JP2940932B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2940932B2 JP1115141A JP11514189A JP2940932B2 JP 2940932 B2 JP2940932 B2 JP 2940932B2 JP 1115141 A JP1115141 A JP 1115141A JP 11514189 A JP11514189 A JP 11514189A JP 2940932 B2 JP2940932 B2 JP 2940932B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置に関し、特に複数種の解像度で
画像を形成する画像形成装置を制御する画像処理装置に
関する。
[従来の技術] 従来、この種の装置では像域分離法やCPUからの指示
に従つて一画像出力における自然画像と文字、図形等の
部分の画像の解像度を異ならせていた。ところで、階調
数の異る画像を合成したい場合もある。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来法によれば、予めホスト側で画像合成し
たものをプリンタ側で像域分離するという無駄を生じ
る。また階調数が極端に異る場合は良いが、階調数が接
近する画像間では像域分離もうまくゆかない。
本発明は、上述した従来技術の欠点を除去するもので
あり、その目的とするところは、記録密度データに従っ
て画像形成装置の記録密度を制御するだけでなく、さら
に色処理手段の色処理を制御される記録密度に合わせて
変更して、より高画質の画像を得る画像処理装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の画像処理装置
は、ホストから入力されたコマンドにしたがって多値デ
ータを展開し、展開された多値画像データに基づいて画
像形成する装置であって、記録密度を切り替え可能に画
像形成する形成装置のための画像処理装置において、展
開された多値画像データを第1のメモリに格納する第1
格納手段と、前記展開された多値画像データに対応させ
て、前記展開された画値画像データに従った画像を形成
する際の画像各部の記録密度を示す記録密度データを第
2の目盛に格納する第2格納手段と、前記展開された多
値画像データに対して前記形成装置用の色処理を行う色
処理手段と、前記形成装置の画像形成動作に同期して、
前記展開された多値画像データと前記記録密度データと
を読み出して前記形成装置に出力すると共に、前記記録
密度に適した色処理がされた多値データを前記形成装置
に出力するように、前記記録密度データを前記色処理手
段に供給する供給手段とを有することを特徴とする。
[実施例の説明] 以下、添付図面に従つて本発明による実施例を詳細に
説明する。
第2図は実施例のカラー・レーザビーム・プリンタ
(C−LBP)のプリンタ機構部断面図である。プリンタ
部2000において、不図示のレーザ素子から射出したレー
ザビームはポリゴンミラー2289で主(水平)走査方向に
高速走査され、更にミラー2290で反射され、予め帯電器
2297で一様帯電した感光ドラム2900上に最高16本/mmの
解像度でラインドツト露光を行う。本実施例ではレーザ
の1水平走査長は画像情報の1水平走査長に対応する。
一方、感光ドラム2900は矢印方向に定速回転しており、
これにより平面画像(潜像)が形成される。次に、例え
ば露光したものがイエロー画像データであればその潜像
はイエロー現像器(Y)2292で現像され、更に転写帯電
器2298により転写ドラム2296上の用紙上に転写される。
こうして上記をマゼンタ(M)、シアン(C)、ブラツ
ク(BK)の各画像データについて繰り返し、同一用紙上
に各色の画像を重ねることでカラー画像を形成する。
第1図は実施例のC−LBP80のブロツク構成図であ
る。実施例のC−LBP80はインタフエイス部100とプリン
タ部2000とから成る。
インタフエイス部100において、2は外部インタフエ
イス回路であり、ケーブル1を介してホストシステム30
0と接続し、制御情報や画像データ等のやりとりを行
う。3は制御部であり、外部インタフエイス回路2を介
して送られる制御コマンド等を解釈して実行すると共
に、後述の画像メモリの制御を行う。制御部3におい
て、3−1はCPUであり、制御部3の主制御を行う。3
−2はROMであり、CPU3−1が実行する例えば第6図の
制御プログラムを格納している。またROM3−2は文字コ
ードデータを文字パターンデータに変換するためのフオ
ントテーブルも記憶している。3−3はRAMであり、ホ
ストシステム300から送られた文字コードデータ等を一
旦記憶する他、CPU3−1がワークエリアとしても使用す
る。3−4はダイレクトメモリアクセスコントローラ
(DMAC)であり、CPU3−1の管理下で、画像メモリ5〜
8に対するカラー画像データのDAM転送を行う。画像メ
モリ5〜8は色分解されたカラー画像データを夫々記憶
する。即ち、Rメモリ5はレツド(R)又はシアン
(C)、Gメモリ6はグリーン(G)又はマゼンタ
(M)、Bメモリ7はブルー(B)又はイエロー(Y)
の画像データを夫々記憶する。またBKメモリ8はブラツ
ク(BK)の画像データ又はCPU3−1によつて展開された
文字パターンデータ(2値データ)を記憶する。また27
はFメモリであり、画像メモリ5〜8に他の画像を合成
した場合にその合成位置をビツトマツプ方式で記憶す
る。10は同期信号処理回路であり、プリンタ部2000から
の同期信号BDに同期して画像メモリ5〜8より画像デー
タを読み出し、プリンタ部2000に送る。
プリンタ部2000において、2121は画像処理回路であ
り、必要な場合は入力のR,G,BデータをY,M,C,BKデータ
に色変換する。2160は階調制御回路であり、Y,M,C,BK
ータをプリンタ部2000の色再現濃度に対応させ、かつ濃
度に応じてPWM変換する。2200はレーザドライバであ
り、階調制御回路2160出力のビデオ信号でレーザ素子22
23を駆動する。2500は制御部であり、プリンタ部2000を
制御する。また制御部2500はライン24を介して制御部3
との情報のやりとりを行う。制御部2500において、2110
はCPUであり、制御部2500の主制御を行う。2502はROMで
あり、CPU2110が実行する制御プログラム(例えば第6
図の一部)を格納している。2504はRAMであり、CPU2110
がワークエリアとして使用する。2600は電位センサであ
り、感光体2900の帯電電荷量を検出する。2700は電位測
定ユニツト(PDU)であり、電位センサ2600の出力を増
幅してA/D変換器2503に入力する。2800はセンサであ
り、画像出力すべき先端位置を検出して画像先端信号IT
OPを出力する。更に2298は湿度センサ、2299は温度セン
サであり、夫々現像特性を補正するための湿度、温度を
検出する。2285はプリンタ機構部の駆動モータである。
かかる構成において、ホストシステム300は外部イン
タフエイス回路2を介してCPU3−1と交信する。例えば
ホストシステム300は送るべき画像データの種類を指定
し、その指定情報はRAM3−3に格納される。
送られる画像の組み合わせとしては以下のものが考え
られる。R,G,Bデータと文字コードデータ(黒又は色指
定)、R,G,Bデータと2値のフオントデータ(黒又はR,
G,B)、Y,M,C,BKデータと文字モードデータ(黒又は色
指定)、Y,M,C,BKデータと2値のフオンドデータ(黒又
はR,G,B)、等である。尚、2値のフオントデータの代
りに3階調以上で比較的階調数の少ない画像データ(例
えばコンピユータグラフイツクスで作成したカラー画像
データ)でも良い。CPU3−1は、DMAC3−4を管理する
ことにより、R,G,Bデータについては画像メモリ5〜7
に、またY,M,C,BKデータについては画像メモリ5〜8に
順次DMA転送する。
またCPU3−1は、R,G,Bデータと黒文字コードデータ
の場合A)は、当該文字コードデータを一旦RAM3−3に
格納し、これをROM3−2で文字パターンデータに変換
し、更に外部インタフエイス回路2を制御して信号線11
と信号線13を結合し、アドレス線14をインクリメントす
ると共に当該文字パターンデータをビツトマツプ方式で
BKメモリ8に展開する。
また、R,G,Bデータと黒フオントデータの場合B)
は、当該フオントデータを一旦RAM3−3に格納し、前記
同様にしてアドレス線14をインクリメントすると共に当
該フオントデータをビツトマツプ方式でBKメモリ8に展
開する。
また、R,G,Bデータと色指定の文字コードデータの場
合C)は、当該文字コードデータを一旦RAM3−3に格納
し、これをROM3−2で文字パターンデータに変換し、前
記同様にしてアドレス線14をインクリメントすると共に
当該文字パターンデータをFメモリ27に展開する。更に
当該文字パターンデータを指定色に従つて多値のR,G,B
データに色分解し、夫々をR,G,Bメモリ5〜7に合成す
る。
またR,G,Bデータと多値のカラーフオント、即ち、R,
G,Bの各成分を有するフオントデータの場合D)は、当
該フオントデータを一旦RAM3−3に格納し、前記同様に
してアドレス線14をインクリメントすると共に当該R,G,
BフオントデータをR,G,Bメモリ5〜7に合成する。また
この合成に際して、CPU3−1は当該R,G,Bフオントデー
タの何れかが“0"以外のデータである時はFメモリ27の
対応位置に論理“1"のビツトを書き込む。
またY,M,C,BKデータと黒文字コードデータの場合E)
は、当該文字コードデータを一旦RAM3−3に格納し、こ
れをROM3−2で文字パターンデータに変換し、前記同様
にしてアドレス線14をインクリメントすると共に、当該
文字パターンデータをFメモリ27に展開する。また当該
文字パターンデータを対応する2種類の多値データ(例
えば00H又はFFH)に変換してBKメモリ8に合成する。
またY,M,C,BKデータと色指定の文字コードデータの場
合F)は、前記同様にして、まず2値の文字パターンデ
ータをFメモリ27に展開する。更に当該文字パターンデ
ータを指定色に従つて多値のY,M,C,BKデータに色分解
し、夫々の画像メモリ5〜8に合成する。その他の組み
合わについても上記同様に考えられる。
その後、CPU3−1はホストシステム300に対してデー
タ処理終了のフラグを送出する。ホストシステム300は
このフラグ転送によりプリンタが印刷可能状態であるこ
とを知り、印刷要求コマンドを送る。これによりCPU3−
1はプリンタ部2000を起動させる。
第5図は実施例のBKメモリ8のブロツク構成図であ
る。図において、802はデコーダであり、CPU3−1から
のビツトプレーン選択信号をチツプ選択信号CS0〜CS7に
デコードする。803はセレクタであり、CPU3−1からの
選択信号により、デコーダ802出力のチツプ選択信号CS0
〜CS7又は全チツプ同時選択信号を出力する。これによ
り、BKメモリ8はビツトプレーンメモリとしても通常の
画像データメモリとしてもアクセス可能である。
第3図は実施例の画像処理回路2121のブロツク構成図
である。図において、901はガンマ(γ)RAMであり、入
力のカラー画像データをγ変換する。γRAM901の内容は
ホストシステム300からの指示(又はγデータ)により
設定可能である。例えば画像メモリ5〜8にY,M,C,BK
ータを記憶させた場合は、γRAM901の内容は無変換(入
出力同一)特性で良い。セレクタ905はプリンタ部にお
ける顕像色情報(Y→M→C→BKの順)に応じてγRAM9
01出力のY,M,C,BKデータを順次選択し、更にセレクタ90
6から出力する。その際に、Fメモリ27からの2値信号
Fは黒処理回路903に入力し、出力画素の進行に併せて
ライン2116からそのまま出力される。ライン2116出力の
2値信号Fは印刷時の解像度をリアルタイムで制御す
る。
また画像メモリ5〜7にR,G,Bデータを記憶させた場
合は、γRAM901の内容はいわゆるガンマ変換(R,G,B→
Y,M,C)特性である。ところで、プリンタ部の色材は本
実施例の如き電子写真方式であればトナーであり、他
の、例えばインクジエツト方式であればインク、熱転写
方式であれば熱転写用インクである。一般に、これらの
色材は夫々に異なる不要吸収部分を持っているから、ホ
ストシステム300の側でプリンタ毎にマスキング演算を
行うのは効率的でない。そこで画像処理回路2121にUCR
マスキング回路902を設け、これによりγRAM901出力の
Y,M,Cデータをマスキング処理し、下色除去し、併せて
墨入れデータBK2{=(Y,M,C)min}を発生する。
また2値データBKについては無変換(入出力同一)特
性であり、この出力を2値パターンデータBK1とする。
一方、後述する黒処理回路903では墨入れデータBK2又は
前記の2値パターンデータBK1を多値変換したデータに
基づき黒データBK3を出力する。セレクタ904はプリンタ
部の顕像色情報に応じてY,M,C,BKのうちの1つのデータ
を選択出力する。またライ2116には2値パターンデータ
BK1のシリアル信号が出力される。
第4図は実施例の黒処理回路903のブロツク構成図で
ある。図において、2値パターンデータBK1はマルチプ
レクサ907で画素出力に同期したシリアルの2値信号に
変換される。908はバツフアであり、マルチプレクサ907
出力のシリアル2値信号を多値データに変換する。例え
ば2値信号のビツトが論理0の時は多値データ00H(H
はヘキサ表示)に、また2値信号のビツトが論理1の時
は多時データFFHに変換する。909は多値データの0R回路
であり、墨入れデータBK2と多値データ(00H又はFFH)
の論理和をとる。これにより、R、G、Bデータに基づ
く自然画のうち、文字パターンデータの論理1を合成し
た部分の黒データBK3は強制的にFFHになり、画像合成さ
れる。また文字パターンデータが論理0の部分では印刷
出力は自然画のままである。910はセレクタであり、CPU
2110の指定に従つて選択した黒データBK3を出力する。
即ち、例えばホストシステム300から送られた画像デー
タの組み合わせがR,G,Bデータと黒文字コードデータ
(又は黒フオントデータ)の場合は0R回路909の出力を
選択する。その際に、ライン2116からはシリアル変換さ
れた2値パターンデータが出力され、後述する解像度の
選択信号として使用される。またそれ以外の画像データ
の組み合わせの場合は、Fメモリ27が使用されるように
マルチプレクサ907はCPUによつて制御され、その出力信
号Fが解像度の選択信号として使用される。
第6図は実施例の制御部3の制御手順のフローチヤー
ドである。ステツプS1ではホストシステム300から制御
コマンドが送られるのを待つ。制御コマンドが送られる
とステツプS2に進み、例えばインタフエイス部100の初
期設定を行う。またこの時に画像処理回路2121のγデー
タの設定、UCR係数の設定、画像データがR,G,BかY,M,C,
BKかの指定等を行う。またCPU3−1はプリンタ部2000に
ついての情報提供を行う。例えば紙サイズ、プリンタウ
エイト中か否か、等である。ステツプS3ではコマンドデ
ータ(文字コードデータ等)の有無を判別し、コマンド
デーダでなければステツプS11で画像データか否かを判
別する。画像データならステツプS112で画像データをDM
A転送し、ステツプS13で全画像データ(R,G,B又はC,M,
Y,BK)の転送終了か否かを判別する。終了でなければス
テツプS12に戻る。また終了ならステツプS13に進む。
またステツプS3の判別でコマンドデータならステツプ
S4に進み、文字コードデータを一旦RAM3−3に記憶す
る。ステツプS5ではBKデータの有無を判別し、BKデータ
有りならステツプS15でBKメモリ8へのデータ展開を禁
止する。またBKデータ無しならステツプS6に進み、文字
コードデータに対応する文字パターンデータをBKメモリ
8に展開する。この時文字パターンデータを最大8面ま
でBKメモリ8に展開できる。ステツプS7では展開終了か
否かを判別し、展開終了でなければステツプS6に戻る。
また展開終了ならステツプS8に進み、プリント出力命令
の有無の検知する。プリント出力命令でない時はステツ
プS11に戻る。またプリント出力命令ならステツプS9に
進み、制御線24を介してプリンタ部を起動させて、同時
に同期信号処理回路10も駆動する。一方、プリンタ部20
00のCPU2110は画像処理回路9のセレクタ904又は905、
及び906を選択して現像色に対応したカラーイメージ情
報を選択出力する。ステツプS10ではプリント終了か否
かを判別し、終了ならその旨をホストシステム300に知
らせてステツプS1に戻る。また所定時間以上終了しなけ
ればステツプS14に進み、ホストシステム300にエラーの
旨を知らせる。このエラー状態はプリンタの不図示のリ
セツトボタンにより復帰する。
第7図は実施例の階調制御回路2160の回路図である。
階調制御回路2160の主な機能は、画像データの読み書き
に関してインタフエイス部100の画像クロツク信号(RCL
K)とプリンタ部2000の画像クロツク信号(VCLK)間で
の同期をとること、また画像出力モードに応じて入力ビ
デオデータを階調変換すること、更に階調変換したビデ
オデータをPWM変調によりその濃度に応じた2値化信号
に変換すること等である。
図において、画像処理回路2121出力の8ビツト画像デ
ータは、インタフエイス部100からの水平同期信号(RHS
YNC)及びビデオクロツク信号(RCLK)に同期してバツ
フアメモリ(FIFO)2105に書き込まれる。また、この画
像データは同期制御回路2113からの水平同期信号(HSYN
C)及びビデオクロツク信号(VCLK)に同期して読み出
される。これによりインタフエイス部100とプリンタ部2
000間の速度整合が図られる。
バツフアメモリ2105から読み出した画像データはプリ
ンタ特性補正用のルツクアツプテーブル{LUT(2)}2
106に入力する。LUT(2)は入力の画像データをプリン
タの出力特性(例えばビームスポツト径、トナー粒子径
等)に合わせる(出力濃度の階調性が増し、かつリニア
になる)ように、予め補正された画像データを作成する
ためのものである。LUT(2)出力の画像データはD/A変
換器2107に入力し、ここで段階的に変化するアナログビ
デオ信号に変換されて、コンパレータ2117及び2118の各
一方の端子に入力する。コンパレータ2117,2118のもう
一方の端子には夫々アナログビデオ信号をその濃度に応
じて2値化(PWM変調)するためのパターン信号
(1),(2)が入力している。パターン信号(1)
は、例えば文字画像,線画像等再生するためのものであ
り、この場合はその解像度が問題になるので、例えばビ
デオ信号と同一周波数(例えば400線)のパターン信号
としている。即ち、1画素当り1パターン信号を発生す
る。パターン信号(2)は、例えば中間調画像を再生す
るためのものであり、この場合は階調性を増す必要があ
るので、例えば前記線画用パターン信号の1/2の周波数
(例えば200線)となるようなパターン信号としてい
る。即ち、2画素当り1パターン信号を発生する関係に
なる。
回路に従つて説明すると、水晶発振器(XTAL)2112は
画像クロツク信号の4倍以上の周波数のクロツク信号を
発生する。同期制御回路2113はBD信号とITOP信号に同期
させて主走査同期信号(HSYNC)と基本クロツク信号(S
CLK)を形成する。分周回路2114はSCLK信号を分周して
パターン発生用クロツク信号(TVCLKとPVCLK)を発生す
る。このTVCLK信号は例えばビデオデータ信号の2倍周
波数を有し、デユーテイ比50%のクロツク信号である。
パターン発生回路2115はこのTVCLK信号に従つてアナロ
グパターン信号(1)を発生する。本実施例では例えば
三角波信号としている。コンパレータ2117はアナログビ
デオ信号とパターン信号(1)を比較して、当該ビデオ
濃度をパルス幅変調(PWM変調)したPWM信号(1)を出
力する。
またPVCLK信号はビデオデータ信号の1/2倍周波数を有
し、デユーテイ比50%のクロツク信号である。パターン
発生回路2116はこのPVCLK信号に従つてアナログのパタ
ーン信号(2)を発生する。本実施例では例えばこれも
三角波信号としている。コンパレータ2118はアナログビ
デオ信号とパターン信号(2)を比較して、当該ビデオ
濃度をパルス幅変調したPWM信号(2)を出力する。セ
レクタ2103はCPU2110の制御信号2123に従い、シリアル
の2値画像信号2116又はCPU2110からの選択信号を選択
する。制御信号2123がシリアルの2値画像信号2116を選
択すると、セレクタ2119は2値画像信号2116の論理1又
は0に従つてPWM信号(1)またはPWM信号(2)を選択
する。これにより、文字パターン部は高解像度(400ラ
イン)で出力され、それ以外の自然画像部は低解像度
(200ライン)で出力される。即ち、前述した各モード
の中でC),D),F)に示すモードにおいては、文字コー
ド又はフオントの部分ではFメモリに1がセツトされて
いるので、マルチプレクサ907において入力端子9の入
力を選択すればライン2116の信号によつて文字又はフオ
ント部は高解像度が設定され、高品位の画像再生ができ
る。また制御信号2123がCPUからの選択信号を選択する
と、CPU2110の制御に従つて解像度を設定できる。こう
して、選択したPWM信号(1)又は(2)は、更にゲー
ト回路2120により被転写材の動作とのマツチングがとら
れ、レーザドライバ2200に入力され、PWM信号のパルス
幅に応じた時間だけ半導体レーザ2223を定電流駆動し、
感光体ドラム2900表面に静電潜像を形成する。
第8図はプリンタ部における主要信号のタイミングチ
ヤートである。図には、水平同期信号BD、ブランキング
信号、基準クロツク信号SCLK、パターン発生用クロツク
信号TVCLK,PVCLK及びビデオクロツク信号VCLK等の一例
が示されている。尚、図示しないが、ブランキング信号
はBD信号の立ち上がりでリセツトされるBD信号周期より
短い時間を計時するカウンタにより形成される。
第9図は他の実施例の画像処理回路のブロツク構成
図、第10図は他の実施例の黒処理回路のブロツク構成図
である。UCRマスキング回路902は入力の画像データを所
定のパラメータでマトリツクス演算し、かつUCR演算を
行つているが、この部分にCRU2110のバスを接続し、CPU
2110からパラメータを設定できるようにする。またUCR
演算部分にもmin(Y,M,C)に乗ずるパラメータ値を設定
し得る構成とする。更にこの実施例では色味補正用のLU
T911〜913と黒補正用のLUT914が付加され、夫々はCPU21
10から任意のカーブ(変換特性)を設定可能である。こ
の結果、プリンタの色材及び定着ローラの性能に合せた
パラメータ設定が可能になる。例えば墨入れデータBK2
に補正を加えればY,M,Cデータ3色による重なり部分を
墨入れデータBK2で代替し得る。これにより3色トナー
による盛り上がりを回避でき、定着ローラの寿命が長く
なる。また、Y,M,Cの3層トナーは飛び散り易いから、
これを1層のBKトナーにすれば、飛び散りを防げる。
尚、上述実施例のプリンタ部はY,M,C,BKの4色で説明
したがこれに限らない。プリンタ部の現像材をY,M,Cの
3色で構成しても良い。
また濃度の2値化手段はPWM変調に限らない。デイザ
法等でも良い。
また上述実施例では2系統の画像データを合成出力す
る場合について述べたがこれに限らない。例えば一方の
多値画像データに対する他方の2値画像データはこれを
解像度の切換のみに使用しても良い。即ち、例えば第4
図において、ライン2116の信号は解像度選択信号として
生かすが、エンコーダ908出力の多値データは常に“0"
にしてしまうように制御すれば、実質2値画像データの
合成は行われない。従つて、ホストシステム側で多値画
像データとこれに対応する2値画像データ(解像度選択
信号)を用意することができ、これによつて自由度の大
きい、かつきめの細かい解像度制御が行える。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、記録密度データ
に従つて画像形成装置の記録密度が制御されるだけでな
く、さらに色処理手段の色処理を制御される記録密度に
合わせて変更できるので、より高画質の画像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のカラー・レーザビーム・プリンタ(C
−LBP)80のブロツク構成図、 第2図は実施例のC−LBP80のプリンタ機構部断面図、 第3図は実施例の画像処理回路2121のブロツク構成図、 第4図は実施例の黒処理回路903のブロツク構成図、 第5図は実施例のBKメモリ8のブロツク構成図、 第6図は実施例の制御部3の制御手順のフローチヤー
ト、 第7図は実施例の階調制御回路2160の回路図、 第8図はプリンタ部における主要信号のタイミングチヤ
ート、 第9図は他の実施例の画像処理回路のブロツク構成図、 第10図は他の実施例の黒処理回路のブロツク構成図であ
る。 図中、80……カラー・レーザビーム・プリンタ(C−LB
P)、300……ホストシステム、100……インタフエース
部、2000……プリンタ部、2289……ポリゴンミラー、22
90……ミラー、2297……帯電器、2900……感光ドラム、
2292……イエロー現像器、2293……マゼンタ現像器、22
94……シアン現像器、2295……ブラツク現像器、2298…
…転写帯電器である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−162550(JP,A) 特開 昭63−166543(JP,A) 特開 昭62−150478(JP,A) 特開 平2−266762(JP,A) 特開 平1−267597(JP,A) 特開 昭64−13569(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/485 G06F 3/12 H04N 1/387

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストから入力されたコマンドにしたがっ
    て多値データを展開し、展開された多値画像データに基
    づいて画像形成する装置であって、記録密度を切り替え
    可能に画像形成する形成装置のための画像処理装置にお
    いて、 展開された多値画像データを第1のメモリに格納する第
    1格納手段と、 前記展開された多値画像データに対応させて、前記展開
    された画値画像データに従った画像を形成する際の画像
    各部の記録密度を示す記録密度データを第2のメモリに
    格納する第2格納手段と、 前記展開された多値画像データに対して前記形成装置用
    の色処理を行う色処理手段と、 前記形成装置の画像形成動作に同期して、前記展開され
    た多値画像データと前記記録密度データとを読み出して
    前記形成装置に出力すると共に、前記記録密度に適した
    色処理がされた多値データを前記形成装置に出力するよ
    うに、前記記録密度データを前記色処理手段に供給する
    供給手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
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