作部のSTOPキー22が押されると、メインモ
ータ等の制御信号Aが1なのでフリツプフロツプ
617がセツトされて、フリツプフロツプ617
の出力KSTOPが1になる。又、メインモータが
駆動していないときは、制御信号Aが0なので
STOPキーが押されてもフリツプフロツプ617
はセツトされない。又、メインモータ駆動中に
STOPキーの押下によりセツトされたフリツプフ
ロツプ617は、メインモータが止まると制御信
号Aが0になりリセツトされる。即ち、STOPキ
ーの押下はメインモータが駆動中(コピー動作
中)に限りフリツプフロツプ617に記憶され、
メインモータが止まつている時にはフリツプフロ
ツプ617に記憶されない。 そして、上述したフリツプフロツプ617より
出力されるKSTOP、上述した第6―2図のオペ
アンプ613′より出力される上段カセツト紙検
知信号とオペアンプ614より出力される下段カ
セツト紙検知信号及びデコーダの8端子より出力
されるカセツトなし信号の4つの信号をオアゲー
ト618に入力し、4つの信号のいずれかが
“1”のときオアゲート618から出力される
STOP信号が“1”になる。このSTOP信号は、
CPUの条件付割込ポートINT1に入力され、
CPUはキー入力時間帯及びシーケンス動作中の
特定のタイミングでこのSTOP信号を判定し、シ
ーケンス動作を終了工程へ移行させる。 以上が本実施例における制御回路(CPU)の
構成及びCPUの入力出力信号とCPUの周辺回路
についての説明である。 尚、本実施例ではCPUから出力される走査信
号CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2により、入力
マトリクス回路(第6―1図)を走査し、CPU
はパラレル入力ポートPI1〜PI4より各種の入
力スイツチからの入力をダイナミツクに入力す
る。そして、上述した様に走査信号CT1-1,
CT1-2,CT2-1,CT2-2と4ビツトの数値データ
出力a〜dによりダイナミツク表示を行う。 又、本実施例では、後述の第5―1図〜第5―
7図のフローチヤートにおいて詳細に説明する様
に、プロセス実行中においてもダイナミツク表示
が途切れないようにして、プロセス実行中の表示
チラツキを防止できるようにしたことを特徴とす
る。又、更には、プロセス完了していなくてもキ
ー入力可能にしたことを特徴とする。 また、キーエントリ等の入力の為の走査信号
CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2は、1チツプマ
イクロコンピユータCPUのプログラム処理によ
りCPUの出力ポートDI/O0,DI/O1,DI/
O2,DI/O3よりクロツク信号として順次出
力される。これに対して、メインモータ等の制御
負荷を作動する為の各制御信号は、CPUの出力
ポートDI/O4〜DI/O9及びRI/O1〜RI/
O8よりその負荷がオンオフする期間出力され
る。又、CPUの出力ポートより制御負荷に出力
される制御信号は、不図示のインターフエース回
路に出力され、このインターフエース回路によつ
てCPUからの制御信号をパワーアツプされた制
御信号により各負荷のソレノイド、ランプ等を駆
動するドライバ回路(不図示)に出力する。尚、
AC負荷等は、CPUからの制御信号と発振器から
の出力のアンドをとり、このアンドとつた信号に
より駆動される。 又、入力マトリクス回路は、第6―1図で説明
した様に走査信号CT1-1,CT1-2,CT2-1,
CT2-2及び制御信号Eを出力する為の各走査ライ
ンと、CPUのパラレル入力ポートPI1〜PI4に
入力する為の各入力ラインが交差するマトリクス
として構成され、この交差点に各スイツチ及びト
ランジスタが接続されている。この入力マトリク
ス回路により走査ラインx本、1チツプマイクロ
コンピユータの入力ラインをy本とすると、最大
x・y個のスイツチ入力が可能となる。(制御タ
イミング及び制御負荷について) 次に第3図(第3―1図,第3―2図,第3―
3図)と第4図(第4―1図,第4―2図,第4
―3図)に基づいて制御タイミングと各制御負荷
について説明する。 第3図(第3―1図,第3―2図,第3―3
図)は、A4サイズ、B5サイズ、ユニバーサルカ
セツトU2等のハーフサイズの場合の制御タイミ
ングチヤート図である。 又、第4図(第4―1図,第4―2図,第4―
3図)は、A3サイズ、B4サイズ、ユニバーサル
カセツトU1等のフルサイズの場合の制御タイミ
ングチヤート図である。 まず第3図,第4図における各制御負荷及びス
イツチについて説明する。 電源SWは、複写機に電源を投入するスイツチ
であり、同時に投入表示ランプを点灯する。M1
は定着ローラを回転する為のモータ、L1はコピ
ー可能を表示するウエイトランプ、H1,H2は定
着ローラに組込まれた定着ヒータ、コピーボタン
はコピー動作を開始させる為のボタン
(“MULTI”キー)、コピーセレクタはコピーサ
イクルであることを示すものであり、設定枚数―
コピー枚数>0のときに出力される信号である。
又、冷却ブロアは、前述した定着ヒータH1,H2
を冷却するモータ、はメインモータで感光ドラ
ム30(第1図)を回転させるものである。 又、MS2は、第6―1図のトレイ入口スイツ
チ2でジヤムチエツク用のマイクロスイツチ、
MS4はドラム30のホームポジシヨンDHPを検
知するためのマイクロスイツチ(第1図の
DHP)、MS5はドラムカムによりオンされ光学
系のスタートタイミング信号を発生する為のマイ
クロスイツチ、MS14AとMA15Aはドライ
カムによりオンされ、給紙タイミング信号を発生
する為のマイクロスイツチ、MS6は第2レジス
ト位置を示す信号を発生するマイクロスイツチ
(第1図のRG)、MS7Aは光学系のホームポジ
シヨンOHPを検知する為のマイクロスイツチ
(第1図のOHP)、MS10はハーフサイズのとき
の光学系の反転位置を検知する為のマイクロスイ
ツチである。 又は、給紙ローラプランジヤ(給紙ローラ
PL)であり、常時回転している給紙ローラ24
(第1図)を下降する為のプランジヤである。 又は第1レジスタプランジヤ(第1レジスタ
PLであり、第1ローラ25(第1図)の駆動の
為のプランジヤである。 又は、第2レジスタプランジヤ(第2レジス
タPL)であり、タイミングローラ29(第1図)
の駆動の為のプランジヤである。 又 E1 は、現像器プランジヤ(現像器PL)で
あり、現像剤(トナー)を攪拌するスクリユーを
駆動するプランジヤである。又、ATR検知はト
ナー濃度の低下を検知する為の光学検知器の出力
であり、ホツパはATR検知により作動するトナ
ー補給器である。 又は、感光ドラムを予め一様に照射する前露
光ランプである。 又は、原稿を露光する為の光学系を前進させ
る光学系前進モータである。 又は、前述の光学系を復動させる為の光学系
後進モータである。 又 E2 は、原稿像を感光ドラムに照射する露
光ランプである。 又は、原稿露光していないとき感光ドラムを
一様に露光する為のブランク露光ランプである。 又は、ジヤムソレノイドである。 又は、第6―1図で説明したACトランス電
圧を切り換える為の制御信号Jである。 又は、一次帯電用トランス(1次トランス
Tr1)と転写帯電用トランス(バイアストランス
Tr2)である。 又は、全面露光プロセス時に感光ドラムを一
様に露光する全面露光ランプである。 上述したメインモータ、給紙ローラPL、
第1レジスタPL、第2レジスタPL、光学系
前進モータと現像器PL E1 と露光ランプ E2 、
光学系後進モータ、前露光ランプ、全面露光
ランプ、ジヤムソレノイド、一次トランス
Tr1・バイアストランスTr2、ブランク露光ラ
ンプは、夫々第6―1図で説明した1チツプマ
イクロコンピユータから出力される制御信号A〜
制御信号Lによつて動作する制御負荷である。 尚、各制御負荷の動作タイミングについては、
後述の第5―1図〜第5―7図のフローチヤート
において詳細に説明する。 (フローチヤートの説明) 次に第5―1図〜第5―7図に基づいて1チツ
プマイクロコンピユータのROMに格納されるシ
ーケンスプログラムのフローチヤートについて説
明する。 シーケンス制御を1チツプマイクロコンピユー
タで制御する上で、各種動作モードを一時記憶す
るために、RAM内の各ビツトをセツト・リセツ
トさせるが、これをFlag(フラグ)と称し、19種
類設けてある。 Flag1:SINGLEキーが押された時セツトし、
MULTIキーが押された時リセツトする。 Flag2:紙サイズを判別した結果、フルサイズ
のときセツトし、ハーフサイズの時リセツト
する。 Flag3:設定枚数とコピー枚数とが一致したと
きリセツトする。 Flag4:遅延ジヤムした時セツトする。即ち、
第1図の検出器2(第6―1図のスイツチ
2)による検出に遅れが生じ、紙が途中で紙
詰りを起した時にセツトされる。 Flag5:MULTI―COPYの時、すなわち複数枚
連続してコピーを行う時において、1枚目の
サイクルから2枚目のコピーサイクルへ入る
時、2枚目の紙送り信号の立上りの時点でセ
ツトする。 Flag6:MULTI―COPYの時に於いて、2枚目
のサイクルの光学系スタートの時点でセツト
する。 Flag7:後回転サイクル中、すなわちコピー動
作完了前の感光ドラムの後回転中にMULTI
又はSINGLEキーが押された時セツトする。 Flag8:滞留ジヤムした時にセツトする。すな
わち検出器上に紙が停止している時にセツト
する。 Flag9:電源投入時に、ドラムがH.P(ドラムホ
ール位置)にない時にセツト、H.Pになり後
回転サイクルに入つた時リセツトする。又、
後回転サイクル中に次の“SINGLE”キーが
押された時にセツトし、“MULTI”キーが
押された時にリセツトする。 Flag10:入力パルス数が設定値に達しない時
セツトし、達した時にリセツトする。 Flag11:ハーフサイズのコピーサイクルで後
回転に入つた時、光学系の反転位置から150゜
ドラムが回転する間に、光学系がH.P(ホー
ムポジシヨン)になつた時セツトし、前記か
ら150゜の位置になつた時リセツトする。 Flag13:CT1-1がセツトする時にセツト、リセ
ツトする時にリセツトする。 Flag14:CT1-2がセツトする時にセツト、リセ
ツトする時にリセツトする。 Flag15:CT2-1がセツトする時にセツト、リセ
ツトする時にリセツトする。 Flag16:CT2-2がセツトする時にセツト、リセ
ツトする時にリセツトする。 Flag17:カセツトが上段の時にリセツト、下
段の時にセツトする。例えば“AUTO”で
“上段”指定で、紙がなくなつた場合、下段
が同じカセツト・サイズでかつ紙があれば、
Flag17をセツトし、下段より紙送りをす
る。 Flag18:“INTERRUPT”キーが押された時
セツトし、“RECALL”キーが押された時に
リセツトする。 Flag19:“ジヤム殺しスイツチ”(即ち、装置
を試験モードで動作させる為のスイツチであ
り、具体的には実際に紙送りすることなく一
連のシーケンス動作を行わせるシーケンス動
作の確認のためのサービスマン用のスイツ
チ)を押した時セツトする。これによりシー
ケンスにおけるジヤムの判定プログラムが無
視され、コピー中に紙を送らなくてもジヤム
判定されず、紙を無駄に使用することなく一
連のシーケンス動作が確認可能になる。 Flag20:キーを押してないとき又はキーを押
すのをやめたときリセツトされ、初めてキー
を押したとき又は1つのキーを押すのをやめ
た後次のキーを押したときセツトされる。 以上の各フラグがセツトされているかいないか
を判別して、動作モードを判別しプログラムの実
行、シーケンス動作、ジヤム処理等を進めていく
ものである。 第3図,第4図のタイミングチヤート、及び第
2図の操作盤の仕様を満足する、1チツプマイク
ロコンピユータのROMに格納したシーケンスプ
ログラムのシステムフローチヤートを第5―1図
〜第5―7図に示す。 このシステムフローチヤートを各ステツプ(第
5―1図〜第5―6図におけるステツプ1〜26
7及び第5〜7図のステツプ291〜347)に
従い以下に説明する。 ステツプ1,2,3で、操作盤(第2図)の転
写紙サイズのランプの選択と、カセツト紙有無検
知をするために、上段下段選択ボタンの指示に従
い、上/下切換信号ULとFlag17のセツト又は
リセツトを行う。 ステツプ4のSUBPは表示器桁信号切換えサブ
ルーチンで詳細はステツプ261〜284(第5
―6図)に記してある。このSUBPは、シーケン
ス制御の為のパルスCP(不図示のパルス発生器に
より発生される、第6―1図参照)を計数してい
る間、又は別の入力信号の変化をプログラム上で
待つている時に、必ずこのSUBPをそのフローの
中で通す様にしたものである。それによつて、シ
ーケンス制御中にも表示器桁信号(CT1-1,
CT1-2,CT2-1,CT2-2)が途切れることがなく、
表示器をデユーテイ(使用率)約1/4でダイナ
ミツクに切換えて使用できる。従つて、一連のシ
ーケンス制御中にも表示器を見かけ上連続してチ
ラツキなしで表示できる。 そして電源投入時に光学系がホーム位置OHP
にないとステツプ4―ステツプ5―ステツプ6を
繰り返し実行し、光学系後進モータをオンさせ
て光学系を後進させ、光学系がOHPに達したら
ステツプ7で光学系後進モータをオフし光学系
の後進を停止させる。次にドラム30がホーム位
置DHPになければステツプ8―ステツプ9―ス
テツプ10を繰り返し実行し、メインモータ、
ブランク露光ランプ、Flag9をオン(このと
き全面露光ランプもオンになる)させDHPを
探し、DHPを検知すると、ステツプ11に進む。
ステツプ11でFlag9がセツトのときはステツ
プ11―12―52―53〜62―13と進み、
ステツプ12でFlag9をリセツトする。そして、
この場合ステツプ9でDHPを検知しているので、
ステツプ52,53から直ちにステツプ54に進
んで5msecタイマのタイムアツプした後に再びス
テツプ55―56でDHPを検知し(この場合ス
テツプ9―11―12―52―53―54―55
―56の間DHPにある)、その後ステツプ57―
58―59で更にドラムをもう1回転する。ステ
ツプDHPで次のDHPを検知するとステツプ60
でメインモータをオフし、ステツプ61で
0.5secタイマのタイムアツプの後にステツプ62
でブランク露光ランプをオフし(このとき全面
露光ランプもオフになる)、ステツプ13〜1
6のキー入力ルーチンに進む。このようにステツ
プ54で5msec経過した後に再度DHPを検出す
ることにより、DHPを検出するマイクロスイツ
チのチヤタリングによるDHPの誤検出を防止で
きる。 このステツプ4―5―6―7―8―9―10―
11―12―52〜62のフローチヤートと各制
御負荷のタイミングの関係を第8図に示す。第8
図において、ステツプ6でオンした光学系前進モ
ータは、ステツプ5でのOHPの検出によりス
テツプ7でオフされる。 そして、ドラムがDHPにないときはメインモ
ータ、ブランク露光ランプ、全面露光ランプ
がオンされ、ステツプ60で2回目のDHPが
検出されるとメインモータがオフされた後、
0.5sec後にブランク露光ランプと全面露光ラン
プがオフになる。 尚、光学系もしくはドラムがH.P(ホームポジ
シヨン)にないときは表示器は“00”“00”を示
すだけである。光学系がH.Pに達し、又ドラムが
1回転以上しH.Pに達して初めてテンキー21
(第2図)の入力が可能になる。 もし、電源投入時にOHP,DHPともに検知さ
れた場合は、ステツプ4―5―7―8―9―11
を経て直ちにステツプ13―14―15―16の
キー入力ルーチンに入る。このときステツプ14
によりstopモードのときはキー入力を繰り返す。 第5―7図はステツプ13〜18のキー読み込
みルーチンを示したフローチヤートである。ステ
ツプ291,302′,314においてFlag13
〜15のうちどのFlagがセツトされているかを
判断する。Flag13がセツトされているとき、
ポートPI1〜4を読み込み(ステツプ292)、
いずれかのキーが押されていればFlag20の状
態を判断する(ステツプ293,294)。Flag
20がリセツトされている、即ち、一度キーがオ
フされた後オンされたのであればFlag20をセ
ツトし、SET COUNT(RAMの10,11番地)の
1桁目(RAMの10番地)の値を2桁目(RAM
の11番地へ移す(ステツプ295)。尚Flag20
はキーを押し続けたとき、1回だけキーのデータ
をエントリするためのものである。ステツプ29
6〜298にて、キー“0”,“1”,“2”,“3”
のいずれのキーが押されたかを判断し、ステツプ
299〜302にて押されたキーの値をSET
COUNTの1桁目に格納し、表示する。Flag1
4がセツトされているときは、同様にキー“4”,
“5”,“6”,“7”のうち押されたキーの値を
SET COUNTの1桁目にストアし、表示する
(ステツプ302′〜313)。また、Flag15が
セツトされているときは、同様にキー“8”,
“9”のうち押されたキーの値をSET COUNT
の1桁目にストアし、表示する(ステツプ314
〜324)。 例えばテンキー21の“9”が押されたとき
は、ステツプ320で判定し、表示器25に表示
する。尚、SET COUNTの1桁目はRAMの10
番地、2桁目はRAMの11番地が割り当てられ
る。 また、ステツプ325でINTERUPTキーが押
されたと判定すると、割込状態を示すフラグ
Flag18をセツトし(ステツプ326)、残余の
数を示すSET COUNT、COPY COUNTの値を
RAMの別のエリアへ退避させ(ステツプ32
7)、5msecのタイマのタイムアツプ後(ステツ
プ347)、へ戻る。また、ステツプ325に
てINTERUPTキーの入力でないと判定されたと
きはRECALLキーが押されたものと判定し、
Flag18をリセツトし(ステツプ328)、別の
エリアへ退避していたSET COUNT、COPY
COUNTの値を元の番地へ呼び戻し、表示し(ス
テツプ329)、へ進む。 また、ステツプ314でFlag15がセツトさ
れていないと判定したときは、CLEARキー、ジ
ヤム殺しスイツチ、SINGLEキー、MULTIキー
のいずれかを判定するためにポートPI1〜4を
読み込み(ステツプ330)、キーが押されてい
れば(ステツプ331)ステツプ332,33
3,335にてどのキーが押されたかを判定す
る。ステツプ332でCLEARキーが押されたと
判定するとステツプ294,295と同様に
Flag20をセツトし(ステツプ336,33
7)、設定されたコピー枚数をクリアすべく、
SET COUNTの値をクリアし(ステツプ33
8)、5msec後へ戻る。同様にステツプ333
でジヤム殺しスイツチが押されたと判定したとき
はFlag20をセツトし、更にジヤム検出のため
のプログラムを無視するためのフラグFlag19
をセツトする(ステツプ340,341)。 ステツプ335でSINGLEキーが押されたと判
定すると1枚複写を示すフラグFlag1をセツト
し(ステツプ342)、SINGLEキーでないと判
定したときはMULTIキーが押されたものと判定
し、SET COUNTの値が0か否か判定する(ス
テツプ343)。SET COUNTの値が0のとき
は、MULTIキーの入力を無効とすべくFlag20
をリセツトし、5msec後へ戻る。又、SET
COUNTの値が0でないときは、Flag1をリセ
ツトして、設定枚数の通常の複写、又は割込複
写、又は割込み前の残り複写を開始する(ステツ
プ344)。 尚、ステツプ331でキーが押されていないこ
とを判定したとき、又、ステツプ334でカセツ
トの紙なし等によるSTOP信号の入力(第6―4
図)を判定したときはFlag20をリセツトし、
5msec後へ戻る(ステツプ345,346)。 尚、第5―1図のステツプ14は第5―7図の
ステツプ334に対応し、第5―1図のステツプ
15は第5―7図のステツプ335のNOの判断
の場合に対応し、第5―1図のステツプ16,1
7,18は夫々第5―7図のステツプ335,3
42,344に対応する。第5―1図のステツプ
13は第5―7図の残りの部分に対応する。 上述のように本実施例では、キー入力の時間帯
(キー入力ルーチン)のステツプ334(ステツ
プ14)において、第6―4図に示す紙なし、カ
セツトなし等の複数の停止信号の入力の有無をま
とめて判定し、いずれか1つの停止信号が入力さ
れるとStopモードとしてキー入力ルーチンを繰
り返し実行する。これによつて、停止信号の発生
時にSINGLEキー又はMULTIキーが押されて
も、記録開始されない。 (ハーフサイズシーケンスのフローチヤート) 第3―1図,第3―2図,第3―3図は、ハー
フサイズの2枚コピーの場合のタイミングチヤー
トを示しているので、今テンキーにより第2図の
表示器25(設定枚数)に2をエントリ(入力)
し、そして“MULTI”キーを押した場合のフロ
ーにつき説明する。 まず、上述したキー入力ルーチン(ステツプ1
3―14―15〜18)において、テンキーによ
り設定枚数2が入力され、続いてMULTIキーが
入力されると、ステツプ13―14―15―18
を通り、ステツプ19以下のシーケンスルーチン
に入る。ステツプ19は第3―2図の○アの点を示
すものであり、このステツプ19において、制御
信号A,L,Kをオンしてメインモータ、ブラ
ンク露光ランプ、1次トランスTr1・バイアス
トランスTr2等をオンする。ステツプ20,2
1は第3―2図の○イの区間を示し、入力クロツク
パルスCPを60迄計数することを示す。又この区
間で前述のようにSUBP(第5―6図の表示器桁
信号切換えサブルーチン)を通し、表示器の桁信
号の切換えを順次行ない見かけ上、シーケンスの
制御と並行して表示器の点灯を行なつていること
を示す(以降の各SUBPも同様のことを示す)。 ステツプ22はクロツクパルスCPを60カウン
ト計数した時に(ACトランス切替)をオンさ
せることを示すものであり、第3―2図の○ウの点
を示す。それによりACコロナ放電電圧を上昇す
る。ステツプ23,24は第3―2図の○エの区間
を指し、紙給信号(第1図,第6―1図)が入力
されるのを待つルーチンである。そして、第3―
2図の○オの時点で、ステツプ25にて前述したス
テツプ14と同様にStopモードか否かを判定し、
ステツプ19の○アから○オの時点の間に前述した第
6―4図の複数の停止信号のいずれか1つが発生
していた場合には、第3―2図ののタイミング
図の様になる。即ち、ステツプ25(○オの時点)
でStopモードと判定して直ちにステツプ51以
降の終了工程へ進み、ステツプ51にて(AC
トランス切替)、1次トランスTr1・バイアス
トランスTr2をオフした後、前述したステツプ5
2へと進む。尚ステツプ52〜56が第3―2図
の○カ区間を、ステツプ57〜59が第3―2図の
○キの区間を、ステツプ60が第3―2図の○クの時
点を、ステツプ61が第3―2図の○ケの区間を、
ステツプ62が第3―2図の○コの時点を示してい
る。 又、ステツプ19の○アからステツプ25の○オの
時点の間に第6―4図のいずれの停止信号も発生
していなければ、ステツプ25からステツプ26
以降に進む。ステツプ26は、第3―2図の○オ時
点を示すものであり、給紙ローラPLをオンす
る。そしてステツプ27〜30は、第3―2図の
○サの区間(○オ〜○シの区間)を指示し、ドラムホー
ムポジシヨンDHPが抜けるのを待つ。このとき
○ア〜○サにおいて、ドラムは1回転しており、○サの
時点では、DHPが検出されている。そして○シの
時点において、DHPが抜けるので、ステツプ2
8から31に進む。 ステツプ31〜36は、第3―2図の○スの区間
(○シ〜○セの区間)を指し、給紙信号PFが抜けるの
を待つ。ステツプ31でクロツクパルスCPの計
数値に67をセツトする。そしてクロツクパルス
CPと同期して給紙信号PFを読み込み、(クロツ
クパルスCPと給紙信号PFを第6―1図の入力ポ
ートPI5〜8より同時に入力し)ステツプ33
で給紙信号PFの抜けるのを判別するとともに、
ステツプ34でクロツクパルスCPの計数を行な
つている。給紙信号PFが抜けるとステツプ33
からステツプ37に進み給紙ローラPLをオフ
するが、このステツプ37が第3―2図の○セの時
点を示す。又、この時ステツプ38〜45で示さ
れる2枚目コピーサイクル以降の滞留ジヤムチエ
ツクを行なうが、今回は1枚目なので、ステツプ
38でFlag6(2枚目のコピーサイクルを示す
フラグ)がセツトされていないことを判別してス
テツプ46以降へ飛ぶ。ステツプ46〜49は第
3―2図の○ソの区間(○セ〜○タの区間)を示し、○
オ
の時点(ステツプ31でパルス数が67に設定され
ている)。から計数を開始したクロツクパルスCP
が設定値の67に達するのを待つ区間である。そし
てクロツクパルスCPの計数値が67に達した時点
がステツプ50、つまり第3―2図の○タの時点で
ある。この時点は E1 現像器プランジヤ、光
学系前進モータ、 E2 露光ランプをオンすると
ともに、前露光ランプをオンさせるが、は前
露光ランプハーフサイズの場合は1枚目のコピー
サイクルに於いてのみオンし、2枚目以降はオン
しないので、この時点でハーフかフルかの判別
(第5―2図のステツプ65)と1枚目のコピー
サイクルかの判別(第5―2図のステツプ63)
を行なわねばならないので、これをステツプ63
〜66に示している。今はハーフの1枚目なの
で、ステツプ63―66へ飛び前露光ランプも
オンさせる。そして、第3―2図の○タの時点から
再び87カウントのクロツクパルスCPの計数を開
始する。その途中で光学系ホームポジシヨン
OHPがオフになるのを待つルーチンがステツプ
67〜70であり、第3―2図の○ナの区間(○タ〜
○ハの区間)を指す。光学系ホームポジシヨン
OHPがオフになつた時点がステツプ71であり、
第3―2図で○ハの時点を示す。そしてステツプ7
1でブランク露光ランプをオフするとともに、
ステツプ72〜80の時点においてハーフ
“MULTI”コピーの場合の遅延ジヤムチエツク
を行なう。ここでは2枚目以降のコピーサイクル
に入つてから、その前のコピーサイクルの紙の遅
延ジヤムチエツクを行なう。今は1枚目のコピー
サイクル故にステツプ73のFlag6の判別で無
視されステツプ72―73―81へ飛ぶ。 ステツプ81〜82ではクロツクパルスCPの
計数値が87カウントに達するのを待つ区間で第3
―2図の○ヒの区間(○ハ〜○フの区間)を示す。そし
てクロツクパルスCPを87計数するとステツプ8
3でジヤムソレノイドをオフする。更にここか
らクロツクパルスCPを105カウントするのがステ
ツプ84〜85であり、第3―2図の○ヘの区間
(○フ〜○ホの区間)を示す。クロツクパルスCPの計
数値が105カウントに達した時点がステツプ86
〜101及びステツプ112を示し、これは第3
―2図において○ホの時点である。この時点ではス
テツプ86〜91で示される如く、まずステツプ
86で指定されたカセツト内に紙がなくなつたか
どうか判別をする。そして、ステツプ87で紙が
なくなつて別のカセツトに切換えを行なうかどう
かの判別を行なうが、この判別はカセツトの選択
スイツチがAUTOになつているかを判別するこ
とにより行なう。又、ステツプ88にて、そのカ
セツトサイズが同じかどうかを判別する。ステツ
プ87,88にてAUTOになつており、別のカ
セツトのサイズが同じである場合は、ステツプ8
9を経て、ステツプ90又は91でカセツト上/
下切換信号をリセツト又はセツトすることにより
カセツトの上/下を切換えて、ステツプ92以降
に進む。尚、ステツプ86のSTOPモードの判別
には、前述した様に紙がなくなつた以外に、
STOPキーが押された場合、カセツトが抜かれた
場合も含んでいるので、これらの場合は、一度カ
セツト上/下切換信号ULをリセツト又はセツト
することによりカセツトの上/下を切換えるが、
ステツプ101で再びSTOPが判別され、ステツ
プ112以降の後回転に進み、キー読み込みルー
チンのステツプ13に戻るので、STOPモードに
拘らず次のコピー動作が実行されることがなく無
駄な動作が行なわれない。 更に第3―2図の○ホの時点はハーフサイズの光
学系反転位置なので、ステツプ92でハーフかフ
ルかの判別を行ない、フルの場合は、ステツプ9
3を経て第5―4図のステツプ190以降へ進む
が、今はハーフの場合なので、ステツプ94以降
に進む。そして、ステツプ95でクロツクパルス
のカウンタCPに150をセツトし、ステツプ9
6でマルチコピーか否かの判断、ステツプ97で
遅延ジヤムか否かの判断、ステツプ98で滞留ジ
ヤムか否かの判断を行ない、ステツプ99でコピ
ー枚数を1枚加算し、ステツプ100でコピー枚
数とセツト枚数を比較する。ステツプ100でコ
ピー枚数とセツト枚数の両者が一致している場
合、ステツプ102でFlag3をセツトした後、
又ステツプ101でSTOPモードと判断した場合
ステツプ112に進む。又第3―2図の○ホの時点
以前に遅延ジヤム又は滞留ジヤムが発生した場合
はステツプ97,98よりステツプ112以降の
後回転ルーチンへ進む。今はハーフサイズの一枚
目のコピーであり、このような前記でない場合
は、ステツプ103〜111のルーチンへ行く。
このステツプ103〜111のルーチンは第3―
2図の○ホの光学系反転位置から○チの給紙PF信号
が入力される○タの時間内を示す。この○タの時間内
で第6―4図で前述した様にカセツトなし、上/
下カセツト紙なし、ストツプキーの入力のいずれ
かによるSTOPモードになつた場合(第3―2図
のタイミングので示す)はSTOPモードになつ
た時点でステツプ105にてこれを判断し、ステ
ツプ106でACトランス電圧切換の制御信号J
をオフして、ステツプ104でクロツクパルス
CPのカウント値が150カウントに達するのを待つ
てステツプ134以降の後回転ルーチンへ飛ぶ。
この時のフローの流れはステツプ103―104
―105―106―107―109―103―1
04―134になる。又もしこの○タの区間で
STOPモードにならないときは、給紙信号PFが
オンになるまではステツプ103―104―10
5―107―109―103…を繰返し、給紙信
号PFがオンになつた時点でステツプ103―1
04―105―107―108と進み、ステツプ
108でFlag5をセツトし、(2回目以降のコピ
ーサイクルに入つた事を示す)再びステツプ26
の給紙ローラPLをオンする時点へ戻る。これ
は第3―2図では○チの時点を指すが、これ以降
は、前記第3―2図の○オ〜○タの制御内容と同様な
ことを基本的には繰返す。但し、光学系後進
(F)の停止、遅延ジヤムチエツクが2枚目以降
のコピーサイクルでは入つてくるので、これにつ
いてのみ、追加説明する。2回目のステツプ32
〜36はドラムホーム位置信号DHPがオフして
から給紙信号PFがオフする迄の時間を示すが
(第3―2図の○トの区間で○テの時点から○ナの時点
までの区間)、この時間内で光学系がホーム位置
に達した場合ステツプ35―36を通り光学系
後進モータをオフさせる。光学系の後進とドラム
モータの回転とは非同期なので、光学系がホーム
位置に達する時間にバラツキがあるので、第3―
2図の○ツの区間(ステツプ27〜30)と○ニの区
間(ステツプ46〜49)にそれぞれ光学系のホ
ーム位置信号OHPを検知して光学系後進モー
タをオフさせるルーチン(即ちステツプ29〜3
0、ステツプ48〜49)を設けてある。1枚目
の紙の遅延ジヤム・チエツクは2枚目のコピーサ
イクルに於いて、光学系が前進(光学系前進モ
ータオン)して光学系ホーム位置信号OHPがオ
フした時に検知器2への紙の到来を検知して行な
うので、第3―2図の○ノの時点を指す。これは第
5―2図の2回目のステツプ72〜80のルーチ
ンでチエツクされる。紙の到来が遅延して紙検知
されなければ、ステツプ72―73―74―75
―76―77―78―79―80を通り、ステツ
プ77でFlag4をセツトし遅延ジヤムしたこと
の記憶を行ない、且つステツプ79でコピー枚数
を1枚減算し、ステツプ80でジヤムソレノイド
をオンさせる。そしてその後のステツプ97で
遅延ジヤムを判定し、ステツプ112以降の終了
工程へ移行する。もし、ジヤム殺しのスイツチが
オンされてその指示がキー入力ルーチン13で読
込まれていればステツプ75にてこれを判定し、
ステツプ77〜80は無視される。動作したジ
ヤムソレノイドはステツプ83の時点でオフされ
る(第3―2図の○ミの時点。)又、第3―2図,
第3―3図では2枚コピーの場合のタイミング図
しか示されていないが、これが3枚以上のコピー
であれば、1枚目の紙の滞留ジヤムチエツクは3
枚目のコピーサイクルに於ける給紙信号PFがオ
フした時点で行なわれる。これはステツプ38―
45に記されている。もし、1枚目のコピーが滞
留ジヤムしたならばステツプ38―39―40―
42―43―45を通りステツプ135以降の後
回転ルーチンへ入る。この時ステツプ42にて
Flag8をセツトして滞留ジヤムしたことを記憶
して、更に、ハーフのときは(ステツプ43)、
既に3枚目のコピーサイクルに入つているので、
ステツプ45にてコピー計数を−2減算する。然
し、もし滞留してなければ、ステツプ38―39
―40―41と進み、ステツプ41で図示しない
トータルカウンタの加算信号TCを出力し(オン
し)、カウンタを+1する。このトータルカウン
タTCはステツプ50でオフされる。 次に、第3―2図に於いて○ノでの遅延ジヤムチ
エツクを済まし、2回目のコピーサイクル(2回
目のステツプ72〜80)も光学系反転位置○メの
時点に達したとしよう。この時点ではステツプ9
9,100の設定枚数とコピー枚数が一致したの
で、ステツプ102でFlag3をセツトし、一致
により終るモードになつた事を記憶し、ステツプ
112以降の後回転ルーチンに入る。 ステツプ113〜133は第3―2図の○モの区
間を示し、クロツクパルスCPを150カウント計数
していて、これと並行してその時間内に光学系が
ホーム位置に達するのを待ち、達したら光学系
後進モータをオフ(ステツプ115―116)す
ると同時に1枚目の紙の滞留ジヤムチエツクを行
なう(117〜126のSUBI)。サブルーチン
SUBIについて説明すると、まずステツプ117
にてFlag11がセツトされているか否か判断し、
Flag11がセツトされていなければステツプ1
18で既に滞留ジヤムと記憶されているかの判断
を行ない、滞留ジヤムであれば直ちにステツプ1
27に進む。又、滞留ジヤムの記憶がされていな
ければステツプ119で2枚目以降のコピーサイ
クルか否かを判断し、2枚目以降のコピーサイク
ルであればステツプ120でジヤム殺しの指示が
なされているか否かを判断し、ジヤム殺しの指示
がなされていなければステツプ121で滞留ジヤ
ムのチエツクを行なう。滞留ジヤムの場合には、
ステツプ123でFlag8をセツトし、ステツプ
124でコピー枚数から2を減算し、ステツプ1
25でジヤムソレノイド、ACトランス切換、
1次トランスTr1・バイアストランスTr2をオ
フし、かつステツプ126でFlag11をセツト
する。又、ジヤム殺しの指示がある場合又は、滞
留ジヤムでない場合にはステツプ122でトータ
ルカウンタTCをオンしステツプ126に進む。
尚ステツプ126でFlag11が一度セツトされ
るとこれ以後は光学系ホーム位置にいても、ステ
ツプ117で滞留ジヤム・チエツク・ルーチン・
ステツプ118〜125は無視される。この時点
は第3―3図の○ヤの時点を指す。従つて後回転中
の滞留ジヤム・チエツクは光学系がホーム位置に
達した時のみ行なわれる。又上述した様に○ヤの時
点以前に遅延ジヤムが発生していなくて、且つジ
ヤム殺しの指示がされていないで、1枚目の紙が
滞留ジヤムを起こした場合は、ステツプ117―
118―119―120―121―123―12
4―125―126と進み、Flag8をセツトし、
滞留ジヤムしたことを記憶し、ハーフサイズなの
でコピー枚数を−2減算し、ジヤムソレノイドI
をオンさせる。(第3―2図,第3―3図)、そ
の後はFlag11がセツトされているので、クロ
ツクパルスCPが150に達するまでにステツプ11
7に進んでもステツプ117からステツプ127
へ飛ぶ。しかしもし、光学系がホーム位置に達し
た時に、滞留を起こしていなければステツプ11
7―118―119―120―122―126と
進みトータルカウンタ信号のTCをオンさせる。
一方、このクロツクパルスCPを150カウントする
時間内にステツプ127〜133のサブルーチン
SUBHを必ず通る様になつている。このSUBH
は設定枚数とコピー枚数が一致したことにより、
後回転ルーチンへ入つてきた場合、又はSINGLE
モードで後回転ルーチンへ入つてきた場合に再
び、この第3―2図の○メの時点より次のコピー用
のMULTI又SINGLEキーを受けつけるためルー
チンで、MULTI又SINGLEキーを読み込むルー
チンである。すなわちSUBHにおいて、ステツ
プ127で設定枚数のコピー終了と判断し、又は
ステツプ128でシングルコピーと判断すると、
ステツプ129,131にてMULTIキー、
SINGLEキーを受け付ける。そして、例えば、
MULTIキーが押された場合はステツプ129―
130―133を通り、SINGLEキーが押された
場合はステツプ129―131―132―133
を通る。従つて、MULTIキーの時は、ステツプ
129でこれを判断し、ステツプ130でFlag
9をリセツトしステツプ133でFlag7をセツ
トする。又SINGLEキーの時は、ステツプ131
でこれを判断し、ステツプ132でFlag9をセ
ツトし、ステツプ133でFlag7をセツトする。
Flag9はMULTIかSINGLEかの判別用、Flag7
は後回転中に再スタートの指令が入つた事の記憶
用に用いられる。このSUBHにより、後回転ル
ーチン中に次のコピー用の開始を指示することが
でき、後回転ルーチンの終了(像形成の完了)を
待つ必要がない。また、クロツクパルスCPの計
数が150になつた時はステツプ114からステツ
プ134に進み、ステツプ134で第3―3図の
○ユの時点を指す。 第5―3図のステツプ135,136,137
は光学系がホーム位置に達する時点がバラツクで
そのバラツキが発生しても光学系のホーム位置を
検知できるように安全のために設けてある。ステ
ツプ138―140は第3―3図の○ヨの区間を示
し、クロツクパルスCPが○ユ時点から38カウント
計数する区間である。クロツクパルスCPが38カ
ウントになつた時点が第3―3図の○ラの時点で、
こゝでは○ヤの時点での滞留チエツクでオンさせた
ジヤムソレノイドI又はトータルカウンタ信号を
オフさせる(ステツプ141)とともに、最後の
コピー紙の遅延ジヤムチエツクを行なう時点でも
ある。この時点のフローはステツプ142〜14
9に示され、この時点以前に滞留又は遅延ジヤム
が発生していなくて、且つ、ジヤム殺しの指令が
ない場合にジヤムチエツクが行なわれる。ジヤム
していればステツプ146でFlag4をセツトし、
ステツプ148でコピー枚数を−1減算し、ステ
ツプ149でジヤムソレノイドをオンする。但
し、SINGLEモードの場合はこの減算は無視され
る(ステツプ147)。ステツプ150〜152
は第3―3図の○リの区間を示し、クロツクパルス
CPを60カウント計数する。そして、この値に達
した時点がステツプ153で、前記ジヤムチエツ
クでオンしたジヤムソレノイドIをオフする。第
3―3図では○ルの時点を指す。ステツプ154〜
156は感光ドラムがドラムホーム位置DHPに
達するのを待つ時間で第3―3図の○レの区間を示
す。そして、第3―3図に於いて○メ〜○ロ迄の区間
でMULTI、SINGLEキーを受けつけるために、
ステツプ140,152,156で上述のステツ
プ127〜133で説明したSUBHが設けられ
ている。そして光学系がホーム位置に達した時点
(第3―3図の○ロ)ではステツプ157でメイン
モータオン信号Aをオフする。ステツプ158は
第3―3図の○ワの区間を、ステツプ159は第3
―3図のの時点を示す。もし、これ以前に遅延
又は滞留ジヤムが発生した場合は、ステツプ16
0―161からステツプ182以降のジヤム解除
ルーチンへ入る。そうでない場合で且つ、ジヤム
殺しの指令(ステツプ162)がない場合は最後
のコピー紙の滞留ジヤム、チエツクを行なう。も
し、滞留チエツクがOKならばステツプ164,
165,166でトータルカウンタ信号TCをオ
ン、オフし、設定枚数とコピー枚数が一致して終
了モードになつた場合はステツプ167―168
でコピー枚数をクリアし、更に、後回転中に
MULTIキー又はSINGLEキーが押されていない
場合は、ステツプ169―175を通り、ステツ
プ13のキー読み込みルーチンへ戻る。即ち複写
動作の完了である。後回転中にMULTIキー又は
SINGLEキーが押されている場合で、MULTIキ
ーの場合はステツプ169―170―171を通
り、ステツプ173で設定枚数が0かどうか判別
し、0の時はステツプ175を通りステツプ13
のキー読み込みルーチンへ入り、後回転中の
MULTIキーは結局無視される。又設定枚数が0
でない時はステツプ173―174を通りステツ
プ19へ飛び、後回転中に入力されたMULTIキ
ーによる複写動作を行なうべく再びコピーサイク
ルを開始する。一方SINGLEキーが押されていた
場合は、ステツプ169―170―172―17
4を通りステツプ19へ飛び、再びSINGLEモー
ドのコピーサイクルに入る。前記、滞留チエツク
でコピー紙が滞留した場合は、ジヤムソレノイド
Iをオン、オフしコピー数を−1減算する(ステ
ツプ163―176―177―178―179―
180―181)。但しSINGLEモードで来た場
合は−1の減算は行なわない。 ステツプ182〜189はジヤム解除ルーチン
即ち、ジヤムしたコピー紙を取り除き、その後の
継続コピーを行なうためのルーチンで、ジヤムソ
レノイドIのオン、オフでラツチされたジヤム機
構(第9―2図に記す)、によりオンしているジ
ヤムスイツチを解除する(リセツトボタンオン)
のを待つているルーチンがステツプ182〜18
4である。ジヤムしたコピー紙が取り除かれ、ジ
ヤムスイツチが解除されてオフになつたら、ステ
ツプ185以降に進み、ここではコピーサイクル
に入る前に押されたMULTIキー又はSINGLEキ
ーに対して、MULTIにはMULTIキーを、
SINGLEにはSINGLEキーが押されるのを待つて
いる。従つて、以前にMULTIキーが押されてい
れば、ステツプ185―186―187―189
を通りステツプ19へ飛び、残りのコピー枚数だ
けコピーする。又SINGLEキーに対してはステツ
プ185―186―187―189を通り同じく
ステツプ19に飛ぶ。従つてこれ以外の組合せに
対しては受けつけない様になつている。 次に、第4―1図,第4―2図,第4―3図の
フルサイズのタイミング.チヤートを参照にし
て、第5―4図,第5―5図のフローを説明す
る。第4―2図の○ア〜○ホは第3―2図のそれまで
(第5―1図のステツプ92まで)のフローと同
じフローを通るので説明を省略する。そこで、こ
の○ホの時点はハーフサイズの光学系反転位置であ
るが、今回はフルサイズなので、こゝから先がハ
ーフと異なる。従つてこの○ホは第5―1図のフロ
ーのステツプ86〜92を指すが、ステツプ92
のサイズ判別で、ステツプ93を通りステツプ1
90以降にジヤンプする。このステツプ190〜
191はハーフサイズの光学系反転位置から更に
前進を進めクロツクパルスCPを150カウント計数
するのを待つルーチンで、第4―2図のの区間
を指す。そして150カウントに達した時点がフル
サイズの光学系反転位置になり、(第4―2図の
の時点)、フローでは第5―4図のステツプ1
92〜198を指す。反転位置なのでステツプ1
92で光学系前進モータ、前露光ランプとを
オフし、光学系後進モータ、ブランク露光ラ
ンプをオンする。更にMULTIモードか否かをス
テツプ193で判断し、この時点以前にジヤムが
発してない(ステツプ194,195)場合はス
テツプ196でコピー枚数を+1加算し、かつコ
ピー枚数が設定枚数と一致した場合にステツプ1
97でこれを判断し、ステツプ199〜231を
経てステツプ232に進む。又コピー枚数と設定
枚数が一致しないときでステツプ198でSTOP
モードと判断した場合はステツプ231を経て同
じくステツプ232へ飛ぶ。従つてコピー枚数と
設定枚数が一致しなくて、且つSTOPモードでな
いときのみステツプ200以降に進む。従つてこ
の第4―2図の○ホの時点では、ステツプ200以
降に進む場合とステツプ231以降に進む場合の
2系統に別れる。まずステツプ231以降のフロ
ー(第5―5図)について説明する。このフロー
に入るケースとしては、SINGLEモードのとき
(ステツプ193)、以前にジヤムが発生したとき
(ステツプ194,195)、設定枚数とコピー枚
数が一致したとき(ステツプ197,199)、
一致してなくてSTOPモードになつているとき
(ステツプ197,198)のいずれかであり、
第4―2図のの時点が見かけ上、第4―3図の
の時点に移つたと考えて良い。従つて今は1枚
目のコピーなので、特にSTOPモードになつた場
合のみ→に移り、シーケンスが実行されると
考えて良い。今は、2枚の内1枚目のコピールー
チンなので、コピー枚数を+1して、ステツプ2
00以降に進んだ場合を説明する。ステツプ20
0―201は第4―2図のの区間を指し、クロ
ツクパルスCPを38カウント計数した時点は、第
4―2図ので示される。この時点はコピー紙の
遅延ジヤム.チエツクを行なう時点で、そのチエ
ツク.フローが第5―4図のステツプ202〜2
08に示されている。このジヤムチエツクはジヤ
ム殺し指令(ステツプ203)がない場合に実行
され、コピー紙が遅延していれば(ステツプ20
4)、ステツプ205でFlag4をセツトしステツ
プ207でコピー枚数を−1減算し、ステツプ2
08でジヤムソレノイドIをオンし、ACトラ
ンス切換信号をオフする。このタイミング図は第
4―2図のに記してある。又、このコピー枚数
の減算はSINGLEモードの場合(ステツプ20
6)は無視される。次にステツプ209,210
で示されるクロツクパルスCPを112カウント計数
する時間は、第4―2図のの区間を示す。クロ
ツクパルスCPが112カウントに達した時点は第4
―2図ので示されている。このの時点では、
前記の時(ステツプ208)にオンされたジヤ
ムソレノイドIをオフすると同時にの時点で遅
延ジヤムを発生したかの判別(ステツプ212)
を行なつている。 ジヤム発生した場合は、ステツプ212で判別
した結果ステツプ213以降に進み第4―2図の
のタイミングを満足させる。まずの時点で
1次トランスTr1・バイアストランスTr2をオ
フさせ(ステツプ213)、ステツプ214,2
15で光学系がホーム位置に達するのを待つ。こ
の区間は第4―2図の○きの区間を指す。光学系が
ホーム位置に達した時点が第4―2図の○くで示さ
れ、光学系後進モータをオフし(ステツプ21
6)、ステツプ217,218に次に来るドラム
ホーム位置を探し(第4―2図の○けの区間)し、
ドラムホーム位置に達したらステツプ220,2
21でドラムホーム位置信号DHPがオフするの
を待つ(第4―2図,第4―3図の○さの区間)。
ドラムホーム位置信号DHPがオフしたら第5―
3図のステツプ154以降に飛び、再びドラムホ
ーム位置が来るのを待つて(第4―3図の○すの区
間)、コピー動作を終了させる。 もし、第4―2図のの時点でのジヤムの判別
(ステツプ212)でジヤムでなれば、ステツプ
223,224で光学系のホーム位置信号OHP
の来るのを待ち(第4―2図のの区間)、光学
系のホーム位置信号OHPが来たらステツプ22
5で光学系後進モータをオフさせ(第4―2図
のの時点)、給紙信号PFの信号が来るのをステ
ツプ226,227で待つ(第4図のの区間)。
給紙信号PFに達した時点が第4―2図では○チの
時点で、もしこの時点でTTOPモードになつて
いれば、第4―2図,第4―3図ののタイミン
グを満足するようフローでは、第5―4図のステ
ツプ228でSTOPモードを判別しステツプ22
9以降に進む。ステツプ229でACトランス
切換信号、1次トランスTr1・バイアストラン
スTr2をオフさせて、第5―5図のステツプ25
7〜260で給紙信号PFがオフになるのを待ち、
次の1回転後やつてくるドラムホーム位置を探
し、コピーサイクルを停止させる。もしSTOPモ
ードでなければ第5―4図のステツプ230で
Flag5,Flag6をセツトし、2枚目のコピーサ
イクルに入るため、第5―1図のステツプ26に
飛ぶ。従つて第4―3図の○チ〜○ミは第3―2図の
○チ〜○ミと同じフローを流れる。但し、2枚目以降
のコピーサイクルの○ナの時点では1枚目のコピー
紙の滞留ジヤム.チエツクを行なうので、そのチ
エツク.フローが第5―1図のステツプ38〜4
5に記載されている。 滞留した場合ステツプ38―39―40―42
―43―44を経て、ステツプ217へ飛び、第
4―2図,第4―3図ののタイミングを満足さ
せる。まず滞留した時点でACトランス切換信
号、1次トランスTr1・バイアストランスTr2
をオフし、Flag8をセツトし(ステツプ42)、
コピー枚数を−1減算する(ステツプ44)。そ
の後はステツプ217に飛びドラムホーム位置が
検出されるまでドラムを回転させホーム位置を検
出するとコピーを終了させる。 フルサイズ2枚目のコピーサイクルにおいて第
4―3図の○チ〜○メはハーフサイズと同じフローを
実行し、両者が分枝する時点は○メの時点である。
フローの第5―2図のステツプ92がハーフの反
転位置である。従つて第4―3図のの区間は前
記説明したステツプ190〜192の時間で、
の時点がフルサイズの反転位置で、ステツプ19
6でコピー枚数と設定枚数が一致するので、ステ
ツプ192―193―194―195―196―
197―199―231を介してACトランス
切換信号をオフ(一次帯電オフ)し、ステツプ2
32以降の後回転ルーチンへ進む。 第5―5図のステツプ232〜234はクロツ
クパルスCPを38カウント計数する時間で、第4
―3図のの区間を示す。38カウントした時点
(第4―3図の)は最後のコピー紙の遅延ジヤ
ムチエツクを行なうところでありフローでは、ス
テツプ235〜241に示されている。ここでは
以前に滞留ジヤムが発生してなくて(ステツプ2
35)、かつジヤム殺しの指令(ステツプ236)
がないときにジヤムチエツクが行なわれ(ステツ
プ237)、ジヤムしているとコピー枚数を−1
減算し(ステツプ240)、ジヤムソレノイドI
をオンする(ステツプ241)。但しSINGLEモ
ードのときはコピー枚数の減算(ステツプ23
9)を行なわない。 ステツプ242〜244は第4―3図のの区
間を指し、クロツクパルスCPを60カウントして
いる時間である。このカウントに達した時は前記
ステツプ241でオンしたジヤムソレノイドIを
オフさせる(第4―3図の)。更にステツプ2
46〜248でクロツクパルスCPを52カウント
(第4―3図のの区間)、ステツプ249でバ
イアストランスTr2をオフさせる(第4―3図の
の時点)。 ステツプ250〜252で光学系がホーム位置
に達するのを待ち(第4―3図のの区間)、ス
テツプ253で光学系後進モータをオフさせる
(第4―3図のの時点)。その後はステツプ25
4〜256(第4図のの区間)で給紙信号PF
がオンになるのを待ち、オンになつたらステツプ
258〜260で給紙信号PFがオフになるのを
待つ。そして給紙信号PFがオフになるとドラム
が次の1回転し、ドラムホーム位置に達するのを
待つて(ステツプ154〜156、第4図の○う)
コピーサイクルを終了させる。 尚ステツプ234,244,248,252,
256,260でサブルーチンSUBHをループ
の中に入れてあるのは第4―3図のの時点以後
の後回転中の時間内にMULTIキー、又は
SINGLEキーを読み込める様にするために設けて
ある。又“INTERUPT”キーは“STOP”キー
と同じ機能のものでこれにより同様に後回転モー
ドに移項する。しかもこのとき表示器25,26
の設定枚数、コピー枚数がメモリRAMの1組の
レジスタに移され、新たな数値が上記表示器に入
力可能とされる。この後は上記キーエントリから
のフローを実行する。コピー終了して後回転モー
ドに入つた時“RECALL”キーを押すと、RAM
の上記レジスタに格納されてた元の数値が表示器
25,26に移され再び“MULTI”キーを押し
て残りの枚数をコピーすることができる。 上述した第5―1図〜第5―5図のフローチヤ
ートにおいて、ステツプ4,8,20,23,2
7,32等の光学系ホーム位置信号OHP、ドラ
ムホーム位置信号DHP、クロツクパルスCP、給
紙信号PFのシーケンスにおける各種の条件信号
の入力を待つ間に第5―6図のフローに示す、表
示桁信号の切換サブルーチンSUBPが設けられて
いる。これにより、各種の条件信号の入力の変化
を待つ間にも信号の入力判定と表示桁信号の切換
サブルーチンSUBPが交互に実行されて、表示桁
信号の出力が長時間途切れることなく、表示のチ
ラツキを防止できる。この第5―6図のサブルー
チンSUBPについて説明する。 まずステツプ261でFlag13がセツトされ
ているか(桁信号CT1-1がセツトされているか)
を判断し、Flag13がセツトされているとステ
ツプ280で表示桁信号CT1-1(走査信号CT1-1)
をリセツトし、ステツプ281にてFlag13を
リセツトする。そして、ステツプ282にて、設
定枚数の2桁目のデータ(RAM11番地に格納さ
れている)を出力ポートa,b,c,dへ出力
し、ステツプ283にて桁信号CT1-2(走査信号
CT1-2)をセツトし、ステツプ284でFlag14
をセツトしメインルーチンへ戻る。これにより設
定枚数表示器25の2桁目の表示が行なわれる。
またステツプ262でFlag14のセツト(桁信
号CT1-2のセツト)と判断すると、ステツプ27
5にて桁信号CT1-2をリセツトし、ステツプ27
6でFlag14をリセツトする。そして、ステツ
プ277でコピー枚数の1桁目のデータ
(RAM12番地に格納されている)を出力ポート
a,b,c,dへ出力し、ステツプ278で桁信
号CT2-1(走査信号CT2-1)をセツトし、ステツ
プ279でFlag15をセツトしメインルーチン
へ戻る。こうして、前述した設定枚数表示器25
の2桁目の表示からコピー枚数表示器26の1桁
目の表示に切り換えられる。また、ステツプ26
3―270―271―272―273―274を
実行することにより前述と同様にコピー枚数表示
器26の1桁目の表示から2桁目の表示に切り換
えられ、またステツプ264―268―269―
265―266―267を実行することによりコ
ピー枚数表示器26の2桁目の表示から設定枚数
表示器25の1桁目の表示に切り換えられる。 このようにして、サブルーチンSUBPが1回実
行されるごとに順次表示桁信号が切り換えられ、
この表示桁信号の切り換えが所定時間内(例えば
16msec以内)で実行することにより表示のチラ
ツキが防止できる。上述した実施例において、各
種の条件信号の入力を待つ間にサブルーチン
SUBPの実行を設けることにより、表示桁信号の
切り換えが16msec以内で実行されることになり
表示のチラツキが防止できる。 第9図はジヤム安全に係わる装置を示したもの
で、第9―1図はドアスイツチで、ジヤムした紙
の処理をする際の安全のためのもので、匡体カバ
ーとドアとの開閉に応じて電源をオンオフするマ
イクロスイツチDSの様子が図示される。 第9―2図はジヤムソレノイドにより定着器、
DC高圧関係の電源をオフする機構が図示されて
いる。ジヤムが生じるとソレノイドSLが作動し
ダボ91のついたレバー92を引き上げ、それに
よりダボで固定されていた解除レバー93が固定
点を失いバネ96により回転しマイクロスイツチ
94をオフする。このため上記の処理機構が停止
する。リセツトスイツチ95を押してこれを解除
できる。しかしメインモータは紙が排出されるで
あろうドラムホーム位置まではドラムを回転させ
る。 以上の様に、上述した実施例では、第7図に示
す1チツプマイクロコンピユータ(第6―1図の
CPU)を用いて、複写シーケンス制御を行なう
ことにより、装置の制御構成を簡単にできる。し
かも、本願では、第5―1図のステツプ13―1
4―15―16の記録開始(コピー開始)前のキ
ーの読み込みルーチンにおいて、第6―4図に示
すカセツト無し、上段紙なし、下段紙なしの複数
の検知信号の内のいずれか1つの信号による
STOPモードを判定し(ステツプ14)、この
STPOモード時には、MULTIキーまたは
SINGLEキーがオンされてもコピー開始が阻止さ
れる。そして、コピー開始後は、キー入力を禁止
する一方で、例えば第5―1図のステツプ25の
如くコピー開始からステツプ26の給紙ローラ
PLのオンによるコピー紙の給紙までの間に、
ROMに格納されたプログラムを読み出し第7図
のインストラクシヨンデコーダによるプログラム
命令の実行によつて選択される1つの入力ポート
INT1より第6―4図の回路より出力される
STOP信号として入力し、複数の検知信号の内の
少なくとも1つの検知信号が入力されると直ちに
ステツプ51〜62等の終了工程へ進む。これに
より、信頼度を落さずに複写動作中の紙なし、カ
セツトなし等の停止要因の判定を最小限に少なく
でき、複写動作中に常に停止要因を入力判定する
ものに比べて、制御プログラムが簡単に済み、プ
ログラムのステツプ数を少なくできる。また、紙
なし、カセツトなし等の複数の検知信号をマイク
ロコンピユータが入力判定する場合に、1つ1つ
の検知信号毎にポート選択するためのプログラム
命令を実行する必要がなく1回の選択処理により
複数の検知信号の入力が行なえるので、複数の検
知信号の入力判定のプログラムステツプ数を更に
少なくできる。 以上の制御により、プログラムメモリのメモリ
容量が少ない1チツプマイクロコンピユータにお
いてもシーケンス制御の精度を損うことがない。 尚、以下の第1表に第5―1図〜第5―7図の
フローを実行するための命令語等をPPS―4/I
に関するマニユアルに従つたプログラムコードリ
スト例を示す。
グラムによるシーケンス制御を行う画像形成装置
の改良に関するものである。 〔従来技術〕 従来複写機等においてプロセスシーケンス制
御、タイミング制御は、リレー回路の組合わせ、
もしくは通称ハードワイア型論理回路のみを用い
てプロセス処理手段(帯電、露光、現像、転写プ
ロセス等を達成する為の必要な機器)を作動制御
するものであつた。 しかしリレー回路もしくは論理回路は特定の機
能の為に回路構成されるので、その機能を変更し
たりするときは回路構成を組み変え配線し直す手
間がかかるものであつた。しかも処理機器を多く
したり複雑な制御をさせようとするとその為の回
路構成や配線が極めて複雑になり、信頼性を悪化
するものであり、保守点検を困難にするものであ
つた。 この欠点を除去すべく出願人は多数の処理対象
を有する複写機等に有効な構成のプログラムメモ
リによるシーケンス制御装置を提案した(特願昭
51―36614)。 上述した提案のものでは、それぞれ異なるチツ
プからなるプログラムメモリ(ROM)、データ
メモリ(RAM)、入出力ポート、プロセツサ等
の回路素子を組み合わせて、シーケンス制御を行
う。よつて必要な数の入出力ポートおよび必要な
容量のプログラムメモリを組み合わせて、制御回
路を構成でき、数多くの入出力ポートと大容量の
プログラムメモリを用いることにより多くの対象
を制御できる。しかしながら、その反面で制御回
路の構成が複雑化する傾向がある。 又、マイクロコンピユータに比べ非常に大型の
コンピユータであるミニコンピユータを用いて複
写制御を行うものとして特開昭51―42542号公報
が知られている。 しかしながら、特開昭51―42542号公報におい
ても上述した特願昭51―36614と同様にプログラ
ムメモリ、データメモリ、入出力ポート、プロセ
ツサ等多数の回路素子を組合わせることになり、
多くの対象を処理できる反面、制御回路の構成が
複雑化する傾向がある。 そこで、1チツプマイクロコンピユータにより
シーケンス制御することによつて制御の為の構成
を簡単にすることが考えられる。 しかしながら、1チツプマイクロコンピユータ
は、信号入力する為の入力ポート数が限られてお
り、また制御プログラムを格納する為のメモリ容
量も限られている。つまり、特開昭51―42542号
公報に示されているようなミニコンピユータのシ
ステムに比べると、1チツプマイクロコンピユー
タの入力ポート数及び制御プログラム格納用のメ
モリ容量は、非常に少ない。 例えば、特開昭51―42542号公報に示されてい
るミニコンピユータによる制御手法では、記録中
に融着器の故障、連動解除等の複数の停止要因の
発生を常時入力判定し、停止要因が発生すると直
ちに複写終了のための制御を行つている。また、
ミニコンピユータによる制御手法では、入力判定
する停止要因を1つ1つプログラム命令により選
択し、選択した停止要因を1つ1つ入力判定して
いる。このためにミニコンピユータによる制御手
法では、非常に多くのプログラムステツプ数を必
要とする。 従つて、特開昭51―42542号公報に示されてい
るミニコンピユータによる制御手法を、そのまま
1チツプマイクロコンピユータに適用することは
できない。即ち、ミニコンピユータに示されてい
る制御手法を1チツプマイクロコンピユータに適
用するためには、入力対象を少なくし、またコン
ピユータの制御する項目を少なくしなければなら
ない。しかしながら、このとき単純にコンピユー
タの制御項目を少なくしたのでは、シーケンス制
御の精度が損なわれてしまうという問題がある。 〔目 的〕 本発明は上述した1チツプマイクロコンピユー
タを用いて画像形成装置を制御する場合の問題点
を解決し、複写機等のシーケンス制御の為の構成
を簡単にし、しかもそのシーケンス制御の信頼度
を損なうことのない画像形成装置の提供を目的と
するものである。 また本発明は、従来のシーケンス制御と同様の
制御を行う場合にも、従来より少ないプログラム
ステツプ数で制御可能にして、限られたプログラ
ムメモリ容量の1チツプマイクロコンピユータに
おいてもシーケンス制御の精度を損なうことのな
いようにし、1チツプマイクロコンピユータの限
られた数の入力ポートを効率よく利用したもので
ある。 即ち、本発明は、従来記録動作中に常時入力判
定していた記録動作の停止要因を、記録開始前は
記録処理のためのデータ信号の入力と同じ時間帯
に入力判定し、他方記録開始後は時々判定すなわ
ち給紙前の所定時点に入力判定することにより、
従来に比べて、信頼度を落とさずに記録中の停止
要因の入力判定を最小限に少なくして制御プログ
ラムを簡単にするものである。 更に本発明は、従来1つ1つプログラム命令に
より選択して入力判定していた複数の停止要因
を、複数まとめて入力判定して、少なくとも1つ
の停止要因の入力のとき終了工程に進むことによ
り、従来必要としていた1つ1つの停止要因毎に
ポート選択するためのプログラム命令を省略し、
複数の停止要因の入力判定のプログラムステツプ
数を少なくするものである。 〔構 成〕 即ち、本発明は、記録物を得る為の記録処理手
段、上記記録処理手段に記録部材を供給するため
の記録部材供給手段、記録処理に必要なデータ信
号を入力するためのキー入力手段、シーケンス制
御用のタイミング信号発生手段、画像形成装置に
おける記録部材無し等の記録動作の停止要因とな
る検知信号を発生する複数の検知信号発生手段6
18、記録処理手段の作動シーケンスのプログラ
ムを記憶した読出し専用の第1メモリROMと、
記録処理のために必要なデータを記憶する読出し
書込み可能な第2メモリRAMと、上記記録処理
手段に所要の作動タイミングで且つ動作に必要な
時間のラツチ信号を付与する為の複数の出力部
(D等)と、上記キー入力手段からのデータ信号、
上記タイミング信号発生手段からのタイミング信
号および上記複数の検知信号発生手段からの検知
信号を入力するための複数の入力部(PI,INT
等)と、上記プログラムを解読処理することによ
つて上記入力部を選択して信号を入力し、入力し
た信号を判定し、その判定に基づいてラツチ信号
を形成するとともに形成したラツチ信号の出力を
制御する為の処理部CPUとを一体にして有する
1チツプマイクロコンピユータを有し、上記マイ
クロコンピユータは、上記タイミング信号発生手
段からのタイミング信号を、上記複数の入力部の
内の1つの入力部より入力して、上記記録処理手
段を動作制御するものであり(ステツプ22,5
0等)、更に、上記複数の検知信号発生手段から
の複数の検知信号をまとめて、上記複数の入力部
の内の他の1つの入力部より入力するものであり
(第6―4図)、かつ上記マイクロコンピユータ
は、記録処理開始前には、上記複数まとめて入力
される検知信号を、上記キー入力手段から入力さ
れたデータ信号を上記第2メモリに記憶させてい
る時間帯に入力判定して、少なくとも1つの検知
信号が入力されたときに、記録処理の開始を阻止
するものであり(ステツプ14)、上記キー入力
手段からのデータ信号の入力を禁止している記録
処理開始後には、上記複数まとめて入力される検
知信号を、上記記録部材供給手段による記録部材
の供給前の所定時点で入力判定して、少なくとも
1つの検知信号が入力されたときに、終了工程へ
進むものである(ステツプ25,228等)、こ
とを特徴とする複写機等の画像形成装置にある。 〔実施例〕 以下本発明の実施例を1チツプマイクロコンピ
ユータ(以下CPUと称す)を用いて複写機の
種々の機能を制御する例について詳述する。 第1図において本発明の一実施例である複写機
の作動を説明する。 原稿は原稿載置面を構成する原稿台上に置か
れ、原稿圧板10によつて押えられる。光学系は
照明ランプ9と移動反射ミラー8よりなる照明
部、移動反射ミラー6、レンズ17及び固定反射
ミラー18,19により構成されている。従つ
て、原稿は照明ランプ9と一体となつて図示矢印
Aで示す方向へ移動する移動反射ミラー8とこの
移動反射ミラー8の1/2の移動速度をもつて同一
方向へ移動する移動反射ミラー6により光路長を
等しく保たれながら、更にレンズ17と固定反射
ミラー18,19を経てスリツト露光され、感光
体を表面に有するドラム30上へ結像される。即
ち原稿は光学系(照明部)により走査されながら
スリツト露光される。ドラム30の表面は感光層
の上を透明絶縁層で覆つた感光体を有し、感光体
はまず高圧電源(図示せず)から正の高圧電流を
供給されているプラス帯電器12により正に帯電
させられる。続いて露光部に達すると原稿台ガラ
ス上の原稿は照明ランプ9に照明され移動反射ミ
ラー8,6、及びレンズ17、固定反射ミラー1
8,19によりドラム30上に結像されるので、
感光体は原稿像を露光されると同時に高圧電源か
らAC高圧電流を供給されているAC放電器13に
よりAC除電を受ける。 次いで、全面露光ランプ33による全面露光を
受けてドラム表面(感光体)上に静電潜像が形成
され、現像器31にはいる。 現像はスリーブ方式による粉体現像により行わ
れ、静電潜像は顕画化される。 次にカセツト21又は22中から転写材が給紙
ローラ24により給紙され、第1ローラ25、第
2ローラ28により搬送され、タイミングローラ
29により一時停止されレジスト信号によりタイ
ミングローラ29を回転させて再び紙搬送され
る。レジスト信号は光学系の特定通過位置を検知
するスイツチRGから得られる。スイツチOHPは
光学系ホーム位置(停止位置)を示す信号を発生
する。 この給紙搬送された転写材がドラム30に密着
し、転写用帯電器27で高圧電源からの正の高圧
電流によりドラム上の像が複写材に転写される。 転写を終えた複写材は分離ローラ26でドラム
から分離され、熱定着ローラ4に導かれ、定着さ
れたのち除電器3により余分な電荷を除電され
て、排出ローラによつて、トレイ20に排出され
る。こうして複写が完了する。一方ドラム30表
面(感光体)は圧接されたブレード11によりド
ラム上の残存トナーをクリーニングされ、再び次
のサイクルを繰り返すことができる。煩雑さを避
けるため駆動系及び各プロセスのシーケンス制御
及びタイミングの詳細な説明はフローチヤート説
明にて後述する。尚ドラム30に設けたカムによ
りスイツチPFを作動し給紙信号を生じる。スイ
ツチDHPはドラムホーム位置信号を生じ感光体
つぎ目がクリーナ11に当接する位置でドラム停
止させるものである。23a,23bはカセツト
内の紙有無を検出する為のランプとその光を受け
る受光素子、2は紙の遅延とここでの滞留を検知
する為の紙検知用ランプと受光素子である。16
はブランク露光用ランプで像露光しないとき感光
体を露光して表面電位ムラをなくすようにするも
のである。7は定着モータ、15は光学モータ、
14はプロセス前に予め感光体を疲労させて均一
にする為の前露光用ランプである。又ドラムに連
動して回転する板とその穴を検知する光学検知器
で構成されるパルス発生器(不図示)が設けられ
ており、このパルス発生器よりパルスCPを発生
する。 この装置の操作盤を第2図に示す。 オペレータはこの操作部を介してCPUと対話
するこができる。即ちキー群21,22,23の
入力に対して、表示器24〜29にCPUは応答
を示す。オペレータは0〜9の数値キー21を押
すことにより、所望のコピー枚数を表示器25に
最大99まで設定できる。“CLEAR”キー21は
この設定した表示器25の内容を0にする時に使
用する。“MULTI”キー22はこの表示器25
に示された所望の値だけコピーしたい時に用いる
コピースタートキーであり、このキーが一度押さ
れると、機械はコピー動作に入り、光学系が反転
位置(光学系が前進から後進へ切り換わるタイミ
ング)に達した時に、コピー枚数表示器26の値
が0から+1される。そして設定された表示器2
5の数値とコピーされた枚数を示す表示器26の
値が一致した時点でコピー動作モードは終了モー
ドになりそしてコピー動作が終り、感光ドラム3
0が停止した時点で表示器26を“0”に戻す。
従つて、表示器25には最初にテンキー21で設
定した値が依然として残つているので、別の原稿
について同数コピーしたいときは、再び
“MULTI”キー22を押せば良い。但し、この
MUXTI”キー22は表示器25の値が“0”に
なつている時、及び装置の状態を表示する表示器
群24のいずれかが点灯している時は無視され
る。 “MULTI”コピー動作中、コピー枚数が設定
枚数に達しない時点で、“STOP”キー22を押
したとき又は装置の状態を表示する表示器群24
のいずれかが点灯した時は、その時点でのコピー
動作を直ちに停止するのではなくてコピーを完了
させて、コピーサイクルを停止する。従つて例え
ば、設定枚数“6”に対してコピー枚数“3”の
時に前記状態になつたならば、設定枚数表示器2
5は“6”で、コピー枚数表示器26は“3”で
静止している。この時キー群22については全部
受けつけるがキー群21については受け付けな
い。 又、設定枚数分のコピーが終了したコピー動作
終了後はキー群21,22全てを受けつける。 “SINGLE”キーは設定枚数、コピー枚数には
無関係に一枚コピー動作を行う。従つて、このキ
ーを用いて、一枚のみのコピー及び一枚コピーに
ついての割り込みコピーが可能である。例えば第
1のオペレータが6枚を設定枚数表示器25に設
定し、コピー枚数が3枚に達した時、第2のオペ
レータが一枚コピーを割り込みたいと申し出た
時、第1のオペレータは“STOP”キーを押して
3枚コピーが完了した時点で一旦コピを終了さ
せ、第2のオペレータは自分の原稿をセツトし、
“SINGLE”キーを押せば、設定枚数表示器25
は“6”で、コピー枚数表示器26は“3”で静
止したまま、第2のオペレータ用の一枚コピーが
完了する。次に、第1のオペレータが再び
“MULTI”キーを押すことによつて、残り3枚
のコピーをとることができる。この割り込みコピ
ーの所望枚数が1枚でなく複数枚のときは
“INTERUPT”とRECA―LL”キー22を用い
て行うことができる。前記、第1のオペレータが
設定枚数“6”、コピー枚数“3”で第2オペレ
ータの割り込みのために“STOP”キーを押して
停止させた時、第2のオペレータが2枚コピーを
割り込みたい時は、第2のオペレータは
“INTERUPT”キーを押し、設定枚数“6”と
コピー枚数“3”を別のメモリーに一旦退避させ
て、interuptランプ28を点灯させた後、テンキ
ー21により“2”を設定枚数として入力し、
“MULTI”キー22を押し、2枚コピーを完了
させる。この後、“RECALL”キー22を押せ
ば、第1のオペレータ用の数値、“6”と“3”
が表示器25,26に呼び戻され、第1のオペレ
ータは再び“MULTI”キーを押して残り3枚の
コピーをとることができる。 表示ランプ27“ORIGINAL”は原稿のセツ
ト又は置き換え可能なことを示し、コピー中は消
える。従つて、最後の紙のコピーの光学走査が完
了した時点で点灯するので、直ちに原稿を差し換
えて“MULTI”又は“SINGLE”キーを押すこ
とで、再びコピーを開始することができる。 表示ランプ28“INTERUPT”は
“INTERUPT”キーを押した時点灯し、
“RECALL”キーを押したとき消える。 “JAM”はコピー紙が紙ずまりをおこした時
に直ちに点灯し、この紙ずまりの発生によりコピ
ーを終了モードに移行させる。そして、このと
き、コピー枚数表示器26のコピー枚数値は、
CPU(第6―1図参照)により紙ずまりを起こし
た場所と紙サイズに応じて−1又は−2され、コ
ピー終了される。又ジヤムのとき、オペレータは
装置のドアを開き、詰まつた紙を除去するので、
コピー料金を計算するトータル・カウンターは紙
のトレー収納後に初めて計数するようにして、
JAMした紙の計数は行わない。つまりコピーカ
ウント表示及びトータル・カウンタ双方に於い
て、JAM時のカウント保証が行われる仕組みに
なつている。 “TONER SUPPLY”の表示は、現像器内の
トナーがなくなつた時に点灯し、コピーの開始、
コピーの続行には影響を与えない。 “PAPER―SUPPLY”の表示は、選択された
カセツト内に紙がなくなつた時に点灯し、コピー
の開始を禁止し又はコピーの続行を終了させる。 “WAIT”の表示は定着器の温度が所望の値
に達する迄の時間点灯させ、コピーの開始を禁止
するが、一度その温度に達したならば、コピーの
開始を可能にしその可能状態を保持する。 切換えボタン“UPPER―CASSETTE”、
“LOWER―CASSETTE”23はカセツトの上
段、下段の選択を行い、ランプ群29は、その選
択されたカセツト内に収納されている紙サイズを
表示する。押釦スイツチ“AUTO”23を押し
ておくと、選択したカセツト内に紙がなくなつた
時、別のカセツトに同サイズの紙が収納されてい
る時のみ、自動的にそのカセツトから紙を引き出
し、コピーを続行することができる。 (制御回路) 次に第6―1図,第6―2図,第6―3図,第
6―4図,第7図に基づいて、本実施例の制御回
路について説明する。 第6―1図はコンピユータに入力出力される制
御回路であり、第6―2図は入出力の為の周辺回
路である。 第6―1図において、CPUは後述の第5図の
制御プログラムを格納したメモリ(ROM)やプ
ログラム実行に必要な作動タイミング数値データ
やコピーの割り込みをする為の計数値退避用のメ
モリ(RAM)及び入力データ、上記プログラム
を解読する論理回路が1つの半導体基板に含まれ
たコンピユータチツプ素子である(1チツプマイ
クロコンピユータ)。このCPUの詳細な構成を第
7図に示す。以下、第7図に基づいて本実施例の
CPU(ロツクウエル社製の1チツプマイクロコン
ピユータPPS4/1)の概要について説明する。 第7図において、1チツプマイクロコンピユー
タであるCPUが含むROMは、複写装置のシーケ
ンスを実行する為のマスタプログラムが予め順序
立てられて、各番地に組込まれ、ここの中の特定
番地をPROGRAM COUNTERにより設定する
毎にその内容を取り出すことのできる読出し専用
メモリであり、それ自体は周知のマトリクス回路
に予めコードで設定される0番地から必要最終番
地迄順に2進コードでプログラム(キーエント
リ、プログラム機器の作動プログラム、マシン終
了プログラム等)を記憶する。又RAMは複写枚
数やプロセス制御中一時制御信号を記憶する読出
し書込み用メモリで2進化コードの1組を格納す
る公知のメモリで、複数個のフリツプ・フロツプ
を1組としてこれを複数組で構成し、DATA
ADDRESS REGISTERからの番地指定信号によ
り任意の組が選択され、その中の複数個のフリツ
プ・フロツプへデータを書込んだり読出したりす
る。 又、INSTRUCTION DECODEはROMから
読み出されたプログラム(命令)を解読して制御
信号を発生するインストラクシヨンデコータであ
る。 又、Aはアキユムレータであり、演算データ、
入力データ、出力データを一時的に格納するレジ
スタである。又ALUはデータの演算を行う為の
演算論理回路である。又Cはキヤリーフリツプフ
ロツプである。 又、DI/00〜DI/09は、10個のデイスク
リート入出力ポートであり、プログラム制御に従
つてMULTIPLEXER DRIVERS AND
RECEIVERにより個々のフリツプフロツプがセ
ツト又はリセツトされる。 又RI/01〜RI/04(A reg)は4ビツト
のパラレル入出力ポートである。信号出力時に
は、アキユムレータAからのデータがAバツフア
(A BUFFER)に格納され、このAバツフアの
データに従つてA DRIVERS AND
RECEIVERSにより4つのフリツプフロツプが
セツト又はリセツトされて信号出力される。又、
信号入力時には、A DRIVERS AND
RECEIVERSよりアキユムレータAに入力デー
タがとり込まれる。 又、RI/05〜RI/08(X reg)は、4ビ
ツトのパレレル入出力ポートである。信号出力時
には、アキユムレータAからのデータがまずXレ
ジスタ(X REGISTER)に格納され、このX
レジスタのデータがXバツフア(XBUFFER)
に転送され、Xバツフアのデータに従つてX
DRIVERS AND RECEIVERSにより4つのフ
リツプフロツプがセツト又はリセツトされて信号
出力される。又信号入力時には、X DRIVERS
AND RECEIVERSよりXレジスタに入力デー
タを格納した後に、Xレジスタよりアキユムレー
タAに入力データがとり込まれる。 又、INT0,INT1は条件付割り込みポート
であり、この条件付割り込みポートはDI/0〜
9と同様のデイスクリートの入力ポートとして機
能するモードと、割り込みポートとして機能する
モードを有する。尚、本実施例では、DI/00
〜DI/09と同様にデイスクリートの入出力ポ
ートとして使用する。 又PI1〜4(CHANNEL1)、PI5〜8
(CHANNEL2)は、各々4ビツトのパラレル入
力ポートである。 又、SA,SBは、プログラムカウンタ
(PROGRAM COUNTER)のカウント値を退避
させる為のレジスタであり、サブルーチンの実行
時にメインルーチンのプログラムカウント値が退
避され、サブルーチンの実行終了により退避した
カウント値が再びプログラムカウンタにセツトさ
れ再びメインルーチンに復帰するものである。 以上の各部より成る1チツプマイクロコンピユ
ータ(CPU)に第6―1図に示す各種の信号が
入力又は出力される。 以下に、第6―1図に基づいてCPUの入力出
力について説明する。 まず出力端子a〜d(A Reg)は、表示器2
5,26に設定枚数及びコピー枚数データを出力
する為の出力端子である。そしてこの出力端子a
〜dは、第6―3図に詳細に示す様にデコーダド
ライバ608を介して表示器25,26に接続さ
れる。 又、出力CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2は、
入力マトリクス回路の走査及び表示器26,25
の桁走査用として使用する。 出力Aはメインモータ、冷却用モータ、除電用
AC帯電器トランスTr3の作動制御信号である。 出力Bはカセツト上段の給紙ローラプランジヤ
PLの作動制御信号である。 出力Cは第1レジスタプランジヤの制御信号で
ある。 出力Dは第2レジスタプランジヤの制御信号で
ある。 出力Eは光学系前進モータF、露光ランプL3
9、現像器プランジヤPLの制御信号である。 出力Fは光学系後進モータBの制御信号であ
る。 出力Gは前露光ランプL214の制御信号であ
る。 出力Hは全面露光ランプ33の制御信号であ
る。 出力Iはジヤム表示ランプ24、リセツトプラ
ンジヤの制御信号である。 出力JはACトランス電圧切換えの制御信号で
ある。 出力Kは一次トランスTr1、バイアストランス
Tr2の制御信号である。 出力Lはブランク露光ランプL4の制御信号で
ある。 出力ORは原稿のセツト又は置き換え可能なこ
とを示す原稿表示ランプ27の制御信号である。 出力TCはトータルカウンタの制御信号である。 出力ULはカセツト上段指示信号である。 上述した各出力と1チツプマイクロコンピユー
タの出力ポートとの対応については、デイスクリ
ートの入出力ポートDI/O0より走査信号
CT1-1,DI/O1より走査信号CT1-2、DI/O2
より走査信号CT2-1、DI/O3より走査信号
CT2-2が出力される。又、入出力ポートDI/O4
よりカセツト上段給紙ローラプランジヤの作動制
御信号B、入出力ポートDI/O5より光学系前
進モータ等の制御信号E、DI/O6より光学系
後進モータの制御信号F,DI/O7より前露光
ランプの制御信号G、DI/O8よりジヤム表示
ランプ等の制御信号I、DI/O9よりトータル
カウンタの制御信号TCが出力される。又第7図
のシリアル出力ポート(SERIAL OUT)よりカ
セツト上段指示信号ULが出力される。又入出力
ポートRI/O1〜RI/O4(A reg)より表示
用の枚数データa,b,c,dが出力され、
RI/O5〜RI/O8(X reg)の各々からはメ
インモータ等の制御信号A,ACトランス電圧切
換の制御信号J、1次トランス等の制御信号K、
ブランク露光ランプの制御信号Lが出力される。 又、第1レジスタプランジヤ制御信号C、第2
レジスタプランジヤ制御信号D、全面露光ランプ
制御信号H、原稿表示ランプ制御信号ORは、
各々ゲート回路601〜607を介して出力され
る信号である。このゲート回路の内、601,6
02,606はインバータであり、又603,6
04はアンドゲートであり、又605はナンドゲ
ートであり、又607はオアゲートである。即
ち、上述したゲート回路は、チツプ出力からの信
号(マイクロコンピユータからの出力信号)を組
み合わせて、更に多くの出力信号を得るためのも
のであり、いわばデコーダ機能を有するものであ
る。ゲート回路より出力される各信号の論理結合
は、制御信号C=制御信号A・制御信号、制御
信号D=(レジスト信号・制御信号)・制
御信号A、制御信号H=制御信号E+制御信号
L、制御信号OR=制御信号である。尚レジス
ト信号RGは、第1図に示される光学系走行路に
設けられたマイクロスイツチにより発生される第
2レジスト位置を示す信号である。 以上が1チツプマイクロコンピユータCPUよ
り出力される出力信号である。 次に1チツプマイクロコンピユータCPUに入
力される入力信号について説明する。 まず、入力マトリクス回路からの信号はCPU
のパラレル入力ポートPI1〜PI4(CHANNEL
1)より入力される。入力マトリクス回路の各信
号は、走査信号CT1-1によりキー群21の内の
“0”キー入力信号、“1”キー入力信号、“2”
キー入力信号、“3”キー入力信号がPI1〜PI4
にパラレルに入力される。又、走査信号CT1-2に
よりキー群21の内の“4”キー入力信号、“5”
キー入力信号、“6”キー入力信号、“7”キー入
力信号がPI1〜PI4にパラレルに入力される。
又、走査信号CT2-1によりキー群21の内の
“8”キー入力信号、“9”キー入力信号、キー群
22の内の“INTERUPT”キー入力信号、
“RECALL”キー入力信号がPI1〜PI4にパラレ
ルに入力される。又、走査信号CT2-2によりキー
群22の内の“MULTI”キー入力信号、
“SINGLE”キー入力信号、“CLEAR”キー入力
信号、及び“ジヤムリセツトスイツチ”又は“ジ
ヤム殺しスイツチ”の信号がPI1〜PI4にパラ
レルに入力される。 又光学系前進モータ、露光ランプ等の制御信号
Eによりキー群23の内の“カセツト上下切換ス
イツチ”の信号、“AUTO”の信号、及び上下の
カセツトサイズの一致を示す“COINCIDENCE”
のトランジスタのコレクタ信号、フルサイズ
(A3サイズ、B4サイズ、ユニバーサルカセツト
U1)かハーフサイズ(A4サイズ、B5サイズ、
ユニバーサルカセツトU2)かを示す“SIZE”
のトランジスタのコレクタ信号がPI1〜PI4に
パラレルに入力される。ここで、ユニバーサルカ
セツトU1は、カセツトU2のフルに当る任意サ
イズの紙を格納することができるものである。
尚、上下のカセツトサイズの一致を示す
“COINCIDENCE”信号、サイズを示す“SIZE”
信号については、第6―2図の説明において詳細
に説明する。 又、入力マトリクス回路には、各走査信号
CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2及び制御信号E
に逆流防止用のダイオードが接続されている。 又、ドラムカムとマイクロスイツチDHPによ
り発生される感光ドラム30のホームポジシヨン
信号(DHP信号)、光学系走査路中にあるマイク
ロスイツチOHPにより発生される光学系ホーム
ポジシヨン信号(CHP信号)、ドラムカムとマイ
クロスイツチPFにより発生される給紙信号(PF
信号)、及び不図示のパルス発生器(ドラム30回
転1゜につき1パルスを発生する)により発生され
るパルス信号(CP信号)は、CPUのパラレル入
力ポートPI5〜PI8(CHANNEL2)より、
夫々入力される。尚パルス信号CPのパルス発生
器は一連のクロツク信号をドラムと同期して発生
する発振器でも可能である。 又、選択された段(上段又は下段)のカセツト
が挿着されていない時、選択されたカセツト内に
紙が充填されてない時、及びコピー中に操作部上
の“STOP”キー22が押された時に出力される
STOP信号は、CPUの条件付割込ポートINT1
より入力される。尚、STOP信号の発生回路につ
いては、第6―2図,第6―4図において説明す
る。 又、コピーされた紙が検出器2(第1図)で排
出検査された時(コピートレー1に達した時)に
トランジスタ609より出力されるCPOS信号は
CPUの条件付割込ポートINT0より入力される。 次に第6―2図,第6―3図,第6―4図に基
づいて、CPUの周辺回路について説明する。 第6―2図は、上・下段カセツト及び紙サイズ
の検知回路及びサイズ表示回路を示した図であ
る。 MS13,19,21は、上段カセツトのカセ
ツトサイズの判別用のマイクロスイツチである。
又MS15は、上段カセツトの挿着確認用のマイ
クロスイツチである。マイクロスイツチMS1
3,19,21,15は、各々0,1信号を出力
し、各々1,2,4,8の重みを持たせてある。 又、MS12,20,22は、下段カセツトの
カセツトサイズの判別用のマイクロスイツチであ
る。又MS16は、下段カセツトの挿着確認用の
マイクロスイツチである。マイクロスイツチMS
12,20,22,16も1,2,4,8の重み
を持たせてある。 そして、マイクロスイツチMS13,19,2
1,15(上段カセツトの信号)およびMS1
2,20,22,16(下段カセツトの信号)の
信号は、マルチプレクサ(MULTIPLEXER)に
入力される。マルチプレクサは1チツプマイクロ
コンピユータからの切換え信号ULに従つて上段
か下段かの切り換えを行い、外部に1,2,4,
8のコードを出力する。即ち、切換信号ULが0
のとき上段カセツトが選択され、MS13,1
9,21,15の信号が1,2,4,8のコード
としてマルチプレクサより出力される。又、切換
信号ULが1のとき下段カセツトが選択され、
MS12,20,22,16の信号が1,2,
4,8のコードとしてマルチプレクサより出力さ
れる。マルチプレクサから出力された1,2,
4,8のコード出力は、デコーダ(DECODER)
に入力され、デコーダによりデコードされる。例
えば、上段カセツトが選択され、選択されたカセ
ツトがA3サイズの場合は、MS13,19,21
がオフで、MS15がオンとなり、コード信号
1,2,4,8は“0,0,0,0”となる。よ
つてデコーダによるデコード結果は0になり、デ
コーダの0端子より信号出力され、この信号によ
りドライバ612を介してA3サイズのサイズ表
示ランプを点灯する。同様にA4サイズの場合は、
MS13,MS15がオン、MS19,21がオフ
となり、コード信号1,2,4,8は“0,0,
0,1”となる。又、ユニバーサルカセツトU1
の場合は、MS19,15がオン、MS13,2
1がオフとなり、コード信号は“0,0,1,
0”となる。また、ユニバーサルカセツトU2の
場合は、MS13,19,15がオン、MS21
がオフとなり、コード信号“0,0,1,1”と
なる。又、B4サイズの場合は、MS21,15が
オン、MS13,19がオフとなり、コード信号
は“0,1,0,0”となる。又、B5サイズの
場合は、MS13,21,15がオン、MS19
がオフとなり、コード信号は“0,1,0,1”
となる。又、カセツトが挿着されてない時は、
MS13,19,21,15が全てオフとなり、
コード信号は“1,0,0,0”となる。よつて
デコーダによるデコード結果は、A4サイズのと
き1、ユニバーサルカセツトU1のとき2、ユニ
バーサルカセツトU2のとき3、B4サイズのと
き4、B5サイズのとき5、又カセツトが挿着さ
れてないとき8になり、各々デコーダ端子1,
2,3,4,5,8より信号出力される。 又、カセツトが十分奥まで挿着されていないと
きは、MS15がオフになるので重み8が必ず1
(“1,×,×,×”)になるので、デコードした結果
8〜15のいずれかの値になり、いずれのサイズ表
示ランプも点灯しない。 第6―5図に上述したマイクロスイツチMS1
3,19,21,15のオンオフ状態とカセツト
サイズの関係を示す。 尚、下段カセツトが選択された場合の各マイク
ロスイツチMS12,20,22,16のコード
信号1,2,4,8は、上述した上段カセツトの
場合と同様である。 又、第6―2図において、SIZE信号は、デコ
ーダの0端子の出力信号(A3サイズを示す信
号)、2端子の出力信号(ユニバーサルカセツト
U1を示す信号)及び4端子の出力信号(B4サ
イズを示す信号)をオアゲート613に入力し、
この3つの内のいずれかの信号が出力されている
ときにフルサイズを示す“1”の信号である。こ
のSIZE信号は、前述した第6―1図の入力マト
リクス回路のトランジスタをオンし、1チツプマ
イクロコンピユータの入力ポートPI4より1チ
ツプマイクロコンピユータに入力される。そして
1チツプマイクロコンピユータは、このSIZE信
号によりシーケンスタイミングをサイズに応じて
異ならせる。 又、上段カセツトサイズ判別用マイクロスイツ
チMS13,19,21と下段カセツトサイズ判
別用マイクロスイツチMS12,20,22の2
組は、コンパレータ(COMPALATOR)に入力
される。そして、コンパレータにより、双方の信
号が一致しているか否か比較され(即ち、上段カ
セツトと下段カセツトのサイズが一致しているか
否かが比較され)、双方の信号が一致していると
きに、上・下段カセツトサイズの一致を示す
“COINCIDENCE”信号を1にする。この
COINCIDENCE信号は、前述した第6―1図の
トランジスタをオンし、これにより1チツプマイ
クロコンピユータの入力ポートPI3より入力さ
れる。そして1チツプマイクロコンピユータは、
上・下段カセツトのサイズが一致しているか判別
する。 又、第6―1図において上/下スイツチがオン
され上段カセツトが選択されると、1チツプマイ
クロコンピユータをこれを入力判定してカセツト
選択信号ULを0にする。 従つて、選択信号ULが0の場合には、トラン
ジスタ621がオフになり、上段カセツト紙検知
回路が選択される。このときトランジスタ622
がインバータ623を介してオンになるため、下
段カセツト紙検知回路は選択されない。 そして上段カセツト紙検知回路が選択され、上
段カセツトに紙がなくなるとCds615の抵抗が
下がる。これによりオペアンプ613′のネガテ
イブ入力端子6の入力レベルが端子5の入力レベ
ルより低くなり、オペアンプ613′の出力は
“1”となり第6―4図において後述するSTOP
信号の出力となる。 尚、下段カセツトが選択され、1チツプマイク
ロコンピユータからの切換え信号ULが1のとな
り、下段カセツト紙検知回路が選択された場合の
紙なし検知も、上述した上段カセツト紙なし検知
と同様であり、Cds616の抵抗がさがり、オペ
アンプ614の出力が“1”となる。 次に第6―3図に基づいて、設定枚数とコピー
枚数の表示器25,26について説明する。 第6―3図に示される表示器25,26の各桁
は、7セグメントによる表示方式であり、1チツ
プマイクロコンピユータCPUからの走査信号
CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2で桁選択される。
即ち、設定枚数表示器25の1桁目の4ビツトの
数値データがCPUの出力ポートa,b,c,d
より出力された後、走査信号CT1-1がCPUより出
力される。そして表示器25の2桁目の数値デー
タ走査信号CT1-2、表示器26の1桁目の数値デ
ータ、走査信号CT2-1、表示器26の2桁目の数
値データ、走査信号CT2-2、表示器25の1桁目
の数値データ、走査信号CT1-1…の順に表示器2
5,26の各桁の数値データと各走査信号が交互
にCPUより出力される。こうして、CPUより出
力される走査信号CT1-1,CT1-2,CT2-1,
CT2-2とCPUの出力ポートa〜dよりパラレルに
出力される4ビツトの数値データ出力によつて、
表示器25,26の所要桁のセグメントが選択さ
れ、表示器25の1桁目、表示器25の2桁目、
表示器26の1桁目、表示器26の2桁目の順に
交互に表示するダイナミツク表示を行う。尚、
CPUの出力ポートa〜dより出力される4ビツ
トの数値データはデコーダドライバ608により
セグメントデータにデコードされて、各セグメン
ト(桁)に出力される。 次に第6―4図に基づいて、STOP信号の発生
回路について説明する。 図において、メインモータが駆動中に第2図の
操作部のSTOPキー22が押されると、メインモ
ータ等の制御信号Aが1なのでフリツプフロツプ
617がセツトされて、フリツプフロツプ617
の出力KSTOPが1になる。又、メインモータが
駆動していないときは、制御信号Aが0なので
STOPキーが押されてもフリツプフロツプ617
はセツトされない。又、メインモータ駆動中に
STOPキーの押下によりセツトされたフリツプフ
ロツプ617は、メインモータが止まると制御信
号Aが0になりリセツトされる。即ち、STOPキ
ーの押下はメインモータが駆動中(コピー動作
中)に限りフリツプフロツプ617に記憶され、
メインモータが止まつている時にはフリツプフロ
ツプ617に記憶されない。 そして、上述したフリツプフロツプ617より
出力されるKSTOP、上述した第6―2図のオペ
アンプ613′より出力される上段カセツト紙検
知信号とオペアンプ614より出力される下段カ
セツト紙検知信号及びデコーダの8端子より出力
されるカセツトなし信号の4つの信号をオアゲー
ト618に入力し、4つの信号のいずれかが
“1”のときオアゲート618から出力される
STOP信号が“1”になる。このSTOP信号は、
CPUの条件付割込ポートINT1に入力され、
CPUはキー入力時間帯及びシーケンス動作中の
特定のタイミングでこのSTOP信号を判定し、シ
ーケンス動作を終了工程へ移行させる。 以上が本実施例における制御回路(CPU)の
構成及びCPUの入力出力信号とCPUの周辺回路
についての説明である。 尚、本実施例ではCPUから出力される走査信
号CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2により、入力
マトリクス回路(第6―1図)を走査し、CPU
はパラレル入力ポートPI1〜PI4より各種の入
力スイツチからの入力をダイナミツクに入力す
る。そして、上述した様に走査信号CT1-1,
CT1-2,CT2-1,CT2-2と4ビツトの数値データ
出力a〜dによりダイナミツク表示を行う。 又、本実施例では、後述の第5―1図〜第5―
7図のフローチヤートにおいて詳細に説明する様
に、プロセス実行中においてもダイナミツク表示
が途切れないようにして、プロセス実行中の表示
チラツキを防止できるようにしたことを特徴とす
る。又、更には、プロセス完了していなくてもキ
ー入力可能にしたことを特徴とする。 また、キーエントリ等の入力の為の走査信号
CT1-1,CT1-2,CT2-1,CT2-2は、1チツプマ
イクロコンピユータCPUのプログラム処理によ
りCPUの出力ポートDI/O0,DI/O1,DI/
O2,DI/O3よりクロツク信号として順次出
力される。これに対して、メインモータ等の制御
負荷を作動する為の各制御信号は、CPUの出力
ポートDI/O4〜DI/O9及びRI/O1〜RI/
O8よりその負荷がオンオフする期間出力され
る。又、CPUの出力ポートより制御負荷に出力
される制御信号は、不図示のインターフエース回
路に出力され、このインターフエース回路によつ
てCPUからの制御信号をパワーアツプされた制
御信号により各負荷のソレノイド、ランプ等を駆
動するドライバ回路(不図示)に出力する。尚、
AC負荷等は、CPUからの制御信号と発振器から
の出力のアンドをとり、このアンドとつた信号に
より駆動される。 又、入力マトリクス回路は、第6―1図で説明
した様に走査信号CT1-1,CT1-2,CT2-1,
CT2-2及び制御信号Eを出力する為の各走査ライ
ンと、CPUのパラレル入力ポートPI1〜PI4に
入力する為の各入力ラインが交差するマトリクス
として構成され、この交差点に各スイツチ及びト
ランジスタが接続されている。この入力マトリク
ス回路により走査ラインx本、1チツプマイクロ
コンピユータの入力ラインをy本とすると、最大
x・y個のスイツチ入力が可能となる。(制御タ
イミング及び制御負荷について) 次に第3図(第3―1図,第3―2図,第3―
3図)と第4図(第4―1図,第4―2図,第4
―3図)に基づいて制御タイミングと各制御負荷
について説明する。 第3図(第3―1図,第3―2図,第3―3
図)は、A4サイズ、B5サイズ、ユニバーサルカ
セツトU2等のハーフサイズの場合の制御タイミ
ングチヤート図である。 又、第4図(第4―1図,第4―2図,第4―
3図)は、A3サイズ、B4サイズ、ユニバーサル
カセツトU1等のフルサイズの場合の制御タイミ
ングチヤート図である。 まず第3図,第4図における各制御負荷及びス
イツチについて説明する。 電源SWは、複写機に電源を投入するスイツチ
であり、同時に投入表示ランプを点灯する。M1
は定着ローラを回転する為のモータ、L1はコピ
ー可能を表示するウエイトランプ、H1,H2は定
着ローラに組込まれた定着ヒータ、コピーボタン
はコピー動作を開始させる為のボタン
(“MULTI”キー)、コピーセレクタはコピーサ
イクルであることを示すものであり、設定枚数―
コピー枚数>0のときに出力される信号である。
又、冷却ブロアは、前述した定着ヒータH1,H2
を冷却するモータ、はメインモータで感光ドラ
ム30(第1図)を回転させるものである。 又、MS2は、第6―1図のトレイ入口スイツ
チ2でジヤムチエツク用のマイクロスイツチ、
MS4はドラム30のホームポジシヨンDHPを検
知するためのマイクロスイツチ(第1図の
DHP)、MS5はドラムカムによりオンされ光学
系のスタートタイミング信号を発生する為のマイ
クロスイツチ、MS14AとMA15Aはドライ
カムによりオンされ、給紙タイミング信号を発生
する為のマイクロスイツチ、MS6は第2レジス
ト位置を示す信号を発生するマイクロスイツチ
(第1図のRG)、MS7Aは光学系のホームポジ
シヨンOHPを検知する為のマイクロスイツチ
(第1図のOHP)、MS10はハーフサイズのとき
の光学系の反転位置を検知する為のマイクロスイ
ツチである。 又は、給紙ローラプランジヤ(給紙ローラ
PL)であり、常時回転している給紙ローラ24
(第1図)を下降する為のプランジヤである。 又は第1レジスタプランジヤ(第1レジスタ
PLであり、第1ローラ25(第1図)の駆動の
為のプランジヤである。 又は、第2レジスタプランジヤ(第2レジス
タPL)であり、タイミングローラ29(第1図)
の駆動の為のプランジヤである。 又 E1 は、現像器プランジヤ(現像器PL)で
あり、現像剤(トナー)を攪拌するスクリユーを
駆動するプランジヤである。又、ATR検知はト
ナー濃度の低下を検知する為の光学検知器の出力
であり、ホツパはATR検知により作動するトナ
ー補給器である。 又は、感光ドラムを予め一様に照射する前露
光ランプである。 又は、原稿を露光する為の光学系を前進させ
る光学系前進モータである。 又は、前述の光学系を復動させる為の光学系
後進モータである。 又 E2 は、原稿像を感光ドラムに照射する露
光ランプである。 又は、原稿露光していないとき感光ドラムを
一様に露光する為のブランク露光ランプである。 又は、ジヤムソレノイドである。 又は、第6―1図で説明したACトランス電
圧を切り換える為の制御信号Jである。 又は、一次帯電用トランス(1次トランス
Tr1)と転写帯電用トランス(バイアストランス
Tr2)である。 又は、全面露光プロセス時に感光ドラムを一
様に露光する全面露光ランプである。 上述したメインモータ、給紙ローラPL、
第1レジスタPL、第2レジスタPL、光学系
前進モータと現像器PL E1 と露光ランプ E2 、
光学系後進モータ、前露光ランプ、全面露光
ランプ、ジヤムソレノイド、一次トランス
Tr1・バイアストランスTr2、ブランク露光ラ
ンプは、夫々第6―1図で説明した1チツプマ
イクロコンピユータから出力される制御信号A〜
制御信号Lによつて動作する制御負荷である。 尚、各制御負荷の動作タイミングについては、
後述の第5―1図〜第5―7図のフローチヤート
において詳細に説明する。 (フローチヤートの説明) 次に第5―1図〜第5―7図に基づいて1チツ
プマイクロコンピユータのROMに格納されるシ
ーケンスプログラムのフローチヤートについて説
明する。 シーケンス制御を1チツプマイクロコンピユー
タで制御する上で、各種動作モードを一時記憶す
るために、RAM内の各ビツトをセツト・リセツ
トさせるが、これをFlag(フラグ)と称し、19種
類設けてある。 Flag1:SINGLEキーが押された時セツトし、
MULTIキーが押された時リセツトする。 Flag2:紙サイズを判別した結果、フルサイズ
のときセツトし、ハーフサイズの時リセツト
する。 Flag3:設定枚数とコピー枚数とが一致したと
きリセツトする。 Flag4:遅延ジヤムした時セツトする。即ち、
第1図の検出器2(第6―1図のスイツチ
2)による検出に遅れが生じ、紙が途中で紙
詰りを起した時にセツトされる。 Flag5:MULTI―COPYの時、すなわち複数枚
連続してコピーを行う時において、1枚目の
サイクルから2枚目のコピーサイクルへ入る
時、2枚目の紙送り信号の立上りの時点でセ
ツトする。 Flag6:MULTI―COPYの時に於いて、2枚目
のサイクルの光学系スタートの時点でセツト
する。 Flag7:後回転サイクル中、すなわちコピー動
作完了前の感光ドラムの後回転中にMULTI
又はSINGLEキーが押された時セツトする。 Flag8:滞留ジヤムした時にセツトする。すな
わち検出器上に紙が停止している時にセツト
する。 Flag9:電源投入時に、ドラムがH.P(ドラムホ
ール位置)にない時にセツト、H.Pになり後
回転サイクルに入つた時リセツトする。又、
後回転サイクル中に次の“SINGLE”キーが
押された時にセツトし、“MULTI”キーが
押された時にリセツトする。 Flag10:入力パルス数が設定値に達しない時
セツトし、達した時にリセツトする。 Flag11:ハーフサイズのコピーサイクルで後
回転に入つた時、光学系の反転位置から150゜
ドラムが回転する間に、光学系がH.P(ホー
ムポジシヨン)になつた時セツトし、前記か
ら150゜の位置になつた時リセツトする。 Flag13:CT1-1がセツトする時にセツト、リセ
ツトする時にリセツトする。 Flag14:CT1-2がセツトする時にセツト、リセ
ツトする時にリセツトする。 Flag15:CT2-1がセツトする時にセツト、リセ
ツトする時にリセツトする。 Flag16:CT2-2がセツトする時にセツト、リセ
ツトする時にリセツトする。 Flag17:カセツトが上段の時にリセツト、下
段の時にセツトする。例えば“AUTO”で
“上段”指定で、紙がなくなつた場合、下段
が同じカセツト・サイズでかつ紙があれば、
Flag17をセツトし、下段より紙送りをす
る。 Flag18:“INTERRUPT”キーが押された時
セツトし、“RECALL”キーが押された時に
リセツトする。 Flag19:“ジヤム殺しスイツチ”(即ち、装置
を試験モードで動作させる為のスイツチであ
り、具体的には実際に紙送りすることなく一
連のシーケンス動作を行わせるシーケンス動
作の確認のためのサービスマン用のスイツ
チ)を押した時セツトする。これによりシー
ケンスにおけるジヤムの判定プログラムが無
視され、コピー中に紙を送らなくてもジヤム
判定されず、紙を無駄に使用することなく一
連のシーケンス動作が確認可能になる。 Flag20:キーを押してないとき又はキーを押
すのをやめたときリセツトされ、初めてキー
を押したとき又は1つのキーを押すのをやめ
た後次のキーを押したときセツトされる。 以上の各フラグがセツトされているかいないか
を判別して、動作モードを判別しプログラムの実
行、シーケンス動作、ジヤム処理等を進めていく
ものである。 第3図,第4図のタイミングチヤート、及び第
2図の操作盤の仕様を満足する、1チツプマイク
ロコンピユータのROMに格納したシーケンスプ
ログラムのシステムフローチヤートを第5―1図
〜第5―7図に示す。 このシステムフローチヤートを各ステツプ(第
5―1図〜第5―6図におけるステツプ1〜26
7及び第5〜7図のステツプ291〜347)に
従い以下に説明する。 ステツプ1,2,3で、操作盤(第2図)の転
写紙サイズのランプの選択と、カセツト紙有無検
知をするために、上段下段選択ボタンの指示に従
い、上/下切換信号ULとFlag17のセツト又は
リセツトを行う。 ステツプ4のSUBPは表示器桁信号切換えサブ
ルーチンで詳細はステツプ261〜284(第5
―6図)に記してある。このSUBPは、シーケン
ス制御の為のパルスCP(不図示のパルス発生器に
より発生される、第6―1図参照)を計数してい
る間、又は別の入力信号の変化をプログラム上で
待つている時に、必ずこのSUBPをそのフローの
中で通す様にしたものである。それによつて、シ
ーケンス制御中にも表示器桁信号(CT1-1,
CT1-2,CT2-1,CT2-2)が途切れることがなく、
表示器をデユーテイ(使用率)約1/4でダイナ
ミツクに切換えて使用できる。従つて、一連のシ
ーケンス制御中にも表示器を見かけ上連続してチ
ラツキなしで表示できる。 そして電源投入時に光学系がホーム位置OHP
にないとステツプ4―ステツプ5―ステツプ6を
繰り返し実行し、光学系後進モータをオンさせ
て光学系を後進させ、光学系がOHPに達したら
ステツプ7で光学系後進モータをオフし光学系
の後進を停止させる。次にドラム30がホーム位
置DHPになければステツプ8―ステツプ9―ス
テツプ10を繰り返し実行し、メインモータ、
ブランク露光ランプ、Flag9をオン(このと
き全面露光ランプもオンになる)させDHPを
探し、DHPを検知すると、ステツプ11に進む。
ステツプ11でFlag9がセツトのときはステツ
プ11―12―52―53〜62―13と進み、
ステツプ12でFlag9をリセツトする。そして、
この場合ステツプ9でDHPを検知しているので、
ステツプ52,53から直ちにステツプ54に進
んで5msecタイマのタイムアツプした後に再びス
テツプ55―56でDHPを検知し(この場合ス
テツプ9―11―12―52―53―54―55
―56の間DHPにある)、その後ステツプ57―
58―59で更にドラムをもう1回転する。ステ
ツプDHPで次のDHPを検知するとステツプ60
でメインモータをオフし、ステツプ61で
0.5secタイマのタイムアツプの後にステツプ62
でブランク露光ランプをオフし(このとき全面
露光ランプもオフになる)、ステツプ13〜1
6のキー入力ルーチンに進む。このようにステツ
プ54で5msec経過した後に再度DHPを検出す
ることにより、DHPを検出するマイクロスイツ
チのチヤタリングによるDHPの誤検出を防止で
きる。 このステツプ4―5―6―7―8―9―10―
11―12―52〜62のフローチヤートと各制
御負荷のタイミングの関係を第8図に示す。第8
図において、ステツプ6でオンした光学系前進モ
ータは、ステツプ5でのOHPの検出によりス
テツプ7でオフされる。 そして、ドラムがDHPにないときはメインモ
ータ、ブランク露光ランプ、全面露光ランプ
がオンされ、ステツプ60で2回目のDHPが
検出されるとメインモータがオフされた後、
0.5sec後にブランク露光ランプと全面露光ラン
プがオフになる。 尚、光学系もしくはドラムがH.P(ホームポジ
シヨン)にないときは表示器は“00”“00”を示
すだけである。光学系がH.Pに達し、又ドラムが
1回転以上しH.Pに達して初めてテンキー21
(第2図)の入力が可能になる。 もし、電源投入時にOHP,DHPともに検知さ
れた場合は、ステツプ4―5―7―8―9―11
を経て直ちにステツプ13―14―15―16の
キー入力ルーチンに入る。このときステツプ14
によりstopモードのときはキー入力を繰り返す。 第5―7図はステツプ13〜18のキー読み込
みルーチンを示したフローチヤートである。ステ
ツプ291,302′,314においてFlag13
〜15のうちどのFlagがセツトされているかを
判断する。Flag13がセツトされているとき、
ポートPI1〜4を読み込み(ステツプ292)、
いずれかのキーが押されていればFlag20の状
態を判断する(ステツプ293,294)。Flag
20がリセツトされている、即ち、一度キーがオ
フされた後オンされたのであればFlag20をセ
ツトし、SET COUNT(RAMの10,11番地)の
1桁目(RAMの10番地)の値を2桁目(RAM
の11番地へ移す(ステツプ295)。尚Flag20
はキーを押し続けたとき、1回だけキーのデータ
をエントリするためのものである。ステツプ29
6〜298にて、キー“0”,“1”,“2”,“3”
のいずれのキーが押されたかを判断し、ステツプ
299〜302にて押されたキーの値をSET
COUNTの1桁目に格納し、表示する。Flag1
4がセツトされているときは、同様にキー“4”,
“5”,“6”,“7”のうち押されたキーの値を
SET COUNTの1桁目にストアし、表示する
(ステツプ302′〜313)。また、Flag15が
セツトされているときは、同様にキー“8”,
“9”のうち押されたキーの値をSET COUNT
の1桁目にストアし、表示する(ステツプ314
〜324)。 例えばテンキー21の“9”が押されたとき
は、ステツプ320で判定し、表示器25に表示
する。尚、SET COUNTの1桁目はRAMの10
番地、2桁目はRAMの11番地が割り当てられ
る。 また、ステツプ325でINTERUPTキーが押
されたと判定すると、割込状態を示すフラグ
Flag18をセツトし(ステツプ326)、残余の
数を示すSET COUNT、COPY COUNTの値を
RAMの別のエリアへ退避させ(ステツプ32
7)、5msecのタイマのタイムアツプ後(ステツ
プ347)、へ戻る。また、ステツプ325に
てINTERUPTキーの入力でないと判定されたと
きはRECALLキーが押されたものと判定し、
Flag18をリセツトし(ステツプ328)、別の
エリアへ退避していたSET COUNT、COPY
COUNTの値を元の番地へ呼び戻し、表示し(ス
テツプ329)、へ進む。 また、ステツプ314でFlag15がセツトさ
れていないと判定したときは、CLEARキー、ジ
ヤム殺しスイツチ、SINGLEキー、MULTIキー
のいずれかを判定するためにポートPI1〜4を
読み込み(ステツプ330)、キーが押されてい
れば(ステツプ331)ステツプ332,33
3,335にてどのキーが押されたかを判定す
る。ステツプ332でCLEARキーが押されたと
判定するとステツプ294,295と同様に
Flag20をセツトし(ステツプ336,33
7)、設定されたコピー枚数をクリアすべく、
SET COUNTの値をクリアし(ステツプ33
8)、5msec後へ戻る。同様にステツプ333
でジヤム殺しスイツチが押されたと判定したとき
はFlag20をセツトし、更にジヤム検出のため
のプログラムを無視するためのフラグFlag19
をセツトする(ステツプ340,341)。 ステツプ335でSINGLEキーが押されたと判
定すると1枚複写を示すフラグFlag1をセツト
し(ステツプ342)、SINGLEキーでないと判
定したときはMULTIキーが押されたものと判定
し、SET COUNTの値が0か否か判定する(ス
テツプ343)。SET COUNTの値が0のとき
は、MULTIキーの入力を無効とすべくFlag20
をリセツトし、5msec後へ戻る。又、SET
COUNTの値が0でないときは、Flag1をリセ
ツトして、設定枚数の通常の複写、又は割込複
写、又は割込み前の残り複写を開始する(ステツ
プ344)。 尚、ステツプ331でキーが押されていないこ
とを判定したとき、又、ステツプ334でカセツ
トの紙なし等によるSTOP信号の入力(第6―4
図)を判定したときはFlag20をリセツトし、
5msec後へ戻る(ステツプ345,346)。 尚、第5―1図のステツプ14は第5―7図の
ステツプ334に対応し、第5―1図のステツプ
15は第5―7図のステツプ335のNOの判断
の場合に対応し、第5―1図のステツプ16,1
7,18は夫々第5―7図のステツプ335,3
42,344に対応する。第5―1図のステツプ
13は第5―7図の残りの部分に対応する。 上述のように本実施例では、キー入力の時間帯
(キー入力ルーチン)のステツプ334(ステツ
プ14)において、第6―4図に示す紙なし、カ
セツトなし等の複数の停止信号の入力の有無をま
とめて判定し、いずれか1つの停止信号が入力さ
れるとStopモードとしてキー入力ルーチンを繰
り返し実行する。これによつて、停止信号の発生
時にSINGLEキー又はMULTIキーが押されて
も、記録開始されない。 (ハーフサイズシーケンスのフローチヤート) 第3―1図,第3―2図,第3―3図は、ハー
フサイズの2枚コピーの場合のタイミングチヤー
トを示しているので、今テンキーにより第2図の
表示器25(設定枚数)に2をエントリ(入力)
し、そして“MULTI”キーを押した場合のフロ
ーにつき説明する。 まず、上述したキー入力ルーチン(ステツプ1
3―14―15〜18)において、テンキーによ
り設定枚数2が入力され、続いてMULTIキーが
入力されると、ステツプ13―14―15―18
を通り、ステツプ19以下のシーケンスルーチン
に入る。ステツプ19は第3―2図の○アの点を示
すものであり、このステツプ19において、制御
信号A,L,Kをオンしてメインモータ、ブラ
ンク露光ランプ、1次トランスTr1・バイアス
トランスTr2等をオンする。ステツプ20,2
1は第3―2図の○イの区間を示し、入力クロツク
パルスCPを60迄計数することを示す。又この区
間で前述のようにSUBP(第5―6図の表示器桁
信号切換えサブルーチン)を通し、表示器の桁信
号の切換えを順次行ない見かけ上、シーケンスの
制御と並行して表示器の点灯を行なつていること
を示す(以降の各SUBPも同様のことを示す)。 ステツプ22はクロツクパルスCPを60カウン
ト計数した時に(ACトランス切替)をオンさ
せることを示すものであり、第3―2図の○ウの点
を示す。それによりACコロナ放電電圧を上昇す
る。ステツプ23,24は第3―2図の○エの区間
を指し、紙給信号(第1図,第6―1図)が入力
されるのを待つルーチンである。そして、第3―
2図の○オの時点で、ステツプ25にて前述したス
テツプ14と同様にStopモードか否かを判定し、
ステツプ19の○アから○オの時点の間に前述した第
6―4図の複数の停止信号のいずれか1つが発生
していた場合には、第3―2図ののタイミング
図の様になる。即ち、ステツプ25(○オの時点)
でStopモードと判定して直ちにステツプ51以
降の終了工程へ進み、ステツプ51にて(AC
トランス切替)、1次トランスTr1・バイアス
トランスTr2をオフした後、前述したステツプ5
2へと進む。尚ステツプ52〜56が第3―2図
の○カ区間を、ステツプ57〜59が第3―2図の
○キの区間を、ステツプ60が第3―2図の○クの時
点を、ステツプ61が第3―2図の○ケの区間を、
ステツプ62が第3―2図の○コの時点を示してい
る。 又、ステツプ19の○アからステツプ25の○オの
時点の間に第6―4図のいずれの停止信号も発生
していなければ、ステツプ25からステツプ26
以降に進む。ステツプ26は、第3―2図の○オ時
点を示すものであり、給紙ローラPLをオンす
る。そしてステツプ27〜30は、第3―2図の
○サの区間(○オ〜○シの区間)を指示し、ドラムホー
ムポジシヨンDHPが抜けるのを待つ。このとき
○ア〜○サにおいて、ドラムは1回転しており、○サの
時点では、DHPが検出されている。そして○シの
時点において、DHPが抜けるので、ステツプ2
8から31に進む。 ステツプ31〜36は、第3―2図の○スの区間
(○シ〜○セの区間)を指し、給紙信号PFが抜けるの
を待つ。ステツプ31でクロツクパルスCPの計
数値に67をセツトする。そしてクロツクパルス
CPと同期して給紙信号PFを読み込み、(クロツ
クパルスCPと給紙信号PFを第6―1図の入力ポ
ートPI5〜8より同時に入力し)ステツプ33
で給紙信号PFの抜けるのを判別するとともに、
ステツプ34でクロツクパルスCPの計数を行な
つている。給紙信号PFが抜けるとステツプ33
からステツプ37に進み給紙ローラPLをオフ
するが、このステツプ37が第3―2図の○セの時
点を示す。又、この時ステツプ38〜45で示さ
れる2枚目コピーサイクル以降の滞留ジヤムチエ
ツクを行なうが、今回は1枚目なので、ステツプ
38でFlag6(2枚目のコピーサイクルを示す
フラグ)がセツトされていないことを判別してス
テツプ46以降へ飛ぶ。ステツプ46〜49は第
3―2図の○ソの区間(○セ〜○タの区間)を示し、○
オ
の時点(ステツプ31でパルス数が67に設定され
ている)。から計数を開始したクロツクパルスCP
が設定値の67に達するのを待つ区間である。そし
てクロツクパルスCPの計数値が67に達した時点
がステツプ50、つまり第3―2図の○タの時点で
ある。この時点は E1 現像器プランジヤ、光
学系前進モータ、 E2 露光ランプをオンすると
ともに、前露光ランプをオンさせるが、は前
露光ランプハーフサイズの場合は1枚目のコピー
サイクルに於いてのみオンし、2枚目以降はオン
しないので、この時点でハーフかフルかの判別
(第5―2図のステツプ65)と1枚目のコピー
サイクルかの判別(第5―2図のステツプ63)
を行なわねばならないので、これをステツプ63
〜66に示している。今はハーフの1枚目なの
で、ステツプ63―66へ飛び前露光ランプも
オンさせる。そして、第3―2図の○タの時点から
再び87カウントのクロツクパルスCPの計数を開
始する。その途中で光学系ホームポジシヨン
OHPがオフになるのを待つルーチンがステツプ
67〜70であり、第3―2図の○ナの区間(○タ〜
○ハの区間)を指す。光学系ホームポジシヨン
OHPがオフになつた時点がステツプ71であり、
第3―2図で○ハの時点を示す。そしてステツプ7
1でブランク露光ランプをオフするとともに、
ステツプ72〜80の時点においてハーフ
“MULTI”コピーの場合の遅延ジヤムチエツク
を行なう。ここでは2枚目以降のコピーサイクル
に入つてから、その前のコピーサイクルの紙の遅
延ジヤムチエツクを行なう。今は1枚目のコピー
サイクル故にステツプ73のFlag6の判別で無
視されステツプ72―73―81へ飛ぶ。 ステツプ81〜82ではクロツクパルスCPの
計数値が87カウントに達するのを待つ区間で第3
―2図の○ヒの区間(○ハ〜○フの区間)を示す。そし
てクロツクパルスCPを87計数するとステツプ8
3でジヤムソレノイドをオフする。更にここか
らクロツクパルスCPを105カウントするのがステ
ツプ84〜85であり、第3―2図の○ヘの区間
(○フ〜○ホの区間)を示す。クロツクパルスCPの計
数値が105カウントに達した時点がステツプ86
〜101及びステツプ112を示し、これは第3
―2図において○ホの時点である。この時点ではス
テツプ86〜91で示される如く、まずステツプ
86で指定されたカセツト内に紙がなくなつたか
どうか判別をする。そして、ステツプ87で紙が
なくなつて別のカセツトに切換えを行なうかどう
かの判別を行なうが、この判別はカセツトの選択
スイツチがAUTOになつているかを判別するこ
とにより行なう。又、ステツプ88にて、そのカ
セツトサイズが同じかどうかを判別する。ステツ
プ87,88にてAUTOになつており、別のカ
セツトのサイズが同じである場合は、ステツプ8
9を経て、ステツプ90又は91でカセツト上/
下切換信号をリセツト又はセツトすることにより
カセツトの上/下を切換えて、ステツプ92以降
に進む。尚、ステツプ86のSTOPモードの判別
には、前述した様に紙がなくなつた以外に、
STOPキーが押された場合、カセツトが抜かれた
場合も含んでいるので、これらの場合は、一度カ
セツト上/下切換信号ULをリセツト又はセツト
することによりカセツトの上/下を切換えるが、
ステツプ101で再びSTOPが判別され、ステツ
プ112以降の後回転に進み、キー読み込みルー
チンのステツプ13に戻るので、STOPモードに
拘らず次のコピー動作が実行されることがなく無
駄な動作が行なわれない。 更に第3―2図の○ホの時点はハーフサイズの光
学系反転位置なので、ステツプ92でハーフかフ
ルかの判別を行ない、フルの場合は、ステツプ9
3を経て第5―4図のステツプ190以降へ進む
が、今はハーフの場合なので、ステツプ94以降
に進む。そして、ステツプ95でクロツクパルス
のカウンタCPに150をセツトし、ステツプ9
6でマルチコピーか否かの判断、ステツプ97で
遅延ジヤムか否かの判断、ステツプ98で滞留ジ
ヤムか否かの判断を行ない、ステツプ99でコピ
ー枚数を1枚加算し、ステツプ100でコピー枚
数とセツト枚数を比較する。ステツプ100でコ
ピー枚数とセツト枚数の両者が一致している場
合、ステツプ102でFlag3をセツトした後、
又ステツプ101でSTOPモードと判断した場合
ステツプ112に進む。又第3―2図の○ホの時点
以前に遅延ジヤム又は滞留ジヤムが発生した場合
はステツプ97,98よりステツプ112以降の
後回転ルーチンへ進む。今はハーフサイズの一枚
目のコピーであり、このような前記でない場合
は、ステツプ103〜111のルーチンへ行く。
このステツプ103〜111のルーチンは第3―
2図の○ホの光学系反転位置から○チの給紙PF信号
が入力される○タの時間内を示す。この○タの時間内
で第6―4図で前述した様にカセツトなし、上/
下カセツト紙なし、ストツプキーの入力のいずれ
かによるSTOPモードになつた場合(第3―2図
のタイミングので示す)はSTOPモードになつ
た時点でステツプ105にてこれを判断し、ステ
ツプ106でACトランス電圧切換の制御信号J
をオフして、ステツプ104でクロツクパルス
CPのカウント値が150カウントに達するのを待つ
てステツプ134以降の後回転ルーチンへ飛ぶ。
この時のフローの流れはステツプ103―104
―105―106―107―109―103―1
04―134になる。又もしこの○タの区間で
STOPモードにならないときは、給紙信号PFが
オンになるまではステツプ103―104―10
5―107―109―103…を繰返し、給紙信
号PFがオンになつた時点でステツプ103―1
04―105―107―108と進み、ステツプ
108でFlag5をセツトし、(2回目以降のコピ
ーサイクルに入つた事を示す)再びステツプ26
の給紙ローラPLをオンする時点へ戻る。これ
は第3―2図では○チの時点を指すが、これ以降
は、前記第3―2図の○オ〜○タの制御内容と同様な
ことを基本的には繰返す。但し、光学系後進
(F)の停止、遅延ジヤムチエツクが2枚目以降
のコピーサイクルでは入つてくるので、これにつ
いてのみ、追加説明する。2回目のステツプ32
〜36はドラムホーム位置信号DHPがオフして
から給紙信号PFがオフする迄の時間を示すが
(第3―2図の○トの区間で○テの時点から○ナの時点
までの区間)、この時間内で光学系がホーム位置
に達した場合ステツプ35―36を通り光学系
後進モータをオフさせる。光学系の後進とドラム
モータの回転とは非同期なので、光学系がホーム
位置に達する時間にバラツキがあるので、第3―
2図の○ツの区間(ステツプ27〜30)と○ニの区
間(ステツプ46〜49)にそれぞれ光学系のホ
ーム位置信号OHPを検知して光学系後進モー
タをオフさせるルーチン(即ちステツプ29〜3
0、ステツプ48〜49)を設けてある。1枚目
の紙の遅延ジヤム・チエツクは2枚目のコピーサ
イクルに於いて、光学系が前進(光学系前進モ
ータオン)して光学系ホーム位置信号OHPがオ
フした時に検知器2への紙の到来を検知して行な
うので、第3―2図の○ノの時点を指す。これは第
5―2図の2回目のステツプ72〜80のルーチ
ンでチエツクされる。紙の到来が遅延して紙検知
されなければ、ステツプ72―73―74―75
―76―77―78―79―80を通り、ステツ
プ77でFlag4をセツトし遅延ジヤムしたこと
の記憶を行ない、且つステツプ79でコピー枚数
を1枚減算し、ステツプ80でジヤムソレノイド
をオンさせる。そしてその後のステツプ97で
遅延ジヤムを判定し、ステツプ112以降の終了
工程へ移行する。もし、ジヤム殺しのスイツチが
オンされてその指示がキー入力ルーチン13で読
込まれていればステツプ75にてこれを判定し、
ステツプ77〜80は無視される。動作したジ
ヤムソレノイドはステツプ83の時点でオフされ
る(第3―2図の○ミの時点。)又、第3―2図,
第3―3図では2枚コピーの場合のタイミング図
しか示されていないが、これが3枚以上のコピー
であれば、1枚目の紙の滞留ジヤムチエツクは3
枚目のコピーサイクルに於ける給紙信号PFがオ
フした時点で行なわれる。これはステツプ38―
45に記されている。もし、1枚目のコピーが滞
留ジヤムしたならばステツプ38―39―40―
42―43―45を通りステツプ135以降の後
回転ルーチンへ入る。この時ステツプ42にて
Flag8をセツトして滞留ジヤムしたことを記憶
して、更に、ハーフのときは(ステツプ43)、
既に3枚目のコピーサイクルに入つているので、
ステツプ45にてコピー計数を−2減算する。然
し、もし滞留してなければ、ステツプ38―39
―40―41と進み、ステツプ41で図示しない
トータルカウンタの加算信号TCを出力し(オン
し)、カウンタを+1する。このトータルカウン
タTCはステツプ50でオフされる。 次に、第3―2図に於いて○ノでの遅延ジヤムチ
エツクを済まし、2回目のコピーサイクル(2回
目のステツプ72〜80)も光学系反転位置○メの
時点に達したとしよう。この時点ではステツプ9
9,100の設定枚数とコピー枚数が一致したの
で、ステツプ102でFlag3をセツトし、一致
により終るモードになつた事を記憶し、ステツプ
112以降の後回転ルーチンに入る。 ステツプ113〜133は第3―2図の○モの区
間を示し、クロツクパルスCPを150カウント計数
していて、これと並行してその時間内に光学系が
ホーム位置に達するのを待ち、達したら光学系
後進モータをオフ(ステツプ115―116)す
ると同時に1枚目の紙の滞留ジヤムチエツクを行
なう(117〜126のSUBI)。サブルーチン
SUBIについて説明すると、まずステツプ117
にてFlag11がセツトされているか否か判断し、
Flag11がセツトされていなければステツプ1
18で既に滞留ジヤムと記憶されているかの判断
を行ない、滞留ジヤムであれば直ちにステツプ1
27に進む。又、滞留ジヤムの記憶がされていな
ければステツプ119で2枚目以降のコピーサイ
クルか否かを判断し、2枚目以降のコピーサイク
ルであればステツプ120でジヤム殺しの指示が
なされているか否かを判断し、ジヤム殺しの指示
がなされていなければステツプ121で滞留ジヤ
ムのチエツクを行なう。滞留ジヤムの場合には、
ステツプ123でFlag8をセツトし、ステツプ
124でコピー枚数から2を減算し、ステツプ1
25でジヤムソレノイド、ACトランス切換、
1次トランスTr1・バイアストランスTr2をオ
フし、かつステツプ126でFlag11をセツト
する。又、ジヤム殺しの指示がある場合又は、滞
留ジヤムでない場合にはステツプ122でトータ
ルカウンタTCをオンしステツプ126に進む。
尚ステツプ126でFlag11が一度セツトされ
るとこれ以後は光学系ホーム位置にいても、ステ
ツプ117で滞留ジヤム・チエツク・ルーチン・
ステツプ118〜125は無視される。この時点
は第3―3図の○ヤの時点を指す。従つて後回転中
の滞留ジヤム・チエツクは光学系がホーム位置に
達した時のみ行なわれる。又上述した様に○ヤの時
点以前に遅延ジヤムが発生していなくて、且つジ
ヤム殺しの指示がされていないで、1枚目の紙が
滞留ジヤムを起こした場合は、ステツプ117―
118―119―120―121―123―12
4―125―126と進み、Flag8をセツトし、
滞留ジヤムしたことを記憶し、ハーフサイズなの
でコピー枚数を−2減算し、ジヤムソレノイドI
をオンさせる。(第3―2図,第3―3図)、そ
の後はFlag11がセツトされているので、クロ
ツクパルスCPが150に達するまでにステツプ11
7に進んでもステツプ117からステツプ127
へ飛ぶ。しかしもし、光学系がホーム位置に達し
た時に、滞留を起こしていなければステツプ11
7―118―119―120―122―126と
進みトータルカウンタ信号のTCをオンさせる。
一方、このクロツクパルスCPを150カウントする
時間内にステツプ127〜133のサブルーチン
SUBHを必ず通る様になつている。このSUBH
は設定枚数とコピー枚数が一致したことにより、
後回転ルーチンへ入つてきた場合、又はSINGLE
モードで後回転ルーチンへ入つてきた場合に再
び、この第3―2図の○メの時点より次のコピー用
のMULTI又SINGLEキーを受けつけるためルー
チンで、MULTI又SINGLEキーを読み込むルー
チンである。すなわちSUBHにおいて、ステツ
プ127で設定枚数のコピー終了と判断し、又は
ステツプ128でシングルコピーと判断すると、
ステツプ129,131にてMULTIキー、
SINGLEキーを受け付ける。そして、例えば、
MULTIキーが押された場合はステツプ129―
130―133を通り、SINGLEキーが押された
場合はステツプ129―131―132―133
を通る。従つて、MULTIキーの時は、ステツプ
129でこれを判断し、ステツプ130でFlag
9をリセツトしステツプ133でFlag7をセツ
トする。又SINGLEキーの時は、ステツプ131
でこれを判断し、ステツプ132でFlag9をセ
ツトし、ステツプ133でFlag7をセツトする。
Flag9はMULTIかSINGLEかの判別用、Flag7
は後回転中に再スタートの指令が入つた事の記憶
用に用いられる。このSUBHにより、後回転ル
ーチン中に次のコピー用の開始を指示することが
でき、後回転ルーチンの終了(像形成の完了)を
待つ必要がない。また、クロツクパルスCPの計
数が150になつた時はステツプ114からステツ
プ134に進み、ステツプ134で第3―3図の
○ユの時点を指す。 第5―3図のステツプ135,136,137
は光学系がホーム位置に達する時点がバラツクで
そのバラツキが発生しても光学系のホーム位置を
検知できるように安全のために設けてある。ステ
ツプ138―140は第3―3図の○ヨの区間を示
し、クロツクパルスCPが○ユ時点から38カウント
計数する区間である。クロツクパルスCPが38カ
ウントになつた時点が第3―3図の○ラの時点で、
こゝでは○ヤの時点での滞留チエツクでオンさせた
ジヤムソレノイドI又はトータルカウンタ信号を
オフさせる(ステツプ141)とともに、最後の
コピー紙の遅延ジヤムチエツクを行なう時点でも
ある。この時点のフローはステツプ142〜14
9に示され、この時点以前に滞留又は遅延ジヤム
が発生していなくて、且つ、ジヤム殺しの指令が
ない場合にジヤムチエツクが行なわれる。ジヤム
していればステツプ146でFlag4をセツトし、
ステツプ148でコピー枚数を−1減算し、ステ
ツプ149でジヤムソレノイドをオンする。但
し、SINGLEモードの場合はこの減算は無視され
る(ステツプ147)。ステツプ150〜152
は第3―3図の○リの区間を示し、クロツクパルス
CPを60カウント計数する。そして、この値に達
した時点がステツプ153で、前記ジヤムチエツ
クでオンしたジヤムソレノイドIをオフする。第
3―3図では○ルの時点を指す。ステツプ154〜
156は感光ドラムがドラムホーム位置DHPに
達するのを待つ時間で第3―3図の○レの区間を示
す。そして、第3―3図に於いて○メ〜○ロ迄の区間
でMULTI、SINGLEキーを受けつけるために、
ステツプ140,152,156で上述のステツ
プ127〜133で説明したSUBHが設けられ
ている。そして光学系がホーム位置に達した時点
(第3―3図の○ロ)ではステツプ157でメイン
モータオン信号Aをオフする。ステツプ158は
第3―3図の○ワの区間を、ステツプ159は第3
―3図のの時点を示す。もし、これ以前に遅延
又は滞留ジヤムが発生した場合は、ステツプ16
0―161からステツプ182以降のジヤム解除
ルーチンへ入る。そうでない場合で且つ、ジヤム
殺しの指令(ステツプ162)がない場合は最後
のコピー紙の滞留ジヤム、チエツクを行なう。も
し、滞留チエツクがOKならばステツプ164,
165,166でトータルカウンタ信号TCをオ
ン、オフし、設定枚数とコピー枚数が一致して終
了モードになつた場合はステツプ167―168
でコピー枚数をクリアし、更に、後回転中に
MULTIキー又はSINGLEキーが押されていない
場合は、ステツプ169―175を通り、ステツ
プ13のキー読み込みルーチンへ戻る。即ち複写
動作の完了である。後回転中にMULTIキー又は
SINGLEキーが押されている場合で、MULTIキ
ーの場合はステツプ169―170―171を通
り、ステツプ173で設定枚数が0かどうか判別
し、0の時はステツプ175を通りステツプ13
のキー読み込みルーチンへ入り、後回転中の
MULTIキーは結局無視される。又設定枚数が0
でない時はステツプ173―174を通りステツ
プ19へ飛び、後回転中に入力されたMULTIキ
ーによる複写動作を行なうべく再びコピーサイク
ルを開始する。一方SINGLEキーが押されていた
場合は、ステツプ169―170―172―17
4を通りステツプ19へ飛び、再びSINGLEモー
ドのコピーサイクルに入る。前記、滞留チエツク
でコピー紙が滞留した場合は、ジヤムソレノイド
Iをオン、オフしコピー数を−1減算する(ステ
ツプ163―176―177―178―179―
180―181)。但しSINGLEモードで来た場
合は−1の減算は行なわない。 ステツプ182〜189はジヤム解除ルーチン
即ち、ジヤムしたコピー紙を取り除き、その後の
継続コピーを行なうためのルーチンで、ジヤムソ
レノイドIのオン、オフでラツチされたジヤム機
構(第9―2図に記す)、によりオンしているジ
ヤムスイツチを解除する(リセツトボタンオン)
のを待つているルーチンがステツプ182〜18
4である。ジヤムしたコピー紙が取り除かれ、ジ
ヤムスイツチが解除されてオフになつたら、ステ
ツプ185以降に進み、ここではコピーサイクル
に入る前に押されたMULTIキー又はSINGLEキ
ーに対して、MULTIにはMULTIキーを、
SINGLEにはSINGLEキーが押されるのを待つて
いる。従つて、以前にMULTIキーが押されてい
れば、ステツプ185―186―187―189
を通りステツプ19へ飛び、残りのコピー枚数だ
けコピーする。又SINGLEキーに対してはステツ
プ185―186―187―189を通り同じく
ステツプ19に飛ぶ。従つてこれ以外の組合せに
対しては受けつけない様になつている。 次に、第4―1図,第4―2図,第4―3図の
フルサイズのタイミング.チヤートを参照にし
て、第5―4図,第5―5図のフローを説明す
る。第4―2図の○ア〜○ホは第3―2図のそれまで
(第5―1図のステツプ92まで)のフローと同
じフローを通るので説明を省略する。そこで、こ
の○ホの時点はハーフサイズの光学系反転位置であ
るが、今回はフルサイズなので、こゝから先がハ
ーフと異なる。従つてこの○ホは第5―1図のフロ
ーのステツプ86〜92を指すが、ステツプ92
のサイズ判別で、ステツプ93を通りステツプ1
90以降にジヤンプする。このステツプ190〜
191はハーフサイズの光学系反転位置から更に
前進を進めクロツクパルスCPを150カウント計数
するのを待つルーチンで、第4―2図のの区間
を指す。そして150カウントに達した時点がフル
サイズの光学系反転位置になり、(第4―2図の
の時点)、フローでは第5―4図のステツプ1
92〜198を指す。反転位置なのでステツプ1
92で光学系前進モータ、前露光ランプとを
オフし、光学系後進モータ、ブランク露光ラ
ンプをオンする。更にMULTIモードか否かをス
テツプ193で判断し、この時点以前にジヤムが
発してない(ステツプ194,195)場合はス
テツプ196でコピー枚数を+1加算し、かつコ
ピー枚数が設定枚数と一致した場合にステツプ1
97でこれを判断し、ステツプ199〜231を
経てステツプ232に進む。又コピー枚数と設定
枚数が一致しないときでステツプ198でSTOP
モードと判断した場合はステツプ231を経て同
じくステツプ232へ飛ぶ。従つてコピー枚数と
設定枚数が一致しなくて、且つSTOPモードでな
いときのみステツプ200以降に進む。従つてこ
の第4―2図の○ホの時点では、ステツプ200以
降に進む場合とステツプ231以降に進む場合の
2系統に別れる。まずステツプ231以降のフロ
ー(第5―5図)について説明する。このフロー
に入るケースとしては、SINGLEモードのとき
(ステツプ193)、以前にジヤムが発生したとき
(ステツプ194,195)、設定枚数とコピー枚
数が一致したとき(ステツプ197,199)、
一致してなくてSTOPモードになつているとき
(ステツプ197,198)のいずれかであり、
第4―2図のの時点が見かけ上、第4―3図の
の時点に移つたと考えて良い。従つて今は1枚
目のコピーなので、特にSTOPモードになつた場
合のみ→に移り、シーケンスが実行されると
考えて良い。今は、2枚の内1枚目のコピールー
チンなので、コピー枚数を+1して、ステツプ2
00以降に進んだ場合を説明する。ステツプ20
0―201は第4―2図のの区間を指し、クロ
ツクパルスCPを38カウント計数した時点は、第
4―2図ので示される。この時点はコピー紙の
遅延ジヤム.チエツクを行なう時点で、そのチエ
ツク.フローが第5―4図のステツプ202〜2
08に示されている。このジヤムチエツクはジヤ
ム殺し指令(ステツプ203)がない場合に実行
され、コピー紙が遅延していれば(ステツプ20
4)、ステツプ205でFlag4をセツトしステツ
プ207でコピー枚数を−1減算し、ステツプ2
08でジヤムソレノイドIをオンし、ACトラ
ンス切換信号をオフする。このタイミング図は第
4―2図のに記してある。又、このコピー枚数
の減算はSINGLEモードの場合(ステツプ20
6)は無視される。次にステツプ209,210
で示されるクロツクパルスCPを112カウント計数
する時間は、第4―2図のの区間を示す。クロ
ツクパルスCPが112カウントに達した時点は第4
―2図ので示されている。このの時点では、
前記の時(ステツプ208)にオンされたジヤ
ムソレノイドIをオフすると同時にの時点で遅
延ジヤムを発生したかの判別(ステツプ212)
を行なつている。 ジヤム発生した場合は、ステツプ212で判別
した結果ステツプ213以降に進み第4―2図の
のタイミングを満足させる。まずの時点で
1次トランスTr1・バイアストランスTr2をオ
フさせ(ステツプ213)、ステツプ214,2
15で光学系がホーム位置に達するのを待つ。こ
の区間は第4―2図の○きの区間を指す。光学系が
ホーム位置に達した時点が第4―2図の○くで示さ
れ、光学系後進モータをオフし(ステツプ21
6)、ステツプ217,218に次に来るドラム
ホーム位置を探し(第4―2図の○けの区間)し、
ドラムホーム位置に達したらステツプ220,2
21でドラムホーム位置信号DHPがオフするの
を待つ(第4―2図,第4―3図の○さの区間)。
ドラムホーム位置信号DHPがオフしたら第5―
3図のステツプ154以降に飛び、再びドラムホ
ーム位置が来るのを待つて(第4―3図の○すの区
間)、コピー動作を終了させる。 もし、第4―2図のの時点でのジヤムの判別
(ステツプ212)でジヤムでなれば、ステツプ
223,224で光学系のホーム位置信号OHP
の来るのを待ち(第4―2図のの区間)、光学
系のホーム位置信号OHPが来たらステツプ22
5で光学系後進モータをオフさせ(第4―2図
のの時点)、給紙信号PFの信号が来るのをステ
ツプ226,227で待つ(第4図のの区間)。
給紙信号PFに達した時点が第4―2図では○チの
時点で、もしこの時点でTTOPモードになつて
いれば、第4―2図,第4―3図ののタイミン
グを満足するようフローでは、第5―4図のステ
ツプ228でSTOPモードを判別しステツプ22
9以降に進む。ステツプ229でACトランス
切換信号、1次トランスTr1・バイアストラン
スTr2をオフさせて、第5―5図のステツプ25
7〜260で給紙信号PFがオフになるのを待ち、
次の1回転後やつてくるドラムホーム位置を探
し、コピーサイクルを停止させる。もしSTOPモ
ードでなければ第5―4図のステツプ230で
Flag5,Flag6をセツトし、2枚目のコピーサ
イクルに入るため、第5―1図のステツプ26に
飛ぶ。従つて第4―3図の○チ〜○ミは第3―2図の
○チ〜○ミと同じフローを流れる。但し、2枚目以降
のコピーサイクルの○ナの時点では1枚目のコピー
紙の滞留ジヤム.チエツクを行なうので、そのチ
エツク.フローが第5―1図のステツプ38〜4
5に記載されている。 滞留した場合ステツプ38―39―40―42
―43―44を経て、ステツプ217へ飛び、第
4―2図,第4―3図ののタイミングを満足さ
せる。まず滞留した時点でACトランス切換信
号、1次トランスTr1・バイアストランスTr2
をオフし、Flag8をセツトし(ステツプ42)、
コピー枚数を−1減算する(ステツプ44)。そ
の後はステツプ217に飛びドラムホーム位置が
検出されるまでドラムを回転させホーム位置を検
出するとコピーを終了させる。 フルサイズ2枚目のコピーサイクルにおいて第
4―3図の○チ〜○メはハーフサイズと同じフローを
実行し、両者が分枝する時点は○メの時点である。
フローの第5―2図のステツプ92がハーフの反
転位置である。従つて第4―3図のの区間は前
記説明したステツプ190〜192の時間で、
の時点がフルサイズの反転位置で、ステツプ19
6でコピー枚数と設定枚数が一致するので、ステ
ツプ192―193―194―195―196―
197―199―231を介してACトランス
切換信号をオフ(一次帯電オフ)し、ステツプ2
32以降の後回転ルーチンへ進む。 第5―5図のステツプ232〜234はクロツ
クパルスCPを38カウント計数する時間で、第4
―3図のの区間を示す。38カウントした時点
(第4―3図の)は最後のコピー紙の遅延ジヤ
ムチエツクを行なうところでありフローでは、ス
テツプ235〜241に示されている。ここでは
以前に滞留ジヤムが発生してなくて(ステツプ2
35)、かつジヤム殺しの指令(ステツプ236)
がないときにジヤムチエツクが行なわれ(ステツ
プ237)、ジヤムしているとコピー枚数を−1
減算し(ステツプ240)、ジヤムソレノイドI
をオンする(ステツプ241)。但しSINGLEモ
ードのときはコピー枚数の減算(ステツプ23
9)を行なわない。 ステツプ242〜244は第4―3図のの区
間を指し、クロツクパルスCPを60カウントして
いる時間である。このカウントに達した時は前記
ステツプ241でオンしたジヤムソレノイドIを
オフさせる(第4―3図の)。更にステツプ2
46〜248でクロツクパルスCPを52カウント
(第4―3図のの区間)、ステツプ249でバ
イアストランスTr2をオフさせる(第4―3図の
の時点)。 ステツプ250〜252で光学系がホーム位置
に達するのを待ち(第4―3図のの区間)、ス
テツプ253で光学系後進モータをオフさせる
(第4―3図のの時点)。その後はステツプ25
4〜256(第4図のの区間)で給紙信号PF
がオンになるのを待ち、オンになつたらステツプ
258〜260で給紙信号PFがオフになるのを
待つ。そして給紙信号PFがオフになるとドラム
が次の1回転し、ドラムホーム位置に達するのを
待つて(ステツプ154〜156、第4図の○う)
コピーサイクルを終了させる。 尚ステツプ234,244,248,252,
256,260でサブルーチンSUBHをループ
の中に入れてあるのは第4―3図のの時点以後
の後回転中の時間内にMULTIキー、又は
SINGLEキーを読み込める様にするために設けて
ある。又“INTERUPT”キーは“STOP”キー
と同じ機能のものでこれにより同様に後回転モー
ドに移項する。しかもこのとき表示器25,26
の設定枚数、コピー枚数がメモリRAMの1組の
レジスタに移され、新たな数値が上記表示器に入
力可能とされる。この後は上記キーエントリから
のフローを実行する。コピー終了して後回転モー
ドに入つた時“RECALL”キーを押すと、RAM
の上記レジスタに格納されてた元の数値が表示器
25,26に移され再び“MULTI”キーを押し
て残りの枚数をコピーすることができる。 上述した第5―1図〜第5―5図のフローチヤ
ートにおいて、ステツプ4,8,20,23,2
7,32等の光学系ホーム位置信号OHP、ドラ
ムホーム位置信号DHP、クロツクパルスCP、給
紙信号PFのシーケンスにおける各種の条件信号
の入力を待つ間に第5―6図のフローに示す、表
示桁信号の切換サブルーチンSUBPが設けられて
いる。これにより、各種の条件信号の入力の変化
を待つ間にも信号の入力判定と表示桁信号の切換
サブルーチンSUBPが交互に実行されて、表示桁
信号の出力が長時間途切れることなく、表示のチ
ラツキを防止できる。この第5―6図のサブルー
チンSUBPについて説明する。 まずステツプ261でFlag13がセツトされ
ているか(桁信号CT1-1がセツトされているか)
を判断し、Flag13がセツトされているとステ
ツプ280で表示桁信号CT1-1(走査信号CT1-1)
をリセツトし、ステツプ281にてFlag13を
リセツトする。そして、ステツプ282にて、設
定枚数の2桁目のデータ(RAM11番地に格納さ
れている)を出力ポートa,b,c,dへ出力
し、ステツプ283にて桁信号CT1-2(走査信号
CT1-2)をセツトし、ステツプ284でFlag14
をセツトしメインルーチンへ戻る。これにより設
定枚数表示器25の2桁目の表示が行なわれる。
またステツプ262でFlag14のセツト(桁信
号CT1-2のセツト)と判断すると、ステツプ27
5にて桁信号CT1-2をリセツトし、ステツプ27
6でFlag14をリセツトする。そして、ステツ
プ277でコピー枚数の1桁目のデータ
(RAM12番地に格納されている)を出力ポート
a,b,c,dへ出力し、ステツプ278で桁信
号CT2-1(走査信号CT2-1)をセツトし、ステツ
プ279でFlag15をセツトしメインルーチン
へ戻る。こうして、前述した設定枚数表示器25
の2桁目の表示からコピー枚数表示器26の1桁
目の表示に切り換えられる。また、ステツプ26
3―270―271―272―273―274を
実行することにより前述と同様にコピー枚数表示
器26の1桁目の表示から2桁目の表示に切り換
えられ、またステツプ264―268―269―
265―266―267を実行することによりコ
ピー枚数表示器26の2桁目の表示から設定枚数
表示器25の1桁目の表示に切り換えられる。 このようにして、サブルーチンSUBPが1回実
行されるごとに順次表示桁信号が切り換えられ、
この表示桁信号の切り換えが所定時間内(例えば
16msec以内)で実行することにより表示のチラ
ツキが防止できる。上述した実施例において、各
種の条件信号の入力を待つ間にサブルーチン
SUBPの実行を設けることにより、表示桁信号の
切り換えが16msec以内で実行されることになり
表示のチラツキが防止できる。 第9図はジヤム安全に係わる装置を示したもの
で、第9―1図はドアスイツチで、ジヤムした紙
の処理をする際の安全のためのもので、匡体カバ
ーとドアとの開閉に応じて電源をオンオフするマ
イクロスイツチDSの様子が図示される。 第9―2図はジヤムソレノイドにより定着器、
DC高圧関係の電源をオフする機構が図示されて
いる。ジヤムが生じるとソレノイドSLが作動し
ダボ91のついたレバー92を引き上げ、それに
よりダボで固定されていた解除レバー93が固定
点を失いバネ96により回転しマイクロスイツチ
94をオフする。このため上記の処理機構が停止
する。リセツトスイツチ95を押してこれを解除
できる。しかしメインモータは紙が排出されるで
あろうドラムホーム位置まではドラムを回転させ
る。 以上の様に、上述した実施例では、第7図に示
す1チツプマイクロコンピユータ(第6―1図の
CPU)を用いて、複写シーケンス制御を行なう
ことにより、装置の制御構成を簡単にできる。し
かも、本願では、第5―1図のステツプ13―1
4―15―16の記録開始(コピー開始)前のキ
ーの読み込みルーチンにおいて、第6―4図に示
すカセツト無し、上段紙なし、下段紙なしの複数
の検知信号の内のいずれか1つの信号による
STOPモードを判定し(ステツプ14)、この
STPOモード時には、MULTIキーまたは
SINGLEキーがオンされてもコピー開始が阻止さ
れる。そして、コピー開始後は、キー入力を禁止
する一方で、例えば第5―1図のステツプ25の
如くコピー開始からステツプ26の給紙ローラ
PLのオンによるコピー紙の給紙までの間に、
ROMに格納されたプログラムを読み出し第7図
のインストラクシヨンデコーダによるプログラム
命令の実行によつて選択される1つの入力ポート
INT1より第6―4図の回路より出力される
STOP信号として入力し、複数の検知信号の内の
少なくとも1つの検知信号が入力されると直ちに
ステツプ51〜62等の終了工程へ進む。これに
より、信頼度を落さずに複写動作中の紙なし、カ
セツトなし等の停止要因の判定を最小限に少なく
でき、複写動作中に常に停止要因を入力判定する
ものに比べて、制御プログラムが簡単に済み、プ
ログラムのステツプ数を少なくできる。また、紙
なし、カセツトなし等の複数の検知信号をマイク
ロコンピユータが入力判定する場合に、1つ1つ
の検知信号毎にポート選択するためのプログラム
命令を実行する必要がなく1回の選択処理により
複数の検知信号の入力が行なえるので、複数の検
知信号の入力判定のプログラムステツプ数を更に
少なくできる。 以上の制御により、プログラムメモリのメモリ
容量が少ない1チツプマイクロコンピユータにお
いてもシーケンス制御の精度を損うことがない。 尚、以下の第1表に第5―1図〜第5―7図の
フローを実行するための命令語等をPPS―4/I
に関するマニユアルに従つたプログラムコードリ
スト例を示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
以上の様に本発明によれば、信頼度を落さずに
記録中の停止要因の判定を最小限に少なくでき
る。しかも、記録中常に停止要因を入力判定する
ものに比べて、制御プログラムが簡単に済み、制
御プログラムのステツプ数を少なくできる。また
本発明によれば、複数の停止検知信号を入力判定
する場合に、1つ1つの停止検知信号毎にポート
選択するためのプログラム命令の必要がなく、記
録中における複数の停止検知信号の入力判定のプ
ログラムステツプ数を更に少なくできる。従つて
少ないメモリ容量の1チツプマイクロコンピユー
タにおいてもシーケンス制御の精度を損なうこと
がない。
記録中の停止要因の判定を最小限に少なくでき
る。しかも、記録中常に停止要因を入力判定する
ものに比べて、制御プログラムが簡単に済み、制
御プログラムのステツプ数を少なくできる。また
本発明によれば、複数の停止検知信号を入力判定
する場合に、1つ1つの停止検知信号毎にポート
選択するためのプログラム命令の必要がなく、記
録中における複数の停止検知信号の入力判定のプ
ログラムステツプ数を更に少なくできる。従つて
少ないメモリ容量の1チツプマイクロコンピユー
タにおいてもシーケンス制御の精度を損なうこと
がない。
第1図は本発明が適用できる複写装置の断面
図、第2図は第1図の装置における操作部の平面
図、第3―1図〜第3―3図は第1図の装置にお
けるハーフサイズでの動作タイムチヤート、第4
―1図〜第4―3図は同じくフルサイズにおける
動作タイムチヤート、第5―1図〜第5―7図は
第1図の装置の制御フローチヤート、第6―1図
〜第6―5図は本発明における制御回路例、第7
図は第6図にて用いたコンピユータの内部回路、
第8図は電源投入時の制御タイムチヤート、第9
―1図,第9―2図は各第1図の装置における安
全装置及びジヤム解除装置の断面図であり、第6
―1図中CPUはコンピユータチツプ素子、 Gは出力用ゲート回路、Mは入力用マトリツク
ス回路、25,26は表示器、P11〜4は入力
端子、Gは走査出力端子、DIは負荷出力端子で
ある。
図、第2図は第1図の装置における操作部の平面
図、第3―1図〜第3―3図は第1図の装置にお
けるハーフサイズでの動作タイムチヤート、第4
―1図〜第4―3図は同じくフルサイズにおける
動作タイムチヤート、第5―1図〜第5―7図は
第1図の装置の制御フローチヤート、第6―1図
〜第6―5図は本発明における制御回路例、第7
図は第6図にて用いたコンピユータの内部回路、
第8図は電源投入時の制御タイムチヤート、第9
―1図,第9―2図は各第1図の装置における安
全装置及びジヤム解除装置の断面図であり、第6
―1図中CPUはコンピユータチツプ素子、 Gは出力用ゲート回路、Mは入力用マトリツク
ス回路、25,26は表示器、P11〜4は入力
端子、Gは走査出力端子、DIは負荷出力端子で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録物を得る為の記録処理手段、 上記記録処理手段に記録部材を供給するための
記録部材供給手段、 記録処理に必要なデータ信号を入力するための
キー入力手段、 シーケンス制御用のタイミング信号発生手段、 画像形成装置における記録部材無し等の記録動
作の停止要因となる検知信号を発生する複数の検
知信号発生手段、 記録処理手段の作動シーケンスのプログラムを
記憶した読出し専用の第1メモリと、記録処理の
ために必要なデータを記憶する読出し書込み可能
な第2メモリと、上記記録処理手段に所要の作動
タイミングで且つ動作に必要な時間のラツチ信号
を付与する為の複数の出力部と、上記キー入力手
段からのデータ信号、上記タイミング信号発生手
段からのタイミング信号および上記複数の検知信
号発生手段からの検知信号を入力するための複数
の入力部と、上記プログラムを解読処理すること
によつて上記入力部を選択して信号を入力し、入
力した信号を判定し、その判定に基づいてラツチ
信号を形成するとともに形成したラツチ信号の出
力を制御する為の処理部とを一体にして有する1
チツプマイクロコンピユータを有し、 上記マイクロコンピユータは、上記タイミング
信号発生手段からのタイミング信号を、上記複数
の入力部の内の1つの入力部より入力して、上記
記録処理手段を動作制御するものであり、 更に、上記複数の検知信号発生手段からの複数
の検知信号をまとめて、上記複数の入力部の内の
他の1つの入力部より入力するものであり、 かつ、上記マイクロコンピユータは、記録処理
開始前には、上記複数まとめて入力される検知信
号を、上記キー入力手段から入力されたデータ信
号を上記第2メモリに記憶させている時間帯に入
力判定して、少なくとも1つの検知信号が入力さ
れたときに、記録処理の開始を阻止するものであ
り、上記キー入力手段からのデータ信号の入力を
禁止している記録処理開始後には、上記複数まと
めて入力される検知信号を、上記記録部材供給手
段による記録部材の供給前の所定時点で入力判定
して、少なくとも1つの検知信号が入力されたと
きに、終了工程へ進むものであることを特徴とす
る複写機等の画像形成装置。
Priority Applications (18)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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