JP2000227687A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000227687A
JP2000227687A JP11030469A JP3046999A JP2000227687A JP 2000227687 A JP2000227687 A JP 2000227687A JP 11030469 A JP11030469 A JP 11030469A JP 3046999 A JP3046999 A JP 3046999A JP 2000227687 A JP2000227687 A JP 2000227687A
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Japan
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image
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forming condition
developing
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JP11030469A
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English (en)
Inventor
Shigeru Tsukada
茂 塚田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2000227687A publication Critical patent/JP2000227687A/ja
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切なタイミングで画像形成条件の調整を行
うことにより高い画質と良好な操作性を兼ね備えた画像
形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 タイマ420で測定した経過時間に基づ
き画像形成条件の調整の要否を判定する第1の判定手段
440、および、第1の判定手段440により画像形成
条件の調整の要ありと判定された場合に、湿度センサ4
30で測定した湿度に基づき画像形成条件の調整を画像
形成の前または後のいずれのタイミングで行うかを判定
する第2の判定手段450を備え、画像形成条件の調整
を行うには、帯電量可変装置630により感光体500
の帯電量を制御するとともに現像バイアス可変装置64
0によりロータリ現像装置520の各現像器の現像バイ
アスを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機やプリンタなどに用いられる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像品質を一定に保つために定期
的にあるいは画像形成装置の起動時などに画像形成条件
を調整する機能を備えた画像形成装置についての提案が
種々なされている。例えば、特公平3−15182号公
報には、所定の画像形成回数ごとに画像形成条件を調整
するという方式、特開平3−119371号公報には、
画像形成装置の休止時間が所定の時間を超えた場合に画
像形成条件を調整するという方式、特開平4−2672
73号公報には、電源オン時のフューザ温度が所定の温
度以下である場合に画像形成条件を調整するという方
式、また、特開平7−104535号公報には、感光体
上に基準パッチトナー像を形成しそのトナー像濃度を測
定してその測定値が基準値とずれていた場合に画像形成
条件を調整するという方式などが開示されている。
【0003】このように、画像形成条件を調整する方式
には、大別して、画像形成に先立って行うか、あるいは
画像形成後に行うかの二通りの方式があるが、画像形成
に先立って画像形成条件の調整を行う方式ではプリント
命令が出されてからプリント出力されるまでの待ち時間
が長くなり、操作性を低下させるという問題がある。一
方、画像形成後に調整を行う方式では画像形成条件調整
前に形成される画像品質が保証されないという問題があ
る。そのため、現状では画像形成前に画像形成条件を調
整する方式を採用せざるをえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のよう
に、プリント出力までの待ち時間は画像形成装置にとり
極めて重要な性能であるため、画像形成前の画像形成条
件調整は必要最低限にとどめたいという強い要請があ
る。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、適切なタイ
ミングで画像形成条件の調整を行うことにより高画質と
良好な操作性を兼ね備えた画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の画像形成装置は、感光体上に潜像を形成しその潜
像をトナーで現像して感光体上にトナー像を形成する画
像形成装置において、上記潜像を形成する際の潜像形成
条件および潜像を現像する際の現像条件を含む画像形成
条件の調整を行う画像形成条件調整手段、経時的に変化
する情報に基づき上記画像形成条件の調整の要否を判定
する第1の判定手段、および上記第1の判定手段により
上記画像形成条件の調整の要ありと判定された場合に、
偶発的に変化する情報に基づき上記画像形成条件の調整
を画像形成の前または後のいずれのタイミングで行うか
を判定する第2の判定手段を備えたことを特徴とする。
【0007】ここで、上記第1の判定手段が、上記経時
的に変化する情報として、前回の画像形成条件の調整以
降のプリント枚数または経過時間を用いて判定を行うも
のであることが好ましい態様である。
【0008】また、上記第2の判定手段が、上記偶発的
に変化する情報として、湿度および/または温度を用い
て判定を行うものであることも好ましい態様の一つであ
る。
【0009】
【実施の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の画
像形成装置の実施の形態について説明する。
【0010】図1は、本発明の画像形成装置が適用され
るカラー複写機の全体構成図であり、図2は、図1に示
すカラー複写機のブロック図である。
【0011】図1に示すように、このカラー複写機1
は、大きく分けて、原稿台11上に載置された原稿10
を読み取るスキャナ部100、読み取った画像データを
処理する画像処理部200、処理された画像データに従
ってレーザ330を駆動して感光体500表面に光ビー
ムを照射するROS光学部300、および感光体500
上に画像を形成する画像形成部400の4つの部分から
なる。
【0012】スキャナ部100では、図2に示すよう
に、原稿10は露光ランプ110で照射され、その反射
光がCCD120で読み取られる。CCD120からの
出力信号は増幅器130で適当なレベルまで増幅された
後、A/D変換器140で8ビットのディジタル画像デ
ータに変換される。このディジタル画像データは、シェ
ーディング補正回路150によるシェーディング補正処
理、ギャップ補正回路160によるギャップ補正処理が
施された後、濃度変換器170により反射率データから
濃度データに変換されて画像処理部200へ送られる。
【0013】画像処理部200では、色信号変換部21
0でカラー複写機としての基本的な画像処理、即ち色信
号変換、墨再生(UCR)、MTF処理などが行なわ
れ、Black,Yellow,Magenta,Cy
anの4色の画像データに変換される。次に、ガンマ補
正回路220でスキャナ部100と画像形成部400の
階調性にあわせて各色の階調補正が行われる。次にD/
A変換器230でアナログデータに変換されてセレクタ
240に送られる。
【0014】画像処理部200には、画像形成条件調整
モードで使用する基準パッチ信号を発生するパッチ信号
発生手段270が備えられており、ここで発生した基準
パッチ信号はセレクタ240に送られる。セレクタ24
0は、このカラー複写機1が通常のコピーモードに設定
されている時は、D/A変換器230からのアナログ画
像データとパッチ信号発生手段270からの基準パッチ
信号のうち、アナログ画像データの方を選択して比較器
260へ送る。しかし、このカラー複写機1が画像形成
条件調整モードに設定され、後述する画像形成部400
の演算装置410から基準パッチ作成の指示が出される
と、セレクタ240はパッチ信号発生手段270からの
基準パッチ信号の方を選択して比較器260へ送る。
【0015】比較器260では、セレクタ240から送
られてくる画像データが、三角波発生器250から送ら
れてくる所定周期の三角波信号と比較され、パルス幅変
調された2値画像データに変換される。
【0016】図3は、パルス幅変調による画像データ2
値化の説明図である。
【0017】比較器260(図2参照)にアナログ画像
データAと三角波Tとが入力されると、図3に示すよう
に、破線で示した階段状のアナログ画像データAが、実
線で示した三角波Tより大きい区間では「0」すなわち
レーザOFFとなり、アナログ画像データAが、三角波
Tより小さい区間では「1」すなわちレーザONとなる
2値画像データが比較器260から出力され、ROS光
学部300へ送られる。
【0018】ROS光学部300には、画像形成部40
0の演算装置410により制御されるレーザ光量可変装
置320が備えられており、レーザ駆動回路310を介
してレーザ330のレーザ光量を制御するようになって
いる。レーザ駆動回路310は比較器260より送られ
た2値化データに基づきレーザ330をON/OFF制
御する。レーザ330から発せられたレーザ光はポリゴ
ンミラー340により偏向されfθレンズ350、反射
ミラー360を介して画像形成部400の感光体500
へ導かれる。
【0019】図1及び図2に示すように、画像形成部4
00には、画像形成条件調整モード時の制御を含む画像
形成プロセス全体を制御する演算装置410、表面に潜
像を担持しながら矢印A方向に回転する感光体500、
感光体500表面の電位を測定する電位計510、感光
体上の潜像を現像するためのロータリ現像装置520、
感光体500上のパッチ濃度を測定する光センサ53
0、感光体上のトナー像を用紙Pに転写するための転写
コロトロン540、用紙Pを表面に担持して矢印B方向
に回転する転写ドラム600、クリーナ装置550、除
電ランプ560、帯電装置570、トナーディスペンス
装置580が備えられている。ロータリ現像装置520
に備えられた4つの現像器521,522,523,5
24は、それぞれBlack,Yellow,Mage
nta,Cyanのトナー用の現像器であり、これらの
各現像器にはトナーディスペンス装置580から供給さ
れたそれぞれの色のトナーが収納されている。
【0020】これらのほかに、用紙P上のトナー像を定
着する定着装置590、用紙トレイ610内の用紙Pを
転写ドラム600に搬送する用紙搬送装置620、演算
装置410により制御され帯電装置570の帯電量を変
化させる帯電量可変装置630、演算装置410により
制御されロータリ現像装置520の各現像器の現像バイ
アスを変化させる現像バイアス可変装置640が備えら
れている。また、転写ドラム600の周囲には、用紙P
を転写ドラム600から剥離させるための剥離コロトロ
ン601、転写ドラム600表面を除電するための除電
コロトロン602が配置されている。
【0021】本実施形態における帯電量可変装置630
および現像バイアス可変装置640は、本発明にいう潜
像形成条件および現像条件を含む画像形成条件の調整を
行う画像形成条件調整手段に相当するものである。
【0022】本実施形態のカラー複写機1の演算装置4
10内には、経時的に変化する情報に基づき画像形成条
件の調整の要否を判定する第1の判定手段440、およ
び第1の判定手段440により画像形成条件の調整の要
ありと判定された場合に、偶発的に変化する情報に基づ
き画像形成条件の調整を画像形成の前または後のいずれ
のタイミングで行うかを判定する第2の判定手段450
が備えられている。また、第1の判定手段440による
判定のための情報として必要な経過時間測定値を供給す
るタイマ420、および第2の判定手段450による判
定のための情報として必要な湿度測定値を供給する湿度
センサ430が画像形成部400内部に備えられてい
る。
【0023】本実施形態のカラー複写機1は、通常の画
像形成動作を行う、いわゆるコピーモードと、所定の経
過時間ごとに画像形成条件の調整を行う画像形成条件調
整モードとを有しており、タイマ420から供給される
経過時間測定値に基づく第1の判定手段440の判定結
果および湿度センサ430から供給される湿度測定値に
基づく第2の判定手段450の判定結果により画像形成
条件の調整を行うことが決定されるとカラー複写機1は
画像形成条件調整モードに設定され、画像形成条件の調
整が実行される。一連の画像形成条件調整の動作が終了
するとコピーモードに設定され、通常の画像形成動作に
戻る。
【0024】第1の判定手段440、第2の判定手段4
50の処理内容、および画像形成条件調整モード時の処
理内容については後述する。
【0025】次に、コピーモード時における画像形成部
400の動作について説明する。
【0026】画像形成部400では、周知のゼログラフ
ィプロセスに従って画像形成が行われる。すなわち、矢
印A方向に回転する感光体500の表面が帯電装置57
0により一様にマイナス電位に帯電され、ROS光学部
300より出力されたレーザ光により感光体500上に
先ず第1色目の潜像が形成される。この潜像はロータリ
現像装置520の第1色目のBlackの現像器524
によりマイナス電位に帯電されたBlackトナーで、
レーザ光が書き込まれた部分が現像されてBlackの
トナー像が形成される。このBlackのトナー像は、
用紙トレイ610から用紙搬送装置620によって搬送
され転写ドラム600上に巻き付けられた用紙P上に、
転写コロトロン540の作用により静電的に転写され
る。用紙Pに転写されずに感光体500上に残留したト
ナー像はクリーナ装置550により除去される。
【0027】次に、感光体500は除電ランプ560に
より除電されて再び帯電装置570により表面が一様に
マイナス電位に帯電され、第2色目のYellowのト
ナー像形成が行われ、形成されたYellowのトナー
像は用紙P上のBlackのトナー像の上に多重に転写
される。同様にして、第3色目のMagenta、第4
色目のCyanのトナー像形成、用紙Pへの多重転写が
順次行われ、4色のトナー像が用紙P上に形成される。
【0028】次に、用紙Pは剥離コロトロン601によ
り転写ドラム600から剥離され、定着装置590で4
色トナー像が定着されてカラーコピーが完成する。転写
ドラム600の周囲に配置された除電コロトロン602
は、各色の転写後、または用紙剥離後に用紙P上及び転
写ドラム600表面の余分な電荷を除電する。
【0029】次に、第1の判定手段440および第2の
判定手段450による処理内容について説明する。
【0030】図4は、本実施形態における第1の判定手
段および第2の判定手段のフローチャートである。
【0031】前述のように、画像形成部400内部に備
えられているタイマ420(図2参照)からは経過時間
測定値が絶えず演算装置410に供給されている。この
経過時間測定値は図4に示すステップS1において演算
装置410に読み込まれ、変数Timerに代入され
る。ステップS2では、変数Timerと、予め設定さ
れた設定値1とが比較され、比較の結果、変数Time
rが設定値1よりも大きい場合はステップS3に進みF
LAGをONにしてからステップS4に進む。比較の結
果、変数Timerが設定値1未満の場合は何もせずに
ステップS4に進む。設定値1としては、例えば、15
(分)などのように時間が設定される。
【0032】ステップS4では、画像形成スタート指示
が出ているか否かが判定される。判定の結果、画像形成
スタート指示が出ていればステップS5に進み、画像形
成スタート指示が出ていなければステップS1に戻る。
【0033】上記のステップS2は本発明にいう第1の
判定手段に相当する。
【0034】次に、ステップS5では、FLAGの検査
が行われ、検査の結果FLAGがOFFであればステッ
プS10に進み、FLAGがONであればステップS6
に進む。
【0035】ステップS6では、湿度センサ430(図
2参照)から供給された湿度測定値が読み込まれ変数H
umに代入されてステップS7に進む。ステップS7で
は、変数Humと前回画像形成条件調整実施時の設定湿
度Hum_SETとの差が予め設定された設定値2より
大きいか否かが判定され、判定の結果、上記差が設定値
2以下であればステップS10に進み、判定の結果、上
記差が設定値2よりも大きい場合はステップS8に進
む。このステップS7は本発明にいう第2の判定手段に
相当する。設定値2としては、例えば、20(相対湿度
%)などのように湿度が設定される。
【0036】第2の判定手段の判定結果がYESであり
ステップS8に進んだ場合は、前回の画像形成条件調整
実施時の湿度と比較し湿度変化が大きいため画像濃度変
化が大きくなることが推定され、このまま画像形成を継
続することはできないと考えられるので、直ちに画像形
成条件調整モードに入り画像形成条件調整を実施する。
画像形成条件調整が終了するとステップS9に進み、変
数Humの値を設定湿度Hum_SETに代入するとと
もに、FLAGをOFFにし、かつ変数Timerをリ
セットする。そしてステップS10に進む。
【0037】第2の判定手段の判定結果がNOである場
合は、前回の画像形成条件調整実施時の湿度と比較し湿
度変化が少ないため画像濃度変化は少ないことが推定さ
れこのまま画像形成を継続しても差し支えないと考えら
れるので、画像形成条件調整は行わずにステップS10
に進む。
【0038】ステップS10では、通常の画像形成を開
始する。タイマ420による経過時間測定もそのまま継
続される。
【0039】次に、ステップS11では、画像形成の終
了判定が行われ、判定の結果、画像形成が続いている間
はループを続け、画像形成が終了するとステップS12
に進む。
【0040】ステップS12では、FLAGの検査が行
われ、検査の結果FLAGがONであればステップS1
3に進み、FLAGがOFFであれば処理終了となる。
【0041】ステップS13では、画像形成が終了して
いるため画像形成条件調整を実施してもユーザーへの影
響は少ないと考えられるので無条件で画像形成条件調整
を実施する。画像形成条件調整が終了するとステップS
14に進み、測定湿度Humを設定湿度Hum_SET
に代入するとともに、FLAGをOFFにし、かつ変数
Timerをリセットする。
【0042】このような処理を行うことにより、経時的
に変化する要因にも、また、偶発的に変化する要因に対
しても一定条件下で画像形成条件調整実施の要否を判定
し、必要時には確実に画像形成条件調整を実施すること
ができるため常に所定の画像濃度を維持することができ
る。また、ユーザの操作性にとって影響の大きい画像形
成直前の画像形成条件調整モード実行の頻度は必要最低
限度に抑えられる。
【0043】次に、本実施形態における画像形成条件調
整の動作について図2および図5を参照しながら説明す
る。
【0044】図5は、本実施形態の画像形成装置におけ
る画像形成条件調整動作のフローチャートである。
【0045】このフローチャートの処理は、図4に示し
たフローチャートにおけるステップS8およびステップ
S13の処理内容を詳細に説明するものである。
【0046】なお、このフローチャート中の目標暗電位
VHS、目標中間調電位VMS、カブリ防止電位差V
C、基準グリッド電圧VG1,VG2、および基準レー
ザ光量LD1,LD2は、それぞれ予め所定の値に設定
されて画像形成部400の演算装置410(図2参照)
に記憶されている。なお、カブリ防止電位差VCは、目
標暗電位VHSから現像バイアス電位VBまでの電位差
である。
【0047】本実施形態のでは、画像形成条件調整モー
ドに設定されると、演算装置410は、帯電量可変装置
630により、帯電装置570のグリッド電圧を基準の
VG1、VG2にし、そのときの暗電位VH1,VH2
を電位計500で検出する(図5:ステップS21)。
【0048】次に、演算装置410は、目標暗電位VH
Sを得るグリッド電圧VGSを次式により直線近似法で
計算する(図5:ステップS22)。
【0049】VGS=(VG2−VG1)×(VHS−
VH1)/(VH2−VH1)+VG1 次に、感光体500をステップS22で求めたグリッド
電圧VGSで帯電する。
【0050】演算装置410は、画像処理部200のセ
レクタ240にパッチ信号発生手段270からの基準パ
ッチ信号を選択させて、基準パッチ信号を比較器260
に送る。比較器260は基準パッチ信号を三角波発生器
250からの三角波と比較して2値化データをROS光
学部300のレーザ駆動回路310に送る。レーザ光量
可変装置320は、演算装置410に記憶されている2
通りのレーザ光量(基準レーザ光量LD1,LD2)で
レーザ駆動回路310を駆動して感光体500上に2通
りのレーザ光量LD1,LD2における基準パッチ信号
による基準パッチを作成し、それぞれの基準パッチ電位
VL1,VL2を電位計510で検出する(図5:ステ
ップS23)。
【0051】次に、演算装置410により、目標基準パ
ッチ電位VLSを得るためのレーザ光量LDSを次式に
より直線近似法で計算する(図5:ステップS24)。
【0052】LDS=LD2−(LD2―LD1)×
(VLS−VL2)/(VL1−VL2) 次に、目標暗電位VHSからカブリ防止電位差VCを減
算することにより現像バイアス電位VBを求め、現像バ
イアス可変装置640をこの現像バイアス電位VBに設
定する(図5:ステップS25)。
【0053】次に、これらグリッド電圧VGS、レーザ
光量LDS、現像バイアス電位VBを用いて基準パッチ
信号により感光体500上に基準パッチを作成し、その
基準パッチをロータリ現像装置520により現像し形成
された現像像を光センサ530で濃度測定する。その測
定結果は演算装置410に送られ、演算装置410はそ
れに応じてトナー補給量を決定する。そのトナー補給量
はトナーディスペンス装置580に送られ、トナーディ
スペンス装置580はそれに基づきロータリ現像装置5
20にトナー補給を行う(図5:ステップS26)。
【0054】このようにして、画像形成条件調整が終了
すると、図4に示すフローチャートにおけるステップS
9あるいはステップS14の処理に戻る。
【0055】なお、本実施形態では、経時的に変化する
情報として経過時間を用いて第1の判定を行っている
が、経過時間の代わりに前回の画像形成条件の調整以降
のプリント枚数を用いるようにしてもよい。また、偶発
的に変化する情報として湿度を用いて第2の判定を行っ
ているが、湿度の代わりに湿度および/または温度を用
いるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、経時的に変化する情報に基づき画像形成
条件の調整の要否を判定する第1の判定手段、および、
第1の判定手段により画像形成条件の調整の要ありと判
定された場合に、偶発的に変化する情報に基づき画像形
成条件の調整を画像形成の前または後のいずれのタイミ
ングで行うかを判定する第2の判定手段を備えたことに
より、適切なタイミングで画像形成条件の調整を行うこ
とにより高い画質と良好な操作性を兼ね備えた画像形成
装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置が適用されるカラー複写
機の全体構成図である。
【図2】図1に示すカラー複写機のブロック図である。
【図3】パルス幅変調による画像データ2値化の説明図
である。
【図4】本実施形態における第1の判定手段および第2
の判定手段のフローチャートである。
【図5】本実施形態の画像形成装置における画像形成条
件調整動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラー複写機 10 原稿 11 原稿台 100 スキャナ部 110 露光ランプ 120 CCD 130 増幅器 140 A/D変換器 150 シェーディング補正回路 160 ギャップ補正回路 170 濃度変換器 200 画像処理部 210 色信号変換部 220 ガンマ補正回路 230 D/A変換器 240 セレクタ 250 三角波発生器 260 比較器 270 パッチ信号発生手段 300 ROS光学部 310 レーザ駆動回路 320 レーザ光量可変装置 330 レーザ 340 ポリゴンミラー 350 fθレンズ 360 反射ミラー 400 画像形成部 410 演算装置 420 タイマ 430 湿度センサ 440,450 判定手段 500 感光体 510 電位計 520 ロータリ現像装置 521,522,523,524 現像器 530 光センサ 540 転写コロトロン 550 クリーナ装置 560 除電ランプ 570 帯電装置 580 トナーディスペンス装置 590 定着装置 600 転写ドラム 601 剥離コロトロン 602 除電コロトロン 610 用紙トレイ 620 用紙搬送装置 630 帯電量可変装置 640 現像バイアス可変装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2H003 AA02 BB11 DD03 DD08 DD14 2H027 DA02 DA10 DA11 DA14 DA38 DA39 DA45 DB01 EA01 EA02 EA05 EC03 EC06 ED03 ED06 ED09 EE02 EF06 FA16 FA28 2H076 AA07 AA57 AA58 AB05 AB12 DA06 DA07 DA08 EA01 2H077 AD35 DA04 DA05 DA22 DA24 DA47 DB08 DB12 DB13 GA03 GA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に潜像を形成し該潜像をトナー
    で現像して該感光体上にトナー像を形成する画像形成装
    置において、 前記潜像を形成する際の潜像形成条件および該潜像を現
    像する際の現像条件を含む画像形成条件の調整を行う画
    像形成条件調整手段、 経時的に変化する情報に基づき前記画像形成条件の調整
    の要否を判定する第1の判定手段、および前記第1の判
    定手段により前記画像形成条件の調整の要ありと判定さ
    れた場合に、偶発的に変化する情報に基づき前記画像形
    成条件の調整を画像形成の前または後のいずれのタイミ
    ングで行うかを判定する第2の判定手段を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の判定手段が、前記経時的に変
    化する情報として、前回の画像形成条件の調整以降のプ
    リント枚数または経過時間を用いて判定を行うものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の判定手段が、前記偶発的に変
    化する情報として、湿度および/または温度を用いて判
    定を行うものであることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224845A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Brother Ind Ltd 画像形成システム、画像形成装置及び濃度補正方法
JP2015187603A (ja) * 2014-03-14 2015-10-29 株式会社リコー 雰囲気センサとその製造方法、及び印刷物の製造方法

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