JP5929432B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートバックを備えた車両用シート装置に関する。
従来、車両に搭載されるシート装置として、シートバックのフレーム部材をパネルフレームで構成したものが知られている。
これまでは、必要な剛性を備えたパネルフレームを得るため、パイプを溶接等により設けることによりパネルフレームの補強を行っていたが、パネルフレームの軽量化のため、パイプを付加的に設ける替わりに、パネルフレームの補強すべき部位にビード部を形成することによって、パネルフレームの剛性を確保しつつ軽量化する技術が採用されている。
例えば特許文献1には、シートバックのパネルフレームに、その周縁部に略沿って形成された正面視で少なくとも略U字状の補強ビード部を設けると共に、シートバックを車体に対して起立状態に保持する保持点同士を結んだ仮想線と略直交する方向に延びる補助ビード部を、前記補強ビード部よりも内側の領域に、該補強ビード部と連結して複数形成した従来技術が記載されている。この特許文献1に記載の技術によれば、シートバックを保持する保持点から離間した部位の曲げ剛性を向上させることができるため、例えば、シートの肩口にあたるパネルフレームの車幅方向両端上部にて所定のモーメントを作用させる試験(肩口引っ張り試験)を行った際に、パネルフレームの曲りを効果的に抑制できた。
特開2011−105050号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においても、次のような改善すべき余地が残されている。
すなわち、保持点を含むパネルフレームの周縁部においては、補強ビード部により曲げ剛性が向上するものの、保持点から離間したパネルフレームの中央部においては、当該中央部に外部負荷が作用した際に、互いに平行に併設されている複数の補助ビード部が両側からの引っ張りにより開くように変形してしまうため、周縁部よりも剛性が低く、特に中央部でのたわみ変形が大きくなる可能性があった。そのため、特に軽量化のためにパネルフレームの板厚をさらに薄くした場合、例えば、急制動時等にシートバックの背後から荷物が衝突した際や、倒したシートバックの上に人が乗ったり、重量物を積んだりする場合などに、パネルフレームの中央部で大きくたわむ可能性があった。
本発明は、パネルフレームの剛性とシートバックの軽量化とを両立しながら従来のパネルフレームを改良すること、すなわち、パネルフレームの剛性を確保しつつ薄肉化することにより、シートバックのさらなる軽量化を図ること、もしくは、シートバックの質量を増加させずにパネルフレームの剛性をさらに向上させることを目的とする。
上述の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、
シートバックを備えた車両用シート装置において、
前記シートバックの平坦状のパネルフレームには、前記シートバックを車体に対して起立状態に保持する保持点同士を結んだ仮想線と略直交する方向に延びる複数の第1補強ビード部が設けられ、
前記第1補強ビード部が設けられた領域の中央部には、各第1補強ビード部を複数に分断する第1平坦部が設けられており、
前記パネルフレームには、該パネルフレームの周縁部に沿って正面視で略U字状に配置された第2補強ビード部が設けられており、
該第2補強ビード部には、前記第1補強ビード部の端部が連結されており、
前記第2補強ビード部には、該第2補強ビード部を複数に分断する第2平坦部が設けられており、
各前記第1補強ビード部は、正面視で略V字状の形状であり、略V字状の頂部が直線状に並ぶように互いに平行に配設されており、
前記第1平坦部は、前記第1補強ビード部の略V字状の頂部が並ぶ直線上と、該直線と平行でその両側にある2本の直線上とにそれぞれ設けられている
いることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記第2補強ビード部における前記第2平坦部によって複数に分断された分断部分のうちの少なくとも1つは、複数の前記第1補強ビード部の端部が連結されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、前記パネ
ルフレームには、前記第2補強ビード部の内周または外周に略沿って正面視で少なくとも
逆U字状の補強フレームが取り付けられることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記補強フレームは、パイプ部
材で構成されており、前記第2補強ビード部が凸状をなしている前記パネルフレームの面
側で前記第2補強ビード部の外周に略沿って取り付けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1乃至のいずれか一項に係る発明において、前記シー
トバックは、前倒可能に構成されたリヤシートのシートバックであることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、第1平坦部によって外部負荷による第1補強ビード部が設けられた領域の中央部のたわみ変形を低減できる。したがって、パネルフレームの剛性を確保しつつ薄肉化することにより、シートバックのさらなる軽量化を図ること、もしくは、シートバックの質量を増加させずにパネルフレームの剛性をさらに向上させることが可能である。
また、請求項に係る発明によれば、第2補強ビード部によりパネルフレームの曲げ剛性が向上でき、特に第1補強ビード部との連結部周辺において曲げ剛性が向上できる。
また、請求項に係る発明によれば、パネルフレームの中央部のたわみ変形時に、該中央部からの引っ張りによって第2補強ビード部が開くように変形してしまうのを第2平坦部によって抑制することができ、外部負荷によるパネルフレームのたわみ変形を抑制でき、結果として剛性を維持したまま板厚を薄くすることが可能である。
更に、請求項1に係る発明によれば、たわみ変形が大きい中央部の鉛直方向の変位量を小さくできる。
請求項2に係る発明によれば、第1補強ビード部が第2補強ビード部に連結されているため、パネルフレームの曲げ剛性を向上できる。特に第1補強ビード部と第2補強ビード部との連結部周辺において曲げ剛性が向上できる。
請求項に係る発明によれば、補強フレームによりシートバックの強度を高められ、シートバック全体の軽量化をより高められる。
請求項に係る発明によれば、補強フレームと第2補強ビード部とをシートバック厚み方向の同じ側に配置したため、シートバックの厚みを抑制しながらその補強を図ることができる。
請求項に係る発明によれば、前倒可能なリヤシートのシートバック剛性を高めると共に、荷物などによる外部負荷によりパネルフレームがたわみ変形するのを抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係る車両シート装置を備えた車両の後部側面図。 本発明の第1の実施形態で実行されるシートバックの内部構造を車両前方から見た図。 本発明の第1の実施形態で実行されるシートバックの内部構造を車両後方から見た図。 図2のX−X線矢視断面図。 本発明の第1の実施形態のパネルフレームの平面図と各所の拡大断面図。 本発明の第1の実施形態の変形例で実行されるシートバックの内部構造を車両前方から見た図。 本発明の第1の実施形態の変形例で実行されるシートバックの内部構造を車両後方から見た図。 従来のパネルフレームの負荷に対するたわみ変形を説明する拡大断面図。 図5のパネルフレームに対する負荷試験を説明する概要図。 図9の負荷試験によるパネルフレームの変位量を示す平面図。
以下、本発明を実施するための形態について第1の実施形態及びその変形例に基づいて説明する。各実施の形態の説明において、理解を容易にするために方向を示す用語(例えば、「上方」、「下方」、「右側」および「左側」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本願発明を限定するものではない。また以下の添付図面において、同様の構成部品については同様の符号を用いて参照する。
図1から図5を参照しながら、本願発明に係る車両シート装置の第1の実施形態について以下に詳細に説明する。まず、図1を参照しながら、第1の実施形態に係る車両シート装置の全体構成について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシート装置としてのリヤシート1を備えた車両Vの後部側面図である。図1では、4ドアセダンタイプの車両Vが示されており、車両Vの車室内には、運転席シート及び助手席シートからなる不図示の1列目シートが配設されるとともに、この1列目シートの後方側には、2列目シートとしてのリヤシート1が配設されている。そして、リヤシート1の後方には、トランクリッド2によって上方が覆われるトランクルーム3が配設されている。なお、図中において矢印(F)は車体前方、矢印(R)は車体後方を示す。
リヤシート1は、図1に示すように、車体フロアの上方に、シートクッション10と、シートバック11と、ヘッドレスト12とを備えたシート装置である。
このうち、リヤシート1を構成するシートバック11は、回動軸13を中心に回動することで、図1にて実線で示す起立(通常使用)状態から図中二点鎖線で示すようにシートクッション10側に倒伏可能な可倒式のシートバックとされている。
ここで、リヤシート1のシートバック11を倒伏させた時には、その背面部が略水平に延びた状態となる。これにより、二点鎖線で示すように、シートバック11の背面部を載置面としてこれに荷物Wを載置することが可能になっている。
また、シートバック11の背面部には、シートバック11を車体4へ係止するストライカ5が備えられている。一方、車体4側には、シートバック11が起立状態にある時に、ストライカ5を不図示の上記係合爪と係合させることによってシートバック11を車体4に対して起立状態に保持する公知のキャッチ機構6が配設されている。本実施形態では、上述したシートバック11側のストライカ5と、車体4側のキャッチ機構6とによってシートバック11のロック装置7が構成されている。
図2、図3は、それぞれシートバック11の内部構造を車両前方、後方から見た図であり、図4は、図2のX−X線矢視断面図である。リヤシート1は、図2、図3に示すように、互いに独立した右側シート1A及び左側シート1Bから構成されており、これら2つの右側シート1A、左側シート1Bは、そのシートバック11a、11bが独立して倒伏可能とされている。なお、図2、3において矢印(R)は車体右側、矢印(L)は車体左側をそれぞれ示し、図4において矢印(F)は車体前方、矢印(R)は車体後方を示す。
また、第1の実施形態では、左側シート1Bの長さが右側シート1Aよりも長く設定されており、左側シート1Bには、中央席及び左側方席のシートクッション、シートバックが一体に形成されている。
このため、左側シート1Bには、中央席と左側方席とが形成され、左側シート1Bは2人の乗員が並列に着座可能なベンチ型シートとなっている。一方、右側シート1Aでは、右側方席のみが形成され、1人の乗員が着座可能となっている。従って、リヤシート1は、各シート1A、1Bによって三人掛けが可能になっており、各乗員に対応して3つのヘッドレスト12a、12b、12cがシートバック11に支持されている。
但し、本発明は、右側シート1A、左側シート1Bの車幅方向の長さが異なるように構成することに必ずしも限定されるものではなく、例えば、右側シート1A、左側シート1Bを左右対称に構成し、2つのシート1A、1Bの車幅方向中央側端部によって中央席を形成してもよい。
ところで、右側、左側の各シート1A、1Bを構成するシートバック11a、11bの内部には、略矩形状をなす金属製のパネルフレーム14、15が備えられている。
パネルフレーム14、15は、その車幅方向両端下部においてヒンジ部材16〜19により回動可能に支持されている。ヒンジ部材16〜19は、上述した回動軸13と、該回動軸13を車体に取付けるための車体取付けプレート16a、17a、19aと、回動軸13により車体取付けプレート16a、17a、19aに対して回動自在に枢支された回動プレート16b〜19bと、該回動プレート16b〜19bに連結され、溶接によってパネルフレーム14、15の車幅方向両端下部に接合されたヒンジブラケット16c〜19cとにより構成されている。
パネルフレーム14、15を含むシートバック11a、11bは、このヒンジ部材16〜19により回動可能に支持されており、これによって、シートクッション10側に倒伏可能となっている。
また、各パネルフレーム14、15は、図2、図3示すように、それぞれプレス成形(深絞り成形)によりその車幅方向両側部及び下部の周縁部に略沿って形成された、正面視で略U字状をなす第1ビード部14a、15aを有している。
そして、各パネルフレーム14、15には、第1ビード部14aの両端部、第1ビード部15aの両端部をそれぞれ結ぶ第2ビード部14b、15bが車幅方向に延びるように形成されている。パネルフレーム14、15では、これら第1、第2ビード部14a、15a、14b、15bによって、正面視で略環状をなすビード部が形成されている。
ここで、第1、第2ビード部14a、14bは、図4に示すように、パネルフレーム14の前面側が凸部となるように形成されており、パネルフレーム15の第1、第2ビード部15a、15bについても同様に、パネルフレーム15の前面側が凸部となるように形成されている。そして、第1、第2ビード部14a、15a、14b、15bのビード高さ、つまりは車両前方への突出量は、第2ビード部14b、15bのほうが、第1ビード部14a、15aよりも低く(突出量が小さく)設定されている。
また、第1、第2ビード部14a、15a、14b、15bよりも内側の領域、即ち第1、第2ビード部14a、15a、14b、15bにより囲まれたパネルフレーム14、15の内部領域には、側方かつ上方に向かって斜めに延び、第1ビード部14a、15aの車幅方向両側部及び下部を結ぶ直線状または略V字状の第3ビード部14c、15cが複数形成されており、第3ビード部14c、15cの端部が第1ビード部14a、15aに連結されている。
さらに、従来技術と相違する本願発明の特徴的な構成として、パネルフレーム15の第3ビード部15cが設けられた領域の中央部に各第3ビード部15cを複数に分断する第1平坦部15dが複数形成されていると共に、第1ビード部15aを複数に分断する第2平坦部15eが複数形成されている。
ここで、図5(a)はパネルフレーム15を後方から見た図(ビード部は紙面に対して凹んでいる。)であり、当該図面が示すように、各第3ビード部15cは、正面視で略V字状の形状であり、略V字状の頂部が直線状に並ぶように互いに平行に配設されており、第1平坦部15dは、前記第3ビード部15cの略V字状の頂部が並ぶ(仮想)直線上と、該(仮想)直線と平行でその両側にある2本の(仮想)直線上とにそれぞれ設けられている。そして、図5(a)のB−B線矢視断面図である図5(b)、C−C線矢視断面図である図5(c)及びD−D線矢視断面図である図5(d)に示すように、第1平坦部15dは平らな面であり、断面が凹形状である各第3ビード部15cを複数に分断している。
また、第2平坦部15eは、図5(a)に示すように、正面視で略U字状に設けられている第1ビード部15aに複数設けられている。図5(a)のE−E線矢視断面図である図5(e)、F−F線矢視断面図である図5(f)及びG−G線矢視断面図である図5(g)に示すように、第2平坦部15eは、第1ビード部15aを複数に分断している。
さらに、第1ビード部15aにおける第2平坦部15eによって複数に分断された分断部分のうちの少なくとも1つは、複数の第3ビード部15cの端部が連結されている。
パネルフレーム14、15の前面側上部には、図2に示すように、第2ビード部14b、15bと正面視で重なる位置に車幅方向に延びる補強プレート20、21が取付けられている。補強プレート20、21は、その車幅方向の複数箇所に亘ってパネルフレーム14、15にスポット溶接され、互いに連結されている。
図2では、パネルフレーム14、15と補強プレート20、21との接合ポイントをX印で示しており、本実施形態では、図2に示すように、第1ビード部14a、15aの各両端部に接合ポイントが設定されている。つまり、本実施形態では、第1ビード部14aの両端部、及び第1ビード部15aの両端部が、それぞれ補強プレート20、21を介して連結されている。
ここで、パネルフレーム14の上部では、補強プレート20に形成された平面部20aに、右側方席用のヘッドレスト12aを支持するためのヘッドレスト支持部材22が溶接によって2つ取付けられている。
ヘッドレスト支持部材22は、筒状のパイプ部材であり、それぞれの中空部分に、ヘッドレスト12aの下端部に取付けられた2本のステー23を挿入することで、図示のようにヘッドレスト12aが、シートバック11aの上方の所定位置に支持されている。
一方、パネルフレーム15の上部では、補強プレート21に形成された平面部21aに、中央席用及び左側方席用のヘッドレスト12b、12cを支持するためのヘッドレスト支持部材24、25が溶接によって2つずつ取付けられている。
ヘッドレスト支持部材24、25も、ヘッドレスト支持部材22と同型のパイプ部材であり、それぞれの中空部分に、ヘッドレスト12b、12cの下端部に取付けられた2本のステー26、27を挿入することで、図示のようにヘッドレスト12b、12cが、シートバック11bの上方の所定位置に支持されている。
また、パネルフレーム14には、上述したロック装置7を構成するストライカ5が、図4に示すように補強プレート20に近接した位置に取付けられている。
ストライカ5は、図1、図4に示すように、側面視で略コ字状をなす部材であり、その上下両端部が、ヘッドレスト支持部材22の間でパネルフレーム14に溶接された取付けブラケット28(図2、図4参照)に固定されている。
また、パネルフレーム14では、第2ビード部14bの途中に、ストライカ5の位置に対応して図3、図4に示すようなスリット状の開口部29が形成されている。ストライカ5は、この開口部29を貫通してシートバック11aの背面部から後方に突出している。
一方、パネルフレーム15においても、ストライカ5が、補強プレート21に近接した位置に取付けられており、その上下両端部が、ヘッドレスト支持部材24、25の間でパネルフレーム15に溶接された取付けブラケット30(図2参照)に固定されている。
そして、パネルフレーム15では、第2ビード部15bの途中に、ストライカ5の位置に対応して図3に示すようなスリット状の開口部31が形成されている。ストライカ5は、この開口部31を貫通してシートバック11bの背面部から後方に突出している。
なお、ここで言う「近接」の程度としては、例えば図2、図4に示すように、補強プレート20、21が正面視でストライカ5と重なる程度に近接しているのが好ましい。
ところで、右側シート1Aでは、シートバック11aがその起立状態において、主に車幅方向両端下部のヒンジ部材16、17とストライカ5を含むロック装置7とにより3点で保持されている。上述した第3ビード部14cは、シートバック11aを保持する保持点(ヒンジ部材16、17、ロック装置7)同士を結んだ仮想線アルファ(図2、図3にて太い二点鎖線で示す。)に対して略直交する方向に延びている。
また、左側シート1Bにおいても、シートバック11bがその起立状態において、主に車幅方向両端下部のヒンジ部材18、19とロック装置7とにより3点で保持されている。そして、上述した第3ビード部15cは、シートバック11bを保持する保持点(ヒンジ部材18、19、ロック装置7)同士を結んだ仮想線ベータ(図2、図3にて太い二点鎖線で示す。)に対して略直交する方向に延びている。
第1の実施形態は、シートバック11a、11bを起立状態に保持する保持点(ヒンジ部材16〜19、ロック装置7)を結んだ仮想線アルファ、ベータに対して略直交する方向に延びる第3ビード部14c、15cを形成したことで、上記保持点から大きく離間した部位の剛性を向上させることができる。このため、例えば、パネルフレーム14、15の車幅方向両端上部にて大きなモーメントが作用したとしても、パネルフレーム14、15の折れ曲りを効果的に抑制することができる。
なお、第1ビード部15a及び第3ビード部15cを複数に分断する第1平坦部15d及び第2平坦部15eを設けることによる効果については、後に詳細に説明する。
[第1の実施形態の変形例]
ここで、図6から図7を参照しながら、第1の実施形態の変形例について以下に詳細に説明する。図6、図7はそれぞれシートバックの内部構造を車両前方及び後方から見た図である。
この変形例は、ステーションワゴン等の所謂ハッチバックタイプの車両のシートバックであり、これまで述べてきたセダンタイプの車両に適用される第1の実施形態と共通のパネルフレーム15が用いられているが、パネルフレーム15に補強プレート20、21を設ける替わりに、パイプ部材からなる補強フレームを付加することによりシートバックの剛性がより高められている点と、パネルフレーム15のうちストライカ5が取付けられている場所が車幅方向外側上端部周辺である点で主に相違する。
パネルフレーム14、15の前面側には、第1ビード部14a、15aの車幅方向両側部の外周、及び第2ビード部14b、15bの外周に略沿うように、正面視で略U字状(本実施形態では、両端部が下方を向くように配置された逆U字状)をなす第1補強フレーム32、33が取付けられている。第1補強フレーム32、33は、円筒状のパイプ部材であり、それぞれ長手方向の複数箇所に亘ってパネルフレーム14、15にスポット溶接され、互いに連結されている。
このうち、第1補強フレーム32では、その両端部が、例えばアーク溶接によってヒンジ部材16、17のヒンジブラケット16c、17cに接合されている。また、ヒンジブラケット16c、17cには、第1補強フレーム32との接合部近傍に、車幅方向に延びるように配設された第2補強フレーム34の端部が接合されている。これにより、第1、第2補強フレーム32、34は、ヒンジブラケット16c、17cを介して連結され、両補強フレーム32、34によって正面視で略環状をなす補強フレームが形成されている。
ここで、第2補強フレーム34は、第1ビード部14aの外周(下側)に位置しており、第1、第2補強フレーム32、34により略環状に形成される補強フレームは、第1、第2ビード部14a、14bにより略環状に形成されるビード部の外周に略沿って取付けられている。
一方、第1補強フレーム33では、その両端部が、例えばアーク溶接によってヒンジ部材18、19のヒンジブラケット18c、19cに接合されている。また、ヒンジブラケット18c、19cには、第1補強フレーム33との接合部近傍に、車幅方向に延びるように配設された第2補強フレーム35の端部が接合されている。これにより、第1、第2補強フレーム33、35は、ヒンジブラケット18c、19cを介して連結され、両補強フレーム33、35によって正面視で略環状をなす補強フレームが形成されている。
ここで、第2補強フレーム35は、第1ビード部15aの外周(下側)に位置しており、第1、第2補強フレーム33、35は、第1、第2ビード部15a、15bにより略環状に形成されるビード部の外周に略沿って取付けられている。
なお、これら補強フレーム32〜35をパネルフレーム14、15の後側に取り付けて、この分厚みが厚くなることが許されるならば、第1ビード部14a、15aに対してこれら補強フレームが取り付けられている場所は、第1ビード部14a、15aの外周に限るものではなく、パネルフレーム14、15の後側に第1ビード部14a、15aの内周に略沿って取り付けてもよい。
また、第1補強フレーム32のうち、パネルフレーム14の上部で車幅方向に延びる部位には、プレス成形によって形成された平面部32aが設けられている。この平面部32aには、右側方席用のヘッドレスト12aを支持するためのヘッドレスト支持部材22が2つ取付けられている。
ヘッドレスト支持部材22は、筒状のパイプ部材であり、それぞれの中空部分に、ヘッドレスト12aの下端部に取付けられた2本のステー23を挿入することで、図示のようにヘッドレスト12aが、シートバック11aの上方の所定位置に支持されている。
一方、第1補強フレーム33のうち、パネルフレーム15の上部で車幅方向に延びる部位には、プレス成形によって形成された平面部33aが設けられている。この平面部33aには、中央席用及び左側方席用のヘッドレスト12b、12cを支持するためのヘッドレスト支持部材24、25が2つずつ取付けられている。
ヘッドレスト支持部材24、25も、ヘッドレスト支持部材24と同型のパイプ部材であり、それぞれの中空部分に、ヘッドレスト12b、12cの下端部に取付けられた2本のステー26、27を挿入することで、図示のようにヘッドレスト12b、12cが、シートバック11b、11cの上方の所定位置に支持されている。
ここで、パイプ部材としての第1補強フレーム32、33は、パネルフレーム14、15に比べて肉厚な部材とされており、それ故にヘッドレスト支持部材22、24、25は、例えばアーク溶接等によって平面部32a、33aに接合することが可能になっている。
また、パネルフレーム14には、その車幅方向外側上端部周辺に、上述したロック装置7を構成するキャッチ機構6が取付けられている。
キャッチ機構6は、そのケーシング6aにフランジ部6bが形成されており、このフランジ部6bが、パネルフレーム14の前面側で第1補強フレーム32に接合されている。
一方、パネルフレーム15においても、キャッチ機構6が車幅方向外側上端部周辺に取付けられており、具体的には、キャッチ機構6のケーシング6aに形成されたフランジ部6bが、パネルフレーム15の前面側で第1補強フレーム33に接合されている。
ところで、右側シート1Aでは、シートバック11aがその起立状態において、主に車幅方向両端下部のヒンジ部材16、17とキャッチ機構6を含むロック装置7とにより3点で保持されている。ここで、上述した第3ビード部14cのうち、特に、キャッチ機構6が配置された側と反対側、即ちシートバック11の車幅方向中央側に形成されたビード部14c1は、シートバック11aを保持する保持点(ヒンジ部材17、ロック装置7)同士を結んだ仮想線ガンマ(図6、図7にて太い二点鎖線で示す。)に対して略直交する方向に延びている。
また、左側シート1Bにおいても、シートバック11bがその起立状態において、主に車幅方向両端下部のヒンジ部材18、19とロック装置7とにより3点で保持されている。そして、上述した第3ビード部15cのうち、特に、キャッチ機構6が配置された側と反対側、即ちシートバック11の車幅方向中央側に形成されたビード部15c1は、シートバック11bを保持する保持点(ヒンジ部材18、ロック装置7)同士を結んだ仮想線デルタ(図6、図7にて太い二点鎖線で示す。)に対して略直交する方向に延びている。
さらに、変形例についても第1の実施形態と同様に、パネルフレーム15の第3ビード部15cが設けられた領域の中央部に各第3ビード部15cを複数に分断する第1平坦部15dが複数形成されていると共に、第2ビード部15aを複数に分断する第2平坦部15eが複数形成されており、詳細については、図5の説明で先に述べたとおりである。
次に、第1の実施形態(及び変形例)は、パネルフレーム15の第3ビード部15cが設けられた領域の中央部に各第3ビード部15cを複数に分断する第1平坦部15dが複数形成されていると共に、第1ビード部15aを複数に分断する第2平坦部15eが複数形成されているが、平坦部をビード部に設けたことによる効果について、図8乃至図10を参照しながら以下に詳細に説明する。
冒頭で述べたように、例えばシートの背後から荷物が衝突する場合や、倒したシートの上に人が乗る場合に、パネルフレームの中央部に負荷が加わるため、このような負荷にも耐えるようなパネルフレームの剛性が必要であるが、保持点から離間したパネルフレームの中央部においては、当該中央部に外部負荷が作用した際に、互いに平行に併設されている複数の補助ビード部が両側からの引っ張りにより開くように変形してしまうため、周縁部よりも剛性が低く、特に中央部でのたわみ変形が大きかった。
図8(a)〜(c)は、従来のパネルフレームにおける、互いに平行に併設されている2つのビード部の拡大断面図である。平坦部が設けられていないビード部に上方から負荷が作用した際、ビード部がどのように変形していくかを順に模式的に描いている。平坦部がない場合、上方から負荷P(矢印を参照)によって各ビード部は両側から引っ張られて開くように変形すると共に、これらビード部とその周囲が下方にたわんだ状態になる。
ここで、ビード部を複数に分断する平坦部を設けた場合、ビード部に上方から負荷が作用した際、各ビード部と共に平坦部にも両側に引っ張る力が作用し、単に平らな面である平坦部はこの引張力に対してほとんど伸びないため、この平坦部の周囲にあるビード部も両側からの引張力に対して開くように変形し難く、結果として、これらビード部とその周囲の下方へのたわみ変形が抑制される。
実際のパネルフレーム15に所定の負荷をかけた場合、パネルフレーム15がどの程度たわみ変形するのか評価するために、以下のような負荷試験(膝つき評価)を行った。
パネルフレーム15に対する負荷試験は、パネルフレーム15の前側を下方(図8の紙面裏側)に向けて、その周縁部を6点の支持部S1〜S6により水平に支持した状態で、パネルフレーム15の後側の中央部(図8の丸印を参照)に負荷Pを(図8の紙面上方から)加える。なお、図8は、パネルフレーム15を後方から見た図である。
上述の負荷試験によってビード部に設けた平坦部の効果を見るため、図9(a)から(c)の3種類のパネルフレームのサンプルに対して試験を行った。図9(a)は、従来技術であるビード部に平坦部が設けられていないパネルフレームであり、図9(b)は、パネルフレームの中央部にある第3ビード部15cのみに第1平坦部15dを設けたもの、図9(c)は、パネルフレームの中央部にある第3ビード部15cに第1平坦部15dを設けると共に、その周縁部の第1ビード部15aにも第2平坦部15eを設けたものである。
なお、負荷試験の試験条件の詳細は次の通りである。各パネルフレームの板厚tは全て0.3mm、負荷Pの大きさは784Nとした。
負荷試験の結果については、負荷をかけたままの状態でのパネルフレーム15の鉛直方向の変位量(紙面に対して垂直方向)を等高線で各図に表している。等高線A、B、C、Dはそれぞれ変位量が35mm、25mm、15mm、5mmとなる線を表している。したがって、例えば、等高線Aで囲まれた領域のパネルフレームは、その変位量が35mm以上であり、等高線AとBで囲まれた領域は、その変位量が25〜35mmである。
図9(a)と(b)を見比べて明らかなように、パネルフレームの中央部にある第3ビード部15cに第1平坦部15dを設けた方が等高線Aで囲まれた領域、すなわち35mm以上変位している部分が少なくなっている。さらに、図9(b)と(c)を見比べて明らかなように、周縁部の第1ビード部15aにも第2平坦部15eを設けた場合、等高線Aで囲まれた領域、すなわち35mm以上変位している部分がなくなり、変位量が大きい中央部でも35mm未満となっていることがわかる。
したがって、実際のパネルフレーム15においても、ビード部に平坦部を設けることによって、パネルフレームの剛性が増す優位な効果が得られることがわかった。
以上のように、本願発明のパネルフレーム14、15を、後方にトランクルーム3が配設されたリヤシート1のシートバック11に備えることで、例えば、急制動時等にシートバックの背後から荷物が衝突した際や、倒したシートバックの上に人が乗ったり、重量物を積んだりする場合など、シートバック11の中央部に負荷が加わる場合において、該負荷に対するシートバック11の耐久性を向上させることができる。
以上のように本発明によれば、パネルフレームの剛性を確保しつつ薄肉化することにより、シートバックのさらなる軽量化を図ること、もしくは、シートバックの質量を増加させずにパネルフレームの剛性をさらに向上させることができる。したがって、シートバックを備えた車両用シート装置の分野において好適に利用される可能性がある。
1 リヤシート
2 バックドア
3 トランクルーム
4 車体
5 ストライカ
6 キャッチ機構
7 ロック装置
10 シートクッション
11 シートバック
12 ヘッドレスト
13 回動軸
14、15 パネルフレーム
14a、15a 第1ビード部(第2補強ビード部)
14b、15b 第2ビード部
14c、15c 第3ビード部(第1補強ビード部)
16〜19 ヒンジ部材
20、21 補強プレート
22、24、25 ヘッドレスト支持部材
23、26、27 ステー
28、30 ブラケット
29、31 開口部
32、33 第1補強フレーム
34、35 第2補強フレーム

Claims (5)

  1. シートバックを備えた車両用シート装置において、
    前記シートバックの平坦状のパネルフレームには、前記シートバックを車体に対して起立状態に保持する保持点同士を結んだ仮想線と略直交する方向に延びる複数の第1補強ビード部が設けられ、
    前記第1補強ビード部が設けられた領域の中央部には、各第1補強ビード部を複数に分断する第1平坦部が設けられており、
    前記パネルフレームには、該パネルフレームの周縁部に沿って正面視で略U字状に配置された第2補強ビード部が設けられており、
    該第2補強ビード部には、前記第1補強ビード部の端部が連結されており、
    前記第2補強ビード部には、該第2補強ビード部を複数に分断する第2平坦部が設けられており、
    各前記第1補強ビード部は、正面視で略V字状の形状であり、略V字状の頂部が直線状に並ぶように互いに平行に配設されており、
    前記第1平坦部は、前記第1補強ビード部の略V字状の頂部が並ぶ直線上と、該直線と平行でその両側にある2本の直線上とにそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする車両用シート装置。
  2. 請求項に係る発明において、
    前記第2補強ビード部における前記第2平坦部によって複数に分断された分断部分のうちの少なくとも1つは、複数の前記第1補強ビード部の端部が連結されている
    ことを特徴とする車両用シート装置。
  3. 請求項1又は2に係る発明において、
    前記パネルフレームには、前記第2補強ビード部の内周または外周に略沿って正面視で少なくとも逆U字状の補強フレームが取り付けられる
    ことを特徴とする車両用シート装置。
  4. 請求項に係る発明において、
    前記補強フレームは、パイプ部材で構成されており、
    前記第2補強ビード部が凸状をなしている前記パネルフレームの面側で前記第2補強ビード部の外周に略沿って取り付けられている
    ことを特徴とする車両用シート装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に係る発明において、
    前記シートバックは、前倒可能に構成されたリヤシートのシートバックである
    ことを特徴とする車両用シート装置。
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