JP6270138B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像情報に基づいて潜像担持体の表面に形成した潜像を現像して得られるトナー像を最終的に記録材上に転写して画像形成を行うプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置は、帯電手段によって感光体(潜像担持体)を一様に帯電させ、入力された画像情報に基づいて露光装置(潜像形成手段)により感光体の表面を露光して潜像を形成し、現像装置(現像手段)によって潜像にトナーを付着させて現像する。このような画像形成装置においては、種々の要因によって、潜像担持体表面移動方向に対して直交する方向(主走査方向)の画像濃度ムラが発生することがある。このような主走査方向の画像濃度ムラを抑制し得る画像形成装置としては、特許文献1に開示されているものが知られている。
特許文献1に開示の画像形成装置では、主走査方向と副走査方向のいずれの位置も互いに重ならないようにずらして配置された3つの検出用潜像部を有する画像濃度ムラ検出用潜像パターンを現像処理し、得られる3つの濃度ムラ検知用トナー像からなる画像パターンを形成する。そして、各検出用潜像部の現像中に流れる現像電流をそれぞれ検知し、検知した現像電流の時間変化から、当該3つの検出用潜像部を現像して得られる3つの濃度ムラ検知用トナー像間の画像濃度ムラを把握する。3つの検出用潜像部は、互いに異なる主走査方向位置に形成されたものであるため、これらの検出用潜像部を現像して得られる3つの濃度ムラ検知用トナー像間の画像濃度ムラは、主走査方向の画像濃度ムラと高い相関関係がある。よって、前記特許文献1によれば、主走査方向の画像濃度ムラを検出することができ、その検出結果に基づいて、露光強度制御、露光時間制御等を実行して主走査方向の画像濃度ムラを抑制することができるとしている。
電子写真方式の画像形成装置は、近年、印刷業界にも普及し始めており、高速出力かつ高画質化への要求が急速に高まっている。特に、高画質化については頁内における濃度均一性への要望が強い。主走査方向における頁内の画像濃度ムラは、現像剤担持体と潜像担持体との間の現像ギャップの主走査方向偏差、現像剤担持体上に担持されて現像ギャップへ搬送される現像剤量の主走査方向のばらつき、帯電の不均一性による主走査方向の帯電ムラなどの様々な要因によって発生する。
このような主走査方向画像濃度ムラが発生した場合、従来は、まず、画像濃度ムラ検出用の画像パターンを記録紙上に印刷する。そして、印刷した画像パターンの画像濃度ムラをスキャナや濃度測定機器にて計測・解析し、その結果に基づき、主走査方向位置ごとの露光強度を調整して主走査方向画像濃度ムラを抑制するというメンテナンスを行うのが一般的である。これに対し、前記特許文献1に開示の画像形成装置によれば、画像濃度ムラ検出用の画像パターンの現像時に流れる現像電流から主走査方向画像濃度ムラを検出できることから、画像パターンの印刷や、印刷した画像パターンの画像濃度ムラの計測・解析が不要である。したがって、メンテナンス時間の短縮(ダウンタイムの低減)、不要な記録紙消費の抑制などのメリットが得られる。
また、前記特許文献1に開示の画像形成装置は、上述したように主走査方向画像濃度ムラを現像電流から検出することから、画像濃度ムラを検知するための一般的な検出手段である光学センサを必要としない。主走査方向画像濃度ムラを光学センサで検出する場合、主走査方向画像濃度ムラを高い分解能で検出するためには、その分だけ数多くの光学センサを主走査方向に並べて配置する必要がある。これに対し、前記特許文献1に開示の画像形成装置によれば、主走査方向位置が互いに重ならないように形成される検出用潜像部の数を増やすだけで、主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能を得ることが可能となる。よって、主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能を得る上では、主走査方向画像濃度ムラを光学センサで検出する場合と比較して、設置スペースやコストの観点でのメリットがある。
しかしながら、前記特許文献1に開示の画像形成装置のように、主走査方向位置が互いに重ならないように配置される複数の検出用潜像部を用いて主走査方向画像濃度ムラを検出する構成においては、次のような問題がある。
このような構成において、主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能を得るために検出用潜像部の数を増やそうとすると、その分だけ、個々の検出用潜像部の主走査方向長さを短くする必要がある。個々の検出用潜像部の主走査方向長さが短くなると、各検出用潜像部の現像時に流れる現像電流の大きさが小さくなってしまう。そのため、検知される現像電流のS/N比が悪化し、各検出用潜像部の画像濃度の検出誤差が大きくなり、主走査方向画像濃度ムラの検出精度が低下する。したがって、前記のような構成では、主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能と高い検出精度とを両立することができないという問題が生じる。
本発明は、前記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能と高い検出精度とを両立させることが可能な画像形成装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、表面移動する潜像担持体の表面に画像情報に基づいた潜像を形成し、該潜像担持体と現像剤担持体との間に現像バイアスを印加することで所定極性に帯電したトナーを該現像剤担持体から該潜像へ移動させる現像処理を行うことにより該潜像担持体の表面にトナー像を形成するトナー像形成手段を有し、該トナー像形成手段により形成したトナー像を最終的に記録材上に転写して該記録材に画像を形成する画像形成装置において、前記トナー像形成手段により潜像担持体表面移動方向に対して直交する主走査方向における画像濃度ムラを検出するための画像濃度ムラ検出用潜像パターンを前記潜像担持体の表面に形成して該画像濃度ムラ検出用潜像パターンを現像処理するときに、前記現像剤担持体と前記潜像担持体との間を流れる現像電流を検知する現像電流検知手段と、前記現像電流検知手段が検知した現像電流に基づいて主走査方向の画像濃度ムラを検出し、検出した主走査方向の画像濃度ムラに基づいて該画像濃度ムラに対処するための所定の処理を実行する処理実行手段とを有し、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンは、副走査方向に連続的に又は断続的に形成される複数の検出用潜像部を互いの主走査位置が一部重複するように配置してなり、前記現像電流検知手段は、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンに対して予め決められた潜像担持体表面移動方向位置に、複数の検出用潜像部の主走査方向長さよりも長い主走査方向長さをもつ基準潜像パターンを形成し、該画像濃度ムラ検出用潜像パターン及び該基準潜像パターンに対して現像処理を行うときの現像電流を検知するものであり、前記処理実行手段は、前記基準潜像パターンの現像電流を検知するタイミングに基づいて、前記現像電流検知手段が検知する現像電流の中から前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンの現像電流を特定し、特定した該画像濃度ムラ検出用潜像パターンの現像電流に基づいて主走査方向の画像濃度ムラを検出することを特徴とする。
本発明によれば、主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能と高い検出精度とを両立させることが可能となるという優れた効果が奏される。
実施形態の画像形成装置の概略構成図である。 同画像形成装置における画像形成部の概略構成図である。 同画像形成装置における現像装置の概略構成図である。 同画像形成装置における主要な制御系を示す説明図である。 実施形態における主走査方向画像濃度ムラ補正処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態における検出用潜像パターンを現像処理して得られる検出用トナーパターンを説明するための説明図である。 主走査方向の画像濃度ムラが発生していないときの検出用潜像パターンについて検知される現像電流の一例を示すグラフである。 主走査方向の画像濃度ムラが発生しているときの検出用潜像パターンについて検知される現像電流の一例を示すグラフである。 変形例における検出用潜像パターンを現像処理して得られる検出用トナーパターンとトリガーパターンを説明するための説明図である。 変形例における主走査方向画像濃度ムラ補正処理の流れを示すフローチャートである。 変形例において検知される現像電流の一例を示すグラフである。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置の概略構成図である。
図2は、本実施形態の画像形成装置における画像形成部の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置は、4連タンデム型中間転写方式のフルカラー機の例であるが、4連タンデム型直接転写方式のフルカラー機、1ドラム型中間転写方式のフルカラー機、1ドラム型直接転写方式等のモノクロ機等、他の構成の画像形成装置でも、本発明は適用可能である。
本実施形態の画像形成装置100は、中間転写体である中間転写ベルト1と、中間転写ベルト1の展張面あるいは張架面に沿って並設された、潜像担持体である感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kとを有している。符号に付記したY、M、C、Kは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色を示している。
イエローの作像ステーションを代表して説明すると、感光体ドラム2Yの周りには、その表面移動方向順に、帯電ローラ3Yを備えた帯電装置、感光体ドラム2Yに露光を行って静電潜像を書き込む潜像形成手段としての光書込ユニット4、感光体ドラム2Yの表面電位を検出する電位検出手段としての表面電位センサ19Y、現像装置5Yなどが配置されている。感光体ドラム2Yにトナー像を形成するトナー像形成手段は、帯電装置3Y、光書込ユニット4、現像装置5Y等から構成されている。他の色の作像ステーションにおいても同様である。
中間転写ベルト1は、複数の支持部材としてのローラ11,12,13で回転可能に支持されている。中間転写ベルト1は、伸びの少ないポリイミド樹脂に、電気抵抗を調整するためのカーボン粉末を分散せしめた材料からなっている。ローラ13に対向する部位には、二次転写手段としての二次転写ベルト16が設けられている。二次転写ベルト16は、2つの支持ローラ16A,16Bに回転可能に支持されている。
光書込ユニット4は、図示しないレーザー制御部によって4つの半導体レーザーを駆動して各色に対応した書込光を出射する。そして、感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kをそれぞれの書込光によって暗中にて走査して、各感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kの表面にY、C、M、K用の静電潜像を書き込む。本実施形態では、光書込ユニットとして、半導体レーザーから出射したレーザー光を図示しないポリゴンミラーによって偏向せしめながら、図示しない反射ミラーで反射させたり光学レンズに通したりすることで光走査を行うものを用いている。かかる構成のものに代えて、LEDアレイによって光書込を行うものを用いてもよい。
光書込ユニット4の上方には、画像読取手段としてのスキャナ部9、自動原稿供給手段としてのADF10等が設けられている。画像形成装置100の下部には、複数の給紙部としての給紙トレイ17が設けられている。各給紙トレイ17に収容された記録材としての記録紙は、ピックアップローラ21、給紙ローラ22で給紙され、搬送ローラ対23で搬送され、レジストローラ対24により所定のタイミングで中間転写ベルト1と二次転写ベルト16とが互いに対向した二次転写領域である二次転写ニップ部へ送られる。二次転写ニップ部の記録紙搬送方向下流側には、定着手段としての定着ユニット25が設けられている。
表面電位センサ19Y,19C,19M,19Kは、光書込ユニット4により書き込まれた感光体ドラム2Y,2M,2C,2K上の静電潜像の電位すなわち現像装置5Y,5C,5M,5Kによってトナーが付着されて現像される前の感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面電位を検出する。検出された表面電位は、帯電装置3Y,3C,3M,3Kの帯電バイアス、光書込ユニット4の露光パワー(レーザーパワー)などの作像条件の設定情報にフィードバックされ、画像濃度の安定性を保つのに用いられる。
図1において、符号26は排紙トレイを、符号37は図示しないCPU並びに不揮発性メモリおよび揮発性メモリを搭載した制御手段としての制御部を示している。
図3は、本実施形態の現像装置の概略構成図である。なお、以下の説明において、各色に共通する説明では、色分け符号Y、C、M、Kを適宜省略する。
図3に示すように、現像装置5は、それぞれ、感光体ドラム2の表面に現像ギャップgを介して近接配置された現像剤担持体としての現像ローラ5aを有している。現像ローラ5aは、現像装置5内の、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤(以下、単に「現像剤」という。)を担持し、担持した現像剤中のトナーを感光体ドラム2に対向する現像領域で感光体ドラム2に付着させ、感光体ドラム2上にトナー像を形成する現像処理を行う。
現像装置5の現像容器内には、現像剤撹拌手段である撹拌スクリュー5b、供給スクリュー5c、回収スクリュー5dが、現像ローラ5aに対して平行に設けられている。撹拌スクリュー5bは、現像剤を撹拌しながら図中手前方向の端部まで搬送し、図示しない開口部を通して供給スクリュー5cへと搬送する。供給スクリュー5cは、現像剤を撹拌搬送しながら現像ローラ5aに沿って搬送しつつ、現像ローラ5aの表面に現像剤を供給する。現像ローラ5aに供給された現像剤は、現像ローラ5aの内部に配置されている磁界発生手段による磁界の作用により現像ローラ5aの表面に担持され、現像ローラ5aの回転に伴って図中矢印Bの方向へ搬送される。
現像ローラ5aの表面に担持された現像剤は、現像剤規制部材としてのドクタブレード5eによってその高さを規制された後、図中矢印Aの方向に回転している感光体ドラム2の表面と対向する現像領域へと搬送される。そして、電源回路33から現像ローラ5aに供給されている現像電圧により現像領域に印加される現像バイアスの作用により、現像ローラ5aの表面と感光体ドラム2上の静電潜像との間に現像電界が形成され、この現像電界の作用により、静電潜像部分にトナーが付着して現像処理が行われる。現像処理によりトナーが消費されて現像装置5の現像容器内に収容されている現像剤中のトナー濃度が低下すると、図示しないトナー補給部からトナーが攪拌スクリュー5bの上部にある図示しない開口部より現像容器内に補給される。
なお、本実施形態では、1本の現像ローラが現像領域で感光体ドラムと同方向に回転する順方向の一段現像方式を用いているが、この方式に限らず、例えば、複数本の現像ローラを用いた複数現像方式や、現像ローラを現像領域で感光体ドラムと逆方向に回転する逆方向の現像方式でもよい。また、本実施形態は、二成分現像方式の例であるが、キャリアを含まない一成分現像方式であってもよい。
光書込ユニット4は、画像情報に基づいて、図示しないレーザー制御部によって4つの図示しない半導体レーザーを駆動し、帯電装置3Y,3C,3M,3Kにより暗中にて一様に帯電された感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面それぞれに向けて書込光を出射する。光書込ユニット4は、この書込光により、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kのそれぞれを暗中にて走査して、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面にY、C、M、K用の静電潜像を書き込む。本実施形態では、光書込ユニット4として、図示しない半導体レーザーから出射したレーザー光を図示しないポリゴンミラーによって偏向せしめながら、図示しない反射ミラーで反射させたり光学レンズに通したりすることで光走査を行うものを用いている。光書込ユニット4は、かかる構成のものに代えて、LEDアレイによって静電潜像を書き込むものを用いてもよい。
次に、図1に示す構成において、画像形成動作を一通り説明する。
プリント開始命令が入力されると、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの周辺、中間転写ベルト1の周辺、記録紙搬送経路等にある各ローラが既定のタイミングで回転し始め、給紙トレイ17から記録紙の給紙が開始される。一方、各感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kは、帯電装置3Y、3M、3C、3Kによってその表面を一様な電位に帯電され、光書込ユニット4から照射される書込光によってその表面を各色に対応する画像データに従って露光され、露光された後の電位パターンが静電潜像となる。この静電潜像を担持した感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面に、現像装置5Y,5M,5C,5Kの現像ローラ5aからトナーを供給されることにより、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kに担持されている静電潜像が現像される。
図1の構成においては、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kが4色分あるので、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(色順はシステムによって異なる)のトナー像が各感光体ドラム2Y,2M,2C,2K上に現像されることになる。各感光体ドラム2Y,2M,2C,2K上に現像されたトナー像は、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kと中間転写ベルト1との対向領域である一次転写領域としての一次転写ニップ部に搬送される。そして、一次転写ニップ部において、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kに対向して設置された一次転写ローラ6Y,6M,6C,6Kに印加される一次転写バイアス及び押圧力によって、中間転写ベルト1上に転写される。この一次転写動作について、タイミングを合わせながら4色分繰り返すことにより、中間転写ベルト1上にフルカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト1上に形成されたフルカラートナー像は、二次転写ニップ部において、レジストローラ対24によってタイミングを合わせて搬送されてくる記録紙に転写される。このとき、二次転写ベルト16に印加される二次転写バイアス及び押圧力によって二次転写が行われる。フルカラートナー像が転写された記録紙は、定着ユニット25を通過することにより、その記録紙の表面に担持されているトナー像が加熱定着される。その後、排紙トレイ26へ搬送される。
画像形成装置100は、中間転写ベルト1の外周面に形成されたトナーパターンの画像濃度(単位面積当たりのトナー付着量)を検知する光学センサからなるトナー付着量検知センサ30を備えている。トナー付着量検知センサ30は、画質調整制御(プロセスコントロール)時に形成される所定のトナーパターンの画像濃度を検知するのに用いられ、その検知結果は、帯電装置3Y,3C,3M,3Kの帯電バイアス、光書込ユニット4の露光パワー(レーザーパワー)などの作像条件の設定情報にフィードバックされ、画像濃度の安定性を保つのに用いられる。
図4は、本実施形態の主要な制御系を示す説明図である。
本実施形態においては、各色の感光体ドラム2と現像装置5の現像ローラ5aとの間を流れる現像電流を検知する現像電流検知手段が設けられている。本実施形態の現像電流検知手段は、図4に示すように、電流検知回路31によって構成されている。電流検知回路31は、画像データに基づいて感光体ドラム2上に形成された静電潜像を現像ローラ5a上のトナーで現像する現像処理時に、電源回路33から現像ローラ5aへ出力される電流値を検知するものである。電源回路33から現像ローラ5aへ出力される電流は、そのほとんどが現像領域中のトナーの移動によって感光体ドラム2へと流れるものである。よって、電流検知回路31によって検知される電流値は、当該現像処理時に感光体ドラム2と現像ローラ5aとの間を流れる現像電流に相当する。
本実施形態では、電流検知回路31によって検知される現像電流の値を、電流積分回路32で積分した値(電荷量)に変換したものを制御部37へ入力するが、電流検知回路31で検知した現像電流の値を制御部37へ直接入力してもよい。いずれにしても、制御部37には、現像電流値に応じた電圧信号が入力される。この電圧信号は、電流検知回路31又は電流積分回路32から出力される出力信号そのままの信号であってもよいし、適切なカットオフ周波数をもたせたフィルタ回路を介した信号であってもよい。
本実施形態においては、画質調整制御(プロセスコントロール)を実行するタイミング等の所定のタイミングで、主走査方向の画像濃度ムラを改善するための主走査方向画像濃度ムラ補正処理を実行する。本実施形態の主走査方向画像濃度ムラ補正処理では、まず、主走査方向画像濃度ムラを検出するための画像濃度ムラ検出用潜像パターン(以下「検出用潜像パターン」という。)を光書込ユニット4により感光体ドラム上に形成する。その後、この検出用潜像パターンを現像装置5によって現像処理するときに流れる現像電流を電流検知回路31で検知する。そして、制御部37は、電流検知回路31から入力される現像電流に応じて、当該検出用潜像パターンの画像濃度(単位面積当たりのトナー付着量)の時間変化を検出し、その時間変化から主走査方向画像濃度ムラを特定し、その主走査方向画像濃度ムラが低減するように、帯電装置3Y,3C,3M,3Kの帯電バイアス、光書込ユニット4の露光パワー(レーザーパワー)などの作像条件を調整する。
図5は、本実施形態における主走査方向画像濃度ムラ補正処理の流れを示すフローチャートである。
検出用潜像パターンの画像形成動作が開始されると(S1)、光書込ユニット4により感光体ドラム上に検出用潜像パターンが順次形成される。また、現像用の電源回路33から現像ローラ5aに現像電圧が印加され、制御部37は電流検知回路31で検知される現像電流を順次揮発メモリへ保存していく(S2)。光書込ユニット4により形成された検出用潜像パターンは、感光体ドラム2の回転に伴って現像領域を通過する際に現像ローラ5a上からトナーが供給されて付着し、現像される。
制御部37は、コントローラより取得した書き込み開始タイミングに基づき、揮発メモリ内に保存された現像電流データの中から、検出用潜像パターン先端に対応する現像電流データを特定する(S3)。これにより、検出用潜像パターンの各副走査方向位置に対応する各現像電流の値、すなわち、検出用潜像パターンを構成する後述の各検出用潜像部に対応する各現像電流値を特定することができる。
図6は、本実施形態における検出用潜像パターンを現像処理して得られる検出用トナーパターンTPを説明するための説明図である。
図6における図中上側は、本画像形成装置の背面側(リア側)に対応し、図6における図中下側は、本画像形成装置の全面側(フロント側)に対応している。なお、図6では、説明の簡略化のため、中間転写ベルト1上に転写された状態の検出用トナーパターンを示しているが、検出用トナーパターンは必ずしも中間転写ベルト1に転写する必要はない。
本実施形態の検出用潜像パターンは、副走査方向に連続して形成される複数の検出用潜像部を互いの主走査位置が一部重複するように配置してなるものである。本実施形態では、感光体ドラム回転方向(副走査方向)下流側に向かうにつれて当該複数の検出用潜像部の主走査方向位置が主走査方向一端側(フロント側)から他端側(リア側)に向かって変位するように、検出用潜像パターンが形成される。このような検出用潜像パターンを現像処理することで、図6に示すような検出用トナーパターンTPが形成される。このような検出用潜像パターンは、光書込ユニット4により主走査方向の露光位置を時間変化させながら、主走査方向長さWをもつ複数の検出用潜像部を連続的に形成することにより得られる。
また、本実施形態の検出用潜像パターンは、どの副走査位置でも主走査方向長さ(図6中において検出用トナーパターンTPの主走査方向長さWに相当)が同じになるように設定されている。本実施形態における検出用潜像パターンの主走査方向範囲は、本画像形成装置において形成可能な最大画像幅GWMAXにわたって設定されているが、最大画像幅GWMAXに対して狭くしてもよいし広くしてもよい。
本実施形態では、検出用潜像パターンの主走査方向長さWを30[mm]としているが、これに限らない。ただし、十分な大きさの現像電流を検知するためには、検出用潜像パターンの主走査方向長さWは10[mm]以上であるのが好ましい。10[mm]未満であると、検知される現像電流の値が小さすぎてS/N比が悪化し、検知誤差が許容範囲を超えるおそれがあるからである。
また、本実施形態では、検出用潜像パターンの副走査方向範囲Lを250[mm]としているが、これに限らない。副走査方向範囲Lは、プロセス速度(感光体ドラムの表面移動速度)や検出用潜像パターンの主走査方向範囲に合わせて、現像電流を検知しやすいように適宜設定される。
本実施形態では、検出用潜像パターンを形成してその現像電流を検知するにあたって、現像バイアス、帯電バイアス、露光パワーなどの作像条件を固定する。これにより、検出用潜像パターンの各副走査方向位置(すなわち各検出用潜像部)の画像濃度(単位面積当たりのトナー付着量)は一様なものとなる。したがって、本実施形態において、検出用潜像パターンの現像中に流れる現像電流は、理論上、検出用潜像パターンの副走査方向全域にわたって一定となる。したがって、検出用潜像パターンについて検知される現像電流が時間変化する場合、その時間変化量は、主走査方向における単位面積当たりのトナー付着量(画像濃度)の違いを意味するものである。よって、検出用潜像パターンについて検知される現像電流の時間変化から、主走査方向の画像濃度ムラを検出することができる。
本実施形態において、主走査方向画像濃度ムラの検出分解能は、制御部37が検出用潜像パターンについての現像電流値を取得するサンプリング周期に依存する。このサンプリング周期は十分に短いものとすることができるので、本実施形態によれば、主走査方向画像濃度ムラについて高い検出分解能を容易に得ることができる。
このとき、副走査方向の画像濃度ムラが発生している場合にも、検出用潜像パターンについて検知される現像電流に時間変化が生じ得る。ただし、本実施形態においては、表面電位センサ19やトナー付着量検知センサ30などの検知結果から作像条件を補正することにより、副走査方向の画像濃度ムラが十分に抑制されている。したがって、本実施形態においては、検出用潜像パターンについて検知される現像電流の時間変化は、主走査方向の画像濃度ムラと高い相関関係を示すものである。
また、検出用潜像パターンに付着する単位面積当たりのトナー付着量が多いほど、流れる現像電流が増えるため、検出用潜像パターンに付着する単位面積当たりのトナー付着量が多くなるようにするのが好ましい。したがって、本実施形態においては、検出用潜像パターンを現像して得られる検出用トナーパターンTPの画像濃度が100%(最大画像濃度)となるようにしているが、少なくとも検出用トナーパターンTPの画像濃度が30%(最大画像濃度に対して30%)となるようにすれば、検知誤差を許容範囲内に抑えるのに十分である。
なお、本実施形態の検出用潜像パターンは、主走査方向長さWをもつ各副走査方向部分(各検出用潜像部)の主走査方向位置がフロント側からリア側にむけて連続的に変位するものであるが、これに限られない。例えば、主走査方向長さWをもつ各副走査方向部分(各検出用潜像部)の主走査方向位置がリア側からフロント側にむけて連続的に変位するものであってもよい。また、主走査方向において各副走査方向部分(各検出用潜像部)が互いに一部重複するように配置されるものであれば、各副走査方向部分が不連続であってもよい。
図7は、主走査方向の画像濃度ムラが発生していないときの検出用潜像パターンについて検知される現像電流の一例を示すグラフである。
図7に示すように、検知される現像電流は、検出用潜像パターンの現像期間TTPが開始する時期に立ち上がり、検出用潜像パターンの現像期間TTPが終了する時期に立ち下がるような時間変化を示す。本実施形態では、上述したように、検出用潜像パターンの書き込み開始タイミングに基づいて検出用潜像パターンの各副走査方向部分(各検出用潜像部)に対応する現像電流値を特定するが、現像電流の立ち上がりタイミングや立ち下がりタイミングによっても特定することが可能である。
図8は、主走査方向の画像濃度ムラが発生しているときの検出用潜像パターンについて検知される現像電流の一例を示すグラフである。
図7に示した例では、主走査方向の画像濃度ムラが発生していないため、検出用潜像パターンの現像中に流れる現像電流は、時間変化することなくほぼ一定である。これに対し、図8に示す例では、検出用潜像パターンの現像中に流れる現像電流が徐々に小さくなるような時間変化を示している。流れる現像電流が大きいほど、その現像時に付着するトナー付着量が多いという関係にある。本実施形態では、検出用潜像パターンのどの副走査方向部分(各検出用潜像部)でも主走査方向長さWが同じであることから、このような現像電流の時間変化は、検出用潜像パターンの各副走査方向部分における単位面積当たりのトナー付着量が変化していることを示すものである。
より詳しくは、図8中点線で示す現像電流の平均値と比べると、検出用潜像パターンの先頭側における現像電流値は平均値よりも高く、検出用潜像パターンの後端側における現像電流値は平均値よりも低い。これにより、図8に示す現像電流の時間変化から、フロント側の画像濃度(単位面積当たりのトナー付着量)が目標画像濃度よりも高くなっており、リア側の画像濃度が目標画像濃度よりも低くなっているという主走査方向画像濃度ムラが検出できる。
このようにして、制御部37は、電流検知回路31から入力される現像電流に応じて、検出用潜像パターンに生じる主走査方向の画像濃度ムラを検出したら(S4)、その主走査方向画像濃度ムラを低減させるための補正処理を実行する(S5)。本実施形態では、検出した主走査方向の画像濃度ムラが低減されるように、光書込ユニット4の露光パワーを制御する。
具体的には、制御部37の不揮発性メモリには、予め、目標画像濃度に対する画像濃度偏差と露光パワーの補正値との関係を示すデータテーブルが保存されている。制御部37は、検出される主走査方向の画像濃度ムラから、目標画像濃度に対する各主走査方向位置の画像濃度偏差を特定し、データテーブルを参照して各主走査方向位置の露光パワー補正値を決定する。そして、制御部37は、このようにして決定した露光パワー補正値を用いて光書込ユニット4の露光パワーの設定情報を補正する。これにより、図8の例であれば、フロント側については画像濃度が以前よりも低くなるように露光パワーが調整され、リア側については画像濃度が以前よりも高くなるように露光パワーが調整される。その結果、今後の画像形成動作においては、主走査方向の画像濃度ムラが低減した画像を形成することができる。主走査方向位置ごとに露光パワーを変更する方法は、例えばシェーディング補正などと呼ばれる公知の方法を用いて実現できる。
なお、本実施形態では、制御部37に入力される現像電流の値を目標画像濃度に対する画像濃度偏差の情報に変換して露光パワーの補正値を算出しているが、制御部37に入力される現像電流の値を画像濃度(単位面積当たりのトナー付着量)などの他の情報に変換してから露光パワーの補正値を算出したり、現像電流の値から直接的に露光パワーの補正値を算出したりしてもよい。
また、露光パワーの補正値は、検出用潜像パターン全体の現像電流データを関数近似し、各主走査方向位置と対応させることによって、主走査方向位置ごとの露光パワー補正値を算出するようにしてもよい。この場合、その近似方式はどのような形式であってもよい。
本実施形態によれば、主走査方向画像濃度ムラの検出は、検出用潜像パターンの現像処理が終了した段階で終了するため、検出用潜像パターンを現像した後の検出用トナーパターンTPは不要となる。したがって、各感光体ドラム2Y,2C,2M,2K上に形成された検出用トナーパターンTPは、中間転写ベルト1上に一次転写した後、中間転写ベルト1のクリーニング手段により除去される。このとき、各感光体ドラム2Y,2C,2M,2K上に形成された検出用トナーパターンTPは、不要なので、中間転写ベルト1上において互いに重なっても良い。したがって、感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kごとに独立して主走査方向画像濃度ムラの検出動作を行うことができ、すべての感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kについての主走査方向画像濃度ムラの検出にかかる処理時間を短縮化できる。
〔変形例〕
次に、上述した実施形態における主走査方向画像濃度ムラ補正処理の一変形例について説明する。
上述した実施形態では、検出用潜像パターンの書き込み開始タイミングに基づいて検出用潜像パターンの各副走査方向部分(各検出用潜像部)に対応する現像電流値を特定しているが、上述したように、現像電流の立ち上がりタイミングや立ち下がりタイミングによっても特定することが可能である。ただし、検出用潜像パターンの現像時に流れる現像電流の大きさが小さい場合には、現像電流の立ち上がりタイミングや立ち下がりタイミングを精度良く検知することが困難となり、検出用潜像パターンの各副走査方向部分(各検出用潜像部)と現像電流値との対応関係を高精度に特定することができないおそれがある。
そこで、本変形例においては、副走査方向において検出用潜像パターンに対して予め決められた相対位置に基準潜像パターンとしてのトリガー潜像パターンを形成する。そして、このトリガー潜像パターンを現像処理するときに流れる現像電流値の検知タイミングから、検出用潜像パターンの各副走査方向部分(各検出用潜像部)に対応する現像電流値を特定する。
図9は、本変形例における検出用潜像パターンを現像処理して得られる検出用トナーパターンTPとトリガーパターンTRを説明するための説明図である。
本変形例において、図9に示すように、トリガーパターンTRは、検出用トナーパターンTPの先端(副走査方向上流端)に連続して形成される。このトリガーパターンTRは、本画像形成装置で形成可能な最大画像幅GWMAXと同じ主走査方向長さを有するが、検出用トナーパターンTPの副走査方向部分(検出用潜像部)の主走査方向長さWよりも長い主走査方向長さをもつものであれば、最大画像幅GWMAXよりも短くてもよいし、長くてもよい。
また、トリガーパターンTRの副走査方向長さは、検出用トナーパターンTPについて検知される現像電流の値よりも大きな現像電流が検知できればよく、検出用トナーパターンTPの副走査方向範囲よりも大幅に短くてもよい。また、トリガーパターンTRについて大きな現像電流を得るため、本実施形態ではトリガーパターンTRの画像濃度が100%(最大画像濃度)となるようにしている。ただし、少なくともトリガーパターンTRの画像濃度が30%(最大画像濃度に対して30%)となるようにすれば、十分な大きさの現像電流を得ることが可能である。
なお、本変形例においては、トリガーパターンTRと検出用トナーパターンTPは同じ画像濃度(100%)であるが、両者は異なる画像濃度であってもよい。また、トリガー潜像パターンは、副走査方向において検出用潜像パターンに対して予め決められた相対位置に形成されるものであれば、検出用潜像パターンの後端側にトリガー潜像パターンを配置してもよいし、トリガー潜像パターンと検出用潜像パターンとが副走査方向において不連続に配置されるようにしてもよい。
図10は、本変形例における主走査方向画像濃度ムラ補正処理の流れを示すフローチャートである。
本変形例においては、検出用潜像パターンの画像形成動作の開始に先立って、トリガー潜像パターンの画像形成動作を開始し(S11)、これに連続して検出用潜像パターンの画像形成動作を開始する(S12)。これにより、光書込ユニット4により感光体ドラム上にトリガー潜像パターンが形成され、これに連続して検出用潜像パターンが順次形成される。また、現像用の電源回路33から現像ローラ5aに現像電圧が印加され、制御部37は電流検知回路31で検知される現像電流を順次揮発メモリへ保存していく(S13)。
制御部37は、電流検知回路31から順次入力される現像電流から現像電流の立ち上がりタイミングを検知する。本変形例では、検出用潜像パターンの現像電流に先立ってトリガー潜像パターンの現像電流が検知される。トリガー潜像パターンの現像電流は、図11に示すように検出用潜像パターンの現像電流よりも大きな値をとるので、制御部37は、検出用潜像パターンの現像電流が小さい場合でも、トリガー潜像パターンの現像電流の検知タイミングを明確に検知できる。そして、トリガー潜像パターンの現像電流を検知してから検出用潜像パターンの現像電流の検知が始まるまでの時間は予め把握できる。よって、本変形例によれば、検出用潜像パターンの現像電流が小さい場合でも、トリガー潜像パターンの現像電流の検知タイミングに基づき、揮発メモリ内に保存された現像電流データの中から、検出用潜像パターン先端に対応する現像電流データを特定する(S3)。これにより、検出用潜像パターンの各副走査方向位置に対応する各現像電流の値、すなわち、検出用潜像パターンを構成する後述の各検出用潜像部に対応する各現像電流値を特定することができる。
このようにして得られる検出用潜像パターンについて検知される現像電流の時間変化から、主走査方向の画像濃度ムラを検出することができるので(S15)、制御部37は、前記実施形態の場合と同様、その主走査方向画像濃度ムラを低減させるための補正処理を実行する(S16)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本発明を適用する画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリの複合機であってフルカラーの画像形成を行うことが可能なカラーデジタル複合機、その他、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタの単体、あるいは複写機とプリンタとの複合機等他の組み合わせの複合機であっても良い。近年では、市場からの要求にともない、カラー複写機やカラープリンタなど、カラー画像を形成可能な画像形成装置が多くなってきているが、本発明を適用する画像形成装置は、モノカラー画像のみを形成可能なものであっても良い。かかる画像形成装置は、一般にコピー等に用いられる普通紙のみならず、OHPシートや、カード、ハガキ等の厚紙や、封筒等の何れをも記録シートであるシート状の記録材としてこれに画像形成を行うことが可能であることが望ましい。かかる画像形成装置は、記録材としての記録紙の片面に画像形成可能な画像形成装置であっても良い。このような画像形成装置に用いる現像剤は、二成分現像剤に限らず、一成分現像剤であっても良い。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
表面移動する感光体ドラム2Y,2C,2M,2K等の潜像担持体の表面に画像情報に基づいた潜像を形成し、該潜像担持体と現像ローラ5a等の現像剤担持体との間に現像バイアスを印加することで所定極性に帯電したトナーを該現像剤担持体から該潜像へ移動させる現像処理を行うことにより該潜像担持体の表面にトナー像を形成する帯電装置3Y,3C,3M,3K、光書込ユニット4、現像装置5Y,5C,5M,5K等のトナー像形成手段を有し、該トナー像形成手段により形成したトナー像を最終的に記録紙等の記録材上に転写して該記録材に画像を形成する画像形成装置100において、前記トナー像形成手段により潜像担持体表面移動方向(副走査方向)に対して直交する主走査方向における画像濃度ムラを検出するための画像濃度ムラ検出用潜像パターン(これを現像することで検出用トナーパターンTPが得られる)を前記潜像担持体の表面に形成して該画像濃度ムラ検出用潜像パターンを現像処理するときに、前記現像剤担持体と前記潜像担持体との間を流れる現像電流を検知する電流検知回路31等の現像電流検知手段と、前記現像電流検知手段が検知した現像電流に基づいて主走査方向の画像濃度ムラを検出し、検出した主走査方向の画像濃度ムラに基づいて該画像濃度ムラに対処するための主走査方向画像濃度ムラ補正処理等の所定の処理を実行する制御部37等の処理実行手段とを有し、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンは、副走査方向に連続的に又は断続的に形成される複数の検出用潜像部を互いの主走査位置が一部重複するように配置してなることを特徴とする。
従来装置においては、主走査方向の互いに異なる範囲をとる検出用潜像部からなる画像濃度ムラ検出用潜像パターンを互いに異なるタイミングで現像して、各検出用潜像部についての現像電流から各範囲の画像濃度を検出する。主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能を得るためには、画像濃度を得たい範囲数を増やすことになるが、この場合、従来装置においては、個々の検出用潜像部の主走査方向長さを短くする必要がある。そうすると、各検出用潜像部の現像時に流れる現像電流の大きさが小さくなり、検知される現像電流のS/N比が悪化して、各範囲についての画像濃度を許容範囲の精度で特定することはできなくなる。
本態様においては、画像濃度ムラ検出用潜像パターンを構成する複数の検出用潜像部は、互いの主走査位置が一部重複するように配置されている。この場合、主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能を得るために、画像濃度を得たい範囲数を増やす場合でも、各範囲に対応する個々の検出用潜像部の主走査方向長さは、十分な大きさの現像電流が検知できる長さに維持できる。これにより、個々の検出用潜像部についてS/N比の良好な現像電流を得ることができる。ただし、各範囲に対応する検出用潜像部は、対応する範囲内の潜像部分とその範囲外の潜像部分とから構成されるところ、各検出用潜像部の現像時に流れる現像電流には、対応する範囲内の画像濃度に対応した電流成分のほか、その範囲外の画像濃度に対応した電流成分も含まれることになる。この点で、各検出用潜像部についての現像電流から各検出用潜像部に対応する各範囲の画像濃度を特定する精度を下げる影響が出る。しかしながら、各検出用潜像部について検知される現像電流がそれぞれ対応する範囲の画像濃度と十分な相関をもつ範囲内で、個々の検出用潜像部の主走査方向長さを制限することで、十分に高いS/N比の現像電流を検知することが可能である。よって、本態様によれば、主走査方向画像濃度ムラの高い検出分解能と高い検出精度とを両立させることが可能である。
(態様B)
前記態様Aにおいて、前記所定の処理は、検出した主走査方向の画像濃度ムラに基づいて、該画像濃度ムラが低減するように前記トナー像形成手段のトナー像形成条件を変更する処理であることを特徴とする。
これによれば、主走査方向の画像濃度ムラが発生しても、その主走査方向の画像濃度ムラを抑制した画像を形成することが可能となる。
(態様C)
前記態様Bにおいて、前記トナー像形成条件は、露光パワー等の潜像形成条件であることを特徴とする。
これによれば、主走査方向位置ごとの画像濃度の調整が容易である。
(態様D)
前記態様A〜Cのいずれかの態様において、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンにおける前記複数の検出用潜像部はその主走査方向長さが同じであることを特徴とする。
これによれば、複数の検出用潜像部の主走査方向長さの違いによる現像電流の違いが、画像濃度ムラ検出用潜像パターンについて検知される現像電流には現れないこと。よって、複数の検出用潜像部の主走査方向長さの違いを考慮しなくても、検知される現像電流から主走査方向画像濃度ムラを検出することができるので、主走査方向画像濃度ムラの検出処理を簡素化できる。
(態様E)
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンの現像処理が完了するまでのトナー像形成条件を一定に維持することを特徴とする。
これによれば、複数の検出用潜像部に対するトナー像形成条件の違いによる現像電流の違いが、画像濃度ムラ検出用潜像パターンについて検知される現像電流には現れないこと。よって、複数の検出用潜像部に対するトナー像形成条件の違いを考慮しなくても、検知される現像電流から主走査方向画像濃度ムラを検出することができるので、主走査方向画像濃度ムラの検出処理を簡素化できる。
(態様F)
前記態様A〜Eのいずれかの態様において、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンを現像処理して得られる画像濃度ムラ検出用トナーパターンの画像濃度は30%以上であることを特徴とする。
これによれば、画像濃度ムラ検出用潜像パターンについてS/N比の良好な現像電流を得やすいので、主走査方向画像濃度ムラの高い検出精度を得やすい。
(態様G)
前記態様A〜Fのいずれかの態様において、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンにおける前記複数の検出用潜像部の主走査方向長さは、10[mm]以上であることを特徴とする。
これによれば、画像濃度ムラ検出用潜像パターンについてS/N比の良好な現像電流を得やすいので、主走査方向画像濃度ムラの高い検出精度を得やすい。
(態様H)
前記態様A〜Gのいずれかの態様において、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンは、潜像担持体表面移動方向下流側に向かうにつれて前記複数の検出用潜像部の主走査方向位置が主走査方向一端側から他端側に向かって変位するものであることを特徴とする。
これによれば、検知される現像電流の値と主走査方向位置との対応関係をとりやすいので、主走査方向画像濃度ムラの検出処理を簡素化できる。
(態様I)
前記態様A〜Hのいずれかの態様において、前記現像電流検知手段は、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンに対して予め決められた潜像担持体表面移動方向位置に、複数の検出用潜像部の主走査方向長さよりも長い主走査方向長さをもつ基準潜像パターンを形成し、該画像濃度ムラ検出用潜像パターン及び該基準潜像パターンに対して現像処理を行うときの現像電流を検知するものであり、前記処理実行手段は、前記基準潜像パターンの現像電流を検知するタイミングに基づいて、前記現像電流検知手段が検知する現像電流の中から前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンの現像電流を特定し、特定した該画像濃度ムラ検出用潜像パターンの現像電流に基づいて主走査方向の画像濃度ムラを検出することを特徴とする。
これによれば、前記変形例で説明したように、画像濃度ムラ検出用潜像パターンについて検知される現像電流が小さい場合でも、基準潜像パターンの現像電流の検知タイミングを特定することで、画像濃度ムラ検出用潜像パターンを構成する各検出用潜像部と現像電流との対応関係を正確にとることが容易となる。よって、各検出用潜像部と現像電流との対応関係のズレによる主走査方向画像濃度ムラの検出精度の低下を抑制できる。
(態様J)
前記態様Iにおいて、前記基準潜像パターンを現像処理して得られる基準トナーパターンの画像濃度は30%以上であることを特徴とする。
これによれば、基準潜像パターンの現像電流の検知タイミングに基づいて、画像濃度ムラ検出用潜像パターンを構成する各検出用潜像部と現像電流との対応関係をとりやすい。
1 中間転写ベルト
2 感光体ドラム
3 帯電装置
4 光書込ユニット
5a 現像ローラ
5 現像装置
19 表面電位センサ
30 トナー付着量検知センサ
31 電流検知回路
32 電流積分回路
33 電源回路
37 制御部
100 画像形成装置
特開2006−064955号公報

Claims (9)

  1. 表面移動する潜像担持体の表面に画像情報に基づいた潜像を形成し、該潜像担持体と現像剤担持体との間に現像バイアスを印加することで所定極性に帯電したトナーを該現像剤担持体から該潜像へ移動させる現像処理を行うことにより該潜像担持体の表面にトナー像を形成するトナー像形成手段を有し、該トナー像形成手段により形成したトナー像を最終的に記録材上に転写して該記録材に画像を形成する画像形成装置において、
    前記トナー像形成手段により潜像担持体表面移動方向に対して直交する主走査方向における画像濃度ムラを検出するための画像濃度ムラ検出用潜像パターンを前記潜像担持体の表面に形成して該画像濃度ムラ検出用潜像パターンを現像処理するときに、前記現像剤担持体と前記潜像担持体との間を流れる現像電流を検知する現像電流検知手段と、
    前記現像電流検知手段が検知した現像電流に基づいて主走査方向の画像濃度ムラを検出し、検出した主走査方向の画像濃度ムラに基づいて該画像濃度ムラに対処するための所定の処理を実行する処理実行手段とを有し、
    前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンは、副走査方向に連続的に又は断続的に形成される複数の検出用潜像部を互いの主走査位置が一部重複するように配置してなり、
    前記現像電流検知手段は、前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンに対して予め決められた潜像担持体表面移動方向位置に、複数の検出用潜像部の主走査方向長さよりも長い主走査方向長さをもつ基準潜像パターンを形成し、該画像濃度ムラ検出用潜像パターン及び該基準潜像パターンに対して現像処理を行うときの現像電流を検知するものであり、
    前記処理実行手段は、前記基準潜像パターンの現像電流を検知するタイミングに基づいて、前記現像電流検知手段が検知する現像電流の中から前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンの現像電流を特定し、特定した該画像濃度ムラ検出用潜像パターンの現像電流に基づいて主走査方向の画像濃度ムラを検出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    前記所定の処理は、検出した主走査方向の画像濃度ムラに基づいて、該画像濃度ムラが低減するように前記トナー像形成手段のトナー像形成条件を変更する処理であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    前記トナー像形成条件は、潜像形成条件であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンにおける前記複数の検出用潜像部はその主走査方向長さが同じであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンの現像処理が完了するまでのトナー像形成条件を一定に維持することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンを現像処理して得られる画像濃度ムラ検出用トナーパターンの画像濃度は30%以上であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンにおける前記複数の検出用潜像部の主走査方向長さは、10[mm]以上であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記画像濃度ムラ検出用潜像パターンは、潜像担持体表面移動方向下流側に向かうにつれて前記複数の検出用潜像部の主走査方向位置が主走査方向一端側から他端側に向かって変位するものであることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記基準潜像パターンを現像処理して得られる基準トナーパターンの画像濃度は30%以上であることを特徴とする画像形成装置。
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