JP7095096B2 - 緯編地 - Google Patents
緯編地 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7095096B2 JP7095096B2 JP2020539562A JP2020539562A JP7095096B2 JP 7095096 B2 JP7095096 B2 JP 7095096B2 JP 2020539562 A JP2020539562 A JP 2020539562A JP 2020539562 A JP2020539562 A JP 2020539562A JP 7095096 B2 JP7095096 B2 JP 7095096B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted fabric
- knitted
- courses
- weft
- tenjiku
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B1/00—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B1/14—Other fabrics or articles characterised primarily by the use of particular thread materials
- D04B1/18—Other fabrics or articles characterised primarily by the use of particular thread materials elastic threads
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B1/00—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B1/10—Patterned fabrics or articles
- D04B1/102—Patterned fabrics or articles with stitch pattern
- D04B1/104—Openwork fabric, e.g. pelerine fabrics
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D15/00—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B1/00—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B1/10—Patterned fabrics or articles
- D04B1/102—Patterned fabrics or articles with stitch pattern
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B1/00—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B1/22—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
- D04B1/24—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2401/00—Physical properties
- D10B2401/06—Load-responsive characteristics
- D10B2401/061—Load-responsive characteristics elastic
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2403/00—Details of fabric structure established in the fabric forming process
- D10B2403/01—Surface features
- D10B2403/011—Dissimilar front and back faces
- D10B2403/0114—Dissimilar front and back faces with one or more yarns appearing predominantly on one face, e.g. plated or paralleled yarns
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2501/00—Wearing apparel
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2501/00—Wearing apparel
- D10B2501/02—Underwear
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2507/00—Sport; Military
Description
上記理由より、暑熱環境下において最適とされる肌着には、着やすさ、運動を妨げない、といったストレッチ性のみならず、さらに、通気性、吸湿性、接触冷感、放熱性といった諸物性が優れていることが求められており、特に通気性と放熱性は気化熱による体温低下を促進するうえで非常に重要である。しかしながら、一般に、ストレッチ性の付与を狙いポリウレタン繊維を含有した編地は、ポリウレタン繊維の収縮によって編地中の編目が詰まりやすく、通気性や放熱性が低下し、暑熱環境下に向かないものとなるという問題がある。
また、特許文献4には、弾性繊維を含むカバーリングヤーンを用いて、ニット組織およびウェルト組織を形成し、体の部位ごとに適切な締め付け力を与えるシングル編地が開示されている。
すなわち、本発明は以下のとおりのものである。
[1]非弾性繊維と弾性繊維を含む緯編地であって、ウェルト組織とニット組織とが1針ずつ交互に繰り返されるコースが同組織配列で1~2コース連続して編成されているメッシュ部と、全針ニット組織のコースが1~3コース連続して編成されている天竺部とからなり、かつ、該メッシュ部と該天竺部が、それぞれ、経方向に交互に編成されていることを特徴とする前記緯編地。
[2]JIS-L-1096-通気性A法(フラジール形法)による通気性が200cc/cm2/s以上である、前記[1]に記載の緯編地。
[3]編目密度が80~135コース/インチである、前記[1]又は[2]に記載の緯編地。
[4]前記天竺部が、1~2コース連続して編成されているものである、前記[1]~[3]のいずれかに記載の緯編地。
[5]前記天竺部にのみ弾性繊維を含む、前記[1]~[4]のいずれかに記載の緯編地。
[6]前記非弾性繊維が撚糸である、前記[1]~[5]のいずれかに記載の緯編地。
[7]前記メッシュ部では、ウェルト組織とニット組織と1針ずつ交互に繰り返されるコースが同組織配列で2コース連続して編成されており、かつ、前記天竺部では、全針ニット組織のコースが2コース連続して編成されている、前記[1]~[6]のいずれかに記載の緯編地。
[8]前記メッシュ部におけるウェルト組織と、該メッシュ部と前記天竺部を挟んで隣り合うメッシュ部におけるウェルト組織とが、同一ウェル上にない、前記[1]~[7]のいずれかに記載の緯編地。
[9]前記弾性繊維が非弾性繊維によって被覆されていない裸糸である、前記[1]~[8]のいずれかに記載の緯編地。
[10]丸編地である、前記[1]~[9]のいずれかに記載の緯編地。
本実施形態の緯編地は、非弾性繊維と弾性繊維を含む緯編地である。また、本実施形態の緯編地は、ウェルト組織とニット組織とが1針ずつ交互に繰り返されるコースが同組織配列で1~2コース連続して編成されているメッシュ部と、全針ニット組織のコースが1~3コース連続して編成されている天竺部とからなり、かつ、該メッシュ部と該天竺部が、それぞれ、経方向(ウェル方向ともいう。)に交互に編成されることを特徴とする。図1は、本実施形態の編組織の一例の説明図(組織図)であり、ウェルト組織とニット組織とが1針ずつ交互に繰り返されるコースが同組織配列で2コース連続して編成されているメッシュ部と、全針ニット組織のコースが2コース連続して編成されている天竺部とからなり、かつ、該メッシュ部と該天竺部が、それぞれ、経方向に交互に編成されている。
本明細書中、「1針ずつ交互に組織を繰り返されるコースが同組織配列で1~2コース連続して編成されるメッシュ部」とは、図2を例にとると、ロング針、ショート針それぞれに対応する上げカムと下げカムを備えた2レースの丸編機の場合、1コース目の組織で、1ウェル目がショート針=ニット、2ウェル目がロング針=ウェルト、であれば、2コース目の組織でも、1ウェル目がショート針=ニット、2ウェル目がロング針=ウェルト、というように、同組織配列のまま経方向に編成されることを指す。
3レース、4レース丸編機のような丸編機、ジャカード機構を備えた丸編機においても同様であり、同コース内において、ニット、ウェルトが緯方向(コース方向ともいう。)に交互に編成されるよう組織を設計すればよく、ダブル丸編機による編成であってもシリンダ又はダイアルの一方の針床を用いて上記構造を満たすように編成すればよく、丸編機の種類は限定されない。
また、メッシュ部を構成するコース数が多くなるほど、ウェルト組織の次のニードルループが大きくなり、それに伴い開孔部が大きくなり、ウェルト組織が経方向に連続した分ニードルループが経方向に伸張されるため、ノックオーバー時に糸へ大きな負荷がかかり、編成性が大幅に低下するが、メッシュ部を構成するウェルト組織が1~2コースの連続であればノックオーバー時の負荷はループ自身の持つ伸縮性で十分に吸収可能であるため、量産にも適した編地となる。
ニット組織とウェルト組織とから編成されるコースのみで構成され(すなわち、天竺部が存在せず)、かつ、弾性繊維を含む編地では、開孔部のループの収縮が大きく、染色加工や洗濯などによって編地全体が収縮しやすく、開孔部が詰まりやすいため、弾性繊維によるストレッチ性を有したまま暑熱環境下に適した通気性を得ることは困難である。
また、天竺部が4コース以上連続して編成される場合には、衣服内において換気が促進されない部分が多くなり、着用した際に部分的に蒸れ感を感じる不快な編地となるため、好ましくない。
また、肌着を着用した際、姿勢の変化や運動によって肌着は最大10%程度伸張すると言われており、編地を10%伸張した状態を評価することで、編地を肌着とした時の通気性を正確に評価することができる。
本実施形態の緯編地において、メッシュ部を構成するコース数を2コース、かつ、天竺部を構成するコース数を2コースとすれば、通気性を十分に確保しながらも肌と肌着間の熱交換を行うための接触面積を最大限に確保できるため、非常に暑熱環境下に適した編地となる。
天然繊維としては、綿、麻、絹、羊毛等が挙げられる。また、合成繊維としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル繊維、ナイロン6やナイロン66等のポリアミド繊維、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン繊維等が挙げられ、これらのブライト糸、セミダル糸、フルダル糸等任意に選択でき、繊維の断面形状も丸型、楕円型、W型、繭型、中空糸等任意な断面形状であることができ、繊維の形態についても特に限定されず、原糸、仮撚等の捲縮糸であってもよい。
また、レーヨンやキュプラ、リヨセル等の再生(精製)セルロース繊維を用いてもよく、前記セルロース繊維は、生糸、撚糸として単一糸の形態であることができ、また、以下に例示する合成繊維との複合糸の形態であってもよい。複合糸の形態は特に限定されず、インターレースによる複合や合撚による複合など、用途に合わせた複合方法を選択すればよい。セルロース繊維と合成繊維との複合糸の繊度としては19~90dtexの繊度とすることが好ましく、これにより、曲げ柔らかさに優れ、薄手で暑熱環境下における着用感に優れた編地を得ることができる。
また、弾性繊維を裸糸とすることで、繊維径が細くなるため、編目がつぶれにくく、通気性が高まるため、暑熱環境下における着用に特に適する編地となる。この効果は、図3や図6のような、メッシュ部が1コースの組織の弾性繊維をカバーリング糸とした場合に特に顕著である。
撚糸の撚り回数は特に限定されるものではなく、編地の風合いと要求される放熱性能によって適宜選択すればよいが、風合いや放熱性能の点から、撚り回数は100T/m~2000T/mであることが好ましく、100T/m~1000T/mであることがより好ましい。
通常、編地を編成する際のループ長は編機のゲージによって大きく異なり、本実施形態の緯編地においても編機のゲージや目的とする風合いに応じてループ長を適宜選択すればよく、特に限定されるものではない。尚、本実施形態においては、編地を分解し、1コース中における100ウェル当たりの糸の長さをループ長とし、単位はmm / 100wとして表記している。
ループ長比 = メッシュ部のループ長 / 天竺部のループ長...式(1)
で表されるループ長比が0.5以上0.9以下の範囲であることが好ましく、より好ましくは0.6以上0.8以下である。ループ長比が0.5以上であれば、メッシュ部のループが天竺部に対して極端に小さくなることを防ぐことができ、高い通気性の発現とストレッチ性を付与することができる。また、弾性繊維と非弾性繊維とを含む編地においては、弾性繊維の収縮力に対して非弾性繊維の収縮力が小さいため、非弾性繊維で編成されたウェルト組織の部分のシンカーループが編地表面に対して凸になりやすく、抗スナッグ性低下の懸念があるが、ループ長比が0.9以下であれば、メッシュ部のループ長が過剰に大きくならず、ウェルト組織が編地表面に対して凸になりにくいため、スナッグの発生を防ぐことができる。
ループ長比 = 弾性繊維のループ長 / 非弾性繊維のループ長...式(2)
で表されるループ長比が0.25~0.50となることが好ましく、弾性繊維に適度な引っ張りをかけながら編成することで、編地の伸張回復率を向上させ、着用に適した最適なキックバックを編地に付与することができる。
以下、実施例等で用いた特性値の測定法を示す。尚、測定に用いる編地は、衣料から切り出された編地であるが、本発明は衣料となっていない編地をも包含する。
JIS-L-1096の標準状態における単位面積当たりの質量A法(JIS法)に準じて測定する。
ウェル数:編地緯方向(コース方向)1インチにおけるニードルループの数を計測する。メッシュ部を含む編地の場合、編地組織によってはニードルループの数がコースごとに異なる場合があるが、この場合、最もニードルループの数が多いコースのニードルループの数をウェル数とし、単位はウェル/インチとする。
コース数:編地経方向(ウェル方向)1インチにおけるニードルループの数を計測する。メッシュ部を含む編地の場合、編地組織によってはニードルループの数がウェルごとに異なる場合があるが、この場合、最もニードルループの数が多いウェルのニードルループの数をウェル数とし、単位はコース/インチとする。
PEACOCK社製編地用厚み計にて、編地の任意の位置3か所を測定し、3か所の平均値を算出する。
試験方法、測定枚数等はすべてJIS-L-1096の通気性A法(フラジール形法)に準じる。
試験片を250mm×250mmのサイズでサンプリングした後、サンプル内に200m×200mmの枠線を引く。200mm×200mmの枠線を220mm×220mmまで伸張した状態となるようピン枠にセットし、フラジール形通気度試験機にて通気性を測定する。通気性の目盛りの読み取り方法や試験片のサンプリング部位、測定回数等は、JIS-L-1096の通気性A法(フラジール形法)に準じて測定する。
8cm×8cmにカットした編地を、20℃×65%環境下において調湿し、カトーテック社製KES-F7-IIを用い、環境温度+10℃に温められた該装置の熱板を編地の測定面に置き測定し、以下の式:
最大熱移動量(W/m2・℃)=測定値(W/cm2・10℃)×(10000/10)
により、1℃の温度差における編地面積1m2あたりの最大熱移動量(W/m2・℃)を測定する。
15cm×15cmにカットした編地を20℃×65%環境下において調湿し、カトーテック社製KES-F7-IIを用い、保温性測定のドライコンタクト法にて熱板温度30℃、風量0.3m/秒で測定し、以下の式:
放熱量(W/m2・℃)=測定値(W/100cm2・10℃)×(100/10)
により、1℃の温度差における編地面積1m2あたりの放熱量を算出する。この時、熱板と編地の測定面が向き合うように編地をセットする。
試験方法、測定枚数、級判定の方法等はすべてJIS-L1058-D-4法(織物および編物のスナッグ試験方法)に準じる。
巾2.5cm×長さ15cmにカットした編地を、引張試験機を使用し、2.5cm巾で編地両端を把持する。このとき、把持部と把持部の間隔が10cmとなるように把持し、引張速度300mm/分で伸長・回復を3回繰り返し、伸長率80%までの往路応力、復路応力を測定して伸長回復曲線を描き、伸長3回目における伸長率40%まで伸長させた際の応力を伸長力とする。
編地の分解:編地1コース中における100ウェル分の範囲を裁断し、編地をほどき、非弾性繊維と弾性繊維を抜き出す。測定環境は20℃50%の標準環境にて測定を行う。
非弾性繊維のループ長:分解した編地より得られた非弾性繊維の片端を固定して吊り下げ、反対側の端に以下に示す糸種に応じた所定の荷重をかけ、30秒後の長さを測定する。単位はmm / 100wとして表記している。尚、非弾性繊維と弾性繊維の複合糸については、本方法によりループ長を測定する。
<糸種による荷重>
合成繊維の伸縮かさ高糸、非弾性繊維と弾性繊維の複合糸:8.82mN/dtex
その他非弾性繊維:2.94mN/dtex
弾性繊維のループ長:分解した編地より得られた弾性繊維の片端を固定して吊り下げ、該弾性繊維がほぼ直線状になっていることを確認し、その状態での長さを測定する。単位はmm / 100wとして表記している。
前記(9)で描いた伸長回復曲線より、3回伸長回復後の残留伸び(%)を読み取り、以下の式:
伸長回復率(%)={(80-残留伸び)÷80}×100
により算出する。
実施例、比較例により得られた編地で上半身用の半袖インナーを縫製し、モニターに着用してもらい、前記半袖インナーの上からワイシャツとスラックスを着用する。真夏の暑熱環境下における通勤を想定し、30℃70%RH環境下で、着用後5分間椅子に座って静止した後、トレッドミルを使用し、4.5km/hの速度で20分間歩行した。インナー着用から歩行終了までの着用性・快適性を、[項目1:着用性]と[項目2:着用直後の快適性]、[項目3:着用中の快適性]の3項目について、それぞれ、以下評価基準のもと5点満点で主観評価した。10名のモニターによって試験を実施し、各項目の平均点を評価結果とした。平均値は小数点第二位以下を四捨五入し、小数点第一位まで求めた。平均点4.0以上は着用性または快適性に優れると判断した。尚、暑熱環境下においては、着用中の快適性が特に重要であり、着用性及び着用直後の快適性も重要であるが、より優先して達成されるべきものである。
5点:着用しやすく、締め付け感を感じない。ストレッチ性があり、体の動きに肌着が追従するため、ワイシャツの着用も容易である。
4点:着用しやすく、締め付け感を感じない。
3点:着用は問題ないが、軽い締め付けを感じるため動きにくい。
2点:編地伸度が低く、着用しにくい。着用中にやや締め付けられる。
1点:編地伸度が低く、着用しにくい。着用中に締め付けられ、体を動かすことが困難である。
5点:着用した直後に冷たいと感じ、編地表面が滑らかであり、着用して心地よい。
4点:着用した直後に冷たいと感じる。
3点:着用した直後に弱い冷たさを感じる。
2点:着用した直後に冷たさ感じない。
1点:着用した直後に冷感を感じず、編地表面が粗く着用直後からチクチクして不快である。
5点:インナー内に熱がこもらず、運動中に汗ばんでも蒸れにくい。また、運動時に肌とインナーが擦れることが無く、着用していて快適である。
4点:インナー内に熱がこもらず、運動中に汗ばんでも蒸れにくい。
3点:インナー内に熱がこもりやすい。
2点:インナー内に熱がこもりやすい。運動開始直後から蒸れて不快である。
1点:インナー内に熱がこもり、蒸れやすく非常に不快である。また、運動時に肌とインナーが擦れる為、着用中に痛みを感じる。
15cm×15cmにカットした編地を20℃×65%環境下において調湿する。同環境下において、測定用カップ(直径8cm、高さ10cm 円柱状ポリプロピレン製)の重量(Wc)を測定し、次いで上述の調湿した生地をカップに入れ、カップと生地の重量(Wc+t)を測定する。続けて、マイクロピペッターを用いて300μlの純水を生地へ滴下し、直ちに重量(Wc+t+w)を記録する。そして、滴下した水の重量(Ww)を以下の式:
Ww=Wc+t+w-Wc+t
より算出する。
次に、生地をカップに入れたまま60分静置し、生地を乾燥させた後、カップと生地の重量(Wc+t´)を測定し、以下の式:
60分後残水率(%)=(Wc+t´-Wc+t)/Ww×100
より60分後残水率を算出する。60分後残水率が小さいほど、速乾性に優れた暑熱環境下に適した編地となる。
40ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部にはナイロン(以下の表1~3では、Nyと表記)44dtex/48フィラメント 無撚糸をベース糸とし、22dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)(以下の表1~3では、Puと表記)を引き揃え編みにて編成した。ニット組織のみからなる天竺部も同様の糸使いにて編成し、図3の編方図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色時に柔軟剤ナイスポールPRN(日華化学株式会社)0.5%owfを加えた状態で染色を実施し、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に適した編地であった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部にはナイロン44dtex/48フィラメント 無撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成した。ニット組織のみからなる天竺部も同様の糸使いにて編成し、図4の編方図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、185℃で1分間プレセットを行った。染色時に柔軟剤ナイスポールPRN(日華化学株式会社)0.5%owfを加えた状態で染色を実施し、185℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部にはポリエステル(表1~3では、Esと表記)33dtex/36フィラメント 無撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成した。ニット組織のみからなる天竺部も同様の糸使いにて編成し、図5の編方図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、180℃で1分間プレセットを行った。染色後に柔軟剤ナイスポールPRN(日華化学株式会社)2.0%owfをパディングして、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部にはナイロン44dtex/48フィラメント無撚糸にて編成した。ニット組織のみからなる天竺部はナイロン44dtex/48フィラメント無撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成し、図3の編方図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色時にニッカシリコンAMZ(日華化学株式会社)1.0%owfを加えた状態で染色を実施し、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部はナイロン44dtex/48フィラメントへ1200T/mの撚りをかけた撚糸にて編成した。ニット組織のみからなる天竺部はナイロン44dtex/48フィラメントへ1200T/mの撚りをかけた撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成し、図6の編方図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色時に柔軟剤ナイスポールPRN(日華化学株式会社)0.5%owfを加えた状態で染色を実施し、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部は1コース目をナイロン44dtex/48フィラメントへ100T/mの撚りをかけた撚糸にて編成し、2コース目をナイロン13dtex/7フィラメントとキュプラ(表1~3では、Cuと表記)33dtex/24フィラメントからなる複合糸を用いて編成した。ニット組織のみからなる天竺部の1コース目をナイロン44dtex/48フィラメントに100T/mの撚りをかけた撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成し、2コース目をナイロン13dtex/7フィラメントとキュプラ33dtex/24フィラメントからなる複合糸、及び19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成し、図7の編方図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色時にニッカシリコンAMZ(日華化学株式会社)0.1%owfを加えた状態で染色を実施し、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
32ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部はナイロン44dtex/48フィラメントへ1000T/mの撚りをかけた撚糸にて編成した。ニット組織のみからなる天竺部をナイロン44dtex/48フィラメントへ1000T/mの撚りをかけた撚糸と19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成し、図7の編立図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。柔軟剤を用いることなく、185℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部はナイロン44dtex/48フィラメントへ500T/mの撚りをかけた撚糸にて編成した。ニット組織のみからなる天竺部をナイロン44dtex/48フィラメントへ500T/mの撚りをかけた撚糸と19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成し、図5の編立図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色時にナイスポールPRN(日華化学株式会社)0.5%owfを加えた状態で染色を実施し、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
28ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部には、33dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)をドラフト2.8にて伸張した状態で芯糸とし、ナイロン44dtex/36フィラメントを500T/mにて巻いたシングルカバリングヤーンを用いて編成した。ニット組織のみからなる天竺部も同様の糸使いにて編成し、図5の編立図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、180℃で1分間プレセットを行った。染色後に柔軟剤ナイスポールPRN(日華化学株式会社)2.0%owfをパディングして、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部はナイロン44dtex/48フィラメントへ1200T/mの撚りをかけた撚糸にて編成した。ニット組織のみからなる天竺部はナイロン44dtex/48フィラメントへ1200T/mの撚りをかけた撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成し、図6の編立図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色時に柔軟剤ナイスポールPRN(日華化学株式会社)0.5%owfを加えた状態で染色を実施し、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性、放熱性に優れ、暑熱環境下において着用される衣服の使用に好適な編地であった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部はナイロン44dtex/48フィラメントへ1200T/mの撚りをかけた撚糸にて編成した。ニット組織のみからなる天竺部は33dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)をドラフト2.8にて伸張した状態で芯糸とし、ナイロン22dtex/13フィラメントを500T/mにて巻いたシングルカバリングヤーンを用いて編成した。編成し、図6の編立図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、180℃で1分間プレセットを行った。染色後に柔軟剤ナイスポールPRN(日華化学株式会社)2.0%owfをパディングして、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。
40ゲージのシングル丸編機を使用し、ナイロン33dtex/26フィラメント無撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにてすべてニット組織の図8の編立図で天竺編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色時にナイスポールPRN(日華化学株式会社)0.5%owfを加えた状態で染色を実施し、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性が十分でなく、着用中に衣服内の換気が十分に行われないため衣服内の熱がこもりやすい暑熱環境下に不適な編地となった。
36ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部にはナイロン44dtex/48フィラメント 無撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成した。ニット組織のみからなる天竺部も同様の糸使いにて編成し、図9の編立図で編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色時にニッカシリコンAMZ(日華化学株式会社)0.1%owfを加えた状態で染色を実施し、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性が十分でなく、着用中に衣服内の換気が十分に行われないため衣服内の熱がこもりやすい暑熱環境下に不適な編地となった。
32ゲージのシングル丸編機を使用し、ニット組織及びウェルト組織からなるメッシュ部のみからなる編地を編成した。奇数コース目をナイロン44dtex/48フィラメントへ500T/mの撚りをかけた撚糸をベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて編成し、偶数コース目をキュプラ33dtex/24フィラメントをベース糸とし、19dtexのポリウレタン弾性繊維(商標名ロイカ:旭化成(株)製)を引き揃え編みにて図10の編立図で編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。染色後に柔軟剤ナイスポールPRN(日華化学株式会社)0.5%owfをパディングして、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性が十分でなく、着用中に衣服内の換気が十分に行われないため衣服内の熱がこもりやすい暑熱環境下に不適な編地となった。
24ゲージのシングル丸編機を使用し、綿80/1をすべてニット組織の図8の編立図で天竺編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。柔軟剤を用いずに、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性が十分でなく、着用中に衣服内の換気が十分に行われないため衣服内の熱がこもりやすい暑熱環境下に不適な編地である他、伸度も不十分であり、着脱する際に不快な編地となった。
28ゲージのシングル丸編機を使用し、ナイロン44dtex/36フィラメント無撚糸をすべてニット組織の図8の編立図で天竺編地を編成した。編成した編地を連続精練機でリラックス、精練を行い、次いで、190℃で1分間プレセットを行った。柔軟剤を用いずに、170℃で1分の条件で仕上げセットを行って得られた編地を用いて半袖インナーを縫製し、評価を行った。評価結果を以下の表1~3に示す。得られた編地は通気性が十分でなく、着用中に衣服内の換気が十分に行われないため衣服内の熱がこもりやすい暑熱環境下に不適な編地である他、伸度も不十分であり、着脱する際に不快な編地となった。
Claims (8)
- 非弾性繊維と弾性繊維を含む緯編地であって、ウェルト組織とニット組織とが1針ずつ交互に繰り返されるコースが同組織配列で1~2コース連続して編成されているメッシュ部と、全針ニット組織のコースが1~3コース連続して編成されている天竺部とからなり、該メッシュ部と該天竺部が、それぞれ、経方向に交互に編成されており、該天竺部にのみ弾性繊維を含み、かつ、該弾性繊維が非弾性繊維によって被覆されていない裸糸であることを特徴とする前記緯編地。
- JIS-L-1096-通気性A法(フラジール形法)による通気性が200cc/cm2/s以上である、請求項1に記載の緯編地。
- 編目密度が80~135コース/インチである、請求項1又は2に記載の緯編地。
- 前記天竺部が、1~2コース連続して編成されているものである、請求項1~3のいずれか1項に記載の緯編地。
- 前記非弾性繊維が撚糸である、請求項1~4のいずれか1項に記載の緯編地。
- 前記メッシュ部では、ウェルト組織とニット組織と1針ずつ交互に繰り返されるコースが同組織配列で2コース連続して編成されており、かつ、前記天竺部では、全針ニット組織のコースが2コース連続して編成されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の緯編地。
- 前記メッシュ部におけるウェルト組織と、該メッシュ部と前記天竺部を挟んで隣り合うメッシュ部におけるウェルト組織とが、同一ウェル上にない、請求項1~6のいずれか1項に記載の緯編地。
- 丸編地である、請求項1~7のいずれか1項に記載の緯編地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022100472A JP7324343B2 (ja) | 2018-08-28 | 2022-06-22 | 緯編地 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018159123 | 2018-08-28 | ||
JP2018159123 | 2018-08-28 | ||
PCT/JP2019/033795 WO2020045531A1 (ja) | 2018-08-28 | 2019-08-28 | 緯編地 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022100472A Division JP7324343B2 (ja) | 2018-08-28 | 2022-06-22 | 緯編地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2020045531A1 JPWO2020045531A1 (ja) | 2021-05-13 |
JP7095096B2 true JP7095096B2 (ja) | 2022-07-04 |
Family
ID=69643597
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020539562A Active JP7095096B2 (ja) | 2018-08-28 | 2019-08-28 | 緯編地 |
JP2022100472A Active JP7324343B2 (ja) | 2018-08-28 | 2022-06-22 | 緯編地 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022100472A Active JP7324343B2 (ja) | 2018-08-28 | 2022-06-22 | 緯編地 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11459677B2 (ja) |
EP (1) | EP3845693A4 (ja) |
JP (2) | JP7095096B2 (ja) |
KR (2) | KR102537752B1 (ja) |
CN (3) | CN112639193A (ja) |
TW (2) | TWI822409B (ja) |
WO (1) | WO2020045531A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI750657B (zh) * | 2020-05-13 | 2021-12-21 | 吳隆榮 | 織物 |
CN113279127B (zh) * | 2021-04-22 | 2022-10-21 | 信泰(福建)科技有限公司 | 一种具有抗菌型超大线圈组织的针织面料及鞋面 |
CN114059221B (zh) * | 2021-11-26 | 2022-12-23 | 鲁泰纺织股份有限公司 | 纬编针织衬衫面料及其生产工艺 |
WO2024054583A1 (en) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | MillerKnoll, Inc. | Seating structure having a knitted suspension material |
JP7305896B1 (ja) | 2023-01-13 | 2023-07-10 | 佰龍機械廠股▲ふん▼有限公司 | 緯編編み物及びその編み方 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020152775A1 (en) | 1999-04-29 | 2002-10-24 | Sara Lee Corporation | Seamless torso controlling garment and method of making same |
JP2007054126A (ja) | 2005-08-22 | 2007-03-08 | San Ace Kk | 膝関節用サポータ |
JP2018048427A (ja) | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 三陽メリヤス株式会社 | 編地及び靴下 |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2127780A (en) * | 1936-07-25 | 1938-08-23 | United Hosiery Mills Corp | Elastic top hosiery |
US2269088A (en) * | 1939-11-14 | 1942-01-06 | Infants Socks Inc | Hosiery |
GB653389A (en) * | 1947-05-23 | 1951-05-16 | F W & H J Bevins Ltd | Improvements in knitted collars and shirts incorporating the same |
GB2088420B (en) | 1980-11-29 | 1984-08-15 | Peck Holdings H T H Ltd | Knitting of elasticated hosiery tops on a double cylinder knitting machine |
JPH02308A (ja) | 1987-09-30 | 1990-01-05 | Canon Inc | X線マスク用支持体 |
FI81840C (fi) * | 1988-02-09 | 1990-12-10 | Jukka Elias Saarikettu | Orienterad fiberstruktur och foerfarande foer dess framstaellning. |
JPH02308U (ja) | 1988-06-13 | 1990-01-05 | ||
US5412957A (en) | 1993-10-20 | 1995-05-09 | The Kendall Company | Knit therapeutic stocking with anti-slip feature |
JP2763859B2 (ja) * | 1994-04-28 | 1998-06-11 | 鐘紡株式会社 | パンティストッキング用編地 |
JP3606692B2 (ja) * | 1996-11-01 | 2005-01-05 | 株式会社ワコール | 乳幼児用を含む幼児用衣類 |
IT1292201B1 (it) * | 1997-06-25 | 1999-01-25 | Santoni Srl | Procedimento per la produzione di manufatti a maglia,particolarmente per la produzione di capi di maglieria intima,con passaggio per |
JP3201984B2 (ja) | 1997-10-14 | 2001-08-27 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 自動車用電子制御ユニット |
US6276175B1 (en) * | 1999-04-29 | 2001-08-21 | Sara-Lee Corporation | Seamless torso controlling garment and method of making same |
ITCO20000014A1 (it) * | 2000-06-09 | 2001-12-09 | Franco Sciacca | Metodo e attrezzatura per produrre articoli a maglia tubolare mediante lo scarico e ripresa di maglie programmati anche con scarto d'ago e f |
JP2002069805A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-08 | Du Pont Toray Co Ltd | 立体構造編地 |
JP2002348701A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-04 | Gunze Ltd | パンティストッキング |
JP3992687B2 (ja) | 2003-06-23 | 2007-10-17 | 帝人ファイバー株式会社 | 湿潤時に通気性が向上する織編物 |
KR101172339B1 (ko) | 2003-06-23 | 2012-08-14 | 데이진 화이바 가부시키가이샤 | 두 개의 이종 사조 함유 직편 포백 및 그것을 포함하는의복 |
JP4328695B2 (ja) | 2004-09-03 | 2009-09-09 | 福助株式会社 | インナー・ウェア |
JP5103048B2 (ja) | 2007-03-30 | 2012-12-19 | サン エース株式会社 | シングルウエルトの編成方法、シングルウエルト組織及びシングルウエルト組織を有する被服 |
CN201530902U (zh) * | 2009-09-30 | 2010-07-21 | 青岛雪达集团有限公司 | 锗纤维与多组分纤维混纺交织舒适性针织织物 |
CN103080395A (zh) | 2010-08-31 | 2013-05-01 | 郡是株式会社 | 纬编针织物及其制造方法和使用该纬编针织物的衣料 |
BR112015024540A2 (pt) | 2013-03-29 | 2017-07-18 | Asahi Kasei Fibers Corp | tecido malha elástico, tecidos de malha de trama e de urdume, e, artigo de vestimenta |
CN104278422B (zh) * | 2013-07-12 | 2016-12-28 | 际华三五四二纺织有限公司 | 多功能异机能汉麻弹性针织面料制造方法 |
WO2015005432A1 (ja) | 2013-07-12 | 2015-01-15 | 旭化成せんい株式会社 | 弾性丸編地 |
JP2015101808A (ja) | 2013-11-25 | 2015-06-04 | 旭化成せんい株式会社 | 編地 |
TWM500777U (zh) | 2014-10-31 | 2015-05-11 | Long John Tsung Right Ind Co Ltd | 透氣圓編織物 |
JP6570108B2 (ja) | 2015-03-25 | 2019-09-04 | ユニチカトレーディング株式会社 | スポーツウエア又はインナーウエア |
CN104878517A (zh) * | 2015-06-18 | 2015-09-02 | 青岛雪达集团有限公司 | 一种凉酷纤维舒爽性生态针织织物及其织造方法 |
CN205576411U (zh) * | 2016-04-15 | 2016-09-14 | 泉州海天材料科技股份有限公司 | 一种具有方格效应的超轻质吸湿排汗双面纬编针织面料 |
CN105926145A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-09-07 | 广东职业技术学院 | 一种生物能针织物及其编织方法 |
JP6302609B1 (ja) | 2016-09-20 | 2018-03-28 | 東洋紡Stc株式会社 | ビジネススーツ用編地 |
DE102016119052A1 (de) * | 2016-10-07 | 2018-04-12 | Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule (Rwth) Aachen | Verfahren zum Stricken eines dreidimensionalen Gestricks |
CN108056532B (zh) * | 2016-11-09 | 2021-06-25 | 耐克创新有限合伙公司 | 针织纺织品和鞋面及其制作方法 |
WO2018098290A1 (en) * | 2016-11-23 | 2018-05-31 | Nike Innovate C.V. | Knit apparel with integrated airflow and standoff zones |
CN106480589B (zh) * | 2016-12-09 | 2019-07-23 | 泉州海天材料科技股份有限公司 | 一种具有横条效应的单面纬编织物及其制备方法 |
CN106835462B (zh) * | 2017-01-26 | 2021-06-08 | 东丽纤维研究所(中国)有限公司 | 一种弹性吸水速干针织面料及其用途 |
CN107299452B (zh) * | 2017-08-25 | 2023-02-28 | 广东兆天纺织科技有限公司 | 一种仿丝绸针织面料 |
-
2019
- 2019-08-28 TW TW111140042A patent/TWI822409B/zh active
- 2019-08-28 EP EP19855318.2A patent/EP3845693A4/en active Pending
- 2019-08-28 TW TW108130824A patent/TWI782227B/zh active
- 2019-08-28 WO PCT/JP2019/033795 patent/WO2020045531A1/ja unknown
- 2019-08-28 KR KR1020227031932A patent/KR102537752B1/ko active IP Right Grant
- 2019-08-28 CN CN201980055898.3A patent/CN112639193A/zh active Pending
- 2019-08-28 JP JP2020539562A patent/JP7095096B2/ja active Active
- 2019-08-28 CN CN202211091232.3A patent/CN115305624A/zh active Pending
- 2019-08-28 CN CN202211090588.5A patent/CN115341329A/zh active Pending
- 2019-08-28 KR KR1020217002436A patent/KR102496978B1/ko active IP Right Grant
- 2019-08-28 US US17/269,427 patent/US11459677B2/en active Active
-
2022
- 2022-06-22 JP JP2022100472A patent/JP7324343B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020152775A1 (en) | 1999-04-29 | 2002-10-24 | Sara Lee Corporation | Seamless torso controlling garment and method of making same |
JP2007054126A (ja) | 2005-08-22 | 2007-03-08 | San Ace Kk | 膝関節用サポータ |
JP2018048427A (ja) | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 三陽メリヤス株式会社 | 編地及び靴下 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20220129117A (ko) | 2022-09-22 |
CN112639193A (zh) | 2021-04-09 |
KR102537752B1 (ko) | 2023-05-26 |
TWI822409B (zh) | 2023-11-11 |
TW202016380A (zh) | 2020-05-01 |
US20210180222A1 (en) | 2021-06-17 |
TWI782227B (zh) | 2022-11-01 |
CN115341329A (zh) | 2022-11-15 |
CN115305624A (zh) | 2022-11-08 |
TW202309364A (zh) | 2023-03-01 |
JP7324343B2 (ja) | 2023-08-09 |
US20220411976A1 (en) | 2022-12-29 |
EP3845693A4 (en) | 2021-10-20 |
JP2022118191A (ja) | 2022-08-12 |
EP3845693A1 (en) | 2021-07-07 |
JPWO2020045531A1 (ja) | 2021-05-13 |
KR102496978B1 (ko) | 2023-02-06 |
KR20210022741A (ko) | 2021-03-03 |
US11459677B2 (en) | 2022-10-04 |
WO2020045531A1 (ja) | 2020-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7095096B2 (ja) | 緯編地 | |
JP6062534B2 (ja) | 伸縮性編地及び衣服 | |
JPWO2012049870A1 (ja) | 多層構造編地 | |
KR102212236B1 (ko) | 경편지 | |
JP5580604B2 (ja) | 編地 | |
JP5346186B2 (ja) | 多層編地 | |
JP5698448B2 (ja) | 布帛 | |
JP2015101808A (ja) | 編地 | |
JP2010285705A (ja) | 2層構造丸編地 | |
JP5030720B2 (ja) | 衣料用布帛 | |
JP2011099179A (ja) | 運動負荷軽減布帛 | |
JP2011026727A (ja) | ベタツキ感軽減布帛 | |
JPH1053941A (ja) | 清涼性を有する布帛 | |
JP6851746B2 (ja) | セルロース繊維交編経編地 | |
US11959206B2 (en) | Weft-knitted fabric | |
JP2010236131A (ja) | スポーツウエア | |
JP6946559B2 (ja) | 経編地 | |
JP7101523B2 (ja) | 筒状編地及びそれを含む製品並びに衣料 | |
JP2019108638A (ja) | 経編地 | |
JP7313249B2 (ja) | 筒状編地製品 | |
JP2000314054A (ja) | 清涼編地 | |
JP2016216887A (ja) | スポーツウエア |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220622 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7095096 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |