JPH0118756Y2 - - Google Patents

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JPH0118756Y2
JPH0118756Y2 JP1982129072U JP12907282U JPH0118756Y2 JP H0118756 Y2 JPH0118756 Y2 JP H0118756Y2 JP 1982129072 U JP1982129072 U JP 1982129072U JP 12907282 U JP12907282 U JP 12907282U JP H0118756 Y2 JPH0118756 Y2 JP H0118756Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は布基礎コンクリート型枠等の間隔を
保持するコンクリート型枠間隔保持具に関するも
のである。
従来技術 従来、コンクリート型枠間隔保持具41として
第6図に示すようにその両端部に対し、外側規制
片42,43及び内側規制段部44,45を形成
して、コンクリート型枠C,C′の下端を嵌合係止
するようにしたものが良く使用されている。この
場合、型枠のガタを防止するために第6図に2点
鎖線で示すように外側規制片42,43をそれぞ
れ内側へ折り曲げてコンクリート型枠C,C′の下
端部を係止しようとしても、外側規制片42,4
3は第7図に示すような矩形の側面形状をしてい
るため折り曲げにくかつた。
また、従来外側規制片の立上り中間部に切抜
穴、切込み、凹条等の可曲折部を形成することに
より、外側規制片を折り曲げ易くしたものが提案
されている。ところが、この間隔保持具において
は、その可曲折部の幅方向における長さが外側規
制片の幅に対して比較的長く形成されているた
め、作業時に指先で簡単に折曲げることができ
ず、ハンマー等の工具を使用する必要があつた。
したがつて、その折曲作業にともなう打撃によ
り、コンクリート型枠の設置位置がずれてしまう
という不都合があつた。
そのうえ、特に外側規制片の幅方向における中
央部に切抜穴または切込みを設けた従来の間隔保
持具においては、可曲折部が外側規制片の両側部
に位置するため、その上端部をねじつて使用する
ことが極めて困難であつた。それ故、例えば第5
図に示すように、両外側規制片3,4の上端係止
片15,16をそれぞれ90度ねじつて、上部型枠
30及び下部型枠31の双方を一方の間隔保持具
1により係止するという、別用途における使用が
不可能であつた。
目 的 この考案は前記のような従来技術の欠陥を解消
するためになされたものであり、その目的は外側
規制片の両側縁上部から横L字状に延びる一対の
スリツトを切り込むことにより、首部をその幅W
が外側規制片の幅Wの1/4以下にかつその上下長
さhが外側規制片の上下長さHの1/4以上にして
任意の箇所にて折り曲げまたはねじり可能に細長
状に形成するとともに、その首部の上端に、首部
を折り曲げまたはねじつた状態において、前記型
枠の補強リブの上端縁に係合可能な係止片を形成
したことにより、コンクリート型枠を確実に係止
保持することができ、また、そのための操作を指
先にて簡単におこなうことができ、しかも、一本
の間隔保持具により上部型枠及び下部型枠の双方
を同時に係止保持することができる新規なコンク
リート型枠間隔保持具を提供することにある。
実施例 以下、この考案を具体化したコンクリート型枠
間隔保持具の一実施例を第1図〜第4図に従つて
説明する。1は間隔保持具全体を示し、短冊状の
鋼板の中央部を長手方向に沿つてプレス成型する
ことにより補強突部2を形成するとともに、両端
部を上方へ折り曲げて外側規制片3,4とし、同
外側規制片3,4から内側へ一定間隔をとつた位
置にほぼU字状の切込みを入れ、上方へ曲げ起し
て内側規制片5,6としている。そして、外側規
制片3,4と内側規制片5,6との間を型枠嵌合
部7,8としその間隔を型枠9,10の厚さa
(第3図参照)にそれぞれ等しくしている。
11,12は外側規制片3,4の両側縁から横
L字状に切り込まれた一対の対称状のスリツトで
あつて、これら両スリツト11,12間には細長
状の首部13,14が上方に突出した状態で一体
的に形成されている。そして、この実施例におい
ては第2図に示すように、この首部13,14の
幅wは外側規制片3,4の幅Wの約九分の一であ
り、かつ、その長さhは外側規制片3,4の上下
長さHの約三分の一となつている。
また、両スリツト11,12により首部13,
14の上端には外側規制片3,4の幅方向に延び
る係止片15,16が一体的に形成され、それぞ
れの下端縁は外側上方に向かつて緩やかな斜状を
なしている。そして、首部13,14を任意の位
置で内側に折り曲げたときには、第3図に示すよ
うに、首部13,14と係止片15,16との間
に型枠9,10の補強リブ17,18の上端部が
挾持され、また、第4図に示すように、首部1
3,14をねじつて係止片15,16を90゜回動
したときには、係止片15,16の下端縁により
前記補強リブ17,18の上端縁が押圧されるよ
うになつている。
次に、この実施例の間隔保持具の使用方法を第
3,4図に従つて説明する。
さて、ベースコンクリートB上に適当間隔をお
いて並列状にこの実施例の間隔保持具1を並べ、
その両側の嵌合部7,8に対し型枠9,10の下
端部を嵌合していくことによつて両型枠9,10
はそれらの間の間隔が正確に保持された状態で支
持されることになる。その後係止片15,16を
首部13,14において、指先によりねじるか折
り曲げることにより、型枠9,10の補強リブ1
7,18の上縁に係止片15,16が係止され
る。
なお、場合によつては型枠9,10の上部にお
いて、この間隔保持具1を下向きに使用すること
も可能である。
そして、コンクリートは両型枠9,10間に打
設されるので、下部に使用した間隔保持具1はそ
のまま埋め殺される消耗品となつて、外側規制片
3,4を含む間隔保持具1の両側部が露出する
が、通常土中に埋設されるから何らさしつかえな
い。又上部に使用される間隔保持具1は型枠9,
10の取外し時に一緒に取り外される。そして、
この実施例の間隔保持具1は、単に外側規制片
3,4にスリツト11,12を切込むのみで首部
13,14及び係止片15,16を形成すること
ができて、製作が至極簡単である。
また、この実施例における間隔保持具1は首部
13,14を細長状に形成したため、係止片1
5,16を操作する場合に指先で簡単に折り曲げ
またはねじることができ、ハンマー等の工具が不
要となるばかりでなく、型枠の設置作業を迅速に
おこなうことができる。しかしながら、外側規制
片3,4の幅Wおよび上下長さHに対する首部1
3,14の幅wおよび長さhは、前記したこの実
施例の比率に限定されるものではなく、薄板鋼を
使用したこの種の間隔保持具においては、幅に関
しては四分の一以下、長さに関しては四分の一以
上の両条件を備えていれば、通常の力を有する作
業者にとつて指先による操作に困難を来たすとい
うおそれがない。
しかも、首部13,14を充分に長く形成すれ
ば、その任意の箇所にて折り曲げまたはねじるこ
とができるため、補強リブ17,18の高さが異
なる型枠9,10を組付ける場合、別寸法の間隔
保持具を用意しなくても、それらの型枠9,10
を確実に係止保持することができる。
次に、この実施例の間隔保持具の一使用方法を
第5図に従つて説明する。
この出願人が先の特許出願(出願番号昭和56年
95773号)にて提案しているように、栗割石S上
には底台板26が載置され、その底台板26上に
は正面ほぼM字状の鉄板製のベースブロツク27
が固設され、そのベースブロツク27は支柱28
にて底台板26に支持されている。
ベースブロツク27の支承部29上に、この実
施例の間隔保持具1が載置されるとともに、上部
型枠30が嵌合部7,8に嵌合されている。支承
部29上の左右両端部には下部型枠31の水平部
32の先端部が載置されるとともに、同型枠31
の下端部は栗割石Sの上面に位置している。
そして、この状態において間隔保持具1の係止
片15,16を指先で摘んで首部13,14を90
度ねじると、各係止片15,16の斜状の下端縁
が上部型枠30および下部型枠31の双方に係止
される。したがつて、一本の間隔保持具1により
上下両型枠30,31を同時に係止保持すること
ができるため、従来のものとは異なり別用途にお
ける使用が可能となる。
効 果 以上詳述したように、この考案は外側規制片の
両側縁上部から横L字状に延びる一対のスリツト
を切り込むことにより、首部をその幅Wが外側規
制片の幅Wの1/4以下にかつその上下長さhが外
側規制片の上下長さHの1/4以上にして任意の箇
所にて折り曲げまたはねじり可能に細長状に形成
するとともに、その首部の上端に、首部を折り曲
げまたはねじつた状態において、前記型枠の補強
リブの上端縁に係合可能な係止片を形成したこと
により、その任意の箇所にて折り曲げまたはねじ
ることができ、コンクリート型枠を確実に係止保
持することができ、また、そのための操作を指先
にて簡単におこなうことができ、しかも、一本の
間隔保持具により上部型枠及び下部型枠の双方を
同時に係止保持することができるという優れた効
果があるので、コンクリート型枠間隔保持具とし
て実用上好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例を示す
コンクリート型枠間隔保持具の斜視図、第2図は
右側面図、第3図は係止片を折り曲げて型枠を係
止した状態を示す正面図、第4図は係止片をねじ
つて型枠を係止した状態を示す正面図、第5図は
この間隔保持具の一使用方法を示す型枠の組付け
状態における正面図、第6,7図はそれぞれ従来
の間隔保持具の使用説明図である。 3,4……外側規制片、5,6……内側規制
片、7,8……嵌合部、9,10……型枠、1
1,12……スリツト、13,14……首部、1
5,16……係止片、17,18……補強リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 短柵状の板材の両端部を同方向へ折り曲げてそ
    れぞれ外側規制片3,4を設け、さらに外側規制
    片3,4との間に型枠9,10の厚さに相当する
    一定間隔が形成されるように内側規制片5,6を
    設けて、外側規制片3,4と内側規制片5,6と
    の間を型枠9,10の上端または下端を嵌合し得
    る嵌合部7,8としたコンクリート型枠間隔保持
    具において、前記外側規制片3,4の両側縁上部
    から横L字状に延びる一対のスリツト11,12
    を切り込むことにより、首部13,14をその幅
    Wが外側規制片の幅Wの1/4以下にかつその上下
    長さhが外側規制片3,4の上下長さHの1/4以
    上にして任意の箇所にて折り曲げまたはねじり可
    能に細長状に形成するとともに、その首部13,
    14の上端に、首部13,14を折り曲げまたは
    ねじつた状態において、前記型枠9,10の補強
    リブ17,18の上端縁に係合可能な係止片1
    5,16を形成したことを特徴とするコンクリー
    ト型枠間隔保持具。
JP12907282U 1982-08-26 1982-08-26 コンクリ−ト型枠間隔保持具 Granted JPS5857441U (ja)

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JP12907282U JPS5857441U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 コンクリ−ト型枠間隔保持具

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JPS5857441U JPS5857441U (ja) 1983-04-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212031Y2 (ja) * 1981-10-03 1987-03-25
JPH0612134Y2 (ja) * 1986-07-07 1994-03-30 伸光企業株式会社 建築用布基礎形成型枠保持金具

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JPS6134457Y2 (ja) * 1980-10-15 1986-10-07

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