JP6978858B2 - 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジおよび電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジおよび電子写真装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6978858B2 JP6978858B2 JP2017114477A JP2017114477A JP6978858B2 JP 6978858 B2 JP6978858 B2 JP 6978858B2 JP 2017114477 A JP2017114477 A JP 2017114477A JP 2017114477 A JP2017114477 A JP 2017114477A JP 6978858 B2 JP6978858 B2 JP 6978858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- photosensitive member
- electrophotographic photosensitive
- formula
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
- G03G5/0217—Inorganic components
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/75—Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
- G03G5/0214—Organic non-macromolecular components
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
- G03G5/0525—Coating methods
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/14—Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
- G03G5/142—Inert intermediate layers
- G03G5/144—Inert intermediate layers comprising inorganic material
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
また、中間層へ含有する化合物が持つエネルギー準位が、露光波長を吸収するエネルギーギャップを有する場合、感度が悪くなる問題も解決すべき課題として存在していた。
また、本発明の別の目的は、前記電子写真感光体の製造方法を提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、前記電子写真感光体を有するプロセスカートリッジおよび電子写真装置を提供することにある。
該中間層が、下記式(1)で示される化合物および下記式(2)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物Xを含有することを特徴とする電子写真感光体。
式(2)中、A1は、酸素原子を示す。A 2は、炭素原子を示す。R11〜R15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アルコキシ基、およびアリール基のいずれかを示す。但し、R14は、ヒドロキシ基またはカルボキシ基に限られる。該アルキル基の主鎖中の炭素原子の1つは、OまたはNに置き換わってもよい。該アリール基は、アルキル基、アリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、またはカルボキシ基で置換されていてもよい。)
また、本発明は、前記電子写真感光体と、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジに関する。
また、本発明は、前記電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段、および転写手段を有する電子写真装置に関する。
また、本発明によれば、前記電子写真感光体の製造方法を提供することができる。
さらに、本発明によれば、前記電子写真感光体を有するプロセスカートリッジおよび電子写真装置を提供することができる。
また、式(2)中、A1は、酸素原子を示す。A2は、炭素原子を示す。R11〜R15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アルコキシ基、およびアリール基のいずれかを示す。但し、R14は、ヒドロキシ基またはカルボキシ基に限られる。該アルキル基の主鎖中の炭素原子の1つは、OまたはNに置き換わってもよい。該アリール基は、アルキル基、アリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、またはカルボキシ基で置換されていてもよい。
以下、各層について説明する。
本発明で用いられる支持体としては、導電性支持体であることが好ましい。導電性支持体としては、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス、ニッケル、銅、亜鉛、金などの金属またはそれらの合金で形成される支持体や、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂、ガラスなどの絶縁性支持体上に、アルミニウム、クロム、銀、金などの金属の薄膜;酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛などの導電性材料を真空蒸着により被膜成形した薄膜;銀ナノワイヤーを加えた導電性インクの薄膜を形成した支持体を用いることもできる。アルミニウムやアルミニウム合金性の支持体の場合は、ED管、EI管や、これらを切削、電解複合研磨(電解作用を有する電極と電解質溶液による電解および研磨作用を有する砥石による研磨)、湿式または乾式ホーニング処理したものを用いることもできる。また、金属支持体、樹脂支持体上にアルミニウム、アルミニウム合金、または酸化インジウム−酸化スズ合金などの導電性材料の薄膜を形成したものも挙げられる。また、支持体の形状としては、円筒状やベルト状が挙げられるが、円筒状が好ましい。
本発明において、支持体と後述する中間層との間には、レーザー光の散乱による干渉縞の抑制や、支持体の傷の被覆などを目的として、導電層を設けてもよい。導電層は、カーボンブラック、導電性粒子を結着樹脂および溶剤とともに分散して得られる導電層用塗布液を塗布し、これを加熱乾燥(熱硬化)させることによって形成することができる。
支持体、または導電層と感光層との間には、金属酸化物および式(1)で示される化合物および式(2)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物Xを含有する中間層が設けられる。
中間層上には、感光層(電荷発生層103、電荷輸送層104)が形成される。
本発明に用いられる電荷発生物質としてはアゾ顔料、フタロシアニン顔料、インジゴ誘導体、ペリレン顔料、アントラキノン誘導体、ジベンズピレンキノン誘導体、スクワリリウム色素、チアピリリウム塩、トリフェニルメタン色素、キナクリドン顔料や、アズレニウム塩顔料、シアニン染料、アントアントロン誘導体、ピラントロン誘導体、ビオラントロン誘導体、イソビオラントロン誘導体、インジゴ誘導体、チオインジゴ誘導体、ビスベンズイミダゾール誘導体、キサンテン色素、キノンイミン色素、スチリル色素などが挙げられる。これら電荷発生物質の中でも、感度の観点から、フタロシアニン顔料やアゾ顔料が好ましく、フタロシアニン顔料がより好ましい。これら電荷発生物質は1種のみ用いてもよく、2種以上用いてもよい。
積層型感光層を有する電子写真感光体において、電荷発生層103上には、電荷輸送層104が形成される。
また、本発明においては、感光層(電荷輸送層104)上に、該感光層を保護し、耐摩耗性やクリーニング性の向上などを目的として、保護層(第2電荷輸送層)を設けてもよい。
本発明のプロセスカートリッジは、これまで述べてきた電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、転写手段およびクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とする。
酸化亜鉛粒子(個数平均一次粒子径:50nm,比表面積(以下、BET値):19.2m2/g、粉体抵抗:3.0×107Ω・cm)100部をトルエン500部と攪拌混合し、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン(商品名:KBM603、信越化学工業(株)製)1.0部を添加し、2時間攪拌した。その後、トルエンを減圧蒸留にて留去し、120℃で3時間焼き付けを行い、表面処理された酸化亜鉛粒子M1を得た。
中間層用塗布液1において、金属酸化物粒子、結着樹脂、溶媒、化合物を表3に示すように変更した以外は、中間層用塗布液1と同様にして塗布液を作製した。
ルチル型酸化チタン粒子(商品名:PT−401M、石原産業社製、個数平均一次粒子径70nm,BET値:20.5m2/g、粉体抵抗:7.0×103Ω・cm)と、酸化チタン粒子100質量部に対して3質量部のメチルジメトキシシラン(商品名:TSL8117、東芝シリコーン社製)とを、高速流動式混合混練機(装置名:SMG300、株式会社カワタ社製)に投入し、回転周速34.5m/秒で2時間で高速混合し、疎水化処理酸化チタンを得た。疎水化処理酸化チタンをメタノール87.5部と1−プロパノール12.5部との混合溶媒中でボールミルにより分散させることにより、疎水化処理酸化チタンの分散スラリーを得た。
この分散スラリーに、さらに、メタノール、1−プロパノール、およびトルエン、並びにN−メトキシメチル化ナイロン粉末(商品名:トレジンF−30K、ナガセケミテックス(株)製、メトキシメチル化度:約30%)および前記化合物10を添加し、60℃に加温しながら攪拌混合を行い、N−メトキシメチル化ナイロンを溶解した。その後、超音波分散処理を行い、メタノール/1−プロパノール/トルエンの質量比が7/1/2であって、疎水化処理酸化チタン/N−メトキシメチル化ナイロン/化合物10を質量比3/1/0.06で含有する、固形分を18質量%含む分散液を調整し、中間層用塗布液20を作製した。
中間層用塗布液20において、ルチル型酸化チタン粒子を個数平均一次粒子径が130nmであるルチル型酸化チタン粒子(商品名:PT−401L、石原産業社製、BET値:11.2m2/g、粉体抵抗:1.8×103Ω・cm)に変更した以外は、中間層用塗布液20と同様にして塗布液を作製した。
ルチル型酸化チタン(商品名:PT−401L、石原産業社製、平均一次粒子径130nm)と、酸化チタン粒子100質量部に対して3質量部のメチルジメトキシシラン(東芝シリコーン社製「TSL8117」)とを、高速流動式混合混練機(株式会社カワタ社製「SMG300」)に投入し、回転周速34.5m/秒で高速混合して得られた表面処理酸化チタンT−1を、メタノール/1−プロパノールの混合溶媒中でボールミルにより分散させることにより、疎水化処理酸化チタンの分散スラリーとした。
ここで得られた分散スラリーに、さらに、メタノール、1−プロパノール、トルエン、およびN−メトキシメチル化ナイロン(ナガセケミテックス(株)製、商品名:トレジンF−30K、メトキシメチル化度:約30%)粉末および前記化合物1を添加し、加温しながら攪拌混合を行い、ナイロン粉末を溶解し、その後、超音波分散処理を行うことにより、最終的に、メタノール/1−プロパノール/トルエンの重量比が7/1/2であって、疎水化処理酸化チタン/N−メトキシメチル化ナイロン/化合物1を重量比3/1/0.06で含有する、固形分濃度18重量%の分散液を調整し、これを中間層用塗布液57とした。
中間層用塗布液1において、前記化合物1を用いなかった以外は中間層用塗布液1と同様に塗布液を作製した。
中間層用塗布液1において、前記化合物1を2,5−ビス(3−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾールに変更した以外は中間層用塗布液1と同様に塗布液を作製した。
前記化合物1を2,3−ジヒドロキシアントラキノンに変更した以外は中間層用塗布液1の作製法と同様にして中間層用塗布液53を作製した。
金属酸化物を用いなかった以外は中間層用塗布液1の作製法と同様にして中間層用塗布液54を作製した。
式(1)で示される化合物および式(2)で示される化合物が金属酸化物と錯体を形成していることの検証は以下の方法で行った。
前記したように中間層用塗布液を調製し、中間層用の分散溶剤を用いて、中間層用塗布液の濃度を1/100に希釈した。中間層用の分散溶剤を用いて式(1)で示される化合物または式(2)で示される化合物を溶解した溶液を測定したUVスペクトルと中間層を希釈した溶液を測定したUVスペクトルとを比較した。その結果、中間層用塗布液を希釈した溶液のUVスペクトルが長波長側にシフトしていることから、式(1)で示される化合物および式(2)で示される化合物と金属酸化物とが錯体を形成していることを確認した。
直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金、長さ257.5mm)を支持体(導電性支持体)とした。
次に、中間層用塗布液1を上記支持体に浸漬塗布し、得られた塗膜を20分間170℃で乾燥させることによって、平均膜厚が30μmの中間層を形成した。
実施例1において、中間層用塗布液を表4のように変更した以外は実施例1と同様にして、実施例2〜38および比較例1〜5の感光体を作製した。
電子写真感光体の中間層において式(1)で示される化合物および式(2)で示される化合物が金属酸化物と錯体を形成していることの検証は以下の方法で行った。
前記作製した電子写真感光体における中間層から、幅1cm、高さ3cm、厚さ0.3μmの膜を切り出した。式(1)で示される化合物または式(2)で示される化合物のUVスペクトルと切り出した膜のUVスペクトルを比較した。その結果、切り出した膜のUVスペクトルが長波長側にシフトしていることから、式(1)で示される化合物および式(2)で示される化合物と金属酸化物とが中間層においても錯体を形成していることを確認した。
製造した評価用の電子写真感光体を、日本ヒューレットパッカード(株)製レーザービームプリンター(商品名:CP3525dn)の改造機(実施例1〜21並びに比較例1および2)またはキヤノン製レーザービームプリンター(商品名:LBP7700C)の改造機(実施例22〜38および比較例3〜5)に装着して評価を行った。詳しくは以下の通りである。
改造点としては、前露光を点灯させず、帯電条件とレーザー露光量は可変で作動するようにした。また、シアン色用のプロセスカートリッジに製造した電子写真感光体を装着してシアン色のプロセスカートリッジのステーションに取り付けた。
温度23℃湿度60%RHの環境下の元で、ドラム表面電位は、初期暗部電位が−600V、初期明部電位が−140Vになるように設定した。電位設定の際の表面電位測定は、カートリッジを改造し、現像位置に電位プローブ(商品名:model6000B−8、トレック・ジャパン(株)製)を装着し、ドラム中央部の電位を表面電位計(商品名:model344、トレック・ジャパン(株)製)を使用して測定した。
温度22℃湿度35%RHの環境下の元で、ドラム表面電位は、初期暗部電位が−5200V、初期明部電位が−100Vになるように設定した。電位設定の際の表面電位測定は、カートリッジを改造し、現像位置に電位プローブ(商品名:model6000B−8、トレック・ジャパン(株)製)を装着し、ドラム中央部の電位を表面電位計(商品名:model344、トレック・ジャパン(株)製)を使用して測定した。
製造した評価用の電子写真感光体を、ゴースト評価と同様の改造を行った日本ヒューレットパッカード(株)製レーザービームプリンター(商品名:CP3525dn)の改造機(実施例1〜21並びに比較例1および2)またはキヤノン製レーザービームプリンター(商品名:LBP7700C)の改造機(実施例22〜38および比較例3〜5)に装着して評価を行った。詳しくは以下の通りである。
温度23℃湿度50%RHの環境下の元で、ドラム表面電位は初期暗部電位が−600Vになるように設定した。電位設定の際の表面電位測定は、カートリッジを改造し、現像位置に電位プローブ(商品名:model6000B−8、トレック・ジャパン(株)製)を装着し、ドラム中央部の電位を表面電位計(商品名:model344、トレック・ジャパン(株)製)を使用して測定した。
温度22℃湿度35%RHの環境下の元で、ドラム表面電位は初期暗部電位が−520Vになるように設定した。電位設定の際の表面電位測定は、カートリッジを改造し、現像位置に電位プローブ(商品名:model6000B−8、トレック・ジャパン(株)製)を装着し、ドラム中央部の電位を表面電位計(商品名:model344、トレック・ジャパン(株)製)を使用して測定した。
2 軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 クリーニング手段
8 定着手段
9 プロセスカートリッジ
10 案内手段
P 転写材
101 支持体
102 中間層
103 電荷発生層
104 電荷輸送層
Claims (12)
- 支持体と、金属酸化物を含有する中間層と、感光層と、をこの順に有する電子写真感光体であって、
該中間層が、下記式(1)で示される化合物および下記式(2)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物Xを含有することを特徴とする電子写真感光体。
式(2)中、A1は、酸素原子を示す。A 2は、炭素原子を示す。R11〜R15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アルコキシ基、およびアリール基のいずれかを示す。但し、R14は、ヒドロキシ基またはカルボキシ基に限られる。該アルキル基の主鎖中の炭素原子の1つは、OまたはNに置き換わってもよい。該アリール基は、アルキル基、アリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、またはカルボキシ基で置換されていてもよい。) - 支持体と、金属酸化物を含有する中間層と、感光層と、をこの順に有する電子写真感光体であって、
該金属酸化物が、下記式(1)で示される化合物および下記式(2)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物Xと錯体を形成していることを特徴とする電子写真感光体。
式(2)中、A1は、酸素原子を示す。A 2は、炭素原子を示す。R11〜R15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アルコキシ基、およびアリール基のいずれかを示す。但し、R14は、ヒドロキシ基またはカルボキシ基に限られる。該アルキル基の主鎖中の炭素原子の1つは、OまたはNに置き換わってもよい。該アリール基は、アルキル基、アリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、またはカルボキシ基で置換されていてもよい。) - 前記中間層中の、前記化合物Xの含有量が、前記金属酸化物の含有量に対して、0.05質量%以上20質量%以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記金属酸化物が、酸化亜鉛、酸化チタンおよび酸化スズから選択される少なくとも1種を含有する金属酸化物粒子である請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記化合物Xが、
前記式(1)で示され、かつR1〜R10が、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ基、またはカルボキシ基である化合物、または、
前記式(2)で示され、かつR11〜R15が、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ基、またはカルボキシ基である化合物
である請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子写真感光体。 - 前記化合物Xが、前記式(1)で示され、かつR1〜R10の少なくとも一つが、ヒドロキシ基またはカルボキシ基である化合物である請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記化合物Xが、前記式(1)で示され、かつR1、R5、R6、およびR10の少なくとも一つが、ヒドロキシ基またはカルボキシ基である化合物である請求項8に記載の電子写真感光体。
- 支持体と、
金属酸化物並びに下記式(1)で示される化合物および下記式(2)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物Xを含有する中間層と、
感光層と、
をこの順に有する電子写真感光体を製造する電子写真感光体の製造方法であって、
該製造方法が、
該金属酸化物と、下記式(1)で示される化合物および下記式(2)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物Xと、を含有する中間層用塗布液の塗膜を形成する工程、ならびに、
該塗膜を加熱乾燥させて該中間層を形成する工程
を有することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
式(2)中、A1は、酸素原子を示す。A 2は、炭素原子を示す。R11〜R15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アルコキシ基、およびアリール基のいずれかを示す。但し、R14は、ヒドロキシ基またはカルボキシ基に限られる。該アルキル基の主鎖中の炭素原子の1つは、OまたはNに置き換わってもよい。該アリール基は、アルキル基、アリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、またはカルボキシ基で置換されていてもよい。) - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段からなる群より選ばれた少なくとも1つの手段と、を一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子写真感光体、ならびに、帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段を有することを特徴とする電子写真装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016122852 | 2016-06-21 | ||
JP2016122856 | 2016-06-21 | ||
JP2016122852 | 2016-06-21 | ||
JP2016122856 | 2016-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017227885A JP2017227885A (ja) | 2017-12-28 |
JP6978858B2 true JP6978858B2 (ja) | 2021-12-08 |
Family
ID=60661366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017114477A Active JP6978858B2 (ja) | 2016-06-21 | 2017-06-09 | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10018928B2 (ja) |
JP (1) | JP6978858B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11573499B2 (en) | 2019-07-25 | 2023-02-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge and electrophotographic apparatus |
US11320754B2 (en) | 2019-07-25 | 2022-05-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge and electrophotographic apparatus |
CN110846675B (zh) * | 2019-10-25 | 2021-05-28 | 阜阳师范大学 | 一种2-(5-芳基-1,3,4-噁二唑-2-基)苯胺类化合物的合成方法 |
JP7483477B2 (ja) | 2020-04-21 | 2024-05-15 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光ドラム、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 |
JP7444691B2 (ja) | 2020-04-21 | 2024-03-06 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の製造方法 |
JP7449151B2 (ja) | 2020-04-21 | 2024-03-13 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光ドラム |
Family Cites Families (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01198481A (ja) | 1988-02-01 | 1989-08-10 | Canon Inc | マイクロ波プラズマcvd法による堆積膜形成法 |
US4908330A (en) | 1988-02-01 | 1990-03-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Process for the formation of a functional deposited film containing group IV atoms or silicon atoms and group IV atoms by microwave plasma chemical vapor deposition process |
JPH07175252A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-14 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用感光体 |
JP2992638B2 (ja) | 1995-06-28 | 1999-12-20 | キヤノン株式会社 | 光起電力素子の電極構造及び製造方法並びに太陽電池 |
JPH11174705A (ja) * | 1997-12-16 | 1999-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子輸送性材料を下引き層に含有する電子写真感光体 |
US6562530B2 (en) | 2000-06-21 | 2003-05-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, and process cartridge and electrophotographic apparatus having the electrophotographic photosensitive member |
MXPA02012321A (es) | 2001-12-21 | 2004-12-13 | Canon Kk | Elemento fotosensible electrofotografico, cartucho del proceso y aparato electrofotografico. |
US6913862B2 (en) | 2001-12-21 | 2005-07-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Phenolic compound, novel resol resin, cured products thereof, electrophotographic photosensitive member containing them, and process cartridge and electrophotographic apparatus which have the electrophotographic photosensitive member |
US6806009B2 (en) | 2001-12-21 | 2004-10-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
MXPA02012553A (es) | 2001-12-21 | 2004-09-03 | Canon Kk | Miembro electrofotografico fotosensible, cartucho de proceso y aparato electrofotografico. |
US7022446B2 (en) | 2002-07-15 | 2006-04-04 | Canon Kk | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
CN1310096C (zh) | 2002-07-15 | 2007-04-11 | 佳能株式会社 | 电摄影感光体、电摄影装置和成像处理盒 |
CN100373262C (zh) | 2002-11-18 | 2008-03-05 | 佳能株式会社 | 电摄影感光体、电摄影装置及成像处理盒 |
JP2006221094A (ja) | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2010131574A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 塩基性炭酸重金属の製造方法、重金属酸化物粒子の製造方法、表面処理酸化亜鉛粒子の製造方法、電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP5575182B2 (ja) | 2011-07-29 | 2014-08-20 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP5172031B2 (ja) | 2011-07-29 | 2013-03-27 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の製造方法、電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP5827612B2 (ja) | 2011-11-30 | 2015-12-02 | キヤノン株式会社 | ガリウムフタロシアニン結晶の製造方法、及び該ガリウムフタロシアニン結晶の製造方法を用いた電子写真感光体の製造方法 |
JP6071439B2 (ja) | 2011-11-30 | 2017-02-01 | キヤノン株式会社 | フタロシアニン結晶の製造方法、および電子写真感光体の製造方法 |
JP5993720B2 (ja) | 2011-11-30 | 2016-09-14 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP6039368B2 (ja) | 2011-11-30 | 2016-12-07 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置、ならびに、ガリウムフタロシアニン結晶 |
JP6105974B2 (ja) | 2012-03-15 | 2017-03-29 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の製造方法、および電荷輸送層用乳化液 |
JP6105973B2 (ja) | 2012-03-22 | 2017-03-29 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の製造方法、電荷輸送層用乳化液 |
JP6059025B2 (ja) | 2013-01-18 | 2017-01-11 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP6033097B2 (ja) | 2013-01-18 | 2016-11-30 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP6161297B2 (ja) | 2013-01-18 | 2017-07-12 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP5755262B2 (ja) | 2013-01-24 | 2015-07-29 | キヤノン株式会社 | プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP2014160239A (ja) | 2013-01-28 | 2014-09-04 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP2014160238A (ja) | 2013-01-28 | 2014-09-04 | Canon Inc | 電子写真感光体の製造方法 |
JP5777665B2 (ja) | 2013-01-29 | 2015-09-09 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
WO2014118832A1 (ja) | 2013-01-29 | 2014-08-07 | キヤノン株式会社 | 電子写真プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP6555877B2 (ja) | 2013-12-26 | 2019-08-07 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、及び、該電子写真感光体の製造方法、及び該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP6444085B2 (ja) | 2014-07-23 | 2018-12-26 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の製造方法 |
JP2017010009A (ja) | 2015-06-24 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
-
2017
- 2017-06-09 JP JP2017114477A patent/JP6978858B2/ja active Active
- 2017-06-16 US US15/624,866 patent/US10018928B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10018928B2 (en) | 2018-07-10 |
US20170363976A1 (en) | 2017-12-21 |
JP2017227885A (ja) | 2017-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6978858B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP4958995B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
CN111198484B (zh) | 电子照相感光构件、处理盒和电子照相设备 | |
US9983490B2 (en) | Electrophotographic apparatus | |
JP6918550B2 (ja) | プロセスカートリッジ | |
EP2600195B1 (en) | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and electrophotographic apparatus | |
JP2020086308A (ja) | 電子写真感光体、電子写真装置、およびプロセスカートリッジ | |
JP2020201467A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
US9804512B2 (en) | Electrophotographic photosensitive member, method for producing electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and electrophotographic apparatus | |
JP6544994B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置および電子写真感光体の製造方法 | |
JP6238718B2 (ja) | 電子写真感光体の製造方法 | |
JP5868146B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP6071733B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP2007147824A (ja) | 電子写真感光体及び画像形成装置 | |
JP2016028268A (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP2023024108A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2017062463A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、電子写真装置、および、電子写真感光体の製造方法 | |
JP6789686B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP6702809B2 (ja) | 電子写真感光体、その製造方法、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP2001117256A (ja) | 電子写真感光体及びプロセスカートリッジ | |
JP6843654B2 (ja) | 電子写真装置 | |
JP2003316047A (ja) | 有機感光体、画像形成装置、画像形成方法及びプロセスカートリッジ | |
JP2020060748A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20171214 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20180126 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200603 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210330 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210519 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211014 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211112 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6978858 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |