JP7332920B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
このような構成とすることで、車両の衝突等によって車両用シートが衝撃を受けたときに脆弱部が塑性変形し、衝突のエネルギーを吸収することが可能となる。
このような構成の車両用シートにおいては、ブラケットは、その下部をクッションフレームと結合させ、上部をリクライニング機構と係合させることにより、クッションフレームとバックフレームとを連結しているのが一般的である。
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のブラケットは、衝突等によって脆弱部が変形する際に、例えばリクライニング機構から外れてしまう等、リクライニング機構に対して悪影響を及ぼす可能性があった。
前記ブラケットは、衝撃を受けたときに塑性変形することが可能な脆弱部を有しており、
前記リクライニング機構の一部は、前記ブラケットと一体的に形成されていることを特徴とする。
前記ブラケットは、前記シートクッションフレームの側面と前記シートバックフレームの側面とを連結しており、
前記リクライニング機構の一部は、前記シートバックフレームの側面下部に設けられた前記リクライニング機構の他の部分に係合又は結合する蓋をなしていることを特徴とする。
前記ブラケットは、前記リクライニング機構の一部から下方へ垂下する垂下部を有しており、
前記垂下部の下端部は、前記シートクッションフレームと結合する結合部となっており、
前記脆弱部は、前記リクライニング機構の一部と前記結合部との間に設けられていることを特徴とする。
前記ブラケットは、前記シートクッションフレームの側面と平行に広がる板状をなしており、
前記脆弱部は、前記垂下部の中間部が、前記シートクッションフレームの側面と直交する方向へ凸となるように湾曲したものであることを特徴とする。
前記脆弱部は、後方に向かうに従って径が大きくなるように湾曲していることを特徴とする。
前記ブラケットは、前記リクライニング機構の一部から前方へ延びる延出部を有しており、
前記延出部の前端部は前記シートクッションフレームと結合する第二結合部となっていることを特徴とする。
前記リクライニング機構の一部は、前記リクライニング機構を構成し左右方向へ延びる軸棒が通る軸受け孔を有することを特徴とする。
前記リクライニング機構の一部は、前記軸受け孔の周りに、前記リクライニング機構の他の部分が存在する方向へ突出するように形成され、当該他の部分が備える可動部材と係合する係合部を有することを特徴とする。
前記ブラケットは、左右一対設けられていることを特徴とする。
シートは、家具用シートや、船舶、飛行機等の乗物用シートを含むが、主に車両用シートを指すものとし、車両は、自動車(乗用車)だけでなく、建設車両、軍用車両、産業車両、鉄道車両、農業用車両等が挙げられる。
なお、リクライニング機構4の詳細な構成については後述する。
シートバックフレーム3前にはクッションパッド(図示省略)が設けられ、これらシートバックフレーム3及びクッションパッドは、シートバックの表面を構成する表皮(図示省略)によって被覆される。
これら左右一対のバックサイドフレーム30,31の詳細な構成については後述する。
このアッパーフレーム32は、後側に位置する後部プレート32aと、前側に位置する前部プレート32bと、を有する。
後部プレート32aは、左右の端部における上端部及び下端部が、左右一対のバックサイドフレーム30,31の上端部における後面板部30cに溶接されている。
前部プレート32bは、後部プレート32aの前面から前方に膨出するように一体的に形成されている。また、前部プレート32bは、左右の端部が、左右一対のバックサイドフレーム30,31の上端部における前面板部30bに溶接されている。
さらに、前部プレート32bの上端部には、ヘッドレストのヘッドレストピラーを保持するためのヘッドレストガイドが差し込まれる差込孔部32cが形成されている。
また、このロアフレーム33は、左右一対のバックサイドフレーム30,31における下端部の形状に合わせて、側面視において後方から前方に向かって湾曲した形状となっている。このような形状のロアフレーム33は、その後端部が、左右一対のバックサイドフレーム30,31の下端部における後面板部30cに溶接されている。また、その前端部が、左右一対のバックサイドフレーム30,31の下端部における前面板部30bに溶接されている。
左右一対のバックサイドフレーム30,31は左右対称に形成されているため、以下においては左側のバックサイドフレーム30について詳細に説明し、右側のバックサイドフレーム31については詳細な説明を省略する。
換言すれば、上端部と下端部との間に位置する本体部は、アッパーフレーム32とロアフレーム33との間に位置する部位を指している。なお、左右一対のバックサイドフレーム30,31における本体部間には、乗員の腰や背中の荷重を受けるランバーサポート(図示省略)が架け渡されて設けられる。
なお、後面板部30cの上端部は、左右方向内側に向かって幅広に形成され、かつ、アッパーフレーム32の後部プレート32aを受けて当該後部プレート32aが溶接される幅広部30dを有する。
本実施形態においては、凹部300は一つであり、バックサイドフレーム30の伸長方向(すなわち、長さ方向)に沿って長尺に形成されているが、これに限られるものではなく、複数の凹部が、バックサイドフレーム30の長さ方向に点在して形成されるものとしてもよい。
すなわち、バックサイドフレーム30の側面板部30aは、前方から後方に向かって、前方の凸部303、凹部300、後方の凸部304の順番に並んでいることになる。
また、前方の凸部303は、乗員に近い側に配置されており、後方の凸部304は、乗員に遠い側に配置されている。そして、前方の凸部303は、後方の凸部304よりも、バックサイドフレーム30の伸長方向と直交する方向(前後方向)の寸法が長く設定されている。すなわち、前方の凸部303は、側面視において、後方の凸部304よりも幅広に形成されている。
さらに、複数の凸部303,304は、凹部300の上端部よりも上方の位置において一体形成された状態となっている。
シートクッションフレーム2上にはクッションパッド(図示省略)が設けられ、これらシートクッションフレーム2及びクッションパッドは、シートクッションの表面を構成する表皮(図示省略)によって被覆される。
これら左右一対のクッションサイドフレーム20,21の詳細な構成については後述する。
このようなパンフレーム24は、バックパイプフレーム22とフロントパイプフレーム23との間に架け渡される他のパンフレーム(図示省略)と組み合わせられて用いられ、これらの上面にクッションパッドが載せられるようになっている。
左側のスライドレール25は、左側のクッションサイドフレーム20に取り付けられ、右側のスライドレール26は、右側のクッションサイドフレーム21に取り付けられている。スライドレール25,26には、これらスライドレール25,26の動作をロック及びロック解除を行うロック機構が設けられている。
左右一対のクッションサイドフレーム20,21は、本実施形態においては左右対称に形成されていないが、機能的には略同様であるため、以下においては左側のクッションサイドフレーム20について説明し、右側のクッションサイドフレーム21については詳細な説明を省略する。
このような前端部と後端部との間は、クッションサイドフレーム20の中央部とされており、バックパイプフレーム22とフロントパイプフレーム23との間に位置している。
本実施形態においては、凹部200は一つであり、クッションサイドフレーム20の伸長方向(すなわち、長さ方向:前後方向)に沿って長尺に形成されているが、これに限られるものではなく、複数の凹部が、クッションサイドフレーム20の長さ方向に点在して形成されるものとしてもよい。
すなわち、クッションサイドフレーム20の側面板部20aは、上方から下方に向かって、上方の凸部203、凹部200、下方の凸部204の順番に並んでいることになる。
本実施形態においては、下方の凸部204は、上方の凸部203よりも、クッションサイドフレーム20の伸長方向と直交する方向(上下方向)の寸法が長く設定されている。
そのため、クッションサイドフレーム20は、底板部201と立壁部202からなる凹部200によって、当該クッションサイドフレーム20における側面板部20aの軽量化と強化を両立している。
また、右側のクッションサイドフレーム21は、側面板部21aと、上面板部21bと、下面板部21cと、を備えて断面略コ字状に形成されている。
さらに、側面板部21aのうち右側のクッションサイドフレーム21の中央部に相当する部位には、左側のクッションサイドフレーム20と同様に、強化部である凹部200が形成されている。なお、凹部200の構成は、左側のクッションサイドフレーム20における凹部200と同様であり、右側のクッションサイドフレーム21を補強している。
リクライニング機構4は、シートクッションフレーム2とシートバックフレーム3を連結させるとともに、シートバックフレーム3をシートクッションフレーム2に対して回動させることが可能となっている。
リクライニング機構4は、図4に示すように、リクライニングアジャスタ41と、ブラケット42と、を備えている。
また、リクライニング機構4は、軸棒43(図1,図2参照)と、付勢部材44(図1,図2参照)と、を更に備えている。
リクライニングアジャスタ41は、リクライニング機構4における他の部分をなすもので、図5に示すように、シートバックフレーム3の側面下部に設けられている。
リクライニングアジャスタ41は、図4に示したように、リング411と、ケース412と、一対のロック部413と、カム部414と、図示しない第一付勢部材と、図示しない第二付勢部材と、を備えている。
なお、以下に示すリクライニングアジャスタ41の構成は一例であり、従来知られた様々な構成となっていてもよい。
リング411の周縁部は、ブラケット42と係合可能となるよう一部が切り欠かれている。
ケース412の中心部には、軸棒43が通る孔が形成されている。
また、ケース412は、リング411の中に、当該リング411に対して回動可能に嵌合している。
また、ケース412は、内歯車となっている。すなわち、周縁部を形成する側壁の内周面に複数の歯412aが形成されている。
また、ケース412は、バックサイドフレーム30の下端部に形成された嵌合用開口部306(図3参照)に嵌合する。
各ロック部413は、円弧状に形成されており、ケース412内に、ケース412の側壁に沿うように配置されている。
各ロック部413は、歯413aと、凸部413bと、を有している。
歯413aは、各ロック部413のケース412の側壁と対向する面に形成されている。
凸部413bは、ブラケット42が存在する方向へ突出するように形成されている。
一対のロック部413は、互いに近づく、又は相手から遠ざかる方向)に摺動可能となっている。
ロック部413は、ケース412の側壁に最も近づくと、歯413aをケース412の歯412aに係合させるようになっている。
カム部414は、長孔414aと、凸部414bと、を有している。
長孔414aは、カム部414におけるリクライニングアジャスタ41の中心部側の端部に形成されており、軸棒43が通される。
凸部414bは、ブラケット42が存在する方向へ突出するように形成されている。
カム部414は、自身の延長方向(本実施形態においては上下方向)に移動可能となっている。そして、カム部414におけるケース412の側壁に近い端部(本実施形態においては下部)は、カム部414が下方に移動すると、一対のロック部413の間に入り込み、一対のロック部413を互いに離れる方向へ押しのけるようになっている。
第二付勢部材は、カム部414を、ケース412の側壁へ向かう方向(本実施形態においては下方)へ付勢している。
ブラケット42は、金属板を板金加工することによって形成されたものであり、左右一対設けられている。
各ブラケット42は、シートクッションフレーム2の側面と平行に広がる板状をなしている。
各ブラケット42は、図5に示したように、シートクッションフレーム2の左右両側面とシートバックフレーム3の左右両側面とをそれぞれ連結している。
各ブラケット42は、図4に示したように、一体化部421と、垂下部422と、延出部423と、を有している。
軸受け孔421aは、リクライニング機構4を構成し左右方向へ延びる軸棒43が通る孔である。
そして、第一凸部421bは、リクライニングアジャスタ41の一対のロック部413の端部の間の間隙に入り込み、各端部の移動を規制している。
そして、第一凹部421cは、中に入り込んだロック部413の凸部413bをガイドするようになっている。
そして、第二凸部421dは、リクライニングアジャスタ41の各ロック部413とカム部414との間の一対の間隙にそれぞれ入り込み、カム部414の移動をガイドするようになっている。
そして、第二凹部421eは、中に入り込んだカム部414の凸部414bをガイドするようになっている。
垂下部422の下端部は、シートクッションフレーム2と結合する結合部422aとなっている。
本実施形態に係る結合部422aは、ボルト孔となっており、図5に示したように、このボルト孔及びクッションサイドフレームのボルト孔に通されるボルトBによって、クッションサイドフレームに結合している。
脆弱部422bは、一体化部421と結合部422aとの間、すなわち垂下部422の中間部に設けられている。
脆弱部422bは、衝撃を受けたときに塑性変形することが可能な部位である。この脆弱部422bが塑性変形することにより、シートクッションフレーム2(又はシートバックフレーム3)が受けた衝撃のエネルギーを吸収し、シートバックフレーム3(又はシートクッションフレーム2)へ伝達される衝撃を低減することが可能となる。
本実施形態に係る脆弱部422bは、図4に示したように、垂下部422の中間部が、シートクッションフレーム2の側面と直交する方向へ凸となるように湾曲したものである。
また、本実施形態に係る脆弱部422bは、図5に示したように、後方に向かうに従って径が大きくなる(d1<d2となる)ように湾曲している。
延出部423の前端部は、シートクッションフレーム2と結合する第二結合部423aとなっている。
本実施形態に係る第二結合部423aは、上記結合部422aと同様、ボルト孔となっており、このボルト孔及びクッションサイドフレームのボルト孔に通されるボルトBによって、クッションサイドフレーム20,21に結合している。
そして、一体化部421の周縁部と、リクライニングアジャスタ41のリング411と、が結合される(その際、リング411の周縁部の切り欠きがブラケット42に係合する)。
これにより、一体化部421は、リクライニングアジャスタ41が備えるロック部413(可動部材)やカム部414が摺動する際のガイドとなる。
また、これにより、リング411に囲まれたケース412及びケース412が嵌合するバックサイドフレーム30がブラケット42に対し回動可能となる。
このため、上記第一凸部421b、第一凹部421c、第二凸部421d及び第二凹部421eに相当する部位は、従来蓋に形成されていた。
しかし、本実施形態に係るリクライニング機構4は、リクライニングアジャスタ41にブラケット42を直接取り付けることで、上述したように、第一凸部421b、第一凹部421c、第二凸部421d及び第二凹部421eがロック部413及びカム部414をガイドするため、一体化部421は、リクライニングアジャスタ41に係合又は結合する蓋をなしている、あるいは、従来リクライニングアジャスタの一部であった部材は、一体化部421としてブラケット42と一体的に形成されている、と言える。
軸棒43は、リクライニングアジャスタ41のケース412の孔、カム部414の長孔414a、及びブラケット42の一体化部421の軸受け孔421aを通り、シートバックフレーム3を軸支している。
軸棒43の一端には図示しないレバーが取り付けられている。
そして、レバーを前後動(又は上下動)させると、レバーの動きに合わせて回動する。
付勢部材44は、シートバックフレーム3を付勢するものである。
本実施形態に係る付勢部材44は、軸棒43を中心に一巻き以上巻かれた巻きバネとなっている。
図1,図2に示したように、付勢部材44の一端はシートバックフレームに係合し、他端はブラケット42に直接又は間接的に係合している。
これにより、付勢部材44は、シートバックフレーム3を、前方に向かう(図2、図4において、反時計回りに回動する)ように付勢している。
以上のように構成された本実施形態に係るリクライニング機構4は、図示しないレバーが引かれると、その動きに合わせてカム部414がケース412の側壁から離れる方向(本実施形態においては上方)へ移動し、各ロック部413が互いに近づく方向へ摺動する。すると、ロック部413の歯413aとケース412の歯412aの係合が解除され、リクライニング機構4は、ロックされていない状態となる。この間、シートバックフレーム3を任意の角度に調節することができる。
本実施形態に係る乗物用シートによれば、ブラケット42が、衝撃を受けたときに塑性変形することが可能な脆弱部422bを有しており、リクライニングアジャスタ41が、ブラケット42と一体的に形成されているため、従来はブラケットに係合する(ブラケットとは別の)部材であった蓋が、ブラケットと一体化する(一体化部421となる)ことにより、衝突等によって脆弱部422bが塑性変形する際に、例えばリクライニングアジャスタから外れにくくなる。このため、ブラケット42が有する脆弱部422bが、衝突等によって塑性変形する際に、リクライニング機構4へ悪影響を及ぼしにくくすることができる。
2 シートクッションフレーム
3 シートバックフレーム
4 リクライニング機構
20 クッションサイドフレーム
20a 側面板部
20b 上面板部
20c 下面板部
21 クッションサイドフレーム
21a 側面板部
21b 上面板部
21c 下面板部
30 バックサイドフレーム
30a 側面板部
30b 前面板部
30c 後面板部
30d 幅広部
31 バックサイドフレーム
31a 側面板部
31b 前面板部
31c 後面板部
31d 幅広部
32 アッパーフレーム
32a 後部プレート
32b 前部プレート
32c 差込孔部
33 ロアフレーム
200 凹部
201 底板部
202 立壁部
203 凸部
204 凸部
300 凹部
301 底板部
302 立壁部
303 凸部
304 凸部
305 窪み部
306 嵌合用開口部
4 リクライニング機構
41 リクライニングアジャスタ
42 ブラケット
43 軸棒
44 付勢部材
411 リング
412 ケース
412a 歯
413 ロック部
413a 歯
414b 凸部
414 カム部
414a 長孔
414b 凸部
421 一体化部(リクライニング機構の一部)
421a 軸受け孔
421b 第一凸部
421c 第一凹部
421d 第二凸部
421e 第二凹部
422 垂下部
422a 結合部
422b 脆弱部
423 延出部
423a 第二結合部
WP 溶接部
Bt 底面
Sd 側面
Rp 基準面
Claims (8)
- 人の臀部及び大腿部を支持するシートクッションの骨格を構成するシートクッションフレームと、背もたれとなるシートバックの骨格を構成するシートバックフレームと、前記シートクッションフレームの側面と前記シートバックフレームの側面とを連結するブラケットと、前記シートバックフレームを前記シートクッションフレームに対して回動させることが可能なリクライニング機構と、を備える乗物用シートであって、
前記ブラケットは、衝撃を受けたときに塑性変形することが可能な脆弱部を有しており、
前記リクライニング機構の一部は、前記ブラケットと一体的に形成されていて、かつ、前記シートバックフレームの側面下部に設けられた前記リクライニング機構の他の部分に係合又は結合する蓋をなしていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記ブラケットは、前記リクライニング機構の一部から下方へ垂下する垂下部を有しており、
前記垂下部の下端部は、前記シートクッションフレームと結合する結合部となっており、
前記脆弱部は、前記リクライニング機構の一部と前記結合部との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記ブラケットは、前記シートクッションフレームの側面と平行に広がる板状をなしており、
前記脆弱部は、前記垂下部の中間部が、前記シートクッションフレームの側面と直交する方向へ凸となるように湾曲したものであることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。 - 前記脆弱部は、後方に向かうに従って径が大きくなるように湾曲していることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
- 前記ブラケットは、前記リクライニング機構の一部から前方へ延びる延出部を有しており、
前記延出部の前端部は前記シートクッションフレームと結合する第二結合部となっていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記リクライニング機構の一部は、前記リクライニング機構を構成し左右方向へ延びる軸棒が通る軸受け孔を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記リクライニング機構の一部は、前記軸受け孔の周りに、前記リクライニング機構の他の部分が存在する方向へ突出するように形成され、当該他の部分が備える可動部材と係合する係合部を有することを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
- 前記ブラケットは、左右一対設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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