JP2000145020A - 鉄筋コンクリート工事用スペーサー - Google Patents
鉄筋コンクリート工事用スペーサーInfo
- Publication number
- JP2000145020A JP2000145020A JP10319401A JP31940198A JP2000145020A JP 2000145020 A JP2000145020 A JP 2000145020A JP 10319401 A JP10319401 A JP 10319401A JP 31940198 A JP31940198 A JP 31940198A JP 2000145020 A JP2000145020 A JP 2000145020A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- receiving portion
- wall
- rectangular frame
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄筋をベースから適当な間隔を保って支持す
るスペーサーであって、使い勝手がよく、然も立上げ枠
からの所定間隔の維持も容易なスペーサーを提供しよう
とするものである。 【解決手段】 長方形枠１の長辺の一方１ａの中央に設
けた切欠部２からテーパー状の嵌込片３，３を形成する
と共に嵌込片先端に抜止用膨大部３ａ,３ａを設けられ
ている。膨大部との間に隙間Ｓを保って鉄筋用半円弧受
部４が形成されている。半円弧受部の外周壁と長方形枠
内壁との間に放射状に支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃが設
けられている。各支持フレームと交差させ且つ嵌込片を
挟んで切欠部付長辺１ａ内壁に達するＵ形フレーム７が
設けられている。
るスペーサーであって、使い勝手がよく、然も立上げ枠
からの所定間隔の維持も容易なスペーサーを提供しよう
とするものである。 【解決手段】 長方形枠１の長辺の一方１ａの中央に設
けた切欠部２からテーパー状の嵌込片３，３を形成する
と共に嵌込片先端に抜止用膨大部３ａ,３ａを設けられ
ている。膨大部との間に隙間Ｓを保って鉄筋用半円弧受
部４が形成されている。半円弧受部の外周壁と長方形枠
内壁との間に放射状に支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃが設
けられている。各支持フレームと交差させ且つ嵌込片を
挟んで切欠部付長辺１ａ内壁に達するＵ形フレーム７が
設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 この発明は鉄筋コンクリー
ト工事において、鉄筋を保持・支持するためのスペーサ
ーに関するものである。
ト工事において、鉄筋を保持・支持するためのスペーサ
ーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 鉄筋コンクリートは、ベース上に鉄筋
を組み、板状の枠で囲んでからコンクリートを投入して
いる。このとき鉄筋をベースから適当な間隔を保って支
持する必要がある。この支持具として種々のタイプのス
ペーサーが販売されている。
を組み、板状の枠で囲んでからコンクリートを投入して
いる。このとき鉄筋をベースから適当な間隔を保って支
持する必要がある。この支持具として種々のタイプのス
ペーサーが販売されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 従来のスペーサーに
比べて、使い勝手がよく、然も立上げ枠からの所定間隔
の維持も容易なスペーサーを提供しようとするものであ
る。
比べて、使い勝手がよく、然も立上げ枠からの所定間隔
の維持も容易なスペーサーを提供しようとするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 図面を参考にして説明
する。この発明に係る鉄筋コンクリート工事用スペーサ
ーは、長方形枠１の長辺１ａ,１ｂの一方１ａの中央に
設けた切欠部２からテーパー状の嵌込片３，３を形成す
ると共に嵌込片３，３先端に抜止用膨大部３ａ,３ａを
設け、膨大部３ａ,３ａとの間に隙間Ｓを保って鉄筋用
半円弧受部４を形成すると共に膨大部内面も同一の円弧
面３ｂに形成し、半円弧受部４の外周壁と長方形枠１内
壁との間に長辺１ａ,１ｂと平行の、及び短片１ｃと平
行の、並びに長方形枠１隅部と半円弧受部中心Ｑとを結
ぶ斜めの、支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃを放射状に設
け、更に半円弧受部４と同心の円弧状部７ｂを有し、且
つ各支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃと交差し、而も嵌込片
３，３を挟んで切欠部付長辺１ａ内壁に達するＵ形フレ
ーム７を形成し、斜めの支持フレーム６ｃとＵ形フレー
ム７の交点から短片１ｃ内壁に直角に達する補助フレー
ム８を設け、然も長方形枠１外面に半円弧受部４の中心
軸Ｑと平行な方向の突条９を複数個設けたものである。
する。この発明に係る鉄筋コンクリート工事用スペーサ
ーは、長方形枠１の長辺１ａ,１ｂの一方１ａの中央に
設けた切欠部２からテーパー状の嵌込片３，３を形成す
ると共に嵌込片３，３先端に抜止用膨大部３ａ,３ａを
設け、膨大部３ａ,３ａとの間に隙間Ｓを保って鉄筋用
半円弧受部４を形成すると共に膨大部内面も同一の円弧
面３ｂに形成し、半円弧受部４の外周壁と長方形枠１内
壁との間に長辺１ａ,１ｂと平行の、及び短片１ｃと平
行の、並びに長方形枠１隅部と半円弧受部中心Ｑとを結
ぶ斜めの、支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃを放射状に設
け、更に半円弧受部４と同心の円弧状部７ｂを有し、且
つ各支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃと交差し、而も嵌込片
３，３を挟んで切欠部付長辺１ａ内壁に達するＵ形フレ
ーム７を形成し、斜めの支持フレーム６ｃとＵ形フレー
ム７の交点から短片１ｃ内壁に直角に達する補助フレー
ム８を設け、然も長方形枠１外面に半円弧受部４の中心
軸Ｑと平行な方向の突条９を複数個設けたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】 図面を参考にして説明する。長
方形枠１の長辺１ａ,１ｂの一方１ａの中央に設けた切
欠部２からテーパー状の嵌込片３，３を形成すると共に
嵌込片３，３先端に抜止用膨大部３ａ,３ａが設けられ
ている。
方形枠１の長辺１ａ,１ｂの一方１ａの中央に設けた切
欠部２からテーパー状の嵌込片３，３を形成すると共に
嵌込片３，３先端に抜止用膨大部３ａ,３ａが設けられ
ている。
【０００６】膨大部３ａ,３ａとの間に隙間Ｓを保って
鉄筋用半円弧受部４が形成されると共に膨大部内面も同
一の円弧面３ｂに形成され、半円弧受部４の外周壁と長
方形枠１内壁との間に長辺１ａ,１ｂと平行の、及び短
片１ｃと平行の、並びに長方形枠１隅部と半円弧受部中
心Ｑとを結ぶ斜めの、支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃが放
射状に設けられている。支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃの
幅は、長辺１ａ,１ｂ及び短辺１ｃの幅より若干小さく
形成してある。
鉄筋用半円弧受部４が形成されると共に膨大部内面も同
一の円弧面３ｂに形成され、半円弧受部４の外周壁と長
方形枠１内壁との間に長辺１ａ,１ｂと平行の、及び短
片１ｃと平行の、並びに長方形枠１隅部と半円弧受部中
心Ｑとを結ぶ斜めの、支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃが放
射状に設けられている。支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃの
幅は、長辺１ａ,１ｂ及び短辺１ｃの幅より若干小さく
形成してある。
【０００７】半円弧受部４と同心の円弧状部７ｂを有
し、且つ各支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃと交差し、而も
嵌込片３，３を挟んで長辺１ａ内壁に達するＵ形フレー
ム７が形成されている。
し、且つ各支持フレーム６ａ,６ｂ,６ｃと交差し、而も
嵌込片３，３を挟んで長辺１ａ内壁に達するＵ形フレー
ム７が形成されている。
【０００８】斜めの支持フレーム６ｃとＵ形フレーム７
の交点から短片１ｃ内壁に直角に達する補助フレーム８
が設けられている。
の交点から短片１ｃ内壁に直角に達する補助フレーム８
が設けられている。
【０００９】長方形枠１外面に半円弧受部４の中心軸Ｑ
と平行な方向の突条９が複数個設けられている。Ｅは補
強のため形成したリブである。以上によってスペーサー
は構成されている。
と平行な方向の突条９が複数個設けられている。Ｅは補
強のため形成したリブである。以上によってスペーサー
は構成されている。
【００１０】図４に示す如く、無切欠長辺１ｂ又は図５
に示す如く短片１ｃを下向きにして、コンクリートベー
ス２０上に置き、鉄筋１０を支持する。嵌込片３は切欠
部付長辺１ａに片持式になっているので、容易に湾曲
し、対向する膨大部３ａ,３ａを拡げ、容易に鉄筋１０
を嵌込むことが出来る。突条９は位置決めに役立つ。半
円弧中心Ｑと無切欠長片１ｂとの距離Ｙ、または半円弧
中心Ｑと短片１ｃとの距離Ｚがコンクリートベース２０
又は立上げ枠３０との間隔になる。また、図５に示す如
く使用したときには上側の短片１ｃ上に更に鉄筋１０を
載せることが出来る。
に示す如く短片１ｃを下向きにして、コンクリートベー
ス２０上に置き、鉄筋１０を支持する。嵌込片３は切欠
部付長辺１ａに片持式になっているので、容易に湾曲
し、対向する膨大部３ａ,３ａを拡げ、容易に鉄筋１０
を嵌込むことが出来る。突条９は位置決めに役立つ。半
円弧中心Ｑと無切欠長片１ｂとの距離Ｙ、または半円弧
中心Ｑと短片１ｃとの距離Ｚがコンクリートベース２０
又は立上げ枠３０との間隔になる。また、図５に示す如
く使用したときには上側の短片１ｃ上に更に鉄筋１０を
載せることが出来る。
【００１１】
【発明の効果】 テーパー状の嵌込片３により鉄筋１０
の挿入は容易である。また膨大部３ａの半円弧中心Ｑ側
は半円弧受部４と同一の円弧面３ｂを形成しているの
で、鉄筋の所定位置への配置が容易である。
の挿入は容易である。また膨大部３ａの半円弧中心Ｑ側
は半円弧受部４と同一の円弧面３ｂを形成しているの
で、鉄筋の所定位置への配置が容易である。
【図１】 スペーサーの正面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ視図である。
【図３】 図１のＢ−Ｂ視図である。
【図４】 スペーサーの使用状態の一例を示す正面図で
ある。
ある。
【図５】 スペーサーの使用状態の他例を示す正面図で
ある。
ある。
１ 長方形枠 １ａ 長辺 １ｂ 長辺 １ｃ 短辺 ２ 切欠部 ３ 嵌込片 ３ａ 膨大部 ３ｂ 円弧面 ４ 半円弧受部 ６ａ 支持フレーム ６ｂ 支持フレーム ６ｃ 支持フレーム ７ Ｕ形フレーム ７ｂ 円弧状部 ８ 補助フレーム ９ 突条 １０ 鉄筋 ２０ コンクリートベース ３０ 立上げ枠 Ｅ リブ Ｑ 半円弧中心 Ｓ 隙間 Ｙ 半円弧中心と無切欠長片外面との距離 Ｚ 半円弧中心と短片外面との距離
Claims (1)
- 【請求項１】 長方形枠（１）の長辺（１ａ,１ｂ）の
一方（１ａ）の中央に設けた切欠部（２）からテーパー
状の嵌込片（３，３）を形成すると共に嵌込片先端に抜
止用膨大部（３ａ,３ａ）を設け、膨大部との間に隙間
（Ｓ）を保って鉄筋用半円弧受部（４）を形成すると共
に膨大部内面も同一の円弧面（３ｂ）に形成し、半円弧
受部の外周壁と長方形枠内壁との間に長辺と平行の、及
び短片（１ｃ）と平行の、並びに長方形枠隅部と半円弧
受部中心（Ｑ）とを結ぶ斜めの、支持フレーム（６ａ,
６ｂ,６ｃ）を放射状に設け、更に半円弧受部と同心の
円弧状部（７ｂ）を有し、且つ各支持フレームと交差
し、而も嵌込片を挟んで切欠部付長辺内壁に達するＵ形
フレーム（７）を形成し、斜めの支持フレーム（６ｃ）
とＵ形フレームの交点から短片内壁に直角に達する補助
フレーム（８）を設け、然も長方形枠外面に半円弧受部
の中心軸と平行な方向の突条（９）を複数個設けてなる
合成樹脂製鉄筋コンクリート工事用スペーサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10319401A JP2000145020A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 鉄筋コンクリート工事用スペーサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10319401A JP2000145020A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 鉄筋コンクリート工事用スペーサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000145020A true JP2000145020A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18109781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10319401A Pending JP2000145020A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 鉄筋コンクリート工事用スペーサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000145020A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010106558A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Nippon Oil Corp | 鉄筋スペーサ |
| JP7182508B2 (ja) | 2019-04-11 | 2022-12-02 | メークス株式会社 | 鉄筋コンクリート用スペーサー及びレベル指標体 |
-
1998
- 1998-11-10 JP JP10319401A patent/JP2000145020A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010106558A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Nippon Oil Corp | 鉄筋スペーサ |
| JP7182508B2 (ja) | 2019-04-11 | 2022-12-02 | メークス株式会社 | 鉄筋コンクリート用スペーサー及びレベル指標体 |
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