JP5725403B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5725403B2 JP5725403B2 JP2010280120A JP2010280120A JP5725403B2 JP 5725403 B2 JP5725403 B2 JP 5725403B2 JP 2010280120 A JP2010280120 A JP 2010280120A JP 2010280120 A JP2010280120 A JP 2010280120A JP 5725403 B2 JP5725403 B2 JP 5725403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latent image
- dot
- potential
- light
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
- G03G15/5054—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt
- G03G15/5058—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt using a test patch
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0103—Plural electrographic recording members
- G03G2215/0119—Linear arrangement adjacent plural transfer points
- G03G2215/0122—Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
- G03G2215/0125—Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted
- G03G2215/0129—Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted horizontal medium transport path at the secondary transfer
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0151—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies characterised by the technical problem
- G03G2215/0164—Uniformity control of the toner density at separate colour transfers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
現像ポテンシャルとトナー付着量との関係は、線形関係であり、そのプロットした点を直線近似して得られる直線の傾きと切片によって特定することができる。図65に示した近似直線は、高濃度部における複数の潜像パッチについて求めたものである。図65に示すように、高濃度部における潜像パッチのプロット点はいずれも近似直線に近く、近似直線の精度が高いことが伺える。一方、低濃度部における潜像パッチのプロット点を見ると、この近似直線に対してトナー付着量が多い側へ大きく外れている。この結果から、低濃度部における潜像パッチのトナーの付着量が本来のトナー付着量よりも多く付着していることが確認できる。
図66に示した濃度階調制御の低濃度潜像パッチは、基本ドットマトリクス(9×9ドット)全体のドットに対して光が照射されて、基本ドットマトリクス全体の電位が濃度に応じて一様に落とされる。そして、付着する全トナーの総帯電量が、現像バイアスVbと基本ドットマトリクス全体の合計潜像電位との差分値(現像ポテンシャル)と等しくなる量のトナーがこの低濃度潜像パッチに付着することになる。この低濃度潜像パッチに付着するトナーの付着量のイメージは、図66の下部に示すようなものとなる。この場合、この低濃度潜像パッチのトナー付着量はおおよそ目標量となり、狙いの画像濃度が得られる。
図67に示した面積階調制御の低濃度潜像パッチは、基本ドットマトリクス(9×9ドット)内の左上隅3×3ドット分と右下隅3×3ドット分にドット潜像が書き込まれたもので、左上隅や右下隅においてドット潜像が集中している。1ドットの潜像書込時に照射される光のスポット径は一般に1つのドット潜像よりも大きいので、1ドットの潜像書込時には隣接ドットにも光が照射される。そのため、図67に示した低濃度潜像パッチのようにドット潜像が集中した箇所が存在する場合、書込光が重ねて照射されるドット潜像(特に3×3ドットの中央に位置するドット潜像)の潜像電位は予定の電位よりも大きく落ち込み、現像ポテンシャルが予定よりもずっと大きなものとなる。ところが、このような低濃度潜像パッチを一般的な電位計で検知した場合、その検知結果はこのように大きく落ち込んだ電位を基本ドットマトリクス全体で平均した値と同様の値(すなわち図66に示した濃度階調制御の低濃度潜像パッチと同様の値)をとることになる。ところが、このように局所的に大きく落ち込んだ電位部分に付着するトナー付着量のイメージは、図67の下部に示すようなものとなり、図66に示した濃度階調制御の低濃度潜像パッチの場合と比較してトナー付着量が多いものとなる。そして、このようにトナー付着量が多くなるという不具合は、基本ドットマトリクス全体のドット数に対するドット潜像数の比率が低い低濃度部ほど顕著なものとなる。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、上記1又は2以上の低濃度潜像パッチは、基本ドットマトリクス内に2以上の単位ドット潜像が配置されたものであって、基本ドットマトリクス内のいずれの箇所に追加の単位ドット潜像を配置しても最大となる最小中心間距離が変わらない単位ドット潜像の配置を備えた潜像パッチの中で最も低い濃度に対応した潜像パッチよりも濃度が低い全潜像パッチであることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、上記画像濃度調整制御手段が行う画像濃度調整制御は、上記電位検知手段により検知した各潜像パッチの電位と該各潜像パッチを上記現像手段により現像したときの現像バイアスとから現像ポテンシャルを算出し、上記トナー付着量検知手段により検知した該各潜像パッチに対応した各トナーパッチのトナー付着量と該各潜像パッチに対応する現像ポテンシャルとの関係を直線近似し、直線近似した当該関係から基準画像濃度に対応する所定のトナー付着量が得られる現像ポテンシャルを特定し、上記帯電手段の目標帯電電位、上記現像手段の現像バイアス、上記静電潜像形成手段の露光パワーのうちの1つ以上の作像条件を制御するものであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、上記静電潜像形成手段の光源は、面発光レーザーであることを特徴とする。
本実施形態は、画像形成装置として、タンデム型のフルカラーの電子写真複写機(以下、単に「複写機600」という。)への適用例である。
図1は、本実施形態の複写機600全体を示す概略構成図である。
複写機600は、画像形成を行う複写機本体100と、この複写機本体100が上方に載置され、複写機本体100に対して記録体である転写紙5の供給を行う給紙装置200とを備える。さらに、複写機本体100の上方に取り付けられ、原稿画像を読み取るスキャナ300と、このスキャナ300の上部に取り付けられる原稿自動搬送装置(ADF)400とを備えている。複写機本体100には、転写紙5を手差し給紙させるための手差しトレイ6、及び、画像形成済みの転写紙5が排紙される排紙トレイ7が設けられている。
複写機本体100には、中間転写体である無端ベルト状の中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベルト10の材料には、ベルト伸びによる位置ずれを防止するために、機械的特性に非常に優れた材料であるポリイミドが採用されている。さらに、中間転写ベルト10の高画質高安定化、すなわち、温湿度環境に依存せず常に安定した転写性能が得られるようにするため、抵抗調整剤としてカーボンを分散させている。そのために、ベルト色は黒色となっている。この中間転写ベルト10は、3つの支持ローラである第一支持ローラ14、第二支持ローラ15、及び、第三支持ローラ16に張架されている。中間転写ベルト10が張架された状態で、駆動源としての不図示のモータが駆動し、3つの支持ローラのうちの少なくとも一つが駆動ローラとして回転駆動することによって、図2中の時計回り方向に回転駆動される。
センサユニット305には、2つの濃度センサ310a,310bが搭載されており、2つの濃度センサ310a,310bは、図3に示すように、図中矢印Wで示す感光体20の長手方向と平行な方向(以下「ベルト幅方向W」という。)に2箇所設けられている。また、中間転写ベルト10には詳細は後述する各色のトナーパッチが形成される。なお、図3では各色10個のトナーパッチからなるトナーパターンが示されているが、トナーパッチ数に限定はない。また、図3に示すように、中間転写ベルト10のベルト幅方向Wについて、二つの濃度センサ310に対応した2つの位置にトナーパターンが形成される。
黒トナーパターンを検知する第二濃度センサ310bは、図4に示すように、LED315と正反射受光素子316とを備えた正反射型センサである。一方、カラートナーパターンを検知する第一濃度センサ310aは、図5に示すようにLED315、正反射受光素子316、及び拡散反射受光素子317を備えた正反射+拡散反射型センサである。なお、カラートナーパターンを検知するセンサとしては、図6に示すように、LED315と拡散反射受光素子317とを備えた拡散反射型センサを用いてもよい。これらセンサはともに、発光素子であるLED315にはピーク発光波長:λp=950[nm]のGaAs赤外発光ダイオードを、また受光素子にはピーク受光感度:800[nm]のSiフォトトランジスタを使用している。また、各センサと検知対象面である中間転写ベルト10との距離(検出距離)は5[mm]となるように配置されている。
図7は隣り合う2つの画像形成ユニット18の構成を示す拡大図である。
感光体20の直径は60[mm]であり、感光体20を380[mm/s]の線速で駆動している。また、現像スリーブ65の直径は25[mm]であり、現像スリーブ65を570[mm/s]の線速で駆動している。また、現像領域に供給される現像剤中のトナーの帯電量は、およそ−(マイナス)10〜−30[μC/g]の範囲となるのが好適である。また、感光体20と現像スリーブ65との間隙である現像ギャップは、0.5〜0.3[mm]の範囲で設定でき、値を小さくすることで現像効率の向上を図ることが可能である。また、感光体20の感光層の厚みは30[μm]であり、露光装置900の光学系のビームスポット径は52×55[μm]であり、その光量は約0.101[mW]である。一例として帯電装置60により、感光体20の表面は−700[V]に一様帯電され、露光装置900によりレーザが照射された静電潜像部分の電位は、−250[V]となる。これに対して、現像バイアスの電圧を−550[V]とし、300[V]の現像ポテンシャルを確保する。このような作像条件は画像濃度調整制御等の結果によって適時変更される。
この露光装置900は、光源914、カップリングレンズ915、アパーチャ916、シリンドリカルレンズ917、光偏向器としてのポリゴンミラー913、ポリゴンミラー913を回転させる不図示のポリゴンモータ、2つの走査レンズ911a,911bなどを備えている。
光量モニタ部の説明図を図11に示す。光量モニタ光学系は、光源914、カップリングレンズ915、第1開口板923、第2開口板926、結像レンズ924、フォトダイオード925、基板928から構成される。
本実施形態の面発光レーザアレイは以下のようにして作製することができる。AlAs層を選択酸化した電流狭窄構造を用いた780nm帯面発光レーザの構造例である。波長は、感光体の感度特性に合わせて選定できる。
図25に面発光レーザアレイの断面構造の概略図を示す。
また、図26は、活性層(804,805)の周辺である図25中の領域Eの拡大説明図である。
図27は、図26を用いて説明したものとは別の材料で作製した例の、活性層(804,805)の周辺である、図25中の領域Eの拡大説明図である。
図27に示すように活性層は、圧縮歪組成であってバンドギャップ波長が780[nm]となる3層のGaInPAs量子井戸活性層822と格子整合する4層の引っ張り歪みを有するGa0.6In0.4P引っ張り障壁層823とから構成する。また、電子を閉じ込めるためのクラッド層(本実施形態ではスペーサ層)としてワイドバンドギャップである(Al0.7Ga0.3)0.5In0.5Pを用いる、(Al0.7Ga0.3)0.5In0.5P上部スペーサ層824及び(Al0.7Ga0.3)0.5In0.5P下部スペーサ層825を備えている。キャリア閉じ込めのクラッド層(824,825)をAlGaAs系で形成した場合に比べて、クラッド層(824,825)と量子井戸活性層(822)とのバンドギャップ差を極めて大きく取ることができる。他は図26と同様である。
〔感光体作製例〕
−チタニルフタロシアニン結晶の合成−
特開2004−83859号公報、実施例1に準じて、チタニルフタロシアニン結晶を作製した。即ち、1,3−ジイミノイソインドリン292部とスルホラン1800部を混合し、窒素気流下でチタニウムテトラブトキシド204部を滴下する。滴下終了後、徐々に180[℃]まで昇温し、反応温度を170[℃]〜180[℃]の間に保ちながら5時間撹拌して反応を行った。反応終了後、放冷した後析出物を濾過し、クロロホルムで粉体が青色になるまで洗浄し、つぎにメタノールで数回洗浄し、さらに80[℃]の熱水で数回洗浄した後乾燥し、粗チタニルフタロシアニンを得た。得られた熱水洗浄処理した粗チタニルフタロシアニン顔料のうち60部を96%硫酸1000部に3〜5℃下撹拌、溶解し、ろ過した。得られた硫酸溶液を氷水35000部中に撹拌しながら滴下し、析出した結晶を濾過、ついで洗浄液が中性になるまでイオン交換水(pH:7.0、比伝導度:1.0[μS/cm])により水洗を繰り返(洗浄後のイオン交換水のpH値は6.8、比伝導度は2.5[μS/cm]であった)し、チタニルフタロシアニン顔料の水ペーストを得た。この水ペーストにテトラヒドロフラン1500部を加え、室温下でホモミキサー(ケニス、MARK,fモデル)により強烈に撹拌(2000[rpm])し、ペーストの濃紺色の色が淡い青色に変化したら(撹拌開始後20分)、撹拌を停止し、直ちに減圧濾過を行った。濾過装置上で得られた結晶をテトラヒドロフランで洗浄し、顔料のウェットケーキ98部を得た。これを減圧下(5[mmHg])、70[℃]で2日間乾燥して、チタニルフタロシアニン結晶78部を得た。
X線管球:Cu
電圧: 50[kV]
電流: 30[mA]
走査速度:2[°/分]
走査範囲:3[°]〜40[°]
時定数: 2[秒]
次に、先に合成したチタニルフタロシアニン結晶の分散液を作製した。下記組成の分散液を下に示す条件のビーズミリングにより作製した。
先に合成したチタニルフタロシアニン結晶 20部
ポリビニルブチラール(積水化学製:BX−1) 12部
2−ブタノン 368部
−直径30[mm]のアルミニウムドラムに、下記組成の下引き層塗工液、電荷発生層塗工液、および電荷輸送層塗工液を、順次塗布・乾燥し、3.5[μm]の下引き層、0.2[μm]の電荷発生層、28[μm]の電荷輸送層を形成し、積層感光体を作製した。
(下引き層塗工液)
酸化チタン(CR−EL:石原産業社製) 70部
アルキッド樹脂(ベッコライトM6401−50−S(固形分50%)、大日本インキ化学工業製) 15部
メラミン樹脂(スーパーベッカミンL−121−60(固形分60%)、大日本インキ化学工業製) 10部
2−ブタノン 100部
(電荷発生層塗工液)
前記のチタニルフタロシアニン結晶分散液を用いた。
(電荷輸送層塗工液)
ポリカーボネート(ユーピロンZ300:三菱ガス化学社製) 10部
下記の化1に示す構造式の電荷輸送物質 7部
スキャナ300では、コンタクトガラス31上に載置される原稿(図示せず)の読取り走査を行うために、原稿照明用光源とミラーを搭載した第1及び第2の走行体33,34が往復移動する。これらの走行体33,34により走査された画像情報は、結像レンズ35によってその後方に設置されている読取センサ36の結像面に集光され、読取センサ36によって画像信号として読込まれる。
図30に示すように、本実施形態の複写機600には、コンピュータ構成のメイン制御部500が備えられており、このメイン制御部500が各部を駆動制御する。メイン制御部500は、各種演算や各部の駆動制御を実行するCPU(Central Processing Unit)501にバスライン502を介して、コンピュータプログラム等の固定的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)503と各種データを書き換え自在に記憶するワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)504とが接続されて構成されている。ROM503には、濃度センサ310の出力値に対する単位面積当りのトナー付着量への換算に関する情報を記憶した換算テーブル(図示せず)が格納されている。メイン制御部500には、複写機本体100の各部、給紙装置200、スキャナ300、原稿自動搬送装置400が接続されている。ここで、複写機本体100の濃度センサ310及び電位センサ320は、検出した情報をメイン制御部500に送り出す。
複写機600を用いて原稿のコピーをとる場合、まず、原稿自動搬送装置400の原稿台30に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス31上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。その後、ユーザーが図示しないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときには、原稿がコンタクトガラス31上に搬送される。そして、スキャナ300が駆動して第一走行体33および第二走行体34が走行を開始する。これにより、第一走行体33からの光がコンタクトガラス31上の原稿で反射し、その反射光が第二走行体34のミラーで反射されて、結像レンズ35を通じて読取センサ36に案内される。このようにして原稿の画像情報を読み取る。
上述したように使用環境・静電疲労の度合い・膜厚によって感光体の光減衰特性が異なる。使用環境・静電疲労の度合い・膜厚の何れか一つの光減衰特性に対する影響のみを考えると、光減衰カーブの形状の変化は比較的単純に変化する。一方、実機内ではクリーニングブレードによる膜削れや静電疲労の進行、使用環境の変動が同時に発生するため、使用環境・静電疲労の度合い・膜厚が複合的に光減衰特性に対して影響するため、使用時間、作像枚数等のデータに基づいて実際の感光体の露光パワーに対する潜像電位の特性を予想することは困難である。このため、画像濃度調節制御によって、感光体の露光パワーに対する潜像電位の特性の変化を検知し、作像条件にフィードバックすることは重要なことである。
なお、セルフチェックに用いる中間転写ベルト10上のトナーパターンは、先に説明した図3に示したものである。図31に示すセルフチェックの処理ルーチンでは、基本的に、複写機の起動時、予め定められたコピー枚数の複写毎(つまり連続作像動作中における作像動作と作像動作との間)、一定時間毎等必要に応じて行うようになっている。ここでは起動時の実行動作について説明する。まず電源オン時の状態をジャム等の異常処理時と区別するために、電位制御の実行条件として定着装置25の定着温度を検出する。定着温度センサからの入力信号を基に、定着装置25の定着温度が100[℃]を越えているか否かを判断し、定着装置25の定着温度が100[℃]を越えている場合には、電位制御を実行しない。これに対し、100[℃]を超えていない場合には、セルフチェックを実行する。つまり、本複写機においては、電源ON直後における定着ローラの表面温度が100[℃]を超えていないという条件を具備するか否かが制御部によって判断され、具備する場合にセルフチェックを実行する。かかる構成においては、CPU501等から構成される制御部が、判定手段として機能している。
作像条件調整制御が開始されると、基準トナー像の光反射量を測定するためにLED等の発光手段がONされるが、発光手段の発光量は、発光開始からの時間経過とともに、例えば図33に示すグラフのように変化する。同図において、発光量は、発光開始から数十[μsec]後に最大になるが、その後は、発光手段の内部温度上昇による内部抵抗の増加に伴って発光量が徐々に低下していき、内部温度上昇が飽和に達した時点で安定化する。安定化までに要する時間は数秒であるが、この間には基準トナー像の光反射率を正確に検知することができない。このため、発光手段の発光量の安定化を待ってから、光学センサによる基準トナー像の光反射率を検知しなければならない。これに対して、中間転写モータの起動タイミングと同期して濃度センサ310のLED315をONする制御を行うことにより、多階調パッチパターンが感光体20上に作像され、これが現像されたトナーパターンが中間転写ベルト10に転写されたのち、濃度センサ310による検知位置まで到達するまでの間に、濃度センサ310のLED315の発光量を安定化させることができる。
図示のように、LED315においては、周囲温度Taに応じてLED315に発生させる電流値を決定する必要がある。周囲温度Taが高くなるほど、LED315が許容し得る電流値が低くなるからである。ここで、濃度センサ310の被検対象面である中間転写ベルト10の地肌部における光反射率が比較的高い場合には、Vsg調整処理において、受光素子に規定量の反射光を受光させるのに必要となるLED発光量、即ち、濃度センサ310からの出力電圧値を既定値(例えば4.0±0.2[V])にするのに必要となるLED電流値、が比較的小さくなる。ここで、Vsgとは、中間転写ベルト10の地肌部を検知した濃度センサ310の出力電圧値である。
これに対し、本実施形態では、被検対象たる中間転写ベルト10として、温湿度環境に対する抵抗変動の小さいカーボン分散系のベルト(20°光沢度:120)を採用している。この中間転写ベルト10は、カーボン分散によって黒色を呈しており、鏡面反射率が約1/4程度と、かなり低くなっている。このような中間転写ベルト10において、4.0[V]のVsgを得るためには、LED電流が透明ベルトの約5倍の20〜35[mA]にもなってしまう。光沢度の低いベルトや表面粗さが大きいベルトでも、同様にLED電流が相当に大きくなる。
黒トナーの付着量計算は、従来技術に示されるベルト地肌部出力(Vsg)とパッチ部出力(Vsp)との出力比(Vsp/Vsg)を算出し、これをROMに収められている図示しない付着量変換テーブルを参照することにより、付着量を算出する。
本実施形態では、LED電流を高く設定しなければいけない黒色の中間転写ベルト10上で拡散反射型センサを用いた付着量検知を行っているため、ここにおけるトナー付着量変換処理では、LED電流の経時的な光量低下によるセンサ出力低下、及びVsg調整(ベルト地肌部の正反射光出力が4.0[V]±0.2[V]となるようにする調整)により生じる拡散反射光出力の変動を補正する補正処理が必要となる。本実施形態では、カラートナーの付着量については、以下のSTEP1〜7という6段階の処理によって演算する。
まず、各色(C、M、Y)のトナーパターンについて、正反射光出力、拡散光出力ともに、それを構成する全パッチ(n=C1〜C10,M1〜M10,Y1〜Y10)におけるオフセット電圧との差分を計算する。これは、最終的には、センサ出力の増分をカラートナーの付着量に変化よる増分とするための処理である。
正反射光出力増分については、次のようにして求める。
ΔVsp_reg.[n]=(Vsp_reg.[n])−(Voffset_reg)
また、拡散反射光出力増分については、次のようにして求める。
ΔVsp_dif.[n]=(Vsp_dif.[n])−(Voffset_dif)
但し、オフセット出力電圧値(Voffset_reg、Voffset_dif)が、無視できるレベルに十分に小さい値となるOPアンプを用いた場合、この様な差分処理は省略しても構わない。このようなSTEP1により、図36に示す特性曲線を得る。
まず、STEP1にて求めたΔVsp_reg.[n]やΔVsp_dif.[n]から、パッチごとに「(ΔVsp_reg.[n])/(ΔVsp_dif.[n])」を算出する。そして、後述するSTEP3で正反射光出力の成分分解を行う際に、拡散光出力(ΔVsp_dif[n])に乗ずるための感度補正係数αを、次のようにして算出する。
α=min{(ΔVsp_reg[n])/(Vsp_Dif.[n])}
このようなSTEP2により、図37に示すような特性曲線を得る。なお、感度補正係数αをΔVsp_reg.[n]とVsp_dif.[n]との最小値としたのは、正反射光出力の正反射成分の最小値がほぼゼロであり、かつ正の値となることがあらかじめわかっているからである。
正反射光出力の拡散光成分については、次のようにして求める。
ΔVsp_reg._dif.[n]=(ΔVsp_dif.[n])×α
また、正反射光出力の正反射成分については、次のようにして求める。
ΔVsp_reg._reg.[n]=(ΔVsp_reg.[n])−(ΔVsp_reg._dif.[n])
このようにして成分分解を行うと、感度補正係数αが求まるパッチ検知電圧にて、正反射光出力の正反射成分がゼロとなる。そして、この処理により、図38に示すように、正反射光出力が[正反射光成分]と[拡散光成分]とに成分分解される。
次の式のようにして、各パッチの検知電圧における地肌検知電圧との比を求めて、0〜1までの正規化値へ変換する。
正規化値β[n]=(ΔVsp_reg._reg.)/(ΔVsg_reg._reg)(=中間転写ベルト地肌部の露出率)
このようなSTEP4により、図39に示すような特性曲線を得る。
まず、次の式のようにして、[ベルト地肌部からの拡散光出力成分]を、[拡散光出力電圧]から除去する処理を行う。
補正後の拡散光出力=(ΔVsp_dif’)
=[拡散光出力電圧]−[地肌部検知電圧]×[正反射成分の正規化値]
={ΔVsp_dif(n)}−{(ΔVsg_dif)×β(n)}
これにより、中間転写ベルト10の地肌部の影響を除くことができる。よって、正反射光出力が感度を持つ低付着量域において、ベルト地肌部から直接反射される拡散光成分を、拡散光出力から、除去することができる。このような処理を行うことにより、トナー付着量ゼロ〜1層形成までのトナー付着量範囲における補正後拡散光出力が、図40に示すように、原点を通り、且つトナー付着量に対して1次線形関係のある値へと変換される。
具体的には、図41に示すように、「正反射光の正反射成分の正規化値」に対し、地肌部変動補正後の拡散光出力をプロットし、トナー低付着量域における直線関係から、拡散光出力の感度を求める。そして、この感度が予め定めた狙いの感度となるような補正を行う。ここで言う拡散光出力の感度とは、図41に示す直線の傾きである。この傾きが、ある正規化値の地肌部変動補正後の拡散光出力が所定の値(図示の例ではx=0.3のときy=1.2)となるように、現状の傾きに対して乗じる補正係数を算出する。
直線の傾き=Σ(x[i]−X)(y[i]−Y)/Σ(x[i]−X)2
X=正反射光_正反射成分の正規化値の平均値
y=Y−直線の傾き×X
x[i]=正反射光_正反射成分の正規化値(但し、計算に用いるxの範囲は0.06≦x≦1)
y[i]=地肌部変動補正後拡散光出力
Y=地肌部変動補正後拡散光出力の平均値
感度補正係数:γ=b/(直線の傾き×a+y切片)
そして、STEP5で求めた地肌部変動補正後の拡散光出力を、この感度補正係数γの乗算によって補正する。
感度補正後の拡散光出力:(ΔVsp_dif’’)
=[地肌部変動補正後拡散光出力]×[感度補正係数γ]
={ΔVsp_dif(n)’}×γ
STEP6までの処理により、LED光量低下などによって生じる拡散反射出力の経時的な変動に対する補正処理がすべて行われたため、最後に、補正後のセンサ出力値をトナー付着量変換テーブルを参照することにより、トナー付着量への変換を行う。上述した処理により、黒トナー、カラートナーともに付着量計算(S707)までができる。そして、つぎに、現像γの計算(S708)を行う。
帯電電位Vd =−700[V]
現像バイアスVb =−550[V]
露光パワー(LDパワー)= 0.101[mW]
書込密度 = 2400[dpi]×2400[dpi]
なお、帯電電位Vdは、帯電装置60によって一様帯電させた感光体20の表面電位(地肌部電位)であり、現像バイアスVbは現像スリーブ65に印加されている電圧値である。また、露光パワー(LDパワー)は、感光体20上での露光パワー(以下「Lp」と示す。)である。また、LDdutyは、単位面積あたりの露光時間を示す。
このように各ドットを露光する際のdutyを変更することでドット、単位面積(64ドット分の面積)あたりの潜像面積(潜像ドット数)を32/64値とすることができる。また、光源を連続点灯させることによって、単位面積あたりの潜像ドット数を64/64値とすることができる。
図43に示す例では、1ドットドットの潜像は、ドット全体が露光されるか、またはドット全体が露光されないかの何れかとなる。図43に示すように、露光するドットと露光しないドットとの組み合わせによって、LDdutyを変更し、単位面積あたりの潜像ドット数を変更した方が、感光体に露光される潜像が集中するため、図42のように、潜像形成が1ドットドットずつLDdutyを変更する例と比較して、安定した潜像を作成することができる。
ここでは、説明の便宜上、40個の発光部のうちの3個の発光部930A,930B,930Cのみを例示して示す。また、図示では、発光部930A,930B,930Cに発光レベル電流を供給する光源ドライバ931を構成するICパッケージのピンをICピン931a,931b,931cとし、光源914のパッケージのピンを光源ピン914a,914b,914cとし、ICピン931aと光源ピン914aとをつなぐ配線を配線932Aとし、ICピン931bと光源ピン914bとをつなぐ配線を配線932Bとし、ICピン931cと光源ピン914cとをつなぐ配線を配線932Cとする。
図45において、ICピン931aの容量をC11、ICピン931bの容量をC21、ICピン931cの容量をC31とし、配線932Aのカップリング容量をC12、配線932Bのカップリング容量をC22、配線932Cのカップリング容量をC32とし、発光部930Aの容量成分をC13、発光部930Bの容量成分をC23、発光部930Cの容量成分をC33とする。また、発光部930Aの抵抗成分をR1、発光部930Bの抵抗成分をR2、発光部930Cの抵抗成分をR3とする。
光源ドライバ931から発光部930Aに至るまでの系(チャンネル)には、C1=C11+C12+C13の容量成分が存在し、この容量成分C1と発光部930Aの抵抗成分R1とにより、この系全体では時定数τ1=R1×C1が生じる。他の発光部についても同様である。例えば、ある一定電流をパルス状に印加する場合、その絶対値を1としたとき、時定数τは電流の大きさが(1−e−1)となるまでの時間を示している。一方、立ち上がり特性については、例えば、ある一定電流をパルス状に印加する場合、その絶対値を1としたとき、電流の大きさが0.1から0.9に変化するまでの時間(立ち上がり時間ta)で示すことができる。パルス状の波形について応答特性を考える場合には、立ち上がり特性を考えるのが分かりやすいので、両者の関係式より立ち上がり特性と時定数との関係を求めると、立ち上がり時間ta=2.2×τとなる。これは立ち下がり時間についても同様に当てはまる。つまり、配線932A,932B,932Cが長くてカップリング容量C12,C22,C32が大きいほど、時定数τが大きくなり、立ち上がり時間が長くなるという関係となる。
図48は、10階調パターンの他の作成例(以下「パターン例2」という。)を示す説明図である。
これらの10階調パターンは、いずれも、書込密度が2400dpi×2400dpiであり、各パッチが24ドット×24ドットの基本ドットマトリクスを繰り返して構成されたものである。各パターン例の10階調パターンを構成する互いに濃度が異なる10個のパッチは、パターン例ごとに、図示したパターン1〜10のようなドット潜像パターンをもつ基本ドットマトリクスによって構成されている。いずれのパターン例におけるパッチも、対応する濃度に応じて基本ドットマトリクス内におけるドット潜像の数及び配置が単位ドット潜像の単位で互いに異なるように形成されている。なお、ここで説明するパターン例1及びパターン例2は、いずれも、1つのドット潜像単位で(すなわち、単位ドット潜像が1つの潜像ドットである。)、ドット潜像の数及び配置を異ならせて、濃度が異なったパッチを形成している。これらのパターン例1及びパターン例2は、このような面積階調制御により10階調パターンが形成されているが、その基本ドットマトリクス内におけるドット潜像の配置がパターン例間で異なっている。なお、いずれのパターン例も、基本ドットマトリクス内におけるドット潜像の数は同じである。
このグラフの横軸に示した現像ポテンシャルは、10階調パターンを現像したときの現像バイアスと当該10階調パターンの各パッチを電位センサ320で読み取った電位との差分値である。また、このグラフの縦軸に示したトナー付着量は、10階調パターンを現像して得た各トナーパッチの濃度を濃度センサ310で読み取った値から算出したものである。
次に、上記露光装置900の構成及び画像濃度調整制御に用いる多階調パッチパターンの一変形例(以下、本変形例を「変形例1」という。)について説明する。
本変形例1における光源914は、上記実施形態と同様に40個の発光部101が1つの基板上に形成された二次元アレイ901を有している。ただし、本変形例1では、隣接する発光部列のDir_sub方向に関する間隔(図10におけるds2)が24.0[μm]であり、各発光部列におけるT方向に関する発光部間隔(図10におけるd1)が24.0[μm]であり、各発光部101をDir_sub方向に延びる仮想線上に正射影したときの発光部101の間隔(図10におけるds1)が2.4[μm]である。
本変形例1における多階調パッチパターンは、図57に示すように上記実施形態の場合と同様に10階調パターンであるが、書込密度が4800[dpi]×4800[dpi]である点で、異なっている。また、本変形例1の10階調パターンを構成する互いに濃度が異なる10個のパッチは、24ドット×24ドットの基本ドットマトリクスを繰り返して構成されたものであり、上記パターン例2のパターン1〜10のようなドット潜像パターンをもつ基本ドットマトリクスによって構成されている。ただし、本変形例1のパターン例3では、2つのドット潜像単位で(すなわち、本変形例1では単位ドット潜像が2つの潜像ドットの群からなる。)、ドット潜像の数及び配置を異ならせて、濃度が異なったパッチを形成している。本変形例1に係るパターン例3の10階調パターンにおいて、パターン1〜10の各パッチにおける潜像面積比率はいずれも他のパターン例の場合と同様である。
次に、上記露光装置900の構成及び画像濃度調整制御に用いる多階調パッチパターンの他の変形例(以下、本変形例を「変形例2」という。)について説明する。
本変形例2における光源914は、上記実施形態における二次元アレイ(基板面に対して垂直方向に光を照射するVCSEL型のもの)ではなく、基板面に対して平行な方向へ光りを照射するいわゆる端面発光型の4チャンネルLDアレイである。本変形例2では、図58に示すように、隣接する発光部列のDir_sub方向に関する間隔(図58におけるds)が9.6[μm]である。
まず、残留電位Vrを測定するときの露光パワーについて説明する。
図59は、帯電電位Vdを600[V]、800[V]、及び900[V]と変化させたときの露光パワー(LDPower)Lpと露光電位VLとの関係を示すグラフである。なお、図59(a)は、それ以上露光パワーを与えても電位がほとんど変化しない電位飽和状態となる露光パワーLpの最小値が帯電電位Vdによって異なる感光体の一例である。また、図59(b)は、帯電電位Vdが変わっても電位飽和状態となる露光パワーLpの最小値があまり変化しない感光体の一例である。図中の横軸の単位は、[μJ・cm2]であり、露光エネルギーを示すものとなっているが、露光パワーと読み変えることができる。
図60は図59(b)を用いて説明した感光体の光減衰特性が変化したときの補正制御の説明図である。
図60に示す例では、0.45[μJ/cm2]の露光パワーを使用している。疲労前(初期:図中実線)の残留電位Vrである初期残留電位Vrαの値は低く、初期帯電電位Vdαとの間で、十分な露光ポテンシャル(図中の実線の矢印で示す初期露光ポテンシャルPotα)を得ることができる。一方、静電疲労後(図中一点鎖線)の感光体では残留電位Vrである疲労後残留電位Vrβが疲労前の初期残留電位Vrαよりも高くなってしまう。このため、初期に比べて露光ポテンシャル(図中の一点鎖線の矢印で示す疲労時露光ポテンシャルPotβ)が小さくなる。そのため、初期と同じ露光ポテンシャルを得るために、帯電電位Vdを、(疲労後残留電位Vrβ−初期残留電位Vrα)の大きさだけ嵩上げして、補正後帯電電位Vdγとして、必要な露光ポテンシャル(図中の破線の矢印で示す補正後露光ポテンシャルPotγ)を得るように制御する。このように帯電電位Vdを補正する制御を行うことによって、露光パワーLpに対する露光電位VLの関係が図60中の破線で示すような光減衰特性となり、疲労時も初期と同じ露光ポテンシャルを得ることが可能となる。
帯電電位Vdが変わると露光電位VLの値が変化する程度の露光パワーの一例として、露光パワーLpが、0.15[μJ/cm2]の場合について、図60を用いて説明する。図53に示すように、帯電非依存露光パワーLpαよりも低い露光パワーで露光した場合であっても、疲労後残留電位Vrβと初期残留電位Vrαとの関係と同様に、静電疲労時の露光電位である疲労時露光電位VLβは、初期状態の露光電位である初期露光電位VLαよりも高い値となる。ここで、帯電電位Vdを、(疲労時露光電位VLβ−初期露光電位VLα)の大きさだけ嵩上げして補正後帯電電位Vdδとする(Vdδ=Vd+VLβ−VLα)。そして、表面電位が補正後帯電電位Vdδの感光体を同じ露光パワー(0.15[μJ/cm2])で露光したときの露光電位を補正後露光電位VLγとすると、補正後露光電位VLγは疲労時露光電位VLβよりも高い値となる。そして、補正後露光電位VLγが疲労時露光電位VLβよりも高くなると、補正後の露光ポテンシャル(Vdδ−VLγ)は、初期状態での露光ポテンシャル(Vd−VLα)よりも低い値となり、同じ露光パワー(0.15[μJ/cm2])の作像条件において、初期状態と同じ露光ポテンシャルを得ることができない。これに対し、帯電非依存露光パワーLpα(0.45[μJ/cm2])で露光すると、補正後の露光電位は補正前の露光電位である疲労後残留電位Vrβと同じ大きさとなるため、帯電電位Vdを嵩上げした分、露光ポテンシャルを大きくすることができ、必要な露光ポテンシャルを得ることができる。これにより、任意の露光パワーに対して、初期状態と同様の露光ポテンシャルを得ることができるようになる。このため、帯電電位Vdを補正するときには帯電電位Vdが変わっても露光電位VLの値が変化しない帯電非依存露光パワーLpαを使用する必要がある。また、以下に説明する、良好なベタ画像と中間調の画像とを得るための補正制御においても、感光体の表面電位が飽和状態となる残留電位Vrの値を用いる。そして、この値が帯電電位Vdの値によって変化すると、適切な補正を行うことができなくなるため、帯電非依存露光パワーLpαを使用して残留電位Vrの値を求める必要がある。
図61中の実線がベタ画像の露光の場合であり、破線が中間調の露光を行った場合である。なお、中間調の露光は、ベタ画像と同じ露光パワーで、単位面積あたりの露光時間をベタ画像よりも少なくする。単位面積あたりの露光面積を変えることで中間調を表す手法を用いても構わない。電位センサによる感光体表面の電位の測定はドット一つ一つではなく、ある程度の範囲で電位を測定し、その範囲内の平均値となる電位を検出する。よって、図61に示すように、同じ露光量であっても、中間調の露光を行った場合の露光電位である中間調露光電位VLhは、ベタ画像の露光を行った場合の露光電位であるベタ露光電位VLhよりも高い値(帯電電位Vdに近い値)となる。良好なベタ画像と中間調の画像とを得るためには、露光パワーを所望の光減衰率に合わせるように調整する。この光減衰率とは、帯電電位が一定の条件下で、ベタ画像の条件で露光したときの露光ポテンシャル(PotA)に対する中間調の条件で露光したときの露光ポテンシャル(PotB)の比{(PotB)/(PotA)}である。そして、この光減衰率の値を所定の一定にすることにより、ベタ画像に対するハーフトーン画像の濃度を一定に揃えることができる。図61では光減衰率を0.7で調整する例を示す。また、本例では、ベタ画像の作像条件の露光Dutyは100[%]であり、ハーフトーンの作像条件の露光Dutyは50[%]である。本例では露光Dutyを変更したが、露光Dutyを変更せずに単位面積あたりの露光面積を50%にしても構わない。
なお、上述の制御のように、露光Dutyを50[%]で露光ポテンシャル×0.7が得られる電位になるように露光パワーを調整すると、その露光パワーで露光Duty100[%]にし、露光電位VLを測定した場合、ほぼ、ベタ部の露光電位VL=残留電位Vrとなる。このため、電位が飽和した状態となるほどの露光パワーで露光したときの露光ポテンシャルに対して光減衰率が0.7となるように調節した露光パワーであれば、露光Duty100[%]に対する露光Duty50[%]の光減衰率が0.7となる。
18 画像形成ユニット
20 感光体
60 帯電装置
61 現像装置
62 一次転写装置
63 感光体クリーニング装置
64 除電装置
310 濃度センサ
320 電位センサ
500 メイン制御部
600 複写機
900 露光装置
901 二次元アレイ
914 光源
931 光源ドライバ
932 配線
933 基板
Claims (4)
- 潜像担持体と、
該潜像担持体の表面が目標帯電電位となるように該表面を一様に帯電させる帯電手段と、
画像データに基づいて、該帯電手段により帯電された該潜像担持体の表面を露光してドット状の静電潜像であるドット潜像を形成する静電潜像形成手段と、
該潜像担持体の表面上の静電潜像部分又は非静電潜像部分にトナーを静電的に付着させて現像する現像手段と、
該現像手段の現像により該潜像担持体の表面上に形成されたトナー像を、最終的には記録材上に転写させる転写手段と、
多階調のパッチパターンを該静電潜像形成手段により該潜像担持体の表面に形成し、該多階調のパッチパターンにおける各潜像パッチの電位を電位検知手段により検知するとともに、該各潜像パッチを該現像手段により現像して得た各トナーパッチのトナー付着量をトナー付着量検知手段により検知し、これらの検知結果に基づいて画像濃度調整制御を行う画像濃度調整制御手段とを備えた画像形成装置において、
上記多階調のパッチパターンを構成する潜像パッチのうち所定の低濃度範囲に属する1又は2以上の低濃度潜像パッチは、面積階調制御の最小画素単位である基本ドットマトリクスが周期的に配置され、かつ、対応する濃度に応じて該基本ドットマトリクス内におけるドット潜像の数及び配置が1つのドット潜像又は2以上のドット潜像群からなる単位ドット潜像の単位で決められたものであり、
上記1又は2以上の低濃度潜像パッチの一部又は全部は、単位ドット潜像の中心間距離の中で最小値となる最小中心間距離が最大となるように基本ドットマトリクス内における単位ドット潜像の配置が決められたドット離散潜像パッチであり、
上記静電潜像形成手段が画像データに基づいて上記所定の低濃度範囲に属する濃度に対応したドット潜像を形成するときの上記基本ドットマトリクス内におけるドット潜像の配置は、複数の単位ドット潜像が互いに隣接するものを含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
上記1又は2以上の低濃度潜像パッチは、基本ドットマトリクス内に2以上の単位ドット潜像が配置されたものであって、基本ドットマトリクス内のいずれの箇所に追加の単位ドット潜像を配置しても最大となる最小中心間距離が変わらない単位ドット潜像の配置を備えた潜像パッチの中で最も低い濃度に対応した潜像パッチよりも濃度が低い全潜像パッチであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
上記画像濃度調整制御手段が行う画像濃度調整制御は、上記電位検知手段により検知した各潜像パッチの電位と該各潜像パッチを上記現像手段により現像したときの現像バイアスとから現像ポテンシャルを算出し、上記トナー付着量検知手段により検知した該各潜像パッチに対応した各トナーパッチのトナー付着量と該各潜像パッチに対応する現像ポテンシャルとの関係を直線近似し、直線近似した当該関係から基準画像濃度に対応する所定のトナー付着量が得られる現像ポテンシャルを特定し、上記帯電手段の目標帯電電位、上記現像手段の現像バイアス、上記静電潜像形成手段の露光パワーのうちの1つ以上の作像条件を制御するものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
上記静電潜像形成手段の光源は、面発光レーザーであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010280120A JP5725403B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 画像形成装置 |
US13/327,208 US8693902B2 (en) | 2010-12-16 | 2011-12-15 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010280120A JP5725403B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012128221A JP2012128221A (ja) | 2012-07-05 |
JP5725403B2 true JP5725403B2 (ja) | 2015-05-27 |
Family
ID=46234598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010280120A Expired - Fee Related JP5725403B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8693902B2 (ja) |
JP (1) | JP5725403B2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4965961B2 (ja) * | 2006-10-12 | 2012-07-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US9049313B2 (en) * | 2012-12-19 | 2015-06-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that controls image formation condition |
JP2014145934A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
US9155516B2 (en) * | 2013-02-19 | 2015-10-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus and method for count loss calibration of photon-counting detectors in spectral computed tomography imaging |
JP5853984B2 (ja) * | 2013-04-01 | 2016-02-09 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
TWI613838B (zh) | 2014-03-06 | 2018-02-01 | 晶元光電股份有限公司 | 發光元件 |
JP6302329B2 (ja) | 2014-04-02 | 2018-03-28 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016141111A (ja) | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置および補正データ生成方法 |
US10623607B2 (en) | 2015-02-09 | 2020-04-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, image forming apparatus, and image processing method |
US9992852B2 (en) * | 2015-02-17 | 2018-06-05 | Philips Lighting Holding B.V. | Lighting device |
JP6536936B2 (ja) * | 2015-02-24 | 2019-07-03 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2016173494A (ja) | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像処理方法、および画像処理プログラム |
JP6524731B2 (ja) | 2015-03-17 | 2019-06-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP6552237B2 (ja) * | 2015-03-23 | 2019-07-31 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US10054895B2 (en) * | 2015-05-14 | 2018-08-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming method |
JP6209771B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2017-10-11 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6679297B2 (ja) * | 2015-12-18 | 2020-04-15 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US10791250B2 (en) | 2016-05-17 | 2020-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, image forming apparatus, and image processing method which correct tone jump |
JP6897125B2 (ja) * | 2017-02-01 | 2021-06-30 | 株式会社リコー | 画像形成装置及びその制御方法 |
WO2019144443A1 (zh) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 中国科学院大气物理研究所 | 一种双线二极管阵列器件及粒子速度测量方法和测量装置 |
DE102018127287B4 (de) * | 2018-10-31 | 2023-01-12 | Schölly Fiberoptic GmbH | Bildaufnahmeverfahren und Bildaufnahmevorrichtung |
JP2022148378A (ja) | 2021-03-24 | 2022-10-06 | 株式会社リコー | チャート、画像形成装置、画像処理装置及びプログラム |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58114569A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-07 | Canon Inc | カラー画像処理装置 |
JPS6291078A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-25 | Nec Corp | カラ−印刷装置 |
JPH05246080A (ja) * | 1992-03-05 | 1993-09-24 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH07253694A (ja) | 1994-01-25 | 1995-10-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置における電位制御方法及びトナー補給制御方法 |
JPH1013675A (ja) | 1996-06-20 | 1998-01-16 | Canon Inc | 画像処理装置及びその方法、及びコントローラ |
CN101118411B (zh) | 2003-03-05 | 2010-04-21 | 株式会社理光 | 图像形成装置及处理卡盒 |
JP2004361749A (ja) | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び該画像形成装置の作像ユニット |
EP1577711A3 (en) | 2004-03-18 | 2005-12-21 | Ricoh Co., Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of controlling image-forming process conditions |
JP4917265B2 (ja) | 2004-06-30 | 2012-04-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US7260335B2 (en) | 2004-07-30 | 2007-08-21 | Ricoh Company, Limited | Image-information detecting device and image forming apparatus |
JP2006317531A (ja) | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Ricoh Co Ltd | 光学検知装置及び画像形成装置 |
CN1892487B (zh) | 2005-06-30 | 2010-12-29 | 株式会社理光 | 用于图像形成装置的附着量变换方法 |
JP2007033770A (ja) | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007041283A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
EP1788457A3 (en) | 2005-08-10 | 2007-05-30 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and toner concentration controlling method |
JP4810171B2 (ja) | 2005-09-16 | 2011-11-09 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP4801413B2 (ja) | 2005-10-19 | 2011-10-26 | 株式会社リコー | トナー濃度センサ出力補正方式及び画像形成装置 |
JP2007133122A (ja) | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Ricoh Co Ltd | 現像装置および画像形成装置 |
JP4856998B2 (ja) | 2006-03-22 | 2012-01-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成方法 |
JP5194372B2 (ja) | 2006-03-22 | 2013-05-08 | 株式会社リコー | トナー濃度制御装置及び画像形成装置 |
US7616909B2 (en) | 2006-05-24 | 2009-11-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming method |
JP4913497B2 (ja) | 2006-08-04 | 2012-04-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置および帯電バイアス調整方法 |
US7881629B2 (en) | 2006-11-10 | 2011-02-01 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image density control method |
US8045874B2 (en) | 2008-02-07 | 2011-10-25 | Ricoh Company Limited | Image forming apparatus and image density control method |
JP5102082B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2012-12-19 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5267916B2 (ja) | 2008-06-30 | 2013-08-21 | 株式会社リコー | 画像形成装置および画像濃度制御方法 |
JP5435343B2 (ja) | 2008-10-09 | 2014-03-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
2010
- 2010-12-16 JP JP2010280120A patent/JP5725403B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-12-15 US US13/327,208 patent/US8693902B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8693902B2 (en) | 2014-04-08 |
JP2012128221A (ja) | 2012-07-05 |
US20120155899A1 (en) | 2012-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5725403B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5102082B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5786457B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5463676B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2010008960A (ja) | 画像形成装置および画像濃度制御方法 | |
JP2009196358A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2006205682A (ja) | Ledアレイ露光装置及びこれを使用する画像形成装置 | |
US10915994B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5439874B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
US9575432B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5448077B2 (ja) | 光学センサおよび画像形成装置 | |
JP5223306B2 (ja) | 光ビーム走査装置及び画像形成装置 | |
JP6332594B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP4965487B2 (ja) | 画像形成装置および画像濃度制御方法 | |
JP5392447B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2010170109A (ja) | 光源装置、光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2008076562A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011099940A (ja) | 画像形成条件の設定方法及び画像形成装置 | |
JP2009220537A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6142542B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JPH07276704A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012155134A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2011088277A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009069663A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2005081701A (ja) | Ledプリントヘッドの光量補正方法及びそれを用いた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140829 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141028 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150306 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150319 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5725403 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |