JPH0140906Y2 - - Google Patents

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JPH0140906Y2
JPH0140906Y2 JP9454084U JP9454084U JPH0140906Y2 JP H0140906 Y2 JPH0140906 Y2 JP H0140906Y2 JP 9454084 U JP9454084 U JP 9454084U JP 9454084 U JP9454084 U JP 9454084U JP H0140906 Y2 JPH0140906 Y2 JP H0140906Y2
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shaped
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manhole
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JP9454084U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ステツプ付マンホール構築用内型枠
に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来よりステツプ付マンホールを構築する内型
枠装置としては、特公昭54−35221号公報、実公
昭52−1744号公報、実開昭56−73762号公報、実
開昭57−88843号公報、実開昭58−101935号公報
等に示されるものがあるが、これらの円形マンホ
ールや四角形マンホール構築用の内型枠装置は単
位型枠間にステツプ取付部を設けたものを組み合
わせたり、ステツプ保持具を備えた単位型枠を組
み合わせたりするものである。
ところで、単位型枠間にステツプ取付部を設け
たものを組み合せる特公昭54−35221号公報、実
公昭52−1744号公報に示される内型枠装置は、一
本づつ保持しながら順次単位型枠を一枚づつ組合
せていかなければならないので、マンホール構築
時の組立セツトに多大な労力と時間が費やされ、
甚だ作業性が悪いものである。また、寸法、配置
を異にするステツプを保持することができないも
のである。
一方、ステツプ保持具を備えた単位型枠を組合
せる実開昭56−73762号公報、実開昭57−88843号
公報、実開昭58−101935号公報報に示される内型
枠装置は、ステツプ保持具を単位型枠に備えるた
めに単位型枠の面板に開口部を形成するばかりで
なく、開口部周縁に枠体、挟持部材等を取りつけ
ねばならないので単位型枠の製作に手間がかか
り、またステツプ保持具は多数の部品より構成さ
れているので、製作が面倒であり、しかもマンホ
ール構築時、ステツプを保持するために単位型枠
に組みつけながらステツプを保持するのに甚だ手
間がかかり作業性が悪いものである。
(考案の目的) 本考案は、かかる問題を解決すべくなされたも
ので、マンホール構築時の単位型枠の組立セツト
が容易で、またステツプの単位型枠への保持なら
びに他のステツプの取りつけ保持も容易で作業性
が良く、その上構造簡単で製作容易なステツプ付
マンホール構築用内型枠を提供することを目的と
するものである。
(考案の構成) 本考案のステツプ付マンホール構築用内型枠
は、上下方向に一定間隔を存して水平な帯状孔が
穿接され、該帯状孔の上縁内側に中横リブが設け
られた内側パネル型枠と、この内側パネル型枠の
帯状孔に配されるステツプ取付用帯状型枠とより
成り、前記ステツプ取付用帯状型枠は上縁に前記
帯状孔上縁内側の中横リブに接合する接合板が設
けられ、該接合板の一部にはステツプ棒を挿入す
る凹部が形成され、該凹部における前面の帯状面
板にはステツプを挿通するU字状溝が設けられ、
前面の帯状面板の下端内側面には前記内側パネル
型枠の帯状孔の下縁に当接する係止板が設けられ
ていることを特徴とするものである。
(実施例) 本考案のステツプ付マンホール構築用内型枠の
一実施例を第1図によつて説明すると、1は平面
円弧状の内側パネル型枠で、該内側パネル型枠1
は円弧状の面板2の上下両端に水平に円弧状の横
リブ3,3′を取りつけ、左右両端に垂直に横リ
ブ4,4′を取りつけ、円弧状の面板2の上下方
向に一定間隔を存して水平な帯状孔5を複数、本
例では4個穿接し、この各帯状孔5の上縁内側に
は水平に中横リブ6を取りつけ、さらにこの中横
リブ6同志の間に平行に補強用中横リブ6′を取
りつけ、この補強用中横リブ6′とその下側の中
横リブ6との間及び上端の横リブ3との間に複数
の、本例では2枚の中縦リブ7を左右両側におい
て取りつけ、前記横リブ3,3′及び中横リブ6
にUクリツプ孔8を穿接しまた前記縦リブ4,
4′の上下方向に一定間隔にUリツプ孔8′を多数
穿接して成るものである。なお、9は補強用控え
板である。
10は前記内側パネル型枠1の帯状孔5に配さ
れる平面円弧状のステツプ取付用帯状型枠で、該
ステツプ取付用帯状型枠10は上縁に前記帯状孔
5の上縁内側の中横リブ6に接合するUクリツプ
孔8を穿接した接合板11を水平に取りつけ、該
接合板11の左側にはステツプ12の幅とステツ
プ棒12aの太さと略同寸法の深さとを有する凹
部13を形成し、前面の円弧状帯状面板14の凹
部13における両側端にはステツプ12を挿通す
るU字状溝15を設け、前面の円弧状帯状面板1
4の下端部内側面には前記内側パネル型枠1の帯
状孔5の下端に当接する係止板16を取りつけて
成るものである。
なお、ステツプ12は上下方向で左右交互に取
り付ける場合、ステツプ取付用帯状型枠は2種類
用意される。即ち、接合板11の右側に凹部13
を形成し、前面の円弧状帯状面板14の凹部13
における両側端にステツプ12を挿通するU字状
溝15を設けたステツプ取付用帯状型枠10は、
図示の如く接合板11の中央部に幅広のステツプ
12の幅寸法の深さとを有する凹部13を形成
し、前面の円弧状帯状面板14の凹部13におけ
る両側端にステツプ12を挿通するU字状溝15
を設けたもので、その他の部分は前記のステツプ
取付用帯状型枠10と同一である。
かように構成されたステツプ付マンホール構築
用内型枠は、ステツプ付マンホールの構築時、ま
ず第3図に示す如く内側パネル型枠11を所要の
高さとなるようにレベル調整用内側パネル型枠1
7の上端縁に接続し内側パネル型枠1の左右両端
に帯状孔5を有しない通常の内側パネル型枠18
を順次複数枚、本例では4枚接続し、周方向の1
個所に抜き型枠19を嵌め込んで接続し、円形の
内側型枠20を組み立てる。
そして、この円形の内側型枠20の外側に構築
するマンホールの厚さ・寸法の間隔を存して円弧
状の外側パネル型枠21を複数枚、本例では4枚
周方向に接続し、円形の外側パネル型枠22を組
み立てる。次に内側パネル型枠1の各帯状孔5
(第1図参照)にステツプ取付用帯状型枠10,
10′を交互に配し、下端部内側面の係止板16
を帯状孔5の上縁内側の中横リブ6に当接し、相
互のUクリツプ孔8を合致させ、Uクリツプ(図
示省略)を挿通し、接合板11、横リブ6を挟持
してステツプ取付用帯状型枠10,10′を組み
つけて帯状孔5を閉塞する。次いで、このステツ
プ取付用帯状型枠10,10′の接合板11を凹
部13における両側端のU時状溝15にステツプ
棒12aを所定量挿通して凹部13と帯状孔5の
上縁内側の中横リブ6との間に保持する。
この状態で円形の内側型枠20と円形の外側型
枠22との間にコンクリート23を打設すると、
第4図に示す如くマンホールMが構築されると共
にマンホールの内側面にステツプ12のステツプ
棒12aの先端が埋設される。
円弧状の内側パネル型枠1の帯状孔5に第2図
に示すステツプ取付用帯状型枠10″を組みつけ
れば、幅広のステツプを保持することができるの
で、構築されるマンホールの内周面の上下方向に
垂直にステツプ12′がとりつけられる。
なお、本実施例のステツプ取付用帯状型枠1
0,10′の凹部は、前述の如く、接合板11に
ステツプの幅寸法とステツプ棒の太さと略同寸法
の深さとを有する1個の凹部13,13′として
いるが、これに代えてステツプ棒12a,12′
aと略同寸法の大きさの深さとを有する2個の凹
部とすることができる。
上記実施例ではステツプ取付用帯状型枠を円弧
状としたが、断面四角形のマンホールを構築する
場合には面板が平板状のフラツト型枠とすること
ができることはもちろんである。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によるステ
ツプ付マンホール構築用内型枠は、単位型枠であ
る帯状孔を有する内側パネル型枠が帯状孔を有し
ない通常の内側パネル型枠、抜き型枠と順次周方
向に接続して内側型枠を簡単に組み立てることが
でき、また内側パネル型枠の帯状孔の位置にステ
ツプ取付用帯状型枠を組み立てることができ、さ
らにステツプ取付用帯状型枠へのステツプ保持は
ステツプ棒をステツプ取付用帯状型枠の接合板の
凹部における両側端のU字状溝に所定量挿入する
だけで良いので、ステツプ付マンホール構築時の
型枠組立を迅速に行なうことができて極めて作業
性が良い。しかも、簡単に他のステツプ取付用帯
状型枠と取り替えることができるので、ステツプ
の寸法位置の変更にも対応できる。
また、本考案のステツプ付マンホール構築用内
型枠は、単位型枠である内側パネル型枠の帯状孔
周縁にステツプ取付用帯状型枠は部品点数が少な
く構造が簡単であるので極めて製作容易である等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のステツプ付マンホール構築用
内型枠の一実施例を示す斜視図、第2図は本考案
ステツプ付マンホール構築用内型枠におけるステ
ツプ取付用帯状型枠の他の例を示す斜視図、第3
図は第1図のステツプ付マンホール構築用内型枠
を用いてマンホール構築用型枠装置を組立て、コ
ンクリートを打設した状態を示す破断斜視図、第
4図は構築されたステツプ付マンホールの一部破
断斜視図である。 1……内側パネル型枠、5……帯状孔、6……
中横リブ、10,10′,10″……ステツプ取付
用帯状型枠、11……接合板、12,12′……
ステツプ、12a,12′a……ステツプ棒、1
3,13′……凹部、14……円弧状帯状面板、
15……U字状溝、16……係止板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に一定間隔を存して水平な帯状孔が穿
    設され、該帯状孔の上縁内側に中横リブが設けら
    れた内側パネル型枠と、この内側パネル型枠の帯
    状孔に配されるステツプ取付用帯状型枠とより成
    り、前記ステツプ取付用帯状型枠は上縁に前記帯
    状孔上縁内側の中横リブに接合する接合板が設け
    られ、該接合板の一部にはステツプ棒を挿入する
    凹部が形成され、該凹部における前面の帯状面板
    にはステツプを挿通するU字状溝が設けられ、前
    面の帯状面板の下端部内側面には前記内側パネル
    型枠の帯状孔の下縁に当接する係止板が設けられ
    ていることを特徴とするステツプ付マンホール構
    築用内型枠。
JP9454084U 1984-06-26 1984-06-26 ステツプ付マンホ−ル構築用内型枠 Granted JPS6111841U (ja)

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JP9454084U JPS6111841U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 ステツプ付マンホ−ル構築用内型枠

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JP9454084U JPS6111841U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 ステツプ付マンホ−ル構築用内型枠

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JPS6111841U JPS6111841U (ja) 1986-01-23
JPH0140906Y2 true JPH0140906Y2 (ja) 1989-12-05

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JP9454084U Granted JPS6111841U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 ステツプ付マンホ−ル構築用内型枠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6378662B2 (ja) * 2015-04-30 2018-08-22 株式会社サンリツ マンホールの浮上防止装置

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JPS6111841U (ja) 1986-01-23

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