JP5103114B2 - 空調シート - Google Patents

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Description

本発明は、送風手段からシートパッドの内部に形成された空気通路を通して着座面等に空気を送風できる車両用の空調シートに関する。
この種の空調シートとして、例えば特許文献1〜3がある。特許文献1の空調シートは、シートパッド内に空気を送風する送風手段と、シートパッドの主体を成す第1のパッドと、第1のバッドの表面に配される薄肉の第2のパッドとを有し、通気性を有するシートカバーで覆われている。第1のパッドの裏面に配された送風手段から強制送風された空気は、第1のパッドの裏面から表面にかけて貫通する導入孔から、第2のパッドの裏面に溝状に凹み形成された配風溝(配風通路)を通って、第2のパッドに穿設された複数個の貫通孔から車両用シートの着座面へ抜ける構成となっている。配風溝はサイドサポート部を除く部分に複数形成されており、各配風溝は1つの導入孔と連通している。
特許文献2の空調シートは、シートパッドの裏面からシートパッド内に空気を送風する送風手段と、シートパッドの主体を成し裏面から表面にかけて貫通状に穿設された複数の貫通孔を有する第1のパッドと、第1のパッドの表面にこれの貫通孔を覆うように配された繊維材からなる網状クッション体とを有し、通気性を有するシートカバーで覆われている。網状クッション体は、多数の連続線状体をそれぞれループ状に曲がりくねらせ、かつ互いの接触部を融着させた立体網状構造体となっていることで、一定の弾性を有しながら網状クッション体内を空気が厚み方向のみならず平面方向にも通気可能となっている。これにより、クッション性を保ちながら特許文献1のような配風溝を設けることなく通気性の向上を図っている。
特許文献3の空調シートは、シートパッドの着座部の表面に凹み形成された吊り込み溝の底面に埋設された樹脂板と、シートカバーの裏面に配された係止具とを係止金具にて係止することで、シートカバーをシートパッドの形状に追従した状態で固定できる構造となっている。また、着座部よりも表面側へ膨出するサイドサポート部の内部に送風手段を配設し、シートパッドの着座部及びサイドサポート部の表面に、その一端が吊り込み溝に臨む状態で網状クッション体を配している。ここでの網状クッション体は、高剛性繊維が表裏に配置され、その表裏の繊維が厚み方向に伸縮可能な糸状繊維で連結された構造となっており、特許文献2の網状クッション体と同様に一定の弾性を有しながら厚み方向のみならず平面方向へも通気可能となっている。そのうえで、送風手段から送風された空気を、吊り込み溝とシートカバーとの間にできたシート幅方向の延出空間内を流通させ、当該延出空間から着座部及びサイドサポート部の網状クッション体へ導入し、車両用シート表面での通気が可能な構造となっている。これにより、シートパッドにおける配風溝を廃すと共に、サイドサポート部へ送風手段を配設していることで、空調シートの薄肉化を図っている。
特開2003−285629号公報 特開2004−73429号公報 特開2006−82589号公報
特許文献1では、複数本の配風溝を形成していることで、1つの導入孔から導入された空気を各配風溝へ分岐して種々の方向へ配風し、着座部の種々の箇所から効率よく空気を吹き出し可能となっている。しかし、空気吹出口となる貫通孔はシートカバーに直接臨んでいるので、乗員が車両用シートに着座すると乗員の身体によって貫通孔が塞がれてしまい、空調シートとしての機能を発揮できないおそれがある。
これに対し特許文献2では、着座部に厚み方向及び平面方向へ通気性を有する網状クッション体を配しているので、車両用シートに乗員が着座してもシートパッドに穿設した空気吹出口となる貫通孔が塞がれることがない。しかし、特許文献2では配風溝(配風通路)が形成されていないので、いくら網状クッション体が平面方向に通気可能であったとしても、広い範囲に亘って空気を送り出し難い。そのために貫通孔を多数穿設した場合は、その全ての貫通孔をカバーする導入空間を必要とするか、複数の送気手段が必要となるので、効率的ではなく車両用シートの大型化にも繋がる。
特許文献1や特許文献2では、空気が車両用シートの着座部のみにおいて通気可能となっている。換言すれば、サイドサポート部における空調(通気)は考慮されていない。これでは、サイドサポート部における蒸れなどの不快感を解消できない。これに対し特許文献3では、網状クッション体を着座部のみならずサイドサポート部にも配していることで、車両用シート表面が全体的に通気性を有するので、乗員は快適に着座できる。しかし、特許文献3では吊り込み溝とシートカバーとの間の延出空間を空気通路として利用しているので、シートカバー、シートカバーの係止具、吊り込み溝内の樹脂板、及び係止具と樹脂板とを係止する係止金具によって延出空間内を流通する空気の流れが阻害され、最悪空気の流れが堰き止められてしまう。これでは、カバーシートの係止部の間に空気が円滑に流通できず車両用シートの中央部における通気性が極端に低下してしまう。しかも、送風手段の配設位置がサイドサポート部に制限されるので車両用シートの設計自由度が低い。また、網状クッション体への空気流入部位は吊り込み溝部分のみなので、特許文献2と同様にいくら網状クッション体が平面方向に通気可能であったとしても、着座部を含めた広い範囲に亘って空気を送り出し難い。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであって、乗員が着座してもシートパッドにおける空気吹出口が塞がれることなく確実に通気性を確保しながら、効率よく空気を配風して空調シート表面が全体的に通気性を有する空調シートを提供することを目的とする。
本発明の空調シートは、着座部と該着座部の左右外方から一体的に連続し前記着座部よりも表面側に膨出するサイドサポート部とを有するシートパッドと、前記シートパッドの着座部内に形成された空気通路へ空気を送風する送風手段と、前記シートパッドを覆う通気性を有するシートカバーとを備え、前記シートパッドの前記着座部とサイドサポート部との境界線上に溝状の吊り込み溝が凹み形成され、前記シートカバーの裏面に設けられた係止具が、前記吊り込み溝内に設けられた吊り部材へ係止されている。ここでの空調シートは、着座部とサイドサポート部とを有することで乗員の着座姿勢に的確に沿うような表面形状となっており、着座部とは、乗員が空調シートに着座したとき当該乗員を主体的に支持する部位であり、サイドサポート部は着座部の外周側から乗員を補佐的に支持する部位である。シートカバーの係止具が吊り込み溝内の吊り部材へ係止されていることで、シートカバーは吊り込み溝内に引き込まれてシートパッドの表面形状に追従した状態で密接している。また、吊り込み溝が着座部とサイドサポート部との境界線上、すなわちシートパッドの表面形状の変わり目に形成されていることで、シートカバーを的確にシートパッドの表面形状に追従させられる。送風手段としては、空気を強制送風できるものであれば特に限定されることはなく、例えばファンやブロワーなどの周知の送風手段を使用できる。また、シートカバーも、通気性を有するものであれば特に限定されることはなく、織り布やメッシュシートのほか、レーザ加工により多数の微細孔が形成された布もしくはレザーなど、周知の車両用シートカバーを使用できる。さらに係止具としては、J字状のフックや、吊り部材と嵌合可能な一部が開口する円筒形部材を使用できる。また、例えば係止具と吊り部材とをC字状のリングでかしめ固定するなど、適宜係止具と吊り部材とを固定する固定具を使用してもよい。係止具は、シートカバーの裏面に縫着などによって配できる。
そのうえで、前記着座部の表面には、一定の弾性を有すると共にその厚み方向及び平面方向へ通気可能な、繊維材による3次元的な立体構造の網状クッション体が、前記空気通路の空気吹出口を覆うように配されていると共に、前記サイドサポート部の表面にも前記網状クッション体が配されている。着座部の表面において空気通路の空気吹出口を覆う網状クッション体が一定の弾性を有することで、乗員が空調シートに着座しても空気吹出口が塞がれることを避けられると共に、乗員が着座したときの座り心地も良好になる。また、空気は網状クッション体内を平面方向にも通気可能なので、乗員が着座部に密着している場合でも、空気が網状クッション体内を水平方向へ拡がって乗員を避けるように配風することも可能となる。而して、乗員が着座してもシートパッドにおける空気吹出口が塞がれることなく確実な通気性が確保されている。また、網状クッション体は、その特殊な構造により、シートパッドの断熱性を向上できる。さらに本発明の空調シートには、前記吊り込み溝内の吊り部材の裏側を通って、前記着座部の空気通路から前記サイドサポート部の網状クッション体に至る連通路が形成されていることを特徴とする。これにより、空気通路内を配風される空気の一部が連通路を通ってサイドサポート部へも配風されることで、網状クッション体を介してサイドサポート部における空調も可能となっている。すなわち、空調シート表面が全体的に通気性を有することになる。なお、本発明での表面とは、裏面に対しての表面であって、内面に対する表面(外面)を意味するものではない。したがって、シートバックにおいてはその前面が表面に相当し、シートクッションにおいてはその上面が表面に相当する。
前記シートパッドは、該シートパッドの主体を成し、前記着座部、前記サイドサポート部、及び前記吊り込み溝を有する第1のパッドと、前記第1のパッドの着座部の表面に配される薄肉の第2のパッドと、前記第2のパッドの表面及び前記第1のパッドのサイドサポート部の表面に、それぞれその一端面が前記吊り込み溝に臨む状態で配された前記網状クッション体とからなる。前記空気通路は、前記第1のパッドに裏面から表面に亘って貫通状に穿設された導入孔と、該導入孔と連通し前記第1の着座部において種々の方向へ向かって溝状に凹み形成された一連の配風溝と、該配風溝に臨む位置において前記第2のパッドの裏面から表面に亘って貫通状に穿設された、前記空気吹出口となる複数の貫通孔とからなる。前記連通路は、前記配風溝から前記吊り込み溝内の吊り部材の裏側を通って前記サイドサポート部の網状クッション体まで連通する連通溝として形成されている。第1のパッドの表面に形成された配風溝は、第2のパッドで塞がれることで空気通路となる。しがって、送風手段から送風された空気の着座部における流れは、第1のパッドの導入孔からシートパッド内に導入され、この導入孔と連通する配風溝において分岐状に各方向へ配風されたうえで第2のパッドの貫通孔から吹き出し、網状クッション体及びシートカバーを介して空調シートの表面外方へ抜け出る。さらに、送風手段から送風された空気は、配風溝から吊り込み溝の吊り部材の裏面を通ってサイドサポート部へ至り、網状クッション体内へ流入する。
前記吊り部材は、前記吊り込み溝に沿って前記第1のパッドにインサート形成により埋設された吊りワイヤーからなり、該吊りワイヤーは、前記カバーシートの係止具と係止される箇所のみにおいて前記吊り込み溝の底面から露出している。そこで、前記連通溝は、前記吊りワイヤーの露出部分の裏側を通るように形成することが好ましい。また、前記連通溝は複数個並設することが好ましい。
本発明によれば、着座部とサイドサポート部とを連通する連通路を吊り込み溝内の吊り部材の裏側を通るように形成しているので、当該連通路内を流通する空気の流れがシートカバーや係止具などによって阻害されることがなく、円滑かつ確実に空気をサイドサポート部へ配風できる。そのうえで、平面方向にも通気可能な網状クッション体をサイドサポート部にも配していることで、空調シート表面を着座部のみならずこれの左右外方に連続するサイドサポート部も含めて全体的に配風しながら空調可能となっている。
シートパッドを、該シートパッドの主体を成す第1のパッドと、薄肉の第2のパッドと、吊り込み溝に臨む状態で配された網状クッション体とで構成したとき、大きな荷重に対するシートパッドのクッション性は、これの主体を成す第1のパッドによって確保される。一方、第2のパッドは空気吹出口となる貫通孔を確保しながら、第1のパッドの配風溝を塞ぐために配される。このような第2のパッドを薄肉にしていれば、シートパッドが無駄に厚くなることを避けられる。空気通路として導入孔と連通し種々の方向へ向かって形成された一連の配風溝と、該配風溝に連通する第2のパッドの貫通孔とを有していれば、送風手段から導入孔を介して導入された空気を配風溝によって効率よく種々の方向に配風してから種々の位置にある第2のパッドの貫通孔から吹き出させることができる。サイドサポート部においては、着座部の空気通路から連通溝を介して網状クッション体内へ空気が流入し、適度に拡がるように配風しながらサイドサポート部の表面側へ抜け出るよう構成されている。これにより、着座部及びサイドサポート部を含めた広い範囲にわたり効率よく空気を配風しながら、確実な通気性を確保できる。
吊り部材を、吊り込み溝に沿って埋設され、カバーシートの係止具と係止される箇所のみにおいて吊り込み溝の底面から露出する吊りワイヤーとしていれば、吊りワイヤーを確実に保持しながら、カバーシートとの係止箇所を自由に設計できる。また、インサート形成された吊りワイヤーを、吊り込み溝を削るだけで露出させることができるので、製造も容易である。このとき、カバーシートの係止具を容易に係止できるよう、吊りワイヤーの裏側まで多少なりとも吊り込み溝の底面を削っておく必要がある。そこで、連通溝を吊りワイヤーの露出部分の裏側に形成していれば、わざわざ吊りワイヤーの露出部分以外に連通溝を形成する手間が省けると共に、連通溝の空間の一部を係止用の空間としても有効利用できるので効率的である。このような連通溝を複数個並設していれば、より確実にサイドサポート部へ空気を配風できる。
以下に、図面を参照しながら本発明に係るの実施の形態を説明するが、これに限定されることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。図1に、空調シート1の正面図を示す。空調シート1は、自動車などの車両に搭載される車両用シートであって、図1に示すごとくシートバック2とシートクッション3とを有する。シートバック2の前面(表面)とシートクッション3の上面(表面)には、それぞれ乗員の身体が収まる着座部と、乗員を補佐的に支持するために着座部の左右外方から一体的に連続し、着座部よりもシート表面側に膨出するサイドサポート部2b・3bとを有する。シートバック2及びシートクッション3の裏面にはそれぞれ送風手段(図5〜8参照)が配されていると共に、導入孔15・44から導入された空気を、シートバック2及びシートクッション3の平面方向で、種々の方向に配風する配風溝16・27・45が形成されており、複数箇所に穿設された空気吹出口17・29・46から空気が吹き出る。シートバック2及びシートクッション3における着座部と左右両サイドサポート部2b・3bとの境界には、該シートバック2及びシートクッション3の表面を覆うシートカバー7を吊り込み固定するための吊り込み溝20が形成されている。また、シートバック2及びシートクッション3の着座部領域にも、該着座部を二分するように着座部の幅方向に延びる吊り込み溝20が形成されていることで、着座部はメイン着座部2a・3aとサブ着座部2c・3cとに分かれている。メイン着座部は、着座部のうち乗員との接触面積が大きい領域であり、サブ着座部は、メイン着座部に比べて乗員との接触面積が小さい領域である。
まず、図1〜図7を参照しながら、シートバック2について詳しく説明する。図2に、シートバック2の分解斜視図を示す。図3に、シートバック2を構成するバックパッド5の主体を成す第1のバックパッド10の正面図を示す。図4に、網状クッション体12の斜視図を示す。図5は、図1のA−A線断面図である。図6は、図1のB−B線断面図である。図7は、図1のC−C線断面図である。図5〜7に示されるように、シートバック2は、クッション材となるバックパッド5と、バックパッド5の裏面からバックパッド5内へ空気を送風する送風手段としてのフブロワー6と、バックパッド5を覆うシートカバー7とを有する。バックパッド5が、本発明のシートパッドに相当する。バックパッド5は、図2に示すごとく、その前面中央部にメイン着座部2a、左右外方のサイドサポート部2b・2b、及びメイン着座部2a上方のサブ着座部2cを有し、バックパッド5の主体を成す厚肉の第1のバックパッド10と、第1のバックパッド10のメイン着座部2a及びサブ着座部2cの前面に配される薄肉の第2のバックパッド11・28と、第2のバックパッド11・28の前面及び第1のバックパッド10の左右両サイドサポート部2b・2bの前面に配される網状クッション体12とからなる。網状クッション体12は、繊維材による3次元的な立体構造となっており、一定の弾性を有すると共にその厚み方向及び平面方向へ通気可能となっている。第1のバックパッド10、第2のバックパッド11・28、及び網状クッション体12は、それぞれ互いに接着などによって接合されている。第1のバックパッド10及び第2のバックパッド11・28は、ウレタンフォームにより形成されている。
図3によく示されるように、第1のバックパッド10のメイン着座部2aには、裏面から前面に亘って貫通状に穿設され、フブロワー6から送風される空気を第1のバックパッド10内に導入する1つの導入孔15と、該導入孔15と連通し平面方向で種々の方向へ向かって第1のバックパッド10の前面に溝状に凹み形成された一連の配風溝16とを有する。そして、図1、2によく示されるように、第2のバックパッド11には、第1のバックパッド10の配風溝16に臨む位置において、空気吹出口となる複数の貫通孔17が第2のバックパッド11の裏面から表面に亘って貫通状に穿設されている。図3に戻って配風溝16は、メイン着座部2aの左右中央部やや上方に穿設された導入孔15から左右両側方へ延びる上部横配風溝16aと、導入孔15から下方へ向かって延びる中央縦配風溝16bと、メイン着座部2aの左右両側方において上部横配風溝16aの両端と連通し上下に延びる左右縦配風溝16c・16cと、メイン着座部2aの上下中央部において中央縦配風溝16bの下端と連通し左右に延びる端寸の中央横配風溝16dとからなる形状に形成されている。そして、第2のバックパッド11には、配風溝16の左右縦配風溝16c・16cに臨む位置に上下略等間隔で3箇所と、中央横配風溝16dの両端とに、貫通孔17が穿設されている。第1のバックパッド10の配風溝16が第2のバックパッド11で覆われることで、配風溝16は配風路となる。これら第1のバックパッド10の導入孔15及び配風溝16、並びに第2のバックパッド11の貫通孔17によって、本発明の空気通路が構成されている。そして、第2のバックパッド11の貫通孔17が網状クッション体12で覆われている。
図4に示されるように、網状クッション体12は所定の厚みを有するシート状部材であって、2枚のメッシュシート12a・12aの間を多数の高剛性繊維からなる繊維体12bで架橋された3次元構造となっている。具体的には、メッシュシート12aの繊維状骨格部分に、若干湾曲した繊維体12bが直立した状態で多数溶着されている。これにより、網状クッション体12は、その厚み方向へはメッシュシート12aのメッシュにより通気可能であると共に、その平面方向へは繊維体12bの間を通気可能となっている。また、多数の湾曲した高剛性繊維体12bで架橋されていることで、厚み方向に一定の弾性を有している。
図3に戻って、第1のバックパッド10の前面には、メイン着座部2aと左右のサイドサポート部2b・2bとの境界線上、及び着座部領域をメイン着座部2aと上方のサブ着座部2cとに二分する吊り込み溝20が凹み形成されている。吊り込み溝20の奥方には、該吊り込み溝20に沿うように吊りワイヤー21がインサート形成により埋設されており、吊り込み溝20の底面の適所を深く削られた状態で、吊りワイヤー21の一部が吊り込み溝20の底面から複数箇所で露出している。一方、シートカバー7の裏面適所には、J字状のフック部22aを有する係止具22が縫着されている。図6に示されるように、バックパッド5にシートカバー7を被覆したとき、吊りワイヤー21の露出部とシートカバー7の係止具22とは対向する位置関係にあり、係止具22のフック部22aを吊りワイヤー21へ係止することで、シートカバー7が吊り込み溝20内に引き込まれた状態で吊り固定され、以ってシートカバー7がバックパッド5の形状に追従した状態で密接被覆される。本実施の形態では、各吊り込み溝20内の2箇所で吊りワイヤー21と係止具22とを係止させている。
メイン着座部2a、サイドサポート部2b、サブ着座部2cの網状クッション体12は、図5〜7に示されるように、それぞれその一端面が吊り込み溝20に臨む状態で配されている。なお、サイドサポート部2b網状クッション体12は、サイドサポート部2bの前面に凹み形成した凹部24内に接合されていることで、網状クッション体12の前面と第1のバックパッド10の前面とが略面一となっている。そして、図3によく示されるように、メイン着座部2aの配風溝16から左右のサイドサポート部2b・2bの網状クッション体12・12へ至る、複数本の連通溝23が凹み形成されている。各連通溝23は、上部横配風溝16a及び第2のバックパッド11の各貫通孔17と位置ズレした位置関係にある。また各連通溝23は、図6に示すごとく吊りワイヤー21が露出するように吊り込み溝20よりも深く形成されており、配風溝16も連通溝23と同じ深さとなっている。これにより、配風溝16内を配風される空気の一部が、吊りワイヤー21の露出部分の裏側を通って円滑に左右のサイドサポート部2bへ連通可能となっている。
また、バックパッド5のサブ着座部2cにも、メイン着座部2aと同様の空気通路が形成されている。具体的には、図2、3に示すごとく第1のバックパッド10のサブ着座部2cには、左右方向へ延びる溝状の配風溝27が前面に凹み形成されている。そして、第1のバックパッド10のサブ着座部2cの前面に、メイン着座部2aの第2のバックパッド11と同じ厚みの第2のバックパッド28が配風溝27を覆うように接合されている。この第2のバックパッド28にも、配風溝27の両端に臨む位置に裏面から前面に亘って貫通する貫通孔29が穿設されている。図7によく示されるように、第2のバックパッド28は、第1のバックパッドの前面に凹み形成した凹部25内に接合されていることで、第1のバックパッド28の前面と第1のバックパッド10の前面とが略面一となっている。そのうえで、サブ着座部2cの前面全体に、その一端面が吊り込み溝20に臨む状態で網状クッション体12が接合されている。この配風溝27及び貫通孔29によって、サブ着座部2cの空気通路が構成されている。
サブ着座部2cの空気通路には、フブロワー6からの空気を直接受け入れる導入孔が形成されていない。そこで、図1〜3に示すごとく、メイン着座部2aの空気通路とサブ着座部2cの空気通路とを連通する連通溝26を形成している。具体的には、メイン着座部2aの左右二本の左右縦配風溝16c・16cの上端から、吊り込み溝20を介してサブ着座部2cの配風溝27の両端に至る左右二本の連通溝26が形成されている。両連通溝26も、吊りワイヤー21が露出するように吊り込み溝20よりも深く形成され、配風溝16・27と同じ深さとなっている。これにより、メイン着座部2aの配風溝16から配風されてきた空気が、吊りワイヤー21の露出部分の裏側を通って円滑にサブ着座部2cの配風溝27へ導入可能となっている。
メイン着座部に加えてサブ着座部にも空気通路を形成していれば、着座部を全体的に空調可能となる。左右の連通溝26をメイン着座部2aの左右縦配風溝16cの延長上に形成しておけば、導入孔15からの距離が大きいサブ着座部2cにも、円滑に空気を配風できる。また、左右の貫通孔29の間を配風溝27で繋げていると、乗員が斜めに着座したような姿勢によって一方の貫通孔29部分のみに大きな荷重が作用し、当該一方の貫通孔29周辺から空気が吹き出し難い場合でも、その分空気が他方の貫通孔29側へ配風され、当該他方の貫通孔29周辺から空気を効率よく吹き出させることができる。
次に、上記構成からなるシートバック2の作用について説明する。先ず、図5、7に示されるように、バックパッド5の裏面に配された1つのフブロワー6から、メイン着座部2aの導入孔15に空気が強制送風される。まず、メイン着座部2aでは、導入孔15から導入された空気が、配風溝16内を種々の方向へ分岐するように配風され(図1、5など参照)、空気吹出口となる各貫通孔17から吹き出す。各貫通孔17から吹き出した空気は、網状クッション体12及びシートカバー7を介して空調シート1の前面へ抜けていく。ここで、メイン着座部2aは乗員の荷重が最も大きく作用する部位であると共に、最も空調が必要な部位でもある。したがって、メイン着座部2aにおける配風溝16は、上述のように広い範囲に亘って形成されており、これに連通する貫通孔17も広い範囲に亘って複数個形成されている。これにより、メイン着座部2aの全面に亘って効率よく配風しながら、メイン着座部2aをなるべく均等に空調できるように設計されている。また、乗員が空調シート1に着座していても、第2のバックパッド11の前面に厚み方向に一定の弾性を有する網状クッション体12が接合されていることで、空気通路の空気吹出口17が乗員の身体によって塞がれることが避けられる。そのうえ、乗員の身体がメイン着座部2aに密着していても、空気は網状クッション体12内を平面方向へ拡がって、乗員の身体を避けるように配風されるので、確実な通気性が確保される。
また、メイン着座部2aの配風溝16内を配風される空気の一部が、連通溝23を介して左右のサイドサポート部2b・2bの網状クッション体12へも配風されることで、左右のサイドサポート部2b・2bの空調も確保されている(図1、6など参照)。具体的には、メイン着座部2aの導入孔15から導入されて配風溝16内で種々の方向へ配風された空気の一部は、配風溝16の上部横配風溝16a及び貫通孔17と位置ズレした位置にある連通溝23内を、シートカバー7の係止具22と係止される吊りワイヤー21の露出部の裏面を通って、吊り込み溝20に臨むサイドサポート部2bの網状クッション体12へ至る。これにより、メイン着座部2aからサイドサポート部2bへ至る空気の流れが、シートカバー7や係止具22などによって阻害されることなく、確実かつ効率的に配風される。また、連通溝23が配風溝16の上部横配風溝16a及び貫通孔17と位置ズレした位置関係にあることによって、上部横配風溝16aから空気がダイレクトに連通溝23へ配風されることが防止されており、上下方向へ効率よく配風しながら各貫通孔17から空気を吹き出せるようになっている。吊り込み溝20を越えてサイドサポート部2bへ至った空気は、当該部分の網状クッション体12内へ流入し、網状クッション体12内を平面方向に拡がるように配風されながら、シートカバー7を介してサイドサポート部2bの前方へ抜け出る。以って、サイドサポート部2bの空調も確保されている。
さらに、メイン着座部2aの配風溝16内を配風される空気の一部が、連通溝26を介してサブ着座部2cの空気通路へも配風されることで、サブ着座部2cの空調も確保されている(図1、6など参照)。具体的には、メイン着座部2aの導入孔15から導入されて配風溝16内で種々の方向へ配風された空気の一部は、配風溝16の左右両縦横配風溝16c・16cの上方に延びる左右の連通溝26・26を介してサブ着座部2cの配風溝27へ配風される。左右の連通溝26も吊りワイヤー21の露出部の裏面を通るように形成されているので、メイン着座部2aからサブ着座部2cへ至る空気の流れが、シートカバー7や係止具22などによって阻害されることなく、確実かつ効率的に配風される。吊り込み溝20を越えてサブ着座部2cへ配風された空気は、貫通孔29から網状クッション体12内へ流入し、網状クッション体12内を平面方向に拡がるように配風されながら、シートカバー7を介してサイドサポート部2bの前方へ抜け出ることで、サブ着座部2cの空調も確保されている。サブ着座部2cにおける乗員の荷重に対する網状クッション体12の作用もメイン着座部2aにおける作用と同様であるが、さらに、上述のように左右の貫通孔29が配風溝27で連通されていることで、乗員の着座姿勢などによる荷重の偏りに対しても的確に対応可能となっている。
次に、シートクッション3について説明する。シートクッション3における空調機構も、基本的にはシートバック2における空調機構と同様なので、以下にはその概略を説明する。図8は、図1のD−D線断面図である。図1において、シートクッション3の上面(表面)領域にも、メイン着座部3aと、メインメイン着座部3aの左右両外方に一体的に連続しメイン着座部3aよりも上方(表面)側へ膨出するサイドサポート部3b・3bと、吊り込み溝20を介してメイン着座部3aの後方に一体的に連続しメイン着座部3aよりも上方側へ膨出するサブ着座部3cとが形成されている。図8に示されるように、シートクッション3も、クッション材となるクッションパッド40と、クッションパッド40の下面からクッションパッド40内へ空気を送風する送風手段としてのファン48と、クッションパッド40を覆い通気性を有するシートカバー7とを有する。クッションパッド40が、本発明のシートパッドに相当する。クッションパッド40は、その上面にメイン着座部3a、サイドサポート部3b・3b、及びサブ着座部3cを有し、クッションパッド40の主体を成す厚肉の第1のクッションパッド41と、第1のクッションパッド41のメイン着座部3aの上面に接合される薄肉の第2のクッションパッド42と、第2のクッションパッド42の上面及び第1のクッションパッド41の左右両サイドサポート部3b・3bとサブ着座部3cの上面に接合される網状クッション体12とからなる。
図1において第1のクッションパッド41のメイン着座部3aには、導入孔44と連通する配風溝45が溝状に凹み形成されており、第2のクッションパッド42における配風溝45に臨む位置に、空気吹出口となる複数の貫通孔46が穿設されている。配風溝45は、導入孔44上を通る左右方向の横配風溝45aと、メイン着座部3aの左右両側方において横配風溝45aの両端と連通する前後方向の縦配風溝45b・45bとからなるH字状に形成されている。これら導入孔44、配風溝45、貫通孔46によって、本発明の空気通路が構成されており、第2のクッションパッド42の貫通孔46が網状クッション体12で覆われている。
シートクッション3にも、メイン着座部3aと左右のサイドサポート部3b・3bとの境界線上、及び着座部の後方でシートクッション3の幅方向に延びる吊り込み溝20が凹み形成されており、該吊り込み溝20の底面からは、インサート形成された吊りワイヤー21の一部が複数箇所において露出している。そして、図8に示されるように、シートカバー7の係止具22を吊りワイヤー21へ係止することで、シートカバー7が吊り込み溝20内に引き込まれた状態で吊り固定され、シートカバー7がクッションパッド40の形状に追従した状態で密接被覆される。また、メイン着座部3a、サイドサポート部3b、サブ着座部3cの網状クッション体12も、それぞれその一端面が吊り込み溝20に臨む状態で配されている。メイン着座部3aの配風溝45から吊り込み溝20内の吊りワイヤー21の露出部分の裏(下)側を通って、左右のサイドサポート部3b・3bの網状クッション体12・12に至る複数本の連通溝47が凹み形成されている。ここでも、各連通溝47は、図8に示すごとく吊りワイヤー21が露出するように吊り込み溝20よりも深く形成されており、配風溝45も連通溝47と同じ深さとなっている。
次に、シートバック2とは異なる点について説明する。シートクッション3のサブ着座部3cには空気通路が形成されていない。すなわち、第1のクッションパッド41のサブ着座部3cには、導入孔や配風溝が形成されておらず、第2のクッションパッドも配されていない。そこで、クッションパッド40には、メイン着座部3aとサブ着座部3cとを連通する連通溝50を設けている。具体的には、メイン着座部3aの配風溝45から、メイン着座部3aとサブ着座部3cとに分ける吊り込み溝20内の吊りワイヤー21の露出部分の裏側を通って、サブ着座部3cの網状クッション体12に至るように、連通溝50が左右2箇所に凹み形成されている。この連通溝50は、配風溝45の左右の縦配風溝45bの延長上に位置している。これにより、導入孔44からの距離が大きいサブ着座部3cにも、効率よく空気が配風されるよう設計されている。
なお、サイドサポート部3b及びサブ着座部3cの網状クッション体12は、サイドサポート部3b及びサブ着座部3cの上面に凹み形成した凹部51内に接合されていることで、網状クッション体12の上面と第1のクッションパッド41の上面とが面一となっている点は、シートバック2と同様である。また、各連通溝50は吊り込み溝20よりも深く、配風溝45も各連通溝50と同じ深である点も、連通溝47と同じである。その他の細かい点や、このような構成によるシートクッション3の作用(空気の流れなど)も上記シートバック2と同様なので、その説明を省略する。特に、シートクッション3におけるサブ着座部3cの作用は、シートバック2におけるサイドサポート部2bの作用と同様である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、これに限らず種々の変更が可能である。例えば配風溝の配風経路は、広い範囲に空気を配風できる経路であれば様々な方向に設計できる。空気吹出口となる貫通孔の穿設位置やその個数も特に限定されない。効率的な空調を鑑みれば、4〜10個程度が好ましい。また、サイドサポート部に空気通路を形成することもできる。網状クッション体も、厚み方向に一定の弾性を有しながら上下左右に通気可能な構成のものであれば、上記実施の形態のものでも使用可能である。例えば、2枚のメッシュシートの間に、ループ状や波状の繊維体を溶着してもよい。または、波状やループ状の他、不規則に湾曲した繊維体を複雑に絡ませた金タワシ状のものも使用できる。送風手段には、適宜加熱及び/又は冷却手段を備え付けて、空調シート内に加熱空気や冷却空気を送風可能とすることもできる。
上記実施の形態では配風溝と連通溝とを吊り込み溝より深く形成したが、少なくとも空気が吊りワイヤーの裏側を通って配風される構成であれば、これに限らない。例えば、配風溝と吊り込み溝とを同じ深さにして、連通溝のみを深く形成することもできる。また、連通溝は全長に亘って同じ深さである必要はなく、吊りワイヤーとの交差部のみを深く形成してもよい。
空調シートの正面図である。 シートバックの分解斜視図である。 第1のバックパッドの正面図である。 網状クッション体12の概略斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線網状クッション体の断面図である。 図1のD−D線断面図である。
符号の説明
1 空調シート
2 シートバック
3 シートクッション
2a・3a メイン着座部
2b・3b サイドサポート部
2c・3c サブ着座部
5 バックパッド(シートパッド)
6 ブロワー(送風手段)
7 シートカバー
10 第1のバックパッド
11・28 第2のバックパッド
12 網状クッション体
15・44 導入孔
16・27・45 配風溝
17・29・46 貫通孔(空気吹出口)
20 吊り込み溝
21 吊りワイヤー(吊り部材)
22 係止具
23・26・47・50 連通溝(連通路)
40 クッションパッド(シートパッド)
41 第1のクッションパッド
42 第2のクッションパッド
48 ファン(送風手段)

Claims (4)

  1. 着座部と該着座部の左右外方から一体的に連続し前記着座部よりも表面側に膨出するサイドサポート部とを有するシートパッドと、前記シートパッドの着座部内に形成された空気通路へ空気を送風する送風手段と、前記シートパッドを覆う通気性を有するシートカバーとを備え、前記シートパッドの前記着座部とサイドサポート部との境界線上に溝状の吊り込み溝が凹み形成され、前記シートカバーの裏面に設けられた係止具が、前記吊り込み溝内に設けられた吊り部材へ係止されている車両用の空調シートであって、
    前記着座部の表面には、一定の弾性を有すると共にその厚み方向及び平面方向へ通気可能な、繊維材による3次元的な立体構造の網状クッション体が、前記空気通路の空気吹出口を覆うように配されていると共に、前記サイドサポート部の表面にも前記網状クッション体が配されており、
    前記吊り部材は、前記吊り込み溝に沿って前記シートパッドにインサート形成により埋設された吊りワイヤーからなり、
    前記吊り込み溝内の吊り部材の裏側を通って、前記着座部の空気通路から前記サイドサポート部の網状クッション体に至る連通路が形成されていることを特徴とする空調シート。
  2. 前記シートパッドは、該シートパッドの主体を成し、前記着座部、前記サイドサポート部、及び前記吊り込み溝を有する第1のパッドと、前記第1のパッドの着座部の表面に配される薄肉の第2のパッドと、前記第2のパッドの表面及び前記第1のパッドのサイドサポート部の表面に、それぞれその一端面が前記吊り込み溝に臨む状態で配された前記網状クッション体とからなり、
    前記空気通路は、前記第1のパッドに裏面から表面に亘って貫通状に穿設された導入孔と、該導入孔と連通し前記第1の着座部において種々の方向へ向かって溝状に凹み形成された一連の配風溝と、該配風溝に臨む位置において前記第2のパッドの裏面から表面に亘って貫通状に穿設された、前記空気吹出口となる複数の貫通孔とからなり、
    前記連通路が、前記配風溝から前記吊り込み溝内の吊り部材の裏側を通って前記サイドサポート部の網状クッション体まで連通する連通溝として形成されている請求項1に記載の空調シート。
  3. 前記吊りワイヤーは、前記カバーシートの係止具と係止される箇所のみにおいて前記吊り込み溝の底面から露出しており、
    前記連通溝が、前記吊りワイヤーの露出部分の裏側を通る請求項1または請求項2に記載の空調シート。
  4. 前記連通溝が、複数個並設されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空調シート。

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