JPH089175A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH089175A
JPH089175A JP6136139A JP13613994A JPH089175A JP H089175 A JPH089175 A JP H089175A JP 6136139 A JP6136139 A JP 6136139A JP 13613994 A JP13613994 A JP 13613994A JP H089175 A JPH089175 A JP H089175A
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image
color
signal
unit
forming apparatus
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JP6136139A
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English (en)
Inventor
Takafumi Nakajima
啓文 中島
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色空間圧縮に伴う出力画像の不自然さを解消
すること。 【構成】 色空間圧縮部11は、多値画像データの他に
画像の種別を区別するための画像種別切換え信号(イメ
ージセレクト信号)を入力し、この画像種別切換え信号
に基づき画素単位に画像の種類に応じた色空間圧縮処理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像信号を入力し
て所定の画像処理を行いプリンタ機構へ出力するカラー
画像形成装置に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は像担持体上に順次
形成される複数のカラー現像像を転写材上に順次重ねて
転写する形式の転写機構を備えた電子写真方式あるいは
静電記録方式などのデジタル複写機、プリンタ等の画像
形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のカラー画像形成装置にお
いて、例えば、電子写真方式の複写機やプリンタに使用
される転写装置では、バイアスローラ転写方式あるいは
コロナ転写方式と言われる静電転写方式が一般的に使用
されている。バイアスローラ転写方式は導電層を有する
転写ローラに像担持体としての感光体上の現像像(トナ
ー像)のトナーの有する電荷と反対極性の転写バイアス
電圧を印加して転写材上に感光体上のトナー像を転写す
るものであり、この変形例として、転写ローラに代えて
導電層を有するエンドレスベルトを使用する方式もあ
る。
【0004】一方、コロナ転写方式は転写材担持体とし
てポリエステルフィルム等の誘電体フィルムを使用し、
そしてこの誘電体フィルムを、周面を大きく切り欠いた
シリンダに巻き付けたものを転写ドラムとして用い、こ
の転写ドラムの内側から誘電体フィルムにコロナ放電を
与えて転写材上にトナー像を転写するものである。この
変形例として、転写ドラムに代えて誘電体フィルムから
なるエンドレスベルトを使用する方式もある。
【0005】電子写真方式のカラー・レーザビームプリ
ンタにおいては、一定速度で回転する像担持体である感
光体ドラムに画像光を介して静電潜像が形成されると、
この静電潜像は現像器によって現像されて可視のトナー
像に変換される。一方、給紙機構によって給送された転
写材は同じく一定速度で回転する前述の転写ドラムに巻
き付けられた後、転写位置において上記感光体ドラム上
のトナー像が転写され(イエローY,マゼンタM,シア
ンC,ブラックKの各色に対し合計4サイクルの露光−
現像−転写プロセスが行なわれる。)、4色のトナー像
の重畳転写が終了すると、定着器に送られて定着され、
排紙トレイに排出される。なお、上記像担持体には回転
駆動源が必要になるが、転写ドラムにも回転駆動源が必
要になる。そして、これらの回転駆動源は一般に1台の
モータにより構成されている場合が多い。
【0006】以上のごとき構成の従来のカラー・レーザ
ビームプリンタの一例を図33に示す。
【0007】図33において、給紙部101から給紙さ
れた用紙102はその先端をグリッパ103fにより挟
持され保持されることで転写ドラム103の外周に保持
される。光学ユニット107により各色毎に像担持体1
00上に形成された潜像は各色現像器Dy,Dc,D
m,Dbにより現像化されて、転写ドラム外周の用紙に
複数回転写されて、他色画像が形成される。その後、用
紙102は転写ドラム103から分離されて、定着ユニ
ット104で画像が定着され、排紙部105から排紙ト
レー部106に排出される。
【0008】ここで、各色現像器はその両端に回転支軸
を有し、各々がこの軸を中心に回転可能に現像器選択機
構部108に保持され、各現像器は図33に示すように
その姿勢を一定に維持した状態で現像器選択のための回
転がなされる。選択された現像器が現像位置に移動後、
現像器選択機構108は、現像器と一体で支点109b
を中心にこの選択機構の保持フレーム109をソレノイ
ド109aにより像担持体100方向に移動して現像器
の位置決めをする。
【0009】次に、上記構成のカラー・レーザビームプ
リンタの動作について説明する。
【0010】まず、帯電器111によって像担持体10
0が所定の極性に均一に帯電され、レーザビーム光Lに
よる露光によって像担持体(感光体ドラム)100上
に、例えば、マゼンタ(M)色の第1の潜像が形成され
る。次いで、この場合にはマゼンタの現像器Dmにのみ
所要の現像バイアス電圧が印加されてマゼンタの潜像が
現像され、像担持体100上にマゼンタMの第1のトナ
ー像が形成される。
【0011】一方、所定のタイミングで転写紙Pが給紙
され、その転写紙の先端が転写開始位置に達する直前
に、トナーと反対極性(例えば、プラス極性)の転写バ
イアス電圧(+1.8KV)が転写ドラム103に印加
され、上記像担持体100上の第1のトナー像が転写紙
Pに転写されると共に、転写紙Pが転写ドラム103の
表面に静電吸着される。その後、像担持体100はクリ
ーナ112によって残留するマゼンタトナーが除去さ
れ、次の色の潜像形成及び現像工程に備える。
【0012】次に、上記像担持体100上にレーザビー
ム光Lによりシアン(C)色の第2の潜像が形成され、
次いで、シアンの現像器Dcにより像担持体100上の
第2の潜像が現像される。シアンCの第2のトナー像
は、先に転写紙Pに転写されたマゼンタMの第1のトナ
ー像の位置に合わせられて転写紙Pに転写される。この
2色目のトナー像の転写においては、転写紙Pが転写部
に達する直前に転写ドラム103に+2.1KVのバイ
アス電圧が印加される。
【0013】同様にして、イエロー(Y),ブラック
(K)の第3,第4の各潜像が像担持体100上に順次
形成され、それぞれが現像器Dy,Dbによって順次現
像され、転写紙Pに先に転写されたトナー像と位置合わ
せされてイエロー,ブラックの第3,第4の各トナー像
が順次転写される。かくして、転写紙P上に4色のトナ
ー像が重なった状態で形成されることになる。
【0014】これら3色目,4色目のトナー像の転写に
おいては、転写紙Pが転写部に達する直前に転写ドラム
103に+2.5KV,+3.0KVのバイアス電圧が
それぞれ印加される。このように各色のトナー像の転写
を行なう毎に転写バイアス電圧を高くしていくのは、転
写効率の低下を防止するためである。この転写効率の低
下の主な原因は、転写紙が転写後に像担持体100から
離れるときに、気中放電により転写紙表面が転写バイア
ス電圧と逆極性に帯電し(転写紙を担持している転写ド
ラム表面も若干帯電する)、この帯電電荷が転写毎に蓄
積されて転写バイアス電圧が一定であると、転写の度毎
に転写電界が低下していくことにある。
【0015】上記4度目の転写の際に、転写紙先端が転
写開始位置に達したときに(直前、直後を含む)、交流
電圧5.5KV(実効値、以下同じ。周波数は500H
z)に、第4のトナー像の転写時に印加された転写バイ
アス電圧と同極性でかつ同電位の直流バイアス電圧+
3.0KVを重畳させて帯電器111に印加する。
【0016】このように4色目の転写の際に、転写紙先
端が転写開始位置に達したときに帯電器111を動作さ
せるのは転写ムラを防止するためである。特に、フルカ
ラー画像の転写においては、僅かな転写ムラが発生して
も色の違いとして目立ちやすく、従って、上述したよう
に帯電器111に所定のバイアス電圧を印加して放電動
作を行なわせることが必要となる。
【0017】この後、4色のトナー像が重畳転写された
転写紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪113
が接近してその先端が転写ドラム103の表面に接触
し、転写紙Pを転写ドラム103から分離させる。分離
爪113の先端は転写紙Pの後端が転写ドラム103を
離れるまで転写ドラム表面との接触状態を保ち、その後
転写ドラム103から離れて元の位置に戻る。
【0018】帯電器111は上記のように転写紙の先端
が最終色の転写開始位置に達した時から転写紙の後端が
転写ドラム111を離れるまで作動して、転写紙上の蓄
電電荷(トナーと反対極性)を除電し、分離爪113に
よる転写紙の分離を容易にすると共に、その分離時の気
中放電を減少させる。なお、転写紙の後端が転写終了位
置(像担持体100と転写ドラム103とが形成するニ
ップ部の出口)に達したときに、転写ドラム103に印
加する転写バイアス電圧をオフ(接地電位)する。これ
と同時に、帯電器111に印加していたバイアス電圧を
オフにする。
【0019】次に、分離された転写紙Pは、定着器10
4に搬送され、ここで転写紙上のトナー像が定着されて
排紙トレイ115上に排出される。
【0020】次に、従来装置での画像信号の処理につい
て説明する。
【0021】図34に信号処理系の全体の構成を示す。
プリンタ302は、外部機器、例えばホストコンピュー
タ301から制御信号と画像信号307を受信し、プリ
ンタコントローラ303で、制御信号はプリンタ制御部
304へ、画像信号は画像処理部305へ出力される。
そして、画像処理部305の出力信号で半導体レーザ3
06を駆動する。
【0022】次に、上記画像処理部305の構成を図3
5に示す。図34のプリンタコントローラ303からR
GB24ビットの画像信号を受け取り、カラー処理部3
51で、あるいときはY信号、あるときはM信号、ある
ときはC信号、あるときはK信号の8ビットの信号に変
換する(図36にその信号の出力タイミングを表すタイ
ムチャートを示す。)。
【0023】Y,M,C,Kの画像信号はγ補正部35
2でγ補正された8ビットの信号にされ、次段のパルス
幅変調部353(以下、PWM部と称する)に入力され
る。
【0024】PWM部353において8ビットの画像信
号をラッチ354で画像クロックVCLKの立ち上がり
に同期させ、D/Aコンバータ355でアナログ電圧に
変換させ、アナログコンパレータ356に入力する。一
方、画像クロックはPWM部353の三角波発生部35
8で、三角波に変換されてアナログコンパレータ356
に入力される。アナログコンパレータ356は上記2信
号を比較し、アナログコンパレータ356からPWMさ
れた信号が出力され、さらにこの信号はインバータ35
7で反転されて、PWM信号が得られる。図37にその
PWM信号の出力タイミングを表すタイムチャートを示
す。PWM部353に入力される8ビットの画像データ
がFF[H]のときに最も幅の広いPWM信号が出力さ
れ、00[H]のときに最も幅の狭いPWM信号が出力
される。
【0025】次に、図35のカラー処理部351の構成
を図38に示す。前述のプリンタコントローラ303か
ら出力されたRGB24ビット信号は、色変換部412
により各々濃度変換され、UCR(下色除去)部414
に入力される。UCR部414では入力された信号の最
小値をブラックKとし、テーブルROM419に格納さ
れている係数を乗じてKデータとして出力する。UCR
部414で処理されたデータは、マスキング回路415
に入力されマスキング処理され、次にセレクタ416に
入力されて色指定信号によりM,C,Y,Kの順に面順
次で出力する。
【0026】また、上記カラー処理部351とプリンタ
コントローラ303の処理の流れを図39に示す。図3
9に示すようにホストコンピュータからの所定の言語の
データは、プリンタコントローラ内部の画像展開部40
5によりR,G,Bの24ビットのデータに変換されて
メモリ437に蓄えられ、プリンタエンジンのカラー処
理部351へ送出される。
【0027】一方、電子プロセスを用いた従来の単色プ
リンタ等では、一般に対環境特性を各々のコンポーネン
ト(例えば、高圧ユニットの出力安定度、感光体ドラム
の交換、又はカートリッジ化、ユーザー用濃度調整ボリ
ューム等)の精度維持によって、環境変動(例えば、温
度、湿度、気圧等)が生じても、その設計余裕度から許
容される範囲になるように設定され、出力画像を保証す
る構成をとっていた。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
電子写真方式あるいは静電記録方式での色再現空間は銀
鉛写真あるいはディスプレイ画像よりも狭く、全ての色
彩を表現することは不可能であるのに対し、上述のよう
な従来装置では色再現空間に関して画像の種類に関係な
く色変換処理を行なっていたので、入力画像の種類によ
り不自然な出力画像になってしまうことがあった。
【0029】また、上述のような従来装置の場合には、
画像処理部と同じ転送速度でプリンタコントローラのC
PUがカラー処理部へ画像データを転送しなければなら
なかったので、画像転送時は、画像転送が高速となって
そのCPUが画像転送以外の処理をほとんど行なうこと
が出来なかった。
【0030】さらに、上述のような従来装置では単色プ
リンタではその出力画質は保証可能であったが、近年カ
ラープリンタのニーズが高まり、またカラーも合成7色
から自然色(フルカラー)へと移行しており、そのため
カラープリンタでは従来単色プリンタで行っているよう
な、各々のコンポーネント精度によって濃度(画質)保
証を行っても、環境変動などによる色合いの変化に対応
出来なかった。そしてまた、従来のUCRテーブルやマ
スキング係数は、内部ROMなどに貯蔵されていて外部
から簡単に変更することができなかった。
【0031】本発明の目的は、上述のような従来技術の
欠点を解消し、出力画像の画質向上を図ったカラー画像
形成装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1形態は、多値画像信号を入力する多値
画像入力手段と、画像の種類を区別する画像種別信号を
入力する画像種別入力手段と、前記多値画像信号を画素
毎に、前記画像種別信号により異なった色空間圧縮する
色空間圧縮手段と、該色空間圧縮手段で圧縮された多値
画像信号を画素毎に色変換する色変換手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0033】また、本発明の第2形態は、外部から入力
する記録情報を制御するコントローラ手段を有し、該コ
ントローラ手段は前記記録情報を展開して多値画像信号
を出力する画像展開手段と、前記多値画像信号を入力し
て色変換を含む所定のカラー処理を施すカラー処理手段
とを包含していることを特徴とする。
【0034】また、本発明の第3形態は、多値画像信号
を入力して色変換等の所定の画像処理を行うカラー処理
手段を有し、該カラー処理手段から出力する各色に対応
する画像信号に応じて変調された光ビーム走査によって
記録媒体上に各色に対応する潜像を形成し、該各潜像に
対して該当する色の現像剤で現像を行い、現像された画
像に対して転写および定着処理を施すカラー画像形成装
置において、前記定着処理された出力画像の濃度を反射
型または透過型の光センサーを用いて計測する濃度計測
手段と、予め設定した信号レベルを記憶する記憶手段
と、前記濃度計測手段の出力信号レベルと前記記憶手段
に記憶された信号レベルとを比較する比較手段と、該比
較手段の比較結果に基づいて前記カラー処理手段の画像
処理条件を制御する制御手段とを具備することを特徴と
する。
【0035】また、本発明は好ましくは、前記カラー処
理手段は、多値画像信号を入力する多値画像入力手段
と、画像の種類を区別する画像種別信号を入力する画像
種別入力手段と、前記多値画像信号を画素毎に、前記画
像種別信号により異なった色空間圧縮する色空間圧縮手
段と、該色空間圧縮手段で圧縮された多値画像信号を画
素毎に色変換する色変換手段とを有することを特徴とす
ることができる。
【0036】また、本発明は好ましくは、前記色変換手
段により色変換された画像信号に対して前記画像種別信
号に応じて異なったγ補正を施すγ補正手段を有するこ
とを特徴とすることができる。
【0037】また、本発明は好ましくは、画素の大きさ
の切換えを指示する画素サイズ切換え信号を入力する画
素サイズ入力手段と、前記色変換手段により色変換され
た画像信号に対して前記画素サイズ切換え信号に応じて
画素の大きさを切換える画素サイズ切換え手段とを有す
ることを特徴とすることができる。
【0038】また、本発明は好ましくは、前記画素サイ
ズ切換え信号に応じて画素毎に生成される下色除去量を
切換える下色除去手段を有することを特徴とすることが
できる。
【0039】また、本発明は好ましくは、モノクロ画像
への切換えを指示するモノクロ/カラー切換え信号を入
力するモノクロ切換え入力手段と、前記モノクロ/カラ
ー切換え信号の指示に応じて前記色空間圧縮手段及び前
記色変換手段を迂回することでモノクロ画像の出力を行
う画像切換え手段を有することを特徴とすることができ
る。
【0040】また、本発明は好ましくは、前記色空間圧
縮手段は、色空間圧縮に際して前記画像種別信号が写真
画像を示す信号であれば画像データの最も明るい色をプ
リンターエンジンの出力特性に合せ、他の色をホワイト
ポイント、ブラックポイントとの相対関係を保つように
変換し、また前記画像種別信号がコンピュータグラフィ
クスを示す信号であればプリンタエンジンの色表現範囲
をはみだした部分についてなるべく彩度を変えずに圧縮
し、また前記画像種別信号が色を忠実に再現したい文字
などを示す信号であればプリンタエンジンの色表現範囲
と画像データが重なり合う部分を共有するように圧縮す
ることを特徴とすることができる。
【0041】また、本発明は好ましくは、前記制御手段
は、前記比較手段の比較結果に基づいて前記カラー処理
手段のマスキング係数および下色除去量を調整すること
を特徴とすることができる。
【0042】また、本発明は好ましくは、前記記憶手段
は複数の信号レベルを予め記憶し、前記制御手段は前記
比較手段の前記複数の信号レベルとの比較結果に基づき
複数の調整値の一つを選択することを特徴とすることが
できる。
【0043】また、本発明は好ましくは、前記記憶手段
は製品出荷時の前記濃度計測手段の出力信号レベルを記
憶していることを特徴とすることができる。
【0044】また、本発明は好ましくは、前記マスキン
グ係数および下色除去量調整用UCR変換テーブルを格
納したICカードと、該ICカードを読み込むICカー
ド読取手段とを有し、前記制御手段は該ICカード読取
手段から読み込まれた前記マスキング係数および下色除
去量調整用UCR変換テーブルを用いて前記調整を行う
ことを特徴とすることができる。
【0045】
【作用】本発明の第1形態では、多値画像データの他に
画像の種類を区別するための画像種別切り替え信号を受
信し、この画像種別切り替え信号に基づき、画素単位に
画像の種類に応じた色空間圧縮処理を行い、例えば写真
のような自然画ならそれに応じた例えば明るい色を中心
にバランスのとれた色空間圧縮をし、またコンピュータ
ーグラフィクスならそれに応じた例えば彩度を変えずに
色空間圧縮をするので、出力画像から不自然さを排除す
ることが出来る。
【0046】また、本発明の第2形態では、プリンタコ
ントローラ内に色変換手段を設け、プリンタコントロー
ラ内で色変換処理を行うようにしたので、プリンタコン
トローラからプリンタエンジンへ24ビットのR,G,
Bデータを送る必要がなくなり、そのためプリンタコン
トローラのデータ送出の仕事量が減少し、例えば画像展
開処理などに割り当てる時間がより多くなる。
【0047】また、本発明の第3の形態では、カラー画
像形成装置において定着を行った後に、光センサでその
形成画像の濃度を測定し、その測定信号のレベルに応じ
て、マスキング係数及びUCR量を制御しあるいはその
信号レベルと出荷初期の計測値との濃度差を求めてその
濃度差に応じてマスキング係数及びUCR量を制御する
ようにしたので、環境変動による色合いの差を最小にす
ることができる。さらにまた、UCRテーブル及びマス
キングの係数をICカードにより変更することを可能に
することで、外部から簡単にその係数を変更できる。
【0048】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0049】(全体構成)図1は本発明の各形態の全体
を理解し易くする目的で、後述の本発明の各実施例の構
成を1つにまとめて示したクレーム対応の概略基本構成
図である。外部装置であるホストコンピュータ1は文字
や画像データの他に、画像データに応じてイメージセレ
クト信号、モノクロ/カラー切換信号、画像サイズ切換
信号を出力する。また、ホストコンピュータ1はイメー
ジスキャナー(図示しない)で読み取った写真画像のデ
ータを出力することができる。ホストコンピュータ1か
らのデータはプリンタコントローラ内部の画像展開部5
によりR,G,Bの多色画像信号に変換されて多値画像
メモリ6にフレーム単位で蓄えられる。次いで、多値画
像メモリ6から読み出されたR,G,B信号は色空間圧
縮部11に送られる。色空間圧縮部11では画像の種類
を区別するためのイメージセレクト信号(画像種別切り
替え信号)に応じて、後述のような画像の種類に応じた
適切な色空間圧縮処理を施す。また、イメージセレクト
信号に応じてγ補正部10のγ補正も異ならせる。
【0050】色空間圧縮が施された画像信号は色変換部
12で画素毎にY,M,Cデータに変換された後、第1
セレクタ13,UCR部14,画素毎にマスキング処理
を行うマスキング部15,第3セレクタ16,第4セレ
クタ17を通って、プリンタエンジン内のγ補正部10
へと送られる。18はモノクロ画像用の第2セレクタ、
19はUCR用のUCRテーブルROMである。
【0051】本発明の第2形態では、第4セレクタ17
までの画像処理系をプリンタコントローラ内に含ませ、
第4セレクタ17のY,M,C,Kの各8ビットの出力
データを一旦プリンタコントローラ内の画像展開部5の
CPUへ戻し、このCPUからγ補正部10へY,M,
C,Kデータを出力するように構成している(図1の破
線で示す)。
【0052】モノクロ画像とフルカラー画像を区別する
モノクロ/フルカラー切換信号がモノクロ画像を指定し
ているときは、多値画像メモリ6の出力信号は色空間圧
縮部11,色変換部12を迂回してモノクロ画像が得ら
れるように処理している。第1セレクタ13はこの迂回
のためのスイッチング動作を行う。また、画素サイズ切
換信号が入力したときは画素の大きさをγ補正部10の
後段の不図示の回路により切り替えるとともに、UCR
テーブルROM19を介してUCR量を変更するように
下色除去の量を切り替える。
【0053】γ補正部10の出力信号はプリンタ機構3
0に送られ、レーザ光を変調することで電子写真方式等
により印字用紙上にトナー画像が形成され、さらに定着
される。印字用紙上に定着された濃度パッチのようなテ
ストパターンの画像濃度を反射型または透過型の光セン
サを用いた濃度計測部31で測定し、その測定信号レベ
ルに応じてマスキング係数及びUCR量を制御すること
で、最適な濃度に自動調整する。制御部32,メモリ3
3,マスキングパラメータレジスタ34およびUCRテ
ーブルROM19はこの制御に用いられる。その後、メ
モリ33に参照データとして出荷初期の計測値を格納さ
せておき、その計測値と現在の上記測定信号レベルとの
差分を制御部32で求め、その濃度差に応じてマスキン
グ係数等を制御してもよい。また、画像メモリ37に濃
度パッチデータを格納しておき、指示信号に応じて、濃
度パッチデータをプリント出力してもよい。また、プリ
ンタエンジンにICカード38を読み取る機能を持た
せ、UCRテーブルROM19をRAMに置き換えて、
UCRテーブル値、マスキング係数をICカード38に
より書き換えるようにしてもよい。
【0054】(第1の実施例)図2は本発明の第1形態
に対応する本発明の第1の実施例の全体の構成を示す。
プリンタ2は外部機器であるホストコンピュータ1から
所定の言語によって画像情報を受信し、プリンタコント
ローラ3で画像展開を行ない、R,G,Bの画像データ
7をプリンタエンジン4に送出する。プリンタエンジン
4は、R,G,Bの画像データ7に基づいて色処理の後
で印字を行ない、フルカラー画像を形成する。なお以下
の説明において、画像データ7はレッド(R),グリー
ン(G),ブルー(B)の3色分のデータを送出する場
合とし、かつプリンタエンジン4は600dpi(ドッ
ト/インチ)の解像度のプリンタであるとして説明を行
なう。
【0055】上記プリンタコントローラ3とエンジンプ
リンタ4がやりとりする主な信号はR,G,B各24ビ
ットの画像信号7(RDATA0〜RDATA7,GD
ATA0〜GDATA7,BDATA0〜BDATA
7)と、画像転送クロック(VCLK)と、ライン同期
信号(LSYNC)と、ページ同期信号(PSYNC)
と、画像種別切り換え信号(IMAGE SELEC
T:イメージセレクト信号とも呼ぶ)である。
【0056】図3は図2のプリンタコントローラ3の構
成を示す。ホストコンピュータ1から送出された所定の
言語の画像データ7を画像展開部5によって多値画像
(写真画像や色文字)に展開して、そのそれぞれを多値
画像メモリ6に格納する。そして、R,G,B各色のデ
ータが多値画像メモリ6に格納されていると、多値画像
メモリ6から各色8ビットの多値画像信号とIMAGE
SELECT信号が出力される。IMAGE SEL
ECT信号は例えば写真画像であれば“0(H)”、コ
ンピュータグラフィクスであれば“1(H)”、色を忠
実に再現したい文字などであれば“2(H)”とする。
プリンタエンジン4では後述のようにIMEAGE S
ELECT信号が“0(H)”であれば画像データの最
も明るい色を、プリンタエンジン4の出力特性に合わ
せ、他の色をホワイトポイント、ブラックポイントとの
相対関係を保つように色空間圧縮で変換する。また、I
MAGE SELECT信号が“1(H)”の時は、プ
リンタエンジン4の色表現範囲をはみ出した部分につい
て、なるべく彩度を変えずに色空間圧縮する。またIM
AGE SELECT信号が“2(H)”の時は、プリ
ンタエンジン4の色表現範囲と画像データが重なり合う
部分を共有するように色空間圧縮する。
【0057】図4は図2のプリンタエンジン4の信号処
理部の構成を示す。上述したプリンタコントローラ3か
ら送出される多値画像データは、RF(Reprodu
ction Function:補正機能)回路8で色
空間圧縮され、マゼンタ(M),シアン(C),イエロ
ー(Y),ブラック(K)の画像データに色変換されて
M,C,Y,Kの順に画像データが出力され、ラインメ
モリ9に書き込まれ、プリンタエンジンの制御クロック
発生部21から発生する画像クロック(PCLK)の立
ち上がりに同期して読みだされる。ラインメモリ9から
出力された多値画像データ28はγ補正部10に出力さ
れる。
【0058】γ補正部10はRAMやROMで構成され
たルックアップテーブル(LUT)であり、画像データ
は、アドレスA0〜A7にIMAGE SELECT信
号はアドレスA8,A9に、色指定信号はアドレスA1
0,A11に入力される。γ補正部はトナー色、画像の
種類によってそれぞれ異なるγ補正を行なう。
【0059】γ補正部10からの8ビット多値画像信号
はD/A変換部24でアナログ電圧に変換され、次段の
コンパレータ26の負入力に入力される。コンパレータ
26の正入力には、三角波発生部23からの出力信号が
入力される。三角波発生部23は、画像クロックPCL
Kを積分回路によって三角波に変換する。コンパレータ
26からは600線で中央成長のPWM信号41が出力
され、レーザドライバへ出力される。
【0060】図5は図4の上記RF回路8の構成を示
す。RF回路8は図5に示すように色空間圧縮部11,
色変換部12,UCR部14,マスキング部15,セレ
クタ部16,テーブルROM部19によって構成されて
いる。色空間圧縮部11は前述のプリンタコントローラ
からの画像信号R,G,B各8ビットをIMAGE S
ELECT信号が“0(H)”なら写真画像として画像
データの最も明るい色(ホワイトポイント)を、プリン
タエンジンの出力特性にそれぞれあわせ、他の色をホワ
イトポイント、ブラックポイントとの相対関係を保つよ
うに色空間圧縮する。また色空間圧縮部11はIMAG
E SELECT信号が“1(H)”のときは、コンピ
ューターグラフィクスなどとして画像データとプリンタ
エンジンの出力特性の色表現範囲とではみ出した部分に
ついて、なるべく彩度を変えずに色空間圧縮する。ま
た、色空間圧縮部11はIMAGE SELECT信号
が“2(H)”のときは色を忠実に表現する文字などと
し(企業のロゴマークなど)、画像データとプリンタエ
ンジンの出力特性の色表現範囲が重なり合う部分はその
ままにして、はみだした部分は明度をかえずに変換先の
色表現範囲の外縁に写像するよう色空間圧縮する。
【0061】色空間圧縮部11で処理された画像データ
は、色変換部12に入力されて濃度変換され、次にUC
R部13に入力されてUCR(下色除去)処理される。
ここで、色指定信号は、テーブルROM19のアドレス
A8,A9に入力されており、各色それぞれ異なったU
CR処理をされてセレクタ16によりM,C,Y,Kの
出力が面順次で出力される。
【0062】(第2の実施例)図6は本発明の第2の実
施例の構成を示す。図6に示すようにプリンタコントロ
ーラ3からプリンタエンジン4に第1の実施例で示した
信号の他に、画素サイズ切換え信号(PHIMG)が送
出される。例えば、PHIMG信号がL(ローレベル)
で600dpiで印字し、PHIMG信号がH(ハイレ
ベル)で200dpiの印字するように印字密度を変更
することで、画像データの種類により解像度を切換えて
印字することが可能になる。また、この信号は画素単位
に切り替えることが可能である。
【0063】図7は図6のプリンタコントローラ3の構
成を示す。図7に示すように、画像展開部5からは第1
の実施例で示した信号の他に、画素サイズ切換え信号
(PHIMG)が送出される。
【0064】図8は図6のプリンタエンジン4の信号処
理部の構成を示す。RF回路8により処理された画像デ
ータは、ラインメモリ9に書き込まれてプリンタエンジ
ンの画像クロック(PCLK)の立ち上がりに同期して
読みだされる。ラインメモリ9から出力された多値デー
タ28は、γ補正部10に出力される。γ補正部10は
RAM,ROMで構成されるルックアップテーブル(L
UT)であり、画像データはアドレスA0〜A7に、I
MAGE SELECT信号はアドレスA8〜A9に、
PHIMG信号はアドレスA10に、色指定信号はアド
レスA11〜A12に入力される。図8に示すようにγ
補正部10は画素サイズ及び画像の種類及びトナー色に
よってそれぞれ異なったγ補正を行う。γ補正部10か
らの8ビット多値画像信号はD/A変換部24でアナロ
グ電圧に変換されて次段のコンパレータ25,26の負
入力に入力される。これらコンパレータ25,26の正
入力には、2つの三角波発生部22,23からの出力信
号がそれぞれ入力される。第1の三角波発生部22は、
画像クロックPCLKを分周した1/2PCLKを積分
回路によって三角波に変換し、第2の三角波発生部23
は、画像クロックPCLKを積分回路によって三角波に
変換する。これにより、コンパレータ25からは300
線で中央成長のPWM信号40が出力され、コンパレー
タ26からは600線で中央成長のPWM信号41が出
力される。そして、セレクタ27によってPHIMG信
号に応じて2つのPWM信号のうちの一方が出力され、
レーザドライバへ出力される。
【0065】図9は図8のRF回路8の構成を示す。図
7においてプリンタコントローラから送出される画素サ
イズ切換え信号(PHIMG)は、UCR部14のテー
ブルROM19のアドレスA8に入力され、これにより
UCR部14は600dpi,300dpiとで異なっ
たUCR処理をすることが可能である。以下は、第1の
実施例と同様の処理を行う。なお、本第2の実施例では
画素サイズは600dpiと300dpiとしたが60
0dpiと200dpi又は、300dpiと150d
piとしてもよい。
【0066】(第3の実施例)図10は、本発明の第3
の実施例の構成を示す。図10のようにプリントコント
ローラ3からはプリンタエンジン4に第2の実施例で示
した信号の他に、モノクロモード/フルカラーモードの
切り替え信号が送出される。例えば、モノクロモードを
L、フルカラーモードをHとして送出する。これによ
り、多値画像信号をモノクロのグレースケール画像とし
て形成することが可能になる。
【0067】図11は図10のプリンタコントローラ3
の構成を示す。図11に示すように、画像展開部5から
は第2の実施例で示した信号の他に、モノクロモード/
フルカラーモードの切換え信号が送出される。
【0068】図12は図10のプリンタエンジン4の信
号処理部の構成を示す。ここではRF回路の内部の処理
以外は、第2の実施例と同様な処理を行う。
【0069】図13は、図12のプリンタエンジンのR
F回路8の構成を示す。図13において、プリンタコン
トローラから送出されるモノクロモード/フルカラーモ
ード切換信号によりモノクロモードが選ばれている場合
にはセレクタ13によって色空間圧縮部11及び色変換
部12はパス(迂回)されて、セレクタ16およびマス
キング部15により0.3R+0.59G+0.11B
のデータがセレクタ16から出力され、さらにセレクタ
18によりUCR部14の出力はキャンセルされセレク
タ16の出力をUCRテーブルROM19に入力する。
ここで、UCRテーブルROM19のアドレスの最上位
アドレスA11にはモノクロモード/フルカラーモード
切換信号が入力されており、UCRテーブルROM19
はこの切換信号に応じてバンク切り替えを行う。このバ
ンク切り替えにより、モノクロモード/フルカラーモー
ド切換信号がLの場合にはUCRテーブルROM19に
より黒信号に変換され、又セレクタ17によってモノク
ロ信号を出力する。その他は、第1の実施例と同様の動
作を行う。
【0070】(第4の実施例)図14は本発明の第2の
形態に対応する本発明の第4の実施例の全体の構成を示
す。第1の実施例〜第3の実施例と異なり、本例のプリ
ンタコントローラ3では画像展開の他に色処理も行な
い、面順次のY,M,C,Kの画像データ7をプリンタ
エンジン4へ送出する。プリンタエンジンはY,M,
C,Kの画像データ7に基づいて印字を行ない、フルカ
ラー画像を形成する。なお以下の説明は、プリンタエン
ジン4は600dpi(ドット/インチ)の解像度のプ
リンタであるとして説明を行なう。
【0071】上記プリンタコントローラ3とプリンタエ
ンジン4がやりとりする主な信号は、面順次の画像信号
7(Y,M,C,K各8ビット)と画像転送クロック
(VCLK)と色指定信号とライン同期信号(LSYN
C)とページ同期信号(PSYNC)である。
【0072】図15は、図14のプリンタコントローラ
3の構成を示す。ホストコンピュータ1から送出された
所定の言語の画像情報を画像展開部5によって輝度信号
であるR,G,B各8ビットの信号に変換し、このR,
G,B信号をプリンタコントローラ31内のカラー処理
部46へ出力する。
【0073】上記の画像展開部5から送出される画像デ
ータR,G,B各8ビットはカラー処理部46でY,
M,Cの信号に色変換され、マスキング処理及び下色除
去(UCR)処理される。この下色除去(UCR)処理
部(図17の14)はRAMやROMで構成されたルッ
クアップテーブルであり、画像データはアドレスA0〜
A7に、色指定信号はアドレスA8,A9に入力され
る。このようにして画像データR,G,B各ビットはマ
ゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラッ
ク(K)の各8ビットの4色分のデータに変換される。
また、UCR処理では色指定信号によりそれぞれ異なっ
たテーブル変換がされる。そして、それらのM,C,
Y,Kのデータは再び画像展開部5のCPU(図示せ
ず)に戻され、各色ごとにプリンタコントローラ3内の
画像メモリ37に格納される。これにより画像展開部5
は、R,G,B各8ビットのデータをプリンタエンジン
4へ送出する必要がなくなり、8ビットの面順次のY,
M,C,Kの信号をプリンタエンジン4へ送ることとな
る。
【0074】図16は図14のプリンタエンジン4の信
号処理部の構成を示す。上述したプリンタコントローラ
3の画像メモリ37から面順次で送出される画像データ
DATA0〜DATA7は、プリンタエンジン4のライ
ンメモリ9に書き込まれ、次いでプリンタエンジン4の
画像クロックPCLKでの立ち上がりに同期してライン
メモリ9から読みだされ、γ補正部10に出力される。
γ補正部10も下色除去(UCR)処理部と同様にルッ
クアップテーブルであり、画像データはアドレスA0〜
A7に、色指定信号はアドレスA8,A9に入力され
る。γ補正部10は、トナーの色によってそれぞれ異な
るγ補正を行なう。
【0075】γ補正部10からの8ビット多値信号はD
/A変換部24でアナログ電圧に変換され、次段のコン
パレータ26の負入力に入力される。コンパレータ26
の正入力には、三角波発生部23からの出力信号が入力
される。三角波発生部23は画像クロックPCLKを積
分回路によって三角波に変換する。コンパレータ26か
らは600線で中央成長のPWM信号41が出力され、
レーザドライバへ出力される。
【0076】図17は図15のプリンタコントローラ3
内部のカラー処理部46の構成を示す。カラー処理部4
6は図17に示すように色変換部12,UCR部14,
マスキング部15およびセレクタ16によって構成さ
れ、画像展開部5からの画像信号R,G,B各8ビット
を色変換し、色指定信号に従ったUCR処理を行ない、
次のマスキング部でマスキング処理した色指定信号によ
りY,M,C,Kの出力を面順次で出力する。ここで色
指定信号はUCRテーブルROM19のアドレスA8,
A9に入力され、色指定信号が示すトナー色によってU
CRテーブルROM19でバンク切り替えが行なわれ、
それぞれのトナー色に応じたUCR処理が行なわれる。
【0077】(第5の実施例)図18は第4の実施例の
変形例としての本発明の第5の実施例の全体の構成を示
す。図18に示すプリンタコントローラ3からプリンタ
エンジン4に第4の実施例で示した信号の他に、PHO
TO画像指定信号としてのPHIMG信号が送出され
る。PHIMG信号は例えば写真画像であればL(ロー
レベル)とし、色文字画像であればH(ハイレベル)と
する。このPHIMG信号によりPWM(パルス幅変
調)信号の線数を切換え、写真画像であれば例えばPW
Mの線数を300線とし、かつUCR量を減らして階調
性を重視し、色文字であればPWMの線数を600線と
し、かつUCR量を増やすことで輪郭がシャープになる
ようにする。
【0078】図19は図18のプリンタコントローラ3
の構成を示す。第4の実施例で示した信号の他に、PH
IMG信号がカラー処理部46とプリンタエンジン4に
送出される。
【0079】図20に図18のプリンタエンジン4の構
成を示す。プリンタコントローラ3から送出される画像
データDATA0〜DATA7は、ラインメモリ9に書
き込まれ、プリンタエンジンの画像クロックPCLKの
立ち上がりに同期して、ラインメモリ9から読みださ
れ、γ補正部10に出力される。γ補正部10はルック
アップテーブルであり、画像データはアドレスA0〜A
7に、IMAGE SELECT信号はアドレスA8〜
A9に、色指定信号はA11〜A12に入力される。ま
た、PHIMG信号はアドレスA10に入力される。γ
補正部10は、PWMの線数やトナーの色によってそれ
ぞれ異なるγ補正を行なう。
【0080】γ補正部10からの8ビット多値信号はD
/A変換部24でアナログ電圧に変換され、次段のコン
パレータ25,26の負入力に入力される。コンパレー
タ25,26の正入力には、三角波発生部22,三角波
発生部23からの出力信号がそれぞれ入力される。三角
波発生部22は画像クロックPCLKを分周した1/2
PCLKを積分回路によって三角波に変換し、三角波発
生部23は画像クロックPCLKを積分回路によって三
角波に変換する。コンパレータ25からは300線で中
央成長のPWM信号40が出力され、コンパレータ26
からは600線で中央成長のPWM信号41が出力され
る。そして、セレクタ27によってPHIMG信号によ
り2つのPWM信号のうちの一方が出力される。
【0081】図21は図19のカラー処理部46の構成
を示す。カラー処理部46は色変換部12,UCR部1
4,マスキング部15およびセレクタ16によって構成
され画像展開部5からの画像信号R,G,B各8ビット
を色変換部12で色変換し、PHIMG信号に従った前
述のようなUCR処理をUCR部14で行ない、次のマ
スキング部15でマスキング処理して、色指定信号によ
りセレクタ16からY,M,C,Kの出力を面順次で出
力する。ここで、PHIMG信号はUCRテーブルRO
M19のアドレスA8に入力され、PHIMG信号が指
示する線数によってバンク切り替えを行なわれ、それぞ
れの線数(300線又は600線)に応じたUCR量で
の処理が行なわれる。
【0082】(第6の実施例)図22は本発明の第3の
形態に対応する本発明の第6の実施例の全体の構成を示
す。プリンタ2は外部機器であるホストコンピュータ1
からの所定の言語によって画像情報を受信し、プリンタ
コントローラ3で画像展開及び色処理を行ない、面順次
の画像データ7をプリンタエンジン4へ送出する。プリ
ンタエンジン4は画像データ7に基づいて印字を行な
い、フルカラー画像を形成する。なお、以下の説明は、
プリンタエンジンは600dpi(ドット/インチ)の
解像度のプリンタであるとして説明を行なう。
【0083】プリンタコントローラ3とプリンタエンジ
ン4がやりとりする主な信号は、画像信号7(R,G,
B各8ビット)と画像転送クロック(VCLK)と色指
定信号とライン同期信号(LSYC)とページ同期信号
(PSYNC)と濃度パッチ発生信号である。
【0084】図23は、図22のプリンタコントローラ
3の構成を示す。ホストコンピュータ1から送出された
所定の言語の画像データを画像展開部5によって輝度信
号であるR,G,B各8ビットの信号に変換して、多値
画像メモリ6を介して色指定信号と共に後述の図29に
示すカラー処理部へ出力する。又、ホストコンピュータ
1からの濃度パッチ発生命令は画像展開部5で濃度パッ
チ発生信号に変換され、後述の図24の濃度パッチ発生
回路205へ送出される。
【0085】本実施例のカラーLBP(レーザービーム
プリンタ)の内部構造は図33の従来例と同様なので省
略する。
【0086】図33の構成のカラーLBPで環境変動等
にかかわらず色合いを一定に保つことができるようにし
た図った、本発明の第6実施例による印字画像濃度検出
及び、制御の構成例を図24に示す。図24中の100
は感光体ドラム、103は転写体ドラム、104は定着
器、107は光学ユニット、108は現像器選択機構
部、および111は帯電器である。また、200はプリ
ント出力画像の濃度を測定する光学式の濃度センサ部、
201は濃度センサ部200の信号を検出する信号検出
回路、202は信号検出回路201で検出したデータと
あらかじめ設定したレファレンスデータとを比較する比
較器、203はそのレファレンスデータを蓄積してある
レファレンスメモリ、204は上記検出したデータを蓄
積する検出データメモリ、および205は前述の濃度パ
ッチ発生信号に応じて濃度パッチの印刷用データを発生
する濃度パッチ発生回路である。上記濃度センサ部20
0は発光素子とカラー受光素子からなる。これら発光素
子と受光素子は被測定印字画像の上方、あるいはこれを
はさんで配置される。次に、上記の構成においての濃度
検出動作及び、制御動作について以下に詳述する。
【0087】まず、通常の印字画像形成方法は、図33
で説明した従来例と同様であるので、ここではその説明
は省略し、ここでは図24を参照して濃度検知用の印字
画像形成処理動作についてのみ説明する。前述したホス
トコンピュータ1からの濃度パッチ発生命令により前述
したプリンタコントローラ3から発生される濃度パッチ
発生信号が濃度パッチ発生回路205に送出され、感光
体ドラム100を帯電器111で帯電後、濃度パッチ発
生回路205から濃度パッチデータが出力されて、光学
ユニット107によって感光体ドラム100上に図25
に示すような濃度パッチ(一定面積が同一濃度で形成さ
れているもの)を照射し、所定電位でその濃度パッチの
潜像を形成する。この際に、光学ユニット107のレー
ザ制御信号は、例えばイエローに該当する信号が送られ
てくると、現像器選択機構部108はイエローの現像器
Dyを選択し、感光体ドラム100と隣接する位置にそ
の現像器Dyを移動する。その後、感光体ドラム100
の潜像は現像器Dyの例えばイエローのトナーにより可
視化される。感光体ドラム100上の可視化されたトナ
ー像は、転写ドラム103に印加されている転写高圧電
源によって引き付けられ、転写体ドラム103上に保持
された印字用紙上に転写される。上記一連の動作を各色
(Y,M,C,K)同様に行うことにより、転写体ドラ
ム103上の印字用紙上にY,M,C,Kの画像が形成
され、その後、定着器104によりトナー画像が印字用
紙上に定着されて排紙トレイ上にプリント出力される。
【0088】上記のプリントシーケンスの定着後に、印
字用紙上の印字画像の濃度を濃度センサ200等により
検出し、その検出値に応じて画像形成係数等を制御する
ことで、そのときの環境等の条件に応じて調整された最
適な濃度での印字画像を実現することが可能である。
【0089】即ち、図26のフローチャートに示すよう
に、上述のトナー像は定着器104によって定着されて
プリント出力されるので、定着器104の下流(後方)
に設置した濃度センサ200により定着画像の濃度検知
を行う(ステップS1)。濃度センサ200で検知した
定着画像濃度信号は電圧として信号検出回路201に入
力される。信号検出回路201は送られてきた信号をA
/D変換し、A/D変換された信号は比較器202を通
して検出信号メモリ204に蓄積される(ステップS
2)。比較器202は、レファレンスメモリ203のレ
ファレンスデータと検出信号メモリ204の検出データ
をそれぞれ読みだしてY,M,C,K個別にそれらデー
タの差分値を求め(ステップS3)、Y,M,C,Kの
4つの色の差分値のそれぞれの平均を求める(ステップ
S4)。また、この場合のレファレンスデータとは、あ
らかじめ規定した一定の温湿度(例えば20℃,60
%)で、あらかじめ規定した色合いで印字できるマスキ
ング係数及びUCR量で印字した場合のY,M,C,K
の濃度値(規定濃度と呼ぶ)である。
【0090】また、図27のフローチャートに示すよう
に比較器202は、上記4つの差分値が規定濃度が許容
する範囲内ならば設定2とし(ステップS51,S5
4)、もしその許容範囲外であれば、検出データとレフ
ァレンスデータの大小関係を比較して検出データの方が
大きい場合には設定1(ステップS53)、非常に小さ
い場合には設定4(ステップS56)、多少小さい場合
には設定3(ステップS55)とした設定信号を後述の
図28のカラー処理部へ送出する(ステップS5,S
6)。
【0091】図28は図22のプリンタエンジン4の信
号処理部の構成を示す。前述したプリンタコントローラ
3から送出されるR,G,B各8ビットデータ7は、カ
ラー処理部であるRF回路8でマゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(K)の画像データ
に色変換され、M,C,Y,Kの順に画像データがライ
ンメモリ9に出力され書き込まれる。
【0092】ラインメモリ9に書き込まれた画像データ
はプリンタエンジンの画像クロック(PCLK)の立ち
上がりに同期して読みだされる。ラインメモリ9から出
力された多値画像データ28はγ補正部10に出力され
る。γ補正部10はRAMやROMで構成されたルック
アップテーブル(LUT)であり、画像データはアドレ
スA0〜A7に、色指定信号はアドレスA8,A9に入
力される。γ補正部10は、トナー色、画像の種類によ
ってそれぞれ異なるγ補正を行なう。γ補正部10から
の8ビット多値画像信号はD/A変換部24でアナログ
電圧に変換され、次段のコンパレータ26の負入力に入
力される。コンパレータ26の正入力には、三角波発生
部23からの出力信号が入力される。三角波発生部23
は、画像クロックPCLKを積分回路によって三角波に
変換する。コンパレータ26からは600線で中央成長
のPWM信号41が出力され、レーザドライバへと出力
される。
【0093】図29は図28のRF回路8の構成を示
す。RF回路8は色変換部12,UCR部14,マスキ
ング部15,UCRテーブルROM19,マスキング係
数レジスタ34およびセレクタ16によって構成され、
プリンタコントローラ3からの画像信号R,G,B各8
ビットを色変換部12で色変換し、UCR部14ではテ
ーブルROM19を介して色指定信号に従いトナー色に
応じ、又前述した図24の比較器22からの設定信号に
応じたUCR処理を行ない、次のマスキング部15で前
述した比較器22からの設定信号に応じたパラメータレ
ジスタ34の信号に基いてマスキング処理を行い、色指
定信号によりY,M,C,Kの出力をセレクタ16から
面順次で出力する。
【0094】ここで、UCRテーブルROM19及び、
マスキング部15のパラメータレジスタ34は、図27
の下段に示した設定値1〜4に対応する4種類のデータ
を持っている。色指定信号は、UCRテーブルROM1
9のアドレスA8,A9に入力され又、設定信号は、U
CRテーブルROM19のアドレスA10,A11に入
力されて、ROM19はそれら信号に応じてバンク切り
替えを行ない、それぞれのトナー色及び設定値に応じた
濃度調整処理を行なう。また、マスキング部15は、パ
ラメータレジスタ34を持っており、設定信号に応じた
パラメータ(マスキング係数)をパラメータレジスタ3
4からマスキング部15に与え、設定値に応じたマスキ
ング処理をマスキング部15で行うようにしている。
【0095】図30は、図29のテーブルROM19の
アドレスA10,A11に入力する設定信号の値と上記
設定値との関係を示す。
【0096】(第7の実施例)図31は図22の第6の
実施例の変形例である本発明の第7の実施例の全体の構
成を示す。図31に示すように第6の実施例で示したカ
ラー処理回路のUCRテーブルROM19、及びマスキ
ング係数のパラメータレジスタ34をICカード60に
置き換えることでプリンタ外部からICカードを差し替
えることにより、さまざまな色変換を可能としている。
【0097】図31に示すようにプリンタエンジン4に
はICカードスロット61があり、プリンタエンジン4
からのリクエスト信号52により、マスキングパラメー
タ48及びそのレジスタアドレス49及びUCRデータ
50及びそのデータのアドレス51をICカード60は
出力する。
【0098】図32に図31のプリンタエンジン4内の
カラー処理部の構成を示す。イニシャル回路67は、プ
リンタエンジン4に電源が投入された時に、ICカード
60に対しリクエスト信号52を送出する。リクエスト
信号52を受け取ったICカード60は、マスキングパ
ラメータ48及びレジスタアドレス49、UCRデータ
50及びそのアドレス51をイニシャル回路67へ送出
する。続いて、イニシャル回路67は、UCRテーブル
RAM65及びマスキングパラメータレジスタ66へそ
れぞれライトイネーブル(/WE)信号を送出すると共
に、ICカード60からのデータを送出して、それによ
りUCRテーブルRAM65及び、マスキングパラメー
タレジスタ66は、送られてきたアドレスに対応してデ
ータを貯蔵する。その他の動作は第6の実施例と同様で
ある。
【0099】従って、さまざまなデータのICカードを
用意することにより、容易に外部からマスキングパラメ
ータ、及びUCRテーブルの値を変更することが出来
る。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。
【0101】(1)本発明の第1の形態によれば、プリ
ンタエンジンの画像処理部に色空間圧縮部を設け、画像
の種類に応じた色空間圧縮をするようにしているので、
自然なカラー画像出力が得られる。
【0102】(2)本発明の第2の形態によれば、色変
換処理をプリンタコントローラ内で行うようにしたの
で、プリンタコントローラからプリンタエンジンへ24
ビットのR,G,Bデータを送出する必要がなくなり、
そのためプリンタコントローラのデータ送出の仕事量が
減り、例えば画像展開などに割り当てる時間がより多く
なるという効果が得られる。
【0103】(3)本発明の第3の形態によれば、濃度
パッチから得られた検出信号によりカラー画像形成装置
のカラー処理を制御するようにしているので、環境変動
などによる色合いの変化を最小限にすることができる。
また、UCRデータ及び、マスキングパラメータをIC
カードにすることにより、容易に外部からカラー処理の
パラメータを変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略基本構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2のプリンタコントローラ3の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図2のプリンタエンジン4の信号処理部の構成
を示すブロック図である。
【図5】図4のRF回路8の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施例の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図6のプリンタコントローラ3の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】図6のプリンタエンジン4の信号処理部の構成
を示すブロック図である。
【図9】図8のRF回路8の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施例の全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】図10のプリンタコントローラ3の構成を示
すブロック図である。
【図12】図10のプリンタエンジン4の信号処理部の
構成を示すブロック図である。
【図13】図12のRF回路8の構成を示すブロック図
である。
【図14】本発明の第4の実施例の全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図15】図14のプリンタコントローラ3の構成を示
すブロック図である。
【図16】図14のプリンタエンジン4の信号処理部の
構成を示すブロック図である。
【図17】図15のプリンタコントローラ3の内部のカ
ラー処理部46の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第5の実施例の全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図19】図18のプリンタコントローラ3の構成を示
すブロック図である。
【図20】図18のプリンタエンジン4の信号処理部の
構成を示すブロック図である。
【図21】図19のプリンタコントローラ3の内部のカ
ラー処理部46の構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の第6の実施例の全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図23】図22のプリンタコントローラ3の構成を示
すブロック図である。
【図24】本発明の第6の実施例による印字画像濃度検
出および制御の構成例を示すブロック図である。
【図25】上記印字画像濃度検出に用いる濃度パッチの
出力例を示す模式図である。
【図26】本発明の第6の実施例での印字画像濃度検出
およびその検出に応じた濃度量,UCR量の条件設定の
制御動作手順を示すフローチャートである。
【図27】上記条件設定の詳細な手順を示すフローチャ
ートである。
【図28】図22のプリンタエンジン4の信号処理部の
構成を示すブロック図である。
【図29】図28はRF回路8の構成を示すブロック図
である。
【図30】図29のテーブルROM19のアドレスA1
0,A11に入力する設定信号の値と設定値との関係を
示す図である。
【図31】本発明の第7の実施例の全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図32】図31のプリンタエンジン4内のカラー処理
部の構成を示すブロック図である。
【図33】本発明が適用可能なカラー・レーザビームプ
リンタの内部構成の一例を示す縦断面図である。
【図34】従来装置の信号処理系の全体の構成例を示す
ブロック図である。
【図35】図34の従来の画像処理部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図36】図35の従来のカラー処理部で行う信号変換
のタイミングを示すタイムチャートである。
【図37】図35の従来のPWM部のPWM信号出力タ
イミングを示すタイムチャートである。
【図38】図35の従来のカラー処理部の構成を示すブ
ロック図である。
【図39】図34のプリンタコントローラと図38のカ
ラー処理部の処理の流れを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 プリンタコントローラ 4 プリンタエンジン 5 画像展開部 6 多値画像メモリ 8 RF回路 9 ラインメモリ 10 γ補正部 11 色空間圧縮部 12 色変換部 13 第1セレクタ 14 UCR部 15 マスキング部 16 第3セレクタ 17 第4セレクタ 18 第2セレクタ 19 UCRテーブルROM 21 制御クロック発生部 22 第1三角波発生部 23 第2三角波発生部 24 D/A変換部 25 第1コンパレータ 26 第2コンパレータ 27 セレクタ 34 マスキングパラメータレジスタ 37 画像メモリ 46 カラー処理部 60 ICカード 61 ICカードスロット 65 UCRテーブルRAM 66 マスキングパラメータレジスタ 67 イニシャル回路 100 感光体ドラム 103 転写体ドラム 104 定着器 108 現像器選択機構部 111 帯電器 200 濃度センサ 201 信号検出回路 202 比較器 203 レファレンスメモリ 204 検出データメモリ 205 濃度パッチ発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 H04N 1/46 9/79 G06F 15/68 310 A H04N 1/46 Z 9/79 H

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像信号を入力する多値画像入力手
    段と、 画像の種類を区別する画像種別信号を入力する画像種別
    入力手段と、 前記多値画像信号を画素毎に、前記画像種別信号により
    異なった色空間圧縮する色空間圧縮手段と、 該色空間圧縮手段で圧縮された多値画像信号を画素毎に
    色変換する色変換手段とを具備することを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 外部から入力する記録情報を制御するコ
    ントローラ手段を有し、 該コントローラ手段は前記記録情報を展開して多値画像
    信号を出力する画像展開手段と、前記多値画像信号を入
    力して色変換を含む所定のカラー処理を施すカラー処理
    手段とを包含していることを特徴とするカラー画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記カラー処理手段は、多値画像信号を
    入力する多値画像入力手段と、 画像の種類を区別する画像種別信号を入力する画像種別
    入力手段と、 前記多値画像信号を画素毎に、前記画像種別信号により
    異なった色空間圧縮する色空間圧縮手段と、 該色空間圧縮手段で圧縮された多値画像信号を画素毎に
    色変換する色変換手段とを有することを特徴とする請求
    項2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記色変換手段により色変換された画像
    信号に対して前記画像種別信号に応じて異なったγ補正
    を施すγ補正手段を有することを特徴とする請求項1ま
    たは3に記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画素の大きさの切換えを指示する画素サ
    イズ切換え信号を入力する画素サイズ入力手段と、 前記色変換手段により色変換された画像信号に対して前
    記画素サイズ切換え信号に応じて画素の大きさを切換え
    る画素サイズ切換え手段とを有することを特徴とする請
    求項1,3または4に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画素サイズ切換え信号に応じて画素
    毎に生成される下色除去量を切換える下色除去手段を有
    することを特徴とする請求項5に記載のカラー画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 モノクロ画像への切換えを指示するモノ
    クロ/カラー切換え信号を入力するモノクロ切換え入力
    手段と、 前記モノクロ/カラー切換え信号の指示に応じて前記色
    空間圧縮手段及び前記色変換手段を迂回することでモノ
    クロ画像の出力を行う画像切換え手段を有することを特
    徴とする請求項1または3に記載のカラー画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記色空間圧縮手段は、色空間圧縮に際
    して前記画像種別信号が写真画像を示す信号であれば画
    像データの最も明るい色をプリンターエンジンの出力特
    性に合せ、他の色をホワイトポイント、ブラックポイン
    トとの相対関係を保つように変換し、また前記画像種別
    信号がコンピュータグラフィクスを示す信号であればプ
    リンタエンジンの色表現範囲をはみだした部分について
    なるべく彩度を変えずに圧縮し、また前記画像種別信号
    が色を忠実に再現したい文字などを示す信号であればプ
    リンタエンジンの色表現範囲と画像データが重なり合う
    部分を共有するように圧縮することを特徴とする請求項
    1または3に記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 多値画像信号を入力して色変換等の所定
    の画像処理を行うカラー処理手段を有し、該カラー処理
    手段から出力する各色に対応する画像信号に応じて変調
    された光ビーム走査によって記録媒体上に各色に対応す
    る潜像を形成し、該各潜像に対して該当する色の現像剤
    で現像を行い、現像された画像に対して転写および定着
    処理を施すカラー画像形成装置において、 前記定着処理された出力画像の濃度を反射型または透過
    型の光センサーを用いて計測する濃度計測手段と、 予め設定した信号レベルを記憶する記憶手段と、 前記濃度計測手段の出力信号レベルと前記記憶手段に記
    憶された信号レベルとを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に基づいて前記カラー処理手段の
    画像処理条件を制御する制御手段とを具備することを特
    徴とするカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記比較手段の比較
    結果に基づいて前記カラー処理手段のマスキング係数お
    よび下色除去量を調整することを特徴とする請求項9に
    記載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は複数の信号レベルを予
    め記憶し、前記制御手段は前記比較手段の前記複数の信
    号レベルとの比較結果に基づき複数の調整値の一つを選
    択することを特徴とする請求項9または10に記載のカ
    ラー画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段は製品出荷時の前記濃度
    計測手段の出力信号レベルを記憶していることを特徴と
    する請求項9または10に記載のカラー画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記マスキング係数および下色除去量
    調整用UCR変換テーブルを格納したICカードと、 該ICカードを読み込むICカード読取手段とを有し、 前記制御手段は該ICカード読取手段から読み込まれた
    前記マスキング係数および下色除去量調整用UCR変換
    テーブルを用いて前記調整を行うことを特徴とする請求
    項10乃至12のいずれかに記載のカラー画像形成装
    置。
JP6136139A 1994-06-17 1994-06-17 カラー画像形成装置 Pending JPH089175A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8300265B2 (en) 2006-01-26 2012-10-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data processing apparatus capable of calibrating print data to reduce ink consumption

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8300265B2 (en) 2006-01-26 2012-10-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data processing apparatus capable of calibrating print data to reduce ink consumption
US8542406B2 (en) 2006-01-26 2013-09-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data processing apparatus capable of calibrating print data to reduce ink consumption

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