JP6809161B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、自動車、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられる乗物用シートに関する。
例えば、特許文献1に記載の乗物用シートでは、ポールとラチェットプレートとの噛み合いを開放することにより、シートバックがシート前方側に大倒し可能な状態となる。「大倒し」とは、通常のリクライニングによるシートバックの傾倒より大きくシートバックがシート前方側に傾倒すること等をいう。
なお、「大倒し」機能は、3列シートを備えたミニバンの入口側2列目シート、又は車普通乗用車の助手席側前席用シート等において、当該シートよりシート後方側への乗降性を向上させる機能(例えば、「ウォークイン機能」)等を実現させるための機能である。
特開2009−201783号公報
シートバックにシート前後方向の大きな荷重が作用すると、ポールとラチェットプレートとの噛み合い部(特に、ポール)に応力が集中し、当該噛み合いが外れてしまう可能性がある。
これに対しては、「ポール及びラチェットプレートの板厚寸法を大きくする」といった解決手法が考えられる。しかし、当該解決手法では、ポール及びラチェットプレートの大型化及び質量増大を招いてしまう。
本願は、大型化及び質量増大を抑制しながら、シート前後方向の大きな荷重に耐え得る乗物用シートを提供する。
本願では、バックフレーム(7)の揺動中心軸線と同軸線上に配設され、バックフレーム(7)を揺動させる揺動力を当該バックフレーム(7)に伝達するための傾倒部材(12)であって、バックフレーム(7)に対して揺動可能な傾倒部材(12)と、バックフレーム(7)に連結され、傾倒部材(12)と係合する係合位置と当該係合が解除された非係合位置との間で変位可能な係合部材(13)であって、係合位置にあるときに揺動力をバックフレーム(7)に伝達可能とする係合部材(13)と、係合部材(13)を係合位置に保持するためのロック位置と当該ロック位置から外れた位置との間で変位可能なロック部材(14)と、バックフレーム(7)に固定され、係合位置にある係合部材(13)に作用する外力を当該係合部材(13)を介して受けることが可能なストッパ部(15)とを備える。
これにより、本願では、傾倒部材(12)と係合部材(13)とが係合した状態ではバックフレーム(7)と傾倒部材(12)とは一体的に揺動する。つまり、当該状態では、傾倒部材(12)からバックフレーム(7)に揺動力が伝達可能な状態となるので、傾倒部材(12)が揺動すると、バックフレーム(7)、つまりシートバックも揺動する。
傾倒部材(12)と係合部材(13)と係合が解除された状態では、バックフレーム(7)は傾倒部材(12)に拘束されることなく、自由に揺動可能な状態となるので、例えば「大倒し」可能な状態となる。
傾倒部材(12)と係合部材(13)とが係合した状態で、シート前後方向の大きな荷重がバックフレーム(7)に作用すると、当該荷重は、傾倒部材(12)と係合部材(13)と係合箇所及びストッパ部(15)に分散して作用する。
したがって、上記係合箇所のみで荷重を受ける構造(例えば、特許文献1に記載の構造)に比べて、係合箇所に受ける荷重を小さくできる。延いては、傾倒部材(12)及び係合部材(13)の大型化及び質量増大を抑制しながら、シート前後方向の大きな荷重に耐え得る乗物用シートを得ることが可能となる。
なお、本願は、以下のような構成としてもよい。
傾倒部材(12)には、バックフレーム(7)がシート後方側に揺動したときに、ストッパ部(15)に当接する被当接部(12B)が設けられており、係合部材(13)が係合位置にあるときに、ストッパ部(15)に対してシート前方側に係合部材(13)が位置し、かつ、ストッパ部(15)に対してシート後方側に被当接部(12B)が位置する構成が望ましい。
これにより、バックフレーム(7)がシート後方側に過度に揺動変位することを規制するため規制部を別途設ける必要がないので、傾倒部材(12)周囲の構成が複雑になることを抑制でき得る。
係合部材(13)が係合位置にある場合であって外力が作用していない場合には、ストッパ部(15)と係合部材(13)とが離間していることが望ましい。これにより、傾倒部材(12)と係合部材(13)とを確実に係合させることができる。
すなわち、設計中心寸法においてストッパ部(15)と係合部材(13)とが常に接触する寸法関係であると、ストッパ部(15)及び係合部材(13)の寸法が交差範囲内の上限値となったときに、傾倒部材(12)と係合部材(13)とが十分に係合できなくなる可能性がある。
これに対して、本願では、係合部材(13)が係合位置にある場合であって外力が作用していない場合には、ストッパ部(15)と係合部材(13)とが離間しているので、上記の寸法バラツキを吸収して傾倒部材(12)と係合部材(13)とを確実に係合させることが可能となる。
バックフレーム(7)は、シート幅方向一端側及び他端側に位置する一対のサイドフレーム(7A、7B)を少なくとも有し、係合部材(13)は、一対のサイドフレーム(7A、7B)のうち少なくとも一方のサイドフレーム(7A、7B)に設けられ、係合部材(13)を挟んでサイドフレーム(7A、7B)と反対側には、当該係合部材(13)がシート幅方向に変位することを規制する規制部材(16)が設けられており、さらに、規制部材(16)は、複数箇所にてサイドフレーム(7A、7B)に固定され、かつ、それら複数箇所のうち1箇所は、ストッパ部(15)を介して当該サイドフレーム(7A、7B)に固定されていることが望ましい。
これにより、傾倒部材(12)と係合部材(13)との係合状態を確実に保持できるとともに、ストッパ部(15)を強固に保持でき得る。
すなわち、ストッパ部(15)は、サイドフレーム(7A、7B)及び規制部材(16)で挟まれた状態でサイドフレーム(7A、7B)及び規制部材(16)に固定された状態となる。換言すれば、ストッパ部(15)は、サイドフレーム(7A、7B)及び規制部材(16)にて両端固定又は両端支持された構成となる。したがって、ストッパ部(15)を強固に保持でき得る。
ストッパ部(15)のうち係合部材(13)に面する部位、又は係合部材(13)のうちストッパ部(15)に面する部位に設けられた傾斜案内面(13D)であって、外力により係合部材(13)がストッパ部(15)に接触したときに、当該係合部材(13)を係合位置側に変位させる力を係合部材(13)に作用させるための傾斜案内面(13D)を備えていることが望ましい。
これにより、シート前後方向の大きな荷重が作用しても、当該荷重を利用して傾倒部材(12)と係合部材(13)との係合状態をより強固な係合状態とすることができ得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る乗物用シート1の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るリクライナ10の特徴を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るリクライナ10の特徴を示す図である。 図2の裏面側を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るリクライナ10の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るリクライナ10の特徴を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るリクライナ10の特徴を示す図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材が2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
本実施形態は、普通乗用車の前席用シートに本発明に係る乗物用シートを適用したものである。なお、以下の説明における方向は、本実施形態に係る乗物用シートを車両に組み付けた状態における方向を意味する。
1.乗物用シートの概要
図1に示すように、乗物用シート1は、少なくともシートクッション3及びシートバック5を有する。シートクッション3は着席者の臀部等を支持するための部位である。シートバック5は着席者の背部を支持するための部位であって、シートクッション3に対してシート前後方向に対して揺動可能である。
本実施形態に係るシートバック5は、シート前方側に大倒し可能である。「大倒し」とは、通常のリクライニングによるシートバックの傾倒より大きくシートバック5がシート前方側に傾倒すること等をいう。
バックフレーム7は、シートバック5の骨格を形成するフレームであって、クッションフレーム9に対して揺動可能に連結されている。クッションフレーム9は、シートクッション3の骨格を構成するフレームである。
バックフレーム7は、一対のサイドフレーム7A、7B、アッパパネル7C及びロアパネル7D等を有する。各サイドフレーム7A、7Bは、略上下方向に延びるとともに、シート幅方向両側それぞれに配設されたフレームである。なお、シート幅方向は、本実施形態では、車両の左右方向と一致する。
アッパパネル7Cは、シート幅方向に延びて各サイドフレーム7A、7Bの上端側を連結する。当該アッパパネル7Cは、その延び方向と直交する断面形状が略C字状に構成された開断面形状のパネル状のフレームである。
ロアパネル7Dは、シート幅方向に延びて各サイドフレーム7A、7Bの下端側を連結する。当該ロアパネル7Dは、その延び方向と直交する断面形状が略C字状又はJ字状に構成された開断面形状のパネル状部材である。
バックフレーム7のシート幅方向両側それぞれ、つまり各サイドフレーム7A、7Bには、リクライナ10、11が設けられている。一対のリクライナ10、11は、シートバック5、つまりバックフレーム7の揺動(リクライニング)を規制する機能(以下、リクライニング機能という。)、及び大倒し機能を実現するための機構である。
2.リクライナの構造
リクライナ10とリクライナ11とは、左右対称構造である点を除き、同一の構造である。以下、シート幅方向一端側(本実施形態では、左側)のリクライナ10を例にリクライナの構造を説明する。
<リクライニング機能>
リクライニング機能は、ロック機構(図示せず。)及び揺動力発生機構(図示せず。)等により実現される。ロック機構は、バックフレーム7の揺動を規制するロック状態と当該ロック状態が解除された解除状態とを切り替えるための機構である。
揺動力発生部は、少なくとも解除状態時にバックフレーム7を揺動させるための揺動力を発生させる機構である。当該揺動力発生部は、電動モータ又はスパイラル(捻りコイルばね)により揺動力は発生させる。
本実施形態では、スパイラルの弾性力にて揺動力を発生させている。当該弾性力による揺動力は、バックフレーム7をシート前方側に傾倒させる力を常にバックフレーム7に作用させている。
このため、リクライニングレバー10Aが操作されてロック機構が解除状態となると、バックフレーム7は、上記揺動力によりシート前方側に傾倒しようとする。そして、解除状態において、着席者等が当該揺動力に抗してシートバック5をシート後方側に押圧すると、シートバック5はシート後方側に揺動する。
なお、揺動力発生部が電動モータにて構成されている場合には、ロック機構が解除状態となったタイミングで電動モータが正転又は逆転し、シートバック5をシート前方側又はシート後方側に揺動させる。
<大倒し機能>
大倒し機能は、図2に示すように、少なくとも傾倒部材12、係合部材13及びロック部材14等を有して実現される。傾倒部材12は、バックフレーム7(本実施形態では、サイドフレーム7A)の揺動中心軸線と同軸線上に配設されて上記揺動力をサイドフレーム7Aに伝達するための部材である。因みに、傾倒部材12は、ラチェットプレート又は回転カムとも呼ばれる。
傾倒部材12は、サイドフレーム7Aに対して揺動可能に当該サイドフレーム7Aに連結されている。つまり、傾倒部材12とサイドフレーム7A(バックフレーム7)とは、互いに独立してクッションフレーム9に対して揺動可能である。
係合部材13は、バックフレーム7(本実施形態では、サイドフレーム7A)に変位可能に連結され、かつ、傾倒部材12と係合する係合位置(図2参照)と当該係合が解除された非係合位置(図3参照)との間で変位可能である。因みに、係合部材13は、ポールとも呼ばれる。
具体的には、係合部材13は、傾倒部材12の上方側において、サイドフレーム7Aの板面に沿ってシート前後方向に延びている。係合部材13のシート前方側は、連結ピン13Bによりサイドフレーム7Aに揺動可能に連結されている。
係合部材13のシート後方側には、傾倒部材12に設けられた被係合部12Aに係合する係合部13Aが設けられている。被係合部12A及び係合部13Aは、共に凹凸状の部位であって、被係合部12Aと係合部13Aと噛み合うように嵌り込むことにより、被係合部12Aと係合部13Aとが係合する。
そして、被係合部12Aと係合部13Aとが係合しているときには、傾倒部材12に伝達された揺動力がサイドフレーム7Aに伝達可能な状態となる。このため、係合部材13が係合位置にある場合において、ロック機構が解除状態となると、傾倒部材12とバックフレーム7とは、1つの部材としてクッションフレーム9に対して揺動する。
被係合部12Aと係合部13Aとが非係合状態であるときには、揺動力はサイドフレーム7Aに伝達不可な状態となり、サイドフレーム7Aは、傾倒部材12に対して揺動可能な状態となる。このため、係合部材13が非係合位置にある場合においては、ロック機構がロック状態であってもサイドフレーム7Aは、クッションフレーム9に対して揺動(大倒し)可能となる。
ロック部材14は、係合部材13を係合位置に保持するためのロック位置と当該ロック位置から外れた位置(以下、非ロック位置という。)との間で変位可能な部材である。本実施形態に係るロック部材14は、係合部13Aの上方側において、サイドフレーム7Aの板面に沿って略上下方向に延びている。
ロック部材14は、上端側において連結ピン14Bを介してサイドフレーム7Aに揺動可能に連結されている。ロック部材14の下端側には、係合部材13の摺接部13Cに滑り接触するカム部14Aが設けられている。
そして、ロック部材14がロック位置にあるときには、当該ロック部材14の延び方向が仮想線Loと略平行となる。仮想線Loは、ロック部材14の揺動中心と傾倒部材12の揺動中心とを通る仮想線である。
サイドフレーム7Aを挟んでロック部材14と反対側、つまりサイドフレーム7Aのうちサイドフレーム7Bに面した部位には、図4に示すように、バネ14C及びアーム部14Eが設けられている。
バネ14Cは、アーム部14Eを介してロック部材14をロック位置側に保持するための弾性力を発揮する。アーム部14Eの先端側には、コントロールケーブル等のワイヤの一端が連結されている。
ワイヤの他端は、ウォークインレバー14D(図1参照)に連結さている。このため、着席者等の利用者は、ウォークインレバー14Dを操作することにより、ロック部材14を非ロック位置側に変位させることができる。
なお、係合部材13を非係合位置に保持するためのバネ(図示せず。)が設けられている。このため、ロック部材14が非ロック位置に変位すると、当該バネの弾性力により係合部材13は非係合位置側に変位する。そして、ロック部材14が非ロック位置からロック位置に復帰する際に、ロック部材14は、係合部材13を非係合位置から係合位置に変位させる。
図2に示すストッパ部15は、バックフレーム7(本実施形態では、サイドフレーム7A)に固定され、かつ、係合位置にある係合部材13に作用する外力Fを当該係合部材13を介して受けることが可能な部位である。
すなわち、外力Fは、シートバック5(バックフレーム7)を介して係合部材13に作用する力であって、シート前方側からシート後方側に向かう力である。ストッパ部15は、係合位置にある係合部材13に対してシート後方側に配設されている。
そして、係合部材13が係合位置にある場合において、当該係合部材13に外力Fが作用していない場合には、ストッパ部15と係合部材13とは、空隙もしくはゴム等の弾性部材を介して離間している。
傾倒部材12のうちストッパ部15よりシート後方側には、被当接部12Bが設けられている。被当接部12Bは、バックフレーム7がシート後方側に揺動したときに、ストッパ部15に当たって接触(以下、当接という。)する部位である。
すなわち、係合部材13が非係合位置にある状態においては、バックフレーム7は、傾倒部材12に対してシート前後方向に揺動自在となる。被当接部12Bは、揺動自在な状態において、バックフレーム7が傾倒部材12に対して予め設定された状態を越えてシート後方側に揺動することを規制する。
そして、係合部材13が係合位置にある場合においては、ストッパ部15に対してシート前方側に係合部材13が位置し、かつ、ストッパ部15に対してシート後方側に被当接部12Bが位置する。つまり、シート前後方向において、ストッパ部15は、係合部材13と被当接部12Bとの間に位置する。
係合部材13を挟んでサイドフレーム7Aと反対側には、図5に示すように、規制部材16が配設されている。規制部材16は、ロック部材14及び係合部材13を覆うカバーの一例であって、ロック部材14及び係合部材13がシート幅方向に変位することを規制する。
つまり、ロック部材14及び係合部材13に対してシート幅方向右側にサイドフレーム7Aが位置し、シート幅方向左側に規制部材16が位置する。このため、ロック部材14及び係合部材13は、シート幅方向においてサイドフレーム7Aと規制部材16とにより挟まれてシート幅方向の変位が規制される。
規制部材16は、複数箇所(本実施形態では、少なくとも第1固定部16A〜第3固定部16C)にてサイドフレーム7Aに固定されている。そして、第1固定部16Aは、ストッパ部15を介してサイドフレーム7Aに固定されている。
第2固定部16Bは、連結ピン13Bを介してサイドフレーム7Aに固定されている。なお、第1固定部16A及び第2固定部16Bは、ストッパ部15及び連結ピン13Bにカシメにて固定されている。
第3固定部16Cは、連結ピン14Bを介してサイドフレーム7Aに固定されている。第3固定部16Cは、E型止め輪等のスナップリングにて連結ピン14Bに固定されている。
なお、規制部材16には、傾倒部材12の揺動中心側に向けて延びるアーム部16Dが設けられている。ブラケット17は、リクライナ10を含むバックフレーム7をクッションフレーム9に連結するための部材である。
3.本実施形態に係る乗物用シート(特に、リクライナ)の特徴
本実施形態では、傾倒部材12と係合部材13とが係合した状態ではバックフレーム7と傾倒部材12とは一体的に揺動する。つまり、当該状態では、傾倒部材12からバックフレーム7に揺動力が伝達可能な状態となるので、傾倒部材12が揺動すると、バックフレーム7、つまりシートバックも揺動する。
傾倒部材12と係合部材13と係合が解除された状態では、バックフレーム7は傾倒部材12に拘束されることなく、自由に揺動可能な状態となるので、「大倒し」可能な状態となる。
そして、傾倒部材12と係合部材13とが係合した状態で、シート前後方向の大きな荷重がバックフレーム7に作用すると、図6に示すように、係合部材13がストッパ部15に接触し、当該荷重による外力Fは、傾倒部材12と係合部材13と係合箇所及びストッパ部15に分散して作用する。
したがって、傾倒部材12と係合部材13との係合箇所のみで荷重を受ける構造(例えば、特許文献1に記載の構造)に比べて、係合箇所に受ける荷重を小さくできる。延いては、傾倒部材12及び係合部材13の大型化及び質量増大を抑制しながら、シート前後方向の大きな荷重に耐え得る乗物用シートを得ることが可能となる。
傾倒部材12には、バックフレーム7がシート後方側に揺動したときに、ストッパ部15に当接する被当接部12Bが設けられ、係合部材13が係合位置にある場合においては、ストッパ部15は、シート前後方向において係合部材13と被当接部12Bとにより挟まれた状態となっている。
これにより、バックフレーム7がシート後方側に過度に揺動変位することを規制するため規制部を別途設ける必要がないので、傾倒部材12周囲の構成が複雑になることを抑制でき得る。
係合部材13が係合位置にある場合であって外力Fが作用していない場合には、ストッパ部15と係合部材13とが離間している。これにより、傾倒部材12と係合部材13とを確実に係合させることができる。
つまり、設計中心寸法においてストッパ部15と係合部材13とが常に接触する寸法関係であると、ストッパ部15及び係合部材13の寸法が交差範囲内の上限値となったときに、傾倒部材12と係合部材13とが十分に係合できなくなる可能性がある。
これに対して、本実施形態では、係合部材13が係合位置にある場合であって外力Fが作用していない場合には、ストッパ部15と係合部材13とが離間しているので、上記の寸法バラツキを吸収して傾倒部材12と係合部材13とを確実に係合させることが可能となる。
係合部材13を挟んでサイドフレーム7A、7Bと反対側には、当該係合部材13がシート幅方向に変位することを規制する規制部材16が設けられている。これにより、傾倒部材12と係合部材13との係合状態を確実に保持できる。
さらに、規制部材16は、複数箇所にてサイドフレーム7A、7Bに固定され、かつ、それら複数箇所のうち1箇所(第1固定部16A)は、ストッパ部15を介して当該サイドフレーム7A、7Bに固定されている。
これにより、ストッパ部15は、サイドフレーム7A、7B及び規制部材16で挟まれた状態でサイドフレーム7A、7B及び規制部材16に固定された状態となる。換言すれば、ストッパ部15は、サイドフレーム7A、7B及び規制部材16にて両端固定又は両端支持された構成となる。したがって、ストッパ部15を強固に保持でき得る。
(第2実施形態)
本実施形態は、図7に示すように、係合部材13のうちストッパ部15に面する部位、つまり、係合部材13のうち外力Fが作用したときにストッパ部15に接触する部位に傾斜案内面13Dを設けたものである。
傾斜案内面13Dは、外力により係合部材13がストッパ部15に接触したときに、係合部材13を係合位置側、つまり傾倒部材12側に変位させる力を当該係合部材13に作用させるための傾斜面である。
具体的には、外力Fと平行な方向において、当該外力Fを示す矢印の始点側(本実施形態では、シート前方側)と反対側(本実施形態では、シート後方側)を「先端側」としたとき、傾斜案内面13Dは、以下の要件を満たす傾斜面である。
すなわち、傾斜案内面13Dは、係合部材13とストッパ部15との接点P1と傾倒部材12の揺動中心とを通る仮想線L1に対して傾斜した面であって、接点P1より傾倒部材12(被係合部12A)側が仮想線L1よりストッパ部15側に位置するように傾斜している。
このため、傾倒部材12と係合部材13とが係合した状態で、非常に大きな外力Fがバックフレーム7に作用し、係合部材13の傾斜案内面13Dにストッパ部15が接触すると、係合部材13は、被係合部12A側に向かう力(成分)を含む反力をストッパ部15から受ける。
したがって、係合部13Aが被係合部12A側に押圧されると、係合部材13が非係合位置側に変位してしまうことが抑制される。延いては、シート前後方向の大きな荷重が作用しても、当該荷重を利用して傾倒部材12と係合部材13との係合状態をより強固な係合状態とすることができ得る。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係るストッパ部15は円柱状又は円筒状のピン部材であった。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、断面形状が扇状等であってもよい。
上述の実施形態では、被当接部12Bが傾倒部材12に設けられていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、(a)被当接部12Bが廃止された構成、又は(b)被当接部12Bを傾倒部材12以外の部材に設けられた構成等であってもよい。
上述の実施形態では、係合部材13が係合位置にある場合であって外力Fが作用していない場合には、ストッパ部15と係合部材13とが離間していた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、ストッパ部15と係合部材13とが接触面圧が0又は比較的小さな接触面圧にて常に接触した状態であってもよい。
上述の実施形態では、規制部材16が設けられていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、当該規制部材16が廃止された構成であってもよい。
上述の実施形態では、規制部材16がストッパ部15を介してサイドフレーム7A、7Bに固定されていしかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、ストッパ部15と別の箇所にて規制部材16がサイドフレーム7A、7Bに固定された構造であってよい。
上述の実施形態に係る傾斜案内面13Dは、係合部材13に設けられていた。しかし、当該傾斜案内面13Dは、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、(a)ストッパ部15に傾斜案内面13Dが設けられた構成、又は(b)ストッパ部15及び係合部材13に設けられた構成等であってもよい。
上述の実施形態では、普通乗用車の前席用シートに本発明に係る乗物用シートを適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他の自動車用シート、又は鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシートにも適用できる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせた構成、又はシート前後方向の構成を反転させてシート後方側からシート前方側に向かう外力に対応した構成としてもよい。
1… 乗物用シート 3… シートクッション 5… シートバック
7… バックフレーム 7A、7B… サイドフレーム 7C… アッパパネル
7D… ロアパネル 7B… サイドフレーム 9… クッションフレーム
10… リクライナ 10A… リクライニングレバー 12… 傾倒部材
12A… 被係合部 12B… 被当接部 13… 係合部材
13B… 連結ピン 13A… 係合部 13C… 摺接部
13D… 傾斜案内面 14… ロック部材 14B… 連結ピン
14A… カム部 14C… バネ 14E… アーム部
14D… ウォークインレバー 15… ストッパ部 16… 規制部材
16A… 第1固定部 16B… 第2固定部 16C… 第3固定部
16D… アーム部

Claims (4)

  1. シートクッション及び当該シートクッションに対してシート前後方向に揺動可能なシートバックを有する乗物用シートにおいて、
    前記シートクッションの骨格を構成するクッションフレームと、
    前記シートバックの骨格を構成するとともに、前記クッションフレームに対してシート前後方向に揺動可能に連結されたバックフレームと、
    前記バックフレームの揺動中心軸線と同軸線上に配設され、前記バックフレームを揺動させる揺動力を当該バックフレームに伝達するための傾倒部材であって、前記バックフレームに対して揺動可能な傾倒部材と、
    前記バックフレームに連結され、前記傾倒部材と係合する係合位置と当該係合が解除された非係合位置との間で変位可能な係合部材であって、前記係合位置にあるときに前記揺動力を前記バックフレームに伝達可能とする係合部材と、
    前記係合部材を前記係合位置に保持するためのロック位置と当該ロック位置から外れた位置との間で変位可能なロック部材と、
    前記バックフレームに固定され、前記係合位置にある前記係合部材に作用する外力を当該係合部材を介して受けることが可能なストッパ部とを備え
    前記係合部材が前記係合位置にある場合であって前記外力が作用していない場合には、前記ストッパ部と前記係合部材とが離間している乗物用シート。
  2. シートクッション及び当該シートクッションに対してシート前後方向に揺動可能なシートバックを有する乗物用シートにおいて、
    前記シートクッションの骨格を構成するクッションフレームと、
    前記シートバックの骨格を構成するとともに、前記クッションフレームに対してシート前後方向に揺動可能に連結されたバックフレームと、
    前記バックフレームの揺動中心軸線と同軸線上に配設され、前記バックフレームを揺動させる揺動力を当該バックフレームに伝達するための傾倒部材であって、前記バックフレームに対して揺動可能な傾倒部材と、
    前記バックフレームに連結され、前記傾倒部材と係合する係合位置と当該係合が解除された非係合位置との間で変位可能な係合部材であって、前記係合位置にあるときに前記揺動力を前記バックフレームに伝達可能とする係合部材と、
    前記係合部材を前記係合位置に保持するためのロック位置と当該ロック位置から外れた位置との間で変位可能なロック部材と、
    前記バックフレームに固定され、前記係合位置にある前記係合部材に作用する外力を当該係合部材を介して受けることが可能なストッパ部と、
    前記ストッパ部のうち前記係合部材に面する部位、又は前記係合部材のうち前記ストッパ部に面する部位に設けられた傾斜案内面であって、前記外力により前記係合部材が前記ストッパ部に接触したときに、当該係合部材を前記係合位置側に変位させる力を前記係合部材に作用させるための傾斜案内面と
    を備える乗物用シート
  3. 前記傾倒部材には、前記バックフレームがシート後方側に揺動したときに、前記ストッパ部に当接する被当接部が設けられており、
    前記係合部材が前記係合位置にあるときに、前記ストッパ部に対してシート前方側に前記係合部材が位置し、かつ、前記ストッパ部に対してシート後方側に前記被当接部が位置する請求項1又は2に記載の乗物用シート。
  4. 前記バックフレームは、シート幅方向一端側及び他端側に位置する一対のサイドフレームを少なくとも有し、
    前記係合部材は、前記一対のサイドフレームのうち少なくとも一方のサイドフレームに設けられ、
    前記係合部材を挟んで前記サイドフレームと反対側には、当該係合部材がシート幅方向に変位することを規制する規制部材が設けられており、
    さらに、前記規制部材は、複数箇所にて前記サイドフレームに固定され、かつ、それら複数箇所のうち1箇所は、前記ストッパ部を介して当該サイドフレームに固定されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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