JP2006070430A - 鉄筋支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鉄筋の回転を防止し安定した状態で支持することができるものであって、複雑な工程を要することなく製造できる鉄筋支持具を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる鉄筋支持具は、鉄筋(12)の外周に弾着し径方向に挟み込む腕部(1)と、スペーサ(13)の外周に適合する定着部(2)とを有する。該定着部は、切込みにより形成されて該腕部方向へ起立した爪片(3)を有する。該爪片は該腕部による該鉄筋の係合仮想曲面(S)の内側に入り込んでいる。他の態様では、第一、第二の鉄筋(12,15)を各別に径方向に挟み込む第一及び第二の腕部(21,22)を、本体部(20)の表側及び裏側に各別に有する。該本体部は、切込みにより形成されて、該第一、第二の腕部それぞれの方向へ起立した第一及び第二の爪片(23,24)を有する。該第一、第二の爪片は、該両腕部による該鉄筋の係合仮想曲面(S1,S2)のそれぞれの内側に入り込んでおり、該両係合仮想曲面は交差する位置関係にある。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄筋コンクリートを構成する鉄筋を、コンクリートの打設に際し固定しておくための鉄筋支持具に関するものである。
鉄筋コンクリートを形成する際、必要な被り厚を設けるために鉄筋と型枠の間隔を保つスペーサが広く一般に使用されているが、このスペーサについては、鉄筋と型枠の間隔を安定した状態で保つための様々な型式のものが提案されている。そして、そのようなスペーサとして、例えば、実開平8−1186号公報に開示された鉄筋スペーサがある。
上記鉄筋スペーサは、スペーサ本体と鉄筋支持具とを備えたものとなっている。そして、鉄筋支持具はそのベース部によりスペーサ本体の肩部に弾性的かつ着脱可能に嵌合するとともに、そのフック部に鉄筋が弾性的かつ着脱可能に嵌合される構造となっている。そのため、鉄筋はフック部に嵌合され、上記鉄筋スペーサと一体化し、常に安定した状態で支承されることになる。
実開平8−1186号公報
しかしながら、上記鉄筋スペーサに使用されている鉄筋支持具は、鉄筋に対し着脱が自在でありながら鉄筋を安定に支持するために、鉄筋を円弧状の腕で挟持する構造にならざるを得なかった。そのため、鉄筋の径方向、すなわち鉄筋から離れる方向に対しては大きな支持力を得ることができるが、鉄筋の周方向、すなわち軸線を中心とする回転に対しては大きな支持力を得ることができず、支持している鉄筋にトルクがかかると回転してしまい、組み立て作業等に支障を起こす問題があった。
鉄筋の回転については、鉄筋を支持する腕に回り止め用の突起を設けて対処する方法も採られているが、この方法の場合、鉄筋を把持する機能を維持しながら突起を設けるためにはその形状が限定され、製造工程が複雑になる問題があった。
そこで、本発明の目的は、鉄筋の回転を防止し安定した状態で支持することができるものであって、複雑な工程を要することなく製造できる鉄筋支持具を提供することにある。
本発明にかかる第一の鉄筋支持具は、鉄筋の外周に弾着し該鉄筋を径方向に挟み込む腕部と、該腕部と反対方向に湾曲しスペーサの外周に適合する定着部とを有する。該定着部は、切込みにより形成されたて該腕部方向へ起立した爪片を有し、該爪片は、該腕部による該鉄筋の係合仮想曲面の内側に入り込んでいる。
該腕部は対をなし、該定着部を挟んで、該鉄筋の長手方向に間隔を開けて配置されていてもよい。
該定着部は対をなし、該腕部を挟んで、該鉄筋の長手方向に間隔を開けて配置されていてもよい。
該爪片は尖端部を備えているものであってもよい。
本発明にかかる第二の鉄筋支持具は、本体部の表側に、第一の鉄筋の外周に弾着し該第一の鉄筋を径方向に挟み込む第一の腕部を、該本体部の裏側に、第二の鉄筋の外周に弾着し該第二の鉄筋を径方向に挟み込む第二の腕部を有する。また、該本体部は、切込みにより形成されて、該第一の腕部方向へ起立した第一の爪片と、該第二の腕部方向へ起立した第二の爪片を有する。該第一の爪片は、該第一の腕部による該第一の鉄筋の係合仮想曲面の内側に入り込んでおり、該第二の爪片は、該第二の腕部による該第二の鉄筋の係合仮想曲面の内側に入り込んでいる。更に、該第一の鉄筋の係合仮想曲面と該第二の鉄筋の係合仮想曲面は交差する位置関係にある。
該第一及び第二の腕部と、該第一及び第二の爪片は、該本体部外周に周方向90度間隔で設けた各突出部を切込みにより分割して形成した複数の片部(25a,25b,25c)を起立させたものであってもよい。
該複数の片部は三片で、中央の該片部が該爪片を形成するものであってもよい。
該複数の片部は三片で、中央の該片部が該腕部を形成するものであってもよい。
該爪片は尖端部をそなえているものであってもよい。
本発明にかかる第一の鉄筋支持具によれば、定着部における湾曲部分の弾性力を利用してスペーサに取り付けた状態とした後、腕部に鉄筋を嵌めその腕部で鉄筋を挟むことにより、鉄筋を支持することができる。この際、鉄筋の外周面は、腕部による係合仮想曲面と一致するため、その係合仮想曲面の内側に入り込んでいる爪片は鉄筋の外周面に弾着することになる。そのため、鉄筋の径方向への動きは腕部と爪片で、また鉄筋の周方向への回転は爪片で規制され、鉄筋を安定した状態で支持することができる。なお、爪片は、腕部と別体となっており、鉄筋の径方向への動きを規制するための支持力を腕部とは別に独自に備えるため、周方向への回転を規制するのみならず、径方向への動きの規制にも寄与するものとなる。また、爪片は、腕部とは別に、鉄筋の支持に直接関与しない定着部に形成されることから、その形状に制限はなく、しかも切込みにより簡単に形成することができる。従って、本発明にかかる鉄筋支持具は、鉄筋の回転を防止し安定した状態で支持することができるものでありながら、複雑な工程を要することなく、極めて容易に製造できる。
腕部が対をなし、定着部を挟んで鉄筋の長手方向に間隔を開けて配置されていれば、長手方向に離れた二点で鉄筋を挟持できる。そのため、一方の挟持点を中心とする回転が、他方の挟持点において鉄筋を挟持する腕部で規制され、一点で挟持する場合よりも、挟持点を中心とする回転に対する安定性が向上する。
定着部が対をなし、腕部を挟んで、鉄筋の長手方向に間隔を開けて配置されていれば、スペーサを二点で挟持することができるとともに、爪片の数を増すことができる。そのため、スペーサに関しては上記の通り挟持点を中心とする回転に対する安定性が向上し、鉄筋に関しては周方向の回転に対する安定性を向上させることができる。なお、定着部を対にすると鉄筋を一点で挟持することになるが、スペーサの厚み(鉄筋長手方向の寸法)が大きければ腕部を鉄筋長手方向に長いものとすることで、挟持点を中心とする回転に対する安定性を損なうことはない。
爪片が尖端部を備えていれば、鉄筋の周方向への回転を規制する力を一点に集中させることができる。
本発明にかかる第二の鉄筋支持具によれば、本体部の表及び裏の両側にそれぞれ形成された第一の腕部及び第二の腕部に鉄筋を嵌め、それら腕部で鉄筋を挟むことにより、交差する鉄筋を支持することができる。この際、第一及び第二の鉄筋の外周面は、腕部による係合仮想曲面とそれぞれ一致するため、それら係合仮想曲面の内側に入り込んでいる第一及び第二の爪片はそれぞれ第一及び第二の鉄筋の外周面に弾着することになる。そのため、鉄筋の径方向への動きは腕部と爪片で、また鉄筋の周方向への回転は爪片で規制され、鉄筋を安定した状態で支持することができる。また、鉄筋の回転を防止する爪片は、腕部とは別に独自に本体部から起立させたものであるため、形状に制限はなく、しかも切込みにより簡単に形成することができる。従って、本発明にかかる鉄筋支持具は、交差する鉄筋の回転を防止し安定した状態で支持することができるものでありながら、複雑な工程を要することなく、極めて容易に製造できる。
本発明にかかる第二の鉄筋支持具は、例えば、本体部外周に周方向90度間隔で設けた各突出部を切込みにより分割し、複数の片部を形成し、これら片部を起立させる方法で、極めて容易に製造できる。この際、複数の片部を三片とすれば、安定な支持に必要最小限の構成とすることができる。そして、中央の片部が爪片を形成するものであれば、腕部が対をなし、爪片を挟んで鉄筋の長手方向に間隔を開けて配置され、長手方向に離れた二点で鉄筋を挟持できる。そのため、上記のように、一点で挟持する場合よりも、挟持点を中心とする回転に対する安定性が向上する。また、中央の片部が腕部を形成するものであれば、爪片の数を増すことで、周方向の回転に対する安定性を向上させることができる。
爪片が尖端部を備えていれば、鉄筋の周方向への回転を規制する力を一点に集中させることができる。
図1〜4に、本発明にかかる第一の鉄筋支持具の具体例を示す。図1は同鉄筋支持具の概観を示し、(a)は同鉄筋支持具単体の斜視図、(b)はスペーサに取り付けられ腕部に鉄筋が嵌め込まれた状態の斜視図である。図2は同鉄筋支持具の使用状態を示す側面図である。図3は同鉄筋支持具の使用状態を示す平面図である。図4は同鉄筋支持具の製作用に切り込みが入れられた鉄板の平面図である。
この鉄筋支持具は、型枠11と鉄筋12の間隔を保つためのスペーサ13に取り付けられるもので、鉄筋12の外周に弾着し鉄筋12を径方向に挟み込むための腕部1と、腕部1と反対方向に湾曲しスペーサ13の外周に適合する定着部2とを有する。定着部2は、切込みにより形成されて腕部1方向へ起立した爪片3を有し、爪片3は、腕部1による鉄筋12の係合仮想曲面Sの内側に入り込んでいる。
この鉄筋支持具によれば、定着部2における湾曲部分2a、2aの弾性力を利用してスペーサ13に取り付けた状態とした後、腕部1に鉄筋12を嵌めその腕部1で鉄筋12を挟むことにより、鉄筋12を支持することができる。この際、鉄筋12の外周面は、腕部1による鉄筋12の係合仮想曲面Sと一致するため、その係合仮想曲面Sの内側に入り込んでいる爪片3は鉄筋12の外周面に弾着することになる。そのため、鉄筋12の径方向(図2の矢線P)への動きは腕部1と爪片3で、また鉄筋12の周方向(図3の矢線Q)への回転は爪片3で規制され、鉄筋12を安定した状態で支持することができる。また、鉄筋12の回転を防止する爪片3は、鉄筋12の支持に直接関与しない定着部2に形成されるため、その形状に制限はなく、しかも切込みにより簡単に形成することができる。従って、この鉄筋支持具は、鉄筋12と型枠11の間隔を保つスペーサ13に取り付けられ、鉄筋12の回転を防止し安定した状態で支持することができるものでありながら、複雑な工程を要することなく、極めて容易に製造できる。
鉄筋12は、表面にリブ14を有している。
この場合、爪片3はこのリブ14に係合するので、鉄筋12の回転をより効果的に規制できる。
この鉄筋固定具は、図4に示すように、鉄板に切込みを入れ、切込みにより形成した各片部を所定の形状に曲げることで容易に製造することができる。なお、爪片3は、一組の短辺の一つが定着部2と連結した矩形となっているが、爪片3の形状に制限はなく、三角形等、その他の形状であってもよい。特に、爪片3が尖端部を備えていれば、鉄筋の周方向への回転を規制する力を一点に集中させることができる。
腕部1は対をなし、定着部2を挟んで、鉄筋12の長手方向に間隔を開けて配置されている。
この場合、長手方向に離れた二点A、Bで鉄筋12を挟持できる。そのため、一方の挟持点、例えばAを中心とする回転(図2の矢線R)が、他方の挟持点Bにおいて鉄筋12を挟持する腕部1bで規制され、一点で挟持する場合よりも、挟持点を中心とする回転に対する安定性が向上する。
図5は、本発明にかかる第一の鉄筋支持具の他の具体例を示す斜視図である。なお、上記具体例と実質的に同一の部分には同符号を付し、同様の説明は省略するものとする。
この鉄筋支持具の定着部2は対をなし、腕部1を挟んで、鉄筋12の長手方向に間隔を開けて配置されている。
この場合、スペーサ13を二点で挟持することができるとともに、爪片3の数を増すことができる。そのため、スペーサ13に関しては上記具体例で説明したのと同様に挟持点を中心とする回転方向への動きに対する安定性が向上し、鉄筋12に関しては周方向の回転に対する安定性を向上させることができる。なお、固定部2を対にすると鉄筋12を一点で挟持することになるが、腕部1が鉄筋12の長手方向に長いものとされており、挟持点を中心とする回転に対する安定性は維持されている。
図6及び図7に、本発明にかかる第二の鉄筋支持具の具体例を示す。図6は同鉄筋支持具の概観を示し、(a)は同鉄筋支持具単体の斜視図、(b)は腕部に鉄筋が嵌め込まれた状態の斜視図である。図7は同鉄筋支持具の製作用に切り込みが入れられた鉄板の平面図である。なお、上記具体例が同時に示される場合は、上記具体例において使用した符号と同一の符号を付し、同様の説明は省略するものとする。
この鉄筋支持具は、交差する鉄筋12、15を支持するもので、本体部20の表側に、第一の鉄筋12の外周に弾着し第一の鉄筋12を径方向に挟み込む第一の腕部21を、本体部20の裏側に、第二の鉄筋15の外周に弾着し第二の鉄筋15を径方向に挟み込む第二の腕部22を有する。また、本体部20は、切込みにより形成されて、第一の腕部21方向へ起立した第一の爪片23と、第二の腕部22方向へ起立した第二の爪片24を有する。第一の爪片23は、第一の腕部21による第一の鉄筋12の係合仮想曲面S1の内側に入り込んでおり、第二の爪片24は、第二の腕部21による第二の鉄筋12の係合仮想曲面S2の内側に入り込んでいる。更に、第一の鉄筋12の係合仮想曲面S1と第二の鉄筋15の係合仮想曲面S2は交差する位置関係にある
この鉄筋支持具によれば、本体部20の表及び裏の両側にそれぞれ形成された第一の腕部21及び第二の腕部22に鉄筋12、15を嵌め、それら腕部21、22で鉄筋12、15を挟むことにより、交差する鉄筋12、15を支持することができる。この際、第一及び第二の鉄筋12、15の外周面は、腕部21、22による係合仮想曲面S1及びS2とそれぞれ一致するため、それら係合仮想曲面S1、S2の内側に入り込んでいる第一及び第二の爪片23、24はそれぞれ第一及び第二の鉄筋12、15の外周面に弾着することになる。そのため、鉄筋12、15の径方向への動きは腕部21、22と爪片22、23で、また鉄筋12、15の周方向への回転は爪片23、24で規制され、鉄筋12、15を安定した状態で支持することができる。また、鉄筋12、15の回転を防止する爪片23、24は、腕部21、22とは別に独自に本体部20から起立させたものであるため、形状に制限はなく、しかも切込みにより簡単に形成することができる。従って、この鉄筋支持具は、交差する鉄筋の回転を防止し安定した状態で支持することができるものでありながら、複雑な工程を要することなく、極めて容易に製造できる。
この鉄筋固定具は、図7に示すように、本体部20外周に周方向90度間隔で設けた各突出部25を切込みにより分割し、複数の片部25a、25b、25cを形成し、これら片部25a、25b、25cを起立させ、腕部21、22及び爪片23、24とすることで容易に製造することができる。また、複数の片部25a、25b、25cを三片とすることで、安定な支持に必要最小限の構成とすることができる。
三片の片部25a、25b、25cのうち、中央の片部25bが爪片23、24を形成している。
この場合、腕部21又は22のそれぞれが対をなし、爪片23又は24を挟んで鉄筋12又は15の長手方向に間隔を開けて配置され、長手方向に離れた二点で鉄筋12及び15を挟持できる。そのため、上記のように、一点で挟持する場合よりも、挟持点を中心とする回転に対する安定性が向上する。
なお、三片の片部25a、25b、25cのうち、中央の片部25bで、腕部21、22を形成してもよい。この場合、爪片23、24の数を増すことができるため、周方向の回転に対する安定性を向上させることができる。
爪片23、24は矩形となっているが、爪片23、24の形状に制限はなく、三角形等、その他の形状であってもよい。爪片23、24が尖端部を備えていれば、鉄筋の周方向への回転を規制する力を一点に集中させることができることは既述の通りである。
第一の腕部21の自由端は折り返されており、スペーサ13の凹部に適合する形状となっている。
この場合、第一の鉄筋12のスペーサ13に支持されている部位に嵌めることができる。そして、第一の鉄筋12を介してスペーサ13を利用することにより、第二の鉄筋15と型枠の間隔を保つことができる。
本発明にかかる第一の鉄筋支持具の具体例を示し、(a)は同鉄筋支持具単体の斜視図、(b)はスペーサに取り付けられ腕部に鉄筋が嵌め込まれた状態の斜視図である。 同鉄筋支持具の使用状態を示す側面図である。 同鉄筋支持具の使用状態を示す平面図である。 同鉄筋支持具の製作用に切り込みが入れられた鉄板の平面図である。 本発明にかかる鉄筋支持具の他の具体例を示す斜視図である。 本発明にかかる第二の鉄筋支持具の具体例を示し、(a)は同鉄筋支持具単体の斜視図、(b)は腕部に鉄筋が嵌め込まれた状態の斜視図である。 同鉄筋支持具の製作用に切り込みが入れられた鉄板の平面図である。
符号の説明
1、21、22 腕部
2 定着部
3、23、24 爪片
11 型枠
12、15 鉄筋
13 スペーサ
20 本体部
25 突出部
25a、25b、25c 片部
S、S1、S2 係合仮想曲面

Claims (9)

  1. 鉄筋(12)の外周に弾着し該鉄筋(12)を径方向に挟み込む腕部(1)と、該腕部(1)と反対方向に湾曲しスペーサ(13)の外周に適合する定着部(2)とを有し、
    該定着部(2)は、切込みにより形成されて該腕部(1)方向へ起立した爪片(3)を有し、
    該爪片(3)は、該腕部(1)による該鉄筋(12)の係合仮想曲面(S)の内側に入り込んでいることを特徴とする鉄筋支持具。
  2. 該腕部(1)は対をなし、該定着部(2)を挟んで、該鉄筋(12)の長手方向に間隔を開けて配置されている請求項1に記載の鉄筋支持具。
  3. 該定着部(2)は対をなし、該腕部(1)を挟んで、該鉄筋(12)の長手方向に間隔を開けて配置されている請求項1に記載の鉄筋支持具。
  4. 該爪片(3)は尖端部を備えている請求項1〜3の何れか一つの項に記載の鉄筋支持具。
  5. 本体部(20)の表側に、第一の鉄筋(12)の外周に弾着し該第一の鉄筋(12)を径方向に挟み込む第一の腕部(21)を、該本体部(20)の裏側に、第二の鉄筋(15)の外周に弾着し該第二の鉄筋(15)を径方向に挟み込む第二の腕部(22)を有し、
    該本体部(20)は、切込みにより形成されて、該第一の腕部(21)方向へ起立した第一の爪片(23)と、該第二の腕部(22)方向へ起立した第二の爪片(24)を有し、
    該第一の爪片(23)は、該第一の腕部(1)による該第一の鉄筋(12)の係合仮想曲面(S1)の内側に入り込んでおり、
    該第二の爪片(23)は、該第二の腕部(1)による該第二の鉄筋(12)の係合仮想曲面(S2)の内側に入り込んでおり、
    該第一の鉄筋(12)の係合仮想曲面(S1)と該第二の鉄筋(15)の係合仮想曲面(S2)は交差する位置関係にあることを特徴とする鉄筋支持具。
  6. 該第一及び第二の腕部(21,22)と、該第一及び第二の爪片(23,24)は、該本体部(20)外周に周方向90度間隔で設けた各突出部(25)を切込みにより分割して形成した複数の片部(25a,25b,25c)が起立されたものである請求項5に記載の鉄筋支持具。
  7. 該複数の片部(25a,25b,25c)は三片で、中央の該片部(25b)が該爪片(23,24)を形成する請求項6に記載の鉄筋支持具。
  8. 該複数の片部(25a,25b,25c)は三片で、中央の該片部(25b)が該腕部(21,22)を形成する請求項6に記載の鉄筋支持具。
  9. 該爪片(23,24)は尖端部を備えている請求項5〜8の何れか一つの項に記載の鉄筋支持具。
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