JP6403506B2 - オイルリング - Google Patents

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Description

本発明は、ピストンに装着されるオイルリングに関し、特にサイドレール及びエキスパンダを備えたオイルリングに関する。
自動車用エンジン等に用いられるピストンの外周には、トップリング溝、セカンドリング溝、及びオイルリング溝が形成され、トップリング溝及びセカンドリング溝にコンプレッションリングが装着され、オイルリング溝にオイルリングが装着される。
トップリング溝及びセカンドリング溝に装着されるコンプレッションリングは、主としてピストンとシリンダボア内面との間隙を塞ぎ燃焼室の圧縮ガス及び高圧燃料ガスが燃焼室からクランクケース側に洩れるブローバイガスを抑制するとともに、ピストンの熱をシリンダ側に放熱する機能を有する。
一方、オイルリング溝に装着されるオイルリングは、一対のサイドレールと、両サイドレール間に挟まれて各サイドレールに張力を付与するエキスパンダとによって構成される。各サイドレールは、略環状で一部に切り開かれた合口部を有し、弾性的に拡径して外周面をシリンダボア内周面に圧接してシリンダボア内周面に残存及び付着する余剰のオイルを掻き落とす。
ところで、ピストンの往復動の際に、各サイドレールが周方向に回転して各サイドレールの合口部が軸方向、すなわちピストンの往復動方向で重なると軸方向方に連通する漏れ通路が形成され、ブローバイガスの増加や、オイル消費量の増大を招く要因となる。
特に、水平対向型エンジンなどの横置き型シリンダでは、シリンダボア内周面に付着したオイルがその下面側に溜まり易く、各サイドレールの合口部が下面側となると、オイルが合口部から漏れ出してオイル噴きや燃焼室にオイルが流入して白煙が発生し、さらにオイル消費量の増大を招く要因となる。V型エンジンなど傾倒型シリンダでも、同様の現象が懸念される。
この対策としてオイルリング溝に装着されるサイドレールの回転を規制するオイルリングがある。このオイルリングの一例を図12及び図13を参照して説明する。
図12はオイルリングの装着状態を示すピストンの側面を示す模式図であり、図13はオイルリングの概要を示すオイルリングの要部を部分的に示す斜視図である。
図12に示すように、シリンダボア100内を往復動するピストン101は、その外周面にトップリング溝102、セカンドリング溝103及びオイルリング溝105が形成される。トップリング溝102とセカンドリング溝103にそれぞれコンプレッションリング108、109が装着され、オイルリング溝105にオイルリング110が装着される。
オイルリング110が装着されるオイルリング溝105の対向する壁面106、107にそれぞれ係止溝106a及び107aが形成される。この各係止溝106aと107aは軸方向で重ならないように周方向にずれた位置に形成される。
一方、オイルリング110は、図13に示すように、一対のサイドレール111と、これらサイドレール111の間に挟まれて各サイドレール111に張力を付与するエキスパンダ115との3ピース構造になっている。
各サイドレール111は、内周面111a及び外周面111bを有する略環状に形成され、その周方向の一箇所に切り開かれた合口部113が形成される。合口部113を形成する合口端面部111cの内端部に係合突起112が折曲形成される。
エキスパンダ115は、各サイドレール111側に交互に突出する凸状部が周方向に連続する波形形状に形成されたサイドレール支持部116を有し、各凸状部の径方向内方側に耳部117が形成される。
このように構成されたオイルリング110は、各サイドレール111の係合突起112がそれぞれ係止溝106a、107aに嵌り込まれて回転が規制された状態で壁面106及び107側に沿って装着され、エキスパンダ115のサイドレール支持部116によって保持される。一方、エキスパンダ115の弾性力により各耳部117がサイドレール111の内周面111aを径方向外側に押圧して張力を付与し、サイドレール111の外周面111bをシリンダボア100の内周面100aに押し付ける。
なお、特許文献1には、上記と同様にサイドレールの合口端部に形成された係合突起を、オイルリング溝の壁面に形成された係止溝に嵌め込んでサイドレールの回転を規制するオイルリング保持構造が開示される。
特開2012−207723号公報
上記一対のサイドレール111及びエキスパンダ115を備えたオイルリング110によると、各サイドレール111の係合突起112が各係止溝106a、107aに嵌り込むことで、各サイドレール111の回転が規制される。
しかし、エキスパンダ115の周方向に沿って形成された複数の耳部117でサイドレール111の内周面111aを押圧して外周面111bがシリンダボア100の内周面100aの圧接するものの、合口端面部111cに折曲形成した係合突起112には耳部117が当接することがなく、合口端面部111cにおいて外周面111bをシリンダボア100の内周面100aに押し付ける面圧が局部的に低下して、該部におけるオイル掻き機能が低下することが懸念される。この結果、オイル消費量の増加が懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、サイドレールの回転を規制するとともに、サイドレールの外周面を全周に亘り均等な面圧でシリンダボアの内周面に押し付け得るオイルリングを提供することにある。
上記目的を達成するオイルリングは、ピストンに形成されたオイルリング溝の対向する壁面に沿ってそれぞれ保持され、かつ内周面及び外周面を有する略環状で周方向一箇所に切り開かれた合口部を有する一対のサイドレールと、該両サイドレール間に挟まれて前記各サイドレールの内周面を径方向外方に押圧するエキスパンダと、を備え、前記サイドレールには、前記壁面に形成された係止溝に嵌め込まれ、サイドレールの回転を規制する係合突起が設けられ、前記係合突起は、前記サイドレールの前記内周面及び外周面から離れた該内周面と外周面との間の部位にて形成されたことを特徴とする。
これによると、サイドレールに形成された係合突起をオイルリング溝の壁面に形成された係止溝に嵌め込むことでサイドレールの回転が規制される。さらに、サイドレールの内周面及び外周面から離れた内周面と外周面との間に係合突起が形成されることで、係合突起を形成したにも拘わらずエキスパンダによってサイドレールの内周面が全周に亘って押圧付与されて、サイドレールの外周面を全周に亘り均等な面圧でシリンダボアの内周面に押し付けることができる。これにより、オイル掻き機能が確保されてオイル噴きや、ブローバイガスの削減、燃焼室へのオイル流入に起因する白煙の発生が防止され、さらにオイル消費量の低減が得られる。
また、前記係合突起は、前記サイドレールの前記内周面及び外周面及から離れた部位に折曲形成されたことを特徴とする。
これによると、サイドレールの内周面及び外周面から離れた内周面と外周面との間の部位を切り起こし等の折曲形成により容易に係合突起が形成できる。
また、前記係合突起は、前記サイドレールの前記内周面及び外周面から離れた部位に突起状に隆起して形成されたことを特徴とする。

これによると、サイドレールの内周面及び外周面から離れた内周面と外周面との間の部位を突起状に隆起することで容易に係合突起が形成されるとともに、係合突起がサイドレールに連続して一体形成されて係合突起を含むサイドレールの剛性強度が確保できる。
本発明によると、サイドレールに形成された係合突起をそれぞれオイルリング溝の壁面に形成された係止溝に嵌め込むことで、サイドレールの回転が規制される。さらに、内周面及び外周面から離れた部位に係合突起が形成され、係合突起を形成したにも拘わらずサイドレールの内周面全周に亘ってエキスパンダによって押圧付与されて、サイドレール外周面全周に亘りシリンダボアの内周面に押し付ける均一な面圧が確保される。
本発明の第1実施の形態に係るオイルリングを示すピストンを模式的に示す説明図であり、(a)はピストンリング装着状態の概略図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は(a)のc−c線断面図である。 オイルリングの概要を示す部分斜視図である。 図2のIII−III線断面図である。 合口部の概要説明図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図である。 サイドレールの作用説明図である。 第2実施の形態に係るオイルリングの概要を示す部分斜視図である。 図6のVII−VII線断面図である。 第3実施の形態に係るオイルリングの概要を示す部分斜視図である。 図8のIX−IX線断面図である。 第4実施の形態に係るオイルリングの概要を示す部分斜視図である。 図8のXI−XI線断面図である。 従来のオイルリングを装着したピストンを模式的に示す説明図である。 従来のオイルリングの概要を示す部分斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施の形態)
本発明に係るオイルリングの第1実施の形態を図1乃至図5を参照し説明する。図1はオイルリングの装着状態を示すピストンの模式図、図2はオイルリングの要部を部分的に示す斜視図である。
図1(a)に概略図を示し、かつ同図(b)及び(c)に(a)のa−a線断面図、b−b線断面図を示すように、シリンダボア1内を往復動するピストン10は、その外周面11に頭部側から順にトップリング溝12、セカンドリング溝13及びオイルリング溝15が形成される。トップリング溝12及びセカンドリング溝13にそれぞれコンプレッションリング18、19が装着され、オイルリング溝15にオイルリング20が装着される。
オイルリング溝15の対向する壁面16及び17に、断面略半円形で径方向に連続して外方端が外周面11に達する係止溝16a、17aが凹設される。この係止溝16aと17aはピストン10の軸方向で重ならないように周方向にずれた位置に形成される。
オイルリング溝15に装着されるオイルリング20は、図2にその要部を示すように、環状のエキスパンダ21と、エキスパンダ21の軸方向の両端にそれぞれ配置される第1サイドレール30Aと第2サイドレール30Bとを有する3ピース構造となっている。
エキスパンダ21は、第1サイドレール30A側に突出する凸状部23と、第2サイドレール30B側に突出する凸状部24とが周方向に交互に並んで連続する波形形状で環状に形成されたサイドレール支持部22を有する。なお、隣接する凸状部23のピッチと、隣接する凸状部24のピッチは同一である。
各凸状部23の径方向内方側には、各凸状部23の頂端によって支持される第1サイドレール31Aの内周面32を径方向外方側に押圧するために軸方向に突出する耳部25が周方向に分散して設けられる。同様に、各凸状部24の径方向内側には、各凸状部24によって支持された第2サイドレール30Bの内周面32を径方向外方側に押圧するための耳部25が周方向に分散して設けられる。
エキスパンダ21の両側に配置される第1サイドレール30Aと第2サイドレール30Bは同一形状であり、第1サイドレール31Aを説明し、第2サイドレール30Bには対応する部位に同一符号を付することで説明を省略する。
第1サイドレール30Aは、オイルリング溝15の壁面16に対向する軸方向外側面及びエキスパンダ21の各凸状部23に対向する軸方向内側面を有する板状で、内周面32及び外周面33を有する略環状に形成され、その周方向一箇所に互いに対向する合口端面部34、35を有して切り開かれた合口部40を有する。
合口部40を形成する合口端面部34,35の双方或いは一方、本実施の形態では合口端面部35は、図4(a)に平面図を示し、(b)に斜視図を示すように、その端面35aから周方向に延びる一対の分割部36a、36bを有し、この分割部36aと内周面32との間に内周面32に沿って延在して端面35aを先端とする内側延在部37が形成され、分割部36bと外側面33との間に外周面33に沿って延在して端面35aを先端とする外側延在部38が形成される。さらに、分割部36aと36bの間の舌片状の部分を分割部36a及び36bの先端間を折曲部39aとして軸方向外方に折曲した係合突起39が形成される。
このように、合口端面部35は、幅方向中央に係合突起39が折曲形成され、この係合突起39を隔てた両側に、内周面32に沿って周方向に延在する内側突出部37と外側面33に沿って周方向に延在する外側突出部38が対向して形成される。この係合突起39は、合口端面部35における分割部36aと38bとの間を軸方向に切り起こして折曲する、いわゆる切り起しによる簡単なプレス加工等によって極めて容易に形成できる。
このエキスパンダ21及び第1サイドレール30A、第2サイドレール30Bからなるオイルリング20は、第1サイドレール30Aが係合突起39をオイル溝15の壁面16に形成された係止溝16aに嵌め込まれて回転を規制するサイドレール回転規制機構を有し、回転が規制された状態で壁面16に沿って配置され、第2サイドレール30Bが係合突起39を係止溝17aに嵌め込まれて回転規制された状態で壁面17に沿って配置される。
第1サイドレール30Aと第2サイドレール30Bとの間に挟まれて配置されるエキスパンダ21は、サイドレール支持部22の各凸状部23が第1サイドレール30Aの軸方向内側面に当接して第1サイドレール30Aを支持し、各凸状部23に形成された耳部25が第1サイドレール30Aの内周面32の全周に亘って当接する。特に図4に示すように係合突起39が形成されて開口端面部35における内周面32にも凸状部34に形成された耳部35が当接する。
同様に、各凸状部24が第2サイドレール30Bの軸方向内側面に当接して第2サイドレール30Bを支持し、各凸状部34の径方向内側に形成された耳部25が第2サイドレール30Bの内周面32に当接する。
エキスパンダ21の弾性力により放射状に配置された各凸状部23の径方向内側に設けた耳部25が、係合突起39が形成された合口端面部35おける内周面22を含む第1サイドレール30Aの内周面32を全周に亘って圧接して第1サイドレール30Aを均等に径方向外側に押圧付勢し、第1サイドレール30Aに拡径するような張力が付与されて第1サイドレール30Aの外周面33が全周に亘って均等な面圧でシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
すなわち、図5(a)に係止突起39を省略した第1サイドレール30Aの合口端面部35を示すように、両側に、内周面32に沿って周方向に延在する内側突出部37と、外側面33に沿って周方向に延在する外側突出部38が対向して形成され、内側突出部37の側縁となる内周面32は、内周面32の広範囲に亘って圧接するエキスパンダ20の耳部25によって押圧力Pが付与される。
この耳部25により押圧付与された内側突出部37は、図5(b)に示すよう外側突出部38側に押圧されて復元力P1が生じ、その反発力P2により外側突出部38がシリンダボア1の内周面1aに圧接し、外側突出部38における外周面33とがシリンダボア1の内周面1aとの面圧が確保され、係止突起39を形成した合口端面部35においても面圧力が減少することなく十分か面圧力が得られ、第1サイドレール30Aの外周面33が全周に亘って均等にシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
同様に、放射状に配置された各凸状部34の径方向内側に設けた耳部35が第2サイドレール30Bの内周面32を全周に亘って均等に径方向外側に押圧付勢し、第2サイドレール30Bに拡径するような張力が付与されて第2サイドレール30Bの外周面33がシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
このオイルリング溝15に装着されるオイルリング20は、壁面16側の第1サイドレール30Aの係合突起39が係止溝16aに嵌め込められて回転が規制された状態で壁面16に沿って保持され、壁面17側の第2サイドレール30Bが係合突起39が係止溝17aに嵌め込められて回転が規制された状態で壁面17に沿って保持される。第1サイドレール30Aの軸方向外側面と壁面16との間にはピストン10の往復動の際に隙間が発生することで、その隙間を通じて径方向内外にオイルが流通可能に形成され、第2サイドレール30Aの軸方向外側面と壁面17との間には、ピストン10の往復移動の際に隙間が発生することで、その隙間を通じて径方向内外にオイルが流通できるようになっている。エキスパンダ39の凸状部33、34の空間を通じて径方向内外にオイルが流通できる。
そして、トップリング溝12、セカンドリング溝13及びオイルリング溝15にコンプレッションリング18、19、オイルリング20が装着されたピストン10は、ピストン10がシリンダボア1内を往復動する際、コンプレッションリング18、19が燃焼室の気密を保持する機能を果たし、オイルリング20がシリンダボア1の内周面1aに残存するオイルをクランクケース側に掻き落とす。
したがって、本実施の形態のオイルリングによると、第1サイドレール30A、第2サイドレール30Bに形成された係合突起39をそれぞれオイル溝15の壁面16、17に形成された係止溝16a、17aに嵌め込むことで、第1サイドレール30A、第2サイドレール30Bの回転が規制され、各サイドレール30A、30Bの合口部40の位置が係止溝16a、17aの近傍に設定できる。
さらに、合口端面部35の幅方向中央に係合突起39が折曲形成され、係合突起39を隔てた両側に内周面32に沿って周方向に延在する内側突出部37と、外側面33に沿って周方向に延在する外側突出部38と対向して形成することで、係合突起39を形成したにも拘わらず、サイドレールの内周面32の全周に亘って圧接するエキスパンダ20の周方向に分散配置された耳部25によって押圧付与されて、合口端面部35における外周面33をシリンダボア1の内周面1aに押し付ける面圧が全周に亘って均等に確保される。
この結果、サイドレール30A、30Bによるオイル掻き機能が確保されて、オイル噴きや、ブローバイガスの削減、燃焼室へのオイル流入に起因する白煙の発生が防止され、さらにオイル消費量の低減が得られる。
(第2実施の形態)
第2実施に形態を図6及び図7を参照して説明する。なお、第1実施の形態とサイドレールに形成される係合突起が異なり、他の構成は同一であり、対応する部位に同一符合を付することで該部の詳細な説明を省略する。
図6はオイルリングの概要を示す部分斜視図であり、図7図6のVII−VII線断面図である。
オイルリング20Aは、環状のエキスパンダ21と、第1サイドレール30Cと、第2サイドレール30Cとを有する3ピース構造となっている。エキスパンダ21は第1実施の形態と同様の構成であり、詳細な説明を省略する。
エキスパンダ21の両側に配置される第1サイドレール30Cと第2サイドレール30Dは同一形状であり、第1サイドレール31Cを説明し、第2サイドレール30Dには対応する部位に同一符号を付することで説明を省略する。
第1サイドレール30Cは、内周面32及び外周面33を有する略環状に形成され、その周方向一箇所に互いに対向する合口端面部34、35を有して切り開かれた合口部40を有する。
合口端面部34、35の端面34a、35a、内周面32及び外周面33から離れた部位に、内周面32及び外周面33と平行に周方向に延びる一対の第1分割部36cと第2分割部36d、及びこの第1分割部36cと第2分割部36dの端部間を連結する幅方向に延在する第3分割部36eからなるコ字状の分割部を有し、第1分割部36cと第2分割部36dの間の舌片状部分を第1分割部36c、第2分割部36bの端間を折曲部39Aaとして軸方向外方に折曲した係合突起39Aが形成される。
この係合突起39Aは、内周面32と外側面33との間の部分における第1分割部36c、第2分割部36d及び第3分割部36eの間を軸方向に切り起こす簡単なプレス加工等によって極めて容易に形成できる。
このオイルリング20Aは、オイルリング溝15の壁面16に形成された係止溝16aに、係合突起39Aが嵌め込まれて回転が規制された第1サイドレール30Cが壁面16に沿って配置され、第2サイドレール30Dが係合突起39Aを係止溝17aに嵌め込んで回転が規制された状態で壁面17に沿って配置される。
第1サイドレール30Cと第2サイドレール30Dとの間に挟まれて配置されるエキスパンダ21は、サイドレール支持部22の各凸状部23が第1サイドレール30Cに当接して第1サイドレール30Cを支持し、各凸状部33の係方向内側に形成された耳部35が第1サイドレール30Cの内周面32に当接する。特に図7に示すように係合突起39Aが形成された部位における内周面32に耳部35が当接する。エキスパンダ21の弾性力により周方向に分散配置された各耳部25が、第1サイドレール30Cの内周面32を全周に亘って分散して圧接して第1サイドレール30Cを均等に径方向外側に押圧付勢し、第1サイドレール30Aに拡径するような張力が付与されて第1サイドレール30Cの外周面33が全周に亘って均等な面圧でシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
同様に、各凸状部34が壁面17側の第2サイドレール30Dに当接して第2サイドレール30Dを支持し、各凸状部34の係方向内側に形成された耳部35が第2サイドレール30Dの内周面32に当接し、周方向に分散配置された各耳部25が、第2サイドレール30Dの内周面32を全周に亘って分散して圧接して第2サイドレール30Dを均等に径方向外側に押圧付勢し、第2サイドレール30Dに拡径するような張力が付与されて第2サイドレール30Dの外周面33がシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
したがって、本実施の形態のオイルリングによると、第1サイドレール30C、第2サイドレール30Dに形成された系合突起39Aをそれぞれオイル溝15の壁面16、17に形成された係止溝16a、17aに嵌め込むことで、第1サイドレール30C、第2サイドレール30Dに回転が規制されて、各サイドレール30C、30Dの合口部40の位置が設定できる。更に、内周面32及び外周面33から離れた内周面32と外周面33との間の部位に係合突起39Aが折曲形成することで、サイドレールの内周面32全周に亘ってエキスパンダ20の分散配置された耳部25によって押圧付与されて、合口端面部35における外周面33をシリンダボア1の内周面1aに押し付ける均等な面圧が確保される。
さらに、第1実施の形態に加え、壁面16及び17に形成された係止溝16a、17aに係止されるサイドレール30C、30Dの係合突起39Aの周方向位置を適宜変更することで、ピストン10に形成される係止溝16a、17aの位置を変更することなく、サイドレール30C、30Dの合口部40の位置を適宜変更することができる。
(第3実施の形態)
第3実施に形態を図8及び図9を参照して説明する。なお、第3実施の形態と、第1実施の形態とは、サイドレールに形成される係合突起が異なるのみで他の構成は同一であり、対応する部位に同一符合を付することで該部の詳細な説明を省略する。
図8はオイルリングの概要を示す部分斜視図であり、図9図8のIX−IX線断面図である。
オイルリング20Bは、環状のエキスパンダ21と、第1サイドレール30Eと第2サイドレール30Fとを有する3ピース構造となっている。エキスパンダ21は第1実施の形態と同様の構成であり、詳細な説明を省略する。
エキスパンダ21の両側に配置される第1サイドレール30Eと第2サイドレール30Fは同一形状であり、第1サイドレール31Eを説明し、第2サイドレール30Fに対応する部位に同一符号を付することで説明を省略する。
第1サイドレール30Eは、内周面32及び外周面33を有する略環状に形成され、その周方向一箇所に互いに対向する合口端面部34、35を有して切り開かれ合口部40を有する。
合口部40を形成する一方の合口端面部、本実施の形態では合口端面部35は、その端面35aにおける内周面32及び外周面33から離れた部分に半円弧状で頂部が外方に突起状に隆起する係合突起39Bを形成される。この係合突起39Bは、合口端面部35の幅方向中央部を隆起させるプレス加工等によって極めて容易に形成できる。
このオイルリング20Bは、オイルリング溝15の壁面16に形成された係止溝16aに、合口端面部35に突起状に隆起形成された係合突起39Bが嵌め込まれて回転が規制された第1サイドレール30Eが壁面16に沿って配置され、第2サイドレール30Fが係合突起39Bを係止溝17aに嵌り込んで回転が規制された状態で壁面17に沿って配置される。
第1サイドレール30Eと第2サイドレール30Fとの間に挟まれて配置されるエキスパンダ21は、サイドレール支持部22の各凸状部23が第1サイドレール30Eに当接して第1サイドレール30Eを支持し、各凸状部23の係方向内側に形成されて周方向に分散配置された各耳部25が第1サイドレール30Eの内周面32に当接する。特に図8に示すように係合突起39Bが形成された合口端面部35における内周面32にも耳部25が当接する。エキスパンダ21の弾性力により放射状に分散配置された各凸状部23の径方向内側に設けた耳部25が、係合突起29Bが形成された合口端面部35おける内周面に22に含む第1サイドレール30Eの内周面32を全周に亘って圧接して第1サイドレール30Eを均等に径方向外側に押圧付勢し、第1サイドレール30Eに拡径するような張力が付与されて第1サイドレール30Eの外周面33がシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
同様に、各凸状部34が壁面17側の第2サイドレール30Fに当接して第2サイドレール30Fを支持し、各凸状部24の係方向内側に形成された耳部35が第2サイドレール30Fの内周面32に当接し、エキスパンダ21の弾性力により放射状に分散配置された耳部25が、係合突起29Bが形成された合口端面部35おける内周面に22に含む第2サイドレール30Fの内周面32を全周に亘って圧接して第2サイドレール30Fを均等に径方向外側に押圧付勢し、第2サイドレール30Fに拡径するような張力が付与されて第2サイドレール30Fの外周面33が全周に亘って均等な面圧でシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
したがって、本実施の形態のオイルリングによると、第1サイドレール30E、第2サイドレール30Fの合口端面部35に突起状に隆起形成された系合突起39Bをそれぞれオイル溝15の壁面16、17に形成された係止溝16a、17aに嵌め込むことで、第1サイドレール30E、第2サイドレール30Fに回転が規制されて、各サイドレール30E、30Fの合口部40の位置が設定できる。更に、内周面32及び外周面33から離れた内周面32と外周面33との間に係合突起39Bが隆起形成することで、サイドレールの内周面32全周に亘ってエキスパンダ20の周方向に沿って分散配置された耳部25によって押圧付与されて、合口端面部35における外周面33をシリンダボア1の内周面1aに押し付ける均等な面圧が確保される。
さらに、第1実施の形態に加え、合口端面部35に係合突起29Bを隆起して形成することで、係合突起39Bと合口端面部25が連続する一体形成されて係合突起29B及びサイドレール30A、30Bの剛性強度が向上する。
(第4実施の形態)
第4実施に形態を図10及び図11を参照して説明する。なお、本第4実施の形態は、第3実施の形態と、サイドレールに形成される係合突起が異なるのみで他の構成は同一であり、対応する部位に同一符合を付することで該部の詳細な説明を省略する。
図10はオイルリングの概要を示す部分斜視図であり、図11は図10のIX−IX線断面図である。
オイルリング20Cは、エキスパンダ21と、第1サイドレール30Gと、第2サイドレール30Hとを有する3ピース構造となっている。エキスパンダ21は第3実施の形態と同様の構成であり、詳細な説明を省略する。
エキスパンダ21の両側に配置される第1サイドレール30Gと第2サイドレール30Hは同一形状であり、第1サイドレール31Gを説明し、第2サイドレール30Gには対応する部位に同一符号を付することで説明を省略する。
第1サイドレール30Gは、内周面32及び外周面33を有する略環状に形成され、その周方向一箇所に対向する合口端面部34、35を有して切り開かれた合口部40を有する。
合口端面部34、35の端面34a、35a、内周面32及び外周面33から離れた部位に、半球面状で外方に突起状に隆起する係合突起39Cが形成される。この内周面32及び外周面33から離れた部位に半球面状で突出する係合突起39Cを隆起して形成することで、係合突起39Cが第1サイドレール30Gと連続する一体形成されて係合突起39Cの剛性強度及び第1サイドレール30Gの剛性強度が向上する。
この係合突起39Cは、内周面32と外側面33との間の部分を外方に突出するように隆起させる簡単なプレス加工等によって極めて容易に形成できる。
このオイルリング20Cは、オイルリング溝15の壁面16に形成された係止溝16aに、係合突起39Cが嵌め込まれて回転が規制された第1サイドレール30Gが壁面16に沿って配置され、第2サイドレール30Hは係合突起39Cが係止溝17aに嵌め込まれて回転が規制された状態で壁面17に沿って配置される。
第1サイドレール30Gと第2サイドレール30Hとの間に挟まれて配置されるエキスパンダ21は、サイドレール支持部22の各凸状部23が第1サイドレール30Gに当接して第1サイドレール30Gを支持し、各凸状部33の係方向内側に形成されて周方向に沿って分散配置された各耳部35が第1サイドレール30Gの内周面32に当接する。特に図10に示すように径合突起39Cが形成された部位においても内周面32に耳部35が当接する。エキスパンダ21の弾性力により周方向に分散配置された各耳部25が、第1サイドレール30Gの内周面32を全周に亘って圧接して第1サイドレール30Gを均等に径方向外側に押圧付勢し、第1サイドレール30Gの外周面33が全周に亘って均等な面圧でシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
同様に、サイドレール支持部22の各凸状部24が第2サイドレール30Hに当接して第2サイドレール30Hを支持し、各凸状部34の係方向内側に形成された耳部35が第2サイドレール30Hの内周面32に当接して、周方向に分散配置された各耳部25が、第2サイドレール30Hの内周面32を全周に亘って圧接して第2サイドレール30Hを均等に径方向外側に押圧付勢し、第2サイドレール30Hに拡径するような張力が付与されて第2サイドレール30Hの外周面33がシリンダボア1の内周面1aに押し付けられる。
したがって、本実施の形態のオイルリングによると、第1サイドレール30G、第2サイドレール30Hに形成された係合突起39Cをそれぞれオイル溝15の壁面16、17に形成された係止溝16a、17aに嵌め込むことで、第1サイドレール30G、第2サイドレール30Hに回転が規制されて、各サイドレール30G、30Hの合口部40の位置が設定できる。さらに、内周面32及び外周面33から離れた内周面32と外周面33との間の部位に係合突起39Cを隆起形成することで、サイドレール30G、30Hの内周面32全周に亘ってエキスパンダ20の耳部25によって押圧付与されて、外周面33をシリンダボア1の内周面1aに押し付ける均等な面圧が確保される。
さらに、第3実施の形態に加え、壁面16及び17に形成された係止溝16a、17aに係止される第1サイドレール30G及び第2サイドレール30Hの係止突起39Cの周方向位置を適宜変更することで、ピストン10に形成される係止溝16a、17aの位置を変更することなく、第1サイドレール30G及び第2サイドレール30Hの合口部40の位置を適宜変更することができる。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されることなく発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記各実施の形態では、第1サイドレール及び第2サイドレールの係合突起を係止溝に嵌め込んで回転を阻止する場合を例に説明したが、第1サイドレール或いは第2サイドレールの一方のみも回転を規制するように構成することができる。
1 シリンダボア
1a 内周面
10 ピストン
15 オイルリング溝
16、17 壁面
16a、17a 係止溝
20、20A、20B、20C オイルリング
21 エキスパンダ
22 サイドレール支持部
25 耳部
30A、30C、20E、30G 第1サイドレール
30B、30D、20F、30H 第2サイドレール
31A 軸方向外側面
31B 軸方向内側面
32 内周面
33 外周面
34、35 合口端面部
39、39A、39B、39C 係合突起
40 合口部

Claims (3)

  1. ピストンに形成されたオイルリング溝に対向する壁面に沿ってそれぞれ保持され、かつ内周面及び外周面を有する略環状で周方向一箇所に切り開かれた合口部を有する、それぞれ別体の部材からなる一対のサイドレールと、
    前記サイドレールに挟まれて前記各サイドレールの内周面を径方向外方に押圧するエキスパンダと、を備え、
    前記サイドレールは、前記壁面に形成された係止溝に嵌め込まれ、サイドレールの回転を規制する突起であって前記サイドレールの前記内周面及び外周面から離れた位置で前記サイドレール自体が折曲変形されて形成された係合突起と、前記サイドレールの径方向において前記係合突起の内側に位置する前記内周面から前記係合突起に向けて延在された第1の部位と、前記サイドレールの径方向において前記係合突起の外側に位置する前記外周面から前記係合突起に向けて延在された第2の部位と、有することを特徴とするオイルリング。
  2. ピストンに形成されたオイルリング溝に対向する壁面に沿ってそれぞれ保持され、かつ内周面及び外周面を有する略環状で周方向一箇所に切り開かれた合口部を有する、それぞれ別体の部材からなる一対のサイドレールと、
    前記サイドレールに挟まれて前記各サイドレールの内周面を径方向外方に押圧するエキスパンダと、を備え、
    前記サイドレールは、前記壁面に形成された係止溝に嵌め込まれ、サイドレールの回転を規制する突起であって前記サイドレールの前記内周面及び外周面から離れた位置で前記サイドレール自体が隆起変形されて形成された係合突起と、前記サイドレールの径方向において前記係合突起の内側に位置する前記内周面から前記係合突起に向けて延在された第1の部位と、前記サイドレールの径方向において前記係合突起の外側に位置する前記外周面から前記係合突起に向けて延在された第2の部位と、有することを特徴とするオイルリング。
  3. 前記係合突起は、前記内周面、前記外周面、および前記合口部の端面から離れた位置に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のオイルリング。
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