JPH0745312B2 - 昇降機の改造方法 - Google Patents
昇降機の改造方法Info
- Publication number
- JPH0745312B2 JPH0745312B2 JP63169067A JP16906788A JPH0745312B2 JP H0745312 B2 JPH0745312 B2 JP H0745312B2 JP 63169067 A JP63169067 A JP 63169067A JP 16906788 A JP16906788 A JP 16906788A JP H0745312 B2 JPH0745312 B2 JP H0745312B2
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- Japan
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- equipment
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- elevator
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は昇降機の改造方法に係り、特に作業工程を分割
して段階的に実施するのに好適な昇降機の改造方法に関
する。
して段階的に実施するのに好適な昇降機の改造方法に関
する。
従来、昇降機の改造方法において、例えば特開昭61−71
80号公報に示されるように、夜間などの昇降機の休止時
間帯に新旧機器を部分的に順次交換するとともに、新設
機器と既設機器とを一時的にインターフエイスを介し接
続して昇降機の運転可能な状態を維持して、昇降機の運
転時間帯での不稼動を回避するようにしたものが提案さ
れている。
80号公報に示されるように、夜間などの昇降機の休止時
間帯に新旧機器を部分的に順次交換するとともに、新設
機器と既設機器とを一時的にインターフエイスを介し接
続して昇降機の運転可能な状態を維持して、昇降機の運
転時間帯での不稼動を回避するようにしたものが提案さ
れている。
ところで、上記のような従来の昇降機の改造方法にあつ
ては、早い段階で交換された新設機器を一時的にインタ
ーフエイスを介し既設機器に接続し、その後、これらの
既設機器を新設機器に交換するとともに、早い段階で交
換された新設機器とその後の段階で交換された新設機器
との接続を行なうことから、作業時間が倍加して作業経
費が増大するという問題があつた。
ては、早い段階で交換された新設機器を一時的にインタ
ーフエイスを介し既設機器に接続し、その後、これらの
既設機器を新設機器に交換するとともに、早い段階で交
換された新設機器とその後の段階で交換された新設機器
との接続を行なうことから、作業時間が倍加して作業経
費が増大するという問題があつた。
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、インターフエイスを要するこ
となくかごの運転可能な状態を維持することができ、か
つ、昇降機の段階的な改造を迅速に行なうことのできる
昇降機の改造方法を提供することにある。
れたもので、その目的は、インターフエイスを要するこ
となくかごの運転可能な状態を維持することができ、か
つ、昇降機の段階的な改造を迅速に行なうことのできる
昇降機の改造方法を提供することにある。
この目的を達成するために本発明は、昇降路に設置され
る塔内機器と、前記昇降路内を昇降可能なかごに設置さ
れるかご機器と、前記昇降路に付設された機械室に設置
され、前記かごの運転を行なう運転盤と、この運転盤と
前記塔内機器との間、および該運転盤と前記かご機器と
の間にそれぞれ設けられる電線とを有する昇降機に用い
られ、前記塔内機器、前記かご機器および前記運転盤の
少なくとも一つを新設機器と取替える昇降機の改造方法
において、まず、前記塔内機器、前記かご機器および前
記運転盤のうちの取替えられる交換機器に前記新設機器
を並設して、次に、新設電線で前記新設機器への配線を
行ない、そして、前記交換機器と、この交換機器に接続
された電線とをそれぞれ撤去するように構成してある。
る塔内機器と、前記昇降路内を昇降可能なかごに設置さ
れるかご機器と、前記昇降路に付設された機械室に設置
され、前記かごの運転を行なう運転盤と、この運転盤と
前記塔内機器との間、および該運転盤と前記かご機器と
の間にそれぞれ設けられる電線とを有する昇降機に用い
られ、前記塔内機器、前記かご機器および前記運転盤の
少なくとも一つを新設機器と取替える昇降機の改造方法
において、まず、前記塔内機器、前記かご機器および前
記運転盤のうちの取替えられる交換機器に前記新設機器
を並設して、次に、新設電線で前記新設機器への配線を
行ない、そして、前記交換機器と、この交換機器に接続
された電線とをそれぞれ撤去するように構成してある。
本発明は上記のように構成したことから、既設の塔内機
器、かご機器、運転盤等によりかごの運転可能な状態が
維持されるとともに、これらの塔内機器、かご機器、運
転盤のうちの取替えられる交換機器に新設機器が並設さ
れ、この新設機器への配線が新設電線を介し行なわれて
から、交換機器とこの交換機器に接続された電線が撤去
される。これにより、インターフエイスを要することな
くかごの運転可能な状態を維持することができ、かつ、
昇降機の段階的な改造を迅速に行なうことができる。
器、かご機器、運転盤等によりかごの運転可能な状態が
維持されるとともに、これらの塔内機器、かご機器、運
転盤のうちの取替えられる交換機器に新設機器が並設さ
れ、この新設機器への配線が新設電線を介し行なわれて
から、交換機器とこの交換機器に接続された電線が撤去
される。これにより、インターフエイスを要することな
くかごの運転可能な状態を維持することができ、かつ、
昇降機の段階的な改造を迅速に行なうことができる。
以下、本発明の昇降機の改造方法を図に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明の昇降機の改造方法の一実施例を説明す
るフローチヤート、第2図ないし第5図は第1図で説明
される改造方法により改造が行なわれる昇降機の構成を
示すブロック図で、第2図は改造前の状態を示す図、第
3図は新設機器が並設された状態を示す図、第4図は新
設電線で新設機器への配線が行なわれた状態を示す図、
第5図は改造後の状態を示す図である。
るフローチヤート、第2図ないし第5図は第1図で説明
される改造方法により改造が行なわれる昇降機の構成を
示すブロック図で、第2図は改造前の状態を示す図、第
3図は新設機器が並設された状態を示す図、第4図は新
設電線で新設機器への配線が行なわれた状態を示す図、
第5図は改造後の状態を示す図である。
これらのうちの改造前の状態を示す第2図において、1
は昇降機、2はこの昇降路1内を昇降可能なかご、3は
昇降路1の上部に形成される機械室、4は機械室3に設
けられ、かご2の運転を行なう運転盤、5はかご2に装
着される着床装置、スローダウンスイツチなどの既設の
かご機器、6、7、8は昇降路1に装着されるリミツト
スイツチなどの既設の塔内機器、9はかご2と運転盤4
との間に設けられる既設の電線、10は塔内機器6〜8と
運転盤4との間に設けられる既設の電線で、例えば、上
述した運転盤4、かご機器5、塔内機器6〜8が、取替
えられる交換機器である。
は昇降機、2はこの昇降路1内を昇降可能なかご、3は
昇降路1の上部に形成される機械室、4は機械室3に設
けられ、かご2の運転を行なう運転盤、5はかご2に装
着される着床装置、スローダウンスイツチなどの既設の
かご機器、6、7、8は昇降路1に装着されるリミツト
スイツチなどの既設の塔内機器、9はかご2と運転盤4
との間に設けられる既設の電線、10は塔内機器6〜8と
運転盤4との間に設けられる既設の電線で、例えば、上
述した運転盤4、かご機器5、塔内機器6〜8が、取替
えられる交換機器である。
また、新設機器が並設される第4図において、5aは上述
したかご機器5に並設される新設かご機器、6a、7a、8a
は上述した塔内機器6、7、8にそれぞれ並設される新
設塔内機器、9aはかご2と新設運転盤4aとの間に設けら
れる新設電線、1aは新設塔内機器6a〜8aと新設運転盤4a
との間に設けられる新設電線である。
したかご機器5に並設される新設かご機器、6a、7a、8a
は上述した塔内機器6、7、8にそれぞれ並設される新
設塔内機器、9aはかご2と新設運転盤4aとの間に設けら
れる新設電線、1aは新設塔内機器6a〜8aと新設運転盤4a
との間に設けられる新設電線である。
この実施例にあつては、第1図に示す手順S1、S2、S3に
したがつて、例えば夜間等の昇降機の休止時間帯を利用
して段階的な改造が順次行なわれる。すなわち、まず手
順S1として、第2図の運転盤4、かご機器5、塔内機器
6〜8の交換機器に、第3図に示すように、新設運転盤
4a、新設かご機器5a、新設塔内機器6a〜8aの新設機器を
それぞれ並設する。次に、手順S2として、第4図に示す
ように、かご2と新設運転盤4aとの間に新設電線9a、新
設塔内機器6a〜8aと新設運転盤4aとの間に他の新設電線
10aをそれぞれ設ける。そして、手順S3として、第4図
の運転盤4、かご機器5、塔内機器6〜8の交換機器お
よび電線9、10を撤去する。なお、このとき、昇降機は
第5図に示す状態となる。
したがつて、例えば夜間等の昇降機の休止時間帯を利用
して段階的な改造が順次行なわれる。すなわち、まず手
順S1として、第2図の運転盤4、かご機器5、塔内機器
6〜8の交換機器に、第3図に示すように、新設運転盤
4a、新設かご機器5a、新設塔内機器6a〜8aの新設機器を
それぞれ並設する。次に、手順S2として、第4図に示す
ように、かご2と新設運転盤4aとの間に新設電線9a、新
設塔内機器6a〜8aと新設運転盤4aとの間に他の新設電線
10aをそれぞれ設ける。そして、手順S3として、第4図
の運転盤4、かご機器5、塔内機器6〜8の交換機器お
よび電線9、10を撤去する。なお、このとき、昇降機は
第5図に示す状態となる。
このように構成した実施例では、新設運転盤4a、新設か
ご機器5a、新設塔内機器6a〜8aの新設機器および新設電
線9a、10aをそれぞれ配設するまで交換機器の使用を継
続することにより昇降機の運転可能な状態を維持できる
ので、インターフエイスを要することがない。また、イ
ンターフエイスを介しての接続がないことから、昇降機
の段階的な改造を迅速に行なうことができる。
ご機器5a、新設塔内機器6a〜8aの新設機器および新設電
線9a、10aをそれぞれ配設するまで交換機器の使用を継
続することにより昇降機の運転可能な状態を維持できる
ので、インターフエイスを要することがない。また、イ
ンターフエイスを介しての接続がないことから、昇降機
の段階的な改造を迅速に行なうことができる。
なお、この実施例では新設機器と取替えられる交換機器
として、運転盤4、かご機器5、塔内機器6〜8を例示
したが、本発明はこれに限らず、運転盤4、かご機器
5、塔内機器6〜8のいずれかを交換する場合であつて
も、同様に改造を行なうことができる。
として、運転盤4、かご機器5、塔内機器6〜8を例示
したが、本発明はこれに限らず、運転盤4、かご機器
5、塔内機器6〜8のいずれかを交換する場合であつて
も、同様に改造を行なうことができる。
本発明は以上のように構成したことから、インターフエ
イスを要することなくかごの運転可能な状態を維持で
き、かつ、昇降機の段階的な改造を迅速に行なうことが
でき、したがつて、夜間等の昇降機の休止時間帯を利用
して行なわれる段階的な改造の作業時間が短縮され、運
転時間帯まで作業が食い込んで昇降機の不稼動を生じる
ことを防止するとともに、作業経費の削減を図ることが
できる。
イスを要することなくかごの運転可能な状態を維持で
き、かつ、昇降機の段階的な改造を迅速に行なうことが
でき、したがつて、夜間等の昇降機の休止時間帯を利用
して行なわれる段階的な改造の作業時間が短縮され、運
転時間帯まで作業が食い込んで昇降機の不稼動を生じる
ことを防止するとともに、作業経費の削減を図ることが
できる。
第1図は本発明の昇降機の改造方法の一実施例を説明す
るフローチヤート、第2図ないし第5図は第1図で説明
される改造方法により改造が行なわれる昇降機の構成を
示すブロツク図で、第2図は改造前の状態を示す図、第
3図は新設機器が並設された状態を示す図、第4図は新
設電線で新設機器への配線が行なわれた状態を示す図、
第5図は改造後の状態を示す図である。 1……昇降路、2……かご、4……運転盤、4a……新設
運転盤、5……かご機器、5a……新設かご機器、6〜8
……塔内機器、6a〜8a……新設塔内機器、9、10……電
線、9a、10a……新設電線。
るフローチヤート、第2図ないし第5図は第1図で説明
される改造方法により改造が行なわれる昇降機の構成を
示すブロツク図で、第2図は改造前の状態を示す図、第
3図は新設機器が並設された状態を示す図、第4図は新
設電線で新設機器への配線が行なわれた状態を示す図、
第5図は改造後の状態を示す図である。 1……昇降路、2……かご、4……運転盤、4a……新設
運転盤、5……かご機器、5a……新設かご機器、6〜8
……塔内機器、6a〜8a……新設塔内機器、9、10……電
線、9a、10a……新設電線。
Claims (1)
- 【請求項1】昇降路に設置される塔内機器と、前記昇降
路内を昇降可能なかごに設置されるかご機器と、前記昇
降路に付設された機械室に設置され、前記かごの運転を
行なう運転盤と、この運転盤と前記塔内機器との間、お
よび該運転盤と前記かご機器との間にそれぞれ設けられ
る電線とを有する昇降機の改造に用いられ、前記塔内機
器、前記かご機器および前記運転盤の少なくとも一つを
新設機器と取替える昇降機の改造方法において、まず、
前記塔内機器、前記かご機器および前記運転盤のうちの
取替えられる交換機器に前記新設機器を並設して、次
に、新設電線で前記新設機器への配線を行ない、そし
て、前記交換機器と、この交換機器に接続された電線と
をそれぞれ撤去するようにしたことを特徴とする昇降機
の改造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63169067A JPH0745312B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 昇降機の改造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63169067A JPH0745312B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 昇降機の改造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223179A JPH0223179A (ja) | 1990-01-25 |
JPH0745312B2 true JPH0745312B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=15879717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63169067A Expired - Fee Related JPH0745312B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 昇降機の改造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745312B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05105354A (ja) * | 1991-10-14 | 1993-04-27 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | エレベータの改造方法 |
JP2009215027A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの着床検出装置取付方法 |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP63169067A patent/JPH0745312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0223179A (ja) | 1990-01-25 |
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Legal Events
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