JPH11200626A - コンクリート用型枠の間隔保持具 - Google Patents

コンクリート用型枠の間隔保持具

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JPH11200626A
JPH11200626A JP643298A JP643298A JPH11200626A JP H11200626 A JPH11200626 A JP H11200626A JP 643298 A JP643298 A JP 643298A JP 643298 A JP643298 A JP 643298A JP H11200626 A JPH11200626 A JP H11200626A
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JP
Japan
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concrete
substrate
formwork
base
spacing
Prior art date
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JP643298A
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English (en)
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Shoya Suzuki
捷也 鈴木
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NSP Corp
Original Assignee
NSP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベースコンクリート上に、基礎コンクリート
の間隔を容易かつ短時間に位置決めすることができ、か
つその位置決めを正確にできるコンクリート用型枠の間
隔保持具を提供する。 【解決手段】 コンクリート用型枠の間隔保持具19は
横断面が凹凸状になるように折り曲げて形成されてい
る。外側位置規制片25は、基板23の一端を垂立位置
まで上方へ折り曲げて形成されている。内側位置規制片
31は、外側位置規制片25から内方へ基礎コンクリー
ト用型枠20の幅の分だけ一定間隔をおいた基板23中
央に、基板23に対して垂直になるように形成されてい
る。固定手段としての杭36を打ち込むための杭打ち孔
35は、外側位置規制片25及び内側位置規制片31の
形成されていない方の基板23の中間部に透設されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベースコンクリ
ート上に基礎コンクリートを打設するために使用される
コンクリート用型枠の間隔保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場においては、基礎コンク
リートを打設する場所として所定間隔ごとに深く掘り下
げた後、ベースコンクリートを打設し、その上に基礎コ
ンクリートが形成されていた。そのため、現場の掘り下
げ作業にかなりの時間を必要とし、また基礎コンクリー
トを一体ずつ打設しなければならず、作業が面倒であっ
た。しかも、そのような基礎コンクリートは耐震性が十
分ではなかった。
【0003】しかし、最近は、耐震性を向上させたりす
るために、建築物が立てられる場所全体を浅く掘り下
げ、全体にベースコンクリートを形成した後、コンクリ
ート用型枠の間隔保持具を使用して基礎コンクリート用
型枠を保持し、所定の位置に基礎コンクリートを打設す
るようになってきた。
【0004】そして、ベースコンクリートの端面から基
礎コンクリートの幅に相当する位置を測定した後、ベー
スコンクリート上にコンクリート用型枠の間隔保持具を
位置決めしていた。さらに、基礎コンクリート用型枠の
端面にタル木を載置し、その上から釘等を打ち込むか、
基礎コンクリート用型枠そのものに釘等を打ち込むこと
によりベースコンクリート上にコンクリート用型枠を固
定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコン
クリート用型枠の間隔保持具は、ベースコンクリート上
へのコンクリート用型枠の間隔保持具の位置決めは、ベ
ースコンクリートの端面から基礎コンクリートの幅に相
当する長さを測定して行われており、その作業が面倒
で、時間を要するという問題があった。
【0006】さらに、ベースコンクリート上へのコンク
リート用型枠の間隔保持具の固定手段は、基礎コンクリ
ート用型枠の端面に所定長さのタル木を載置し、その上
から適当な間隔で釘等を打ち込むことにより行っていた
ため、コンクリート打設中にコンクリートの打設圧によ
り間隔保持具が内側や外側にずれる場合があるという問
題も生じた。しかも、釘等を基礎コンクリート用型枠に
直接打ち込むため、基礎コンクリート用型枠が損傷する
といった問題もあった。
【0007】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題に着目してなされたものである。その目的とする
ところは、ベースコンクリート上に、基礎コンクリート
の間隔を容易かつ短時間に位置決めすることができ、か
つその位置決めを正確にできるコンクリート用型枠の間
隔保持具を提供することにある。その他の目的は、ベー
スコンクリート上に間隔保持具を確実に固定することが
でき、しかも基礎コンクリート用型枠の損傷を防止でき
るコンクリート用型枠の間隔保持具を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明のコンクリート用型枠の間
隔保持具は、ベースコンクリート上にコンクリート用型
枠を配置し、そのコンクリート用型枠の内側にコンクリ
ートを打設して基礎コンクリートを形成するための間隔
保持具であって、ベースコンクリート上に配置される基
板と、その基板に設けたコンクリート用型枠の外側面の
位置規制を行う外側位置規制片と、基板に設けたコンク
リート用型枠の内側面の位置規制を行う内側位置規制片
と、ベースコンクリートに対して位置決め固定するため
の固定手段とを備えたものである。
【0009】請求項2に記載の発明のコンクリート用型
枠の間隔保持具は、請求項1に記載の発明において、ベ
ースコンクリート上に対向するコンクリート用型枠を前
記固定手段により所定間隔をおいて配置し、両コンクリ
ート用型枠間にコンクリートを打設して基礎コンクリー
トを形成するためのものである。
【0010】請求項3に記載の発明のコンクリート用型
枠の間隔保持具は、請求項1又は請求項2に記載の発明
において、前記固定手段は、基板に対し折り曲げ可能に
形成され、使用時には折り曲げられ基板から突出し、ベ
ースコンクリートに固定される突起である。
【0011】請求項4に記載の発明のコンクリート用型
枠の間隔保持具は、請求項1又は請求項2に記載の発明
において、前記固定手段は、基板に設けた孔とその孔に
係止される杭である。
【0012】請求項5に記載の発明のコンクリート用型
枠の間隔保持具は、請求項1又は請求項2に記載の発明
において、前記外側位置規制片及び内側位置規制片を基
板の両側に各一対有するとともに、基板の中間部に基板
を複数に分離するための分離手段を備え、分離された状
態でそれぞれ前記固定手段を有するものである。
【0013】請求項6に記載の発明のコンクリート用型
枠の間隔保持具は、請求項5に記載の発明において、前
記分離手段は、ミシン目、溝又はスリットである。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0015】図1に示すように、敷石11は施工場所が
段差状に浅く掘り下げられた地盤12上に敷設され、そ
の上にモルタル13が一定の厚みを有するように施工さ
れている。ベースコンクリート用の縦筋14a、横筋1
4b及び基礎コンクリート用の鉄筋15は、ベースコン
クリート16中に所定間隔をおいてモルタル13上に支
持されている。ベースコンクリート用型枠と基礎コンク
リート用型枠を兼用する兼用型枠17は、その内側面が
ベースコンクリート16の端面に位置するようにモルタ
ル13上の所定位置に立設されている。また、兼用型枠
17は、その端面に載置されたタル木18上からモルタ
ル13に打ち込まれた釘18aにより固定されている。
そして、兼用型枠17と図示されない他方の兼用型枠の
間にコンクリートが打設され、ベースコンクリート16
が硬化形成される。
【0016】基礎コンクリート用型枠20の間隔保持具
19はベースコンクリート16上の端部に固定され、基
礎コンクリート用型枠20がその間隔保持具19に支持
される。別の間隔保持具21は両側に各一対の外側位置
規制片25と内側位置規制片31を有し、基礎コンクリ
ート22の幅が上下において同一になるように兼用型枠
17と基礎コンクリート用型枠20の上端部に係合され
る。そして、前記両型枠17、20間にコンクリートが
打設され、ベースコンクリート16上に基礎コンクリー
ト22が硬化、形成される。
【0017】図2に示すように、前記間隔保持具19を
構成する基板23は、その長さ方向へ延びる一対の補強
突条24を有している。この補強突条24は、鉄等の平
板状をなす板材をプレス等により横断面が凹凸状になる
ように折り曲げて形成されている。外側位置規制片25
は、基板23の一端を垂立位置まで上方へ折り曲げて形
成されている。幅狭部26は、外側位置規制片25の上
部両側に横U字状をなすように切欠かれて形成され、内
側へ折り曲げやすくなっている。係止部27は前記幅狭
部26の上端に折り曲げ形成されている。
【0018】この係止部27は平面凹状に形成された凹
部28とその両端が延長形成された指掛け部29とより
構成されている。そして、指掛け部29に指をかけて内
側下方へ折り曲げることにより、係止部27を屈曲さ
せ、基礎コンクリート用型枠20の下端上縁部30に係
止部27を係合させることができるようになっている。
【0019】内側位置規制片31は、外側位置規制片2
5から内方へ基礎コンクリート22の幅の分だけ隔てた
基板23中央に、基板23に対して垂直になるように上
方へ切り起こすことにより形成されている。そして、基
礎コンクリート用型枠20の内側面の位置規制を行うよ
うになっている。また、補強凹部32は基板23から内
側位置規制片31にかけての中央部分に、プレス加工法
等により凹設され、内側位置規制片31の強度を増強し
ている。
【0020】折り取り手段としてのミシン目33は、内
側位置規制片31の外側位置において、基板23の幅方
向に延びるように形成されている。そのミシン目33に
より、基礎コンクリート22形成後に基礎コンクリート
22から露出した外側位置規制片25及び外側位置規制
片25が形成された側の基板23を折り取ることができ
るようになっている。
【0021】外側位置規制片25が折り曲げ形成されて
いない側の基板23の先端部34から内側位置規制片3
1までの距離は、基礎コンクリート22の幅と同じにな
るように設定されている。そのため、兼用型枠17の内
側面に前記間隔保持具19の先端部34を当接させるこ
とにより、基礎コンクリート22の幅を即座に確認し、
間隔保持具19をベースコンクリート16に対し容易に
位置決めできるようになっている。
【0022】杭打ち孔35は、内側位置規制片31より
内側の基板23の中間部に杭36を打ち込むために円孔
状に透設されている。そして、間隔保持具19を所定位
置に保持した後、杭打ち孔35に杭36を打ち込むこと
により、間隔保持具19をベースコンクリート16上の
所定位置に固定できるようになっている。これら杭打ち
孔35と杭36により、ベースコンクリート16に対し
て間隔保持具19を係止するための固定手段が構成され
ている。
【0023】図3に示すように、間隔保持具19は複数
個連結した状態で製造される。このとき、連結片37は
間隔保持具19の両側縁に一対形成され、この連結片3
7により複数の間隔保持具19が連結されている。そし
て、隣接する連結片37間で容易に折り取ることができ
るようになっている。また、切欠き孔38は連結片37
の両端に円弧状をなすように一対形成されている。この
両切欠き孔38により、間隔保持具19を連結片37よ
り折り取った後に、連結片37の両端におけるばりの発
生を抑制することができるようになっている。
【0024】次に、第1実施形態の間隔保持具19の作
用について説明する。まず、図3に示すように、連結片
37により連結形成された複数個の間隔保持具19が、
隣接する連結片37を中心に一つずつ折り取られる。
【0025】そして、図4に示すように、段差状に浅く
掘り下げられた地盤12上に敷石11が敷設され、その
上にモルタル13が施工される。ベースコンクリート用
の縦筋14a、横筋14b及び基礎コンクリート用の鉄
筋15がモルタル13上に所定間隔をおいて組まれる。
兼用型枠17の内側面がベースコンクリート16の端面
に相当する位置に立設され、兼用型枠17の端面に載置
されたタル木18により支持され、タル木18上からモ
ルタル13に打ち込まれた釘18aにより固定される。
そして、図示されない他方の兼用型枠と一方の兼用型枠
17間にコンクリートが打設され、ベースコンクリート
16が硬化形成される。
【0026】次に、図5に示すように、ベースコンクリ
ート16の端面に位置する兼用型枠17の内側面に、間
隔保持具19の先端部34を当接させる。そして、基板
23に透設された杭打ち孔35からベースコンクリート
16に対して杭36を打ち込み、間隔保持具19がベー
スコンクリート16上に係止されることにより、基礎コ
ンクリート22のための所定の間隔が保持される。この
ような間隔保持具19が基礎コンクリート22の長さ方
向に所定間隔をおいて複数配置される。
【0027】次に、図6に示すように、ベースコンクリ
ート16上に係止された間隔保持具19の外側位置規制
片25と内側位置規制片31の間に基礎コンクリート用
型枠20を嵌入する。このとき、外側位置規制片25に
より基礎コンクリート用型枠20の外側面が位置規制さ
れる。続いて、係止部27の指掛け部29を指で押さえ
て内側下方へ折り曲げ、基礎コンクリート用型枠20の
下端上縁部30に係止部27を係合させる。これによ
り、基礎コンクリート用型枠20が外側位置規制片25
に固定される。
【0028】さらに、基礎コンクリート用型枠20の内
側面が間隔保持具19の内側位置規制片31に位置規制
される。従って、間隔保持具19の対向する外側位置規
制片25と内側位置規制片31により、基礎コンクリー
ト用型枠20がベースコンクリート16の端面から所定
間隔をおいてベースコンクリート16上に載置される。
【0029】さらに、この基礎コンクリート用型枠20
と兼用型枠17の上端部に、別の間隔保持具21がそれ
ぞれ係合され、基礎コンクリート22の幅が上下におい
て同一になるように設定される。そして、基礎コンクリ
ート用型枠20間にコンクリートが打設され、硬化され
ることにより、ベースコンクリート16上に基礎コンク
リート22が形成される。
【0030】その後、上端部の別の間隔保持具21を外
し、さらに、間隔保持具19の指掛け部29を指で押し
上げ、係止部27を元の状態となるようする。これによ
り、基礎コンクリート用型枠20の下端上縁部30と係
止部27の係合が解除され、基礎コンクリート用型枠2
0が間隔保持具19から取り外される。また、兼用型枠
17を支持していたタル木18から釘18aが引き抜か
れ、タル木18が取り外されて兼用型枠17もベースコ
ンクリート16の端面から取り外される。
【0031】次いで、図7及び図8に示すように、ベー
スコンクリート16上に露出している外側位置規制片2
5と内側位置規制片31が形成された基板23が、基板
23の下からこじ上げることにより、ミシン目33から
折り取られる。
【0032】このようにして、図7に示すような基礎コ
ンクリート22がベースコンクリート16上に形成され
る。上記、第1実施形態の間隔保持具19によれば、以
下の効果が発揮される。
【0033】・第1実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、基板23の先端部34から内側
位置規制片31までの距離は、基礎コンクリート22の
幅に設定されている。そのため、兼用型枠17の内側面
に間隔保持具19の先端部34を当接させることによ
り、間隔保持具19の位置決めを容易かつ短時間に行う
ことができるとともに、基礎コンクリート22の幅を正
確に確保することができる。
【0034】・第1実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、内側位置規制片31の内側にお
ける基板23の中間部には、ベースコンクリート16に
対して杭36を打ち込むための杭打ち孔35が透設され
ている。このため、間隔保持具19を所定位置に保持し
た後、杭打ち孔35から杭36を打ち込むことにより、
間隔保持具19をベースコンクリート16上の所定位置
に確実に固定することができるとともに、基礎コンクリ
ート用型枠20の損傷を防止することができる。
【0035】・第1実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、外側位置規制片25の中間に幅
狭部26と係止部27が形成されている。そのため、幅
狭部26を内側下方へ折り曲げ、基礎コンクリート用型
枠20の下端上縁部30に係止部27を係合させること
により、基礎コンクリート用型枠20を外側位置規制片
25に確実に支持させることができる。
【0036】・第1実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、基板23から内側位置規制片3
1にかけて、プレス加工法等により補強凹部32が凹設
されている。この補強凹部32により、上方へ折り曲げ
られた内側位置規制片31の強度を増強させることがで
きるとともに、基礎コンクリート用型枠20を確実に支
持することができる。
【0037】・第1実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、間隔保持具19の中間部には、
折り取り手段としてのミシン目33が形成されている。
このため、基礎コンクリート22形成後、ベースコンク
リート16上に露出している外側位置規制片25と内側
位置規制片31が形成された基板23をミシン目33か
ら折り取ることができる。そのため、作業員が引っかけ
たり、見栄えが悪いといった問題を解決することができ
る。
【0038】・第1実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、複数個の間隔保持具19が連結
した状態で同時に製造される。そのため、製造コストの
低減を図ることができるとともに、製造時間を短縮する
ことができる。さらに、隣接する間隔保持具19間の連
結片37を折り曲げることにより間隔保持具19を一体
ずつ分離することができる。また、分離するとき、連結
片37の両端には、円弧状の切欠き孔38が形成されて
いるため、折り曲げ分離したとき、連結片37のばりの
発生を抑制することができる。
【0039】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図9に基づいて説明する。なお、この第2実施形
態において、上記第1実施形態と同一の部材について
は、同一番号を付してその説明を省略する。
【0040】図9に示すように、ベースコンクリート1
6に対する間隔保持具19の固定手段としての突起39
は、外側位置規制片25と内側位置規制片31との間の
基板23に形成されている。この突起39は、外側位置
規制片25と内側位置規制片31の間の基板23に平面
コの字状をなすように切り込みを入れ、使用時に切り込
まれた部分を基板23に対して垂下されるように下方へ
折り曲げて形成されている。さらに、突起39の根元に
は、突起39と基板23とを分離するためのミシン目4
0が形成されている。なお、突起39が基板23に対し
て垂下されるように下方へ折り曲げて形成されているた
め、第1実施形態における固定手段としての杭打ち孔3
5は透設されていない。
【0041】さて、図10に示すように、第2実施形態
の間隔保持具19は、ベースコンクリート16が硬化す
る前に、図示しない兼用型枠に先端部34を当接させた
状態で間隔保持具19が配置される。そして、間隔保持
具19を位置決めした後、間隔保持具19の基板23に
切り込まれた部分を基板23に対して垂下されるように
下方へ折り曲げて突起39を形成する。そして、その突
起39をベースコンクリート16に押し込むことによ
り、図示しない基礎コンクリート用型枠の立設位置が位
置決めされるとともに、ベースコンクリート16に対し
て間隔保持具19が固定される。
【0042】上記、第2実施形態の間隔保持具19によ
れば、以下の効果が発揮される。 ・第2実施形態のコンクリート用型枠の間隔保持具19
によれば、間隔保持具19を固定するための突起39が
基板23に対して垂下されるように下方へ折り曲げて形
成されている。このため、突起39をベースコンクリー
ト16に押し込むことにより、間隔保持具19をベース
コンクリート16に容易にかつ強固に固定することがで
きる。
【0043】・第2実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、間隔保持具19を固定するため
の突起39を形成するために、基板23に平面コの字状
の切り込みが入れられている。そのため、間隔保持具1
9の使用時に切り込まれた部分を折り曲げて突起39を
簡単に形成することができる。
【0044】・第2実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、突起39をベースコンクリート
16に押し込むことにより間隔保持具19をベースコン
クリート16に固定することができる。このため、杭3
6等を打ち込む手間が省けるとともに、部品点数を少な
くすることができ、製造コストの低減を図ることができ
る。
【0045】・第2実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、突起39の根元にはミシン目4
0が形成されているため、突起39からベースコンクリ
ート16上に露出している外側位置規制片25と内側位
置規制片31が形成された基板23を容易に分離するこ
とができる。
【0046】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態を図11〜13に基づいて説明する。なお、この第
3実施形態では、前記第1実施形態と異なる部分につい
て主に説明する。
【0047】図11に示すように、この第3実施形態の
コンクリート用型枠の間隔保持具19は、外側位置規制
片25と内側位置規制片31が基板23の両側に各一対
形成されている。そのため、ベースコンクリート16上
の中央で基礎コンクリート22を打設するとき、1つの
間隔保持具19により、基礎コンクリート22の両側の
基礎コンクリート用型枠20を保持することができるよ
うになっている。また、分離手段としてのミシン目33
は各内側位置規制片31の外側位置において、基板23
の幅方向に延びるように形成されている。そして、ミシ
ン目33を中心に分離することにより、一対の外側位置
規制片25と内側位置規制片31を有する第1実施形態
と同様の間隔保持具19を得ることができる。
【0048】さて、図12に示すように、間隔保持具1
9を分離しないで使用する場合、ベースコンクリート1
6上の基礎コンクリート22が打設される位置に間隔保
持具19が杭打ち孔35に杭36を打ち込むことにより
位置決め固定される。その後、基板23の両側の外側位
置規制片25及び内側位置規制片31間に基礎コンクリ
ート用型枠20が支持される。その結果、一つの間隔保
持具19で一対の基礎コンクリート用型枠20が立設さ
れ、基礎コンクリート22が形成される。
【0049】また、図13に示すように、間隔保持具1
9を分離して使用する場合、基板23をミシン目33か
ら折り曲げることにより、外側位置規制片25と内側位
置規制片31が形成された一方の基板23が間隔保持具
19から分離される。
【0050】そして、分離された間隔保持具19は第1
実施形態と同様の方法により使用される。上記、第3実
施形態の間隔保持具19によれば、以下の効果が発揮さ
れる。
【0051】・第3実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、外側位置規制片25と内側位置
規制片31が基板23の両側に各一対形成されているた
め、1つの間隔保持具19で一対の基礎コンクリート用
型枠20を所定位置に確実に立設することができる。
【0052】・第3実施形態のコンクリート用型枠の間
隔保持具19によれば、各内側位置規制片31の外側位
置に形成されたミシン目33より、間隔保持具19を分
離することができる。このため、分離して得られた間隔
保持具19もベースコンクリート16の端面用の間隔保
持具19として使用することができる。
【0053】なお、前記実施形態を次のように変更して
具体化することも可能である。 ・図14に示すように、ベースコンクリートとしてのモ
ルタル13上に基礎コンクリート22を形成するとき、
基礎コンクリート22の端面に相当する位置に基礎コン
クリート用型枠20を支持するために、間隔保持具19
を使用すること。
【0054】このように構成した場合、間隔保持具19
により基礎コンクリート用型枠20を確実に位置決め保
持することができ、基礎コンクリート22を容易に形成
することができる。
【0055】・図15に示すように、ベースコンクリー
ト16上の間隔保持具19が固定される位置において、
間隔保持具19の杭打ち孔35に対応するベースコンク
リート16上面に係止穴45を形成する。そして、杭打
ち孔35から、係止穴45に杭としての係止ピン46を
挿入すること。
【0056】このように構成した場合、あらかじめ形成
された係止穴45に係止ピン46を係止させて、間隔保
持具19を固定するため、杭36をベースコンクリート
16に打ち込む場合と比較して、容易に間隔保持具19
を固定することができる。また、係止ピン46の直径
は、杭打ち孔35及び係止穴45の内径よりも小さく形
成されているため、係止ピン46を間隔保持具19及び
係止穴45から容易に抜き取ることができ、間隔保持具
19の取り外しを短時間で行うことができる。
【0057】・図16及び図17に示すように、連結片
37により連結形成された複数個の間隔保持具19の両
側縁に、間隔保持具19の幅方向に延びる一対の切り込
み41を、間隔保持具19の両側に一方の対角線上に位
置するようにプレス成形法等により一度に設ける。さら
に、両切り込み41の間の部分を基板23に対して垂下
されるように折り曲げ、突起42を形成すること。この
とき、他方の対角線上の間隔保持具19の両側縁には、
隣接する間隔保持具19の突起42となる部分が形成さ
れるため、切り込み41が形成される。そして、隣接す
る連結片37間で折り取り、一つの間隔保持具19とす
ること。
【0058】このように構成した場合、間隔保持具19
を製造するときにプレス成形法等により一度に突起42
が形成されるため、間隔保持具19を分離した後に、突
起42を形成するときと比較して製造時間の短縮を図る
ことができる。また、一対の突起42により、ベースコ
ンクリート16上に間隔保持具19を安定した状態で固
定することができる。
【0059】・図18に示すように、第1実施形態のコ
ンクリート用型枠の間隔保持具19の外側位置規制片2
5と内側位置規制片31の間における基板23の底面
に、基板23に対して垂下される突起43を溶接接合す
ること。
【0060】このように構成した場合、間隔保持具19
の突起43を垂下位置に安定して保持することができ
る。 ・図19に示すように、基板23の一端を垂立位置まで
上方へ折り曲げて外側位置規制片25を形成し、他端を
基板23に対して垂直になるように上方へ折り曲げて内
側位置規制片31を形成する。さらに、外側位置規制片
25と内側位置規制片31の間の基板23の中間部に杭
36を係止するための杭打ち孔35を透設すること。
【0061】このように構成した場合、ベースコンクリ
ート16上の所望とする位置に基礎コンクリート用型枠
20を保持することができる。 ・図20に示すように、外側位置規制片25が形成され
ていない基板23の先端面から、基板23の中央へ一対
のほぼ横L字状の切り欠き47を形成し、それら切り欠
き47の両側部に固定手段としての一対の突起48を形
成して、その根元から折り曲げ可能に構成すること。
【0062】このように構成した場合、間隔保持具19
の使用時に、基板23の両側の突起48をその根元から
基板23に対して垂下されるように下方へ折り曲げ、ベ
ースコンクリート16が硬化する前に、ベースコンクリ
ート16上の所望とする位置に押し込むことができる。
そのため、間隔保持具19をベースコンクリート16に
確実に固定することができる。
【0063】・前記各実施形態の折り取り手段としての
ミシン目33を、基板23の表面側若しくは裏面側に溝
を形成する又は基板23の幅方向へ所定の長さだけ切り
込んでスリットを形成すること。
【0064】このように構成した場合も、基礎コンクリ
ート22形成後、ベースコンクリート16上に露出して
いる外側位置規制片25と内側位置規制片31が形成さ
れた基板23を溝又はスリットから容易に折り取ること
ができる。
【0065】さらに、前記実施形態から把握できる技術
的思想について以下に述べる。 ・前記固定手段としての突起は、基板の中間部に切り込
みを形成するとともに、切り込みの間の部分を基板に対
して垂下されるように折り曲げ形成したものである請求
項3に記載のコンクリート用型枠の間隔保持具。
【0066】このように構成した場合、突起を基板の一
部を利用して形成できるとともに、ベースコンクリート
に押し込むことにより、間隔保持具をベースコンクリー
トに容易にかつ強固に固定することができる。
【0067】・前記固定手段としての突起は、基板の両
側縁に間隔保持具の幅方向に延びる少なくとも一対の切
り込みを形成するとともに、両切り込みの間の部分を基
板に対して垂下されるように折り曲げたものである請求
項3に記載のコンクリート用型枠の間隔保持具。
【0068】このように構成した場合、突起が間隔保持
具の両側縁に形成されているため、ベースコンクリート
上に間隔保持具を安定した状態で固定させることができ
る。 ・前記分離手段を、内側位置規制片に沿って基板の幅方
向に延びるように設けた請求項4又は請求項5に記載の
コンクリート用型枠の間隔保持具。
【0069】このように構成した場合、外側位置規制片
と内側位置規制片が形成された基板を分離手段から分離
させることができる。そのため、間隔保持具を使用して
ベースコンクリートの端面に基礎コンクリートを形成す
ることができる。
【0070】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載のコ
ンクリート用型枠の間隔保持具によれば、ベースコンク
リートの上に、基礎コンクリートの間隔を容易かつ短時
間に位置決めすることができ、かつその位置決めを正確
にできるとともに、ベースコンクリート上にコンクリー
ト用型枠の間隔保持具を確実に固定することができ、し
かもコンクリート用型枠の損傷を防止することができ
る。
【0071】請求項2に記載のコンクリート用型枠の間
隔保持具によれば、請求項1に記載の発明の効果に加
え、ベースコンクリート上の対向する一対のコンクリー
ト用型枠を、ベースコンクリート上に確実に固定するこ
とができ、しかも他方のコンクリート用型枠からの間隔
を所定値に保持することができる。
【0072】請求項3に記載のコンクリート用型枠の間
隔保持具によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明
の効果に加え、コンクリート用型枠の間隔保持具の使用
時に、折り曲げ形成された突起をベースコンクリートに
押し込むことにより、コンクリート用型枠の間隔保持具
をベースコンクリートに容易かつ強固に固定することが
できる。
【0073】請求項4に記載のコンクリート用型枠の間
隔保持具によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明
の効果に加え、杭打ち孔から杭を打ち込むことにより、
コンクリート用型枠の間隔保持具を所定位置に確実に係
止することができる。
【0074】請求項5に記載のコンクリート用型枠の間
隔保持具によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明
の効果に加え、1つの間隔保持具でベースコンクリート
上に一対の基礎コンクリート用型枠を所定位置に確実に
立設することができる。また、分離手段により分離して
得られた間隔保持具もベースコンクリートの端部用の間
隔保持具として使用することができる。
【0075】請求項6に記載のコンクリート用型枠の間
隔保持具によれば、請求項5に記載の発明の効果に加
え、間隔保持具を複数に容易に分離することができると
ともに、分離された間隔保持具をベースコンクリートの
端部用の間隔保持具として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のコンクリート用型枠の間隔保持
具を示す断面図。
【図2】第1実施形態のコンクリート用型枠の間隔保持
具を示す斜視図。
【図3】複数の間隔保持具が連結形成されたを状態示す
斜視図。
【図4】第1実施形態の作用を示す断面図。
【図5】第1実施形態の作用を示す断面図。
【図6】第1実施形態の作用を示す断面図。
【図7】第1実施形態の作用を示す断面図。
【図8】分離されたコンクリート用型枠の間隔保持具を
示す斜視図。
【図9】第2実施形態の間隔保持具を示す破断斜視図。
【図10】第2実施形態の作用を示す断面図。
【図11】第3実施形態のコンクリート用型枠の間隔保
持具を示す斜視図。
【図12】第3実施形態の作用を示す断面図。
【図13】第3実施形態の作用を示す断面図。
【図14】第1実施形態の別例を示す断面図。
【図15】第1実施形態の別例を示す断面図。
【図16】第1実施形態の別例を示す斜視図。
【図17】第1実施形態の別例を示す斜視図。
【図18】第2実施形態の別例を示す断面図。
【図19】本発明の実施形態の別例を示す斜視図。
【図20】本発明の実施形態の別例を示す平面図。
【符号の説明】
16…ベースコンクリート、17…兼用型枠、19…コ
ンクリート用型枠の間隔保持具、20…基礎コンクリー
ト用型枠、22…基礎コンクリート、23…基板、25
…外側位置規制片、31…内側位置規制片、33…分離
手段としてのミシン目、35…固定手段としての杭打ち
孔、36…杭、39…固定手段としての突起。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースコンクリート上にコンクリート用
    型枠を配置し、そのコンクリート用型枠の内側にコンク
    リートを打設して基礎コンクリートを形成するための間
    隔保持具であって、 ベースコンクリート上に配置される基板と、 その基板に設けたコンクリート用型枠の外側面の位置規
    制を行う外側位置規制片と、 基板に設けたコンクリート用型枠の内側面の位置規制を
    行う内側位置規制片と、 ベースコンクリートに対して位置決め固定するための固
    定手段とを備えたコンクリート用型枠の間隔保持具。
  2. 【請求項2】 ベースコンクリート上に対向するコンク
    リート用型枠を前記固定手段により所定間隔をおいて配
    置し、両コンクリート用型枠間にコンクリートを打設し
    て基礎コンクリートを形成するように構成した請求項1
    に記載のコンクリート用型枠の間隔保持具。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、基板に対し折り曲げ可
    能に形成され、使用時には折り曲げられて基板から突出
    し、ベースコンクリートに固定される突起である請求項
    1又は請求項2に記載のコンクリート用型枠の間隔保持
    具。
  4. 【請求項4】 前記固定手段は、基板に設けた孔とその
    孔に係止される杭である請求項1又は請求項2に記載の
    コンクリート用型枠の間隔保持具。
  5. 【請求項5】 前記外側位置規制片及び内側位置規制片
    を基板の両側に各一対有するとともに、基板の中間部に
    基板を複数に分離するための分離手段を備え、分離され
    た状態でそれぞれ前記固定手段を有する請求項1又は請
    求項2に記載のコンクリート用型枠の間隔保持具。
  6. 【請求項6】 前記分離手段は、ミシン目、溝又はスリ
    ットである請求項5に記載のコンクリート用型枠の間隔
    保持具。
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