JPH0542120Y2 - - Google Patents

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JPH0542120Y2
JPH0542120Y2 JP4633487U JP4633487U JPH0542120Y2 JP H0542120 Y2 JPH0542120 Y2 JP H0542120Y2 JP 4633487 U JP4633487 U JP 4633487U JP 4633487 U JP4633487 U JP 4633487U JP H0542120 Y2 JPH0542120 Y2 JP H0542120Y2
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mesh
frame
hole
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clip
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JP4633487U
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JPS63156232U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、コンクリートを打設して基礎(布基
礎)を成形するためのメツシユ基礎型枠に関す
る。
【背景技術】
この種の型枠としては、特願昭60−215741号
(特開昭62−78320号公報参照)として特許出願さ
れたものがある。 即ち、メツシユ基礎型枠は、まず地盤上に土台
となる捨てコンクリートを打ち、この捨てコンク
リートの上にフレーム4を組み立てて、フレーム
4の両面にメツシユ面材3を取付けられていた。
そして、このメツシユ面材3の支持構造は、第5
図に示すように、フレーム4の側面の上下から爪
13を切り起こしてあり、この一対の爪13でメ
ツシユ面材3の上縁及び下縁をつかんでメツシユ
面材3を支持するものであつた。 ところが、このような支持構造では、フレーム
4の側面にメツシユ面材3を保持した状態で爪1
3を一つ一つ曲げてゆかねばならず施工手間がか
かるという欠点があつた。また、爪13の曲げ状
態によりメツシユ面材3の保持力にばらつきが生
じ易かつた。更に、位置決めがしつかりと行なわ
れていないので、メツシユ面材3の支持高さが異
なると基礎の天端が揃わず、コンクリート打設後
の天端ならしも行いにくくなるという問題があつ
た。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところはメツシ
ユ面材の取付け作業を簡単にすると共にメツシユ
面材をしつかりとフレームに位置決めできるよう
にすることにある。
【考案の開示】
本考案のメツシユ基礎型枠は、メツシユ面材3
に長さ方向に沿つて断面略U字状をしたリブ部5
を形成し、このメツシユ面材3を縦に支持するフ
レーム4の側面に略U字状にくぼんだ保持溝部7
を形成し、保持溝部7の両側に通孔6を穿孔する
と共に通孔6の縁から裏面側へ向けて小片8を突
出させ、フレーム4の側面に配置されたメツシユ
面材3のリブ部5をフレーム4の保持溝部7内に
嵌合させてメツシユ面材をフレームに仮保持さ
せ、メツシユ面材3のメツシユ孔9及び前記通孔
6に略コ字状をしたクリツプ10の脚片11を挿
入し、脚片11の先端を折り曲げた抜け止め部1
2を前記小片8に係止して成ることを特徴とする
ものである。しかして、メツシユ面材3のリブ部
5をフレーム4の保持溝部7内に嵌合させて仮保
持させ、この状態でメツシユ面材3のメツシユ孔
9及び通孔6にクリツプ10を押し込むだけで簡
単にメツシユ面材3をフレーム4に本固定するこ
とができ、簡単に施工することができるものであ
る。また、クリツプ10をメツシユ孔9及び通孔
6に挿入するとクリツプ10の抜け止め部12が
小片8に係止するので、メツシユ面材3とフレー
ム4とがクリツプ10により一定の保持力で確実
に連結されるのである。更に、リブ部5と保持溝
部7とを嵌合させてあるので、メツシユ面材3が
上下方向に位置決めされ、メツシユ面材3の上縁
の高さを一定に揃えることができるものである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。フレーム4は、第4図に示すように、チヤネ
ル材等を熔接して略はしご状に形成されている。
フレーム4の両側面には、第2図に示すように、
夫々一定の高さにおいて略U字状にくぼんだ保持
溝部7が形成されており、この保持溝部7の両側
には第3図のように夫々角孔状の通孔6が穿孔さ
れている。この一対の通孔6の内側の縁からは背
面側へ向けて小片8が延出されている。なお、こ
の小片8は通孔6を打ち抜いた打ち抜き片を折り
曲げたものである。しかして、このフレーム4は
捨てコンクリートの上などに一定間隔毎に立てら
れ、フレーム4同士は連結用の横材(図示せず)
により連結して組み立てられる。フレーム4は基
礎構築位置に設置された後、各フレーム4の下端
に高さ調整用の支持台1を差し込んで適当な切り
込み溝2にフレーム4下端を差し込み、切り込み
溝2を選択することによりフレーム4の上端が同
じレベルに揃うように調整される。 メツシユ面材3は網状をしていてコンクリート
が通るような多数のメツシユ孔9を形成されたも
のであるが、一定の高さには長さ方向の全長に亘
つてリブ部5が水平に形成されている。リブ部5
は断面略U字状に屈曲していてその幅は前記通孔
6間の最短距離よりも小さくなつており、リブ部
5にはメツシユ孔9は設けられていない。また、
クリツプ10は弾性を有する金属などにより形成
されたものであり、略コ字状に屈曲しており、両
側の脚片11の先端には内側へ曲げられた抜け止
め部12が設けられている。しかして、上記のよ
うにして立てられたフレーム4の両側面に縦にし
てメツシユ面材3を配置し、メツシユ面材3のリ
ブ部5をフレーム4の保持溝部7内にリブ部5の
弾性を利用して圧入させると、リブ部5と保持溝
7との嵌合によりメツシユ面材3がフレーム4に
仮保持される。同時にメツシユ面材3の高さの位
置決めもされる。この仮保持状態において、リブ
部5の両縁のメツシユ孔9からフレーム4の両通
孔6へクリツプ10の脚片11を挿入する。脚片
11を挿入すると第1図のように抜け止め部12
が小片8の先端に弾性的に引つ掛かつて抜けなく
なり、メツシユ面材3がフレーム4に固定される
ことになる。 こうして、メツシユ基礎型枠が構築された後、
メツシユ面材3間にコンクリートを打設し、コン
クリートの天端をメツシユ面材3の天端に揃え
る。コンクリートの養生後、メツシユ面材3の外
面にも仕上げ用のコンクリートを塗り、基礎が仕
上げれらる。この時、メツシユ面材3内のコンク
リートと仕上げのコンクリートとはメツシユ面材
3の網目を通して一体化し、フレーム4及びメツ
シユ面材3は基礎内に埋め込まれることになるの
である。
【考案の効果】
本考案は叙述のごとく構成されているから、メ
ツシユ面材のリブ部をフレームの保持溝部内に嵌
合させて仮保持させ、メツシユ面材のメツシユ孔
及び通孔にクリツプを押し込むだけで簡単にメツ
シユ面材をフレームに本固定することができ、簡
単に施工することができるものである。また、ク
リツプをメツシユ孔及び通孔に挿入するとクリツ
プの抜け止め部が小片に係止するので、メツシユ
面材とフレームとがクリツプにより一定の保持力
で確実に連結されるのである。更に、リブ部と保
持溝部とを嵌合させてあるので、メツシユ面材が
上下方向に位置決めされ、メツシユ面材の上縁の
高さを一定に揃えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同上の分解状態を示す概略断面図、第3図は
同上のフレームの一部破断した斜視図、第4図は
同上のメツシユ基礎型枠の概略斜視図、第5図は
従来例の斜視図である。 3……メツシユ面材、4……フレーム、5……
リブ部、6……通孔、7……保持溝部、8……小
片、9……メツシユ孔、10……クリツプ、11
……脚片、12……抜け止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メツシユ面材に長さ方向に沿つて断面略U字状
    をしたリブ部を形成し、このメツシユ面材を縦に
    支持するフレームの側面に略U字状にくぼんだ保
    持溝部を形成し、保持溝部の両側に通孔を穿孔す
    ると共に通孔の縁から裏面側へ向けて小片を突出
    させ、フレームの側面に配置されたメツシユ面材
    のリブ部をフレームの保持溝内に嵌合させてメツ
    シユ面材をフレームに仮保持させ、メツシユ面材
    のメツシユ孔及び前記通孔に略コ字状をしたクリ
    ツプの脚片を挿入し、脚片の先端を折り曲げた抜
    け止め部を前記小片に係止して成ることを特徴と
    するメツシユ基礎型枠。
JP4633487U 1987-03-27 1987-03-27 Expired - Lifetime JPH0542120Y2 (ja)

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JP4633487U JPH0542120Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JP4633487U JPH0542120Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63156232U JPS63156232U (ja) 1988-10-13
JPH0542120Y2 true JPH0542120Y2 (ja) 1993-10-25

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JP4633487U Expired - Lifetime JPH0542120Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JPS63156232U (ja) 1988-10-13

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