JP6156729B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
電子写真方式の画像形成装置は、像担持体とこれに近接して対向配置される現像剤担持体との間に電位差を生じさせて現像領域内に現像バイアスを印加し、これにより現像領域内に発生する電界の作用により像担持体表面上の静電潜像にトナーを移動させて付着させることによって、トナー像を形成する。このとき、像担持体に回転振れが生じていると、像担持体と現像剤担持体との間隔(現像ギャップ)が像担持体の回転周期で変動することになる。そのため、一定の現像バイアスを一定しても、現像領域内の電界強度が像担持体の回転周期で変動する。静電潜像に付着する単位面積当たりのトナー付着量は、現像領域内の電界強度に応じて変化するので、像担持体に回転振れが生じていると、同じ画像濃度を得ようとしても、像担持体の回転周期で単位面積当たりのトナー付着量が変動する。その結果、画像上には、像担持体の回転周期の画像濃度ムラが生じる。なお、現像剤担持体の回転振れについても同様である。
また、以上の説明では、像担持体や現像剤担持体等の回転体が一回転するごとに、補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を、その回転体の回転動作に同期させる例であるが、回転体が2回以上の規定回数回転するごとに同期させる場合でも同様である。
図1は、本実施形態の画像形成装置の一構成例を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置は、4連タンデム型中間転写方式のフルカラー機の構成例であるが、後述の4連タンデム型直接転写方式のフルカラー機、1ドラム型中間転写方式のフルカラー機、1ドラム型直接転写方式等のモノクロ機等、他の構成の画像形成装置でも、本発明は適用可能である。
プリント開始命令が入力されると、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの周辺、中間転写ベルト1の周辺、給紙搬送経路等にある各ローラが既定のタイミングで回転し始め、給紙トレイ17から記録紙の給紙が開始される。一方、各感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kは、帯電チャージャ3Y、3M、3C、3Kによってその表面を一様な電位に帯電され、光書込ユニット4Y,4C,4M,4Kから照射される書込光によってその表面を画像データに従って露光される。露光された後の電位パターンを静電潜像と呼ぶが、この静電潜像を担持した感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面に、現像ユニット5Y,5M,5C,5Kからトナーを供給されることにより、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kに担持されている静電潜像が現像される。
図2は、本発明を適用可能な画像形成装置の他の構成例を示す概略構成図である。
なお、図2において、図1に示した画像形成装置100と同様な部材や装置については同じ符号を付し、それらの説明は省略する。図2に示す画像形成装置100’は、1ドラム型中間転写方式のフルカラー機であり、ドラム状の像担持体である感光体ドラム2と、これに対向する現像手段としてのリボルバ現像ユニット51とを備えている。リボルバ現像ユニット51は、回転軸を中心にして回転する保持体によって現像手段としての4つの現像器51Y,51M,51C,51Kを保持している。これらの現像器51Y,51M,51C,51Kは、感光体ドラム2上の静電潜像をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーによって現像するものである。
なお、図3において、図1の画像形成装置100と同様な部材や装置については同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
図3に示す画像形成装置100’’は、4連タンデム型直接転写方式のフルカラー機であり、4組の作像ステーションの下方に、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kに形成されたトナー像を記録紙20に転写する転写ユニット29を備えている。この転写ユニット29は、複数の支持部材としてのローラ11a〜11dで回転可能に支持された無端状の転写搬送ベルト29aを有している。転写搬送ベルト29aは駆動ローラ11aと従動ローラ11b〜11dとに掛け回され、所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転駆動しながら、記録紙20を担持して各作像ステーションの転写位置Nを通過するように搬送する。転写搬送ベルト29aの内側には、各転写位置Nにおいて転写電荷を付与して各感光体ドラム2Y,2M,2C,2K上のトナー像を記録紙20に転写するための転写ローラ6Y,6M,6C,6Kが設けられている。
この補正制御は、形成する画像の高画質化を図るため、後述する補正用トナーパターンを形成し、形成された補正用トナーパターンの画像濃度を検出して、画像濃度ムラを低減するものである。なお、以下の説明では、図1に示した画像形成装置100に適用した場合について説明するが、図2や図3に示した画像形成装置100’,100’’やその他の構成を有する画像形成装置についても同様に適用できる。
図4に示す例は、画像形成装置100における二次転写前の位置P1に画像濃度検知センサ30を設置した例を示している。この画像濃度検知センサ30は、センサ基板32に4つの光学センサであるセンサヘッド31を搭載した4ヘッドタイプの画像濃度検知センサ30である。そのため、図4の例は、中間転写ベルト回転方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)、言い換えると感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの軸方向に、4つのセンサヘッド31が並べて設置されている。
本実施形態では、図6に示した逆位相の関係が得られるように、補正用トナーパターンの先端位置がホームポジション検出タイミング(回転位置検出信号の立ち上がりタイミング)で画像濃度検知センサ30に検出されるように、ホームポジション検出タイミングに同期して補正用トナーパターンの露光開始位置を決定している。本実施形態では、補正用トナーパターンの先端位置から、画像濃度検知センサ30からのトナー付着量検出信号のサンプリングが開始されるが、補正用トナーパターンの先頭付近のトナー付着量は不安定になりやすい。そのため、補正用トナーパターンの先端位置ではなく、トナー付着量が安定する程度に後端側へずれた位置から、画像濃度検知センサ30からのトナー付着量検出信号のサンプリングが開始されるように、光書込ユニット4Y,4M,4C,4Kによる補正用トナーパターンの露光開始位置を決めても構わない。
この現像回転位置検出装置70は、現像ローラ5Ya,5Ca,5Ma,5Kaのそれぞれに対して別個に設けられているが、互いに同構成であって、同図に示す構成となっている。また、同図に示されているように、現像ローラ5Ya,5Ca,5Ma,5Kaはそれぞれ、その回転中心軸をなす軸76が、カップリング77を介して駆動モータ78の出力軸である軸79に接続されており、駆動モータ78の駆動によって回転駆動されるようになっている。
現像ローラ5Ya,5Ca,5Ma,5Kaと一体的に回転する遮光部材72がフォトインタラプタ71の光路を遮っているときに出力がほぼ0Vまで低下していることが分かる。このエッジを利用することで、現像ローラ5Ya,5Ca,5Ma,5Kaのホームポジションを検出することができる。現像ローラ5Ya,5Ca,5Ma,5Kaの回転周期をもった画像濃度ムラ成分を低減させる補正テーブルを生成する場合、制御部37は、フォトインタラプタ71からの出力信号(現像ローラ回転位置検出信号)に基づき、上述した補正用トナーパターンのトナー付着量検出信号を現像ローラ5Ya,5Ca,5Ma,5Kaのホームポジションに同期してサンプリングする。
なお、このグラフは、横軸に時間をとり、縦軸に、画像濃度検知センサ30からのトナー付着量検出信号を上述した付着量変換アルゴリズムでトナー付着量に換算した結果(トナー付着量[mg/cm2×1000])をとったものである。図11に示すように、補正用トナーパターンを画像濃度検知センサ30で検出したトナー付着量検出信号には、現像ローラ5Ya,5Ca,5Ma,5Kaの回転周期に対応した周期的な変動が発生していることがわかる。
本実施形態では、上述した補正用トナーパターン(感光体ドラムの3周長分)から、10個の信号区分N1〜N10が得られる。図中太線で示す波形は、これらの信号区分を平均化処理した結果を示すものである。本実施形態では、10個の信号区分N1〜N10の単純平均処理を施しているが、現像ローラの回転周期成分が抽出できれば、他の処理を施してもよい。
図13は、感光体ドラムの回転振れによる現像ギャップの変動を示す説明図である。
同図は、感光体ドラムが偏心等により、現像ローラとの現像ギャップが最大値d1をとる感光体ドラムの回転位置1(実線)と、現像ローラとのギャップが最小値d2をとる感光体ドラムの回転位置2(破線)との間で、感光体ドラムの回転振れが生じる場合を図示したものである。印加される現像バイアスにより現像ローラの表面電位Vが一定であるとすると、感光体ドラムの回転位置が位置1であるときに現像電界Eは最小値をとる。このとき、画像濃度は相対的に薄くなる。一方、感光体ドラムの回転位置が位置2であるときに現像電界Eは最大値をとり、このときの画像濃度は相対的に濃くなる。
次に、感光体の回転振れに起因した画像濃度ムラを低減するために、画像形成条件としての現像バイアスを補正する場合の補正方法の一例(以下「補正方法1」という。)について説明する。
図14は、本補正方法1における制御流れを示すフローチャートである。
本補正方法1においては、まず、画像濃度ムラを低減させるための補正が必要であるか否かを判断する(S1)。この判断は、例えば、感光体ドラムを交換した場合、何らかの理由で感光体ドラムの回転位置がずれた場合などに、補正が必要であると判断される。補正が必要であると判断された場合、補正用トナーパターンを作成して、その画像濃度を画像濃度検知センサ30によって検出する(S2)。これにより得られる画像濃度検知センサ30の出力信号(トナー付着量検出信号)は、制御部37に入力される。制御部37では、フォトインタラプタ18Y,18C,18M,18Kのホームポジション検出タイミングでトナー付着量検出信号を感光体ドラムの回転周期で区分けし、各信号区分について平均化処理して、トナー付着量検出信号から感光体ドラムの回転周期成分をもった画像濃度ムラ成分を抽出する(S3)。
制御部37を構成するCPUは、画像形成制御を実行する際、画像濃度ムラデータ記憶手段の画像濃度ムラデータを時系列順に順次読み出し、現像バイアスの設定値を補正するための補正データに順次変換する処理を行う。この変換処理は、感光体ドラム回転位置検出信号から得られる感光体ドラムのホームポジション検出タイミングに同期して行われ、補正後の現像バイアス設定値は、順次、D/A変換器によってアナログ信号に変換されて、現像バイアス高圧電源に入力される。現像バイアス高圧電源は、入力される現像バイアス設定値に従った電圧を現像ローラへ出力する結果、感光体の回転振れによる感光体ドラムと現像ローラとの間の現像電界変動分がキャンセルされ、画像濃度ムラを低減することができる。
次に、感光体ドラム及び現像ローラの回転振れに起因した画像濃度ムラを低減するために、画像形成条件としての現像バイアス及び帯電バイアスを補正する場合の補正方法の一例(以下「補正方法2」という。)について説明する。
図16は、本補正方法2における制御を実現する一構成例を示すブロック図である。
本補正方法2においては、まず、感光体ドラムと現像ローラの回転周期成分を含む画像濃度ムラのデータを、補正用トナーパターンを画像濃度検知センサ30により検出した結果(トナー付着量検出信号)から取得する(画像濃度ムラ検出手段)。本補正方法2において、画像濃度ムラ検出手段は、感光体ドラム及び現像ローラの基準回転位置(ホームポジション)を検出する基準回転位置検知手段と、補正用トナーパターンの画像濃度を検知する画像濃度検知手段(画像濃度検知センサ30)と、画像濃度検知手段で検出した画像濃度を時系列で並べた画像濃度ムラデータを記憶する画像濃度ムラデータ記憶手段とから構成される。
まず、一般的な画質調整制御(プロセスコントロール)により決定された画像形成条件に従った現像バイアスと帯電バイアスを用いてベタ画像の補正用トナーパターンを作成し、これを画像濃度検知センサ30で検出して画像濃度ムラデータを取得し、画像濃度ムラデータ記憶手段に記憶する(S11)。その後、画像濃度ムラデータ記憶手段に記憶された画像濃度ムラデータから、感光体ドラムのホームポジション検出タイミングを基準にして、感光体ドラム回転周期の画像濃度ムラ成分を抽出する(S12)。
図19(a)は、画像濃度ムラデータの計測結果を周波数解析して感光体ドラム回転周波数のn次成分(n=1〜4)の正弦波に分解したグラフを示すものである。図19(b)は、図19(a)に示す4つのグラフを合成した波形すなわち感光体ドラム回転周期の画像濃度ムラ成分を示すグラフである。
感光体ドラム回転周期の画像濃度ムラ成分を抽出する方法としては、例えば、補正用トナーパターンから取得した画像濃度ムラデータについてFFT(高速フーリエ変換)あるいは直交検波等の演算処理を行って、感光体ドラム回転周波数のn次成分の振幅と位相を求め、感光体ドラム回転周期のn次成分の合成波形から、感光体ドラム回転周期の画像濃度ムラ成分を抽出する方法が挙げられる。なお、ここでいう「n」は、感光体ドラムの回転周期の周波数解析する次数である。
また、本補正方法2においては、現像バイアスと帯電バイアスの両方について補正制御を行うが、いずれか一方のみの補正制御であっても構わない。また、書き込み露光量で制御を行っても構わない。
Vb = Vbofs+{A1×sin(θ+φ1)+A2×sin(2θ+φ2)
+ ・・・ +An×sin(nθ+φn)} ・・・(1)
Vb:補正後の現像バイアスの設定値
Vbofs:画質調整制御により決定された基準の現像バイアス(オフセット)
An:n次成分の振幅
φn:n次成分の位相
θ:感光体ドラムの回転位置
Vb = Vbofs+{G1×A1×sin(θ+φ1)
+ G2×A2×sin(2θ+φ2)
+ ・・・ + Gn×An×sin(nθ+φn)} ・・・(2)
Gn:n次成分の振幅制御ゲイン
Vb = Vbofs+Gb×{G1×A1×sin(θ+φ1)
+ G2×A2×sin(2θ+φ2)
+ ・・・ + Gn×An×sin(nθ+φn)} ・・・(3)
Gb:現像バイアスゲイン
また、後述する帯電バイアスの制御においても同様の制御を適用することができる。
図20は、感光体ドラム回転周期の補正テーブルの更新処理を示すフローチャートである。
本実施形態において、感光体ドラム回転周期の補正テーブルの更新周期、すなわち、補正テーブルに時系列で記述されている各補正値(感光体ドラムの各回転位置にそれぞれ対応した各補正値)を読み出す周期は、感光体ドラムのホームポジション検出タイミングを基準に1[ms]としている。詳しくは、画像形成動作の開始後(S21)、感光体ドラムのホームポジションが検出されたタイミングで(S22)、補正テーブルの先頭の補正値データが読み出され(S23)、その後は1[ms]ごとに(S24)、次のテーブル番号の補正値が順番に読み出されていく(S26)。通常は、補正テーブルの最終テーブル番号に対応する補正値データが読み出されてから1[ms]が経過するまでの間に、次の感光体ドラムのホームポジションが検出され(S25)、再び、補正テーブルの先頭の補正値データから順次補正値が読み出される。
同様に、現像ローラ回転周期の補正テーブルの更新周期、すなわち、補正テーブルに時系列で記述されている各補正値(現像ローラの各回転位置にそれぞれ対応した各補正値)を読み出す周期は、現像ローラのホームポジション検出タイミングを基準に1[ms]としている。詳しくは、画像形成動作の開始後(S31)、現像ローラのホームポジションが検出されたタイミングで(S32)、補正テーブルの先頭の補正値データが読み出され(S33)、その後は1[ms]ごとに(S34)、次のテーブル番号の補正値が順番に読み出されていく(S36)。通常は、補正テーブルの最終テーブル番号に対応する補正値データが読み出されてから1[ms]が経過するまでの間に、次の現像ローラのホームポジションが検出され(S35)、再び、補正テーブルの先頭の補正値データから順次補正値が読み出される。
現像バイアス設定値及び帯電バイアス設定値の更新(補正)は、画像形成動作の開始後(S41)、補正値がリードされるたびに(S42)、実施される(S43,S44)。また、現像バイアス設定値及び帯電バイアス設定値の更新(補正)が行われるタイミングで、補正された現像バイアス設定値及び帯電バイアス設定値の出力を実行される(S45,S46)。出力される現像バイアス設定値は、予め画質調整制御(プロセスコントロール)により決定された現像バイアスに、感光体ドラム回転周期の現像バイアス用補正テーブルから読み出される補正値と、現像ローラ回転周期の現像バイアス用補正テーブルから読み出される補正値とをそれぞれリードして加算した(補正した)ものである(S43)。同様に、出力される帯電バイアス設定値も、予め画質調整制御(プロセスコントロール)により決定された帯電バイアスに、感光体ドラム回転周期の帯電バイアス用補正テーブルから読み出される補正値と、現像ローラ回転周期の帯電バイアス用補正テーブルから読み出される補正値とをそれぞれリードして加算した(補正した)ものである(S44)。
本実施形態において、図1に示す画像形成装置100は、感光体ドラム径が50[mm]、現像ローラ径が20[mm]、感光体ドラムの回転速度(線速)が300[mm/s]、現像ローラの回転速度(線速)が450[mm/s]であるため、感光体ドラム回転周期は523.6[ms]であり、現像ローラ回転周期は139.6[ms]である。各補正テーブルの更新周期(補正値リード周期)が1[ms]であるため、感光体ドラム回転周期の補正テーブル(感光体ドラム1周分)は、ホームポジション検出タイミングに対応する補正値を先頭のテーブル番号0とすると、最終テーブル番号は523となる。同様に、現像ローラ回転周期の補正テーブル(現像ローラ1周分)は、ホームポジション検出タイミングに対応する補正値を先頭のテーブル番号0とすると、最終テーブル番号は139となる。
なお、ここでは、感光体ドラムのホームポジションが検出されないときに感光体ドラム回転周期の補正テーブルを用いた補正制御を停止させる場合について説明するが、現像ローラのホームポジションが検出されないときに現像ローラ回転周期の補正テーブルを用いた補正制御を停止させる場合についても同様である。
感光体ドラムが1回転するたびにホームポジションが適切に検出されている場合、感光体回転周期の補正テーブルの補正値によって補正された帯電バイアスの時間変化は、図27(a)に示すように、感光体回転周期の連続的な波形を示す。ホームポジションが検出されなくなった場合、図27(b)に示すように、補正値が最大であるタイミング(帯電バイアスの振幅Aが最大であるタイミング)で補正テーブルの補正値をゼロにした場合、そのタイミングの前後における帯電バイアスの差ΔAは最大のΔAmaxとなる。この場合、このタイミングの前後における画像濃度の変化が最大となり、補正制御の停止タイミングにおける画像濃度変化が顕著に視認される。
帯電チャージャ3Y,3C,3M,3Kにより印加される帯電バイアスV1で感光体ドラムの表面を一様に帯電する。この結果、感光体ドラムの表面電位(非画像部電位)はV3に帯電される。次に、光書き込みで画像部を露光する。これにより、低濃度画像部の感光体ドラム表面電位はV5、ベタ画像部の感光体ドラム表面電位はV6になる。次に、現像ローラにより印加される現像バイアスV4で、現像ローラ上のトナーを感光体ドラムの画像部へ移動させて現像処理する。このとき、低濃度画像部とベタ画像部(高濃度画像部)には、図28中の斜線部分の電位差に応じた量のトナーが付着してトナー像が形成される。感光体ドラムの非画像部電位V3と現像バイアスV4との電位差ΔVが大きくなると、キャリア付着が発生する恐れがあり、反対に電位差ΔVが小さくなると地汚れが発生する恐れがある。
図29に示す例は、補正制御の停止タイミングが、1つの画像についての帯電処理や現像処理が行われている途中にならないタイミング、具体的には、画像と画像との間の非画像区間が帯電位置や現像領域に存在するタイミングに設定した例である。なお、本例でも、現像バイアスよりも帯電バイアスの補正制御を停止するタイミングの方が、帯電位置から現像領域までの移動時間t分だけ先になる。本例によれば、補正制御の停止タイミングの補正値の値を考慮する必要がないので、比較的簡易な制御を実現できる。
図30(a)〜(c)は、補正テーブルを作成するタイミングを説明するための説明図である。
図30(a)は、感光体ドラム(現像ローラでも同様)の回転誤差が小さい場合、具体的には、現在の感光体ドラムの一回転時間Tが、補正用トナーパターンを形成、検知して現在の補正テーブルを作成したときの感光体ドラムの一回転時間T0に対し、±ΔT0の誤差範囲内である場合のものである。この場合、補正テーブルの補正値変動周期と、感光体ドラムの回転周期との誤差が小さく、当該補正テーブルの各補正値と感光体ドラムの回転位置との対応関係の誤差が小さいので、感光体ドラム回転周期の画像濃度ムラ成分を適切に低減することができる。
(態様A)
感光体ドラム2Y,2M,2C,2K等の像担持体の表面にトナー像を形成して該トナー像を最終的に記録紙20等の記録材へ転写させる4つの作像ステーション、光書込ユニット4、中間転写ユニット33、二次転写ローラ16などの画像形成手段と、帯電バイアスや現像バイアスの設定値等の所定の画像形成条件設定情報に従って前記画像形成手段を制御する画像形成制御を実行する制御部37等の画像形成動作制御手段とを有する画像形成装置において、前記像担持体の表面に形成されるトナーパターンの画像濃度を検知する画像濃度検知センサ30等の画像濃度検知手段と、前記画像形成手段を構成する感光体ドラムや現像ローラ等の回転体の基準回転位置(ホームポジション)を検知するフォトインタラプタ18Y,18C,18M,18Kやフォトインタラプタ71等の基準回転位置検知手段と、前記回転体の1回転周期分以上の画像濃度ムラ検出用のトナーパターン(補正用トナーパターン)を前記像担持体の表面に形成し、該トナーパターンを前記画像濃度検知手段が検知した結果に基づいて、前記基準回転位置検知手段が検知した基準回転位置を基準とした回転体一回転周期分以上の画像濃度ムラ情報を取得する制御部37等の画像濃度ムラ情報取得手段と、前記基準回転位置を基準にして、前記画像濃度ムラ情報から得られる回転体一回転周期分の画像濃度ムラが低減するように、前記回転体の各回転位置に対応した補正量(補正値)で基準の画像形成条件設定情報(現像バイアスや帯電バイアス)を補正する補正テーブル等の補正情報を生成する制御部37等の補正情報生成手段とを有し、前記画像形成動作制御手段は、前記基準回転位置検知手段が前記回転体の基準回転位置を規定回数(例えば1回)検知するたびに、当該検知のタイミングに基づく制御開始タイミングで前記補正情報による補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を開始(補正テーブルの先頭補正値から順次リードして現像バイアスや帯電バイアスを補正する制御を開始)するものであって、該画像形成制御が終了する制御終了タイミング(補正テーブルの最終補正値による現像バイアスや帯電バイアスの補正制御が終了するタイミング)が到来しても該基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないときには、該制御終了タイミングに続けて前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を開始することを特徴とする。
これによれば、前回の基準回転位置の検知タイミングから回転体が規定回数回転する時間が経過しても基準回転位置が検知されない事態が生じても、その経過時に基準回転位置が検知されたものとして、補正情報による補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御が開始される。これにより、前記のような事態が生じても、ダウンタイムを発生させることなく、補正前の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を実行する場合よりも当該回転体の回転周期をもった画像濃度ムラを低減することができる。
前記態様Aにおいて、前記補正情報は、前記基準回転位置を基準にした前記回転体の各回転位置に対して前記基準の画像形成条件設定情報を補正する補正量を関連づけた補正テーブル情報であり、前記画像形成動作制御手段は、前記基準回転位置検知手段が前記回転体の基準回転位置を規定回数検知するたびに、前記制御開始タイミングで前記補正テーブル情報の各回転位置に関連づけられた補正量により画像形成条件設定情報を順次補正する画像形成制御を開始するものであって、該補正テーブル情報における最終回転位置に関連づけられた補正量による画像形成制御が終了する制御終了タイミングが到来しても該基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないときには、該制御終了タイミングに続けて前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を開始することを特徴とする。
これによれば、画像形成制御時に補正テーブルの補正量を読み出して補正処理するという簡易な制御を実現できる。
上記態様A又はBにおいて、前記像担持体は、回転体で構成されており、前記補正情報は、前記像担持体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報を含むことを特徴とする。
これによれば、像担持体の回転周期の画像濃度ムラを低減させることができる。
前記態様A〜Cのいずれかの態様において、前記画像形成手段は、前記像担持体の表面に近接して対向配置される回転体からなる現像ローラ5Ya,5Ca,5Ma,5Ka等の現像剤担持体の表面に担持された現像剤を用いて該像担持体の表面に形成された潜像を現像してトナー像化する現像ユニット5Y,5C,5M,5K等の現像手段を有し、前記補正情報は、前記現像剤担持体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報を含むことを特徴とする。
これによれば、現像剤担持体の回転周期の画像濃度ムラを低減させることができる。
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記画像形成手段は、前記像担持体の表面を帯電させる帯電チャージャ3Y,3C,3M,3K等の帯電手段と、該帯電手段により帯電された該像担持体の表面に潜像を形成する光書込ユニット4Y,4C,4M,4K等の潜像形成手段と、該像担持体の表面に形成された潜像を現像剤により現像してトナー像化する現像ユニット5Y,5C,5M,5K等の現像手段とを有しており、前記補正情報により補正される画像形成条件設定情報は、前記帯電手段、前記潜像形成手段、前記現像手段のうちの少なくとも1つを制御するための設定情報(帯電バイアス、露光パワー、現像バイアス等)であることを特徴とする。
これによれば、前記回転体の回転周期の画像濃度ムラを比較的簡易な制御で低減させることができる。
前記態様A〜Eのいずれかの態様において、前記画像形成動作制御手段は、前記制御終了タイミングが到来してから所定時間が経過しても前記基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないときには、該回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報で補正されていない画像形成条件設定情報に従って前記画像形成制御を実行することを特徴とする。
回転体に一時的に僅かな速度変動が生じたり、一時的に基準回転位置の検知エラーが生じたりしたケースではなく、回転体について大きな回転速度変動が生じたり、基準回転位置の検知ができなくなったりしたケースにおいて、上述したように基準回転位置が検知されたものとして補正情報による補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を開始する制御を継続すると、補正量と回転体の実際の回転位置との対応関係のズレが累積的に大きくなり、かえって大きな画像濃度ムラを生じさせるおそれがある。本態様によれば、このようなケースにおいて、補正情報による補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御(補正制御)を停止することができる。よって、このように、かえって大きな画像濃度ムラを生じさせるような事態を抑制できる。
前記態様Fにおいて、前記補正情報は、前記画像形成手段を構成する少なくとも2つの回転体(感光体ドラムと現像ローラ)の一回転周期分の画像濃度ムラをそれぞれ低減させる補正情報を含んでおり、前記基準回転位置検知手段は、前記少なくとも2つの回転体の各基準回転位置を検知する複数の基準回転位置検知手段で構成されており、前記画像形成動作制御手段は、前記制御終了タイミングが到来してから所定時間が経過しても前記複数の基準回転位置検知手段のうちの1つの基準回転位置検知手段により回転体の基準回転位置が検知されないときには、該回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報を除き、前記少なくとも2つの回転体のうちの他の回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報を用いた補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を実行することを特徴とする。
これによれば、基準回転位置を検出できなくなった回転体に対応した補正情報による補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御(補正制御)は停止する際、基準回転位置を検出できている他の回転体に対応した補正情報による補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御(補正制御)は継続される。その結果、一部の回転体について基準回転位置を検出できなくなった場合、すべての回転体に対応した補正制御を停止させる場合と比較して、画像濃度ムラを抑制できる。
前記態様F又はGにおいて、前記画像形成動作制御手段は、前記制御終了タイミングが到来してから所定時間が経過しても前記基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないとき、補正量が既定値以下である回転位置に該回転体が位置するタイミングで、前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御から、該回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報で補正されていない画像形成条件設定情報に従った画像形成制御へと切り替えることを特徴とする。
これによれば、この切り替えタイミングが画像形成処理の途中であっても、その切り替えタイミングの前後での画像濃度の変化を小さく抑えることができる。
前記態様F又はGにおいて、前記画像形成動作制御手段は、前記制御終了タイミングが到来してから所定時間が経過しても前記基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないとき、前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御で前記画像形成手段が画像形成動作を実行してから、該画像形成手段が次の画像についての画像形成動作を実行するまでの間の非画像形成動作期間中に、前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御から、該回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報で補正されていない画像形成条件設定情報に従った画像形成制御へと切り替えることを特徴とする。
これによれば、この切り替えタイミングを非画像形成動作期間に行うので、その切り替えタイミングの前後での画像濃度の変化が画像に現れることがない。
前記態様A〜Iのいずれかの態様において、前記画像濃度ムラ情報取得手段は、前記基準回転位置検知手段が前記回転体の基準回転位置を検知する時間間隔の規定時間に対する誤差が所定の誤差範囲を超えたとき、前記画像濃度ムラ情報を取得し、前記補正情報生成手段は、前記画像濃度ムラ情報取得手段が前記画像濃度ムラ情報を取得したら、前記補正情報を生成することを特徴とする。
これによれば、現在の補正情報と回転体の回転位置とのズレが大きくなったときに、回転体の回転位置とのズレが小さい新たな補正情報を生成し直すことができ、長期的に安定して画像濃度ムラを低減できる。
2 感光体ドラム
3 帯電チャージャ
4 光書込ユニット
5 現像ユニット
5a 現像ローラ
6 一次転写ローラ
7 感光体クリーニングユニット
8 クエンチングランプ
15 ベルトクリーニングユニット
16 二次転写ローラ
17 各給紙トレイ
17 給紙トレイ
18 フォトインタラプタ
19 表面電位センサ
20 記録紙
30 画像濃度検知センサ
31 センサヘッド
32 センサ基板
37 制御部
51 リボルバ現像ユニット
71 フォトインタラプタ
100,100’,100’’ 画像形成装置
Claims (9)
- 像担持体の表面にトナー像を形成して該トナー像を最終的に記録材へ転写させる画像形成手段と、
所定の画像形成条件設定情報に従って前記画像形成手段を制御する画像形成制御を実行する画像形成動作制御手段とを有する画像形成装置において、
前記像担持体の表面に形成されるトナーパターンの画像濃度を検知する画像濃度検知手段と、
前記画像形成手段を構成する回転体の基準回転位置を検知する基準回転位置検知手段と、
前記回転体の1回転周期分以上の画像濃度ムラ検出用のトナーパターンを前記像担持体の表面に形成し、該トナーパターンを前記画像濃度検知手段が検知した結果に基づいて、前記基準回転位置検知手段が検知した基準回転位置を基準とした回転体一回転周期分以上の画像濃度ムラ情報を取得する画像濃度ムラ情報取得手段と、
前記基準回転位置を基準にして、前記画像濃度ムラ情報から得られる回転体一回転周期分の画像濃度ムラが低減するように、前記回転体の各回転位置に対応した補正量で基準の画像形成条件設定情報を補正する補正情報を生成する補正情報生成手段とを有し、
前記画像形成動作制御手段は、前記基準回転位置検知手段が前記回転体の基準回転位置を規定回数検知するたびに、当該検知のタイミングに基づく制御開始タイミングで前記補正情報による補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を開始するものであって、該画像形成制御が終了する制御終了タイミングが到来しても該基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないときには、該制御終了タイミングに続けて前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を開始するものであり、
更に、前記画像形成動作制御手段は、前記制御終了タイミングが到来してから所定時間が経過しても前記基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないときには、該回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報で補正されていない画像形成条件設定情報に従って前記画像形成制御を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記補正情報は、前記基準回転位置を基準にした前記回転体の各回転位置に対して前記基準の画像形成条件設定情報を補正する補正量を関連づけた補正テーブル情報であり、
前記画像形成動作制御手段は、前記基準回転位置検知手段が前記回転体の基準回転位置を規定回数検知するたびに、前記制御開始タイミングで前記補正テーブル情報の各回転位置に関連づけられた補正量により画像形成条件設定情報を順次補正する画像形成制御を開始するものであって、該補正テーブル情報における最終回転位置に関連づけられた補正量による画像形成制御が終了する制御終了タイミングが到来しても該基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないときには、該制御終了タイミングに続けて前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を開始することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
前記像担持体は、回転体で構成されており、
前記補正情報は、前記像担持体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記画像形成手段は、前記像担持体の表面に近接して対向配置される回転体からなる現像剤担持体の表面に担持された現像剤を用いて該像担持体の表面に形成された潜像を現像してトナー像化する現像手段を有し、
前記補正情報は、前記現像剤担持体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記画像形成手段は、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、該帯電手段により帯電された該像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体の表面に形成された潜像を現像剤により現像してトナー像化する現像手段とを有しており、
前記補正情報により補正される画像形成条件設定情報は、前記帯電手段、前記潜像形成手段、前記現像手段のうちの少なくとも1つを制御するための設定情報であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記補正情報は、前記画像形成手段を構成する少なくとも2つの回転体の一回転周期分の画像濃度ムラをそれぞれ低減させる補正情報を含んでおり、
前記基準回転位置検知手段は、前記少なくとも2つの回転体の各基準回転位置を検知する複数の基準回転位置検知手段で構成されており、
前記画像形成動作制御手段は、前記制御終了タイミングが到来してから所定時間が経過しても前記複数の基準回転位置検知手段のうちの1つの基準回転位置検知手段により回転体の基準回転位置が検知されないときには、該回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報を除き、前記少なくとも2つの回転体のうちの他の回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報を用いた補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記画像形成動作制御手段は、前記制御終了タイミングが到来してから所定時間が経過しても前記基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないとき、補正量が既定値以下である回転位置に該回転体が位置するタイミングで、前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御から、該回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報で補正されていない画像形成条件設定情報に従った画像形成制御へと切り替えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記画像形成動作制御手段は、前記制御終了タイミングが到来してから所定時間が経過しても前記基準回転位置検知手段により前記回転体の基準回転位置が検知されないとき、前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御で前記画像形成手段が画像形成動作を実行してから、該画像形成手段が次の画像についての画像形成動作を実行するまでの間の非画像形成動作期間中に、前記補正後の画像形成条件設定情報に従った画像形成制御から、該回転体の一回転周期分の画像濃度ムラを低減させる補正情報で補正されていない画像形成条件設定情報に従った画像形成制御へと切り替えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記画像濃度ムラ情報取得手段は、前記基準回転位置検知手段が前記回転体の基準回転位置を検知する時間間隔の規定時間に対する誤差が所定の誤差範囲を超えたとき、前記画像濃度ムラ情報を取得し、
前記補正情報生成手段は、前記画像濃度ムラ情報取得手段が前記画像濃度ムラ情報を取得したら、前記補正情報を生成することを特徴とする画像形成装置。
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