JP2011105247A - 車両用シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、後突時における乗員の鞭打ち傷害を低減しつつも、シートバックの大型化を防止でき、かつシートバックの強度を確保できる車両用シート装置を提供することを目的とする。
【解決手段】シートバック11aのパネルフレーム14に対し前後方向に揺動可能に取付けられた揺動フレーム21の上部でヘッドレスト12を支持し、車両後突時の乗員の後方移動に伴い発生する荷重によって揺動フレーム12を揺動させ、ヘッドレスト12を前方に移動させるヘッドレスト移動機構20を備え、パネルフレーム14に、その周縁部に略沿って形成された正面視で少なくとも略U字状の補強ビード部14aを設け、ヘッドレスト移動機構20の揺動フレーム21を、車両後突時にシートバック11aの厚み方向において補強ビード部14aと重なる位置まで揺動可能に配設した。
【選択図】図2

Description

この発明は、シートバックのパネルフレームに対し前後方向に揺動可能に取付けられた揺動部材の上部で上記ヘッドレストを支持し、車両後突時の乗員の後方移動に伴い発生する荷重によって上記揺動部材を揺動させ、上記ヘッドレストを前方に移動させる移動機構を備えた車両用シート装置に関する。
従来、車両に搭載されるシート装置として、シートバックのフレーム部材をパネルフレームで構成したものが知られている。このうち、下記特許文献1では、シートバックのパネルフレームに環状ビード部を形成するとともに、この環状ビード部にヘッドレスト取付部を設け、さらには、上記ヘッドスト取付部からフレームの取付部に向かって支承ビード部を形成したものが開示されている。
このように、環状ビード部や支承ビード部といったビード部をパネルフレームに形成することで、パネルフレームの強度を確保しながらもその薄肉化を実現でき、その結果としてシートバック全体の軽量化を図ることができるという利点がある。
また、従来、乗員の頭部を支持するヘッドレストを前後方向に移動可能に支持し、後突時には、乗員の後方移動に伴い発生する荷重によって揺動部材を揺動させ、上記ヘッドレストを前方に移動させる移動機構を備えたものが知られている(下記特許文献2参照)。下記特許文献2では、後突時にヘッドレストを前方に移動させるようにすることで、後突時における乗員の鞭打ち傷害を低減できるとしている。
特開2001−61593号公報 特開2001−26232号公報
しかしながら、従来、シート装置において、シートバックの強度確保と後突時における乗員の鞭打ち傷害の低減とを両立させるものは存在しなかった。
また、上記特許文献2に開示されているようなヘッドレストの移動機構を備える場合には、シートバック内における揺動部材の揺動ストロークを確保しながらも、シートバックの大型化を防ぐべく、上記揺動部材を含む移動機構をコンパクトに配置することが要求される。
この発明は、後突時における乗員の鞭打ち傷害を低減しつつも、シートバックの大型化を防止でき、かつシートバックの強度を確保できる車両用シート装置を提供することを目的とする。
この発明の車両用シート装置は、シートバックのパネルフレームに対し前後方向に揺動可能に取付けられた揺動部材の上部でヘッドレストを支持し、車両後突時の乗員の後方移動に伴い発生する荷重によって上記揺動部材を揺動させ、上記ヘッドレストを前方に移動させる移動機構を備えた車両用シート装置であって、上記パネルフレームに、その周縁部に略沿って形成された正面視で少なくとも略U字状の補強ビード部を設け、上記移動機構の上記揺動部材を、車両後突時に上記シートバックの厚み方向において上記補強ビード部と重なる位置まで揺動可能に配設したものである。
この構成によれば、パネルフレームに略U字状をなす補強ビード部を形成することにより、パネルフレームの強度向上を図り、ひいてはシートバックの強度を向上させることができる。
そして、車両後突時に、移動機構の揺動部材を、シートバックの厚み方向において補強ビード部と重なる位置まで揺動可能に配設したことで、揺動部材の揺動ストロークを補強ビード部によって確保しながらも、移動機構をシートバックの厚み方向においてコンパクトに配置することができる。
この発明の一実施態様においては、上記揺動部材が、上記補強ビード部と部分的に対応する位置に配置され上記パネルフレームに取付けられた補強部材に揺動可能に取付けられるものである。
この構成によれば、補強ビード部に連結された補強部材に揺動部材を取付けるため、揺動部材の支持強度を向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記揺動部材が、上記補強ビード部の外周に略沿って上記パネルフレームに取付けられた補強フレームに揺動可能に取付けられるものである。
この構成によれば、補強ビード部の外周に配置した補強フレームに揺動部材を取付けることで、揺動部材の支持強度を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記補強ビード部が、上記シートバックの背面側と反対の前面側で凸状をなしており、該前面側において、上記揺動部材を上記補強ビード部の外周又は内周に配設したものである。
この構成によれば、シートバックの強度を向上させるとともに、揺動部材の揺動ストロークを確保しながらも、移動機構をシートバックの厚み方向においてコンパクトに配置することができる。
そして、補強ビード部を、その前面側が凸部となるように形成することで、シートバックを倒伏させてその背面部に荷物を載置する時には、その載置面に凸部が現れることを防止できる。このため、シートバックの背面部に荷物を載置した時の安定性を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記補強ビード部が、上記パネルフレームの周縁部に略沿って正面視で略環状に形成されているものである。
この構成によれば、パネルフレームの補強部位をその周縁部において途切れることなく形成することができる。これにより、シートバックの支持強度をさらに向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記シートバックを車体に対して起立状態に保持している保持点同士を結んだ仮想線と略直交する方向に延びる補助ビード部を、上記パネルフレームの、上記補強ビード部よりも内側の領域に複数形成したものである。
この構成によれば、シートバックを保持する保持点から大きく離間した部位の剛性を向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記パネルフレームが、車両後部に配設されるリヤシートのシートバックに備えられるものである。
リヤシートのシートバックでは、例えば、これを倒伏状態にした時、その面部が荷物等を載置するための載置面として使用されることがある。そこで、補強ビード部によってパネルフレームを補強することにより、荷物の荷重に対するシートバックの耐久性を向上させることができ、補強ビード部による補強の効果がより顕著なものとなる。
また、シートバックが起立状態となっている場合でも、例えば、リヤシートの後方に荷物が収納された状態で車両に衝突等が発生した時、上記荷物がシートバックの背面側に衝突して、そこに大きな荷重が作用することも考えられる。このような場合であっても、上記荷物の荷重に対するシートバックの耐久性を補強ビード部によって向上させることができるという効果がある。
この発明によれば、パネルフレームに略U字状をなす補強ビード部を形成することにより、パネルフレームの強度向上を図り、ひいてはシートバックの強度を向上させることができる。
そして、車両後突時に、移動機構の揺動部材を、シートバックの厚み方向において補強ビード部と重なる位置まで揺動可能に配設したことで、揺動部材の揺動ストロークを補強ビード部によって確保しながらも、移動機構をシートバックの厚み方向においてコンパクトに配置することができる。
この発明の第1実施形態に係るリヤシートを備えた車両の後部側面図。 シートバックの内部構造を車両前方から見た図。 図2のX−X線矢視断面図。 この発明の第2実施形態に係るシートバックの内部構造を車両前方から見た図。 この発明の第3実施形態に係るシートバックの内部構造を車両前方から見た図。 図3のY−Y線矢視断面図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図3に示す第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るシート装置としてのリヤシート1を備えた車両Vの後部側面図である。図1では、4ドアセダンタイプの車両Vが示されており、車両Vの車室内には、運転席シート及び助手席シートからなる不図示の1列目シートが配設されるとともに、この1列目シートの後方側には、2列目シートとしてのリヤシート1が配設されている。そして、リヤシート1の後方には、トランクリッド2によって上方が覆われるトランクルーム3が配設されている。なお、図中において矢印(F)は車体前方、矢印(R)は車体後方を示す。
リヤシート1は、図1に示すように、車体フロアの上方に、シートクッション10と、シートバック11と、ヘッドレスト12とを備えたシート装置である。
このうち、リヤシート1を構成するシートバック11は、回動軸13を中心に回動することで、図1にて実線で示す起立(通常使用)状態から図中二点鎖線で示すようにシートクッション10側に倒伏可能な可倒式のシートバックとされている。
ここで、リヤシート1のシートバック11を倒伏させた時には、その背面部が略水平に延びた状態となる。これにより、二点鎖線で示すように、シートバック11の背面部を載置面としてこれに荷物Wを載置することが可能になっている。
また、シートバック11の背面部には、シートバック11を車体4へ係止するストライカ5が備えられている。一方、車体4側には、シートバック11が起立状態にある時に、ストライカ5を不図示の上記係合爪と係合させることによってシートバック11を車体4に対して起立状態に保持する公知のキャッチ機構6が配設されている。本実施形態では、上述したシートバック11側のストライカ5と、車体4側のキャッチ機構6とによってシートバック11のロック装置7が構成されている。
図2は、シートバック11の内部構造を車両前方から見た図であり、図3は、図2のX−X線矢視断面図である。リヤシート1は、図2に示すように、互いに独立した右側シート1A及び左側シート1Bから構成されており、これら2つの右側シート1A、左側シート1Bは、そのシートバック11a、11bが独立して倒伏可能とされている。
また、本実施形態では、左側シート1Bの長さが右側シート1Aよりも長く設定されており、左側シート1Bには、中央席及び左側方席のシートクッション、シートバックが一体に形成されている。
このため、左側シート1Bには、中央席と左側方席とが形成され、左側シート1Bは2人の乗員が並列に着座可能なベンチ型シートとなっている。一方、右側シート1Aでは、右側方席のみが形成され、1人の乗員が着座可能となっている。従って、リヤシート1は、各シート1A、1Bによって三人掛けが可能になっており、各乗員に対応して3つのヘッドレスト12がシートバック11に支持されている。
但し、本発明は、右側シート1A、左側シート1Bの車幅方向の長さが異なるように構成することに必ずしも限定されるものではなく、例えば、右側シート1A、左側シート1Bを左右対称に構成し、2つのシート1A、1Bの車幅方向中央側端部によって中央席を形成してもよい。
ところで、右側、左側の各シート1A、1Bを構成するシートバック11a、11bの内部には、略矩形状をなす金属製のパネルフレーム14、15が備えられている。
パネルフレーム14、15は、その車幅方向両端下部においてヒンジ部材16〜18等により回動可能に支持されている。なお、図2では、図示の便宜上、パネルフレーム15の車幅方向外側下部に配設されたヒンジ部材の図示を省略している。
ヒンジ部材16〜18は、上述した回動軸13と、該回動軸13を車体に取付けるための車体取付けプレート16a、17aと、回動軸13により車体取付けプレート16a、17aに対して回動自在に枢支された回動プレート16b〜18bと、該回動プレート16b〜18bに連結され、溶接によってパネルフレーム14、15の車幅方向両端下部に接合されたヒンジブラケット16c〜18cとにより構成されている。
パネルフレーム14、15を含むシートバック11a、11bは、このヒンジ部材16〜18等により回動可能に支持されており、これによって、シートクッション10側に倒伏可能となっている。
また、パネルフレーム14を例に挙げて説明すると、本実施形態では、パネルフレーム14が、図2、図3に示すように、プレス成形(深絞り成形)によりその車幅方向両側部及び下部の周縁部に略沿って形成された、少なくとも正面視で略U字状をなす補強ビード部14aを有している。
そして、パネルフレーム14の補強ビード部14aは、その上部において、車幅方向両端部から中央部に向かって延びる延長ビード部14bを有している。パネルフレーム14では、補強ビード部14aの上部に上述した延長ビード部14bを形成することで、補強ビード部14aが正面視で略環状をなしている。
また、補強ビード部14aは、図3に示すように、パネルフレーム14(シートバック11a)の背面側が凸部となるように形成されている。
また、補強ビード部14aよりも内側の領域、即ち補強ビード部14aにより囲まれたパネルフレーム14の内部領域には、側方かつ上方に向かって斜めに延び、補強ビード部14aの車幅方向両側部及び下部を結ぶ直線状またはV字状の補助ビード部14cが複数形成されている。
また、右側シート1Aでは、パネルフレーム14の背面側と反対の前面側に、ヘッドレスト12を前後方向に移動可能に支持するヘッドレスト移動機構20が設けられている。
ヘッドレスト移動機構20は、正面視で略環状に形成された揺動フレーム21と、パネルフレーム14の車幅方向両側に配設された一対の補強板材22、22と、該補強板材22に一端側が固定され、揺動フレーム21を揺動可能に支持する枢支軸23と、揺動フレーム21の上部を後方に付勢する渦巻ばね24と、揺動フレーム21の下部に取付けられた板状の荷重受け部材25と、揺動フレーム21の上部に取付けられた複数のヘッドレスト支持部材26とから構成されている。
揺動フレーム21は、パイプ部材からなり、その太さは、パネルフレーム14の補強ビード部14aの幅よりも細く設定されている。そして、揺動フレーム21は、その一部が、パネルフレーム14の補強ビード部14aの車幅方向両側部及び下部と正面視で略重なる位置に配置されている。
一対の補強板材22、22は、補強ビード部14aの車幅方向両側部と部分的に対応する位置に配置されるとともに、パネルフレーム14に接合されている。ここで、補強板材22は、補強ビード部14aの一部を覆っており、揺動フレーム21は、補強板材22よりも車両前方に配置されている。このため、補強板材22が配設された部位では、揺動フレーム21が補強ビード部14aの凹部空間内に入り込むことを補強板材22によって防いでいる。つまり、補強板材22のうち、補強ビード部14aを覆っている部位は、揺動フレーム21の揺動を規制するストッパ部22aを構成している。
また、補強板材22には、曲げ加工により車両前方に向かって起立するように形成されたフランジ部22bを有している。このフランジ部22bには、枢支軸23の一端側が取付けられており、枢支軸23は、フランジ部22bによって片持ち支持された状態にある。この枢支軸23は、揺動フレーム21の車幅方向両側部を枢支しており、これによって揺動フレーム21全体を揺動可能に枢支している。
渦巻ばね24は、揺動フレーム21と補強板材22とを連結しており、揺動フレーム21の枢支軸23よりも上側の部位は、渦巻ばね24の弾性力によって後方に付勢されている。
荷重受け部材25は、右側シート1Aに乗員が着座した時の腰部の位置と略対応する位置に配置されており、乗員の腰部から大きな荷重が荷重受け部材25に作用した時には、渦巻ばね24の弾性力に抗して揺動フレーム21が揺動するようになっている。
ヘッドレスト支持部材26は、右側方席用のヘッドレスト12を支持するための部材であり、車幅方向に延びる揺動フレーム21の上部においてその長手方向に沿って2つ取付けられている。
ヘッドレスト支持部材26は、筒状のパイプ部材であり、それぞれの中空部分に、ヘッドレスト12の下端部に取付けられた2本のステー30を挿入することで、図示のようにヘッドレスト12が、シートバック11aの上方の所定位置に支持されている。
また、パネルフレーム14には、上述したロック装置7を構成するストライカ5が、図2に示すように補強ビード部14aの延長ビード部14b、14bの間に取付けられている。
ストライカ5は、図1、図3に示すように、側面視で略コ字状をなす部材であり、その上下両端部が、補強ビード部14aの延長ビード部14b、14bの間でパネルフレーム14に溶接された取付けブラケット31(図2参照)に固定されている。
また、パネルフレーム14では、補強ビード部14aの延長ビード部14b、14bの間に、ストライカ5の位置に対応して不図示のスリット状の開口部が形成されている。ストライカ5は、この開口部を貫通してシートバック11aの背面部から後方に突出している。
ところで、右側シート1Aでは、シートバック11aがその起立状態において、主に車幅方向両端下部のヒンジ部材16、17とストライカ5を含むロック装置7とにより3点で保持されている。上述した補強ビード部14cは、シートバック11aを保持している保持点(ヒンジ部材16、17、ロック装置7)同士を結んだ仮想線α(図2にて太い二点鎖線で示す。)に対して略直交する方向に延びている。
次に、ヘッドレスト移動機構20等の挙動について説明する。先ず、通常状態では、上述したように揺動フレーム21の上部が渦巻ばね24の弾性力によって車両後方に付勢されているが、補強板材22のストッパ部22aによって図3の反時計方向への揺動が阻止されているため、揺動フレーム21は、図3にて実線で示す所定位置に保持されている。この時、揺動フレーム21の荷重受け部材25は、補強ビード部14aの下部の直ぐ前方に位置している。
一方、車両Vにおいて後突が発生した時には、その衝撃によりリヤシート1が乗員に対して相対的に車両前方へ移動しようとする。この時、乗員が相対的に後方へ移動することによって腰部の荷重が荷重受け部材25に作用することとなり、揺動フレーム21の下部が車両後方に押圧される。
これにより、揺動フレーム21は、渦巻ばね24の弾性力に抗して枢支軸23を中心に図3の時計方向に揺動する。そして、揺動フレーム21の下部は、図3にて二点鎖線で示すように補強ビード部14aの下部の凹部空間内に挿入され、シートバック11aの厚み方向において補強ビード部14aと重なる位置まで移動する。
この時、揺動フレーム21の上部では、揺動フレーム21の揺動により、ヘッドレスト支持部材26が図3にて二点鎖線で示すように車両前方に移動する。これにより、ヘッドレスト支持部材26に支持されたヘッドレスト12は、車両前方に位置する乗員の頭部に向かって移動することとなり、このヘッドレスト12の前方への移動により、後突時における乗員の鞭打ち傷害を低減することが可能になっている。
本実施形態では、パネルフレーム14に略U字状をなす補強ビード部14aを形成することにより、パネルフレーム14の強度向上を図り、ひいてはシートバック11aの強度を向上させることができる。そして、車両Vの後突時に、ヘッドレスト移動機構20の揺動フレーム21を、シートバック11aの厚み方向において補強ビード部14aの凹部空間と重なる位置まで揺動可能に配設したことで、揺動フレーム21の揺動ストロークを補強ビード部14aの凹部空間によって確保しながらも、ヘッドレスト移動機構20をシートバック11aの厚み方向においてコンパクトに配置することができる。
また、本実施形態では、補強ビード部14aに連結された補強板材22の揺動フレーム21が取付けられることになるため、揺動フレーム21の支持強度を向上させることができる。
また、補強ビード部14aにより略環状のビードを形成したことで、パネルフレーム14の補強部位をその周縁部において略途切れることなく形成することができる。これにより、シートバック11aの上述した各支持強度をさらに向上させることができる。
また、シートバック11aを起立状態に保持する保持点(ヒンジ部材16〜18、ロック装置7)を結んだ仮想線αに対して略直交する方向に延びる補助ビード部14cを形成したことで、上記保持点から大きく離間した部位の剛性を向上させることができる。このため、例えば、パネルフレーム14の車幅方向両端上部にて大きなモーメントが作用したとしても、パネルフレーム14の折れ曲りを効果的に抑制することができる。
また、上述したパネルフレーム14を、後方にトランクルーム3(図1参照)が配設された車両後部のリヤシート1のシートバック11に備えることで、図1に示すようにシートバック11を倒伏状態にしてその背面部を、荷物Wを載置する載置面として使用する場合、荷物Wの荷重に対する耐久性を向上させることができる。このような理由から、セダン系の車両Vに備えられたリヤシート1において、そのシートバック11のパネルフレーム14を補強ビード部14aによって補強する効果はより顕著なものになると言える。
また、シートバック11aが起立状態となっている場合でも、例えば、リヤシート1の後方のトランクルーム3内に荷物が収納された状態で車両Vに衝突等が発生した時、上記荷物がシートバック11aの背面側に衝突して、そこに大きな荷重が作用することも考えられる。このような場合であっても、荷物の荷重に対するシートバック11aの耐久性を、パネルフレーム14に形成された補強ビード部14aによって向上させることができるという効果がある。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係るシートバック11a′、11bの内部構造を車両前方から見た図である。なお、図4において、図1〜図3に示す第1実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る右側シート1A′では、シートバック11a′のパネルフレーム14の前面側に、補強ビード部14aの外周に略沿うように、正面視で略U字状をなす補強フレーム40が取付けられている。補強フレーム40は、円筒状のパイプ部材であり、その長手方向の複数箇所に亘ってパネルフレーム14にスポット溶接され、互いに連結されている。
また、補強フレーム40では、その車幅方向両側の下部が、例えばアーク溶接によってヒンジ部材16、17のヒンジブラケット16c、17cに接合されている。
そして、本実施形態では、第1実施形態のヘッドレスト移動機構20に相当するヘッドレスト移動機構20′の取付ブラケット22′が、補強フレーム40に接合されている。
ここで、取付ブラケット22′は、補強板材22と同様、補強ビード部14aを覆うストッパ部22a′と、曲げ加工により車両前方に向かって起立するように形成されたフランジ部22b′とを有しており、フランジ部22b′には、揺動フレーム21を揺動可能に支持する枢支軸23の一端側が取付けられている。
ここで、補強フレーム40は、パネルフレーム14に比べて肉厚な部材とされており、本実施形態では、補強ビード部14aと補強フレーム40との協働によってシートバック11aの強度が確保されている。
さらに、補強ビード部14aの外周に配置した補強フレーム40に、取付ブラケット22′や枢支軸23を介して揺動フレーム21を取付けることにより、揺動フレーム21の支持強度を確保することもできる。
また、シートバック11aを倒伏可能に支持するヒンジ部材16,17を、補強フレーム40に連結したことで、シートバック11aの起立状態を保持する際の保持強度を向上させることができる。
なお、その他の作用効果は、上述した第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図5、図6を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、本発明の第3実施形態に係るシートバック51の内部構造を車両前方から見た図であり、図6は、図5のY−Y線矢視断面図である。なお、図5、図6において、図1〜図3に示す第1実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
上述した各実施形態では、補強ビード部14aを、パネルフレーム14の背面側が凸部となるように形成しているが、このような構成にすると、例えば、シートバック11aを倒伏状態にして荷物W(図1参照)を背面部に載置した時に、該背面部の一部に凸部が現れて平坦な載置面を形成できなくなる可能性があり、その結果、荷物Wを載置した時の安定性を低下させる虞がある。
そこで、本実施形態に係る右側シート50Aのシートバック51では、パネルフレーム64の前面側が凸部となるように第1、第2ビード部64a、64bを形成し、かつシートバック移動機構70を構成する揺動フレーム71を、シートバック51の厚み方向において第1、第2ビード部64a、64bと重なる位置まで移動可能に配設している。
パネルフレーム64は、図5、図6に示すように、プレス成形によりその車幅方向両側部及び下部の周縁部に略沿って形成された、正面視で略U字状をなす第1ビード部64aを有している。
そして、パネルフレーム64には、第1ビード部64aの両端部を結ぶ第2ビード部64bが車幅方向に延びるように形成されている。パネルフレーム64では、これら第1、第2ビード部64a、64bによって、正面視で略環状をなすビード部が形成されている。
ここで、第1、第2ビード部64a、64bは、パネルフレーム64の前面側が凸部となるように形成されている。そして、第1、第2ビード部64a、64bのビード高さ、つまりは車両前方への突出量は、第2ビード部64bのほうが、第1ビード部64aよりも低く(突出量が小さく)設定されている。
また、第1、第2ビード部64a、64bよりも内側の領域γ、即ち第1、第2ビード部64a、64bにより囲まれたパネルフレーム64の内部領域γには、側方かつ上方に向かって斜めに延び、第1ビード部64aの車幅方向両側部及び下部を結ぶ直線状またはV字状の補助ビード部64c、…、が複数形成されている。
また、領域γには、第1、第2ビード部64a、64bの内周に略沿って、ヘッドレスト移動機構70を構成する揺動フレーム71が配設されている。
ヘッドレスト移動機構70は、正面視で略環状に形成された揺動フレーム71と、パネルフレーム64の車幅方向両側に配設された一対の取付ブラケット72、72と、該取付けブラケット72に一端側が固定されて揺動フレーム71を揺動可能に支持する枢支軸73と、揺動フレーム71の上部を後方に付勢するコイルスプリング74と、揺動フレーム71の下部に取付けられた板状の荷重受け部材75と、揺動フレーム71の上部に取付けられた複数のヘッドレスト支持部材76とから構成されている。
揺動フレーム71は、その略全体が、正面視でパネルフレーム64の第1、第2ビード部64a、64bよりも内側の領域γ内に配置され、側面視では、枢支軸73に対応する位置で僅かに屈曲して略く字状をなしている。
一対の取付けブラケット72、72は、パネルフレーム14の車幅方向両側において、第1ビード部64aの車幅方向両側部と部分的に対応する位置に配置されるとともに、パネルフレーム64に接合されている。ここで、揺動フレーム71は、その車幅方向両側に連結ブラケット71aを有しており、この連結ブラケット71aが枢支軸73を介して取付けブラケット72に対し回動可能に枢支されることで、揺動フレーム72全体が揺動可能に支持されている。
コイルスプリング74は、上述した第1、第2実施形態における渦巻ばね24に相当するものであり、揺動フレーム71とパネルフレーム64とを連結することで、揺動フレーム71の枢支軸73よりも上側の部位は、コイルスプリング74の弾性力によって後方に付勢されている。
荷重受け部材75は、右側シート50Aに乗員が着座した時の腰部の位置と略対応する位置に配置されており、荷重受け部材25と同様、乗員の腰部から大きな荷重が作用した時に、コイルスプリング74の弾性力に抗して揺動フレーム71が揺動するようになっている。
なお、本実施形態では、ストライカ5が、図5に示すように車幅方向両側の第2補強ビード部64b、64bの間に取付けられている。
本実施形態の場合、車両Vにおいて後突が発生した時には、乗員の腰部の荷重が荷重受け部材75に作用し、揺動フレーム71の下部が車両後方に押圧される。揺動フレーム71は、コイルスプリング74の弾性力に抗して枢支軸73を中心に図6の時計方向に揺動し、揺動フレーム71の下部が領域γの凹部空間内に入り込む。この時、揺動フレーム71の下部では、図6にて二点鎖線で示すようにシートバック51の厚み方向において第1ビード部64aと重なる位置まで移動する。
そして、揺動フレーム71の上部では、揺動フレーム71の揺動により、ヘッドレスト支持部材76が図6にて二点鎖線で示すように車両前方に移動する。これにより、ヘッドレスト支持部材76に支持されたヘッドレスト12は、車両前方に位置する乗員の頭部に向かって移動し、後突時における乗員の鞭打ち傷害を低減する。
このように、本実施形態では、パネルフレーム64に第1ビード部64a等を形成することで、シートバック51の強度を向上させるとともに、車両の後突時には、第1ビード部64aとシートバック51の厚み方向において重なる位置まで揺動フレーム71を揺動させることができ、揺動フレーム71の揺動ストロークを確保しながらも、ヘッドレスト移動機構70を、シートバック51の厚み方向においてコンパクトに配置することができる。
そして、第1ビード部64a等を、その前面側が凸部となるように形成することで、シートバック51を倒伏させてその背面部に荷物を載置する時には、その載置面に凸部が現れることを防止できる。このため、シートバック51の背面部に荷物を載置した時の安定性を確保することができる。
なお、その他の作用効果は、上述した第1実施形態と同様である。
(その他の実施形態)
なお、上述した各実施形態では、1人の乗員が着座可能な右側シート1A等に本発明を適用した場合について説明したが、2人の乗員が着座可能な左側シート1B等に本発明を適用してもよい。
また、本発明は、リヤシートの一部を複数の乗員が着座可能なベンチシートで構成することに必ずしも限定されない。例えば、1人の乗員が着座可能なシートを後席側の乗員の数に応じて車幅方向に複数並設するようにしてもよい。
また、本発明は、4ドアセダンタイプの車両に適用することに必ずしも限定されない。例えば、ステーションワゴン等の所謂ハッチバックタイプの車両に適用してもよい。
また、第2実施形態で述べた補強フレーム40を、例えば、第1、第2ビード部64a、64bを有する第3実施形態のパネルフレーム64に取付けてもよい。
また、第3実施形態では、揺動フレーム71を、第1、第2ビード部64a、64bの内周に配設したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、揺動フレーム71を、第1、第2ビード部64a、64bの外周に配設してもよい。
また、パネルフレーム14、64に形成された補強ビード部14aや第1ビード部64aは、その下部がパネルフレーム14、64の下端部近傍に設定されているが、補強ビード部の上下位置は、リヤシートに着座する乗員の腰部の位置、つまりはヘッドレスト移動機構の荷重受け部材の位置に応じて適宜設定すればよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の、揺動部材は、揺動フレーム21、71に対応し、
以下同様に、
補強ビード部は、補強ビード部14a、第1ビード部64a、第2ビード部64bに対応し、
補強部材は、補強板材22に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1…リヤシート
11、11a、11a′、11b、51…シートバック
14、15、64…パネルフレーム
14a…補強ビード部
14c、64c…補助ビード部
20、20′、70…ヘッドレスト移動機構
21、71…揺動フレーム
22…補強板材
40…補強フレーム
64a…第1ビード部
64b…第2ビード部

Claims (7)

  1. シートバックのパネルフレームに対し前後方向に揺動可能に取付けられた揺動部材の上部でヘッドレストを支持し、車両後突時の乗員の後方移動に伴い発生する荷重によって上記揺動部材を揺動させ、上記ヘッドレストを前方に移動させる移動機構を備えた車両用シート装置であって、
    上記パネルフレームに、その周縁部に略沿って形成された正面視で少なくとも略U字状の補強ビード部を設け、
    上記移動機構の上記揺動部材を、車両後突時に上記シートバックの厚み方向において上記補強ビード部と重なる位置まで揺動可能に配設した
    車両用シート装置。
  2. 上記揺動部材は、上記補強ビード部と部分的に対応する位置に配置され上記パネルフレームに取付けられた補強部材に揺動可能に取付けられる
    請求項1記載の車両用シート装置。
  3. 上記揺動部材は、上記補強ビード部の外周に略沿って上記パネルフレームに取付けられた補強フレームに揺動可能に取付けられる
    請求項1記載の車両用シート装置。
  4. 上記補強ビード部は、上記シートバックの背面側と反対の前面側で凸状をなしており、
    該前面側において、上記揺動部材を上記補強ビード部の外周又は内周に配設した
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用シート装置。
  5. 上記補強ビード部は、上記パネルフレームの周縁部に略沿って正面視で略環状に形成されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用シート装置。
  6. 上記シートバックを車体に対して起立状態に保持している保持点同士を結んだ仮想線と略直交する方向に延びる補助ビード部を、上記パネルフレームの、上記補強ビード部よりも内側の領域に複数形成した
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用シート装置。
  7. 上記パネルフレームは、車両後部に配設されるリヤシートのシートバックに備えられるものである
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用シート装置。
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