JPH07203232A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07203232A
JPH07203232A JP5350239A JP35023993A JPH07203232A JP H07203232 A JPH07203232 A JP H07203232A JP 5350239 A JP5350239 A JP 5350239A JP 35023993 A JP35023993 A JP 35023993A JP H07203232 A JPH07203232 A JP H07203232A
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JP
Japan
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image
color
rom
data
masking
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JP5350239A
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English (en)
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Mizuki Muramatsu
瑞紀 村松
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コントロール信号がROM32のA8〜A1
0に送出されバンクが指定され、マスキング回路31の
レジスタからアドレスデータをROM32のA0〜A7
に送出し、ROM32はアドレス指定されたマゼンタ
(M)のマスキング係数データをマスキング回路31に
設定する。そして、UCR回路30から出力されたマゼ
ンタ(M)の画像データはマスキング回路31で設定さ
れたマスキング係数と積和演算されセレクタ33に出力
される。 【効果】 多値画像データを色変換するときに必要な様
々な変換係数をバンク単位でROM又はRAM内で管理
することができるので、回路規模を最小にすることがで
き、かつ効率的にROM又はRAMを使用することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のカラーコンポー
ネント信号を入力し、下色除去処理およびマスキング処
理を施してカラー画像を可視出力する画像形成装置に関
するものである。
【0002】更に詳述すれば本発明は、例えば電子写真
方式あるいは静電記録方式などの複写機,プリンタ等の
画像形成装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】電子写真方式のカラー・レーザビームプ
リンタにおいては、一定速度で回転する像担持体である
感光体ドラムに画像光を介して静電潜像が形成される
と、この静電潜像は現像器によって現像されて可視のト
ナー像に変換される。一方、給紙機構によって給送され
た転写材は同じく一定速度で回転する転写ドラムに巻き
付けられた後、転写位置において前記感光体ドラム上の
トナー像が転写され(イエローY、マゼンタM、シアン
C、ブラックKの各色に対し合計4サイクルの露光−現
像−転写プロセスが行われる)、4色のトナー像の重畳
転写が終了すると、定着器に送られて定着され、排紙ト
レイ上に排出される。
【0004】前記像担持体である感光体ドラムには回転
駆動源が必要になるが、転写ドラムにも回転駆動源が必
要になる。そして、これらの回転駆動源は一般に1台の
モータにより構成されている場合が多い。
【0005】以上のごとき構成のカラー・レーザビーム
プリンタの一例を図9に示す。この図9において、給紙
部101から給紙された用紙102はその先端をグリッ
パ103fにより挟持され、転写ドラム103の外周に
保持される。像担持体100上において光学ユニット1
07により各色毎に形成された潜像は、各色現像器D
y,Dc,Dm,Dkにより現像像化されて、転写ドラ
ム外周の用紙に複数回転写され、多色画像が形成され
る。その後、用紙102は転写ドラム103より分離さ
れて、定着ユニット104で定着され、排紙トナー11
5上に排出される。ここで、各色現像器はその両端に回
転支軸を有し、各々が該軸を中心に回転可能に現像器選
択機構部108に保持され、各現像器はその姿勢を一定
に維持した状態で、現像器選択の為の回転がなされる。
選択された現像器が現像位置に移動した後、現像器選択
機構108は現像器と一体で支点109bを中心に、該
選択機構保持フレーム109をソレノイド109aによ
り像担持体100方向に移動され、位置決めがなされ
る。
【0006】次に、上記構成のカラー・レーザビームプ
リンタの動作について説明する。
【0007】まず、帯電器111によって像担持体10
0が所定極性に均一に帯電され、レーザビーム光Lによ
る露光によって像担持体100上に、例えば、マゼンタ
の第1の潜像が形成される。次いで、この場合にはマゼ
ンタの現像器Dmにのみ所要の現像バイアス電圧が印加
されてマゼンタの潜像が現像され、像担持体100上に
マゼンタMの第1のトナー像が形成される。
【0008】一方、所定のタイミングで転写紙Pが給紙
され、その先端が前述の転写開始位置に達する直前に、
トナーと反対極性(例えば、プラス極性)の転写バイア
ス電圧(+1.8KV)が転写ドラム103に印加さ
れ、上記像担持体100上の第1のトナー像が転写紙P
に転写されると共に、転写紙Pが転写ドラム103の表
面に静電吸着される。その後、像担持体100はクリー
ナ112によって残留するマゼンタトナーが除去され、
次の色の潜像形成及び現像工程に備える。
【0009】次に、前記像担持体100上にレーザビー
ム光Lによりシアンの第2の潜像が形成され、次いで、
シアンの現像器Dcにより像担持体100上の第2の潜
像が現像され、シアンCの第2のトナー像は、先に転写
紙Pに転写されたマゼンタMの第1のトナー像の位置に
合わせられて転写紙Pに転写される。この2色目のトナ
ー像の転写においては、転写紙Pが転写部に達する直前
に、転写ドラム103に+2.1KVのバイアス電圧が
印加される。
【0010】同様にして、イエロー,ブラックの第3,
第4の各潜像が像担持体100上に順次形成され、それ
ぞれが現像器Dy,Dkによって順次現像され、転写紙
Pに先に転写されたトナー像と位置が合わせられ、イエ
ロー,ブラックの第3,第4の各トナー像が順次転写さ
れ、かくして、転写紙P上に4色のトナー像が重なった
状態で形成されることになる。
【0011】これら3色目,4色目のトナー像の転写に
おいては、転写紙Pが転写部に達する直前に転写ドラム
103に+2.5KV,+3.0KVのバイアス電圧が
それぞれ印加される。このように各色のトナー像の転写
を行う毎に転写バイアス電圧を高くしていくのは、転写
効率の低下を防止するためである。この転写効率の低下
の主な原因は、転写紙が転写後に像担持体100から離
れるときに、気中放電により転写紙表面が転写バイアス
電圧と逆極性に帯電し(転写紙を担持している転写ドラ
ム表面も若干帯電する)、この帯電電荷が転写毎に蓄積
され、転写バイアス電圧が一定であると転写の度毎に転
写電界が低下していくことになる。
【0012】この後、4色のトナー像が重畳転写された
転写紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪113
が接近してその先端が転写ドラム103の表面に接触
し、転写紙Pを転写ドラム103から分離させる。分離
爪113の先端は転写紙Pの後端が転写ドラム103を
離れるまで転写ドラム表面との接触状態を保ち、その後
転写ドラム103から離れて元の位置に戻る。
【0013】分離された転写紙Pは定着器104に搬送
され、ここで転写紙上のトナー像が定着されて排紙トレ
イ115上に排出される。
【0014】次に、画像信号の処理について、図10を
参照して説明する。本図において、プリンタ302は、
外部機器例えばホストコンピュータ301から制御信号
と画像信号307を受信する。プリンタコントローラ3
03においては、制御信号はプリンタ制御部304へ、
画像信号は画像処理部305へ供給される。そして、画
像処理部305の出力信号で半導体レーザ306を駆動
する。
【0015】図11は、この画像処理部305のブロッ
ク構成を示したものである。同図において、カラー処理
部351はプリンタコントローラ(図10)からRGB
24ビットの画像信号を受け取り、あるときはY信号、
あるときはM信号、あるときはC信号、あるときはK信
号の8ビットの信号に変換する(図12に、そのタイミ
ングを示す)。Y,M,C,Kの画像信号はγ補正部3
52でγ補正された8ビットの信号に変換され、次段の
パルス幅変調部353(以下、PWM部と称す)に入力
される。
【0016】PWM部353では、8ビットの画像信号
をラッチ回路354でラッチし、画像クロックVCLK
の立ち上がりに同期させてD/Aコンバータ355でア
ナログ電圧に変換させ、アナログコンパレータ356に
入力する。一方、画像クロックVCLKは三角波発生部
358に入力され、三角波に変換されてアナログコンパ
レータ356に入力する。そして前記2信号を比較し、
アナログコンパレータ356からはPWM信号が出力さ
れ、インバータ357で反転され、最終的なPWM信号
が得られる。図13にその波形を示す。すなわち、PW
M部353に入力される8ビットの画像データがFF
[H]のとき最も幅の広いPWM信号が出力され、00
[H]のとき最も幅の狭いPWM信号が出力される。
【0017】次に、図11に示したカラー処理部351
の詳細なブロック構成図を図14に示す。前述のプリン
タコントローラ303(図10参照)から出力されたR
GB24ビット信号は対数変換のためのルックアップテ
ーブル(以下、LUTと称す)を持つROM401,4
02,403でそれぞれ濃度信号に変換され、UCR部
404に入力される。UCR部404では入力された信
号の最小値をブラックKとし、ROM410に格納され
ている係数を乗じてKデータとして出力する。またUC
R部404で処理されたY,M,C各多値画像データは
マスキング回路405に入力され、ROM409にアド
レッシングを行って1次のマスキング処理が施され、K
データと共にセレクタ406に入力され、色指定信号に
よりM,C,Y,Kの順に出力される。
【0018】なお、白黒モードで出力する場合には、白
黒変換部407でROM411に格納されているLUT
に基づいて輝度変換を行い、次にROM408において
対数変換を行い、セレクタ406に入力される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では色変換を行なう各過程において、独立した複数
のROMを使用していることによって次の欠点があっ
た。すなわち、画像データを白黒で印字するときや、様
々なモードで印字を行うときにはROM又はRAMを増
設しなければならないため、回路規模が増大すると同時
にROM又はRAMの容量も増大してしまうといった欠
点があった。
【0020】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、所
要メモリ数および所要メモリ容量を増加することなく、
各種の出力モードに対処し得るよう構成した画像形成装
置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は複数のカラーコンポーネント信号を入力
し、下色除去処理およびマスキング処理を施してカラー
画像を可視出力する画像形成装置において、前記下色除
去処理および前記マスキング処理に必要とされる変換係
数あるいは演算結果を所定の記憶領域毎に区切って記憶
した記憶手段と、予め定められた色変換処理を指示する
色変換制御コードと、前記複数のカラーコンポーネント
信号に対応したコードとによって決定される複合コード
をアドレスとして前記記憶手段から記憶データを読み出
し、前記下色除去処理および前記マスキング処理を逐次
実行させる制御手段とを具備したものである。
【0022】ここで、白黒画像モードを指定する制御コ
ードに応答して読み出される濃度・輝度変換テーブル
を、前記記憶手段の所定の記憶領域内に記憶した構成と
するのが好適である。更に加えて、可視出力すべき画像
の種類に応じて、印字解像度を変更する手段を具備する
ことも可能である。
【0023】
【作用】本発明の上記構成によれば、多値画像データを
色変換するときに必要とされる様々な変換係数を、バン
ク単位でROM又はRAM内で管理するので、回路規模
を最小にすることができ、かつ効率的にROM又はRA
Mを使用することができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0025】実施例1 図1は、本発明の第1の実施例を示すブロック構成図で
ある。本図において、プリンタ2は外部機器であるホス
トコンピュータ1から、所定の言語によって画像情報を
受信し、プリンタコントローラ3で画像展開を行い、画
像データ7をプリンタエンジン4に送出する。プリンタ
エンジン4は、画像データ7に基づいて印字を行い、フ
ルカラー画像を形成するのである。
【0026】なお、以下の説明において画像データ7は
レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の3色分
のデータを送出するものとする。また、プリンタエンジ
ン4は600dpi(ドット/インチ)の解像度を有す
るものとして説明を行う。
【0027】図1において、プリンタコントローラ3と
プリンタエンジン4がやりとりする主な信号は画像信号
7と、画像転送クロック51と、出力解像度を切り替え
るためのPHOTO画像指定信号52と、ライン同期信
号53と、ページ同期信号54である。
【0028】図2は、プリンタコントローラ3を示すブ
ロック構成図である。ホストコンピュータ1から送出さ
れた所定の言語の画像データを画像展開部5によって多
値画像(写真画像や色文字)データに展開し、それぞれ
を多値画像メモリ6に格納する。そしてR,G,B各色
のデータが格納されている多値画像メモリ6から各色8
ビットの多値画像信号が出力される。ここで、PHOT
O画像指定信号52は、例えば写真画像であれば“L”
とし、色文字であれば“H”とする。この信号52が
“L”であれば後段のプリンタエンジン4は300線で
印字し、“H”であれば600線で印字する。
【0029】図3は、プリンタエンジン4に含まれる信
号処理部のブロック構成図である。前述したプリンタコ
ントローラ3から送出される多値画像データ7は、RF
(Reproducition Function)回
路8でマゼンタ(M),シアン(C),イエロー
(Y),ブラック(K)の画像データに色変換され、
M,C,Y,Kの順に出力される。そして、ラインメモ
リ9に書き込まれ、プリンタエンジンの画像クロック
(PCLK)の立ち上がりに同期して読み出される。そ
して、出力された多値画像データ18はγ補正部10に
供給される。
【0030】γ補正部10はRAMやROMで構成され
たルックアップテーブル(LUT)であり、画像データ
はアドレスA0〜A7に、PHOTO画像指定信号51
はA8に、2ビットの色指定信号23はA9,A10に
入力される。
【0031】図4は、γ補正テーブルのアドレスマップ
を示す。図4に示すようにγ補正で、プリンタエンジン
における線数やトナーの色によってそれぞれ異なる補正
を行なう。γ補正部10からの8ビット多値画像信号は
D/A変換部14でアナログ電圧に変換され、次段のコ
ンパレータ14,16の反転入力端に入力される。この
コンパレータ15,16の非反転入力端には、第1の三
角波発生部12,第2の三角波発生部13からの出力信
号がそれぞれ入力される。
【0032】第1の三角波発生部12は、画像クロック
PCLKを分周した1/2PCLKを内蔵した積分回路
によって三角波に変換し、第2の三角波発生部13は、
画像クロックPCLKを内蔵した積分回路によって三角
波に変換する。コンパレータ15からは300線で中央
成長のPWM信号20が出力され、コンパレータ16か
らは600線で中央成長のPWM信号21が出力され
る。そして、セレクタ17はPHOTO画像指定信号5
2に基づいて2つのPWM信号のうちの一方を出力し、
レーザドライバへ出力する。
【0033】図5は、RF回路8の詳細なブロック構成
図である。ここで24,25,26は対数変換のLUT
を持つROMである。27,28,29,34はモード
切り換え信号(MODE)で制御されるスイッチであ
る。30はUCR(下色除去:Under Color
Removal回路)、31は積和演算回路を含むマ
スキング回路である。32はマスキング係数,UCR係
数等のLUTを持つROM(図6にアドレスマップを示
す)、33はセレクタである。
【0034】次に、図5に示したRF回路の動作を詳細
に説明する。前述のプリンタコントローラから出力され
たR,G,B各色8ビットの多値画像データはROM2
4,25,26に格納されているLUTにより対数変換
を行い、ブルー(B)はイエロー(Y)に、グリーン
(G)はマゼンタ(M)に、レッド(R)はシアン
(C)に濃度変換され、UCR回路30に入力される。
【0035】次に、3ビットのコントロール信号(10
0)がROM32のA8〜A10に送出されマゼンタ
(M)のUCRテーブルを選択し、UCR回路30では
入力されたY,M,C各色8ビットデータの最小値を検
出する。そして検出された値をROM32のA0〜A7
に送出し、アドレス指定を行い、入力データに対応した
マゼンタ(M)のUCRデータをROM32のDATA
から出力する。
【0036】次に、コントロール信号(000)がRO
M32のA8〜A10に送出されバンクが指定され、マ
スキング回路31のレジスタからアドレスデータをRO
M32のA0〜A7に送出し、ROM32はアドレス指
定されたマゼンタ(M)のマスキング係数データをマス
キング回路31に設定する。そして、UCR回路30か
ら出力されたマゼンタ(M)の画像データはマスキング
回路31で設定されたマスキング係数と積和演算されセ
レクタ33に出力される。
【0037】次に、色指定信号によりセレクタ33を切
り替え、マゼンタ(M)の画像データを後段に出力す
る。そして上記動作を1画面分行うと、次にコントロー
ル信号(101)がROM32のA8〜A10に送出さ
れ、シアン(C)のUCRテーブルを選択し、UCR回
路30でY,M,Cの最小値を検出し値をROM32の
A0〜A7に送出してアドレス指定を行ない、入力デー
タに対応したシアン(C)のUCRデータをROM32
のDATAから出力する。
【0038】次にコントロール信号(000)がROM
32のA8〜A10に送出されバンクが指定され、マス
キング回路31のレジスタからアドレスデータをROM
32のA0〜A7に送出し、ROM32はアドレス指定
されたシアン(C)のマスキング係数データをマスキン
グ回路31に設定する。そして、UCR回路30から出
力されたシアン(C)の画像データはマスキング回路3
1で設定されたマスキング係数と積和演算され、セレク
タ33に出力される。
【0039】次に、色指定信号によりセレクタ33を切
り替えシアン(C)の画像データを後段に出力し、この
動作を1画面分行う。
【0040】次にコントロール信号(110)がROM
32のA8〜A10に送出されイエロー(Y)のUCR
テーブルを選択し、UCR回路30でY,M,Cの最小
値を検出し、その値をROM32のA0〜A7に送出し
てアドレス指定を行い、入力データに対応したイエロー
(Y)のUCRデータをROM32のDATAから出力
する。
【0041】次にコントロール信号(000)がROM
32のA8〜A10に送出されバンクが指定され、マス
キング回路31のレジスタからアドレスデータをROM
32のA0〜A7に送出し、ROM32はアドレス指定
されたイエロー(Y)のマスキング係数データをマスキ
ング回路31に設定する。そしてUCR回路30から出
力されたイエロー(Y)の画像データはマスキング回路
31で設定されたマスキング係数と積和演算されてセレ
クタ33に出力される。
【0042】そして色指定信号によりセレクタ33を切
り替えイエロー(Y)の画像データを後段に出力し、こ
の動作を1画面分行う。
【0043】次に、コントロール信号(111)がRO
M32のA8〜A10に送出されブラック(K)のUC
Rテーブルを選択し、UCR回路30でY,M,Cの最
小値を検出し、その値をROM32のA0〜A7に送出
してアドレス指定を行い、入力データに対応したブラッ
ク(K)のUCRデータをROM32のDATAから出
力する。そしてUCR回路30から出力されたブラック
(K)の画像データはセレクタ33に出力される。
【0044】次に、色指定信号によりセレクタ33を切
り替えブラック(K)の画像データを後段に出力し、こ
の動作を1画面分行う。
【0045】以上説明した上記4過程の動作により、1
画面の色変換処理を行う。
【0046】また画像データがモノクロモードの時に
は、MODE信号によりスイッチ27,28,29,3
4が(B)側に接続され、R,G,Bの多値画像データ
はUCR回路30に入力され、そのままマスキング回路
31に入力される。
【0047】次に、コントロール信号(000)がRO
M32のA8〜A10に送出され、バンクが指定され、
マスキング回路31のレジスタからアドレスデータをR
OM32のA0〜A10に送出し、ROM32はアドレ
ス指定された輝度変換の係数データをマスキング回路3
1に設定する。
【0048】そして、画像データはカラー画像の時と同
様の動作で輝度変換が行われ、セレクタ33から出力さ
れる。次に、コントロール信号(010)がROM32
のA8〜A10に送出され、白黒モードにバンクを設定
し、セレクタ33から出力されたデータをROM32の
A0〜A7に送出してアドレス指定を行い、入力データ
に対応した対数変換データをROM32のDATAから
出力する。この動作により、白黒モード時の画像を出力
する。
【0049】なお、通常のUCRテーブルにより単色黒
を印字する場合濃度が薄くなってしまうので、濃度が濃
くならないように維持する為に、UCR量を定めたテー
ブルを別に定めてある。これがROM32の「011」
(黒抽出)である(図6参照)。
【0050】実施例2 実施例1において、ROM32は各バンク毎に256バ
イトの領域をもっているが、マスキング係数は1次マス
キングを行う場合、30バイト程度の領域が確保されれ
ばよい。そこで、残りの空き領域にRGB−XYZ変換
やRGB−L*a*b*変換などの他の色空間変換係数
を設定し、マスキング回路31からのアドレス信号によ
り任意の係数を読み出し所望の色空間を得ることが可能
である。
【0051】例えば、RGB入力多値信号をXYZ出力
多値信号に変換する場合を説明すると、入力されたR,
G,B多値画像データはスイッチ27,28,29によ
りROM24,25,26を通さずスルーでUCR回路
30に入力される。
【0052】次に、コントロール信号(000)がRO
M32のA8〜A10に送出され、バンクが指定されマ
スキング回路31のレジスタからアドレスデータをRO
M32のA0〜A7に送出し、ROM32はアドレス指
定されたXYZ変換の係数データをマスキング回路31
に設定する。そして、画像データはカラー画像の時と同
様の動作でXYZ変換され出力される。この場合のRO
M32のアドレスマップを図7に示す。
【0053】実施例3 図8は、本発明の第3の実施例を示すブロック構成図で
ある。本図において35はセレクタであり、R,G,B
各色8ビットの多値画像データを入力して色コントロー
ル信号により1色のデータを選択し、シリアルデータに
変換する。36,37,38は各色の多値画像データを
一時記憶するラッチであり、各色のデータが1画素記憶
するたびに出力される。その他は、実施例1と同じ動作
を行うので、詳細な説明は省略する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
値画像データを色変換するときに必要な様々な変換係数
をバンク単位でROM又はRAM内で管理することがで
きるので、回路規模を最小にすることができ、かつ効率
的にROM又はRAMを使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカラープリンタを示す全体構
成図である。
【図2】本実施例におけるプリンタコントローラを示す
ブロック図である。
【図3】図1に示したプリンタエンジン4の信号処理部
を示すブロック図である。
【図4】ガンマ補正テーブルを示す図である。
【図5】図3に示したRF回路(RGB→YMCK変換
回路)8の詳細なブロック図である。
【図6】図5に示したROM32のアドレスマップ図で
ある。
【図7】本発明の第2の実施例を示すアドレスマップ図
である。
【図8】本発明の第3の実施例におけるRF回路を示す
ブロック図である。
【図9】従来のカラー・レーザビームプリンタを示した
断面構成図である。
【図10】図9に示したプリンタの電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図11】図10の一部を詳細に示したブロック図であ
る。
【図12】図11の動作を示す波形図である。
【図13】図11の動作を示す波形図である。
【図14】図11に示したカラー処理部351の詳細な
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 プリンタコントローラ 4 プリンタエンジン 7 画像信号 51 画像転送クロック 52 PHOTO画像指定(解像度切り替え)信号 53 ライン同期信号 54 ページ同期信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラーコンポーネント信号を入力
    し、下色除去処理およびマスキング処理を施してカラー
    画像を可視出力する画像形成装置において、 前記下色除去処理および前記マスキング処理に必要とさ
    れる変換係数あるいは演算結果を所定の記憶領域毎に区
    切って記憶した記憶手段と、 予め定められた色変換処理を指示する色変換制御コード
    と、前記複数のカラーコンポーネント信号に対応したコ
    ードとによって決定される複合コードをアドレスとして
    前記記憶手段から記憶データを読み出し、前記下色除去
    処理および前記マスキング処理を逐次実行させる制御手
    段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、白黒画像モードを指
    定する制御コードに応答して読み出される濃度・輝度変
    換テーブルを、前記記憶手段の所定の記憶領域内に記憶
    したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に加えて、可視出
    力すべき画像の種類に応じて、印字解像度を変更する手
    段を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP5350239A 1993-12-29 1993-12-29 画像形成装置 Pending JPH07203232A (ja)

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