JPH1013675A - 画像処理装置及びその方法、及びコントローラ - Google Patents

画像処理装置及びその方法、及びコントローラ

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JPH1013675A
JPH1013675A JP8159906A JP15990696A JPH1013675A JP H1013675 A JPH1013675 A JP H1013675A JP 8159906 A JP8159906 A JP 8159906A JP 15990696 A JP15990696 A JP 15990696A JP H1013675 A JPH1013675 A JP H1013675A
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halftone
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JP8159906A
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Akio Aoki
昭夫 青木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラ部及びエンジン部からなるプリ
ンタにおいて、コントローラ部における画像処理を可能
とすると、エンジン部に工場検査時にしか必要としない
手段を備える必要があり、また、コントローラ部側にお
ける画像処理が多様である場合には、必ずしも十分な対
応はできなかった。 【解決手段】 エンジン部32では、パッチジェネレー
タ8からのパッチデータに基づいて転写ドラム16上に
形成されたパッチ濃度をセンサ17で検出し、Dmax処
理部19で最大濃度制御を行い、現像高圧を制御する。
コントローラ部31では、パッチジェネレータ5からの
パッチデータに基づいて転写ドラム16上に形成された
パッチ濃度をセンサ17で検出し、該濃度データはハー
フトーン処理部20で補間された後濃度補正部3に送出
され、適切なガンマテーブルが選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法、及びコントローラに関し、例えば、多値の画像
信号を処理して中間調画像を形成する画像処理装置及び
その方法、及びコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】図12に、従来の多値画像記録が可能な
プリンタ装置の構成例を示す。図12において、201
は印刷しようとする画像情報の情報源であるホストコン
ピュータ(以下、単にホストと称する)、202はプリ
ンタ装置本体である。
【0003】プリンタ本体202は、コントローラ部2
06と、コントローラ部206から出力された印刷デー
タを受取り、記録紙上に印刷するエンジン部207で構
成される。さらに、コントローラ部206は、ホスト2
01と接続するインタフェイス203と、ホスト201
から転送されたデータを印刷する画像データとして保持
するフレームバッファ204と、フレームバッファ20
4の出力にマスキングやUCR処理を施してエンジン部
207に適合した信号に変換するリプロダクション部
(以下、RF部と称する)205とからなる。
【0004】以上の構成からなるプリンタ装置202の
動作について説明する。ホスト201から入力された多
値画像データは、インタフェイス203を介してフレー
ムバッファ204に入力され保持される。そして、プリ
ント時にはエンジン部207の記録速度に同期して、フ
レームバッファ204から画像データを読出す。読出さ
れた画像データはRF部205でエンジン部207の特
性に合わせて変換される。例えば、RGB信号で画像デ
ータが入力されたならば、エンジン部207で扱うこと
のできる信号、即ちYMCKによるフルカラー印刷であ
ればYMCKの4色の画像データに変換される。この
時、エンジン部207のプロセス特性、つまりトナー特
性や現象バイアス-濃度特性に応じて最適化されたマス
キング処理やUCR処理が施される。そしてエンジン部
207は、以上のような処理過程を経た画像データをプ
リントアウトする。
【0005】ところで、多値画像記録を行う際には、入
力される濃度レベル信号と実際に印刷される濃度との関
係が線形になり(濃度の線形性)、かつ同じ濃度レベル
信号に対して印刷される濃度は、温湿度等の条件に係わ
らず常に一定である(濃度の一定性)必要がある。しか
しながら、例えば電子写真方式等による画像形成処理を
行うプリンタ装置においては、トナーの特性や現像バイ
アス-濃度特性の変動等により、濃度の線形性や一定性
を保つのは困難である。従って、従来のプリンタ装置に
おいては、YMCKの各色毎に、エンジン部において自
動濃度制御を行っている。
【0006】図13に、中間調画像処理及び自動濃度制
御に係わるエンジン部207の詳細ブロック構成を示
す。同図において、CPU18内のDmax処理部19で
最大濃度制御処理が、ハーフトーン処理部20において
中間調画像処理が行われる。本構成においては、実際の
記録用紙への印刷に先立って、各色毎の自動濃度制御が
行われる。以下、自動濃度制御のうち、最大濃度制御を
Dmax制御、また、中間調制御をハーフトーン制御と称
し、詳細に説明する。
【0007】Dmax制御のために、パッチジェネレータ
23により作成された所定の形状を有するパッチパター
ンデータは、スイッチ10のa側接点、パルス幅変調器
11、レーザードライバ13を介して、レーザ14によ
り感光ドラム(OPC)15上の周方向に、複数のパッ
チパターンの潜像として形成される。
【0008】次に、現像高圧発生器21により前記パッ
チパターンの数に対応して段階的に変化する複数レベル
の現像バイアスを発生し、現像器22により前記潜像を
可視化する。この可視画像を転写ドラム16上に転写
し、濃度センサ17により現像バイアスに対応したパッ
チパターンの濃度を計測する。
【0009】そして、CPU18内のDmax処理部19
において、濃度センサ17による計測データの補間処理
を行い、得られた現像バイアス−画像濃度特性に基づい
て最大濃度を所定の値とすべき現像バイアスを算出し、
該現像バイアスを設定することにより最大濃度が一定に
保たれる。
【0010】Dmax制御に続いて、ハーフトーン制御が
行われる。ハーフトーン制御においては、パッチジェネ
レータ23により濃度測定のための複数の濃度レベルを
有するパッチパターンデータを用意し、Dmax制御時と
同様に感光ドラム15上に潜像を形成するが、現像バイ
アスを所定の値に保ったまま、この潜像を現像器22に
より可視化し、転写ドラム16上に転写する。この転写
された複数の濃度レベルを有するパッチパターンの濃度
をセンサ17で計測し、CPU18内のハーフトーン処
理部20において計測データの補間処理が行われ、ガン
マ特性が得られる。そして同時に、望ましい濃度値との
ズレを検出し、更にガンマROM24に格納されている
ガンマテーブルを参照して補正データが算出され、濃度
補正部9に設定される。
【0011】次に、実際の印刷動作において濃度補正が
行われる。上記の補正データは濃度補正部9内のSRA
Mにストアされ、この補正データによりコントローラ部
206からのYMCK面順次信号による多値画像データ
が、エンジン部207において各色毎に濃度補正され
る。そして、スイッチ10のb側接点、パルス幅変調器
11、レーザドライバ13を介してレーザ14により感
光ドラム15上に適正な濃度で潜像として形成され、現
像器22による現像の後、転写ドラム16に巻き付けら
れた記録用紙に4色重ね転写される。そして、不図示の
定着器において定着されることにより、エンジン部20
7における画像形成処理が終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。つまり、前述の
方式においては、コントローラ部206に搭載されたR
F部205のマスキングやUCR等の色変換特性は、エ
ンジン部207のプロセス特性と一対一に対応していな
ければならないため、例えば、コントローラ部206の
開発に際しては、エンジン部のプロセス特性の確定を待
って開発を開始せざるを得なく、開発期間が長くなると
いう問題がある。さらに、コントローラ部206には、
色変換を含む画像処理機能を自由に付加することができ
ず、製品に付加価値を付けることができないという問題
もある。
【0013】即ち、コントローラ部206とは独立した
構成となっているエンジン部207においては、印刷画
像の濃度が最適であると思われる特性に固定されてい
る。従って、コントローラ部206においてエンジン部
207にデータを出力する前に行われた画像処理は、確
実に最終的な出力画像に反映されるものではなく、種々
のユーザニーズを充分に満足させる階調や色みを表現す
ることができないという問題がある。
【0014】もし、コントローラ部206において色変
換を含む画像処理機能を自由に付加可能とすると、今度
はエンジン部207の品質を保証することができなくな
ってしまう。
【0015】このような問題点を解決するために、本出
願人により、コントローラ部に濃度測定信号発生手段
と、画像処理手段と、濃度補正手段とを設け、エンジン
部にコントローラ部とは異なる濃度測定信号発生手段
と、画像処理手段と、濃度補正手段と、第1の変調手段
と、濃度検出手段と、コントローラ部の画像処理に対応
した第2の変調手段とを設けることにより、エンジン部
内で自動濃度補正を行うと共に、濃度検出信号をコント
ローラ部に送出することにより、コントローラ部におい
ても独自の画像処理を行うことのできる画像形成装置が
提案されている(特願平7−92385)。
【0016】しかしながらこのような画像形成装置にお
いては、通常、コントローラ部側からは濃度情報が得ら
れないため、エンジン部内においてコントローラ部とは
異なる濃度測定信号発生手段によりDmax制御を行い、
続いてコントローラ部において独自の濃度測定信号発生
手段によりハーフトーン制御を行っていた。
【0017】従ってエンジン部の開発の際には、その品
質保証のため、工場においてテスト治具等によって、コ
ントローラ部とは異なる濃度測定信号発生手段によるハ
ーフトーン制御をエンジン部内で実現していた。
【0018】このため、エンジン部内に工場検査時にし
か必要としないハーフトーン制御のための濃度補正手
段、及び画像処理手段等を備えることになるという問題
点があった。
【0019】また、エンジン部は濃度測定信号発生手段
を1つしか備えていないために、異なるコントローラ
部、即ちコントローラ部側における画像処理が多様であ
る場合には、必ずしも十分な対応はできなかった。
【0020】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、エンジン部にテスト用の手段を備え
ることなく、コントローラ部においても独自の画像処理
を可能とすることにより、よりフレキシブルな開発を可
能とする画像処理装置及びその方法、及びコントローラ
を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明のコントローラは以下の構
成を備える。
【0022】即ち、画像データに対して補正データに基
づいて中間調濃度補正を行い、該補正された画像データ
を画像形成部に送信するコントローラであって、前記画
像形成部と双方向通信する双方向通信手段と、前記双方
向通信により得られた前記画像形成部で形成されたパッ
チを示すデータに基づき、前記補正データを生成する生
成手段とを有することを特徴とする。
【0023】さらに、前記画像形成部により前記パッチ
を形成する際に用いるパッチデータを発生するパッチデ
ータ発生手段を有することを特徴とする。
【0024】例えば、前記画像形成部は最大濃度制御を
行う最大濃度制御手段を有することを特徴とする。
【0025】また、上述した目的を達成するための一手
段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を備え
る。
【0026】即ち、入力された画像情報を多値画像信号
に変換するコントローラ部と、その多値画像信号に基づ
いて画像を形成するエンジン部とを備えた画像処理装置
であって、前記コントローラ部は、前記画像情報を処理
する画像処理手段と、自動的に中間調濃度制御処理を行
う中間調制御手段とを備え、前記エンジン部は、前記多
値画像信号に基づき画像を形成する画像形成手段と、自
動的に最大濃度制御処理を行う最大濃度制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0027】更に、前記エンジン部と前記コントローラ
部の間で双方向通信を行う双方向通信手段を有すること
を特徴とする。
【0028】例えば、前記最大濃度制御手段による最大
濃度制御処理は、前記エンジン部内で完結していること
を特徴とする。
【0029】例えば、前記中間調制御手段は、疑似中間
調処理を行うことを特徴とする。
【0030】例えば、前記中間調制御手段は、2値画像
処理を行うことを特徴とする。
【0031】例えば、前記中間調制御手段は、濃度補正
パラメータを外部機器からダウンロードすることを特徴
とする。
【0032】例えば、前記画像形成手段は、前記多値画
像信号に対して中央成長型パルス幅変調、または左成長
型パルス幅変調、または右成長型パルス幅変調、または
これらの変調の任意の組み合わせにより変調を行うこと
を特徴とする。
【0033】また、入力された画像情報を多値画像信号
に変換するコントローラ部と、その多値画像信号に基づ
いて画像を形成するエンジン部とを備えた画像処理装置
であって、前記コントローラ部は、前記画像情報に対し
て中間調処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段
に対応した第1の濃度補正手段および第1の濃度測定信
号発生手段とを有し、前記エンジン部は、前記画像処理
手段に対応した変調手段と、前記第1の濃度測定信号発
生手段と異なる第2の濃度測定信号発生手段と、前記第
1の濃度測定信号または前記第2の濃度測定信号に基づ
いて形成した画像の濃度を検出する検出手段と、前記検
出手段の検出結果に基づいて画像の最大濃度を制御する
最大濃度制御手段を有し、前記エンジン部は、前記検出
手段の検出結果を前記コントローラ部へ送出することを
特徴とする。
【0034】また、上述した目的を達成するための一手
法として、本発明の画像処理方法は以下の工程を備え
る。
【0035】即ち、画像データに対して補正データに基
づき中間調濃度補正を行う補正ステップと、前記補正ス
テップで補正した画像データを、双方向通信により画像
形成部へ送信する送信ステップと、前記双方向通信によ
り得られた前記画像形成部で形成されたパッチを示すデ
ータに基づき、前記補正データを生成する生成ステップ
とを有することを特徴とする。
【0036】また、入力された画像情報を多値画像信号
に変換する変換処理と、前記変換ステップで得た多値画
像信号に基づいて画像を形成する形成処理とを備えた画
像処理方法であって、前記変換処理は、前記画像情報を
処理する画像処理ステップと、自動的に中間調制御処理
を行う中間調制御ステップとを含み、前記形成処理は、
前記多値画像信号に基づき画像を形成する画像形成ステ
ップと、自動的に最大濃度制御処理を行う最大濃度制御
処理ステップとを含むことを特徴とする。
【0037】また、入力された画像情報を多値画像信号
に変換し、その多値画像信号に基づいて画像を形成する
画像形成方法であって、前記画像情報に対して中間調処
理を施す画像処理ステップと、該画像処理ステップに対
応した第1の濃度補正ステップおよび第1の濃度測定信
号発生ステップとを含むコントロール処理と、前記画像
処理ステップに対応した変調ステップと、前記第1の濃
度測定信号発生ステップとは異なる第2の濃度測定信号
発生ステップと、前記第1の濃度測定信号または前記第
2の濃度測定信号に基づいて画像を形成する画像形成ス
テップとを含む画像形成処理と、前記画像形成ステップ
において形成された画像の濃度を検出する検出ステップ
と、該検出ステップの検出結果に基づいて画像の濃度を
制御する制御ステップとを含む濃度制御処理とを備え、
前記濃度制御処理は前記検出ステップの検出結果を前記
コントロール処理へ送ることを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0039】<第1実施形態>図14は本実施例におけ
るカラーLBP(レーザビームプリンタ)の構成例を示
す図である。
【0040】同図において、給紙部101から給紙され
た転写紙Pは、搬送路102を介して、その先端をグリ
ッパ103fにより挾持されて、転写ドラム103の外
周に保持される。光学ユニット117により感光ドラム
100上に各色毎に形成された潜像は、各色の現像器D
y,Dc,Dm,Dbにより現像されて、転写ドラム1
03の外周の記録紙102に複数回転写されることによ
り、多色画像が形成される。その後、転写紙Pは分離爪
113により転写ドラム103から分離されて、定着ユ
ニット104でトナーが定着され、排紙部105を介し
て排紙トレー106に排出されるか、または排紙トレー
115に排出される。
【0041】各色の現像器Dy,Dc,Dm,Dbは、
それぞれの両端に回転軸を有し、それぞれが該軸を中心
に回転可能になるように現像器選択機構部108に保持
されている。各色現像器Dy,Dc,Dm,Dbは、そ
の姿勢を一定に維持した状態で現像器選択のための回転
がなされる。そして選択された現像器が現像位置に移動
後、現像器選択機構部108は選択機構保持フレーム1
09と一体で、ソレノイド109aにより支点109b
を中心として感光ドラム100方向に移動位置を決定さ
れる。
【0042】次に、上記構成のカラーLBPの動作につ
いて具体的に説明する。まず、帯電器111によって感
光ドラム100が所定の極性に均一に帯電され、レーザ
ビーム光Lによる露光によって、感光ドラム100上に
例えば、M(マゼンタ)色の潜像が現像され、感光体ド
ラム100上にM(マゼンタ)色の第一のトナー像が形
成される。
【0043】一方、所定のタイミングで転写紙Pが給紙
され、トナーと反対極性(例えばプラス極性)の転写バ
イアス電圧(例えば+1.8kV)が転写ドラム103
に印加され、感光ドラム100上の第一のトナー像が転
写紙Pに転写されるとともに、転写紙Pが転写ドラム1
03の表面に静電吸着される。その後、感光ドラム10
0はクリーナ112によって残留するM(マゼンタ)色
トナーが除去され、次の色の潜像形成および現像行程に
備える。
【0044】次に、前記感光体ドラム100上にレーザ
ビーム光LによりC(シアン)色の第二の潜像が形成さ
れ、次いでC(シアン)色の現像器Dcにより感光体ド
ラム100上の第二の潜像が現像されてC(シアン)色
の第二のトナー像が形成される。そして、このC(シア
ン)色の第二のトナー像は、先に転写紙Pに転写された
M(マゼンタ)色の第一のトナー像の位置に合わせて転
写紙Pに転写される。この二色目のトナー像の転写にお
いては、転写紙が転写部に達する直前に、転写ドラム1
03に第一のトナー像の転写時よりも高いバイアス電圧
が印加される。同様にして、Y(イエロー)色,K(ブ
ラック)色の第三,第四の潜像が感光体ドラム100上
に順次形成され、それぞれが現像器Dy,Dbによって
順次現像され、転写紙Pに先に転写されたトナー像と位
置合わせされてY(イエロー)色,K(ブラック)色の
第三,第四の各トナー像が順次転写される。
【0045】以上説明したようにして、転写紙P上に四
色のトナー像が重なった状態で形成されることになる。
これら三色目,四色目のトナー像の転写においても、転
写紙が転写部に達する直前に転写ドラム103に第二の
トナー像の転写時よりも高いバイアス電圧が印加され
る。
【0046】このように、各色のトナー像の転写を行う
ごとに転写バイアス電圧を高くしていくのは、転写効率
の低下を防止するためである。転写効率の低下の主な原
因は、転写後に転写紙が感光ドラム100から離れる際
に、気中放電により転写紙表面が転写バイアス電圧と逆
極性に帯電し(転写紙を担持している転写ドラム表面も
若干帯電する)、この帯電電荷が転写ごとに蓄積される
ため、転写バイアス電圧が一定であると転写毎に転写電
界が低下していってしまう。
【0047】本実施例においては、上記第四色目の転写
の際に、転写紙先端が転写開始位置に達したとき(その
直前直後を含む)に、交流電圧に、第四のトナー像の転
写時に印加された転写バイアスと同極性でかつ同電位の
直流バイアス電圧を重畳させて、帯電器111に印加す
ることにより、感光ドラム100を放電させる。このよ
うに四色目の転写の際に、転写紙先端が転写開始位置に
達したときに帯電器111を動作させるのは、転写ムラ
を防止するためである。とくにフルカラー画像の転写に
おいては僅かな転写むらが発生しても色の違いとして目
立ち易く、従って、上述したように帯電器111に所要
のバイアス電圧を印加して放電動作を行わせることが必
要になる。
【0048】この後、4色のトナー像が重畳転写された
転写紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪113
が接近してその先端が転写ドラム103の表面に接触
し、転写紙Pを転写ドラム103から分離させる。分離
爪113の先端は転写ドラム表面との接触状態を保ち、
その後転写ドラム103から離れて元の位置に戻る。帯
電器111は上記のように転写紙の先端が最終色の転写
開始位置に達した時から転写紙の後端が転写ドラム10
3を離れるまで作動して、転写紙上の蓄積電荷(トナー
と反対極性)を除電し、分離爪113による転写紙の分
離を容易にするとともに、分離時の気中放電を減少させ
る。なお、転写紙の後端が転写終了位置(感光ドラム1
00と転写ドラム103とが形成するニップ部の出口)
に達したときに、転写ドラム103に印加する転写バイ
アス電圧をオフ(接地電位)にする。これと同時に、帯
電器111に印加していたバイアス電圧もオフにする。
【0049】そして、分離された転写紙Pは定着器10
4に搬送され、ここで転写紙上のトナー像が定着されて
排紙トレイ115上に排出される。以上が本実施例に用
いたカラーLBPにおける印刷工程である。
【0050】図1に、本実施形態のLBPにおけるコン
トローラ部とエンジン部のブロック構成を示す。
【0051】図1において、31がコントローラ部であ
り、32がエンジン部である。
【0052】コントローラ部31内において、1はRF
部であり、マスキングやUCR等の色変換処理を行う。
RF部1から出力されたYMCK面順次の画像信号は、
中間調画像処理部2,濃度補正部3を経てスイッチ4の
b端子に供給される。スイッチ4のa端子にはパッチジ
ェネレータ5が接続されており、スイッチ4は濃度制御
時とプリント時とでその接続が切り替えられる。そし
て、スイッチ4の出力はエンジン部32のスイッチ6の
一方の入力端子(a端子)に供給される。
【0053】一方、スイッチ6の他の出力端子(b端
子)は、コントローラ部31におけるパッチジェネレー
タ5とは独立した、エンジン部32内のパッチジェネレ
ータ8に供給される。スイッチ6の出力は、変調器7を
経てレーザドライバ13に供給される。
【0054】以後、レーザ14により不図示のスキャナ
を介して感光ドラム15上に潜像を形成し、該潜像は濃
度制御時には転写ドラム16上に、またプリント時には
転写ドラム16に巻き付けた記録用紙上に転写されるの
は従来例と同様である。また、濃度センサ17、及びC
PU18内のDmax処理部19、現像高圧発生部21、
現像器22の構成も上述した従来例と同様であるため、
説明を省略する。
【0055】次に、上述した構成における動作説明を行
う。
【0056】本実施形態のエンジン部32における変調
器7は、例えば600dpiで画素毎に画素の左端から
成長するドットと、画素の中央から成長するドットと、
画素の右端から成長するドットとを位置情報により選択
的に切り換え可能な(600dpi−L/R/C−PW
M処理)パルス幅変調器である。また、コントローラ部
31は、このパルス幅変調器7を用いてハーフトーンを
再現するための処理を中間調画像処理部2において行
う。ここで、中間調画像処理部2における処理のアルゴ
リズムはコントローラ部31の開発の際に決定されるも
のであり、通常エンジン部32の開発時には開示されな
いため、ここではその詳細な説明は行なわない。
【0057】一方、エンジン部32のパッチジェネレー
タ8には、600dpiの複数画素からなる一般的なデ
ィザマトリクスを用いて構成されたパッチパターンが格
納されている。尚、このパッチパターンは、コントロー
ラ部31の開発の際に予め開示される。
【0058】本実施形態の画像処理装置においては、実
際の印刷に先だって自動濃度制御が行われる。まず、図
9と図10を用いてエンジン部32における最大濃度制
御(Dmax制御)について説明する。
【0059】図9に示す様に、Dmax制御のために各色
毎にパッチジェネレータ8により作成された所定の濃度
レベルを有する例えば8個のパッチデータ(No.1〜
No.8)が、スイッチ6のb側接点、パルス幅変調器
7、レーザドライバ13を介してレーザ14により感光
ドラム15の上の周方向に各色8個のパッチパターンの
潜像として形成される。なお、図9では、一般的なディ
ザマトリクスにより所定の濃度のパッチが形成される様
子を示している。
【0060】次に、現像高圧発生器21により前記パッ
チパターンの数に対応して段階的に変化する複数レベル
の現像バイアスV1〜V8を発生し、現像器22により前
記潜像を可視化する。この8個の可視画像を転写ドラム
16上に転写し、濃度センサ17により各現像バイアス
に対応した各パッチパターン毎の濃度を計測する。
【0061】そして、CPU18内のDmax処理部19
において計測データの補間処理を行い、図10の如く得
られた現像バイアス−画像濃度特性から最大濃度が得ら
れる現像バイアスを算出して、その算出結果に基づいて
現像バイアスを設定することにより最大濃度を一定に保
つ。なお、Dmax制御は帯電電圧や定着温度などの他の
プロセス条件を制御しても構わない。
【0062】以上説明した様に本実施形態においては、
エンジン部32内でDmax制御が完結していることを特
徴とし、これにより、エンジン部32において形成され
る画像の最大濃度を保証することができる。
【0063】以上説明したDmax制御に続いて、次にコ
ントローラ部31においてハーフトーン制御が行われ
る。以下、本実施形態のハーフトーン制御、即ち、コン
トローラ部31が行う中間調画像処理に対する印刷及び
濃度制御について説明する。
【0064】まず、印刷処理について説明する。
【0065】図1において、RF部1にて得られた任意
のY/M/C/K信号は、例えば600dpiの多値画
像データとして面順次に中間調画像処理部2に供給され
る。中間調画像処理部2では、例えば600線単位の各
画素を主走査方向に3画素毎にグループ化したスーパー
ピクセルを形成し、各画素毎の6ビットデータ及び2ビ
ットの位置情報として濃度補正部3に供給する。
【0066】濃度補正部3の出力はスイッチ4経由でエ
ンジン部32に供給される。実際の印刷時にはスイッチ
4はb端子側に、スイッチ6はa端子側にそれぞれ接続
され、従って前記画像データ及び位置情報は変調器7に
供給され、さらにレーザドライバ13に供給される。変
調器7は、例えば2ビットの位置情報に基づき、600
dpiの各画素に対応して画素の中央から成長する中央
成長型パルス幅変調と、画素の左端から成長する左成長
型パルス幅変調と、画素の右端から成長する右成長型パ
ルス幅変調を選択的に行うことの可能なパルス幅変調器
である。
【0067】ここで図7に、コントローラ部31におけ
る中間調画像処理部2,濃度補正部3、及びエンジン部
32における変調器7の詳細なブロック構成例を示す。
なお、スイッチはここでの動作説明には必要ないので省
略してある。
【0068】RF部1からの例えば8ビットの多値画像
データVideo0〜7は、中間調画像処理部2で各画素毎の
6ビットデータと2ビットの位置情報に変換され、各画
素毎の6ビットデータはガンマ補正RAM82に、2ビ
ットの位置情報Pos0,Pos1はエンジン部32のカウ
ンタ85にそれぞれ供給される。ガンマ補正RAM82
は、入力された6ビットデータを、後述する演算部87
からの補正データにより濃度補正した6ビットの画像デ
ータを出力する。この濃度補正された画像データは、V
CLKに同期するラッチ83にラッチされる。
【0069】一方、84はクロック発生器で、画像クロ
ック信号VCLKの128倍の周波数のクロック信号S
CLKを発生する。85はカウンタで、クロック信号S
CLKをアップ/ダウンカウントする。すなわち、入力
の一画素は64階調であるので、位置情報信号Pos0,
Pos1に従って、画像クロックVCLKの一周期間に6
4アップカウントし、続いて64ダウンカウントするこ
とにより、その出力値は、図8に一例を示すような‘0
0’〜‘3f’の三角波91になる。また、2クロック
毎のアップカウントにより右上がりの鋸歯波92や、2
クロック毎のダウンカウントにより右下がりの鋸歯波9
3を発生することもできる。
【0070】86はコンパレータで、ラッチ83とカウ
ンタ85の出力を比較することによって、ガンマ補正後
の画像データをパルス幅変調する。レーザドライバ13
は、このパルス幅変調された信号に応じてレーザ14を
ドライブすることにより、画素の中央から成長するドッ
トと、画素の左端から成長するドットと、画素の右端か
ら成長するドットとが、位置情報により選択的に形成さ
れ中間調画像を再現することができる。
【0071】次に、コントローラ部31における濃度制
御について説明する。
【0072】コントローラ部31のパッチジェネレータ
5にて生成された、例えば各色毎に8レベルのパッチパ
ターンが感光ドラム15の上の周方向に潜像として形成
される。そして、上記Dmax制御により決定された一定
の現像バイアスVにより現像され、転写ドラム16上に
可視像が形成される。このパッチパターンは濃度センサ
17によって各色濃度が計測され、該濃度データはCP
U18内のハーフトーン処理部20に入力される。図5
に、転写ドラム16上にパッチパターン70が形成され
る様子を示す。また、図11は形成されたパッチを示す
図である。
【0073】ハーフトーン処理部20では、各色毎に得
られた8個の濃度データに対して補間処理を行うことに
より、図6の72に示す様な濃度特性を得る。該濃度デ
ータは、コントローラ部31の濃度補正部3に送られ
る。
【0074】濃度補正部3における演算部87は、受信
した濃度特性72が目標特性73とかけ離れている場
合、ガンマROM88内のガンマテーブルを参照して補
正データを算出し、ガンマ補正RAM82にストアす
る。この補正データにより、前述したように印刷時にお
いて、中間調画像処理部2の出力データが濃度補正部3
で補正される。
【0075】なお、本実施形態で使用されるガンマテー
ブルは、濃度検出ポイント(転写ドラム16)と実際の
定着画像との濃度差や環境(温度や湿度)による濃度差
等を吸収するためのデータであり、コントローラ部31
はエンジン部32からの温湿度情報により、所望のテー
ブルを選択して補正を行う。
【0076】以上説明した様に本実施形態によれば、エ
ンジン部32内で完結するDmax制御を行って、エンジ
ンの画像の最大濃度を保証する。また、コントローラ部
31において、エンジン部32からの濃度検出信号を用
いて、コントローラ部31内の画像処理を前提としてコ
ントローラ部31及びエンジン部32に跨る自動濃度制
御を行う。これにより、コントローラ部31に独自の機
能をに付加することができる。
【0077】さらに、コントローラ部31を開発する際
に、コントローラ部で発生する濃度測定信号と、エンジ
ン部からの濃度情報とを用いて、エンジン部のプロセス
特性を把握することにより、その仕様の自由度が上が
り、開発期間を短縮することができる。
【0078】<変形例>以下、上述した第1実施形態の
変形例にかかる画像処理装置について説明する。尚、上
述した第1実施形態と略同様の構成については、同一符
号を付し、その詳細説明を省略する。
【0079】図2は第1実施形態の変形例の構成例を示
すブロック図である。
【0080】例えば、コントローラ部31は擬似中間調
画像処理部101でディザ法による画像処理を行う。従
って、濃度補正部3とパッチジェネレータ8はディザ法
に最適化されている。
【0081】このように構成することで、コントローラ
部31の開発の際に、所望するディザ法に最適化された
画像処理装置を提供することが可能になる。
【0082】また、疑似中間調だけでなく、2値画像に
対して例えばスムージングやエッジ強調等の最適化処理
を行っても良い。
【0083】以下、第2の変形例にかかる画像処理装置
を説明する。なお、上述した第1実施形態と略同様の構
成については同一符号を付し、その詳細説明を省略す
る。
【0084】図3は第2の変形例の構成例を示すブロッ
ク図である。図3に示す構成においては、パッチジェネ
レータ8の他に、更にパッチジェネレータ108を追加
する。これにより、コントローラ部31における中間調
画像処理部2の構成が変わっても柔軟に対応することが
可能となる。
【0085】以下、本発明にかかる第3の変形例の画像
処理装置を図4を用いて説明する。なお、上述した第1
実施形態と略同様の構成については同一符号を付し、そ
の詳細説明を省略する。
【0086】図4は第3の変形例の構成例を示すブロッ
ク図である。コントローラ部31は、ホストコンピュー
タなどからガンマテーブルをダウンロードするために、
ガンマROM88に代わってガンマRAM111を備え
ている。
【0087】このような構成をとることにより、コント
ローラ部31はエンジン部32のバージョンアップ等に
迅速に対応することができる。
【0088】以上説明した各実施形態によれば、コント
ローラ部31においても独自の画像処理を行うことがで
き、その結果、一種類のエンジン部32に対して多様な
コントローラ部31を対応させることができ、画像処理
装置のバリエーションを拡大することが可能になる。
【0089】以上説明したように、第1実施形態および
その変形例によれば、コントローラ部31においても独
自の画像処理を行うことができる画像処理装置を提供す
ることにより、上述したコントローラ部31の開発期間
が長くなるという問題や、色変換を含む画像処理機能を
自由に付加することができない問題、さらには、コント
ローラ部31に画像処理機能を自由に付加することを許
可した場合のエンジン部32の品質を保証することがで
きないという問題などを解決することができる。
【0090】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0091】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0092】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0093】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0094】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0095】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、エン
ジン部内ではパッチ濃度の検出信号に応じて画像の最大
濃度を制御し、更に濃度検出信号をコントローラ部に送
出する。そしてコントローラ部では中間調制御を行うこ
とにより、エンジン部内に工場検査時にしか必要としな
い中間調制御のための手段を備える必要がなくなり、コ
ントローラ部においても独自の画像処理を行うことので
きる画像処理装置を安価に提供することが可能となっ
た。
【0097】またその結果、1種類のエンジンに対し多
様なコントローラを対応させることができ、プリンタの
バリエーションを拡大することが可能となった。
【0098】従って、上述した開発期間が長くなるとい
う問題や、色変換を含む画像処理機能を自由に付加する
ことができない問題、さらには、画像処理機能を自由に
付加することを許可した場合のエンジンの品質を保証す
ることができないという問題などを解決することができ
る。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の画像処理装置におけ
るコントローラ部とエンジン部の構成例を示すブロック
図である。
【図2】本実施形態における第1の変形例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本実施形態における第2の変形例を示すブロッ
ク図である。
【図4】本実施形態における第3の変形例を示すブロッ
ク図である。
【図5】本実施形態における転写ドラムへのパッチ形成
の様子を示す図である。
【図6】本実施形態において測定された濃度特性の一例
を示す図である。
【図7】本実施形態における中間調画像処理部、濃度補
正部、変調器の詳細構成を示すブロック図である。
【図8】本実施形態における変調部7のカウンタ出力例
を示す図である。
【図9】本実施形態におけるDmax制御用パッチパター
ン例を示す図である。
【図10】本実施形態におけるDmax制御を説明するた
めの図である。
【図11】本実施形態におけるハーフトーン制御用パッ
チパターン例を示す図である。
【図12】従来のプリンタ装置の構成を示す図である。
【図13】従来のプリンタ装置におけるコントローラ部
及びエンジン部の構成を示すブロック図である。
【図14】本実施形態にかかる画像処理装置の一例であ
るLBPの概要構成を示す図である。
【符号の説明】
1 RF部 2 中間調画像処理部 3 濃度補正部 4,6 スイッチ 5,8 パッチジェネレータ 7 変調器 13 レーザドライバ 14 レーザ 15 感光ドラム 16 転写ドラム 17 センサ 18 CPU 19 Dmax処理部 20 ハーフトーン処理部 21 現像高圧発生部 22 現像器 31 コントローラ部 32 エンジン部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに対して補正データに基づい
    て中間調濃度補正を行い、該補正された画像データを画
    像形成部に送信するコントローラであって、 前記画像形成部と双方向通信する双方向通信手段と、 前記双方向通信により得られた前記画像形成部で形成さ
    れたパッチを示すデータに基づき、前記補正データを生
    成する生成手段とを有することを特徴とするコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 さらに、前記画像形成部により前記パッ
    チを形成する際に用いるパッチデータを発生するパッチ
    データ発生手段を有することを特徴とする請求項1記載
    のコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記画像形成部は最大濃度制御を行う最
    大濃度制御手段を有することを特徴とする請求項2記載
    のコントローラ。
  4. 【請求項4】 入力された画像情報を多値画像信号に変
    換するコントローラ部と、その多値画像信号に基づいて
    画像を形成するエンジン部とを備えた画像処理装置であ
    って、 前記コントローラ部は、前記画像情報を処理する画像処
    理手段と、自動的に中間調濃度制御処理を行う中間調制
    御手段とを備え、 前記エンジン部は、前記多値画像信号に基づき画像を形
    成する画像形成手段と、自動的に最大濃度制御処理を行
    う最大濃度制御手段とを備えることを特徴とする画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記エンジン部と前記コントロー
    ラ部の間で双方向通信を行う双方向通信手段を有するこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記最大濃度制御手段による最大濃度制
    御処理は、前記エンジン部内で完結していることを特徴
    とする請求項4記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記中間調制御手段は、疑似中間調処理
    を行うことを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記中間調制御手段は、2値画像処理を
    行うことを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記中間調制御手段は、濃度補正パラメ
    ータを外部機器からダウンロードすることを特徴とする
    請求項4記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成手段は、前記多値画像信
    号に対して中央成長型パルス幅変調、または左成長型パ
    ルス幅変調、または右成長型パルス幅変調、またはこれ
    らの変調の任意の組み合わせにより変調を行うことを特
    徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 入力された画像情報を多値画像信号に
    変換するコントローラ部と、その多値画像信号に基づい
    て画像を形成するエンジン部とを備えた画像処理装置で
    あって、 前記コントローラ部は、 前記画像情報に対して中間調処理を施す画像処理手段
    と、 前記画像処理手段に対応した第1の濃度補正手段および
    第1の濃度測定信号発生手段とを有し、 前記エンジン部は、 前記画像処理手段に対応した変調手段と、 前記第1の濃度測定信号発生手段と異なる第2の濃度測
    定信号発生手段と、 前記第1の濃度測定信号または前記第2の濃度測定信号
    に基づいて形成した画像の濃度を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて画像の最大濃度を制
    御する最大濃度制御手段を有し、 前記エンジン部は、前記検出手段の検出結果を前記コン
    トローラ部へ送出することを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 画像データに対して補正データに基づ
    き中間調濃度補正を行う補正ステップと、 前記補正ステップで補正した画像データを、双方向通信
    により画像形成部へ送信する送信ステップと、 前記双方向通信により得られた前記画像形成部で形成さ
    れたパッチを示すデータに基づき、前記補正データを生
    成する生成ステップとを有することを特徴とする画像処
    理方法。
  13. 【請求項13】 入力された画像情報を多値画像信号に
    変換する変換処理と、前記変換ステップで得た多値画像
    信号に基づいて画像を形成する形成処理とを備えた画像
    処理方法であって、 前記変換処理は、前記画像情報を処理する画像処理ステ
    ップと、自動的に中間調制御処理を行う中間調制御ステ
    ップとを含み、 前記形成処理は、前記多値画像信号に基づき画像を形成
    する画像形成ステップと、自動的に最大濃度制御処理を
    行う最大濃度制御処理ステップとを含むことを特徴とす
    る画像処理方法。
  14. 【請求項14】 入力された画像情報を多値画像信号に
    変換し、その多値画像信号に基づいて画像を形成する画
    像形成方法であって、 前記画像情報に対して中間調処理を施す画像処理ステッ
    プと、該画像処理ステップに対応した第1の濃度補正ス
    テップおよび第1の濃度測定信号発生ステップとを含む
    コントロール処理と、 前記画像処理ステップに対応した変調ステップと、前記
    第1の濃度測定信号発生ステップとは異なる第2の濃度
    測定信号発生ステップと、前記第1の濃度測定信号また
    は前記第2の濃度測定信号に基づいて画像を形成する画
    像形成ステップとを含む画像形成処理と、 前記画像形成ステップにおいて形成された画像の濃度を
    検出する検出ステップと、該検出ステップの検出結果に
    基づいて画像の濃度を制御する制御ステップとを含む濃
    度制御処理とを備え、 前記濃度制御処理は前記検出ステップの検出結果を前記
    コントロール処理へ送ることを特徴とする画像処理方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8693902B2 (en) 2010-12-16 2014-04-08 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus
US11592772B2 (en) 2021-05-14 2023-02-28 Canon Kabushiki Kaisha Density acquisition assistance technique for image forming apparatus

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