JP6947337B2 - 乗客コンベアのリニューアル方法 - Google Patents

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Description

この発明は、乗客コンベアのリニューアル方法に関する。
特許文献1は、乗客コンベアのリニューアル方法を開示する。当該リニューアル方法によれば、乗客コンベアのリニューアルを段階的に行うことができる。
日本特開2004−323153号公報
しかしながら、特許文献1に記載の乗客コンベアのリニューアル方法の第2の工程においては、安全装置と制御盤とを更新する必要がある。このため、乗客コンベアが利用できない時間帯が長くなる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、乗客コンベアのリニューアルが段階的に行われる際に、乗客コンベアが利用できない時間帯が長くなることを抑制できる乗客コンベアのリニューアル方法を提供することである。
この発明に係る乗客コンベアのリニューアル方法は、乗客コンベアにおいて、新設中継箱と、既設安全装置と電気的に接続される既設繋ぎ箱とを電気的に接続する中継箱接続工程と、既設安全装置を新設安全装置に更新する安全装置更新工程と、前記安全装置更新工程の後、前記乗客コンベアの既設駆動機を前記新設駆動機に更新するとともに、前記乗客コンベアの既設制御盤を新設制御盤に更新する駆動機及び制御盤更新工程と、を備えた。
この発明によれば、乗客コンベアのリニューアルの工程は、安全装置更新工程と駆動機及び制御盤更新工程とに分割される。このため、乗客コンベアのリニューアルが段階的に行われる際に、乗客コンベアが利用できない時間帯が長くなることを抑制できる。
実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの構成図である。 実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの接続図である。 実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの接続図である。 実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの接続図である。 実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの接続図である。 実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法の手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの接続図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの構成図である。
図1の乗客コンベアは、エスカレーターである。例えば、乗客コンベアは、隣接階の一方から他方にまたがる。
下部乗降口1は、乗客コンベアの下部に設けられる。下部乗降口1は、隣接階の下方階に設けられる。上部乗降口2は、乗客コンベアの上部に設けられる。上部乗降口2は、隣接階の上方階に設けられる。
複数のステップ3は、下部乗降口1と上部乗降口2との間に設けられる。複数のステップ3は、無端状に設けられる。
一対のスカートガード4の一方は、複数のステップ3の一側の外側に設けられる。一対のスカートガード4の他方は、複数のステップ3の他側の外側に設けられる。一対のスカートガード4の各々は、乗客コンベアの長手方向に沿う。
一対の欄干パネル5の各々は、一対のスカートガード4の各々に設けられる。一対の欄干パネル5の各々は、乗客コンベアの長手方向に沿う。
一対の手摺6の各々は、一対の欄干パネル5の各々に設けられる。一対の手摺6の各々は、無端状に設けられる。
複数の既設安全装置7aは、乗客コンベアの上部に設けられる。複数の既設安全装置7aは、機械的異常または乗客コンベアの利用者の状態を検出し得るように設けられる。複数の既設操作盤8aは、乗客コンベアの上部に設けられる。複数の既設操作盤8aは、操作された際に乗客コンベアの運転を停止させ得るように設けられる。複数の既設繋ぎ箱9の一方は、乗客コンベアの上部に設けられる。
複数の既設安全装置7bは、乗客コンベアの下部に設けられる。複数の既設安全装置7bは、機械的異常または乗客コンベアの利用者の状態を検出し得るように設けられる。複数の既設操作盤8bは、乗客コンベアの下部に設けられる。複数の既設操作盤8bは、操作された際に乗客コンベアの運転を停止させ得るように設けられる。複数の既設繋ぎ箱9の他方は、乗客コンベアの下部に設けられる。
既設駆動機10は、乗客コンベアの上部に設けられる。既設制御盤11は、乗客コンベアの上部に設けられる。
既設制御盤11は、乗客コンベアの動作を全体的に接続する。例えば、既設制御盤11は、複数の既設安全装置7aと複数の既設安全装置7bと複数の既設操作盤8aと複数の既設操作盤8bとからの信号に基づいて既設駆動機10の動作を制御する。
例えば、既設制御盤11の制御により乗客コンベアが上昇運転を行っている際、下部乗降口1は、乗り口となる。上部乗降口2は、降り口となる。露出したステップ3は、下部乗降口1から水平方向に移動する。その後、露出したステップ3は、斜め上方に移動する。その後、露出したステップ3は、上部乗降口2に向かって水平方向に移動する。この際、一対の手摺6の各々は、複数のステップ3の循環移動に合わせて循環移動する。
例えば、既設制御盤11の制御により乗客コンベアが下降運転を行っている際、上部乗降口2は、乗り口となる。下部乗降口1は、降り口となる。露出したステップ3は、上部乗降口2から水平方向に移動する。その後、露出したステップ3は、斜め下方に移動する。その後、露出したステップ3は、下部乗降口1に向かって水平方向に移動する。この際、一対の手摺6の各々は、複数のステップ3の循環移動に合わせて循環移動する。
次に、図2から図6を用いて、乗客コンベアのリニューアル方法の詳細を説明する。
図2から図6は実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの接続図である。
図2に示されるように、乗客コンベアの複数の機器は、ケーブルを介して電気的に接続される。例えば、複数の既設繋ぎ箱9の一方と他方とは、既設中継ケーブル12を介して電気的に接続される。
図3は、中継箱接続工程が行われた後の接続図である。中継箱接続工程においては、作業員は、複数の新設中継箱13の一方を乗客コンベアのフレームの内部かつ上部に設置する。作業員は、複数の新設中継箱13の他方を乗客コンベアのフレームの内部かつ下部に設置する。
作業員は、複数の新設ケーブル14の一方を乗客コンベアの内部かつ上部に敷設する。作業員は、複数の新設中継箱13の一方と複数の既設繋ぎ箱9の一方とを複数の新設ケーブル14の一方を介して電気的に接続する。作業員は、複数の新設ケーブル14の他方を乗客コンベアの内部かつ下部に敷設する。作業員は、複数の新設中継箱13の他方と複数の既設繋ぎ箱9の他方とを複数の新設ケーブル14の他方を介して電気的に接続する。
作業員は、複数の既設繋ぎ箱9との電気的接続から図3においては図示されない既設中継ケーブル12を解放する。作業員は、複数の既設繋ぎ箱9の一方と他方とを新設中継ケーブル15を介して電気的に接続する。
図4は、安全装置更新工程が行われた後の接続図である。安全装置更新工程においては、作業員は、複数の既設繋ぎ箱9の一方との電気的接続から図4においては図示されない複数の既設安全装置7aを解放する。作業員は、複数の新設中継箱13の一方に複数の新設安全装置16aを電気的に接続する。作業員は、複数の既設繋ぎ箱9の他方との電気的接続から図4においては図示されない複数の既設安全装置7bを解放する。作業員は、複数の新設中継箱13の他方に複数の新設安全装置16bを電気的に接続する。
図5は、駆動機及び制御盤更新工程が行われた後の接続図である。駆動機及び制御盤更新工程においては、作業員は、複数の既設繋ぎ箱9の一方と既設制御盤11との電気的接続から図5においては図示されない既設駆動機10を解放する。
作業員は、複数の既設繋ぎ箱9の一方との電気的接続から図5においては図示されない既設制御盤11を解放する。作業員は、図5においては図示されない複数の既設繋ぎ箱9の一方との電気的接続から図5においては図示されない複数の既設操作盤8aを解放する。作業員は、図5においては図示されない複数の既設繋ぎ箱9の他方との電気的接続から図5においては図示されない複数の既設操作盤8bを解放する。
作業員は、複数の新設中継箱13の一方に複数の新設繋ぎ箱19の一方を電気的に接続する。作業員は、複数の新設繋ぎ箱19の一方に新設駆動機17を電気的に接続する。作業員は、複数の新設繋ぎ箱19の一方に複数の新設操作盤20aを電気的に接続する。作業員は、新設駆動機17と複数の新設繋ぎ箱19の一方とに新設制御盤21を電気的に接続する。
作業員は、複数の新設中継箱13の他方に複数の新設繋ぎ箱19の他方を電気的に接続する。作業員は、複数の新設繋ぎ箱19の他方に複数の新設操作盤20bを電気的に接続する。なお、駆動機及び制御盤更新工程内であれば、既設駆動機10、既設制御盤11、既設繋ぎ箱9、既設操作盤8a及び既設操作盤8bを解放する順番は問わない。また、駆動機及び制御盤更新工程内であれば、新設駆動機17、新設制御盤21、新設繋ぎ箱19、新設操作盤20a及び新設操作盤20bを接続する順番は問わない。
次に、図6を用いて、乗客コンベアのリニューアル方法の手順を説明する。
図6は実施の形態1における乗客コンベアのリニューアル方法の手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、作業員は、中継箱接続工程を行う。その後、作業員は、ステップS2の工程を行う。ステップS2では、作業員は、安全装置更新工程を行う。その後、作業員は、ステップS3の工程を行う。ステップS3では、作業員は、駆動機及び制御盤更新工程を行う。その後、乗客コンベアのリニューアルが完了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、乗客コンベアのリニューアルの工程は、安全装置更新工程と駆動機及び制御盤更新工程とに分割される。このため、乗客コンベアのリニューアルの作業が細分化される。その結果、乗客コンベアのリニューアルが段階的に行われる際に、乗客コンベアが利用できない時間帯が長くなることを抑制できる。
この際、乗客コンベアのリニューアルの日ごとの作業可能時間に合わせて、作業内容を決定することができる。このため、乗客コンベアのリニューアルの作業日程の計画において、自由度を高めることができる。
例えば、中継箱接続工程において、既設の駆動制御部分の機器は変更されない。このため、それぞれの作業が完了した時点で、既設制御盤11の制御により、乗客コンベアの通常運転を行い得る。
例えば、複数の既設安全装置7aの一つのケーブルを切り離することで、複数の既設繋ぎ箱9の一方との電気的接続から複数の既設安全装置7aの一つを解放し、複数の新設中継箱13の一方に複数の新設安全装置16aの一つを電気的に接続してもよい。この場合も、既設制御盤11の制御により、乗客コンベアの通常運転を行い得る。
また、乗客コンベアのリニューアルの作業は、乗客コンベアの上部と下部とで行われる。このため、乗客コンベアの上部にいる作業員と乗客コンベアの下部にいる作業員とが同時に作業を行い得る。その結果、乗客コンベアが利用できない時間帯が長くなることをより確実に抑制できる。
また、駆動機及び制御盤更新工程では、既設駆動機10と既設制御盤11を同一の工程にて新設駆動機17と新設制御盤21に更新する。その結果、駆動機の更新と制御盤の更新の工程を分割したリニューアル方法で、駆動機を先に更新する場合と比べて、新設駆動機17を既設制御盤11で制御する際に必要な新設インターフェース盤が必要ない。したがって、乗客コンベアのリニューアルに必要な作業を軽減することができる。さらに、乗客コンベアのリニューアルに必要な費用を軽減することができる。
また、駆動機及び制御盤更新工程では、既設駆動機10と既設制御盤11を同一の工程にて新設駆動機17と新設制御盤21に更新する。その結果、上述のような新設インターフェース盤の機能を備えた仮設制御盤を一時的に新設駆動機17に接続する必要がない。したがって、乗客コンベアのリニューアルに必要な作業を軽減することができる。さらに、乗客コンベアのリニューアルに必要な費用を軽減することができる。
また、駆動機及び制御盤更新工程では、既設駆動機10と既設制御盤11を同一の工程にて新設駆動機17と新設制御盤21に更新する。その結果、駆動機の更新と制御盤の更新の工程を分割したリニューアル方法で、制御盤を先に更新する場合と比べて、新設制御盤21に既設駆動機10の制御機能と新設駆動機17の制御機能の双方をもたせる必要がない。したがって、乗客コンベアのリニューアルに必要な作業を軽減することができる。さらに、乗客コンベアのリニューアルに必要な費用を軽減することができる。
実施の形態2.
図7は実施の形態2における乗客コンベアのリニューアル方法が適用される乗客コンベアの接続図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図7において、既設繋ぎ箱側コネクタ22は、既設繋ぎ箱9に設けられる。既設繋ぎ箱側コネクタ22は、図7においては図示されない複数の既設操作盤8aに対応した複数のコネクタに機械的かつ電気的に着脱自在に接続される。既設繋ぎ箱側コネクタ22は、図7においては図示されない既設駆動機10に対応したコネクタに機械的かつ電気的に着脱自在に接続される。既設繋ぎ箱側コネクタ22は、図7においては図示されない既設制御盤11に対応したコネクタに機械的かつ電気的に着脱自在に接続される。
既設安全装置側コネクタ23は、複数の新設安全装置16aに対応した複数のケーブルに電気的に接続される。
新設ケーブル側コネクタ24は、新設ケーブル14の一端部に電気的に接続される。
複数の第1新設安全装置側コネクタ25aの各々は、新設ケーブル14の他端部に電気的に接続される。複数の第2新設安全装置側コネクタ25bの各々は、複数の新設安全装置16aの各々に対応した複数のケーブルの各々に電気的に接続される。複数の第2新設安全装置側コネクタ25bの各々は、複数の第1新設安全装置側コネクタ25aの各々に機械的かつ電気的に着脱自在に接続される。
新設アダプタ26は、第1接続部26aと第2接続部26bと第3接続部26cと複数の第1解放用コネクタ26dと複数の第2解放用コネクタ26eとを備える。
第1接続部26aは、既設繋ぎ箱側コネクタ22に機械的かつ電気的に着脱自在に接続し得るように設けられる。第2接続部26bは、既設安全装置側コネクタ23に機械的かつ電気的に着脱自在に接続し得るように設けられる。第3接続部26cは、第1接続部26aに電気的に接続される。第3接続部26cは、新設ケーブル側コネクタ24に機械的かつ電気的に着脱自在に接続し得るように設けられる。
複数の第1解放用コネクタ26dの各々は、複数の既設安全装置7aの各々に対応して設けられる。複数の第1解放用コネクタ26dの各々は、第1接続部26aと第3接続部26cとに電気的に接続される。複数の第2解放用コネクタ26eの各々は、第2接続部26bに電気的に接続される。複数の第2解放用コネクタ26eの各々は、複数の第1解放用コネクタ26dの各々に機械的かつ電気的に着脱自在に接続し得るように設けられる。
中継箱接続工程の前においては、既設繋ぎ箱側コネクタ22と既設安全装置側コネクタ23とが機械的かつ電気的に接続される。その結果、複数の既設安全装置7aは、動作し得る状態を維持する。
中継箱接続工程においては、既設繋ぎ箱側コネクタ22と既設安全装置側コネクタ23とは、機械的かつ電気的な接続から解放される。その後、新設アダプタ26の第1接続部26aが既設繋ぎ箱側コネクタ22に機械的かつ電気的に接続される。新設アダプタ26の第2接続部26bが既設安全装置側コネクタ23に機械的かつ電気的に接続される。複数の第1解放用コネクタ26dの各々と複数の第2解放用コネクタ26eの各々とは、機械的かつ電気的に接続される。その結果、複数の既設安全装置7aは、動作し得る状態を維持する。
その後、既設安全装置側コネクタ23と新設アダプタ26の第2接続部26bとは機械的かつ電気的な接続から解放される。その後、新設アダプタ26の第3接続部26cが新設ケーブル側コネクタ24に機械的かつ電気的に接続される。その結果、複数の新設安全装置16aは、動作し得る状態を維持する。
以上で説明した実施の形態2によれば、既設繋ぎ箱9と新設ケーブル14とは、新設アダプタ26を介して機械的かつ電気的に接続される。このため、既設繋ぎ箱9と新設ケーブル14とを容易に接続することができる。
なお、新設アダプタ26において、新設ケーブル14との電気的接続から複数の既設安全装置7aの各々を独立して解放してもよい。例えば、複数の第1解放用コネクタ26dのいずれか一つと複数の第2解放用コネクタ26eのいずれか一つとの機械的かつ電気的な接続を解放し、対応した第1新設安全装置側コネクタ25aと第2新設安全装置側コネクタ25bとだけを機械的かつ電気的に接続してもよい。この場合、複数の既設安全装置7aのいずれか1つが複数の新設安全装置16aのいずれか1つに更新される。この状態でも、乗客コンベアの通常運転を行い得る。その結果、乗客コンベアのリニューアルの作業をより効率的に行うことができる。
また、複数の既設安全装置7bと複数の新設安全装置16bに対しても同様の新設アダプタ26を適用してもよい。この場合も、既設繋ぎ箱9と新設ケーブル14とを容易に接続することができる。
なお、実施の形態1または実施の形態2の乗客コンベアのリニューアル方法を動く歩道に適用してもよい。この場合も、動く歩道のリニューアルが段階的に行われる際に、動く歩道が利用できない時間帯が長くなることを抑制できる。
以上のように、この発明に係る乗客コンベアのリニューアル方法は、乗客コンベアに利用できる。
1 下部乗降口、 2 上部乗降口、 3 ステップ、 4 スカートガード、 5 欄干パネル、 6 手摺、 7a 既設安全装置、 7b 既設安全装置、 8a 既設操作盤、 8b 既設操作盤、 9 既設繋ぎ箱、 10 既設駆動機、 11 既設制御盤、 12 既設中継ケーブル、 13 新設中継箱、 14 新設ケーブル、 15 新設中継ケーブル、 16a 新設安全装置、 16b 新設安全装置、 17 新設駆動機、 19 新設繋ぎ箱、 20a 新設操作盤、 20b 新設操作盤、 21 新設制御盤、 22 既設繋ぎ箱側コネクタ、 23 既設安全装置側コネクタ、 24 新設ケーブル側コネクタ、 25a 第1新設安全装置側コネクタ、 25b 第2新設安全装置側コネクタ、 26 新設アダプタ、26a 第1接続部、 26b 第2接続部、 26c 第3接続部、 26d 第1解放用コネクタ、 26e 第2解放用コネクタ

Claims (7)

  1. 乗客コンベアにおいて、新設中継箱と、既設安全装置と電気的に接続される既設繋ぎ箱とを電気的に接続する中継箱接続工程と、
    前記既設繋ぎ箱との電気的接続から前記既設安全装置を解放し、前記新設中継箱に新設安全装置を電気的に接続する工程を含み、前記既設安全装置を前記新設安全装置に更新する安全装置更新工程と、
    前記安全装置更新工程の後、前記乗客コンベアの既設駆動機を新設駆動機に更新するとともに、前記乗客コンベアの既設制御盤を新設制御盤に更新する駆動機及び制御盤更新工程と、
    を備えた乗客コンベアのリニューアル方法。
  2. 記駆動機及び制御盤更新工程は、前記安全装置更新工程の後、前記既設繋ぎ箱と前記既設制御盤との電気的接続から前記既設駆動機を解放し、前記既設繋ぎ箱との電気的接続から前記既設制御盤を解放し、前記新設中継箱に新設繋ぎ箱を電気的に接続し、前記新設繋ぎ箱に前記新設駆動機を電気的に接続し、前記新設駆動機と前記新設繋ぎ箱とに前記新設制御盤を電気的に接続する工程を含む請求項1に記載の乗客コンベアのリニューアル方法。
  3. 記駆動機及び制御盤更新工程は、前記安全装置更新工程の後、前記既設繋ぎ箱と前記既設駆動機との電気的接続から前記既設制御盤を解放し、前記既設繋ぎ箱との電気的接続から前記既設駆動機を解放し、前記新設中継箱に新設繋ぎ箱を電気的に接続し、前記新設繋ぎ箱に前記新設制御盤を電気的に接続し、前記新設制御盤と前記新設繋ぎ箱とに前記新設駆動機を電気的に接続する工程を含む請求項1に記載の乗客コンベアのリニューアル方法。
  4. 前記安全装置更新工程は、前記既設繋ぎ箱との電気的接続から複数の既設安全装置の一つを解放し、前記新設中継箱に複数の新設安全装置の一つを電気的に接続することで、前記既設制御盤により前記乗客コンベアを運転し得る状態に維持する工程を含む請求項2または請求項3に記載の乗客コンベアのリニューアル方法。
  5. 前記中継箱接続工程は、前記乗客コンベアの上部において複数の新設中継箱の一方と複数の既設繋ぎ箱の一方とを複数の新設ケーブルの一方を介して電気的に接続し、前記乗客コンベアの下部において複数の新設中継箱の他方と複数の既設繋ぎ箱の他方とを前記複数の新設ケーブルの他方を介して電気的に接続する工程を含む請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の乗客コンベアのリニューアル方法。
  6. 前記中継箱接続工程は、前記既設繋ぎ箱と前記既設安全装置に電気的に接続されたコネクタと新設アダプタとを電気的に接続し、前記新設アダプタと前記新設ケーブルとを電気的に接続する工程を含む請求項5に記載の乗客コンベアのリニューアル方法。
  7. 前記中継箱接続工程は、前記新設アダプタにおいて前記新設ケーブルとの電気的接続から複数の既設安全装置の各々を独立して解放する工程を含む請求項6に記載の乗客コンベアのリニューアル方法。
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