JP6251110B2 - シートパッド - Google Patents

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Description

本発明は、シートパッド、特に、外部との通気機能を有する通気部材を備え、この通気部材を導入した状態で発泡樹脂材料で一体的に発泡成型されたシートパッドに関する。
例えば、車両のシートに用いられるシートパッドは、一般的に、乗員の背部を支持するバックパッド、及び乗員の臀部を支持するクッションパッドを備えて構成され、発泡樹脂材料を発泡させた軟質ポリウレタンフォーム、あるいは半硬質ポリウレタンフォーム等の発泡樹脂フォームで成型される。
このようなシートパッドにおいては、クッションパッドの座面やバックパッドの表面に溝を形成し、この溝の上に薄いフォーム層を積層してフォーム層と溝とでトンネル状の通気部を形成して通気性を確保し、シートパッドの調温や調湿等を図ることを目的とした技術が知られている。
しかし、トンネル状に形成された通気部によってシートパッドに空隙が形成されることから、このような通気部を有するシートパッドを用いたシートに着座すると、通気部の近傍が潰れて通気部が閉塞され、シートクッション部の座面やシートバック部の表面が部分的に陥没する。従って、良好な着座感が得られないことが想定される。
このような不具合についての対策として、特許文献1には、外部との通気機能を有する通気部材が、除膜処理された発泡樹脂フォームで形成され、この通気部材が含められて発泡樹脂材料で一体的に発泡成型されたシートパッドが提案されている。
特許文献1のシートパッドによれば、外部との通気機能を有する通気部材が、除膜処理された発泡樹脂フォームで形成されていることから、シートパッドの調温や調湿等が図られたうえで、良好な着座感が得られる。
このような通気部材を含めて発泡樹脂材料で一体的にシートパッドを発泡成型する場合は、まず、金型に通気部材を導入して配置し、配置した状態で金型内に液状の発泡樹脂材料を注入する。しかる後、金型を加熱させて発泡樹脂材料を発泡させることによって、通気部材が含められた状態でシートパッドが一体的に成型される。
特開2006−42985公報
しかし、このような通気部材を金型に配置した状態で液状の発泡樹脂材料を金型内に注入すると、発泡樹脂材料が粘性の低い状態で金型の成型面から通気部材内に浸入し、浸入した状態で発泡樹脂材料を発泡させると、通気部材に浸入した発泡樹脂材料が十分に発泡されずに硬化してしまうことが想定される。
この場合、発泡樹脂材料が浸入して硬化した通気部材は、発泡樹脂材料が適切に発泡して生成された発泡樹脂フォームに対して密度が高くなることから、適切に発泡した発泡樹脂フォームの部分に対して硬く形成されることとなる。従って、このように成型されたシートパッドに着座すると、着座感が悪化することが想定される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、通気部材と発泡樹脂材料が発泡して生成された発泡樹脂フォームとの接着性の低下を招くことなく、良好な着座感を得ることができるシートパッドを提供することにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明によるシートパッドは、外部との通気機能を有する通気部材を備え、該通気部材を導入した状態で発泡樹脂材料で一体的に発泡成型されたシートパッドにおいて、前記通気部材と前記発泡樹脂材料との境界面において前記通気部材の少なくとも一部を被覆する被覆部材を備え、該被覆部材は、少なくとも前記通気部材よりも前記発泡樹脂材料の浸入抑制機能が高い含浸抑制材料で構成され、シートパッドの表面及び裏面において柱状の前記通気部材の端面となる上面及び下面が外部に露出することによって、通気部材を介してシートパッドの裏面側と表面側が連通することを特徴とする。
この構成によれば、通気部材が、発泡樹脂材料との境界面において少なくともその一部が被覆部材で被覆されていることから、発泡成形工程において、被覆部材によって、通気部材内への発泡樹脂材料の浸入が抑制される。
従って、粘性の低い発泡樹脂材料が通気部材に浸入することが抑制された状態で、発泡成型工程において発泡樹脂材料が適切に発泡して、通気部材の柔軟性が良好に確保される。これにより、シートパッドの良好な着座感を得ることができる。
さらに、発泡成型工程において、通気部材内への発泡樹脂材料の浸入が抑制されつつも一部が浸入し、この状態でシートパッドが一体的に発泡成型されることから、通気部材と、発泡樹脂材料が発泡して生成された発泡樹脂フォームとの接着性が確保される。
その結果、通気部材と発泡樹脂フォームとの接着性が確保された状態で、シートパッドの良好な着座感を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシートパッドにおいて、前記通気部材の外部に露出した端面以外の部分の一部または全部が前記被覆部材で被覆されたことを特徴とする。
この構成によれば、通気部材における外部に露出する端面以外の部分の一部または全部が被覆部材で被覆されていることから、発泡樹脂材料の通気部材内に発泡樹脂材料が浸入する量を、要求に応じて適宜調整することができる。従って、通気部材と発泡樹脂フォームとの接着性を確保しつつ、通気部材内への発泡樹脂材料の浸入を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のシートパッドにおいて、前記被覆部材は、布材で形成されたことを特徴とする。この構成によれば、被覆部材が布材で構成されることから、この被覆部材で被覆された通気部材の柔軟性が確保される。従って、シートパッドの良好な着座感を得ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のシートパッドにおいて、前記布材は、織布で形成されたことを特徴とし、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のシートパッドにおいて、前記織布は、2枚の筬で編み込まれたロックニットであることを特徴とし、さらに、請求項6に記載の発明は、請求項3に記載のシートパッドにおいて、前記布材は、不織布で形成されたことを特徴とする。
これらの構成によれば、被覆部材が、汎用性のある布材である織布とくにロックニット、あるいは不織布で形成されることから、発泡樹脂材料の通気部材内への浸入を抑制しつつもわずかに許容することを、容易に実現することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項3に記載のシートパッドにおいて、前記被覆部材は、非通気部と、該非通気部に対して目が粗く形成されている通気帯と、を有することを特徴とする
請求項に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のシートパッドにおいて、前記被覆部材は、シート状に形成され、該シート状の全面に亘って複数の開口部が形成されたことを特徴とする。この構成によれば、シート状の被覆部材の全面に亘って開口部を形成する簡易な構成によって、通気部材の端面以外の一部を被覆することができる。
この発明によれば、被覆部材で通気部材が被覆されることによって、粘性の低い発泡樹脂材料が通気部材に浸入することが抑制された状態で、発泡成型工程において発泡樹脂材料が適切に発泡して、繊維部材で構成された通気部材の柔軟性が良好に確保される。
さらに、発泡成型工程において、通気部材内への発泡樹脂材料の浸入が抑制されつつも一部が浸入し、この状態でシートパッドが一体的に発泡成型されることから、通気部材と、発泡樹脂材料が発泡して生成された発泡樹脂フォームとの接着性が確保される。
その結果、通気部材と発泡樹脂フォームとの接着性の低下を招くことがなく、通気部材に浸入する発泡樹脂材料を被覆部材で調整することができることから、通気部材の柔軟性を適切に確保してシートパッドの良好な着座感を得ることができる。
本発明の実施の形態に係るシートに用いられるシートパッドの概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係る通気部材及び被覆部材の概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るシートパッドを製造する方法の概略を説明する図である。 図1のA部の拡大図である。 図4のB部の拡大図である。 被覆部材の他の実施の形態の概略を説明する図である。
次に、本発明の実施の形態について、図1〜図6に基づいて説明する。なお、本実施の形態において、シートパッドが車両用のシートに用いられる場合を例として説明する。
図1は、本実施の形態に係るシートに用いられるシートパッドの概略を説明する図である。図示のように、シート1は、乗員の背部を支持するシートバック部2、及び乗員の臀部を支持するシートクッション部4を備える。
本実施の形態のシートパッド10は、このようなシート1に用いられるものであり、発泡樹脂材料を発泡させた発泡樹脂フォームFを主要構成として形成される。
このシートパッド10は、通気性の良好な織編物等の表皮2aが被覆されてシートバック部2を構成するバックパッド12、及び通気性の良好な織編物等の表皮4aが被覆されてシートクッション部4を構成するクッションパッド14を備える。
シートパッド10は、本実施の形態では、通気性の良好な通気部材20を備える。通気部材20は、発泡樹脂材料を発泡させた発泡樹脂フォームFとの境界面において、通気部材20よりも発泡樹脂材料の浸入抑制機能が高いシート状の含浸抑制材料で構成された被覆部材30によって、その周囲が被覆される。
本実施の形態では、発泡樹脂材料を発泡させてシートパッド10を成型する発泡成型工程において、被覆部材30によって被覆された通気部材20が導入される。導入された通気部材20は、その周囲が被覆部材30で被覆されていることから、発泡する前の粘性の低い液状の発泡樹脂材料が、通気部材20に浸入することが抑制される。
被覆部材30により通気部材20への発泡樹脂材料の浸入が抑制された状態で、発泡樹脂材料を発泡させることによって、通気部材20を内包したシートパッド10が一体的に成型される。
このとき、被覆部材30は、通気部材20の周囲を被覆した状態において通気部材20に伴われてそのままシートパッド10に埋設される。
このシートパッド10は、繊維部材で構成された通気部材20の端面がシートパッド10の外部に露出することによって、バックパッド12に含められた通気部材20を介してバックパッド12の表面12a側と裏面12b側とが連通し、クッションパッド14に含められた通気部材20を介してクッションパッド14の座面14a側と裏面14b側とが連通する。
これにより、シートパッド10とシートパッド10の外部との通気状態が確保されて、シートパッド10に吸熱あるいは吸湿された熱や湿気が通気部材20を介して外部に排出され、シートパッド10の調温や調湿が図られる。
次に、本実施の形態に係る通気部材20及び被覆部材30の具体的な構成について説明する。
図2は、本実施の形態に係る通気部材20及び被覆部材30の概略を説明する図である。図示のように、通気部材20は、端面となる上面20a及び下面20b、この上面20aと下面20bとを連続する周面20cを有して略円柱状に形成される。
この通気部材20は、本実施の形態では、通気部材20を含めて発泡樹脂材料で一体的にシートパッド10を発泡成型するに際して、通気部材20とシートパッド10を構成する発泡樹脂フォームFとの接着性を向上させる観点、及び通気部材20による通気性をさらに向上させる観点から、繊維で構成される。
被覆部材30は、通気部材20よりも発泡樹脂材料の浸入抑制機能が高いシート状の含浸抑制材料で構成される。この被覆部材30には、本実施の形態では、布材である織布あるいは不織布が用いられており、発泡樹脂材料の通気部材20内への浸入を抑制する一方で、発泡樹脂材料の通気部材20内への微量の浸入を許容する。
織布が被覆部材30として用いられる場合は、2枚の筬で編み込まれたいわゆるロックニット(トリコットハーフとも称される)が好適であり、その材質としては、ナイロン(登録商標)が好適である。
2枚の筬で用いられる各糸の太さはそれぞれ30デニール、あるいはそれぞれ15デニール、さらには30デニールと20デニールの糸の組み合わせが好適に用いられるが、それぞれ30デニールの糸が用いられた織布が最も好ましい。
なお、デニールは、9000m当たり1gとなる糸の太さを表す単位である。
一方、不織布が被覆部材30として用いられる場合は、不織布の通気量が、15〜50cm/cm・secの範囲内であることが好ましい。
次に、本実施の形態に係るシートパッド10を製造する方法について説明する。
図3は、本実施の形態に係るシートパッド10を製造する方法の概略を説明する図である。
図示のように、本実施の形態では、まず、被覆部材30によって周面20cを被覆した通気部材20の下面20bの周囲における周面20cに、枠状、すなわち平面視略環状に形成された板金製の目止め部材40を装着する。
目止め部材40を装着した通気部材20の下面20bを、二点鎖線で示した仮想的な金型の下型50の成型面52に配置する。成型面52には、シートパッド10において通気部材20を設ける位置に対応した、成型面52における通気部材20を配置する位置に、位置決め用の目印54が施されている。
本実施の形態では、この目印54に合わせて6個の通気部材20を成型面52に配置して位置決めし、この状態において、下型50に対して図示しない上型及び中子型を型締め方向に移動させて型締めをする。
本実施の形態では、上型及び中子型を型締め方向に移動させて型締めをすると、中子型の成型面が、通気部材20の上面20aに当接する。すなわち、通気部材20を介して中子型の成型面と下型50の成型面52とが連続する。
金型を型締めした後、成型面52に向かって液状の発泡樹脂材料Mを注入して、金型内に発泡樹脂材料Mを供給する。発泡樹脂材料Mの注入口は、本実施の形態では、発泡樹脂材料Mが、下型50に配置された通気部材20に向かって直接的に降り注がれることのない位置、すなわち通気部材20に直接的に接触しない位置に設定されている。
金型内に供給された粘性の低い液状の発泡樹脂材料Mは、下型50の成型面52の勾配に従って、成型面52上を流動する。この発泡樹脂材料Mが、成型面52上に配置した通気部材20の周囲を流動する際は、成型面52と通気部材20の下面20bとの微小な隙間から、粘性の低い発泡樹脂材料Mが通気部材20内に浸入することが、通気部20の下面20bの周囲における周面20cに装着された目止め部材40によって抑制される。
成型面52に向かって発泡樹脂材料Mを注入した後、金型を加熱して、金型内に供給された発泡樹脂材料Mを発泡させる。本実施の形態では、発泡に伴って、発泡樹脂材料Mが、被覆部材30を介して通気部材20内に部分的にわずかに浸入し、浸入した発泡樹脂材料Mが硬化する。
この状態で、発泡樹脂材料Mの発泡が終了すると、発泡樹脂フォームFが生成され、通気部材20を内包したシートパッド10におけるバックパッド12あるいはクッションパッド14が一体的に成型される。
シートパッド10が成型された後、上型及び中子型を型開き方向に移動させて型開きを行い、成型されたシートパッド10を下型50から離型させ、成型されたシートパッド10から目止め部材40を抜き取る。
本実施の形態では、シートパッド10が下型50から離型されると、金型の加熱によって目止め部材40が下型50に付着した状態で残置されて、目止め部材40がシートパッド10から抜け出る。
図4は、発泡成型されたシートパッド10の概略を示した図1のA部の拡大図であり、図5は、図4のB部の拡大図である。図4及び図5で示すように、バックパッド12は、被覆部材30で被覆された通気部材20が、被覆部材30を介して発泡樹脂フォームFと接着された状態において、発泡樹脂フォームFと一体的に成型されている。
具体的には、被覆部材30を介して通気部材20内に部分的にわずかに浸入した発泡樹脂材料が硬化した硬化部F1が形成されることから、この硬化部F1によって、被覆部材30が巻きつけられた通気部材20と発泡樹脂フォームFとの接着性が確保される。
目止め部材40が抜け出た部分における通気部材20の下面20bの周囲における周面20cと発泡樹脂フォームFとの間には、目止め部材40に倣った環状の溝部40aが形成される。
このように、通気部材20と発泡樹脂フォームFとが一体的に成型されたバックパッド12は、成型面52に配置された通気部材20の下面20bがバックパッド12の表面12a側においてバックパッド12の外部に露出し、中子型に当接した通気部材20の上面20aがバックパッド12の裏面12b側においてバックパッド12の外部に露出する。
これにより、通気部材20を介してバックパッド12の表面12a側と裏面12b側とが連通し、バックパッド12の通気状態が確保される。
一方、通気部材20と発泡樹脂フォームFとが一体的に成型されたクッションパッド14の場合は、成型面52に配置された通気部材20の下面20bがクッションパッド14の表面14a側においてクッションパッド14の外部に露出し、中子型に当接した通気部材20の上面20aがクッションパッド14の裏面12b側においてクッションパッド14の外部に露出する。
これにより、通気部材20を介してクッションパッド14の表面14a側と裏面14b側とが連通し、クッションパッド14の通気状態が確保される。
上記構成のシートパッド10は、繊維部材で構成された通気部材20を被覆部材30で被覆し、かつ、この状態の通気部材20を金型の下型50における成型面52に配置した状態において、発泡樹脂材料Mを発泡させることによって成型される。
従って、発泡樹脂材料Mが金型内に注入された際、あるいは発泡樹脂材料Mが発泡した際において、被覆部材30によって、通気部材20内への発泡樹脂材料Mの浸入が抑制される。
このように、通気部材20内への発泡樹脂材料Mの浸入が抑制されることによって、繊維部材で構成された通気部材20の柔軟性が確保されることから、この通気部材20が含められた状態で通気部材20と発泡樹脂フォームFとが一体的に成型されたシートパッド10の着座感が向上する。
さらに、本実施の形態では、織布(特にロックニット)あるいは不織布で形成された被覆部材30が、発泡樹脂材料Mの通気部材20内への浸入を抑制しつつもわずかに許容することから、通気部材20内にわずかに浸入した発泡樹脂材料Mが硬化して硬化部F1が形成され、この硬化部F1によって、通気部材20と発泡樹脂フォームFとの接着性が確保される。
従って、硬化部F1によって通気部材20と発泡樹脂フォームFとの接着性が確保されたうえで、シートパッド10の良好な着座感が得られる。
被覆部材30は、本実施の形態では、上記のように汎用性のある織布(特にロックニット)あるいは不織布で形成されることから、発泡樹脂材料Mの通気部材20内への浸入を抑制しつつもわずかに許容することが、容易に実現される。
一方、本実施の形態では、成型面52上を流動する液状の発泡樹脂材料Mが、成型面52と通気部材20の下面20bとの微小な隙間から通気部材20内に浸入することが、通気部材20の下面20bの周囲における周面20cに装着された目止め部材40によって抑制される。
従って、発泡樹脂材料Mが浸入しやすい成型面52と通気部材20の下面20bとの微小な隙間から、発泡樹脂材料Mが通気部材20内に浸入することを、効率的に抑制することができる。
しかも、通気部材20の周面20cに被覆部材30が巻きつけられた状態で目止め部材40を装着することによって、被覆部材30が通気部材20に巻きつけられた状態を良好に保持することができる。
なお、被覆部材30を介して通気部材20に浸入することによって形成された硬化部F1、及び目止め部材40が抜け出ることによって目止め部材40に倣った環状に形成された溝部40aは、シートパッド10のバックパッド12あるいはクッションパッド14の大きさに対して相対的に極めて小さい範囲で形成されるに過ぎない。
従って、このような硬化部F1及び溝部40aの存在は、本実施の形態に係るシートパッド10の良好な着座性に関しては、実質的に影響を及ぼすことがない。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。上記実施の形態では、被覆部材30を介して通気部材20内にわずかに浸入した発泡樹脂材料が硬化した硬化部F1により、通気部材20と発泡樹脂フォームFとの接着性が確保されることを説明したが、例えば、被覆部材30を構成する材料として接着性を有する含浸抑制材料を用いる、あるいは接着テープ等によって被覆部材30を通気部材20に接着してもよい。
一方、上記実施の形態で説明した、被覆部材30に代えて、図6(a)で示すように、シート状のほぼ全面に亘って、開口部となる複数の通孔32aが形成された織布(特にロックニット)あるいは不織布製の被覆部材32を用いてもよい。
この被覆部材32によれば、通気部材20と発泡樹脂フォームFとの接着性をより良好に確保したえうで、シートパッド10の良好な着座感が得られる。
一方、図6(b)で示すように、被覆部材30に代えて、水平方向に伸長する通気帯34aが複数形成された織布(特にロックニット)あるいは不織布製の被覆部材34を用いてもよい。この被覆部材34が通気部材20の周面20cに巻きつけられることにより、通気部材20の周面20cがその一部において被覆された状態となる。
この被覆部材34は、被覆部材34を通気部材20に巻きつけた場合において、通気帯34aと非通気部34bとが円柱状の通気部材20の上面20aから下面20bに亘って交互に繰り返される複数の横縞状に形成され、通気帯34aは、非通気部34bに対して目が粗く形成されている。
さらに、図6(c)で示すように、被覆部材30に代えて、垂直方向に伸長する通気帯36aが複数形成された織布(特にロックニット)あるいは不織布製の被覆部材36を用いてもよい。この被覆部材36が通気部材20の周面20cに巻きつけられることにより、通気部材20の周面20cがその一部において被覆された状態となる。
この被覆部材36は、被覆部材36を通気部材20に巻きつけた場合において、通気帯36aと非通気部36bとが円柱状の通気部材20の周面20cに亘って交互に繰り返される複数の縦縞状に形成され、通気帯36aは、非通気部36bに対して目が粗く形成されている。
これら被覆部材32、34及び36を用いて、通気部材20の周面20cを部分的に被覆することによって、通気部材20と発泡樹脂フォームFとの接着状態を要求に応じて適宜調整することができる。
上記実施の形態では、通気部材20が略円柱状に形成された場合を説明したが、通気部材20の形状は、シートパッド10のバックパッド12の表面12a及び裏面12bにおいて外部に露出する端面を有し、あるいはクッションパッド14の座面14a及び裏面14bにおいて外部に露出する端面を有する限り、任意の形状を採用することが可能である。
なお、バックパッド12の表面12a側の端面と裏面12b側の端面の形状や寸法、あるいはクッションパッド14の座面14a側の端面と裏面14b側の端面の形状や寸法は、同じであっても異なっていてもよい。
従って、例えば、シートパッド10のクッションパッド14において、円柱状の通気部材20に代えて、乗員の臀部から大腿部に亘って接触するようにブロック状に形成された通気部材を用いることも可能である。
同様に、シートパッド10のバックパッド12においても、乗員の腰部から肩甲骨部等の任意の範囲に亘って接触するようにブロック状に形成された通気部材を用いることも可能である。
上記実施の形態では、シートパッド10が用いられるシート1が車両用のシートである場合を説明したが、例えば、鉄道車両、航空機あるいは船舶等の各種のシートや、さらには、一般家庭や各種の施設等で用いられる椅子、クッション、ソファ等にも用いることができる。
1 シート
10 シートパッド
12 バックパッド
14 クッションパッド
20 通気部材
20a 上面(端面)
20b 下面(端面)
20c 周面
30、32、34、36 被覆部材
32a 通孔(開口部)
40 目止め部材
50 下型
52 成型面
F 発泡樹脂フォーム
F1 硬化部
M 発泡樹脂材料

Claims (8)

  1. 外部との通気機能を有する通気部材を備え、該通気部材を導入した状態で発泡樹脂材料で一体的に発泡成型されたシートパッドにおいて、
    前記通気部材と前記発泡樹脂材料との境界面において前記通気部材の少なくとも一部を被覆する被覆部材を備え、
    該被覆部材は、
    少なくとも前記通気部材よりも前記発泡樹脂材料の浸入抑制機能が高い含浸抑制材料で構成され
    シートパッドの表面及び裏面において柱状の前記通気部材の端面となる上面及び下面が外部に露出することによって、通気部材を介してシートパッドの裏面側と表面側が連通する
    ことを特徴とするシートパッド。
  2. 前記通気部材の外部に露出した端面以外の部分の一部または全部が前記被覆部材で被覆されたことを特徴とする請求項1に記載のシートパッド。
  3. 前記被覆部材は、
    布材で形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のシートパッド。
  4. 前記布材は、
    織布で形成されたことを特徴とする請求項3に記載のシートパッド。
  5. 前記織布は、
    2枚の筬で編み込まれたロックニットであることを特徴とする請求項4に記載のシートパッド。
  6. 前記布材は、
    不織布で形成されたことを特徴とする請求項3に記載のシートパッド。
  7. 前記被覆部材は、
    非通気部と、該非通気部に対して目が粗く形成されている通気帯と、を有することを特徴とする請求項3に記載のシートパッド。
  8. 前記被覆部材は、シート状に形成され、
    該シート状の全面に亘って複数の開口部が形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシートパッド。
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