JP6652199B2 - 通風シートおよび座席空調装置 - Google Patents

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Description

関連出願への相互参照
本出願は、2016年10月24日に出願された日本特許出願番号2016−207963号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、通風シート、および、それを備えた座席空調装置に関するものである。
従来、車両の座席を構成するシートパッドに形成した複数の通気口からシートパッドを覆う表皮を経由して車室内に空気を吹き出し、または、車室内の空気をその複数の通気口に吸い込むことの可能な座席空調装置が知られている。
特許文献1には、シートパッドに複数の通気口を形成することに代えて、シートパッドと表皮との間に通風シートを配置する技術が記載されている。この通風シートは、複数のチューブを並列に配置し、一体化したものである。複数のチューブにはそれぞれ、通風シートの内側に形成された通風路に連通する複数の開口部が設けられている。通風シートは、シートパッドの座面側に配置されると共に、その座面側に配置された部位から、シートパッドのうち車両進行方向前側の端面または後側の端面を経由して、シートパッドの下に設けられた送風機に接続されている。送風機の駆動により通風シートの内側に形成された通風路に気流が生じると、通風路に連通する複数の開口部から車室内に空気が吹き出し、または、車室内の空気がその複数の開口部から通風路に吸い込まれる。
特許第4999455号公報
しかしながら、特許文献1に記載の通風シートは、通風シートの内側に形成された通風路が、シートパッドのうち車両進行方向前側の端面または後側の端面の形状に沿って湾曲しているので、通風路の通気抵抗が大きいものとなる。したがって、この通風シートは、複数の開口部から車室内へ吹き出す風量、または、車室内の空気を複数の開口部に吸い込む風量が低減するといった問題がある。
また、特許文献1に記載の通風シートは、シートパッドと表皮とを接続するための吊り溝を覆うように設けられている。そのため、この通風シートを使用した場合、シートパッドと表皮とを固定することが困難になる。
さらに、特許文献1では、通風シートによって吊り溝を覆うことのない実施例として、吊り溝に対し車両進行方向前側に第1の通風シートを設け、吊り溝に対し車両進行方向後側に第2の通風シートを設けることが記載されている。この実施例では、第1の通風シートに対して1個の送風機が接続され、第2の通風シートに対しても1個の送風機が接続されている。このように、1個のシートパッドに対し、2枚の通風シートおよび2個の送風機を設けると、部品点数が増加し、構成が複雑になると共に、製造上のコストが増加することが懸念される。
本開示は、通風量を増加すると共に、シートパッドと表皮との固定を容易に行うことの可能な通風シートおよび座席空調装置を提供することを目的とする。
本開示の1つの観点によれば、車両の座席を構成するシートパッドと表皮との間に設置される通風シートであって、
薄板状に形成され、気流が流れる通風路を有する通風シート本体と、
通風シート本体の通風路に連通すると共に、通風シート本体のうち表皮側の面に開口する複数の開口部と、
通風シート本体の通風路に連通すると共に、シートパッドに設けられたパッド孔に連通する接続通路と、を備える。
これにより、通風シートには、パッド孔から、接続通路→通風路→複数の開口部の順に、またはその逆順に気流が流れる。そのため、通風シートは、シートパッドのうち車両進行方向前側の端面または後側の端面に沿って湾曲することなく、シートパッドの座面側にほぼ平坦な状態で設置することが可能である。そのため、通風路の通気抵抗が小さいものとなる。したがって、この通風シートは、複数の開口部から車室内に吹き出す風量、または、車室内の空気を複数の開口部に吸い込む風量を増加することができる。
また、この通風シートは、シートパッドに設けられる吊り溝を覆うことなく、吊り溝と吊り溝との間に設けることが可能である。そのため、この通風シートを用いることで、シートパッドと表皮とを吊り溝により容易に固定することができる。
さらに、この通風シートは、シートパッドに設けられた吊り溝の位置を避けるために通風シートの数を増加することなく、吊り溝と吊り溝との間に設けることが可能である。したがって、この通風シートを用いることで、部品点数を低減し、構成を簡素化すると共に、製造上のコストを低減することが可能である。
また、別の観点によれば、車両の車室内に設置される座席空調装置であって、
気流を発生させる送風機と、
送風機により発生した気流が流れるパッド孔を有するシートパッドと、
シートパッドの表面を覆う表皮と、
シートパッドと表皮との間に設置される上記1つの観点で述べた通風シートと、を備える。
これにより、別の観点による開示は、上述した1つの観点で述べた開示と同様の作用効果を奏することが可能である。
第1実施形態にかかる座席空調装置の断面構成を示す図である。 図1のII方向の矢視図である。 図1のIII部分の拡大図である。 第1実施形態にかかる通風シートの平面図である。 図4のV−V線の断面図である。 図4のVI−VI線の断面図である。 図5のVII部分の拡大図である。 第2実施形態にかかる通風シートの部分拡大図である。 第3実施形態にかかる座席空調装置の断面構成を示す図である。 第4実施形態にかかる座席空調装置の平面図である。 第5実施形態にかかる座席空調装置の断面構成を示す図である。 図11のXII−XII線における送風機の平面図である。 第6実施形態にかかる座席空調装置の断面構成を示す図である。 第7実施形態にかかる座席空調装置の断面構成を示す図である。 図14のXV方向の矢視図である。 第7実施形態にかかる通風シートの斜視図である。 第7実施形態にかかる通風シートの斜視図である。 図16のXVIII−XVIII線の部分断面図である。 第1比較例の座席空調装置の断面構成を示す図である。 第2比較例の座席空調装置の断面構成を示す図である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態の座席空調装置は、車両の車室内に設置され、座面から車室内に空気を吹き出し、または車室内の空気を座面に吸い込むことにより、座席空調装置と乗員との間の蒸れを防ぎ、乗員の快適性を向上するものである。
図1に示すように、座席空調装置1は、シートパッド10、送風機20、表皮30および通風シート40などを備えている。なお、図1などでは、表皮30とその他の構成とを明確に区別するために、表皮30を一点鎖線で示している。
シートパッド10は、乗員が着座する座席を構成するものである。シートパッド10は、発泡ウレタンなどにより形成され、図示していないフレーム材の上に設けられている。これにより、シートパッド10は、乗員が着座したときの荷重を弾性的に支持することが可能である。シートパッド10は、送風機20により発生した気流が流れるパッド孔11を有している。パッド孔11は、シートパッド10の厚み方向に貫通している。
送風機20は、例えば座席の下に設置され、図示していないモータの駆動により図示していない羽根車を回転させることにより気流を発生させるものである。送風機20として、例えば遠心ファン、軸流ファンまたは斜流ファンなどを採用することが可能である。送風機20には、ダクト21が接続されている。ダクト21とシートパッド10との間には、シール材22が設けられている。シール材22は、ダクト21とシートパッド10との接続箇所から気流が漏れることを防いでいる。矢印Aに示すように、送風機20の駆動により発生した気流は、ダクト21を通り、シートパッド10のパッド孔11に供給される。これにより、矢印Bに示すように、シートパッド10のパッド孔11には、送風機20により発生する気流が流れる。
また、シートパッド10は、表皮30を固定するための複数の吊り溝12を有している。図2に示すように、吊り溝12は、シートパッド10の座面側の面のうち左右および前後に設けられている。詳細には、吊り溝12は、前後方向に延びる左右2本の吊り溝12a、12bと、その左右の吊り溝12a、12bを接続するように左右方向に延びる前後2本の吊り溝12c、12dにより構成されている。図3に示すように、吊り溝12の深部には、パッド側ワイヤー13が設けられている。パッド側ワイヤー13は、インサート成形によりシートパッド10に埋設され、その一部が吊り溝12の中に露出している。
図1に示すように、表皮30は、シートパッド10の表面を覆っている。詳細には、表皮30は、シートパッド10の座面側の面と前後左右の面を覆っている。表皮30は、通気性を有する材料により形成されている。表皮30の材料として、例えば多数の細孔を有する皮革、織布、不織布、樹脂シートまたはメッシュシートなどが挙げられる。表皮30は、シートパッド10に設けられた吊り溝12に対応する位置に、吊り部31を有している。図3に示すように、吊り部31は、表皮30を構成する複数の分割部材の端部同士が縫い合わされた箇所が、吊り溝12の深部側に延びている部位である。吊り部31には、表皮側ワイヤー32が設けられている。上述したパッド側ワイヤー13が吊り溝12に露出している箇所と、表皮側ワイヤー32とが、C字状の固定金具33によってかしめ固定される。これにより、表皮30に設けられた吊り部31がシートパッド10の吊り溝12内で固定され、表皮30は、シートパッド10の表面に密着した状態で取り付けられる。
図1に示すように、通風シート40は、シートパッド10と表皮30との間に設置されている。通風シート40は、シートパッド10の表面に設けられた凹みに設けられている。これにより、シートパッド10の表面に凹みを設けない場合に比べて、通風シート40が出っ張らず、座り心地が良いものとなる。また、図2に示すように、通風シート40は、複数の吊り溝12と吊り溝12との間に配置されている。そのため、吊り溝12が通風シート40によって覆われることがないので、シートパッド10と表皮30とを容易に固定することが可能である。
図4から図7に示すように、通風シート40は、通風シート本体41、複数の開口部42、筒状部43および接続通路44などを備えおり、それらの構成が一体に形成されたものである。通風シート40を形成する材料として、ゴムまたはエラストマーを採用することが好ましい。これにより、乗員の座り心地を良くすることが可能である。
通風シート本体41は、薄板状に形成されており、気流が流れる複数の通風路45を有している。第1実施形態では、通風シート40の表面は、平面状である。なお、後述する第7実施形態で説明するように、通風シート40の表面は、凹凸を有する形状としてもよい。その場合、例えば、図16および図17に示すように、通風シート40は、通風路45を有する複数のチューブが一体に形成された形状とすることも可能である。
図4から図6に示すように、第1実施形態では、通風シート本体41が有する複数の通風路45は、中央部に延びる幹通風路45a、および、その幹通風路45aに連通すると共に互いに並列に延びる枝通風路45bによって構成されている。なお、複数の通風路45が有する幹通風路45aおよび枝通風路45bの配置および形状は、任意に設定することが可能である。
図7に示すように、枝通風路45bの内壁の断面形状は、丸形状である。これにより、通風シート本体41の剛性が高くなり、座席に乗員が着座した際に、通風シート本体41が潰れて通風路45の断面積が小さくなることが抑制される。なお、枝通風路45bの断面形状は、任意に設定することが可能である。
複数の開口部42は、通風路45に連通すると共に、通風シート本体41のうち表皮30側の面に開口している。複数の開口部42の位置および数は、任意に設定することが可能である。図6に示したように、開口部42は、通風シート本体41の外周に位置する枝通風路45bの先端部451にも設けられている。なお、開口部42は、枝通風路45bだけでなく、幹通風路45aの表皮30側の面に設けてもよい。
筒状部43は、通風シート本体41の中央領域に設けられ、通風シート本体41からシートパッド10側に筒状に延びている。なお、通風シート本体41の中央領域とは、通風シート本体41の外縁より内側の領域をいうものである。筒状部43の内側に接続通路44が形成されている。したがって、接続通路44は、通風シート本体41の中央領域に設けられている。この筒状部43の内側の接続通路44は、着座した乗員の両太ももの間に対応した位置で、通風シート本体41の通風路45に開口している。その位置に筒状部43が開口することで、乗員の尻部や太ももの真下に開口する場合に比べて、筒状部43が着座圧を受け難いため、通風抵抗が少なくなり、風が出易い構成となる。接続通路44は、通風シート本体41の通風路45に開口すると共に、筒状部43のうち通風シート本体41とは反対側の端部に開口している。
図1に示すように、筒状部43は、シートパッド10に設けられたパッド孔11に圧入固定される。筒状部43がパッド孔11に圧入された状態で、接続通路44はパッド孔11に連通する。
図1の矢印AおよびBに示したように、送風機20が駆動すると、送風機20で発生した気流は、ダクト21およびパッド孔11を経由し、通風シート40の接続通路44に流入する。この気流は、通風シート本体41の幹通風路45aおよび枝通風路45bを流れた後、矢印Cに示したように、複数の開口部42から表皮30を通り車室内に吹き出される。これにより、座席空調装置1に着座した乗員と表皮30との間の熱気が排出され、乗員の快適性が向上する。
ここで、上述した第1実施形態の座席空調装置1と比較するため、第1比較例の座席空調装置100について説明する。
図19に示すように、第1比較例の座席空調装置100が備えるシートパッド10は、気流が流れるパッド孔を有していない。また、通風シート400は、その中央領域に接続通路を備えておらず、通風シート400の一方の端部47から通風路45に空気が導入される構成である。そのため、通風シート400は、シートパッド10の座面側から、シートパッド10のうち車両進行方向後側の端面の形状に沿って湾曲し、シートパッド10の下に設けられた送風機20に接続されている。
この第1比較例のように、通風シート400を湾曲させると、通風シート400の内側に形成された通風路45も湾曲するので、通風路45の通気抵抗が大きくなる。したがって、第1比較例では、複数の開口部42から車室内へ吹き出す風量、または、車室内の空気を複数の開口部42に吸い込む風量が低減するといった問題がある。
また、第1比較例の通風シート400は、シートパッド10のうち座面後方側に設けられた吊り溝12dの一部を覆っている。そのため、第1比較例では、シートパッド10と表皮30とを固定することが困難なものとなっている。
次に、第2比較例の座席空調装置101について説明する。
図20に示すように、第2比較例の座席空調装置101は、2枚の通風シート401、402と、その2枚の通風シート401、402に対応して設けられた2個の送風機201、202を備えている。2枚の通風シート401、402のうち一方の通風シート401は、シートパッド10のうち座面前方側に設けられた吊り溝12cよりも前側に設けられている。この通風シート401は、シートパッド10のうち車両進行方向前側の端面の形状に沿って湾曲し、シートパッド10の下に設けられた送風機201に接続されている。
2枚の通風シート401、402のうち他方の通風シート402は、シートパッド10のうち座面前方側に設けられた吊り溝12cと、座面後方側に設けられた吊り溝12dとの間に設けられている。この通風シート402は、シートパッド10に設けられた貫通穴14を通り、シートパッド10の下に設けられた送風機202に接続されている。
第2比較例のように、1個のシートパッド10に対し、2枚の通風シート401、402および2個の送風機201、202を設けると、部品点数が増加し、構成が複雑になると共に、製造上のコストが増加することが懸念される。
第1および第2比較例に対し、上述した第1実施形態の通風シート40および座席空調装置1は、次の作用効果を奏する。
(1)第1実施形態の通風シート40は、接続通路44が、通風シート本体41の通風路45に連通すると共に、シートパッド10に設けられたパッド孔11に連通する。
これにより、通風シート40は、第1および第2比較例のようにシートパッド10のうち車両進行方向前側の端面または後側の端面に沿って湾曲することなく、シートパッド10の座面側にほぼ平坦な状態で設けられる。そのため、通風シート40が有する通風路45の通気抵抗が小さいものとなる。したがって、この通風シート40は、複数の開口部42から車室内に吹き出す風量を増加し、乗員の快適性を高めることができる。
また、この通風シート40は、シートパッド10に設けられる吊り溝12を覆うことなく、シートパッド10と表皮30との間に設けることが可能である。そのため、この通風シート40を用いることで、シートパッド10と表皮30とを吊り溝12により容易に固定することができる。
さらに、この通風シート40は、第2比較例のようにシートパッド10に設けられた吊り溝12の位置を避けるために通風シート40の数を増加することなく、吊り溝12と吊り溝12との間に設けることが可能である。したがって、この通風シート40を用いることで、部品点数を低減し、構成を簡素化すると共に、製造上のコストを低減することが可能である。
(2)第1実施形態の通風シート40は、通風シート本体41が、並列に配置された複数の枝通風路45bを有している。
これにより、複数の枝通風路45bと枝通風路45bとを仕切る壁により、通風シート本体41の剛性が高くなる。そのため、座席に乗員が着座した際に、通風シート本体41が潰れて枝通風路45bの断面積が小さくなることが抑制される。したがって、この通風シート40は、複数の開口部42から車室内に吹き出す風量、または、車室内の空気を複数の開口部42に吸い込む風量を増加することができる。
(3)第1実施形態の通風シート40は、複数の吊り溝12と吊り溝12との間に配置されるものである。
これにより、シートパッド10と表皮30とを吊り溝12により容易に固定することができる。
(4)第1実施形態の通風シート40は、通風シート本体41の中央領域に接続通路44が設けられる。
これにより、第1および第2比較例のように通風シート400、401、402の一方の端部47から通風路45に空気が導入される構成に比べて、通風シート本体41の外周と接続通路44との距離を略均一に近づけることが可能である。そのため、パッド孔11から接続通路44に空気が供給されるとき、複数の開口部42からほぼ均一に空気を吹き出すことが可能である。
(5)第1実施形態の通風シート40は、通風シート本体41から筒状に延び、接続通路44が形成される筒状部43を有する。
これにより、筒状部43をシートパッド10のパッド孔11に圧入することで、通風シート40をシートパッド10に容易に組み付けることが可能である。
(6)第1実施形態の通風シート40を構成する通風シート本体41および筒状部43は、ゴムまたはエラストマーを含んで形成されている。
これにより、通風シート40は、乗員の座り心地を良くすることが可能である。
(7)第1実施形態の通風シート40は、通風路45の内壁の断面が、丸形状である。
これにより、通風シート本体41の剛性が高くなる。そのため、座席に乗員が着座した際に、通風シート本体41が潰れて通風路45の断面積が小さくなることを抑制することができる。
(8)第1実施形態の座席空調装置1は、送風機20、シートパッド10、表皮30および通風シート40を備える。この通風シート40が有する接続通路44は、通風路45に連通すると共に、シートパッド10に設けられたパッド孔11に連通する構成である。
これにより、座席空調装置1は、シートパッド10の座面側にほぼ平坦な状態で通風シート40が設置されるので、第1および第2比較例に比べて、通風シート40が有する複数の開口部42から車室内に吹き出す風量を増加し、乗員の快適性を高めることができる。
また、座席空調装置1は、シートパッド10に設けられる吊り溝12を覆うことなく、通風シート40を設置することが可能であるので、シートパッド10と表皮30とを吊り溝12により容易に固定することができる。
さらに、座席空調装置1は、第2比較例に比べて、通風シート40と送風機20の部品点数を低減し、構成を簡素化すると共に、製造上のコストを低減することが可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して通風路45の断面形状を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図8は、通風シート本体41が有する複数の通風路45を構成する幹通風路45aおよび枝通風路45bのうち、枝通風路45bの断面形状を示したものである。第2実施形態では、枝通風路45bの内壁の断面は、多角形状である。これにより、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、通風シート本体41の剛性が高くなり、座席に乗員が着座した際に、通風シート本体41が潰れて通風路45の断面積が小さくなることが抑制される。そのため、第2実施形態においても、通風シート40は、座席に乗員が着座したときの通風路45の通気抵抗の低下が抑制される。したがって、複数の開口部42から車室内に吹き出す風量を維持することで、乗員の快適性を高めることができる。この第2実施形態も、第1実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1実施形態に対し、送風機20により形成される気流の流れ方向を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図9の矢印DおよびEに示したように、第3実施形態では、送風機20が駆動すると、ダクト21およびパッド孔11の空気が送風機20に吸引され、通風シート40の接続通路44および通風路45の気圧が低下する。そのため、矢印Fに示したように、車室内の空気は表皮30を通り複数の開口部42から通風シート40の通風路45に吸い込まれる。これにより、この座席空調装置1は、そこに着座した乗員と表皮30との間の熱気を吸い込むことで、座席空調装置1と乗員との間の蒸れを防ぎ、乗員の快適性を向上することが可能である。したがって、第3実施形態も、第1および第2実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。第4実施形態は、第1実施形態に対してシートパッド10に設けられた吊り溝12の位置を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、第4実施形態では、シートパッド10に設けられた吊り溝12は、シートパッド10の座面側の面のうち左右および後方に設けられている。詳細には、吊り溝12は、前後方向に延びる左右2本の吊り溝12a、12bと、その左右の吊り溝12a、12bを接続するように左右方向に延びる後方の1本の吊り溝12dにより構成されている。なお、第4実施形態では、シートパッド10の座面側の面のうち前方に吊り溝が設けられていない。この構成においても、通風シート40は、複数の吊り溝12aと吊り溝12bと吊り溝12dとの間に配置されている。これにより、吊り溝12が通風シート40によって覆われることがないので、シートパッド10と表皮30とを容易に固定することが可能である。したがって、第4実施形態も、第1から第3実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
(第5実施形態)
第5実施形態について説明する。第5実施形態は、第1実施形態に対し、送風機20とパッド孔11とを接続するダクト21を廃止したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図11および図12に示すように、第5実施形態では、送風機20は、空気の吹出口または吸込口23が、シートパッド10に設けられたパッド孔11に接続されている。なお、送風機20とシートパッド10との間には、接続箇所からの気流の漏れを防ぐためにシール材22を設けてもよい。
第5実施形態では、座席空調装置1を構成する部品点数を少なくし、構成を簡素化すると共に、製造上のコストを低減することが可能である。第5実施形態も、第1から第4実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
(第6実施形態)
第6実施形態について説明する。第6実施形態は、第1実施形態の構成に加えて、背凭れにも通風シート40を設置したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図13に示すように、第6実施形態では、乗員の背面を支持する背凭れを構成するバックシートパッド15に対して通風シート40が設置されている。通風シート40は、バックシートパッド15と、そのバックシートパッド15を覆う表皮35との間に設けられている。また、通風シート40は、バックシートパッド15に設けられた複数の吊り溝12と吊り溝12との間に配置されている。そのため、吊り溝12が通風シート40によって覆われることがないので、バックシートパッド15と表皮35とを容易に固定することが可能である。
通風シート40が備える筒状部43は、バックシートパッド15に設けられたパッド孔16に圧入固定されている。矢印GおよびHに示したように、バックシートパッド15に設けられた送風機20に駆動により発生した気流は、ダクト21およびバックシートパッド15のパッド孔16を経由し、接続通路44に流入する。この気流は、通風シート本体41の通風路45を流れた後、矢印Iに示したように、複数の開口部42から表皮35を通り車室内に吹き出される。これにより、座席空調装置1に着座した乗員の背中と表皮35との間の熱気が排出され、乗員の快適性が向上する。なお、送風機20に駆動により、通風シート本体41の複数の開口部42から車室内の空気を吸い込む構成としてもよい。この場合にも、座席空調装置1に着座した乗員の背中と表皮35との間の熱気が吸い込まれ、乗員の快適性が向上する。第6実施形態も、第1から第5実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
(第7実施形態)
第7実施形態について説明する。第7実施形態は、第1実施形態に対し、シートパッド10に設けられた吊り溝12を跨いで通風シート50を設置したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図14および図15に示すように、シートパッド10が有する吊り溝12は、前後方向に延びる左右2本の吊り溝12a、12bと、その左右の吊り溝12a、12bを接続するように左右方向に延びる3本の吊り溝12c、12d、12eを有している。左右方向に延びる3本の吊り溝12c、12d、12eは、シートパッド10の前部、後部、中間部に設けられている。
通風シート50は、左右2本の吊り溝12a、12bの間に設けられ、且つ、シートパッド10の前部の吊り溝12cと後部の吊り溝12dとの間に設けられている。そのため、通風シート50は、シートパッド10の中間部の吊り溝12eを跨ぐように設けられている。
通風シート50は、シートパッド10の中間部の吊り溝12eに対応する位置に、連結部材53を備えている。連結部材53は、シートパッド10の吊り溝12eに少なくとも一部が挿入可能な溝形状になっており、その吊り溝12eに入り込んでいる。連結部材53は、厚み方向に貫通する複数の貫通孔54を有している。連結部材53の溝形状は、図に示したような断面がほぼU字状であるものに限らず、例えば、断面がV字状またはコ字状など、任意に設定することが可能である。
第1実施形態の説明で図3に示したように、シートパッド10の中間部の吊り溝12e内には、パッド側ワイヤー13が露出している。連結部材53の貫通孔54は、そのパッド側ワイヤー13が吊り溝12e内に露出した位置に対応した位置に設けられている。一方、表皮30は、吊り溝12eに対応した箇所に、吊り部31および表皮側ワイヤー32を有している。吊り部31および表皮側ワイヤー32は、連結部材53の貫通孔54を挿通可能である。そのため、連結部材53の貫通孔54を挿通した表皮側ワイヤー32と、シートパッド10の中間部の吊り溝12eに露出しているパッド側ワイヤー13とは、C字状の固定金具33によってかしめ固定される。これにより、表皮30に設けられた吊り部31がシートパッド10の吊り溝12e内で固定され、表皮30は、シートパッド10の表面に密着した状態で取り付けられる。
図16から図18に示すように、通風シート50は、連結部材53を挟んで一方の側に設けられる第1通風シート本体51と、他方の側に設けられる第2通風シート本体52とを備えている。第1通風シート本体51は、複数の第1通風路511および複数の第1開口部512を有している。第2通風シート本体52も、複数の第2通風路521および複数の第2開口部522を有している。
通風シート50は、第1通風シート本体51側に筒状部43を備えている。筒状部43には、第1通風路511に連通する接続通路44が形成されている。第1通風シート本体51および筒状部43は、ゴムまたはエラストマーにより一体に形成されている。第2通風シート本体52も、ゴムまたはエラストマーにより形成されている。
また、第7実施形態の第1通風シート本体51は、第1通風路511を有する複数のチューブが一体に形成された形状である。そのため、第1通風シート本体51は、並列に配置された複数の第1通風路511を有している。第1通風シート本体51の表面は、複数のチューブの外壁により、凹凸を有する形状となっている。
第1通風シート本体51と同様に、第2通風シート本体52も、第2通風路521を有する複数のチューブが一体に形成された形状である。そのため、第2通風シート本体52も、並列に配置された複数の第2通風路521を有している。第2通風シート本体52の表面も、複数のチューブの外壁により、凹凸を有する形状となっている。
一方、上述した連結部材53は、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンなどの樹脂により形成されている。この連結部材53の内側には、第3通風路531が形成されている。図18に示すように、第1通風シート本体51の端部と第2通風シート本体52の端部はいずれも、連結部材53が有する第3通風路531に差し込まれている。これにより、第1通風シート本体51と第2通風シート本体52と連結部材53とが接続されると共に、第1通風シート本体51が有する第1通風路511と、第2通風シート本体52が有する第2通風路521と、連結部材53が有する第3通風路531とが連通する。
図14の矢印JおよびKに示したように、送風機20が駆動すると、送風機20で発生した気流は、ダクト21およびパッド孔11を経由し、接続通路44に流入する。この気流の一部は、接続通路44から第1通風シート本体51の第1通風路511を流れ、矢印Lに示したように、第1通風シート本体51の複数の第1開口部512から表皮30を通り車室内に吹き出される。また、第1通風シート本体51の第1通風路511を流れる気流の一部は、連結部材53の第3通風路531を通り、第2通風シート本体52の第2通風路521を流れる。そして、矢印Mに示したように、第2通風シート本体52の複数の第2開口部522から表皮30を通り車室内に吹き出される。これにより、座席空調装置1に着座した乗員と表皮30との間の熱気が排出され、乗員の快適性が向上する。
第7実施形態では、通風シート50に連結部材53を設けることで、シートパッド10の前部、後部および中間部にそれぞれ吊り溝12c、12d、12eが設けられている場合でも、その中間部の吊り溝12eを跨ぐように通風シート50を設けることができる。
これにより、通風シート50は、第1比較例のようにシートパッド10のうち車両進行方向前側の端面または後側の端面に沿って湾曲することなく、シートパッド10の座面側にほぼ平坦な状態で設けられる。そのため、通風シート50が有する第1、第2、第3通風路511、521、531の通気抵抗が小さいものとなる。したがって、この通風シート50は、複数の開口部512、522から車室内に吹き出す風量を増加し、乗員の快適性を高めることができる。
また、第7実施形態の通風シート50を用いることで、シートパッド10の前部、中間部、後部にそれぞれ吊り溝12c、12d、12eが設けられている場合でも、シートパッド10と表皮30とを吊り溝12により容易に固定することができる。
さらに、この通風シート50は、第2比較例のようにシートパッド10に設けられた吊り溝12の位置を避けるために通風シート50の数を増加することなく、中間部の吊り溝12eを跨いで通風シート50を設けることが可能である。したがって、この通風シート50を用いることで、部品点数を低減し、構成を簡素化すると共に、製造上のコストを低減することが可能である。
また、第7実施形態では、第1および第2通風シート本体51、52は、第1および第2通風路511、521を有する複数のチューブが一体に形成されたものである。
これにより、第1および第2通風シート本体51、52は、並列に配置された複数の第1および第2通風路511、521を有するものとなる。第7実施形態も、第1から第6実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
(他の実施形態)
本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(1)上述した各実施形態では、シートパッド10の下部または背面に送風機20を設置した。これに対し、他の実施形態では、送風機20はシートパッド10に埋め込むように設置してもよい。或いは、他の実施形態では、送風機20は、空調装置の送風機を利用してもよい。この場合、空調ケースからダクトなどを経由してシート孔に気流が流れるように構成される。
(2)上述した第6実施形態では、座席空調装置1は、乗員が着座する座席を構成するシートパッド10と、背凭れを構成するバックシートパッド15のそれぞれに通風シート40を設置した。これに対し、他の実施形態では、座席空調装置1は、乗員が着座する座席を構成するシートパッド10に通風シート40を設置することなく、バックシートパッド15のみに通風シート40を設置する構成としてもよい。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車両の座席を構成するシートパッドと表皮との間に設置される通風シートは、通風シート本体、複数の開口部および接続通路を備える。通風シート本体は、薄板状に形成され、気流が流れる通風路を有する。複数の開口部は、通風シート本体の通風路に連通すると共に、通風シート本体のうち表皮側の面に開口する。接続通路は、通風シート本体の通風路に連通すると共に、シートパッドに設けられたパッド孔に連通する。
第2の観点によれば、通風シート本体は、並列に配置された複数の通風路を有するものである。
これにより、複数の通風路と通風路とを仕切る壁により、通風シート本体の剛性が高くなる。そのため、座席に乗員が着座した際に、通風シート本体が潰れて通風路の断面積が小さくなることが抑制される。したがって、この通風シートは、複数の開口部から車室内に吹き出す風量、または、車室内の空気を複数の開口部に吸い込む風量を増加することができる。
第3の観点によれば、通風シート本体は、通風路を有する複数のチューブが一体に形成されたものである。
これにより、通風シート本体は、並列に配置された複数の通風路を有するものとなる。
第4の観点によれば、シートパッドは、表皮を固定するための複数の吊り溝を有している。通風シートは、複数の吊り溝と吊り溝との間に配置されるものである。
これにより、通風シートが吊り溝を覆うことなく設けられるので、シートパッドと表皮とを吊り溝により容易に固定することができる。
第5の観点によれば、接続通路は、通風シート本体の中央領域に設けられる。
これにより、通風シート本体の外縁に接続通路を設けることに比べて、通風シート本体の外周と接続通路との距離を略均一に近づけることが可能である。そのため、パッド孔から空気が供給される場合、複数の開口部からほぼ均一に空気を吹き出すことが可能である。また、パッド孔に空気が吸い込まれる場合、複数の開口部からほぼ均一車室内の空気を吸い込むことが可能である。
第6の観点によれば、通風シートは、通風シート本体から筒状に延び、接続通路が形成される筒状部を有する。
これにより、筒状部をシートパッドのパッド孔に嵌め入れることで、通風シートをシートパッドに容易に組み付けることが可能である。
第7の観点によれば、通風シート本体および筒状部は、ゴムまたはエラストマーを含んで形成されている。
これにより、通風シートは、乗員の座り心地を良くすることが可能である。
第8の観点によれば、通風シート本体が有する通風路の内壁の断面は、丸形状または多角形状である。
これにより、通風シート本体の剛性が高くなる。そのため、座席に乗員が着座した際に、通風シート本体が潰れて通風路の断面積が小さくなることが抑制される。
第9の観点によれば、通風シート本体は、第1通風シート本体と第2通風シート本体とを含んで構成されるものである。通風シートは、第1通風シート本体と第2通風シート本体とを連結するとともに、第1通風シート本体が有する第1通風路と第2通風シート本体が有する第2通風路とを連通する第3通風路を有する連結部材をさらに備える。
これによれば、シートパッドの中間部に吊り溝がある場合でも、その吊り溝に連結部材を挿入することで、シートパッドの座面側にほぼ平坦な状態で通風シートを設置することが可能である。
第10の観点によれば、連結部材は、シートパッドの吊り溝に少なくとも一部が挿入可能な溝形状になっており、厚み方向に通じる貫通孔を有している。
これによれば、表皮に設けた吊り部と、シートパッドの吊り溝とを貫通孔を通じて固定することが可能である。
第11の観点によれば、車両の車室内に設置される座席空調装置は、気流を発生させる送風機と、送風機により発生した気流が流れるパッド孔を有するシートパッドと、シートパッドの表面を覆う表皮と、シートパッドと表皮の間に設置される通風シートを備える。この通風シートは、第1の観点で説明したものである。
これにより、この座席空調装置は、上述した第1の観点の通風シートと同様の作用効果を奏することが可能である。
第12の観点によれば、シートパッドは、表皮を固定するための複数の吊り溝を有している。表皮は、シートパッドに設けられた吊り溝に対応する位置に、吊り溝内で固定される吊り部を有している。そして、通風シートは、複数の吊り溝と吊り溝との間に配置されるものである。
これにより、通風シートが吊り溝を覆うことなく設けられるので、シートパッドと表皮とを吊り溝により容易に固定することができる。

Claims (11)

  1. 車両の座席を構成するシートパッド(10、15)と表皮(30、35)との間に設置される通風シートにおいて
    薄板状に形成される通風シート本体(41)であって、前記通風シート本体の中央部に延びる幹通風路(45a)、および、前記幹通風路に連通すると共に互いに並列に延びる枝通風路(45b)によって構成される通風路(45)を有する通風シート本体と
    前記通風シート本体の前記通風路に連通すると共に、前記通風シート本体のうち前記表皮側の面に開口する複数の開口部(42)と、
    前記通風シート本体の前記通風路に連通すると共に、前記シートパッドに設けられたパッド孔(11、16)に連通する接続通路(44)と、を備える通風シート。
  2. 前記通風シート本体は、並列に配置された複数の前記通風路を有するものである請求項1に記載の通風シート。
  3. 前記通風シート本体は、前記通風路を有する複数のチューブが一体に形成されたものである請求項1または2に記載の通風シート。
  4. 前記シートパッドは、前記表皮を固定するための複数の吊り溝(12)を有しており、
    前記通風シート本体は、複数の前記吊り溝と前記吊り溝との間に配置されるものである請求項1ないし3のいずれか1つに記載の通風シート。
  5. 前記接続通路は、前記通風シート本体の中央領域に設けられる請求項1ないし4のいずれか1つに記載の通風シート。
  6. 前記通風シート本体から筒状に延び、前記接続通路が形成される筒状部(43)を有する請求項1ないし5のいずれか1つに記載の通風シート。
  7. 前記通風シート本体および前記筒状部は、ゴムまたはエラストマーを含んで形成されている請求項6に記載の通風シート。
  8. 前記通風シート本体が有する前記通風路の内壁の断面は、丸形状または多角形状である請求項1ないし7のいずれか1つに記載の通風シート。
  9. 車両の座席を構成するシートパッド(10、15)と表皮(30、35)との間に設置される通風シートであって、
    薄板状に形成され、気流が流れる通風路(511、521)を有する通風シート本体(51、52)と、
    前記通風シート本体の前記通風路に連通すると共に、前記通風シート本体のうち前記表皮側の面に開口する複数の開口部(512、522)と、
    前記通風シート本体の前記通風路に連通すると共に、前記シートパッドに設けられたパッド孔(11、16)に連通する接続通路(44)と、を備え、
    前記通風シート(50)は、第1通風シート本体(51)と第2通風シート本体(52)とを含んで構成されるものであり、
    前記第1通風シート本体と前記第2通風シート本体とを連結すると共に、前記第1通風シート本体が有する第1通風路(511)と前記第2通風シート本体が有する第2通風路(521)とを連通する第3通風路(531)を有する連結部材(53)をさらに備え
    前記シートパッドは、前記表皮を固定するための複数の吊り溝を有しており、
    前記連結部材は、前記シートパッドの前記吊り溝に少なくとも一部が挿入可能な溝形状になっており、厚み方向に通じる貫通孔(54)を有している通風シート。
  10. 車両の車室内に設置される座席空調装置であって、
    気流を発生させる送風機(20)と、
    前記送風機により発生した気流が流れるパッド孔(11、16)を有するシートパッド(10、15)と、
    前記シートパッドの表面を覆う表皮(30、35)と、
    前記シートパッドと前記表皮との間に設置される請求項1に記載の通風シート(4)と、を備える座席空調装置。
  11. 前記シートパッドは、前記表皮を固定するための複数の吊り溝(12)を有しており、
    前記表皮は、前記シートパッドに設けられた吊り溝に対応する位置に、吊り溝内で固定される吊り部(31)を有しており、
    前記通風シートは、複数の前記吊り溝と前記吊り溝との間に配置されるものである請求項11に記載の座席空調装置。
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