JP6339748B1 - セグメント、組合せオイルリングおよびセグメントの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
セグメントの材料となる線材を巻回しているコイルマスタから線材を引き出して下流側に送る線材送り工程と、コイルマスタよりも線材の送り方向の下流側において、線材に対してレーザ光を照射して、少なくとも1つの位置において、ドロス状突出部の付け根の内周面となる面から4μm〜25μmの突出高さであって、1つのセグメントの周長に、下流側においてセグメントの合口を形成する際の切断加工幅を周方向の長さとして加えた長さ当たりに線材の送り速度に同期して等間隔に3か所以上の一対のドロス状突出部を形成するレーザ光照射工程と、レーザ光照射工程よりも下流側で、線材を環状に塑性加工するコイリング工程と、環状に塑性加工され、螺旋状に巻回された線材を、その巻回された巻回体の軸方向に沿うように切断し、セグメントの合口を形成する切断工程と、を備え、レーザ光照射工程によって内周面には、凹状の凹溝が形成されると共に、その凹溝の両側には、連続した土手状のドロス状突出部が該凹溝に沿うようにそれぞれ設けられていて、それら両側に存在するドロス状突出部から一対のドロス状突出部が構成されると共に、レーザ光照射工程で形成された一対のドロス状突出部は凹溝の金属が両側に溶融した後に冷えて固まったものであり、レーザ光照射工程で形成された一対のドロス状突出部は、セグメントの周方向に直交する中心軸方向に対して、第1傾斜方向に傾斜するように設けられている、ことを特徴とするセグメントの製造方法が提供される。
図1は、組合せオイルリング10の構成を示すと共に、組合せオイルリング10を装着したピストン2がシリンダ1に挿入された状態を示す縦断面図である。
一対のドロス状突出部26,36は、その付け根の内周面22,32に対して、4μm〜25μmの範囲内で突出している。図10は、セグメント20,30の幅の中心軸に対して20度開いたセグメント20,30の内周面の位置でドロス状突出部26,36の突出高さを測定するイメージを示す図である。図10に示すように、ドロス状突出部26,36の突出高さは、セグメント20,30の幅の中心軸に対して20度開いたセグメント20,30の内周面の位置で測定していて、その位置での突出高さが4μm〜25μmの範囲内となっている。
また、図9(A),(B)に示すように、ドロス状突出部26,36および凹溝27,37の延伸方向は、セグメント20,30の周方向に直交する中心軸方向(Y方向)に対して平行であるか、または傾斜している。かかる延伸方向は、中心軸方向(Y方向)に対して、45度以下の角度をなすように設けられている。
次に、一対のドロス状突出部26,36が内周面22,32に形成されているピッチについて説明する。ドロス状突出部26,36のピッチを決定するに際しては、ドロス状突出部26,36が耳部43の傾斜面43aに乗り上げない(傾斜面43aの境界以外の部位で当接しない)ようにすることが望ましい。すなわち、ドロス状突出部26,36は、隣り合う耳部43の間の空間部に位置することが望ましい。
P1 ≦ P2 ≦ π(D−2T)/3 …(式1)
P2=n×P1 …(式2)
ここで、Dはセグメント20,30の外径(シリンダ1の内径)であり、Tはセグメント20,30の径方向の厚みである。また、nは、1,2,3…のような正の整数である。
L1 ≦ P1/2 …(式3)
P1/2 ≦ P2 ≦ π(D−2T)/6 …(式4)
P2=n×P1+P1/2 …(式5)
なお、(式5)においても、nは、0,1,2,3…のような整数である(図9(B)ではn=0の場合のP2を示す)。
また、セグメント20,30には、その内周面22,32側に、皮膜が形成されていても良い。皮膜としては、リン酸塩処理、ガス窒化層、塩浴窒化などにより形成される皮膜が挙げられるが、それ以外の手法により形成される皮膜であっても良い。なお、このような皮膜が形成された場合でも、ドロス状突出部26,36の突出高さは、上述した4μm〜25μmの範囲内で突出するのが好ましい。
以上のような一対のドロス状突出部26,36および凹溝27,37を有するセグメント20,30の製造方法について、以下に説明する。
次に、上述したセグメント20,30の一対のドロス状突出部26,36に関して、単独回転を防止可能か否かの実験を行った。その実験結果について、以下に説明する。まず、材質を炭素鋼(硬鋼線)とした場合において、ドロス状突出部26,36の突出高さと、ドロス状突出部26,36の延伸方向がシリンダ1の軸方向(Y方向)に対してなす傾斜角度θ1とを種々変更し、単独回転するか否かの評価を行った。
以上のような構成のセグメント20,30、組合せオイルリング10およびセグメント20,30の製造方法によると、次のような作用効果が得られる。すなわち、セグメント20,30の内周面22,32には、一対のドロス状突出部26,36が複数設けられている。また、前記一対のドロス状突出部26,36は、少なくとも1つの位置において4μm〜25μmの突出高さである。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
Claims (15)
- 内燃機関の組合せオイルリングが備えるエキスパンダ・スペーサの周方向に形成されている耳部によって内周面が押圧されると共に外周側がシリンダの内壁に押圧された状態で該シリンダの軸方向に摺動可能であり、金属を材質とするセグメントであって、
少なくとも1つの前記セグメントの内周面には凹状の凹溝が設けられると共に、
前記凹溝の両側には、連続した土手状のドロス状突出部が該凹溝に沿うようにそれぞれ設けられていて、それら両側に存在する前記ドロス状突出部から構成される一対のドロス状突出部は複数設けられていて、
前記一対のドロス状突出部は前記凹溝の金属が両側に溶融した後に冷えて固まったものであり、
前記一対のドロス状突出部は、少なくとも1つの位置において前記ドロス状突出部の付け根の前記セグメントの前記内周面から4μm〜25μmの突出高さであり、
前記一対のドロス状突出部は、前記セグメントの周方向に直交する中心軸方向に対して、第1傾斜方向に傾斜するように設けられている、
ことを特徴とするセグメント。 - 請求項1記載のセグメントであって、
環状の前記セグメントを、前記セグメントの幅の中心軸が鉛直方向に対して10度から30度の範囲内の少なくとも1つの位置を選択して傾斜するように水平面上に設置した際に、
前記セグメントの周方向に直交する断面であり、かつ、前記水平面に接地し垂直な断面における内周面において、前記鉛直方向に最も高い位置における前記ドロス状突出部の突出高さは、該ドロス状突出部の付け根の前記セグメントの前記内周面から4μm〜25μmとなるように設けられている、
ことを特徴とするセグメント。 - 請求項1または2記載のセグメントであって、
前記一対のドロス状突出部には、前記セグメントの周方向に直交する中心軸方向に対して、前記第1傾斜方向とは異なる第2傾斜方向に傾斜するものが存在し、
前記第1傾斜方向に傾斜する前記一対のドロス状突出部と、前記第2傾斜方向に傾斜する前記一対のドロス状突出部とは前記セグメントの合口以外の部分で隣り合っていて、
隣り合う前記一対のドロス状突出部は、少なくとも2箇所に設けられている、
ことを特徴とするセグメント。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のセグメントであって、
前記一対のドロス状突出部のそれぞれが土手状に連続する方向は、前記中心軸方向に対して45度以下の傾斜角度をなしている、
ことを特徴とするセグメント。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のセグメントは、炭素鋼またはステンレス鋼を材質としている、
ことを特徴とするセグメント。 - 周方向に耳部が形成されているエキスパンダ・スペーサと、前記耳部によって内周面が押圧されると共に外周側がシリンダの内壁に押圧された状態で該シリンダの軸方向に摺動可能であり、金属を材質とする少なくとも1つのセグメントと、を備える組合せオイルリングであって、
前記セグメントの内周面には、凹溝に沿って、その両側に連続した土手状のドロス状突出部がそれぞれ設けられていて、それら両側に存在する前記ドロス状突出部から構成される一対のドロス状突出部は複数設けられていて、
前記一対のドロス状突出部は前記凹溝の金属が両側に溶融した後に冷えて固まったものであり、
前記一対のドロス状突出部は、少なくとも1つの位置において前記ドロス状突出部の付け根の前記セグメントの前記内周面から4μm〜25μmの突出高さであり、
前記一対のドロス状突出部は、前記セグメントの周方向に直交する中心軸方向に対して、第1傾斜方向に傾斜するように設けられている、
ことを特徴とする組合せオイルリング。 - 請求項6記載の組合せオイルリングであって、
環状の前記セグメントを、前記セグメントの幅の中心軸が鉛直方向に対して10度から30度の範囲内の少なくとも1つの位置を選択して前記セグメントが傾斜するように水平面上に保持した際に、
前記セグメントの周方向に直交する断面であり、かつ、前記水平面に接地し垂直な断面である内周面において、前記水平面から最も高い内周面の位置における前記ドロス状突出部の突出高さは、該ドロス状突出部の付け根の前記セグメントの前記内周面から4μm〜25μmとなるように設けられている、
ことを特徴とする組合せオイルリング。 - 請求項6または7記載の組合せオイルリングであって、
前記一対のドロス状突出部には、前記セグメントの周方向に直交する中心軸方向に対して、前記第1傾斜方向とは異なる第2傾斜方向に傾斜するものが存在し、
前記第1傾斜方向に傾斜する前記一対のドロス状突出部と、前記第2傾斜方向に傾斜する前記一対のドロス状突出部とは前記セグメントの合口以外の部分で隣り合っていて、
隣り合う前記一対のドロス状突出部は、少なくとも2箇所に設けられている、
ことを特徴とする組合せオイルリング。 - 請求項6から8のいずれか1項に記載の組合せオイルリングであって、
前記一対のドロス状突出部のそれぞれが土手状に連続する方向は、前記中心軸方向に対して45度以下の傾斜角度をなしている、
ことを特徴とする組合せオイルリング。 - 請求項6から9のいずれか1項に記載の組合せオイルリングであって、
前記一対のドロス状突出部が形成可能な位置間のピッチをピッチP2とし、前記エキスパンダ・スペーサの前記耳部間のピッチをピッチP1とすると、nを正の整数とし、P2=n×P1を満たすと共に、
前記ピッチP2で決定される位置のうち少なくとも2箇所には前記一対のドロス状突出部が形成される、
ことを特徴とする組合せオイルリング。 - 請求項8記載の組合せオイルリングであって、
前記一対のドロス状突出部が形成可能な位置間の前記セグメントの幅中心におけるピッチをピッチP2とし、前記エキスパンダ・スペーサの前記耳部間のピッチをピッチP1とすると、nを0以上の整数とし、P2=n×P1+P1/2を満たすと共に、
前記ピッチP2で決定される位置のうち少なくとも2箇所には前記一対のドロス状突出部が形成される、
ことを特徴とする組合せオイルリング。 - 請求項6から11のいずれか1項に記載の組合せオイルリングであって、
前記セグメントは、炭素鋼またはステンレス鋼を材質としている、
ことを特徴とする組合せオイルリング。 - エキスパンダ・スペーサの周方向に形成されている耳部によって内周面が押圧されると共に外周側がシリンダの内壁に押圧された状態で該シリンダの軸方向に摺動可能であり、金属を材質とするセグメントの製造方法であって、
セグメントの材料となる線材を巻回しているコイルマスタから前記線材を引き出して下流側に送る線材送り工程と、
前記コイルマスタよりも線材の送り方向の下流側において、前記線材に対してレーザ光を照射して、少なくとも1つの位置において、ドロス状突出部の付け根の前記内周面となる面から4μm〜25μmの突出高さであって、1つの前記セグメントの周長に、下流側において前記セグメントの合口を形成する際の切断加工幅を周方向の長さとして加えた長さ当たりに前記線材の送り速度に同期して等間隔に3か所以上の一対のドロス状突出部を形成するレーザ光照射工程と、
前記レーザ光照射工程よりも下流側で、前記線材を環状に塑性加工するコイリング工程と、
前記環状に塑性加工され、螺旋状に巻回された前記線材を、その巻回された巻回体の軸方向に沿うように切断し、前記セグメントの合口を形成する切断工程と、
を備え、
前記レーザ光照射工程によって前記内周面には、凹状の凹溝が形成されると共に、その凹溝の両側には、連続した土手状の前記ドロス状突出部が該凹溝に沿うようにそれぞれ設けられていて、それら両側に存在する前記ドロス状突出部から前記一対のドロス状突出部が構成されると共に、
前記レーザ光照射工程で形成された前記一対のドロス状突出部は前記凹溝の金属が両側に溶融した後に冷えて固まったものであり、
前記レーザ光照射工程で形成された前記一対のドロス状突出部は、前記セグメントの周方向に直交する中心軸方向に対して、第1傾斜方向に傾斜するように設けられている、
ことを特徴とするセグメントの製造方法。 - 請求項13記載のセグメントの製造方法であって、
前記レーザ光照射工程では、前記線材送り工程での線材送り方向と交差する交差方向に沿ってレーザ光の照射を行うと共に、前記交差方向の一方から他方に向かう一方向のみにレーザ光の照射を行う、
ことを特徴とするセグメントの製造方法。 - 請求項13記載のセグメントの製造方法であって、
前記レーザ光照射工程では、前記線材送り工程での線材送り方向と交差する交差方向に沿ってレーザ光の照射を行うと共に、前記交差方向の往復における二方向にレーザ光の照射を行う、
ことを特徴とするセグメントの製造方法。
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