JP2014178632A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異状画像の発生を防止しつつ、画像濃度ムラの位相情報を正しく検知し、補正することで、濃度ムラを適切に軽減することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラム2と、感光体ホームポジションセンサと、現像ユニット5と、トナー像を中間転写ベルト1へ転写する一次転写ローラ6と、中間転写ベルト1上の画像の濃度を検知するトナー像検知センサ30と、所定の画像パターンを形成し、トナー像検知センサ30で検知したトナー付着量検知信号及び回転位置検出信号を取得し、取得した検知信号のデータに基づいて画像形成条件を決定する制御部とを備え、画像形成時には、感光体ドラム2と中間転写ベルト1との線速が異なる複写機100において、画像形成条件決定手段である制御部が画像濃度ムラの補正制御を行うときには、感光体ドラム2と中間転写ベルト1とを同じ線速にする制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンター、FAX、印刷機等の画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置として、像担持体に形成されるトナー像の濃度ムラを軽減する補正・制御を行う画像形成装置が知られている。
例えば、特許文献1には、レーザビームを感光体ドラム(像担持体)上に変調して走査することにより潜像を記録し、電子写真プロセスにより現像・転写して出力する記録装置(画像形成装置)において、その画像出力に先立ち、感光体ドラム上に黒ベタ画像を記録し、その黒ベタ画像を読み取って記憶し、その読み取った情報に基づいて各記録位置での画像濃度を補正することが開示されている。
また、特許文献2には、予め格納した画像濃度の周期的な変動データ又は像担持体の帯電電位の周期的な変動データに基づいて、帯電電圧、露光光量、現像電圧及び転写電圧のうち少なくとも一つの画像形成条件を制御することにより、画像に周期的に発生する縞状の濃度ムラを軽減する画像形成装置が開示されている。
また、特許文献3には、現像ローラの回転周期を現像ローラ周期検知装置で検知し、像担持体上に形成したパターンのトナー濃度の濃度ムラ量を濃度ムラ量検知装置で検知し、その濃度ムラ量検知装置の出力信号と現像ローラ回転周期検知装置の出力信号との位相を整合させるように、現像バイアスを制御する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、現像バイアスの制御で現像ポテンシャルを変化させることによりベタ画像の濃度ムラを補正できる。
また、特許文献4には、像担持体又は転写媒体にテスト画像を形成させ、そのテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出し、検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定し、特定された画像濃度ムラの発生源の動作を、画像濃度ムラを縮小させるように制御する画像形成装置が開示されている。
このように現像バイアスなどの画像形成条件を周期的に変化させて濃度ムラを打ち消す場合には、適切なタイミングでバイアスを変化させることが重要である。そして、補正時には現像ローラや感光体ドラムの回転周期を検知する検知手段の検知結果に基づいてタイミングを随時調整している。
画像形成装置においては、虫喰い画像などの異常画像を防止する目的で、像担持体と中間転写体とで線速差つける設定としている。
このような画像形成装置において、濃度ムラを補正するために周期的に作像条件を変化させているにも関わらず、逆に該当周期の濃度ムラが悪化してしまう場合があった。また、四連タンデム型の画像形成装置においては、補正前の濃度ムラレベルが色毎に同一であっても、補正後は悪化してしまう色と改善する色とが生じることがあった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、異状画像の発生を防止しつつ、画像濃度ムラの位相情報を正しく検知し、補正することで、濃度ムラを適切に軽減することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転する表面上に静電潜像が形成される像担持体と、該像担持体の回転位置を検出する回転位置検出手段と、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、現像されたトナー像を転写体へ転写する転写手段と、該転写体上のトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、所定の画像パターンを形成し、該濃度検知手段で検知した周期的な濃度変動情報及び該回転位置検出手段の検出情報を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する画像形成条件決定手段とを備え、トナー像を記録媒体に転写する画像形成時には、該像担持体と該転写体との線速が異なる画像形成装置において、上記画像形成条件決定手段が情報を取得する情報取得時には、上記像担持体と上記転写体とを同じ線速にする制御を行うことを特徴とするものである。
本発明者らが鋭意検討を重ねたところ、四連タンデム型の画像形成装置においては、中間転写ベルト上に設定されている濃度測定手段から近い色は濃度ムラが改善され、遠い色悪化する傾向があることがわかった。さらに、検討を重ねたところ、異常画像を防止する目的で設定した像担持体と中間転写体との線速差が位相のずれとなって補正タイミングがずれていることが分かった。
本発明においては、画像形成時には、像担持体と転写体との線速が異なるため、虫食い等の異状画像の発生を防止することができる。一方、情報取得時には、上記像担持体と上記転写体とを同じ線速にする制御を行うため、画像濃度ムラの位相情報を正しく検知し、補正することで、濃度ムラを適切に軽減することができる。
本発明によれば、異状画像の発生を防止しつつ、画像濃度ムラの位相情報を正しく検知し、補正することで、濃度ムラを適切に軽減することができる。
本発明を適用可能な画像形成装置の一つ目の構成例を示す概略構成図。 本発明を適用可能な画像形成装置の二つ目の構成例を示す概略構成図。 本発明を適用可能な画像形成装置の三つ目の構成例を示す概略構成図。 本発明を適用可能な画像形成装置の四つ目の構成例を示す概略構成図。 トナー像検知センサの設置状況の一例を示す部分斜視図。 画像形成装置の制御系の要部の一例を示すブロック図。 画像濃度ムラの補正制御に用いる画像パターンの一例を示す説明図。 濃度ムラの補正制御の一つ目の例を示すフローチャート。 濃度ムラの補正制御の二つ目の例を示すフローチャート。 濃度ムラの補正制御の三つ目の例を示すフローチャート。 濃度ムラの補正制御の四つ目の例を示すフローチャート。 回転位置検出信号(A)とトナー像検知センサによるトナー付着量検知信号(B)と画像形成条件(制御テーブル)の値(C)との関係を例示するグラフ。 現像ニップからトナー像検知センサまでの距離についての説明図。 感光体ドラムの線速が速いときの中間転写ベルトの表面上の画像パターンの先頭の位置と、付着量ムラの波形との関係を示す説明図。 感光体ドラムと中間転写ベルトとが等速のときの中間転写ベルトの表面上の画像パターンの先頭の位置と、付着量ムラの波形との関係を示す説明図。 現像回転位置検出装置の説明図。 エンコーダが設けられた線速検知ローラとエンコーダとの斜視説明図。 エンコーダが備えるディスクの説明図。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1は、本発明を適用可能な画像形成装置の一構成例の複写機100を示す概略構成図である。なお、図1の複写機100は、本発明を適用可能な電子写真式の画像形成装置として、四連タンデム型中間転写方式のフルカラー機の構成例を示している。本発明は、後述の四連タンデム型直接転写方式のフルカラー機や1ドラム型中間転写方式のフルカラー機等の他の画像形成装置にも適用することができる。更に、本発明は、1ドラム型直接転写方式等のモノクロ機にも適用することもできる。
図1において、像担持体としての中間転写体である中間転写ベルト1の展張面(張架面)に沿って、潜像担持体である感光体ドラム2Y、2M、2C、2Kが並設されている。符号に付記したYはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、Kはブラックの色をそれぞれ示している。イエローの作像ステーションを代表して説明すると、感光体ドラム2Yの回りにはその回転方向順に、帯電手段としての帯電チャージャ3Y、露光手段としての光書込ユニット4Y、現像手段としての現像ユニット5Yが配置されている。さらに、一次転写手段としての一次転写ローラ6Y、潜像担持体クリーニング手段としての感光体クリーニングユニット7Y、除電手段としてのクエンチングランプ8Yが配置されている。像担持体としての中間転写ベルト1にトナー像を形成するトナー像形成手段は、感光体ドラム2Y、帯電チャージャ3Y、光書込ユニット4Y、現像ユニット5Y、一次転写ローラ6Y等を用いて構成されている。他の色の作像ステーションにおいても同様である。光書込ユニット4の上方には、画像読み取り手段としてのスキャナ部9、自動原稿供給手段としてのADF10等が設けられている。
中間転写ベルト1は、複数の支持部材としての張架ローラ(11、12、13)で回転可能に支持されており、第二張架ローラ12に対向する部位にはベルトクリーニングユニット15が設けられている。第三張架ローラ13に対向する部位には、転写手段としての二次転写ローラ16が設けられている。
装置本体の下部には、複数の給紙部としての給紙トレイ17が設けられている。これらのトレイに収容された記録媒体としての記録紙20は、ピックアップローラ21、給紙ローラ22で給紙され、搬送ローラ対23で搬送され、レジストローラ対24により所定のタイミングで二次転写部位へ送られる。二次転写部位の用紙搬送方向下流側には、定着手段としての定着ユニット25が設けられている。図1において、符号26は排紙トレイを、27はスイッチバックローラ対を示している。
図1に示す構成において、画像形成動作を一通り説明する。
プリント開始命令が入力されると、感光体ドラム2の周辺、中間転写ベルト1の周辺及び給紙搬送経路等にある各ローラが既定のタイミングで回転し始め、下部の給紙トレイ17から記録紙の給紙が開始される。
一方、各感光体ドラム2は帯電チャージャ3によってその表面を一様な電位に帯電され、光書込ユニット4から照射される書込み光によってその表面を画像データに従って露光される。露光された後の電位パターンを静電潜像と呼ぶが、この静電潜像を担持した感光体ドラム2の表面に、現像ユニット5からトナーを供給されることにより、感光体ドラム2に担持されている静電潜像が特定色に現像される。図1の構成においては感光体ドラム2が四色分あるので、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(色順はシステムによって異なる)のトナー像が各感光体ドラム2上に現像されることになる。
各感光体ドラム2上に現像されたトナー像は、中間転写ベルト1との接点において、感光体ドラム2に対向して設置された一次転写ローラ6に印加される一次転写バイアス及び押圧力によって中間転写ベルト1上に転写される。この一次転写動作をタイミングを合わせながら四色分繰り返すことにより、中間転写ベルト1上にフルカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト1上に形成されたフルカラートナー像は、二次転写ローラ部において、レジストローラ対24によってタイミングを合わせて搬送されてくる記録紙20に転写される。この時、二次転写ローラ16に印加される二次転写バイアス及び押圧力によって二次転写が行われる。フルカラートナー像が転写された記録紙20は、定着ユニット25を通過することにより、その記録紙20の表面に担持されているトナー像が加熱定着される。
片面プリントならばそのまま直線搬送されて排紙トレイ26へ搬送され、両面プリントならば搬送方向を下向きに変えられ用紙反転部へ搬送されていく。用紙反転部へ到達した記録紙20は、ここでスイッチバックローラ対27により搬送方向を逆転されて紙の後端から用紙反転部を出て行く。これをスイッチバック動作と呼び、この動作によって記録紙20の表裏を反転させることができる。表裏反転された記録紙20は定着ユニット方向には戻らず、再給紙搬送経路を通過して本来の給紙経路に合流する。この後は表面プリントの時と同じ様にトナー像を転写されて、定着ユニット25を通過して排紙される。これが両面プリント動作である。
また各部の動作を最後まで説明すると、一次転写部を通過した感光体ドラム2の表面には一次転写残トナーを担持しており、これをブレード及びブラシ等で構成された感光体クリーニングユニット7により除去される。その後、クエンチングランプ(QL)8によってその表面を一様に除電されて次の画像のための帯電に備える。また、二次転写部を通過した中間転写ベルト1に関しても、その表面に二次転写残トナーを担持しているが、こちらもブレード及びブラシ等で構成されたベルトクリーニングユニット15によってこれを除去され、次のトナー像の転写に備える。この様な動作の繰り返しで、片面プリント若しくは両面プリントが行われる。
図1の複写機100は、中間転写ベルト1の外周面に形成されたトナー像の濃度を検知する濃度検知手段として、光学センサなどで構成されたトナー像検知センサ(光学センサユニット)30を備えている。このトナー像検知センサ30により、画像ムラの補正制御に用いるように中間転写ベルト1の表面に形成された画像パターンのトナー像の濃度を検知することができる。図1の例では、中間転写ベルト1の第一張架ローラ11に巻き付いている部分に対向する位置(二次転写前の位置)P1に、トナー像検知センサ30が配置されている。
図2に示す複写機100のように、四連タンデム型中間転写方式で二次転写搬送ベルト160を備える構成の場合は、二次転写搬送ベルト160の張架ローラ161に巻き付いている部分に対向する位置P2に、トナー像検知センサ30を配置してもよい。
上述したトナー像検知センサ30の二種類の配置位置のうち、図1に示す二次転写前の位置P1は、二次転写工程前の中間転写ベルト1上のトナーパターンを検知できる位置であり、マシンレイアウトの制約がなければ、この構成が採用されることが多い。補正制御用の画像パターンのトナー像を形成してすぐに検知できるため、待ち時間も少なく、また、画像パターンのトナー像に二次転写部をすり抜けさせる必要がないため、そのための工夫が不要だからである。しかしながら、四色目(図1及び図2の例ではブラック)の作像ステーション直後が二次転写位置になっている機種も多く、その場合、上記位置P1にセンサを設置するのはスペース的に困難である。
そのような場合は、図2に示すように、二次転写搬送ベルト160上を検知する位置P2にトナー像検知センサ30を設置する。そして、中間転写ベルト1上に形成した画像パターンのトナー像を、二次転写部で二次転写搬送ベルト160上に転写した後、そのトナー像の濃度をトナー像検知センサ30で検知することになる。
図3は、本発明を適用可能な画像形成装置の他の構成例の複写機100を示す概略構成図である。なお、図3において、図1の複写機100と同様な部材や装置については同じ符号を付し、それらの説明は省略する。図3の複写機100は、1ドラム型中間転写方式のフルカラー機であり、ドラム状の感光体ドラム2と、これに対向するリボルバ現像ユニット50とを備えている。リボルバ現像ユニット50は、回転軸を中心にして回転する保持体によって四つの現像器51Y、51M、51C、51Kを保持している。これらの現像器51は、感光体ドラム2上の静電潜像をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーによって現像するものである。
リボルバ現像ユニット50は、保持体を回転させることで、Y,M,C,Kのうち、任意の色の現像器51を感光体ドラム2に対向する現像位置に移動させて、感光体ドラム2上の静電潜像を任意の色に現像することができる。フルカラー画像を形成する場合には、例えば無端状の中間転写ベルト1を約四周させる過程で感光体ドラム2にY,M,C,K用の静電潜像を順次形成しながら、それらをY,M,C,K用の現像器51Y、51M、51C、51Kによって順次現像していく。そして、感光体ドラム2上で得られたY,M,C,Kトナー像を中間転写ベルト1に順次重ね合わせて転写していく。中間転写ベルト1の支持部材である第三張架ローラ13と二次転写ユニット28の二次転写ローラ16とが対向している位置が二次転写位置である。この二次転写位置には、中間転写ベルト1と二次転写ユニット28の二次転写搬送ベルト160とが所定のニップ幅で接触して、二次転写ニップが形成されている。この二次転写ニップを上記中間転写ベルト1上の四色重ね合わせトナー像が通過するとき、その通過にタイミングを合わせて二次転写ユニット28の二次転写搬送ベルト160で記録媒体としての記録紙20が搬送されてくる。これにより、記録紙20に対して、中間転写ベルト1上の四色重ね合わせトナー像が一括二次転写される。記録紙20の両面に画像を形成する場合は、定着ユニット25を通過した記録紙20が両面ユニット171に搬送される。そして、両面ユニット171で表裏反転された記録紙20が再度、上記二次転写ニップに搬送され、その記録紙20の裏面に中間転写ベルト1上の四色重ね合わせトナー像が一括二次転写される。
図3の構成の複写機100では、中間転写ベルト1の第一張架ローラ11に巻き付いている部分に対向する位置(二次転写前の位置)P3に、トナー像検知センサ30が配置されている。
図4は、本発明を適用可能な画像形成装置の更に他の構成例の複写機100を示す概略構成図である。なお、図4において、図1の複写機100と同様な部材や装置については同じ符号を付し、それらの説明は省略する。図3の画像形成装置は、四連タンデム型直接転写方式のフルカラー機であり、四組の作像ステーションの下方には、感光体ドラム2Y、2M、2C、2Kに形成されたトナー像を記録紙20に転写する転写ユニット29を備えている。この転写ユニット29は、複数の支持部材としてのローラ(11a〜11d)で回転可能に支持された無端状の転写搬送ベルト29aを有している。転写搬送ベルト29aは駆動ローラ11aと従動ローラ(11b〜11d)とに掛け回され、所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転駆動しながら、記録紙20を担持して各作像ステーションの転写位置を通過するように搬送する。また、転写搬送ベルト29aの内側には、転写位置において転写電荷を付与して各感光体ドラム2Y、2M、2C、2K上のトナー像を記録紙20に転写する一次転写ローラ6Y、6M、6C、6Kが設けられている。
図4の複写機100において、例えば四色重ね合わせのフルカラーモードが図示しない操作部で選択されたときは、次のような動作が実行される。各色の作像ステーションの感光体ドラム2Y、2M、2C、2Kそれぞれに各色のトナー像を形成する画像形成工程が記録紙20の搬送に同期させて実行される。一方、給紙トレイ17から給送された記録紙20は、レジストローラ対24により所定のタイミングで送り出されて転写搬送ベルト29aに担持され、各作像ステーションの転写位置を通過するように搬送される。各色のトナー像が転写され四色重ね合わせのカラー画像が形成された記録紙20は、定着ユニット25でトナー像が定着された後、排紙トレイ26上に排出される。
図4の構成の複写機100では、転写ユニット29の記録紙搬送方向最下流側で転写搬送ベルト29aの駆動ローラ11aに巻き付いている部分に対向する位置(定着前の位置)P4に、トナー像検知センサ30が配置されている。
次に、複写機100における画像パターンの濃度の検知結果に基づく濃度ムラの補正制御について説明する。なお、以下の説明では、図1の構成の複写機100に適用した場合について説明するが、図2〜図4に示した構成の複写機100についても同様に適用することができる。
図5は、トナー像検知センサ30の設置状況の一例を示す部分斜視図である。図5は、図1の画像形成装置における二次転写前の位置P1にトナー像検知センサ(光学センサユニット)30を設置した例を示している。このトナー像検知センサ30は、センサ基板32に3つの濃度検知手段としてのセンサヘッド(光学センサ)31a,31b,31cを搭載した3ヘッドタイプ(ヘッドが3個品のトナー像検知センサ30)である。すなわち、図5の例は、記録紙の搬送方向と直交する主走査対応方向(感光体ドラム2の軸方向)にセンサヘッド(光学センサ)を3個設置したトナー像検知センサ30の構成例を示している。この構成であれば主走査対応方向(感光体ドラム2の軸方向)における3箇所のトナー付着量を同時に測定できる。なお、トナー像検知センサ30におけるセンサヘッドの数は上記3個に限定されるものではない。例えば、1個又は2個のセンサヘッドを備えたヘッドが1個品又は2個品のトナー像検知センサ30の構成であってもよいし、各色専用にセンサヘッドを備えたヘッドが4個品乃至7個品のトナー像検知センサ30の構成であってもよい。
図6は複写機100の制御系の要部の一例を示すブロック図である。図6において、制御手段としての制御部200は、例えばマイクロコンピュータで構成される。この制御部200は、演算処理手段としてのCPU(Central Processing Unit)201を有している。さらに、記憶手段としての不揮発性メモリのRAM(Random Access Memory)202及びROM(Read Only Memory)203等を有している。この制御部200には、作像ステーション40Y,M,C,K、光書込ユニット4、トナー像検知センサ(光学センサユニット)30などが電気的に接続されている。そして、制御部200は、RAM202内に記憶している制御プログラムに基づいて、これらの各種の機器を制御するようになっている。不揮発性メモリであるRAM202には、トナー像検知センサ30の各センサヘッド(光学センサ)の検出値からトナー濃度(トナー付着量)を算出するときに用いる出力換算情報を記憶している。この出力換算情報としては、後述の出力換算データ(変換テーブル)や出力換算式(アルゴリズム)、等を記憶している。
また、制御部200は、例えば電源投入時あるいは所定枚数のプリントを行う度に、各色の画像濃度を適正化するように補正制御する画像形成条件決定手段として機能する。画像形成条件決定手段として機能する場合は、中間転写ベルト1に画像パターンのトナー像を形成し、そのトナー像の濃度の検知結果に基づいて画像形成条件を決定し、その決定した画像形成条件に基づいて上記構成のトナー像形成手段を制御する。
図7は、上記画像濃度ムラの補正制御に用いる画像パターンの一例を示す説明図である。図7の例は、上記図5の構成のトナー像検知センサ30の中央のセンサヘッド31bのみを画像パターン検知に使用する場合の例である。この例では、中間転写ベルト1の外周面における中央のセンサヘッド31bに対向する部分に帯状の画像パターン900を形成している。各画像パターン900の長さは、少なくとも感光体周期の濃度ムラを検出する必要があるため、感光体周長Lp以上の長さとしている。の画像パターン900、画像濃度の変化のさせ方は、面積階調方式でもよいし、アナログ方式でもよい。
図8は、上記図1の複写機100において図7の画像パターン900を出力する場合の濃度ムラの補正制御の一例を示すフローチャートである。この制御フローの例では、まず、感光体ドラム2と中間転写ベルト1とを同一線速で駆動し(ステップ101)、中間転写ベルト1上に画像パターンを形成する(ステップ102)。次に、図示しないHP(ホームポジション)センサ情報を検知しながら、画像パターン900のトナー像をトナー像検知センサ30の中央のセンサヘッド31bで検知する(ステップ103)。
画像パターン900のトナー像形成及び検知の後、その検知結果に基づいて画像パターンの濃度ムラの感光体ドラム2の回転周期に対応した感光体周期成分を検出(抽出)する。さらに、その感光体周期成分に基づいて画像形成条件を決定する画像形成条件算出処理を実行する(ステップ104)。そして、算出した画像形成条件を制御部200へ反映させる画像形成条件反映処理(ステップ105)を実行する。
ここで、上記画像形成条件算出処理は、例えば、制御部200において画像形成条件の制御テーブルを作成する処理である。また、上記画像形成条件反映処理は、例えば、上記作成した制御テーブルが上記トナー像形成手段の制御に使われるようにセットする処理である。
図9は、上記図2の複写機100において、二次転写搬送ベルト160上に画像パターン900を出力する場合の濃度ムラの補正制御の一例を示すフローチャートである。この制御フローでは最初の同一線速で駆動するユニットに二次転写搬送ベルト160を加えたフローとなる。
詳しくは、まず、感光体ドラム2と、中間転写ベルト1と、二次転写搬送ベルト160とを同一線速で駆動し(ステップ201)、中間転写ベルト1上に画像パターンを形成し、それを二次転写搬送ベルト160に転写する(ステップ202)。次に、図示しないHP(ホームポジション)センサ情報を検知しながら、画像パターン900のトナー像をトナー像検知センサ30の中央のセンサヘッド31bで検知する(ステップ203)。
画像パターン900のトナー像形成及び検知の後、その検知結果に基づいて画像パターンの濃度ムラの感光体ドラム2の回転周期に対応した感光体周期成分を検出(抽出)する。さらに、その感光体周期成分に基づいて画像形成条件を決定する画像形成条件算出処理を実行する(ステップ204)。そして、算出した画像形成条件を制御部200へ反映させる画像形成条件反映処理(ステップ205)を実行する。
図8及び図9に示すフローのように、画像パターン900を担持するユニットの駆動速度を同一線速にする制御を行うことで、濃度ムラ検知時の誤差を低減することが出来る。理論的には同一線速で駆動すれば誤差は生じないはずであるが、図2のように現像位置からトナー像検知センサ30までの距離が長い場合には、誤差を生じやすいので、図1のような構成が好ましい。ただ、中間転写ベルト1が弾性ベルトなどで表面の平滑でなく凸凹している場合には、光学式のトナー像検知センサ30では、特に黒の付着量を正しく検知できないため、二次転写搬送ベルト160上にトナー像検知センサを設置する。
図10は、上記図1の複写機100における濃度ムラの補正制御の他の例を示すフローチャートである。この制御フローは、画像パターンが単一濃度パターンであり、検知したデータより決定する画像形成条件を現像条件及び帯電条件へ反映する場合の制御フローである。
画像パターンとして典型的なベタ画像パターンを作製し、それを検知する(ステップ301)。その後、ベタ画像濃度ムラの感光体周期成分から、現像バイアスの制御テーブルを作成することとしている(ステップ302)。現像バイアスはベタ画像濃度制御に有効なパラメータであり、作成した制御テーブルを適用することにより、ベタ画像濃度ムラを軽減することができる。
図11は、上記図1の画像形成装置における濃度ムラの補正制御の更に他の例を示すフローチャートである。この制御フローは、画像パターン900として、互いに濃度の異なる二つの単一濃度パターンを作成する場合の制御例である。また、この制御例では、高濃度側のパターンで決定する画像形成条件は現像ユニット5Y、5M、5C、5Kにおける現像条件(例えば、現像バイアス)又は光書込ユニット4Y、4M、4C、4Kにおける露光条件(例えば、露光パワー)としている。また、低濃度側のパターンで決定する画像形成条件は帯電条件(例えば、帯電バイアス)としている。
図11の制御フローにおいて、まず、高濃度側パターンとして典型的なベタ画像パターンのトナー像を中間転写ベルト1に形成し、そのベタ画像パターンのトナー像の濃度をトナー像検知センサ30で検知している(ステップ401)。そして、このトナー像検知センサ30の検知結果に基づいて、ベタ画像パターンの濃度ムラの感光体周期成分を検出(抽出)し、その感光体周期成分に基づいて、一つ目の画像形成条件としての現像条件または露光条件を決定する算出処理を行う(ステップ402)。図示の例では、現像ユニット5の現像ローラ59に印加する現像バイアスの制御テーブル、または光書込ユニット4の露光パワーのテーブルを作成している。この二つの画像形成条件の制御パラメータ(現像バイアス及び露光パワー)はいずれもベタ画像濃度制御に有効なパラメータである。そして、これらの制御パラメータ(制御因子)について作成した制御テーブルを制御部200による補正制御に適用することにより(ステップ403)、ベタ画像濃度ムラを軽減することができる。
一方、これらの制御パラメータ(制御因子)を制御テーブルに従って感光体周期で変動させると、現像ポテンシャルが周期的に変動して地肌ポテンシャルとの比率が変動してしまう。そのため、中間調濃度部には逆に濃度ムラが生じてしまうことになる。そこで、図11の制御フローにおいては、上記二つの画像形成条件の制御パラメータ(現像バイアス及び露光パワー)が適用された状態で、二つ目の画像パターンとして中間調濃度画像パターンを中間転写ベルト1に形成する。そして、その中間調濃度画像パターンのトナー像の濃度をトナー像検知センサ30で検知している(ステップ404)。そして、このトナー像検知センサ30の検知結果に基づいて、中間調濃度画像パターンの濃度ムラの感光体周期成分を検出(抽出)し、その感光体周期成分に基づいて、二つ目の画像形成条件としての帯電条件を決定する算出処理を行う(ステップ405)。図示の例では、中間調濃度制御に有効な(地肌ポテンシャルを変動させる)制御パラメータ(制御因子)である、帯電チャージャ3に印加する帯電バイアスの制御テーブルを作成している。この帯電バイアスの制御テーブルを制御部200による補正制御に適用することにより(ステップ406)、中間調濃度部に発生した濃度ムラを軽減することができる。
なお、図11の上半分の処理(ステップ401〜403)と下半分の処理(ステップ404〜406)の順番が入れ替わった制御フローとし、ベタ画像濃度ムラの補正制御よりも先に中間調濃度ムラを補正制御するようにしても構わない。すなわち、一つ目の画像パターンとして中間調濃度パターンを用い、二つ目の画像パターンとしてベタ画像パターンを用いて、同様な制御を行ってもよい。ベタ画像濃度制御のための現像バイアス制御テーブル若しくは露光パワー制御テーブルが中間調濃度ムラに与える影響の方が、中間調濃度制御のための帯電バイアス制御テーブルがベタ画像濃度ムラに与える影響よりも見えやすい。そのため、一つ目の画像パターンとして中間調濃度パターンを先に使用する制御フローではやりにくい面があるが、制御テーブル作成時のゲインが適切であれば、どちらの制御フローでも同程度の制御効果が得られることになる。
本実施形態の複写機100は、画像ムラの発生源となっている回転体である感光体ドラム2の回転位置を検出する回転位置検出手段(例えば、ホームポジションセンサやロータリエンコーダ)を備えている。その回転位置検出手段の検出信号に同期して画像形成条件を決定して制御している。
図12は、上記回転位置検出手段の検出信号に同期して画像形成条件を決定して制御する場合の、各信号と、画像形成条件との関係を例示するグラフである。詳しくは、回転位置検出信号(A)と、トナー像検知センサ30によるトナー付着量検知信号(B)と、これらの信号に基づいて作成される画像形成条件(制御テーブル)の値(C)との関係を例示するグラフである。図示の例では、感光体ドラム2の二周分の信号を描いている。トナー付着量検知信号(B)は、回転位置検出信号(A)の周期と同じ周期で変動しており、このトナー付着量検知信号(B)と逆位相になるように画像形成条件(制御テーブル)の値を決定する。実際の画像濃度制御のパラメータ(制御因子)として用いることができる帯電バイアス、現像バイアス及び露光パワーは、符号がマイナスだったり、絶対値が大きくなるとトナー付着量が減ったりする。そのため、画像形成条件(制御テーブル)の値を一様に“逆位相”と表現するのは適切ではない。しかし、ここでは、トナー付着量検知信号(B)が示すトナー付着量の変動を打ち消す方向の制御テーブルを作る、つまり逆位相のトナー付着量変動を作り出す制御テーブルを作るという意味で“逆位相”と表現している。
上記制御テーブルを決定する際のゲインをどの程度にするか、すなわち、トナー付着量検知信号(B)の変動量[V]に対して制御テーブルの変動量を何[V]にするかについては、理想的には理論値から求められる。しかし、実機搭載に際しては、理論値を元に実機検証して、最終的には実験データから決定することになる可能性が高い。このようにして決められたゲインで決定された制御テーブルは、回転位置検出信号(A)との間で図12に示すタイミング関係を持っている。ここで、制御テーブルの先頭は回転位置検出信号(A)の発生時点であるとする。この制御テーブルを現像バイアス制御テーブルだとすると、現像ニップからトナー像検知センサ30までの距離を考慮して制御テーブル適用のタイミングを決める必要がある。
もし、現像ニップからトナー像検知センサまでの距離が、ちょうど感光体ドラム2の周長の整数倍になっていたとすると、回転位置検出信号(A)のタイミングに合わせて、制御テーブルの先頭から適用すればよい。また、現像ニップからトナー像検知センサまでの距離が、感光体ドラム2の周長の整数倍からずれている場合は、ずれの距離分だけタイミングをずらして、制御テーブルを適用すればよい。同様に、露光パワーの制御テーブルであれば露光位置からトナー像検知センサまで距離を考慮して、帯電バイアスの制御テーブルであれば帯電位置からトナー像検知センサまでの距離を考慮して、制御テーブルを適用することになる。
このときに、感光体ドラム2と中間転写ベルト1との線速が異なっている場合には、上述したように考慮しても位相に誤差が生じてしまう。また、図2に示す複写機100の構成では、感光体ドラム2と、中間転写ベルト1と、二次転写搬送ベルト160との線速が異なっている場合には、位相に誤差が生じ、一次転写位置からトナー像検知センサ30までの距離が大きいため、誤差が大きくなってしまう。
これに対して、予め感光体ドラム2と中間転写ベルト1と(図2の構成の場合は二次転写搬送ベルト160と)の線速差をなくした設定としておくことで、正しく濃度ムラが検知できるので、正しい制御テーブルを作成することが出来る。なお、各ユニットの線速は印刷中と濃度ムラ検知時とで異なっている。濃度ムラ検知持には、正しく位相を取得するために線速差が極力ない状態で検知する必要がある。一方、印刷時には虫喰い画像などの異常画像を防止する目的で、線速差つける設定としている。
図13は、感光体ドラム2の現像ニップからトナー像検知センサ30までの距離についての説明図である。
図13に示すように、感光体ドラム2と現像ローラ59とが対向する現像ニップから、中間転写ベルト1と感光体ドラム2とが当接する一次転写位置までの感光体ドラム2の周面の長さを「L1」とする。また、一次転写位置からトナー像検知センサ30の検知位置まで中間転写ベルト1表面の長さを「L2」とする。このとき、現像ニップからトナー像検知センサ30までの距離「L」は、「L=L1+L2」となる。
次に、画像濃度ムラの補正制御時に画像パターンを作成するときの画像パターンの先頭を現像し始めるタイミングの制御例について図13を用いて説明する。
図13に示すように、複写機100は、感光体ドラム2の回転位置が予め設定されたホームポジションの位置にあることを検出する感光体ホームポジションセンサ402を備える。
感光体ドラム2の周長を「L3」としたときに、「L」が「L3」の整数倍のときには、補正制御用の画像パターンの先頭の現像が開始されるタイミングを感光体ドラム2がホームポジションの位置にあるタイミングに合わせるように制御する。ここで、例えば、「L1=3×L3」の関係にある場合、ホームポジションのタイミングで現像を開始した後、三回目のホームポジションの検知のタイミングで画像パターンの先頭がトナー像検知センサ30の位置に到達する。これにより、トナー像検知センサ30が検知するトナー付着量検知信号(B)の波形を、ホームポジション検知のタイミングを基準(以下、HP基準)として切り出す。
一方、「L」が「L3」の整数倍ではないときは、補正制御用の画像パターンの先頭の現像が開始されるタイミングをホームポジション検知のタイミングからずらすように制御する。ここで、例えば、「L1=3×L3+ΔL」の関係にある場合、感光体ドラム2の線速を「V1」とすると、ホームポジションのタイミングから「(L3−ΔL)/V」の時間が経過したタイミングで現像を開始する。この場合、現像を開始した後、四回目のホームポジションの検知のタイミングで画像パターンの先頭がトナー像検知センサ30の位置に到達する。これにより、トナー像検知センサ30が検知するトナー付着量検知信号(B)の波形を、HP基準として切り出す。
このように、画像パターンの現像を開始するように制御したところ、補正制御用の画像パターン検知時に感光体ドラム2の線速と中間転写ベルト1の線速とが異なっていたため、適切に位相整合が出来ていないことがわかった。
すなわち、感光体ドラム2と中間転写ベルト1との線速が異なることで、次の(1)及び(2)の現象が生じる。
(1)一次転写時にパターンが伸びて(縮んで)しまう。
(2)一次転写位置からトナー濃度検知手段までの移動時間だけ位相に誤差が生じてしまう。
これら(1)及び(2)により、位相情報に誤差を含んでしまっていた。特に(2)の現象の影響が大きかったため、一次転写位置からトナー濃度検知手段までの距離が長いイエローにおいて、補正制御時に大きく濃度ムラが悪化してしまっていた。
図14は、中間転写ベルト1の線速を「V2」としたときに、中間転写ベルト1の線速よりも感光体ドラム2の線速の方が速い条件(V1>V2)での、中間転写ベルト1の表面上の画像パターンの先頭の位置と、付着量ムラの波形との関係を示す説明図である。
図14に示す例では、トナー像検知センサ30を一次転写位置から感光体ドラム2の周長の5倍の位置(L2=L3×5)に配置している。
図14では、下方に向けて時間軸をとっており、時間の経過によって、画像パターンの先端の移動距離が長くなっている(図中右側に位置する)ことが分かる。
図14中の左側の網掛け部は、感光体ドラム2上の付着量ムラの波形を示しており、それよりも右側は中間転写ベルト1上の付着量のムラの波形を示している。
また、トナー像検知センサ30はHP基準で波形を切り出す。
図14中のαは、HP基準の元の波形(A1)を切り出して示しており、図14中のβは、トナー像検知センサ30による付着量計測データの波形(A2)と元の波形(A1)とを重ねたものを示している。
図14に示すように、感光体ドラム2の速度(V1)が速いと、HPタイミングの間隔が短くなっており、感光体ドラム2が1回転につき画像パターンとHPタイミングとが線速差分だけずれる。
このため、「L2/L3×(V1−V2)×Δx」だけ位相がずれる。このため、図14中のβで示すように、一次転写位置からトナー像検知センサ30の検知位置までの距離が長いほど位相のずれが大きくなる。
このように、感光体ドラム2と中間転写ベルト1とに線速差がありと、算出した位相に誤差を含む状態となる。
図15は、中間転写ベルト1の線速と感光体ドラム2の線速とが等速である条件(V1=V2)での、中間転写ベルト1の表面上の画像パターンの先頭の位置と、付着量ムラの波形との関係を示す説明図である。
図15中のαは、HP基準の元の波形(A1)を切り出して示しており、図15中のβは、トナー像検知センサ30による付着量計測データの波形(A2)と元の波形(A1)とを重ねたものを示している。
図15に示すように、中間転写ベルト1と感光体ドラム2とが等速(V1=V2)であると、「中間転写ベルト1上で画像パターンが進む時間」と、「感光体ドラム2のHPタイミング」とが一致する。これにより、画像パターンの先頭がトナー像検知センサ30に到達するタイミングと、HPタイミングとを一致させることができる。
これにより、図15中のβで示すように、トナー像検知センサ30による付着量計測データの波形(A2)が元の波形(A1)に完全に一致する。
このため、一次転写位置からトナー像検知センサ30の検知位置までの距離によらず、算出した位相に誤差を含まない状態となる。
このように、感光体ドラム2と中間転写ベルト1とが等速とすることで、位相算出誤差を無くすことができる。
上述した画像ムラの補正制御は、現像ユニット5が備える現像ローラ59と感光体ドラム2とのギャップ(現像ギャップ)のギャップ幅の変動による濃度ムラを補正するものであるので、濃度ムラは感光体ドラム2上から発生している。したがって、正しく制御テーブルが作成し、反映できれば、中間転写ベルト1や二次転写搬送ベルト160はどのような線速となっていてもよい。感光体ドラム2と現像ローラ59との線速比を変更する場合には、制御テーブルを反映する周期を変更する必要がある。例えば、濃度ムラ検知時と比較して印刷時には1[%]線速が遅い場合には、作成した制御テーブルを反映する周期を1[%]引き伸ばせばよい。具体的には、3.00[ms]ごとに現像バイアスを変更していた場合には、(制御テーブルは同じで)現像バイアス変更周期を3.03[ms]ごとに変更すればよい。
次に、各ユニットの線速制御について説明説明する。
感光体ドラム2、中間転写ベルト1、二次転写搬送ベルト160の線速の制御については公知の技術を用いて制御すればよい。以下、中間転写ベルト1の線速の制御例を示す。図1に示すように、中間転写ベルト1を支持しているローラ(11、12、13)のひとつにエンコーダを設置する。
図17は、エンコーダ150が設けられた線速検知ローラ130とエンコーダ150との斜視説明図であり、図18は、エンコーダ150が備えるディスク152の説明図である。
エンコーダ150はディスク152、発光素子151、受光素子153、圧入ブッシュ154、155から構成されている。ディスク152は線速検知ローラ130の軸上に圧入ブッシュ154、155を圧入することで固定され、線速検知ローラ130の回転と同時に回転するようになっている。また、ディスク152には、図18に示すように発光・受光素子にて読取られる箇所(以下ラインセンター152a)の中心から放射状にライン152b(一部図示)が描かれている。ディスク152の両側に発光素子151と受光素子153とを配置して発光素子151からの光を順じディスク152により透過・遮断を繰返し、それに従い受光素子153がその光を順じ受光する。これにより、線速検知ローラ130の回転量に応じてパルス状のON/OFF信号を得ている。このパルス状のON/OFF信号を用いて線速検知ローラ130の移動角(以下角変位と称す)を検出することで、中間転写ベルト1の線速を狙い値となるように制御している。
この制御により中間転写ベルト1は転写紙の進入・排出によるショックや、駆動ローラの偏心、ギヤ・プーリ等の駆動伝達部材の偏心、転写バイアスなどの各種バイアス印加時の負荷変動による移動速度変動を取り除くことができる。
現像ギャップのギャップ幅の周期的な変動は、感光体ドラム2の偏心のみではなく、現像ローラ59の偏心によっても生じる。このため、本実施形態の複写機100では、現像ローラ59の回転位置を検知し、トナー像検知センサ30の検知結果の濃度変動データから現像ローラ59の回転周期に起因する濃度変動と、感光体ドラム2の回転周期に起因する濃度変動とを取り出ている。そして、それぞれの回転体の回転周期に起因する濃度変動を考慮して、濃度変動を抑制するように補正制御を行っている。
図16は、現像剤担持体である現像ローラ59の回転位置を検出する回転位置検出手段としての現像回転位置検出手段であるフォトインタラプタ71を備えた現像回転位置検出装置70の説明図である。
現像回転位置検出装置70は、現像ローラ59Y、59M、59C、59Kのそれぞれに対して別個に設けられているが、互いに同構成であって、図16に示す構成となっている。また、図16に示されているように、現像ローラ59Y、59M、59C、59Kはそれぞれ、その回転中心軸をなすローラ軸76が、カップリング77を介して駆動モータ78の出力軸である駆動伝達軸79に接続されている。そして、駆動モータ78の駆動によって回転駆動されるようになっている。
現像回転位置検出装置70は、フォトインタラプタ71の他に、駆動伝達軸79と一体に設けられ駆動伝達軸79の回転に伴って回転移動する遮光部材72を有している。遮光部材72は、現像ローラ59Y、59M、59C、59の回転に従い、現像ローラ59Y、59M、59C、59が所定の回転位置を占めたときにフォトインタラプタ71によって検出される。これにより、フォトインタラプタ71は、現像ローラ59Y、59M、59C、59Kの回転位置を検出するようになっている。
回転位置を検出する構成としては、感光体ドラム2の回転位置を検知する感光体ホームポジションセンサ402も、現像回転位置検出装置70と同様にして感光体ドラム2の回転位置を検出するようになっている。
図16に示した例では、現像ローラ59の駆動に関し、駆動モータ直結のダイレクトドライブ方式を用いているが、駆動モータ78からの動力伝達の間に減速機構が入っていても良い。但し、減速機構を採用する場合、遮光部材72は現像ローラ59と同じ回転数になるよう、ローラ軸76上に設置しておくことが望ましい。このことは、感光体ドラム2Y、2M、2C、2Kの回転位置を検出する場合についても同様である。
複写機100において、図8〜12に例示した画像ムラの補正制御における画像形成条件の決定(制御テーブルの作成・更新)タイミングは、複写機100本体に感光体ドラム2がセットされた直後(初期セット時、交換時、脱着時、等)としている。この場合は、感光体ドラム2をメカ的に取り外した場合に、感光体ドラム2の回転周期での画像濃度ムラの発生状況が変化する可能性が高いからである。また、設置されている感光体ホームポジションセンサ402との位置関係がずれてしまうという理由もある。元々、制御テーブルが作成されていない潜像担持体(感光体ドラム2)初期セット時には、まず一連の補正制御を行って制御テーブルを作成する必要がある。感光体ドラム交換時には、今まで使っていた感光体ドラム2に対して、新しい感光体ドラム2ではフレ特性や光感度特性ムラの違いがあるため、新しい感光体ドラム2に応じた制御テーブルを再作成する必要がある。また、メンテナンスの為に、単に感光体ドラム2を脱着した場合においても、感光体ドラム脱着に伴う感光体ドラム2の取り付け状況変化(感光体ドラム軸と回転軸のずれ方の変化)が生じる可能性がある。また、感光体ドラム2のフレ特性及び光感度特性ムラの位置と感光体ホームポジションセンサ402の位置とがずれてしまうため、制御テーブルを再作成する必要がある。以上のような理由により、感光体ドラム2がセットされた直後には画像形成条件の決定(制御テーブルの作成・更新)を行う必要がある。
また、複写機100において、記録紙20の一定枚数間隔で上記画像形成条件の決定(制御テーブルの作成・更新)を行ってもよい。記録紙20のプリント枚数が増えるに従って感光体劣化が進むため、光感度特性ムラに変化が生じる可能性がある。また、長時間の使用により、感光体ドラム2のセット状態が徐々にずれ、感光体ドラム2の軸と回転軸とのずれによる偏芯の発生状況や、感光体ホームポジションセンサとの位置関係がずれてしまう可能性もある。これらのずれの影響をキャンセルするため、記録紙20の一定枚数間隔で画像形成条件の決定(制御テーブルの作成・更新)を行ってもよい。
また、複写機100において、装置内の環境条件変動時に画像形成条件の決定(制御テーブルの作成・更新)を行ってもよい。環境条件のうち、特に温度条件が変化した場合には、感光体ドラム2の感光体素管が持っている熱膨張係数に応じて感光体素管が膨張・収縮する。このため、感光体ドラム2の外形プロファイルが変化し、現像ギャップ変動状況が変化することにより濃度ムラの発生状況が変化する可能性がある。この変化に対応するため、環境条件変動時に画像形成条件の決定(制御テーブルの作成・更新)を行ってもよい。この場合の画像形成条件の決定を行うトリガの決め方としては、例えば、『前回の画像形成条件の決定(制御テーブルの作成・更新)時と比較して、N[deg]以上の温度変化があった場合』という決め方でよい。
複写機100では、濃度ムラ検知時に感光体ドラム2の線速と中間転写ベルト1の線速とを一致することで、濃度ムラのプロファイル(特に位相)を精度よく取得できる。これにより、濃度ムラを発生させない画像形成条件を決定できるので、安定した画像濃度を実現できる。また、画像形成時には線速差をつけることで、虫食いなどの異常画像の発生を防止できる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
回転する表面上に静電潜像が形成される感光体ドラム2等の像担持体と、像担持体の回転位置を検出する感光体ホームポジションセンサ402等の回転位置検出手段と、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像ユニット5等の現像手段と、現像されたトナー像を中間転写ベルト1等の転写体へ転写する一次転写ローラ6等の転写手段と、転写体上のトナー像の濃度を検知するトナー像検知センサ30等の濃度検知手段と、所定の画像パターンを形成し、濃度検知手段で検知したトナー付着量検知信号(B)等の周期的な濃度変動情報及び回転位置検出信号(A)等の回転位置検出手段の検出情報を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する制御部200等の画像形成条件決定手段とを備え、トナー像を記録紙20等の記録媒体に転写する画像形成時には、像担持体と転写体との線速が異なる複写機100等の画像形成装置において、画像形成条件決定手段が情報を取得する画像濃度ムラの補正制御等の情報取得時には、像担持体と転写体とを同じ線速にする制御を行う。
これによれば、上記実施形態について説明したように、情報取得時に像担持体と転写体との線速を一致させることで、転写体上に形成された画像濃度ムラの位相情報を正しく検知し、補正することで、像担持体の回転周期による濃度ムラを適切に軽減することができる。また、画像形成時には、像担持体と転写体との線速が異なるため、虫食い等の異状画像の発生を防止することができる。
(態様B)
回転する表面上に静電潜像が形成される感光体ドラム2等の像担持体と、像担持体の回転位置を検出する感光体ホームポジションセンサ402等の回転位置検出手段と、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像ユニット5等の現像手段と、現像されたトナー像を中間転写ベルト1等の第一の転写体へ転写する一次転写ローラ6等の第一の転写手段と、第一の転写体上のトナー像を二次転写搬送ベルト160等の第二の転写体へ転写する二次転写ローラ16等の第二の転写手段と、第二の転写体上のトナー像の濃度を検知するトナー像検知センサ30等の濃度検知手段と、所定の画像パターンを形成し、濃度検知手段で検知したトナー付着量検知信号(B)等の周期的な濃度変動情報及び回転位置検出信号(A)等の回転位置検出手段の検出情報を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する制御部200等の画像形成条件決定手段とを備え、トナー像を記録紙20等の記録媒体に転写する画像形成時には、像担持体と、第一の転写体と、第二の転写体との線速が異なる複写機100等の画像形成装置において、画像形成条件決定手段が情報を取得する画像濃度ムラの補正制御等の情報取得時には、像担持体と、第一の転写体と、第二の転写体とを同じ線速にする制御を行う。
これによれば、上記実施形態について説明したように、情報取得時に像担持体と、第一の転写体と、第二の転写体との線速を一致させることで、第二の転写体上に形成された画像濃度ムラの位相情報を正しく検知し、補正することで、像担持体の回転周期による濃度ムラを適切に軽減することができる。また、画像形成時には、像担持体と、第一の転写体と、第二の転写体との線速が異なるため、虫食い等の異状画像の発生を防止することができる。
(態様C)
回転する表面上に静電潜像が形成される感光体ドラム2等の像担持体と、回転する表面上に現像剤を担持し、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像ローラ59等の現像剤担持体と、現像剤担持体の回転位置を検出する現像回転位置検出装置70等の回転位置検出手段と、現像されたトナー像を中間転写ベルト1等の転写体へ転写する一次転写ローラ6等の転写手段と、転写体上のトナー像の濃度を検知するトナー像検知センサ30等の濃度検知手段と、所定の画像パターンを形成し、濃度検知手段で検知したトナー付着量検知信号(B)等の周期的な濃度変動情報及び回転位置検出信号(A)等の回転位置検出手段の検出情報を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する制御部200等の画像形成条件決定手段とを備え、トナー像を記録紙20等の記録媒体に転写する画像形成時には、像担持体と転写体との線速が異なる複写機100等の画像形成装置において、画像形成条件決定手段が情報を取得する画像濃度ムラの補正制御等の情報取得時には、像担持体と転写体とを同じ線速にする制御を行う。
これによれば、上記実施形態について説明したように、情報取得時に像担持体と転写体との線速を一致させることで、転写体上に形成された画像濃度ムラの位相情報を正しく検知し、補正することで、現像剤担持体の回転周期による濃度ムラを適切に軽減することができる。また、画像形成時には、像担持体と転写体との線速が異なるため、虫食い等の異状画像の発生を防止することができる。
(態様D)
回転する表面上に静電潜像が形成される感光体ドラム2等の像担持体と、回転する表面上に現像剤を担持し、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像ローラ59等の現像剤担持体と、像担持体の回転位置を検出する感光体ホームポジションセンサ402等の第一の回転位置検出手段と、現像剤担持体の回転位置を検出する現像回転位置検出装置70等の第二の回転位置検出手段と、現像されたトナー像を中間転写ベルト1等の転写体へ転写する一次転写ローラ6等の転写手段と、転写体上のトナー像の濃度を検知するトナー像検知センサ30等の濃度検知手段と、所定の画像パターンを形成し、濃度検知手段で検知したトナー付着量検知信号(B)等の周期的な濃度変動情報及び回転位置検出信号(A)等の第一の回転位置検出手段及び第二の回転位置検出手段の検出情報を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する制御部200等の画像形成条件決定手段とを備え、トナー像を記録紙20等の記録媒体に転写する画像形成時には、像担持体と転写体との線速が異なる複写機100等の画像形成装置において、画像形成条件決定手段が情報を取得する画像濃度ムラの補正制御等の情報取得時には、像担持体と転写体とを同じ線速にする制御を行う。
これによれば、上記実施形態について説明したように、情報取得時に像担持体と転写体との線速を一致させることで、転写体上に形成された画像濃度ムラの位相情報を正しく検知し、補正することができる。これにより、像担持体や現像剤担持体の回転周期による濃度ムラを適切に軽減することができる。また、画像形成時には、像担持体と転写体との線速が異なるため、虫食い等の異状画像の発生を防止することができる。
(態様E)
態様A乃至Dの何れかの態様において、画像形成時に、像担持体の線速が異なる場合には、決定された画像形成条件を更新する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成時と情報取得時とで、像担持体の線速が(数%程度)異なる場合であっても、濃度ムラ検知時等の情報取得時に線速差なしで正しい濃度ムラ情報を取得できている。このため、その情報に基づき、制御テーブルを更新することで、画像濃度を一定に保つことができる。
(態様F)
態様Eにおいて、画像形成条件の更新とは、情報取得時と画像形成時との像担持体の線速の差に応じて、画像形成条件の変調周期を変更する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成時と濃度ムラ検知時とで、感光体の線速が(数%程度)異なる場合であっても、濃度ムラ検知時等の情報取得時に線速差なしで正しい濃度ムラ情報を取得できている。このため、その情報に基づき、制御テーブルの更新周期で、画像濃度を一定に保つことができる。
1 中間転写ベルト
2 感光体ドラム
3 帯電チャージャ
4 光書込ユニット
5 現像ユニット
6 一次転写ローラ
7 感光体クリーニングユニット
8Y クエンチングランプ
9 スキャナ部
11a 駆動ローラ
15 ベルトクリーニングユニット
16 二次転写ローラ
17 給紙トレイ
20 記録紙
21 ピックアップローラ
22 給紙ローラ
23 搬送ローラ対
24 レジストローラ対
25 定着ユニット
26 排紙トレイ
27 スイッチバックローラ対
28 二次転写ユニット
29 転写ユニット
29a 転写搬送ベルト
30 トナー像検知センサ
31b センサヘッド
32 センサ基板
40 作像ステーション
50 リボルバ現像ユニット
51 現像器
59 現像ローラ
70 現像回転位置検出装置
71 フォトインタラプタ
72 遮光部材
76 ローラ軸
77 カップリング
78 駆動モータ
79 駆動伝達軸
100 複写機
130 線速検知ローラ
150 エンコーダ
151 発光素子
152 ディスク
152b ライン
152a ラインセンター
153 受光素子
154 圧入ブッシュ
160 二次転写搬送ベルト
161 張架ローラ
171 両面ユニット
200 制御部
402 感光体ホームポジションセンサ
900 画像パターン
特開昭62−145266号公報 特開平9−62042号公報 特許第3825184号公報 特開2006−106556号公報

Claims (6)

  1. 回転する表面上に静電潜像が形成される像担持体と、
    該像担持体の回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
    現像されたトナー像を転写体へ転写する転写手段と、
    該転写体上のトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    所定の画像パターンを形成し、該濃度検知手段で検知した周期的な濃度変動情報及び該回転位置検出手段の検出情報を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する画像形成条件決定手段とを備え、
    トナー像を記録媒体に転写する画像形成時には、該像担持体と該転写体との線速が異なる画像形成装置において、
    上記画像形成条件決定手段が情報を取得する情報取得時には、上記像担持体と上記転写体とを同じ線速にする制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 回転する表面上に静電潜像が形成される像担持体と、
    該像担持体の回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    該静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
    現像されたトナー像を第一の転写体へ転写する第一の転写手段と、
    該第一の転写体上のトナー像を第二の転写体へ転写する第二の転写手段と、
    該第二の転写体上のトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    所定の画像パターンを形成し、該濃度検知手段で検知した周期的な濃度変動情報及び該回転位置検出手段の検出情報を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する画像形成条件決定手段とを備え、
    トナー像を記録媒体に転写する画像形成時には、該像担持体と、該第一の転写体と、該第二の転写体との線速が異なる画像形成装置において、
    上記画像形成条件決定手段が情報を取得する情報取得時には、上記像担持体と、上記第一の転写体と、上記第二の転写体とを同じ線速にする制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 回転する表面上に静電潜像が形成される像担持体と、
    回転する表面上に現像剤を担持し、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体の回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    現像されたトナー像を転写体へ転写する転写手段と、
    該転写体上のトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    所定の画像パターンを形成し、該濃度検知手段で検知した周期的な濃度変動情報及び該回転位置検出手段の検出情報を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する画像形成条件決定手段とを備え、
    トナー像を記録媒体に転写する画像形成時には、該像担持体と該転写体との線速が異なる画像形成装置において、
    上記画像形成条件決定手段が情報を取得する情報取得時には、上記像担持体と上記転写体とを同じ線速にする制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 回転する表面上に静電潜像が形成される像担持体と、
    回転する表面上に現像剤を担持し、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像剤担持体と、
    該像担持体の回転位置を検出する第一の回転位置検出手段と、
    該現像剤担持体の回転位置を検出する第二の回転位置検出手段と、
    現像されたトナー像を転写体へ転写する転写手段と、
    該転写体上のトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    所定の画像パターンを形成し、該濃度検知手段で検知した周期的な濃度変動情報、該第一の回転位置検出手段の検出情報、及び、該第二の回転位置検出手段を取得し、取得した情報に基づいて画像形成条件を決定する画像形成条件決定手段とを備え、
    トナー像を記録媒体に転写する画像形成時には、該像担持体と該転写体との線速が異なる画像形成装置において、
    上記画像形成条件決定手段が情報を取得する情報取得時には、上記像担持体と上記転写体とを同じ線速にする制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置において、
    上記画像形成時に、上記像担持体の線速が異なる場合には、決定された画像形成条件を更新することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    上記画像形成条件の更新とは、上記情報取得時と上記画像形成時との上記像担持体の線速の差に応じて、画像形成条件の変調周期を変更することを特徴とする画像形成装置。
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