JP2016141111A - 画像形成装置および補正データ生成方法 - Google Patents

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直人 渡辺
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秀二 平井
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Satoshi Kaneko
悟士 金子
照通 越智
Terumichi Ochi
照通 越智
宗朗 岩田
Muneo Iwata
宗朗 岩田
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Abstract

【課題】光源の光量を精度良く補正して品質の良い画像を形成する。【解決手段】潜像担持体と、画像データに応じた光量を発光する光源を含み、光源からの光によって潜像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、光源の光量の補正データを潜像担持体の位置毎に生成する補正データ生成部と、潜像形成部が潜像を形成する場合において、補正データに基づく補正量により光源の光量を補正する補正部と、を備え、補正データ生成部は、潜像の濃度分布を均一にするための光源の光量の位置毎の補正値を取得する取得部と、位置毎の補正値を量子化して位置毎の補正データを生成する量子化部と、補正データに基づき補正量を表す復元値を生成する復元部と、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えた位置については、直前の潜像の形成位置からの変化量を小さくして補正データを出力する過補正抑止部と、を有する。【選択図】図17

Description

本発明は、画像形成装置および補正データ生成方法に関する。
近年、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機が、プロダクションプリンティング分野で盛んに用いられるようになってきている。このため、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、高画質化、高信頼化が要求されている。
また、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、感光性を有する被走査面として表面が機能する感光体ドラム、レーザ光を射出する光源、光源からのレーザ光を偏向するポリゴンミラー、および、ポリゴンミラーで偏向されたレーザ光を感光体ドラムの表面(被走査面)に導く走査光学系等を備える。電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、光源からの出射される光束を画像データに応じて変調し、光源からの光束を被走査面に照射するとともに、被走査面を光束で走査することによって、感光体ドラム上に画像データに応じた静電潜像を形成する。
ところで、感光体ドラムに偏心および形状誤差等があると、感光体ドラムの表面上に帯電ムラが生じる可能性がある。このように帯電ムラが生じると、一定の光量で感光体ドラムに潜像を形成しても、付着するトナーの濃度にムラが生じる。このため、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、感光体ドラムの表面の位置に応じて光源の光量を補正して、画像濃度のムラを無くす必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光源の光量を精度良く補正して品質の良い画像を形成することができる画像形成装置および補正データ生成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、潜像担持体と、画像データに応じた光量を発光する光源を含み、前記光源からの光によって前記潜像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、前記光源の光量の補正データを前記潜像担持体の位置毎に生成する補正データ生成部と、前記潜像形成部が潜像を形成する場合において、前記補正データに基づく補正量により前記光源の光量を補正する補正部と、を備え、前記補正データ生成部は、潜像の濃度分布を均一にするための前記光源の光量の位置毎の補正値を取得する取得部と、位置毎の前記補正値を量子化して位置毎の前記補正データを生成する量子化部と、前記補正データに基づき前記補正量を表す復元値を生成する復元部と、前記復元値の絶対値が前記補正値の絶対値を超えた位置については、直前の潜像の形成位置からの変化量を小さくして前記補正データを出力する過補正抑止部と、を有する画像形成装置を提供する。
本発明によれば、光源の光量を精度良く補正して品質の良い画像を形成することができる。
図1は、実施形態のカラープリンタの概略構成を示す図である。 図2は、ホームポジションセンサの出力信号を示す図である。 図3は、濃度検出器が有する光学センサの配置の一例を示す図である。 図4は、光学センサの構成を示す図である。 図5は、光走査装置の光学系の構成を示す図である。 図6は、第1の方向から見た光源からポリゴンミラーまでの光路の一例を示す図である。 図7は、第2の方向から見た光源からポリゴンミラーまでの光路の一例を示す図である。 図8は、ポリゴンミラーからそれぞれの感光体ドラムへの光路の一例を示す図である。 図9は、光走査装置の電気系の構成を示す図である。 図10は、メイン制御部の構成の一例を示す図である。 図11は、変調部および光源駆動部の構成を示す図である。 図12は、補正データを生成するためのメイン制御部の機能構成を示す図である。 図13は、補正データを生成するための処理順序を示すフローチャートである。 図14は、濃度変動測定用画像の一例を示す図である。 図15は、それぞれの光学センサにより検出されるトナー濃度の測定位置の一例を示す図である。 図16は、主走査方向へのトナー濃度の補間例を示す図である。 図17は、補正データ生成部の機能構成を示す図である。 図18は、補正データ生成部の処理順序を示すフローチャートである。 図19は、位置に対する補正値のシミュレーション結果の一例を示す波形図である。 図20は、位置、補正値および差分データの数値の一例を示す図である。 図21は、変化量を制限して量子化した補正データの数値の一例を示す図である。 図22は、位置に対する補正値、および、復元した補正値の一例を示す波形図である。 図23は、位置、補正値、差分データ、変化量を制限して量子化した補正データ、復元値およびフラグデータの数値の一例を示す図である。 図24は、過補正を抑制した補正データの数値の一例をさらに示す図である。 図25は、位置に対する補正値、および、過補正を抑制した補正データから復元した補正値の一例を示す波形図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態である、画像形成装置の一例としてカラープリンタ2000を詳細に説明する。
図1は、実施形態のカラープリンタ2000の概略構成を示す図である。カラープリンタ2000は、記録紙(記録用媒体)にトナーを転写して印刷物を製造する。カラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタである。
カラープリンタ2000は、光走査装置2010と、4つの感光体ドラム2030a,2030b,2030c,2030d(4つを総称する場合には感光体ドラム2030と称する。)と、4つのクリーニングユニット2031a,2031b,2031c,2031d(4つを総称する場合にはクリーニングユニット2031と称する。)と、4つの帯電装置2032a,2032b,2032c,2032d(4つを総称する場合には帯電装置2032と称する。)とを備える。さらに、カラープリンタ2000は、4つの現像ローラ2033a,2033b,2033c,2033d(4つを総称する場合には現像ローラ2033と称する。)と、4つのトナーカートリッジ2034a,2034b,2034c,2034d(4つを総称する場合にはトナーカートリッジ2034と称する。)とを備える。さらに、カラープリンタ2000は、転写ベルト2040と、転写ローラ2042と、定着ローラ2050と、給紙コロ2054と、レジストローラ対2056と、排紙ローラ2058と、給紙トレイ2060と、排紙トレイ2070と、通信制御装置2080と、濃度検出器2245と、4つのホームポジションセンサ2246a,2246b,2246c,2246d(4つを総称する場合にはホームポジションセンサ2246と称する。)と、プリンタ制御装置2090とを備える。
通信制御装置2080は、ネットワーク等を介した上位装置(例えばコンピュータ)との双方向の通信を制御する。
プリンタ制御装置2090は、カラープリンタ2000に備えられるそれぞれの部を統括的に制御する。プリンタ制御装置2090は、CPU(Central Processing Unit)、CPUで実行されるコードで記述されたプログラムおよびプログラムを実行する際に用いられる各種データが格納されているROMおよび作業用のメモリであるRAM等を有する。そして、プリンタ制御装置2090は、上位装置からの要求に応じてそれぞれの部を制御するとともに、上位装置からの画像データを光走査装置2010に送る。
感光体ドラム2030a、帯電装置2032a、現像ローラ2033a、トナーカートリッジ2034a、およびクリーニングユニット2031aは、一組で使用される。これらは、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(Kステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム2030b、帯電装置2032b、現像ローラ2033b、トナーカートリッジ2034b、およびクリーニングユニット2031bは、一組で使用される。これらは、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(Cステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム2030c、帯電装置2032c、現像ローラ2033c、トナーカートリッジ2034c、およびクリーニングユニット2031cは、一組で使用される。これらは、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(Mステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム2030d、帯電装置2032d、現像ローラ2033d、トナーカートリッジ2034d、およびクリーニングユニット2031dは、一組で使用される。これらは、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(Yステーションという場合もある)を構成する。
それぞれの感光体ドラム2030は、潜像担持体の一例であり、何れも、その表面に感光層が形成されている。すなわち、それぞれの感光体ドラム2030の表面は、被走査面となる。なお、感光体ドラム2030a,2030b,2030c,2030dは、回転軸が平行に並んで配置され、例えば全て同一の方向(例えば図1における面内で矢印方向)に回転する。
なお、ここでは、XYZ3次元直交座標系において、それぞれの感光体ドラム2030の中心軸に平行な方向をY軸方向、それぞれの感光体ドラム2030の配列方向に沿った方向をX軸方向として説明する。
それぞれの帯電装置2032は、対応する感光体ドラム2030の表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光走査装置2010(潜像形成部)は、画像データに応じた光量を発光する光源を含み、光源からの光によってそれぞれの感光体ドラム2030に潜像を形成する。光走査装置2010は、一例として、画像データ(ブラック画像データ、シアン画像データ、マゼンタ画像データ、イエロー画像データ)に基づいて、色毎の画像データ(ブラック画像データ、シアン画像データ、マゼンタ画像データ、イエロー画像データ)に応じて変調された光束を、帯電された対応する感光体ドラム2030の表面にそれぞれ照射する。これにより、それぞれの感光体ドラム2030には、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像データに対応した潜像が表面に形成される。光走査装置2010により形成された潜像は、感光体ドラム2030の回転に伴って対応する現像ローラ2033の方向に移動する。なお、光走査装置2010の構成については詳細を後述する。
トナーカートリッジ2034aには、ブラックトナーが格納されている。ブラックトナーは、現像ローラ2033aに供給される。トナーカートリッジ2034bには、シアントナーが格納されている。シアントナーは、現像ローラ2033bに供給される。トナーカートリッジ2034cには、マゼンタトナーが格納されている。マゼンタトナーは、現像ローラ2033cに供給される。トナーカートリッジ2034dには、イエロートナーが格納されている。イエロートナーは、現像ローラ2033dに供給される。
それぞれの現像ローラ2033は、回転に伴って、対応するトナーカートリッジ2034からのトナーが、その表面に薄く均一に塗布される。そして、それぞれの現像ローラ2033の表面のトナーは、対応する感光体ドラム2030の表面に接すると、この表面における光が照射された部分にだけ移行し、そこに付着する。すなわち、それぞれの現像ローラ2033は、対応する感光体ドラム2030の表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。
転写ベルト2040は、ベルト回転機構に掛け渡されて、一定方向に回転する。転写ベルト2040は、外側の面が、それぞれの感光体ドラム2030a,2030b,2030c,2030dの表面に、光走査装置2010とは反対側の位置で接触する。また、転写ベルト2040は、外側の面が、転写ローラ2042と接触する。
ここで、それぞれの感光体ドラム2030の表面上におけるトナーが付着した像(トナー画像)は、感光体ドラム2030の回転に伴って転写ベルト2040の方向に移動する。そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれのトナー画像は、所定のタイミングで転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。転写ベルト2040上に形成されたカラー画像は、転写ベルト2040の移動に伴い、転写ローラ2042の方向に移動する。
給紙トレイ2060には、記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には、給紙コロ2054が配置されている。給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚ずつ取り出し、レジストローラ対2056に搬送する。
レジストローラ対2056は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト2040と転写ローラ2042との間隙に向けて送り出す。これにより、転写ベルト2040上のカラー画像は、記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着ローラ2050に送られる。
定着ローラ2050は、熱と圧力とを記録紙に加える。これにより、定着ローラ2050は、トナーを記録紙上に定着させることができる。トナーが定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次スタックされる。
それぞれのクリーニングユニット2031は、対応する感光体ドラム2030の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラム2030の表面は、再度対応する帯電装置2032に対向する位置に戻る。
なお、転写ベルト2040および感光体ドラム2030において、画像が形成される領域を「有効画像領域」と呼ぶ。また、転写ベルト2040および感光体ドラム2030に形成された画像において、転写ベルト2040の移動方向および感光体ドラム2030の移動方向を「副走査方向」と呼び、転写ベルト2040の幅方向および感光体ドラム2030の軸方向を「主走査方向」と呼ぶ。
図2は、ホームポジションセンサ2246の出力信号を示す図である。それぞれのホームポジションセンサ2246は、対応する感光体ドラム2030における回転のホームポジションを検出する。それぞれのホームポジションセンサ2246は、対応する感光体ドラム2030の回転周期(ドラム周期)で、感光体ドラム2030がホームポジションの回転位置となったタイミングを示すパルスを発生する。
具体的には、ホームポジションセンサ2246aは、感光体ドラム2030aにおける回転のホームポジションを検出する。ホームポジションセンサ2246bは、感光体ドラム2030bにおける回転のホームポジションを検出する。ホームポジションセンサ2246cは、感光体ドラム2030cにおける回転のホームポジションを検出する。ホームポジションセンサ2246dは、感光体ドラム2030dにおける回転のホームポジションを検出する。
図3は、濃度検出器2245が有する光学センサ2245a,2245b,2245cの配置の一例を示す図である。濃度検出器2245は、転写ベルト2040上に形成された画像のトナー濃度を検出する。濃度検出器2245は、転写ベルト2040の−X側(定着ローラ2050よりも転写ベルト2040の進行方向における上流側であって、4つの感光体ドラム2030よりも下流側の位置)に配置される。
濃度検出器2245は、一例として、図3に示されるように、3つの光学センサ2245a,2245b,2245cを有する。光学センサ2245aは、転写ベルト2040における有効画像領域内の−Y側端部近傍(転写ベルト2040の幅方向の一方の端側)に対向する位置に配置される。光学センサ2245cは、転写ベルト2040における有効画像領域内の+Y側端部近傍(転写ベルト2040の幅方向の他方の端側)に対向する位置に配置される。光学センサ2245bは、主走査方向に関して、光学センサ2245aと光学センサ2245cのほぼ中央位置(転写ベルト2040の幅方向の中央位置)に配置されている。ここでは、主走査方向(Y軸方向)に関して、光学センサ2245aの中心位置をY1、光学センサ2245bの中心位置をY2、光学センサ2245cの中心位置をY3とする。
図4は、光学センサ2245a,2245b,2245cの構成を示す図である。それぞれの光学センサ2245a,2245b,2245cは、何れも一例として、図4に示されるように、転写ベルト2040に向けて光(以下、検出用光ともいう)を射出するLED2251、転写ベルト2040あるいは転写ベルト2040上のトナーパッドからの正反射光を受光する正反射光受光素子2252、転写ベルト2040あるいは転写ベルト2040上のトナーパッドからの拡散反射光を受光する拡散反射光受光素子2253を有している。それぞれの受光素子は、何れも受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。このような光学センサ2245a,2245b,2245cは、光走査装置2010により制御される。
図5は、光走査装置2010の光学系の構成を示す図である。図6は、光源2200aからポリゴンミラー2104までの光路、および、光源2200bからポリゴンミラー2104までの光路の一例を示す図である。図7は、光源2200cからポリゴンミラー2104までの光路、および、光源2200dからポリゴンミラー2104までの光路の一例を示す図である。図8は、ポリゴンミラー2104からそれぞれの感光体ドラム2030への光路の一例を示す図である。
つぎに、光走査装置2010の光学系の構成について説明する。光走査装置2010は、光学系として、4つの光源2200a,2200b,2200c,2200d(4つを総称する場合には光源2200と称する。)と、4つのカップリングレンズ2201a,2201b,2201c,2201dと、4つの開口板2202a,2202b,2202c,2202dと、4つのシリンドリカルレンズ2204a,2204b,2204c,2204dとを有する。さらに、光走査装置2010は、光学系として、ポリゴンミラー2104と、4つの走査レンズ2105a,2105b,2105c,2105dと、6枚の折り返しミラー2106a,2106b,2106c,2106d,2108b,2108cとを有する。これらは、光学ハウジングの所定位置に組み付けられている。
なお、光走査装置2010は、電気系の回路も有するが、電気系の回路については図9以降において説明する。
それぞれの光源2200a,2200b,2200c,2200dは、複数の発光部が2次元配列された面発光レーザアレイを含んでいる。面発光レーザアレイの複数の発光部は、すべての発光部を副走査方向に対応する方向に伸びる仮想線上に正射影したときに、発光部間隔が等間隔となるように配置されている。それぞれの光源2200a,2200b,2200c,2200dは、一例として、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL)である。
カップリングレンズ2201aは、光源2200aから射出された光束の光路上に配置され、通過する光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201bは、光源2200bから射出された光束の光路上に配置され、通過する光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201cは、光源2200cから射出された光束の光路上に配置され、通過する光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201dは、光源2200dから射出された光束の光路上に配置され、通過光束を略平行光束とする。
開口板2202aは、開口部を有し、カップリングレンズ2201aを介した光束を整形する。開口板2202bは、開口部を有し、カップリングレンズ2201bを介した光束を整形する。開口板2202cは、開口部を有し、カップリングレンズ2201cを介した光束を整形する。開口板2202dは、開口部を有し、カップリングレンズ2201dを介した光束を整形する。
シリンドリカルレンズ2204aは、開口板2202aの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。シリンドリカルレンズ2204bは、開口板2202bの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。シリンドリカルレンズ2204cは、開口板2202cの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。シリンドリカルレンズ2204dは、開口板2202dの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
カップリングレンズ2201aと開口板2202aとシリンドリカルレンズ2204aとからなる光学系は、Kステーションの偏向器前光学系である。カップリングレンズ2201bと開口板2202bとシリンドリカルレンズ2204bとからなる光学系は、Cステーションの偏向器前光学系である。カップリングレンズ2201cと開口板2202cとシリンドリカルレンズ2204cとからなる光学系は、Mステーションの偏向器前光学系である。カップリングレンズ2201dと開口板2202dとシリンドリカルレンズ2204dとからなる光学系は、Yステーションの偏向器前光学系である。
ポリゴンミラー2104は、Z軸に平行な軸まわりに回転する2段構造の4面鏡を有し、それぞれの鏡が偏向反射面となる。そして、1段目(下段)の4面鏡では、シリンドリカルレンズ2204bからの光束およびシリンドリカルレンズ2204cからの光束がそれぞれ偏向され、2段目(上段)の4面鏡ではシリンドリカルレンズ2204aからの光束およびシリンドリカルレンズ2204dからの光束がそれぞれ偏向されるように配置されている。
また、シリンドリカルレンズ2204aおよびシリンドリカルレンズ2204bからのそれぞれの光束は、ポリゴンミラー2104の−X側に偏向され、シリンドリカルレンズ2204cおよびシリンドリカルレンズ2204dからのそれぞれの光束は、ポリゴンミラー2104の+X側に偏向される。
それぞれの走査レンズ2105a,2105b,2105c,2105dは、光束を対応する感光体ドラム2030近傍に集光する光学的パワー、およびポリゴンミラー2104の回転に伴って、対応する感光体ドラム2030の面上で光スポットが主走査方向に等速で移動するような光学的パワーを有している。
走査レンズ2105aおよび走査レンズ2105bは、ポリゴンミラー2104の−X側に配置されている。走査レンズ2105cおよび走査レンズ2105dは、ポリゴンミラー2104の+X側に配置されている。
そして、走査レンズ2105aおよび走査レンズ2105bは、Z軸方向に積層されている。走査レンズ2105bは、1段目の4面鏡に対向している。走査レンズ2105aは、2段目の4面鏡に対向している。
また、走査レンズ2105cおよび走査レンズ2105dは、Z軸方向に積層されている。走査レンズ2105cは、1段目の4面鏡に対向している。走査レンズ2105dは、2段目の4面鏡に対向している。
ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204aからの光束は、走査レンズ2105a、折り返しミラー2106aを介して、感光体ドラム2030aに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030aの長手方向に移動する。すなわち、この光スポットは、感光体ドラム2030a上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030aでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030aの回転方向が、感光体ドラム2030aでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204bからの光束は、走査レンズ2105b、折り返しミラー2106bおよび折り返しミラー2108bを介して、感光体ドラム2030bに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030bの長手方向に移動する。すなわち、この光スポットは、感光体ドラム2030b上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030bでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030bの回転方向が、感光体ドラム2030bでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204cからの光束は、走査レンズ2105c、折り返しミラー2106cおよび折り返しミラー2108cを介して、感光体ドラム2030cに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030cの長手方向に移動する。すなわち、この光スポットは、感光体ドラム2030c上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030cでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030cの回転方向が、感光体ドラム2030cでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204dからの光束は、走査レンズ2105d、折り返しミラー2106dを介して、感光体ドラム2030dに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030dの長手方向に移動する。すなわち、この光スポットは、感光体ドラム2030d上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030dでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030dの回転方向が、感光体ドラム2030dでの「副走査方向」である。
なお、それぞれの折り返しミラー2106a,2106b,2106c,2106d,2108b,2108cは、ポリゴンミラー2104から対応する感光体ドラム2030に至る光路長が互いに一致するとともに、対応する感光体ドラム2030における光束の入射位置および入射角が何れも互いに等しくなるように、それぞれ配置されている。
ポリゴンミラー2104とそれぞれの感光体ドラム2030との間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。ここでは、走査レンズ2105aと折り返しミラー2106aとからKステーションの走査光学系が構成されている。また、走査レンズ2105bと2枚の折り返しミラー2106b,2108bとからCステーションの走査光学系が構成されている。そして、走査レンズ2105cと2枚の折り返しミラー2106c,2108cとからMステーションの走査光学系が構成されている。さらに、走査レンズ2105dと折り返しミラー2106dとからYステーションの走査光学系が構成されている。なお、それぞれの走査光学系において、走査レンズ2105が複数のレンズから構成されていてもよい。
図9は、光走査装置2010の電気系の構成を示す図である。光走査装置2010は、電気系の構成として、インターフェイス部3101と、画像処理部3102と、クロック生成部3103と、変調部3104と、光源駆動部3105と、メイン制御部3106とを備える。
インターフェイス部3101は、上位装置(例えばコンピュータ)から転送された画像データをプリンタ制御装置2090から取得する。そして、インターフェイス部3101は、取得した画像データを、後段の画像処理部3102に送る。また、インターフェイス部3101は、プリンタ制御装置2090から取得した制御命令等をメイン制御部3106に送る。
画像処理部3102は、インターフェイス部3101から画像データを取得して、印刷方式に対応したカラーの画像データに変換する。一例として、画像処理部3102は、RGB形式の画像データを、タンデム形式(CMYK形式)の画像データに変換する。さらに、画像処理部3102は、ガンマ補正および疑似中間調処理等を実行する。画像処理部3102は、一例として、タンデム形式の1ビットの画像データを変調部3104に送る。
クロック生成部3103は、画素の発光タイミングを示すクロック信号を発生する。変調部3104は、画像処理部3102から、タンデム形式の画像データを受け取る。そして、変調部3104は、取得したタンデム形式の画像データを色毎にクロック信号に変調して、色毎の変調信号を生成する。さらに、変調部3104は、感光体ドラム2030の表面への光の照射位置に応じて、光源2200の光量を表す光量データを生成する。変調部3104は、生成した変調信号および光量データを光源駆動部3105に送る。
光源駆動部3105は、画像データに応じた変調信号、および、光量データを受け取る。光源駆動部3105は、変調部3104から出力された色毎の変調信号のそれぞれに応じて、対応する光源2200a,2200b,2200c,2200dを駆動する。さらに、光源駆動部3105は、変調部3104から出力された光量データに応じて、対応する光源2200a,2200b,2200c,2200dを発光させるための電流量を変更する。これにより光源駆動部3105は、それぞれの光源2200a,2200b,2200c,2200dを変調信号に応じたタイミングにおいて、光量データに示された光量で発光させることができる。
メイン制御部3106は、光走査装置2010の全体を制御する。メイン制御部3106は、画像データに応じた光を光源2200a,2200b,2200c,2200dから発光させて、それぞれの感光体ドラム2030a,2030b,2030c,2030dに潜像を形成することができる。
図10は、メイン制御部3106の構成の一例を示す図である。一例として、フラッシュメモリ3211と、RAM3212と、IF回路3213と、センサインターフェイス3214と、CPU3215(プロセッサ)とを有する。フラッシュメモリ3211、RAM3212、IF回路3213、センサインターフェイス3214およびCPU3215は、それぞれバスで接続される。
フラッシュメモリ3211は、CPU3215で実行されるプログラム、および、CPU3215でのプログラムの実行に必要な各種データを格納する。RAM3212は、CPU3215がプログラムを実行する場合の作業用の記憶領域である。IF回路3213は、光走査装置2010の各回路とデータのやり取りをする。
センサインターフェイス3214は、CPU3215による制御に従って濃度検出器2245を制御する。より具体的には、センサインターフェイス3214は、濃度検出器2245のそれぞれの光学センサ2245a,2245b,2245cが有するLED2251を駆動し、正反射光受光素子2252および拡散反射光受光素子2253のそれぞれの出力信号をAD変換して取得する。
CPU3215は、フラッシュメモリ3211に格納されたプログラムに従って動作して、光走査装置2010の全体を制御する。CPU3215は、一例として、画像処理部3102から所定の画像データを出力させて転写ベルト2040上に濃度変動測定用画像を形成する。また、CPU3215は、一例として、濃度検出器2245を制御して、形成した濃度変動測定用画像のトナー濃度を取得する。そして、メイン制御部3106は、取得したトナー濃度から、感光体ドラム2030の表面への光の照射位置に応じて光源2200の光量を補正するための補正データを生成して、変調部3104に転送する。
図11は、変調部3104および光源駆動部3105の構成を示す図である。変調部3104は、画像バッファメモリ3251と、パルス生成部3252と、基準光量データ記憶部3253と、補正データ記憶部3254と、補正部3255とを含む。
画像バッファメモリ3251は、画像処理部3102から送られてくる画像データを蓄積する。画像バッファメモリ3251は、後段のパルス生成部3252による画像データの書き込みタイミングにおいて、画素毎に画像データをパルス生成部3252に渡す。
パルス生成部3252は、画像バッファメモリ3251から出力された画像データを画素毎に受け取る。パルス生成部3252は、受け取った画像データによりクロック信号を変調して、光源2200の点灯タイミングを示す変調信号を光源2200毎に生成する。パルス生成部3252は、生成した光源2200毎の変調信号を光源駆動部3105に送る。
基準光量データ記憶部3253は、光源2200から発光される光の基準の光量を表す基準光量データを記憶する。基準光量データ記憶部3253は、基準光量データをメイン制御部3106から予め受け取って記憶する。
補正データ記憶部3254は、基準光量データを補正するための補正データを記憶する。より詳しくは、補正データ記憶部3254は、感光体ドラム2030の主走査方向および副走査方向の位置毎の補正データを記憶する。また、本実施形態においては、補正データ記憶部3254は、直前の潜像の形成位置の補正量からの差分を表す補正データを記憶する。
なお、基準光量データ記憶部3253および補正データ記憶部3254は、不揮発性であり、電源が遮断されても情報を記憶し続ける。これにより、補正データ記憶部3254は、電源が遮断される毎に補正データを取得して記憶しなくてよい。
補正部3255は、光走査装置2010が潜像を形成する場合において、潜像の形成位置に対応する補正データを補正データ記憶部3254から読み出して、光源2200の光量を表す基準光量データを補正する。すなわち、補正部3255は、感光体ドラム2030の主走査方向および副走査方向の位置毎に補正データを読み出して、基準光量データを補正する。そして、補正部3255は、補正した光量データを光源駆動部3105に送る。
なお、本実施形態において、補正部3255は、直前の潜像の形成位置の補正量に、現在の潜像の形成位置の補正データを加算して補正量を生成する。すなわち、補正部3255は、補正データを累積して補正量を生成する。補正部3255は、一例として、累積部3261と、加算部3262とを含む。累積部3261は、位置毎に補正データを読み出し、読み出した補正データを累積して補正量を生成する。加算部3262は、基準光量データ記憶部3253に記憶された基準光量データに、累積部3261により補正データを累積した補正量を加算する。そして、加算部3262は、加算結果を光量データとして光源駆動部3105に送る。
光源駆動部3105は、電流源3271と、点灯スイッチ3272と、DAコンバータ3273とを含む。
電流源3271は、対応する光源2200に、DAコンバータ3273により設定された電流を流す。点灯スイッチ3272は、光源2200に電流を流すか否かを、変調部3104から受け取った変調信号のタイミングで切り替える。具体的には、点灯スイッチ3272は、変調信号のパルスの発生タイミングにおいて光源2200に電流源3271の電流を流す。これにより、点灯スイッチ3272は、変調信号のパルスのタイミング(潜像を形成するタイミング)において、光源2200を発光させることができる。
DAコンバータ3273は、変調部3104から光量データを受け取る。本例においては、DAコンバータ3273は、9ビット分解能を有し、9ビットの光量データを受け取る。そして、DAコンバータ3273は、受け取った光量データをDA変換して、アナログの電流信号を電流源3271に与える。
電流源3271は、DAコンバータ3273から与えられた電流量に比例した電流を光源2200に流す。従って、DAコンバータ3273は、光源2200の光量を、光量データに応じて制御することができる。
このように光源駆動部3105は、変調部3104により生成された、画像データに応じた変調信号により光源2200を点灯させることができる。これとともに、光源駆動部3105は、変調部3104により生成された光量データに応じて、光源2200の光量を制御することができる。
図12は、補正データを生成するためのメイン制御部3106の機能構成を示す図である。一定の光量で感光体ドラム2030に潜像を形成しても、付着するトナーの濃度にムラが生じる。メイン制御部3106は、このような濃度のムラを打ち消すような補正データを生成して、変調部3104に転送する。メイン制御部3106は、予め定められたタイミングにおいて、補正データの生成処理を実行する。メイン制御部3106は、一例として、工場出荷時またはカラープリンタ2000のメンテナンス時等に補正データを更新する。また、メイン制御部3106は、一例として、感光体ドラム2030、転写ベルト2040および光走査装置2010の機械的構成が調整された場合に、補正データを更新する。
メイン制御部3106は、図12に示すように、補正値検出部3411と、補正データ生成部3412とを有する。メイン制御部3106は、所定のプログラムを実行することにより、補正値検出部3411および補正データ生成部3412を実現する。
補正値検出部3411は、感光体ドラム2030の表面の位置毎に、潜像の濃度分布を均一にするための光源2200の光量の補正値を検出する。補正データ生成部3412は、感光体ドラム2030の表面の位置毎に、補正値検出部3411により検出された補正値に基づき、光源2200の光量の補正データを生成する。なお、補正データ生成部3412のより詳しい構成は図17において説明する。
図13は、補正データを生成するための処理順序を示すフローチャートである。メイン制御部3106は、図13に示すフローに従って、補正データを生成する。
なお、メイン制御部3106は、濃度検出器2245の出力信号とトナー濃度との対応関係を表すテーブルを記憶している。さらに、メイン制御部3106は、トナー濃度と光源2200の光量を表す光量データとの対応関係を表すテーブルを記憶している。
まず、ステップS111において、補正値検出部3411は、感光体ドラム2030の表面の全領域に対応する大きさの濃度変動測定用画像を、転写ベルト2040に形成する。具体的には、補正値検出部3411は、図14に示すような、主走査方向が有効画像領域と同一の長さ、副走査方向が感光体ドラム2030の外周と同一の長さの濃度変動測定用画像を形成する。なお、濃度変動測定用画像は、全領域が同一の光量データにより形成される。
続いて、ステップS112において、補正値検出部3411は、濃度変動測定用画像のトナー濃度の分布を測定する。すなわち、補正値検出部3411は、位置毎に、濃度変動測定用画像のトナー濃度を測定する。まず、補正値検出部3411は、3つの光学センサ2245a,2245b,2245cを制御して、それぞれの光学センサ2245a,2245b,2245cにより、図15に示すように、副走査方向に所定の間隔毎にトナー濃度を測定する。そして、補正値検出部3411は、それぞれの光学センサ2245a,2245b,2245c毎に、副走査方向の所定間隔毎のトナー濃度を高次関数でフィッティングして、副走査方向の位置に対するトナー濃度を表す波形を取得する。これにより、補正値検出部3411は、主走査方向の光学センサ2245a,2245b,2245cの位置(Y1、Y2およびY3)における、副走査方向のそれぞれの位置に対するトナー濃度を取得することができる。
さらに、補正値検出部3411は、光学センサ2245a,2245b,2245cにより測定された副走査方向と同一の位置のトナー濃度から、主走査方向における光学センサ2245a,2245b,2245cの検出位置以外のトナー濃度を補間して算出する。例えば、補正値検出部3411は、図15の任意の副走査方向の位置X1の3つのトナー濃度の測定値から、図16のように所定の近似曲線で主走査方向のそれぞれの位置のトナー濃度を補間する。これにより、補正値検出部3411は、感光体ドラム2030の表面の全領域に対応するそれぞれの位置について、トナー濃度を算出することができる。
続いて、ステップS113において、補正値検出部3411は、感光体ドラム2030の表面の全領域に対応するトナー濃度に基づき、位置毎のトナー濃度の補正値を算出する。補正値検出部3411は、一例として、感光体ドラム2030の表面の全領域のそれぞれの位置について、予め定められた基準濃度からステップS112において算出したトナー濃度を減じて、差分のトナー濃度を取得する。補正値検出部3411は、一例として、差分のトナー濃度を得るための光量データを、トナー濃度と光量データとの対応関係を表すテーブルから取得する。そして、補正値検出部3411は、このようにして取得した光量データを、感光体ドラム2030の表面のそれぞれの位置の補正値として出力する。
続いて、ステップS114において、補正データ生成部3412は、感光体ドラム2030の表面のそれぞれの位置の補正値に基づき、感光体ドラム2030の表面のそれぞれの位置の補正データを生成する。なお、ステップS114のより詳しい処理内容は図18においてさらに説明する。
図17は、補正データ生成部3412の機能構成を示す図である。補正データ生成部3412は、取得部3511と、第1バッファ部3512と、差分算出部3513と、量子化部3514と、第2バッファ部3515と、復元部3516と、過補正判定部3517と、過補正抑止部3518と、転送部3519とを有する。
取得部3511は、補正値検出部3411から、潜像の濃度分布を均一にするための光源の光量の位置毎の補正値を取得する。取得部3511は、感光体ドラム2030に対して潜像を形成する順に従って、すなわち、光走査装置2010がレーザ光を照射する照射位置順に従って、補正値を取得する。
第1バッファ部3512は、取得部3511が取得した補正値を一時的に記憶する。差分算出部3513は、感光体ドラム2030の潜像の形成位置毎に、直前の潜像の形成位置の補正値から、当該位置の補正値との差分を表す差分データを生成する。差分算出部3513は、一例として、第1バッファ部3512に記憶された直前の潜像の形成位置の補正値から、取得部3511により取得された当該位置の補正値を減算して差分データを生成する。
量子化部3514は、位置毎の補正値を量子化して、位置毎の補正データを生成する。本実施形態においては、量子化部3514は、差分算出部3513により算出された差分データを量子化して位置毎の補正データを生成する。
ここで、量子化部3514は、直前の潜像の形成位置からの変化量の絶対値の上限を制限した補正データを生成する。量子化部3514は、一例として、所定の画素数当たりの変化量の絶対値が、予め設定した上限値以下となるように補正データを制限する。例えば、1200dpiで1画素当たり光量の変化量を、最大振幅の2%より大きくすると、形成したが画像にスジが生じる可能性が高い。従って、例えば1200dpiの画素密度の場合において、量子化部3514は、1画素当たり光量の最大振幅の0.5%以上2%以下の変化量に補正データを制限する。これにより、量子化部3514は、生成した画像にスジを生じさせないようにして、良好な品質の画像を形成させることができる。
本実施形態においては、1200dpiで画素が形成され、9ビットで光量データにより光源2200の光量の±33%が制御される。光量データの1ステップの分解能は、光量の最大振幅に対して約0.125%である。従って、本実施形態においては、量子化部3514は、4画素当たり4ステップの変化量を上限値として補正データを制限する。
第2バッファ部3515は、量子化部3514により量子化された補正データを一時的に記憶する。
復元部3516は、量子化部3514により生成された補正データに基づき、光量データの補正量を表す復元値を生成する。本実施形態においては、復元部3516は、差分データを量子化して生成した補正データを、累積することにより復元値を生成する。
過補正判定部3517は、位置毎に、取得部3511が取得した補正値を入力する。また、過補正判定部3517は、取得した補正値に対応する位置の復元値を入力する。そして、過補正判定部3517は、補正値と復元値とに基づき、その位置において過剰な補正がされているか否かを判定する。より具体的には、過補正判定部3517は、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えているか否かを判定する。そして、過補正判定部3517は、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えない位置については1、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えた位置については0となるフラグデータを生成する。
過補正抑止部3518は、位置毎に、第2バッファ部3515から補正データを入力するとともに、過補正判定部3517により生成されたフラグデータを入力する。そして、過補正抑止部3518は、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えていない位置については、そのままの値で補正データを出力し、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えた位置については、直前の潜像の形成位置からの変化量を小さくして補正データを出力する。
過補正抑止部3518は、一例として、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えた位置については、直前の潜像の形成位置からの変化量を0として補正データを出力する。本実施形態においては、補正データは、直前の潜像の形成位置からの補正量の差分を表す。従って、過補正抑止部3518は、一例として、位置毎に補正データにフラグデータを乗算することにより、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えた位置については、補正データを0として出力する。
転送部3519は、過補正抑止部3518から出力された補正データを変調部3104に転送し、補正データ記憶部3254に書き込む。本実施形態においては、補正データが直前の潜像の形成位置からの変化量を表す。従って、転送部3519は、変調部3104への補正データの転送量を小さくすることができる。
図18は、補正データ生成部3412の処理順序を示すフローチャートである。補正データ生成部3412は、図18に示すフローに従って補正データを生成する。
まず、補正データ生成部3412は、潜像の形成順序に従って順次に感光体ドラム2030の位置を選択し、選択した位置毎にステップS212からステップS218の処理を繰り返す(ステップS211とステップS219との間のループ処理)。選択する位置の単位は、画素の単位であってもよいし、一定数の画素をまとめた領域毎の単位であってもよい。
ループ処理内において、まず、ステップS212において、補正データ生成部3412は、当該位置の補正値と、直前の潜像の形成位置の補正値とを取得する。続いて、ステップS213において、直前の潜像の形成位置の補正値から、当該位置の補正値との差分を表す差分データを生成する。
続いて、ステップS214において、補正データ生成部3412は、差分データを量子化して補正データを生成する。この場合において、補正データ生成部3412は、補正データにおける直前の潜像の形成位置からの変化量の絶対値の上限を制限する。本実施形態においては、補正データ生成部3412は、4画素当たり4ステップを変化量の上限値とする。従って、補正データ生成部3412は、4画素当たりで、4ステップより大きい変化量が生じた場合には、その位置における補正データを4ステップで制限する。
続いて、ステップS215において、補正データ生成部3412は、制限付きの量子化をして生成した補正データを累積して、復元値を生成する。より具体的には、補正データ生成部3412は、直前の潜像の形成位置での復元値に、当該位置での補正データを加算して復元値を生成する。
続いて、ステップS216において、補正データ生成部3412は、過補正がされているか否かを判定する。より具体的には、補正データ生成部3412は、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えているか否かを判定する。補正データ生成部3412は、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えていないと判定した場合(ステップS216のNo)、ステップS217において、フラグデータを1とする。補正データ生成部3412は、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えた判定した場合(ステップS216のYes)、ステップS218において、フラグデータを0とする。
ステップS217またはステップS218を終えると、続いて、ステップS219において、補正データ生成部3412は、補正データにフラグデータを乗算する。これにより、補正データ生成部3412は、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えていない位置については、そのままの値で補正データを出力し、復元値の絶対値が補正値の絶対値を超えた位置については、値が0の補正データを出力することができる。
補正データ生成部3412は、ステップS212からステップS219までの処理を、感光体ドラム2030の全領域に対応する位置について終了すると、処理をステップS221に進める(ステップS220)。そして、ステップS221において、補正データ生成部3412は、生成した補正データを変調部3104に転送し、補正データ記憶部3254に書き込む。
図19は、位置に対する補正値のシミュレーション結果の一例を示す波形図である。感光体ドラム2030の表面の主走査方向または副走査方向の位置に対する補正値は、図19に示すように、連続的に変化する値となる。補正データ生成部3412は、このような補正値を補正値検出部3411から取得する。
図20は、位置、補正値および差分データの数値の一例を示す図である。差分算出部3513は、所定の間隔毎に、差分データを算出する。図20の例においては、差分算出部3513は、4画素毎に、補正値の差分データを算出する。従って、差分算出部3513は、4画素毎に、当該画素の補正値から、4画素前の補正値を減算して差分データを算出する。
図21は、変化量を制限して量子化した補正データの数値の一例を示す図である。量子化部3514は、差分データを量子化して補正データを生成する。図21の例においては、量子化部3514は、差分データを整数化して補正データを生成する。
さらに、量子化部3514は、補正データの絶対値の上限を制限する。図21の例においては、量子化部3514は、差分データを量子化した値の絶対値が4以上である場合には、補正データを4に制限する。つまり、量子化部3514は、差分データが4以上であれば補正データを4に制限し、差分データが−4以下である場合には補正データを−4に制限する。そして、量子化部3514は、差分データが−4より大きく、4未満である場合には、整数化した差分データをそのまま補正データとする。量子化部3514は、このように補正データの絶対値の上限を制限することにより、画像上の黒スジ等を無くすことができる。
図22は、位置に対する補正値、および、復元した補正値の一例を示す波形図である。量子化部3514により生成した補正データをそのまま復元して補正量を生成したとする。この場合、復元した補正量は、元の補正値よりも、大きな絶対値で過剰に補正をしてしまう可能性がある。例えば、図22の丸の印で示した部分は、過剰に補正している部分である。過剰補正が発生すると、修正すべきトナー濃度よりも大きく補正してしまい、補正をかけない場合よりも濃度のずれが大きくなってしまう可能性がある。
この過剰補正の発生原因は、以下の通りと考えられる。すなわち、補正値の変化に急峻な傾きがある部分では、制限処理のため、補正データの変化が本来補正するべき値(すなわち、元の補正値)の変化に追従できない。しかし、その後に、補正値の変化に緩やかな傾きが連続すると、補正データの変化が元の補正値の変化に追従でき、急峻な傾きにより生じた残差が過剰補正となってしまう。つまり、急峻な傾きには補正データが追従できず、緩やかな傾きには補正データが追従できないという不整合が生じることにより、過剰補正が発生してしまう。
図23は、位置、補正値、差分データ、変化量を制限して量子化した補正データ、復元値およびフラグデータの数値の一例を示す図である。過補正判定部3517は、元の補正値と、補正データを累積して復元した復元値とに基づき、過剰な補正がされているか否かを判定する。具体的には、過補正判定部3517は、復元値の絶対値が補正値の絶対値以上であるか否かを判定する。
そして、過補正判定部3517は、復元値の絶対値が補正値の絶対値以上ではない場合には1、復元値の絶対値が補正値の絶対値以上である場合には0となるフラグデータを生成する。これにより、過補正判定部3517は、過剰な補正が発生する位置の補正データを特定することができる。
図24は、過補正を抑制した補正データの数値の一例をさらに示す図である。過補正抑止部3518は、制限して量子化した補正データに、フラグデータを乗算する。これにより、過補正抑止部3518は、復元値の絶対値が補正値の絶対値以上の補正データを0として、復元値の絶対値が補正値の絶対値以上でない補正データをそのままの値とすることができる。この結果、過補正抑止部3518は、過剰な補正が生じない位置については光量データを補正し、過剰な補正が生じる位置については光量データの補正量の変化量を0とすることができる。
図25は、位置に対する補正値、および、過剰補正を抑制した補正データから復元した補正量の一例を示す波形図である。図25に示すように、過剰補正を抑制した補正データから復元した補正量は、元の補正値を超えない範囲で追従している。
以上のように、本実施形態に係る補正データ生成部3412は、元の補正値を超えない範囲で追従した補正データを生成することができる。これにより、本実施形態に係るカラープリンタ2000によれば、光源2200の光量を精度良く補正して品質の良い画像を形成することができる。
以上説明した本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、適宜、省略、置き換え、変更を行うことができる。
2000 カラープリンタ
2010 光走査装置
2030a,2030b,2030c,2030d 感光体ドラム
2031a,2031b,2031c,2031d クリーニングユニット
2032a,2032b,2032c,2032d 帯電装置
2033a,2033b,2033c,2033d 現像ローラ
2034a,2034b,2034c,2034d トナーカートリッジ
2040 転写ベルト
2042 転写ローラ
2050 定着ローラ
2054 給紙コロ
2056 レジストローラ対
2058 排紙ローラ
2060 給紙トレイ
2070 排紙トレイ
2080 通信制御装置
2090 プリンタ制御装置
2104 ポリゴンミラー
2105a,2105b,2105c,2105d 走査レンズ
2106a,2106b,2106c,2106d,2108b,2108c 折り返しミラー
2200a,2200b,2200c,2200d 光源
2201a,2201b,2201c,2201d カップリングレンズ
2202a,2202b,2202c,2202d 開口板
2204a,2204b,2204c,2204d シリンドリカルレンズ
2245 濃度検出器
2245a,2245b,2245c 光学センサ
2246a,2246b,2246c,2246d ホームポジションセンサ
2251 LED
2252 正反射光受光素子
2253 拡散反射光受光素子
3101 インターフェイス部
3102 画像処理部
3103 クロック生成部
3104 変調部
3105 光源駆動部
3106 メイン制御部
3211 フラッシュメモリ
3212 RAM
3213 IF回路
3214 センサインターフェイス
3215 CPU
3251 画像バッファメモリ
3252 パルス生成部
3253 基準光量データ記憶部
3254 補正データ記憶部
3255 補正部
3261 累積部
3262 加算部
3271 電流源
3272 点灯スイッチ
3273 DAコンバータ
3411 補正値検出部
3412 補正データ生成部
3511 取得部
3512 第1バッファ部
3513 差分算出部
3514 量子化部
3515 第2バッファ部
3516 復元部
3517 過補正判定部
3518 過補正抑止部
3519 転送部
特開2014−164202号公報

Claims (9)

  1. 潜像担持体と、
    画像データに応じた光量を発光する光源を含み、前記光源からの光によって前記潜像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、
    前記光源の光量の補正データを前記潜像担持体の位置毎に生成する補正データ生成部と、
    前記潜像形成部が潜像を形成する場合において、前記補正データに基づく補正量により前記光源の光量を補正する補正部と、
    を備え、
    前記補正データ生成部は、
    潜像の濃度分布を均一にするための前記光源の光量の位置毎の補正値を取得する取得部と、
    位置毎の前記補正値を量子化して位置毎の前記補正データを生成する量子化部と、
    前記補正データに基づき前記補正量を表す復元値を生成する復元部と、
    前記復元値の絶対値が前記補正値の絶対値を超えた位置については、直前の潜像の形成位置からの変化量を小さくして前記補正データを出力する過補正抑止部と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記過補正抑止部は、前記復元値の絶対値が前記補正値の絶対値を超えた位置については、直前の潜像の形成位置からの変化量を0として前記補正データを出力する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正データ生成部は、位置毎に、直前の潜像の形成位置の前記補正値から当該位置の前記補正値との差分を表す差分データを生成する差分算出部をさらに有し、
    前記量子化部は、前記差分データを量子化して位置毎の前記補正データを生成する
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記量子化部は、直前の潜像の形成位置からの変化量の絶対値の上限を制限した前記補正データを生成する
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記補正データ生成部は、前記復元値の絶対値が前記補正値の絶対値を超えたか否かを判定し、超えない位置については1、超えた位置については0となるフラグデータを生成する過補正判定部をさらに有し、
    前記過補正抑止部は、位置毎に、前記補正データに前記フラグデータを乗算する
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 位置毎の前記補正データを記憶する不揮発性の補正データ記憶部をさらに備え、
    前記補正部は、前記潜像形成部が潜像を形成する場合において、潜像の形成位置に対応する前記補正データを前記補正データ記憶部から読み出して前記光源の光量を補正する
    請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正データ生成部は、プロセッサがプログラムを実行することにより実現され、前記補正データを前記補正データ記憶部へ転送して書き込む
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記補正データ生成部は、前記潜像担持体または前記潜像形成部の機械的構成が調整された場合に、前記補正データを更新する
    請求項1から7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 潜像担持体と、画像データに応じた光量を発光する光源を含み、前記光源からの光によって前記潜像担持体に潜像を形成する潜像形成部と、前記潜像形成部が潜像を形成する場合において、前記補正データに基づく補正量により前記光源の光量を補正する補正部と、を備える画像形成装置において、前記光源の光量の補正データを前記潜像担持体の位置毎に生成する補正データ生成方法であって、
    補正データ生成部が、
    潜像の濃度分布を均一にするための前記光源の光量の位置毎の補正値を取得し、
    位置毎の前記補正値を量子化して位置毎の前記補正データを生成し、
    前記補正データに基づき前記補正量を表す復元値を生成し、
    前記復元値の絶対値が前記補正値の絶対値を超えた位置については、直前の潜像の形成位置からの変化量を小さくして前記補正データを出力する
    補正データ生成方法。
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