JP7031340B2 - リクライニング装置 - Google Patents
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Description
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1に示すリクライニング装置1は、シートクッションと、シートクッションに対してシート前後方向に揺動可能なシートバックとを備える乗物用シートにおいて、シートバックの姿勢(つまり傾斜角度)を調整する装置である。シートクッションは、着席者の臀部等を支持するための部位である。シートバックは、着席者の背部を支持するための部位である。
傾倒部材2は、バックフレーム10を揺動させる揺動力をバックフレーム10に伝達する板状の部材である。
係合部材3は、傾倒部材2と係合する係合位置(図5A参照)と傾倒部材2との係合が解除された非係合位置(図6A参照)との間で揺動可能な部材である。
規制部材4は、係合部材3の係合位置から非係合位置への揺動を規制する規制位置(図5A参照)と、係合部材3の揺動を規制しない非規制位置(図6A参照)との間で揺動可能な板状の部材である。
図4Bに示すように、規制部材4は、バックフレーム10の揺動中心軸L1と平行な揺動中心軸L3を中心に揺動可能となるように、第2ピン16によってロアアーム11に連結されている。
規制ピン4Aは、シート幅方向に突出しており、シート幅方向で操作部材5と重なる位置まで延伸している。規制ピン4Aは、後述する操作部材5の摺動面5Aと摺動する部位である。
操作部材5は、ロック位置(図5A参照)からロック解除位置(図6A参照)への揺動によって、規制部材4を規制位置から非規制位置へ揺動させつつ、係合部材3を係合位置から非係合位置へ揺動させるように構成された板状の部材である。また、操作部材5は、自身の揺動をロックすることで係合部材3及び規制部材4の揺動を規制するように構成されている。
摺動面5Aは、操作部材5の側面のうち、規制部材4の規制ピン4Aと当接している面である。操作部材5がロック位置からロック解除位置に揺動する際に、摺動面5Aは規制ピン4Aに当接し続け、規制ピン4Aに対し摺動する。
係合部材3は、係合位置から非係合位置へ揺動する際、ロック位置にある操作部材5よりも先に、規制位置にある規制部材4に当接するように構成されている。
第1弾性体6は、係合部材3を非係合位置から係合位置に向かって付勢する部材である。本実施形態では、図3に示すように、第1弾性体6としてロアアーム11に固定されたスパイラルスプリングを用いている。ただし、第1弾性体6は、スパイラルスプリングに限定されない。
第2弾性体7は、規制部材4を非規制位置から規制位置に向かって付勢する部材である。本実施形態では、図3に示すように、第2弾性体7としてロアアーム11に固定されたスパイラルスプリングを用いている。ただし、第2弾性体7は、スパイラルスプリングに限定されない。
伝達機構8は、例えば、内歯車と、外歯車と、くさび部材等のロック機構とを組み合わせた公知の機構が用いられる。
揺動力発生機構9は、図1に示すように、第1端部9Aと第2端部9Bとを有するスパイラルスプリングである。このスパイラルスプリングは、バックフレーム10の揺動中心軸L1周りに巻回されている。
リミットスイッチ21は、操作部材5の位置を検知するように構成されている。図7及び図8に示すように、リミットスイッチ21は、作動部21Aを有する。
以下、リクライニング装置1のウォークイン動作について説明する。
まず、乗物用シートのシート状態からウォークイン状態(つまり前倒し状態)への移行について説明する。
リクライニング装置1では、ロック解除状態で操作部材5のレバー操作を開放すると、第1弾性体6及び第2弾性体7によって、係合部材3及び規制部材4がロック状態に向かって揺動する。また、係合部材3及び規制部材4の揺動によって、操作部材5も連動して揺動する。そのため、容易にロック状態を復元することができる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)バックフレーム10の前倒しをロックする操作部材5の位置をリミットスイッチ21によって検知することで、前倒しのロック状態を確認できる。また、操作部材5がロック位置にある場合にバックフレーム10は前倒しされていない着座位置に存在するため、操作部材5の位置の検知によって、シートバックの位置を間接的に確認できる。つまり、リミットスイッチ21によって、シートバックの位置と前倒しのロック状態との双方を確認することができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
3A,3B…本体部、3C…ストライカ、3D…凸部、3E…カウンターウェイト、
4…規制部材、4A…規制ピン、4B…規制面、4C…第1ガイド部材、
5…操作部材、5A…摺動面、5B…凹部、5C…第1面、5D…第2面、
5E…当接部、5F…先端部、6…第1弾性体、7…第2弾性体、8…伝達機構、
9…揺動力発生機構、9A…第1端部、9B…第2端部、9C…ブラケット、
10…バックフレーム、11…ロアアーム、12…第2傾倒部材、13…ブッシュ、
14…第2規制部材、15…第1ピン、16…第2ピン、21…リミットスイッチ、
21A…作動部、21B…ネジ、22…ケーブル、23…スイッチ取付ブラケット、
23A…第2ガイド部材、23B…ケーブル固定部、24…バンド。
Claims (5)
- シートクッションと、前記シートクッションに対してシート前後方向に揺動可能に構成されたシートバックとを備える乗物用シートのリクライニング装置であって、
前記シートバックの骨格を構成するバックフレームの前倒しを規制する第1位置と、前記バックフレームの前倒しを許可する第2位置との間に変位可能なリンクと、
前記バックフレームを揺動させる揺動力を前記バックフレームに伝達するように構成された傾倒部材と、
前記乗物用シートのフレームのうち、前記傾倒部材に対して相対的に揺動可能な部分に連結され、前記傾倒部材と係合する係合位置と前記傾倒部材との係合が解除された非係合位置との間で揺動可能な係合部材と、
前記係合部材の前記係合位置から前記非係合位置への揺動を規制する規制位置と、前記係合部材の揺動を規制しない非規制位置との間で揺動可能な規制部材と、
前記リンクに接触することで前記リンクの位置を検知するように構成されたリミットスイッチと、
を備え、
前記リンクは、ロック位置からロック解除位置への揺動によって、前記規制部材を前記規制位置から前記非規制位置へ変位させるように構成された操作部材である、リクライニング装置。 - 請求項1に記載のリクライニング装置であって、
前記リンクの揺動中心軸と平行な方向への移動を規制するように配置された第1ガイド部材及び第2ガイド部材をさらに備え、
前記第2ガイド部材は、前記リンクの揺動中心軸と平行な方向において、前記リンクを挟んで前記第1ガイド部材の反対側に配置される、リクライニング装置。 - 請求項2に記載のリクライニング装置であって、
前記リミットスイッチは、前記第2ガイド部材に取り付けられる、リクライニング装置。 - シートクッションと、前記シートクッションに対してシート前後方向に揺動可能に構成されたシートバックとを備える乗物用シートのリクライニング装置であって、
前記シートバックの骨格を構成するバックフレームの前倒しを規制する第1位置と、前記バックフレームの前倒しを許可する第2位置との間に変位可能なリンクと、
前記リンクの位置を検知するように構成されたリミットスイッチと、
前記バックフレームを揺動させる揺動力を前記バックフレームに伝達するように構成された傾倒部材と、
前記乗物用シートのフレームのうち、前記傾倒部材に対して相対的に揺動可能な部分に連結され、前記傾倒部材と係合する係合位置と前記傾倒部材との係合が解除された非係合位置との間で揺動可能な係合部材と、
ロック位置からロック解除位置への揺動によって、前記係合部材を前記係合位置から前記非係合位置へ変位させるように構成された操作部材と、
前記リンクの揺動中心軸と平行な方向への移動を規制するように配置された第1ガイド部材及び第2ガイド部材と、
を備え、
前記リンクは、前記係合部材又は前記操作部材であり、
前記第2ガイド部材は、前記リンクの揺動中心軸と平行な方向において、前記リンクを挟んで前記第1ガイド部材の反対側に配置され、
前記リミットスイッチは、前記第2ガイド部材に取り付けられる、リクライニング装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のリクライニング装置であって、
前記リミットスイッチは、オンオフを切り替えるように構成された作動部を有し、
前記リンクは、前記リンクが前記第1位置にある状態で、前記リンクの変位方向と交差する方向にて前記作動部に当接する当接部を有し、
前記当接部の前記第2位置から前記第1位置への変位方向における先端部は、前記作動部と離間する方向に湾曲又は屈曲する、リクライニング装置。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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Citations (2)
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US20170210246A1 (en) | 2016-01-21 | 2017-07-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Seat with recliner limit switch assembly and method of use thereof |
JP2017210203A (ja) | 2016-05-27 | 2017-11-30 | トヨタ紡織株式会社 | シート調節装置及び乗物用シート |
Family Cites Families (1)
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JPS63155452U (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 |
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2018
- 2018-02-07 JP JP2018020226A patent/JP7031340B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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