JPH089176A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH089176A
JPH089176A JP6136140A JP13614094A JPH089176A JP H089176 A JPH089176 A JP H089176A JP 6136140 A JP6136140 A JP 6136140A JP 13614094 A JP13614094 A JP 13614094A JP H089176 A JPH089176 A JP H089176A
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Mizuki Muramatsu
瑞紀 村松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー画像形成装置において、多値画像信号
を色変換する際に色修正係数を調整可能にしてプリント
画像の品位向上を図る。 【構成】 入力するR,G,B多値画像信号が色文字デ
ータか否かを判別する色文字判別回路40と、多値画像
信号をY,M,C,Kの画像信号に色変換するRF回路
8と、文字判別回路40の判別結果を含むコントロール
信号に応じて、RF回路8で色変換する際の色修正係数
(UCR量、マスキング量)を切り換えるROMテーブ
ル32を有する。これにより、色文字を鮮明にプリント
できる。また、ROMテーブル32を用いることによ
り、複数の濃度量と下色除去量の中から好みの濃度量と
下色除去量を選択指示する指示信号に応じて、色変換処
理における濃度量と下色除去量を切り換え制御すること
もでき、これにより使用者の好みの色修正で出力でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式あるいは
静電記録方式などの複写機、プリンタ等のカラー画像形
成装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、像担持体
上に順次形成される複数のカラー現像像を転写材上に順
次重ねて転写する形式の転写装置を備えたカラー画像形
成装置に好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真方式の複写機や
プリンタに使用されるこの種の転写装置にはバイアスロ
ーラ転写方式あるいはコロナ転写方式と言われる静電転
写方式が一般的に使用されている。バイアスローラ転写
方式は導電層を有する転写ローラに、像担持体としての
感光体上の現像像(トナー像)のトナーの有する電荷と
反対極性の転写バイアス電圧を印加して、転写材上に感
光体上のトナー像を転写するものであり、この変形例と
して、転写ローラに代えて導電層を有するエンドレスベ
ルトを使用する方式もある。
【0003】一方、コロナ転写方式は転写材担持体とし
てポリエステルフィルム等の誘電体フィルムを使用し、
そしてこの誘電体フィルムを、周面を大きく切り欠いた
シリンダに巻き付けたものを転写ドラムとして用い、こ
の転写ドラムの内側から誘電体フィルムにコロナ放電を
与えて転写材上にトナー像を転写するものである。この
変形例として、転写ドラムに代えて誘電体フィルムから
なるエンドレスベルトを使用する方式もある。
【0004】電子写真方式のカラー・レーザビームプリ
ンタにおいては、一定速度で回転する像担持体である感
光体ドラムに画像光を介して静電潜像が形成されると、
この静電潜像は現像器によって現像されて、可視のトナ
ー像に変換される。一方、給紙機構によって給送された
転写材は同じく一定速度で回転する前述の転写ドラムに
巻き付けられた後、転写位置において上記感光体ドラム
上のトナー像が転写され(イエローY,マゼンタM,シ
アンC,ブラックBKの各色に対し合計4サイクルの露
光−現像−転写プロセスが行われる)、4色のトナー像
の重畳転写が終了すると、定着器に送られて定着され、
排紙トレイに排出される。
【0005】さて、上記像担持体には回転駆動源が必要
になるが、転写ドラムにも回転駆動源が必要になる。そ
して、これらの回転駆動源は一般に1台のモータにより
構成されている場合が多い。
【0006】以上のごとき構成の従来のカラー・レーザ
ビームプリンタの一例を図15に示す。図15におい
て、給紙部101から給紙された用紙(転写材)102
はその先端をグリッパ103fにより挾持され保持され
て転写ドラム103の外周に保持される。光学ユニット
107により像担持体100上に各色毎に形成された潜
像は、各色現像器Dy,Dc,Dm,Dbにより現像像
化されて、現像像(トナー像)は転写ドラム外周の用紙
に複数回転写されて、多色画像が形成される。その後、
用紙102は転写ドラム103から分離されて、定着ユ
ニット104で定着され、排紙部105から排紙トレー
部106へ排出される。
【0007】ここで、各色現像器Dy,Dc,Dm,D
bはその両端に回転支軸を有し、各々がこの軸を中心に
回転可能に現像器選択機構部108に保持され、また各
現像器は図15に示すようにその姿勢を一定に維持した
状態で現像器選択のための回転軸10を中心とした回転
がなされる。選択された現像器が現像位置に移動後、現
像器選択機構108は、現像器と一体で、支点109b
を中心にその選択機構保持フレーム109をソレノイド
109aにより像担持体100方向に移動することで位
置決めされる。
【0008】次に、上記構成のカラー・レーザビームプ
リンタの動作について説明する。
【0009】まず、帯電器111によって像担持体10
0が所定極性に均一に帯電され、レーザビーム光Lによ
る露光によって像担持体100上に、例えば、マゼンタ
の第1の潜像が形成される。次いで、この場合にはマゼ
ンタの現像器Dmにのみ所要の現像バイアス電圧が印加
されてマゼンタの潜像が現像され、像担持体100上に
マゼンタMの第1のトナー像が形成される。
【0010】一方、所定のタイミングで転写紙Pが給紙
され、その先端が上述の転写開始位置に達する直前に、
トナーと反対極性(例えば、プラス極性)の転写バイア
ス電圧(+1.8kV)が転写ドラム103に印加さ
れ、上記像担持体100上の第1のトナー像が転写紙P
に転写されると共に、転写紙Pが転写ドラム103の表
面に静電吸着される。その後、像担持体100はクリー
ナ112によって残留するマゼンタトナーが除去され、
次の色の潜像形成および現像工程に備える。
【0011】次に、上記像担持体100上にレーザビー
ム光Lによりシアンの第2の潜像が形成され、次いで、
シアンの現像器Dcにより像担持体100上の第2の潜
像が現像されて、シアンCの第2のトナー像は、先に転
写紙Pに転写されたマゼンタMの第1のトナー像の位置
に合わせられて転写紙Pに転写される。この2色目のト
ナー像の転写においては、転写紙Pが転写部(転写位
置)に達する直前に転写ドラム103に+2.1kVの
バイアス電圧が印加される。
【0012】同様にして、イエロー,ブラックの第3,
第4の各潜像が像担持体100上に順次形成され、それ
ぞれが現像器Dy,Dbによって順次現像され、転写紙
Pに先に転写されたトナー像と位置合わせされてイエロ
ー,ブラックの第3,第4の各トナー像が順次転写さ
れ、かくして、転写紙P上に4色のトナー像が重なった
状態で形成されることになる。
【0013】これら3色目,4色目のトナー像の転写に
おいては、転写紙Pが転写部に達する直前に転写ドラム
103に+2.5kV,+3.0kVのバイアス電圧が
それぞれ印加される。このように、各色のトナー像の転
写を行う毎に転写バイアス電圧を高くしていくのは、転
写効率の低下を防止するためである。この転写倍率の低
下の主な原因は、転写紙が転写後に像担持体100から
離れるときに、気中放電により転写紙表面が転写バイア
ス電圧と逆極性に帯電し(転写紙を担持している転写ド
ラム表面も若干帯電する)、この帯電電荷が転写毎に蓄
積されて転写バイアス電圧が一定であると転写の度毎に
転写電界が低下していくことにある。
【0014】上記4度目の転写の際に、転写紙先端が転
写開始位置に達したときに(直前、直後を含む)、交流
電圧5.5kV(実効値、以下同じ。周波数は500H
z)に、第4のトナー像の転写時に印加された転写バイ
アス電圧と同極性でかつ同電位の直流バイアス電圧+
3.0kVを重畳させて帯電器111に印加する。
【0015】このように4色目の転写の際に、転写紙先
端が転写開始位置に達したときに帯電器111を動作さ
せるのは転写ムラを防止するためである。特に、フルカ
ラー画像の転写においては僅かな転写ムラが発生しても
色の違いとして目立ちやすく、従って、上述したように
帯電器111に所要のバイアス電圧を印加して放電動作
を行わせることが必要となる。
【0016】この後、4色のトナー像が重畳転写された
転写紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪113
が接近して、その爪の先端が転写ドラム103の表面に
接触し、転写紙Pを転写ドラム103から分離させる。
分離爪113の先端は転写紙Pの後端が転写ドラム10
3を離れるまで転写ドラム表面との接触状態を保ち、そ
の後転写ドラム103から離れて元の位置に戻る。
【0017】帯電器111は上記のように転写紙の先端
が最終色の転写開始位置に達した時から転写紙の後端が
転写ドラム111を離れるまで作動して転写紙上の蓄積
電荷(トナーと反対極性)を除電し、分離爪113によ
る転写紙の分離を容易にすると共に、分離時の気中放電
を減少させる。なお、転写紙の後端が転写終了位置(像
担持体100と転写ドラム103とが形成するニップ部
の出口)に達したときに、転写ドラム103に印加する
転写バイアス電圧をオフ(接地電位)する。これと同時
に、帯電器111に印加していたバイアス電圧をオフに
する。
【0018】次に、分離された転写紙Pは定着器104
に搬送され、ここで転写紙上のトナー像が定着されて排
紙トレイ115上に排出される。
【0019】次に、画像信号について説明を行う。図1
6に従来の信号処理系の全体の構成を示す。プリンタ3
02は、プリンタコントローラ303を介して外部機器
例えばホストコンピュータ301から制御信号と画像信
号307を受信し、制御信号はプリンタ制御部304
へ、画像信号は画像処理部305へ出力する。そして画
像処理部305の出力信号でカラー・レーザビームプリ
ンタの半導体レーザ306を駆動する。
【0020】次に、上記画像処理部305の構成例を図
17に示す。上記のプリンタコントローラ303からR
(レッド),G(グリーン),B(ブルー)24ビット
の画像信号を受け取り、カラー処理部351で、そのR
GB画像信号をあるときはY信号、あるいときはM信
号、あるときはC信号、あるいときはK信号の8ビット
の信号に変換する(図18にその出力信号のタイミング
を示す)。Y,M,C,Kの画像信号はγ補正部352
でγ補正されて8ビットの信号にされ、次段のパルス幅
変調部353(以下、PWM部と称す)に入力される。
PWM部353では入力した8ビットの画像信号をラッ
チ354により画像クロックVCLKの立ち上がりに同
期させ、D/A(デジタル・アナログ)コンバータ35
5でアナログ電圧に変換させ、アナログコンパレータ3
56に入力する。一方、画像クロックVCLKは三角波
発生部358で三角波に変換されてアナログコンパレー
タ356に入力する。上記2信号を比較したアナログコ
ンパレータ356からの出力からは、PWMされた信号
が出力され、さらにこの出力信号はインバータ357で
反転されることでPWM信号が得られる。図19にその
PWM信号の出力タイミングを示す。PWM部353に
入力される8ビットの画像データがFF[H]のときに
最も幅の広いPWM信号が出力され、00[H]のとき
に最も幅の狭いPWM信号が出力される。
【0021】次に、上記のカラー処理部351の構成例
を図20に示す。前述のプリンタコントローラ303か
ら出力されたRGB24ビット信号は色変換部401に
よりY,M,C信号に各々濃度変換され、UCR(下色
除去)部402に入力される。UCR部402では入力
された信号の最小値をブラックKとし、テーブルROM
405に格納されている係数をその最小値に乗じてKデ
ータとして出力する。UCR部402で処理されたデー
タは、マスキング回路403に入力してマスキング処理
を施された後、セレクタ404に入力され、色指定信号
により、M,C,Y,Kの順に面順次で出力される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来では色変換を行う際に、色修正係数が固定と
なっているため色文字の時も、自然画の時と同じ色処理
で行われていたので、色文字を鮮明に出力することが困
難であった。
【0023】また、色変換を行う際に、色修正係数が固
定となっているため、入力画像の種類によって、総濃度
量やUCR量を変化させることができなかったので、入
力画像の種類に対応したユーザの好みの色修正で出力す
ることはできなかった。
【0024】そこで、本発明の目的は、色修正係数を調
整可能にして、出力画像品位の向上を図ったカラー画像
形成装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一形態は、多値画像信号を入力する多値画
像入力手段と、該多値画像入力手段から入力する前記多
値画像信号が色文字データか否かを判別する色文字判別
手段と、前記多値画像入力手段から入力する前記多値画
像信号を記録色に色変換する色変換手段と、前記色文字
判別手段の判別結果を含む制御信号に応じて前記色変換
手段で色変換する際の色変換処理を制御する色変換制御
手段と、前記色変換手段で色変換処理を受けた記録色の
画像信号に応じて被記録媒体に対して画像記録を行う記
録手段とを具備することを特徴とする。
【0026】また、本発明の他の形態は、多値画像信号
を入力する多値画像入力手段と、該多値画像入力手段か
ら入力する前記多値画像信号に対して濃度量と下色除去
量の調整を含む色変換処理を行う色変換手段と、あらか
じめ定めた複数の濃度量と下色除去量の中から好みの濃
度量と下色除去量を選択指示する指示手段と、該指示手
段からの指示を含む制御信号に応じて前記色変換手段の
色変換処理における濃度量と下色除去量を切り換え制御
する色変換制御手段と、前記色変換手段で色変換処理を
受けた記録色の画像信号に応じて被記録媒体に対して画
像記録を行う記録手段とを具備することを特徴とする。
【0027】また、本発明は好ましくは、前記色文字判
別手段は、前記多値画像信号から色文字の背景の地色に
対応する白データを検出する検出手段と、該検出手段で
検出された前記白データの検出個数を計数する計数手段
と、該計数手段で計数された前記白データの個数と所定
の基準値とを比較することで、前記多値画像信号が色文
字データか否かを判別する比較手段とを有することを特
徴とすることができる。
【0028】また、本発明は好ましくは、前記色文字判
別手段は、前記多値画像信号から色文字の背景の自色に
相応する白データとそれ以外の色データを検出する検出
手段と、該検出手段で検出された前記白データの検出個
数と前記色データの検出個数をそれぞれ計数する計数手
段と、該計数手段で計数された前記白データの個数と前
記色データの個数とそれぞれの所定の基準値とを比較す
ることで、前記多値画像信号が色文字データか否かを判
別する比較手段とを有することを特徴とすることができ
る。
【0029】また、本発明は好ましくは、前記色変換制
御手段は、前記制御信号に応じてマスキング量と下色除
去量を切り換えることを特徴とすることができる。
【0030】また、本発明は好ましくは、前記色変換制
御手段は、前記制御信号に応じて下色除去係数を切り換
える変換テーブルと該制御信号に応じてマスキング係数
を切り換える変換テーブルとを格納した記憶手段を有
し、該変換テーブルを用いて前記色変換手段のマスキン
グと下色除去量を画素毎に制御することを特徴とするこ
とができる。
【0031】また、本発明は好ましくは、前記色変換制
御手段は、前記制御信号に応じて濃度量と下色除去係数
を切り換える変換テーブルと該制御信号に応じてマスキ
ング係数を切り換える変換テーブルとを格納した記憶手
段を有し、該変換テーブルを用いて前記色変換手段の濃
度量と下色除去量とマスキングを画素毎に制御すること
を特徴とすることができる。
【0032】また、本発明は好ましくは、前記変換テー
ブルにおいて、前記濃度量は170%〜250%の範囲
で設定されており、前記下色除去量は70%〜100%
の範囲で設定されていることを特徴とすることができ
る。
【0033】また、本発明は好ましくは、画素の大きさ
の切り換えを指示する画素サイズ切り換え信号を入力す
る画素サイズ入力手段と、該画素サイズ切り換え信号に
応じて前記色変換手段により色変換された画像信号に対
して画素の大きさを切り換える画素サイズ切り換え手段
とをさらに有することを特徴とすることができる。
【0034】また、本発明は好ましくは、前記画素サイ
ズ切り換え手段による画素サイズ切り換えの解像度は6
00ドット/インチ以下で75ドット/インチ以上とす
ることを特徴とすることができる。
【0035】また、本発明は好ましくは、前記色変換手
段は、前記制御信号と前記画素サイズ切り換え信号とに
応じて下色除去係数を切り換える変換テーブルと該制御
信号と該画素サイズ切り換え信号とに応じてマスキング
係数を切り換える変換テーブルとを格納した記憶手段を
有し、該変換テーブルを用いて前記色変換手段のマスキ
ングと下色除去量を画素毎に制御することを特徴とする
ことができる。
【0036】また、本発明は好ましくは、モノクロ画像
とカラー画像の切り換えを指示するモード切り換え信号
を入力するモード入力手段と、前記モード切り換え信号
に応じて前記色変換手段の色変換処理の一部を迂回する
ことでモノクロ画像の出力を行うモード切り換え手段と
をさらに有することを特徴とすることができる。
【0037】また、本発明は好ましくは、前記色変換制
御手段は、前記モード切り換え信号に応じて輝度・濃度
を切り換える輝度・濃度変換テーブルを格納した記憶手
段を有し、該モード切り換え信号に応じて該輝度・濃度
変換テーブルから読み出したデータにより画素毎に輝度
変換制御を行うことを特徴とすることができる。
【0038】また、本発明は好ましくは、前記記録手段
は、前記画像信号に応じて変調された光ビームで像担持
体を走査する光走査手段と、該光走査手段で走査された
該光ビームによって該像担持体に形成された潜像を複数
の記録剤で現像する現像手段と、該現像手段による現像
により得られた可視像を同一の前記被記録媒体に転写す
る転写手段と、該転写手段で転写された画像を定着する
定着手段とを有することを特徴とすることができる。
【0039】また、本発明は好ましくは、前記多値画像
信号はR,G,B信号であることを特徴とすることがで
きる。
【0040】
【作用】本発明では、多値画像データの他に自然画か色
文字かを区別するための色変換制御信号を受信し、その
信号が示す変換モードに応じて色修正係数を切り換える
ので、例えば、多値画像データを色変換するときにデー
タが色文字であると判断した場合には、簡易的な色処理
を行うことにより色文字を鮮明に出力することができ
る。
【0041】また、本発明では、多値画像データの他に
濃度量やUCR量を区別するための色変換制御信号を受
信し、その信号が示す変換モードに応じて色修正係数を
切り換えるので、例えば、多値画像データを色変換する
ときに濃度量を抑えてUCR量を増やす、濃度量を増や
してUCR量を減らす等の処理によりユーザー好みの色
修正で出力することができる。
【0042】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0043】(第1の実施例)図1は本発明の第1の実
施例の全体の構成を示す。プリンタ2は外部機器である
ホストコンピュータ1から所定の言語によって画像情報
を受信し、プリンタコントローラ3で画像展開を行い、
画像データ7をプリンタエンジン4に送出する。プリン
タエンジン4は、画像データ7に基づいて印字を行い、
フルカラー画像を形成する。なお、以下の説明におい
て、画像データ7はレッド(R),グリーン(G),ブ
ルー(B)の3色分のデータを送出する場合で、かつプ
リンタエンジン4は600dpi(ドット/インチ)の
解像度のプリンタであるとして説明を行う。
【0044】図1において、プリンタコントローラ3と
プリンタエンジン4がやりとりする主な信号は画像信号
7(RDATA0〜RDATA7,GDATA0〜GD
ATA7,BDATA0〜BDATA7)と、画像転送
クロック(VCLK)と、ページ同期信号(PSYN
C)である。
【0045】図2は上記のプリントコントローラ3の構
成を示す。ホストコンピュータ1から送出された所定の
言語の画像データ7を画像展開部5によって多値画像
(写真画像や色文字)に展開して、そのそれぞれを多値
画像メモリ6に格納する。そして、R,G,B各色のデ
ータが格納されていると、多値画像メモリ6から各色8
ビットの多値画像信号が出力される。
【0046】図3は上記プリンタエンジン4の信号処理
部の構成を示す。前述したプリンタコントローラ3から
送出される多値画像データ7は、RF(Reprodu
ction Function:再生)回路8でマゼン
タ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック
(K)の画像データに色変換されて、M,C,Y,Kの
順に画像データが出力され、ラインメモリ9に書き込ま
れ、書き込まれた画像データはプリンタエンジンの制御
クロック発生部11から発生した画像クロック(PCL
K)の立ち上がりに同期して、読み出される。そしてラ
インメモリ9から出力された多値画像データ18はγ補
正部10に出力される。
【0047】γ補正部10はRAMやROMで構成され
たルックアップテーブル(LUT)であり、画像データ
はそのアドレスA0〜A7に、トナー色を示す色指定信
号はそのアドレスA8,A9に入力される。上記γ補正
部10のγ補正テーブルのアドレスマップを図4に示
す。図4に示すようにγ補正部10では、トナーの色に
よってそれぞれ異なるγ補正を行う。
【0048】γ補正部10から8ビット多値画像信号は
D/A(デジタル・アナログ)変換部14でアナログ電
圧に変換され、次段のコンパレータ16の負入力に入力
される。コンパレータ16の正入力には、三角波発生部
13からの出力信号がそれぞれ入力される。三角波発生
部13は、上述の画像クロックPCLKを積分回路によ
って三角波に変換する。コンパレータ16からは600
線で中央成長のPWM信号(パルス幅変調信号)16が
出力され、レーザドライバへ出力される。
【0049】図5は、図3のRF回路8の構成を示す。
図5において、40は入力された多値データが色文字で
あるか否かを判別する色文字判別回路、24,25,2
6は対数変換のLUT(ルックアップテーブル)を持つ
ROM、27,28,29,34はモード切り換え信号
(MODE)で制御されるスイッチ、30はUCR(下
色除去:Under Color Removal)回
路、31は積和演算回路を含むマスキング回路、32は
マスキング係数、UCR係数等のLUTを持つROM
(図6にそのアドレスマップを示す)、および33はセ
レクタである。
【0050】次に、画像データが色文字でない通常時の
RF回路8の動作を図5と図6を参照して説明する。前
述のプリントコントローラ3から出力されたR,G,B
各色8ビットの多値画像データは、ROM24,25,
26に格納されているLUTにより対数変換され、ブル
ー(B)はイエロー(Y)に、グリーン(G)はマゼン
タ(M)に、レッド(R)はシアン(C)に濃度変換さ
れてUCR回路30に入力される。続いて、自然画の場
合のコントロール信号の(0100)がROM32のア
ドレスA8〜A11に送出され、マセンタ(M)のUC
Rテーブルを選択し、一方UCR回路30では入力され
たY,M,C各色8ビットデータの最小値を検出する。
そしてUCR回路30は検出した最小値の値をROM3
2のアドレスA0〜A7に送出してアドレス指定を行
い、入力データに対応したマゼンタ(M)のUCRデー
タをROM32の出力ポートDATAから出力させる。
【0051】次に、コントロール信号の(0000)が
ROM32のアドレスA8〜A11に送出されてバンク
が設定され、マスキング回路31のレジスタからアドレ
スデータをROM32のアドレスA0〜A7に送出し、
ROM32はアドレス指定されたマセンタ(M)のマス
キング係数データを出力ポートDATAを通じてマスキ
ング回路31に設定する。そして、UCR回路30から
出力されたマゼンタ(M)の画像データは、マスキング
回路31で上記設定されたマスキング係数と積和演算さ
れ、セレクタ33に出力される。
【0052】次に、色指定信号によりセレクタ33を切
り替え、マゼンタ(M)の画像データを後段に出力す
る。そして、上記動作を1画面分行うと、次に、コント
ロール信号の(0101)がROM32のアドレスA8
〜A11に送出されて、シアン(C)のUCRテーブル
を選択し、UCR回路30でY,M,Cの最小値を検出
した値をROM32のアドレスA0〜A7に送出してア
ドレス指定を行い、その最小値の入力データに対応した
シアン(C)のUCRデータを出力ポートDATAから
出力する。次に、コントロール信号の(0000)がR
OM32のアドレスA8〜A11に送出されてバンクが
設定され、マスキング回路31のレジスタからアドレス
データをROM32のアドレスA0〜A7に送出し、R
OM32はアドレス指定されたシアン(C)のマスキン
グ係数データを出力ポートDATAを通じてマスキング
回路31に設定する。そして、UCR回路30から出力
されたシアン(C)の画像データは、マスキング回路3
1で上記設定されたマスキング係数と積和演算され、セ
レクタ33に出力される。次に、色指定信号によりセレ
クタ33を切り替えてシアン(C)の画像データを後段
に出力し、この動作を1画面分行う。
【0053】次に、コントロール信号の(0110)が
ROM32のアドレスA8〜A11に送出されて、イエ
ロー(Y)のUCRテーブルを選択し、UCR回路30
でY,M,Cの最小値を検出した値をROM32のアド
レスA0〜A7に送出してアドレス指定を行い、その最
小値の入力データに対応したイエロー(Y)のUCRデ
ータを出力ポートDATAから出力する。次に、コント
ロール信号の(000)がROM32のアドレスA8〜
A11に送出されてバンクが設定され、マスキング回路
31のレジスタからアドレスデータをROM32のアド
レスA0〜A7に送出し、ROM32はアドレス指定さ
れたイエロー(Y)のマスキング係数データを出力ポー
トDATAを通じてマスキング回路31に設定する。そ
して、UCR回路30から出力されたイエロー(Y)の
画像データは、マスキング回路31で上記設定されたマ
スキング係数と積和演算されて、セレクタ33に出力さ
れる。そして、色指定信号によりセレクタ33を切り替
えてイエロー(Y)の画像データを後段に出力し、この
動作を1画面分行う。
【0054】次に、コントロール信号の(0111)が
ROM32のアドレスA8〜A11に送出されてブラッ
ク(K)のUCRテーブルを選択し、UCR回路30で
Y,M,Cの最小値を検出した値をROM32のアドレ
スA0〜A7に送出してアドレス指定を行い、その最小
値の入力データに対応したブラック(K)のUCRデー
タはUCR回路30を介してセレクタ33に直接出力さ
れる。次に、色指定信号によりセレクタ33を切り替
え、ブラック(K)の画像データを後段に出力し、この
動作を1画面分行う。
【0055】以上説明した上記4工程の動作により、カ
ラー画像の1画面の色変換処理を行う。
【0056】また、画像データがモノクロモードの時に
は、MODE信号(モード切り換え信号)によりスイッ
チ27,28,29および34がB出力端子側に接続さ
れ、そのためR,G,Bの多値画像データはROM2
4,25,26を迂回してUCR回路30に入力され、
そのままマスキング回路31に入力される。次に、コン
トロール信号の(0000)がROM32のアドレスA
8〜A11に送出されてバンクが設定され、一方マスキ
ング回路31のレジスタからアドレスデータをROM3
2のアドレスA0〜A7に送出し、ROM32はアドレ
ス指定された輝度変換の係数データを出力ポートDAT
Aを通じてマスキング回路31に設定する。そして、画
像データはカラー画像の時と同様の動作で、輝度変換が
行われ、セレクタ33から出力される。次に、コントロ
ール信号の(0010)がROM32のアドレスA8〜
A11に送出されて白黒モードにバンクを設定し、セレ
クタ33から出力されたデータをROM32のアドレス
A0〜A7に送出してアドレス指定を行い、その入力デ
ータに対応した対数変換データを出力ポートDATAか
らスイッチ34の端子Bに出力する。この動作により白
黒モードの画像を出力する。
【0057】上記ROM32の図6に示すUCRテーブ
ル(M),(C),(Y),(K)は、画像データが色
文字であるときに色文字をより鮮明に出力できるよう
に、自然画と色文字に対し別々の色修正係数を用意して
おり、コントロール信号(色変換制御信号)中の色文字
判別信号(変換モード)に応じて、その色修正係数(U
CRデータ、マスキング係数データ)が切り換えられ
る。
【0058】次に、色文字判別回路40で入力データが
色文字と判別したときの動作を説明する。この色文字判
別回路40から出力する色文字判別信号は色文字と判別
したとき“1”となり、ROM32のアドレスA11に
入力する。色文字と判別されると、色文字判別信号を含
むコントロール信号の(1100)がROM32のアド
レスA8〜A11に送出されてマゼンタ(M)の色文字
用のUCRテーブルを選択し、一方UCR回路30では
入力したY,M,C各色8ビットデータの最小値を検出
する。そして、UCR回路30は検出した最小値の値を
ROM32のアドレスA0〜A7に送出して、アドレス
指定を行い、入力データに対応したマゼンタ(M)の色
文字用のUCRデータをROM32の出力ポートDAT
Aから出力させる。
【0059】次に、コントロール信号の(1000)が
ROM32のアドレスA8〜A11に送出されてバンク
が設定され、マスキング回路31のレジスタからアドレ
スデータをROM32のアドレスA0〜A7に送出し、
ROM32はアドレス指定されたマゼンタ(M)の色文
字用のマスキング係数データを出力ポートDATAを通
じてマスキング回路を31に設定する。そして、UCR
回路30から出力されたマゼンタ(M)の画像データ
は、マスキング回路31で上記設定されたマスキング係
数と積和演算され、セレクタ33に出力される。
【0060】次に、色指定信号によりセレクタ33を切
り替え、マゼンタ(M)の画像データを後段に出力す
る。そして、上記動作を1画面分行うと、次に、コント
ロール信号の(1101)がROM32のアドレスA8
〜A11に送出されて、シアン(C)のUCRテーブル
を選択し、UCR回路30でY,M,Cの最小値を検出
した値をROM32のアドレスA0〜A7に送出してア
ドレス指定を行い、その最小値の入力データに対応した
シアン(C)の色文字用のUCRデータを出力ポートD
ATAから出力する。次に、コントロール信号の(10
00)がROM32のアドレスA8〜A11に送出され
てバンクが設定され、マスキング回路31のレジスタか
らアドレスデータをROM32のアドレスA0〜A7に
送出し、ROM32はアドレス指定されたシアン(C)
の色文字用のマスキング係数データを出力ポートDAT
Aを通じてマスキング回路31に設定する。そして、U
CR回路30から出力されたシナ(C)の画像データ
は、マスキング回路31で上記設定されたマスキング係
数と積和演算され、セレクタ33に出力される。次に、
色指定信号によりセレクタ33を切り替えてシアン
(C)の画像データを後段に出力し、この動作を1画面
分行う。
【0061】次に、コントロール信号の(1110)が
ROM32のアドレスA8〜A11に送出されてイエロ
ー(Y)のUCRテーブルを選択し、UCR回路30で
Y,M,Cの最小値を検出した値をROM32のアドレ
スA0〜A7に送出してアドレス指定を行い、その最小
値の入力データに対応したイエロー(Y)の色文字用の
UCRデータを出力ポートDATAから出力する。次
に、コントロール信号の(1000)がROM32のア
ドレスA8〜A11に送出されてバンクが設定され、マ
スキング回路31のレジスタからアドレスデータをRO
M32のアドレスA0〜A7に送出し、ROM32はア
ドレス指定されたイエロー(Y)の色文字用のマスキン
グ係数データを出力ポートDATAを通じてマスキング
回路31に設定する。そして、UCR回路30から出力
されたイエロー(Y)の画像データは、マスキング回路
31で上記設定されたマスキング係数と積和演算され
て、セレクタ33に出力される。そして、色指定信号に
よりセレクタ33を切り替えてイエロー(Y)の画像デ
ータを後段に出力し、この動作を1画面分行う。
【0062】次に、コントロール信号の(1111)が
ROM32のアドレスA8〜A11に送出されてブラッ
ク(K)のUCRテーブルを選択し、UCR回路30で
Y,M,Cの最小値を検出した値をROM32のアドレ
スA0〜A7に送出してアドレス指定を行い、その最小
値の入力データに対応したブラック(K)の色文字用の
UCRデータを出力ポートDATAから出力する。そし
て、UCR回路30から出力されたブラック(K)の画
像データはUCR回路33を介してセレクタ33に直接
出力される。次に、色指定信号によりセレクタ33を切
り替え、ブラック(K)の画像データを後段に出力し、
この動作を1画面分行う。
【0063】以上説明した上記4工程の動作により画像
データが色文字のときの1画面の色変換処理を行う。
【0064】図7は図5の色文字判別回路40の構成を
示す。プリンタコントローラ3から出力されたR,G,
B各色8ビット(合計24ビット)の多値画像データ
は、1ライン分のラインメモリ41に書き込まれ、書き
込まれた画像データは画像クロックの立ち上がりに同期
して読み出され、コンパレータ42に入力される。コン
パレータ42はRGB24ビット画像データと参照値と
しての白データとを比較することで、入力画像データを
画素毎に色データと白データとに選別し、その選別結果
を白データ用カウンタ43および色データ用カウンタ4
4に出力する。白データ用カウンタ43は白データの画
素数をカウントし、そのカウント値をコンパレータ45
に出力する。色データ用カウンタ44は色データの画素
数をカウントし、そのカウント値をコンパレータ46に
出力する。コンパレータ45,46はあらかじめ設定し
た基準値(閾値)と入力カウント値とを比較すること
で、色文字か否かを判別し、その判別結果をラッチ回路
47に送出する。ラッチ回路47から上記色文字判別信
号が出力される。なお、上記白データは色文字の背景色
としての実際の地色に対応し、例えば薄いクリーム色や
ブルーの部分もある。
【0065】次に、図8の流れ図を参照して上記色文字
判別回路40の動作をさらに詳細に説明する。色文字判
別回路40には図7で説明したように1ライン分のライ
ンメモリ4とカウンタ43,44が含まれており、色文
字データがある場合には印字面積がイメージ画像に比べ
て少ないことを利用して、印字されないデータ、すなわ
ち白データの画素数を白データ用カウンタ43でカウン
トすることにより色文字か否かの判断を行う。まず、白
データ用カウンタ43、色データ用カウンタ44をリセ
ットし(ステップS1,S2)、入力データが白である
か否かをコンパレータ42で確認し(ステップS3)、
入力データが白であるときは白データ用カウンタ43の
カウント値Wを+1インクリメントし(ステップS
4)、白データ用カウンタ43のカウント値が閾値以上
か否かをコンパレータ45で確認する(ステップS
5)。そして、カウンタ43のカウント値がカウンタ回
路のコンパレータ45にあらかじめ設定した閾値を越え
ていたら、色文字と判断して(ステップS6)、色文字
判別回路40から色文字判別信号(H)を出力する。
【0066】また、ステップS3で入力データが白でな
い場合には、カウンタ回路の色データ用カウンタ44の
カウント値Xを+1インクリメントし(ステップS
7)、次の入力データが白であるか否かを確認し(ステ
ップS8)、入力データが白でなければステップS7か
らステップS8までの動作を繰り返し行う。ステップS
8で入力データが白の場合には、色データ用カウンタ4
4のカウント値Xが閾値以上か否かをコンパレータ46
で確認し(ステップS9)、そのカウント値がカウンタ
回路のコンパレータ46にあらかじめ設定した閾値を越
えていたらイメージと判断して(ステップS10)、色
文字判別回路40から色文字判別信号(L)を出力す
る。
【0067】ステップS9で色データ用カウンタ44の
カウント値が閾値を越えていない場合には、色データ用
カウンタ44をリセットし(ステップS11)、ステッ
プS3からの動作を行う。
【0068】なお、上記色文字判別回路40の図7に示
す回路構成のコンパレータ等は、マイクロコンピュータ
によるソフトで置き換えることができるのは勿論であ
る。
【0069】(第2の実施例)図9は本発明の第2の実
施例の構成を示す。図9に示すように本例ではプリンタ
コントローラ3からプリンタエンジン4に第1の実施例
で示した信号の他に画素サイズ切り換え信号(PHIM
G)が送出される。例えば、PHIMG信号がL(ロー
レベル)で600dpiで印字し、PHIMG信号がH
(ハイレベル)で300dpiの印字することで、画像
データの種類により解像度を切り換えて印字することが
可能になる。また、このPHIMG信号は画素単位に切
り替えることが可能である。図10は図9のプリンタコ
ントローラ3の構成を示す。図9に示すように画像展開
部5から第1の実施例で示した信号の他に、画素切り換
え信号(PHIMG)が送出される。
【0070】図11はプリンタエンジン4の信号処理部
の構成を示す。RF回路8により処理されたM,C,
Y,Kの画像データは、ラインメモリ9に書き込まれ、
プリンタエンジンの画像クロック(PCLK)の立ち上
がりに同期してラインメモリ9から読み出される。そし
て、ラインメモリ9から出力された多値データ18は、
γ補正部10に出力される。
【0071】γ補正部10はRAM,ROMで構成され
るルックアップテーブル(LUT)であり、画像データ
はそのアドレスA0〜A7に、PHIMG信号はそのア
ドレスA8に、色指定信号はそのアドレスA9,A10
に入力される。γ補正部10のγ補正テーブルのアドレ
スマップを図12に示す。図12に示すようにγ補正部
10は、PHIMG信号が示す画素サイズ・画像の種類
および色指定信号が示すトナーの色によってそれぞれ異
なる補正を行う。γ補正部10からの8ビット多値画像
信号はD/A変換部14でアナログ電圧に変換され、次
段のコンパレータ15,16の負入力に入力される。コ
ンパレータ15,16の正入力には、第1三角波発生部
12、第2三角波発生部13からの出力信号がそれぞれ
入力される。第1三角波発生部12は、画像クロックP
CLKを分周した1/2 PCLKを積分回路によって
三角波に変換し、第2三角波発生部13は、画像クロッ
クPCLKを積分回路によって三角波に変換する。コン
パレータ15からは300線で中央成長のPWM信号2
0が出力され、コンパレータ16からは600線で中央
成長のPWM信号21が出力される。そして、セレクタ
17によってPHIMG信号に応じて2つのPWM信号
20,21のうち一方を出力し、レーザドライバへ出力
する。すなわち、画素切り換え信号(PHIMG)がL
なら、600線で中央成長のPWM信号21がセレクタ
17から出力され、画素切り換え信号(PHIMG)が
Hなら、300線で中央成長のPWM信号20がセレク
タ17から出力される。
【0072】図13は図11のRF回路8の構成を示
す。図10に示すプリンタコントローラ3から送出され
る画素サイズ切り換え信号(PHIMG)は、マスキン
グ係数、UCR係数等のLUT(ルックアップテーブ
ル)を持つROM32のアドレスA13に入力され、6
00dpi,300dpiとで異なった色処理が可能で
ある。以下は、第1の実施例と同様の処理を行う。な
お、本第2の実施例では画素サイズは600dpiと3
00dpiとしたが、600dpiと200dpiまた
は、300dpiと150dpiまたは、150dpi
と75dpiとしてもよい。
【0073】(第3の実施例)次に、上記色文字判別信
号、画素切り換え信号(PHIMG)を受信する代り
に、濃度量とUCR量を制御するコントロール信号(色
変換制御信号)を受信して、色変換処理を実行する本発
明の第3の実施例について説明する。
【0074】図14は本第3の実施例のUCR用ROM
32のアドレスマップを示す。この場合、図13に記載
の色文字判別信号とPHIMG信号は、上記濃度量とU
CR量を選択調整するコントロール信号に置き換えられ
ているものとして、以下に本例の動作を説明する。
【0075】その他の回路構成等は第1の実施例または
第2の実施例と同様であるので、その図示および説明を
省略する。
【0076】図13,図14を参照して本実施例におい
て、UCR量と濃度量を変化させたときの動作を説明す
る。例えば、UCR量100%、濃度量170%が指定
された時には、コントロール信号の(01100)がR
OM32のアドレスA8〜A12に送出されてマゼンタ
(M)のUCRテーブルを選択し、UCR回路30では
入力されたY,M,C各色8ビットデータの最小値を検
出する。そして、検出された最小値をROM32のアド
レスA0〜A7に送出し、アドレス指定を行い、入力デ
ータに対応したマゼンタ(M)のUCRデータを出力ポ
ートDATAから出力する。次に、コントロール信号の
(01000)がROM32のアドレスA8〜A12に
送出されてバンクが設定され、マスキング回路31のレ
ジスタからアドレスデータをROM32のアドレスA0
〜A7に送出し、ROM32はアドレス指定されたマゼ
ンタ(M)のマスキング係数データをマスキング回路3
1に設定する。そして、UCR回路30から出力された
マゼンタ(M)の画像データはマスキング回路31で設
定されたマスキング係数と積和演算されてセレクタ33
に出力される。次に、色指定信号によりセレクタ33を
切り替え、マゼンタ(M)の画像データを後段に出力す
る。
【0077】そして、上記動作を1画面分行うと、次に
コントロール信号の(01101)がROM32のアド
レスA8〜A12に送出され、シアン(C)のUCRテ
ーブルを選択し、UCR回路30でY,M,Cの最小値
を検出した値をROM32のアドレスA0〜A7に送出
してアドレス指定を行い、入力データに対応したシアン
(C)のUCRデータを出力ポートDATAから出力す
る。次に、コントロール信号の(01000)がROM
32のアドレスA8〜A12に送出されてバンクが設定
され、マスキング回路31のレジスタからアドレスデー
タをROM32のアドレスA0〜A7に送出し、ROM
32はアドレス指定されたシアン(C)のマスキング係
数データをマスキング回路31に設定する。そして、U
CR回路30から出力されたシアン(C)の画像データ
はマスキング回路31で設定されたマスキング係数と積
和演算され、セレクタ33に出力される。次に、色指定
信号によりセレクタ33を切り替えてシアン(C)の画
像データを後段に出力し、この動作を1画面分行う。
【0078】次に、コントロール信号の(01110)
がROM32のアドレスA8〜A12に送出されてイエ
ロー(Y)のUCRテーブルを選択し、UCR回路30
でY,M,Cの最小値を検出した値をROM32のアド
レスA0〜A7に送出してアドレス指定を行い、入力デ
ータに対応したイエロー(Y)のUCRデータを出力ポ
ートDATAから出力する。次に、コントロール信号の
(01000)がROM32のアドレスA8〜A12に
送出されてバンクが設定され、マスキング回路31のレ
ジスタからアドレスデータをROM32のアドレスA0
〜A7に送出し、ROM32はアドレス指定されたイエ
ロー(Y)のマスキング係数データをマスキング回路3
1に設定する。そして、UCR回路30から出力された
イエロー(Y)の画像データはマスキング回路31で設
定されたマスキング係数と積和演算されてセレクタ33
に出力される。そして、色指定信号によりセレクタ33
を切り替えてイエロー(Y)の画像データを後段に出力
し、この動作を1画面分行う。
【0079】次に、コントロール信号の(01111)
がROM32のアドレスA8〜A12に送出されてブラ
ック(K)のUCRテーブルを選択し、UCR回路30
でY,M,Cの最小値を検出した値をROM32のアド
レスA0〜A7に送出してアドレス指定を行い、入力デ
ータに対応したブラック(K)のUCRデータを出力ポ
ートDATAから出力する。そして、UCR回路30か
ら出力されたブラック(K)の画像データを後段に出力
し、この動作を1画面分行う。
【0080】以上説明した上記4工程の動作により1画
面の色変換処理を行う。
【0081】図14に示すように、使用者の選択キー
(例えば、画質切り換えボタン等)の入力に応じて生成
されたコントロール信号の切り換えにより、UCRテー
ブルのパラメータの値が切り換わり、濃度量(170%
〜250%)とUCR量(70%〜100%)が調整さ
れる。すなわち、ROM32のUCRテーブルの値は、
コントロール信号で指定された濃度量とUCR量が得ら
れるように、複数組のパラメータ値があらかじめ設定さ
れており、コントロール信号が指定した濃度量とUCR
量のパラメータがROM32から出力される。従って、
前述の色変換処理により、通常の色処理に加えて使用者
の好みに応じて色修正をすることができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。
【0083】(1)色文字判別手段で色文字と判断した
場合に、色文字用の色処理パラメータで色変換処理を行
うようにしたので、通常の色処理に加えて色文字につい
ての色文字の簡易的な色修正を行うことができ、その結
果、色文字を鮮明な色でプリントすることができる。
【0084】(2)濃度量とUCR量を変化させた色処
理パラメータを複数個用意するようにしたので、通常の
色処理に加えて使用者の好みに応じて色修正を行うこと
ができ、ひいては画像の種類に適した色調でプリントす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のプリンタコントローラ3の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1のプリンタエンジン4の信号処理部の構成
を示すブロック図である。
【図4】図3のγ補正部10のγ補正テーブルのアドレ
スマップを示す図である。
【図5】図3のRF回路8の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図5のROM32のアドレスマップを示す図で
ある。
【図7】図5の色文字判別回路40の構成例を示すブロ
ック図である。
【図8】図7の色文字判別回路40の色文字判別動作を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】図9のプリンタコントローラ3の構成を示す
ブロック図である。
【図11】図9のプリンタエンジン4の信号処理部の構
成を示すブロック図である。
【図12】図11のγ補正部10のγ補正テーブルのア
ドレスマップを示す図である。
【図13】図11のRF回路8の構成を示すブロック図
である。
【図14】本発明の第3の実施例のROM32のアドレ
スマップを示す図である。
【図15】本発明が適用可能なカラー・レーザビームプ
リンタの内部構成の一例を示す縦断面図である。
【図16】従来装置の信号処理系の全体の構成例を示す
ブロック図である。
【図17】図16の従来の画像処理部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図18】図17の従来のカラー処理部で行う信号変換
のタイミングを示すタイムチャートである。
【図19】図17の従来のPWM部のPWM信号出力タ
イミングを示すタイムチャートである。
【図20】図17の従来のカラー処理部の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 プリンタコントローラ 4 プリンタエンジン 5 画像展開部 6 多値画像メモリ 8 RF回路 9 ラインメモリ 10 γ補正部 11 制御クロック発生部 12,13 三角波発生部 14 D/A変換部 15,16 コンパレータ 17 セレクタ 24,25,26 ROM 27,28,29 スイッチ 30 UCR回路 31 マスキング回路 32 ROM 33 セレクタ 34 スイッチ 40 色文字判別回路 41 ラインメモリ 42 コンパレータ 43 白データ用カウンタ 44 色データ用カウンタ 45,46 コンパレータ 47 ラッチ回路 100 感光体ドラム(像担持体) 103 転写体ドラム 104 定着器 108 現像器選択機構部 111 帯電器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 H04N 1/46 9/79 G06F 15/68 310 A H04N 1/46 Z 9/79 H

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像信号を入力する多値画像入力手
    段と、 該多値画像入力手段から入力する前記多値画像信号が色
    文字データか否かを判別する色文字判別手段と、 前記多値画像入力手段から入力する前記多値画像信号を
    記録色に色変換する色変換手段と、 前記色文字判別手段の判別結果を含む制御信号に応じて
    前記色変換手段で色変換する際の色変換処理を制御する
    色変換制御手段と、 前記色変換手段で色変換処理を受けた記録色の画像信号
    に応じて被記録媒体に対して画像記録を行う記録手段と
    を具備することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記色文字判別手段は、前記多値画像信
    号から色文字の背景の地色に対応する白データを検出す
    る検出手段と、 該検出手段で検出された前記白データの検出個数を計数
    する計数手段と、 該計数手段で計数された前記白データの個数と所定の基
    準値とを比較することで、前記多値画像信号が色文字デ
    ータか否かを判別する比較手段とを有することを特徴と
    する請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記色文字判別手段は、前記多値画像信
    号から色文字の背景の自色に相応する白データとそれ以
    外の色データを検出する検出手段と、 該検出手段で検出された前記白データの検出個数と前記
    色データの検出個数をそれぞれ計数する計数手段と、 該計数手段で計数された前記白データの個数と前記色デ
    ータの個数とそれぞれの所定の基準値とを比較すること
    で、前記多値画像信号が色文字データか否かを判別する
    比較手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の
    カラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記色変換制御手段は、前記制御信号に
    応じてマスキング量と下色除去量を切り換えることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカラー画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記色変換制御手段は、前記制御信号に
    応じて下色除去係数を切り換える変換テーブルと該制御
    信号に応じてマスキング係数を切り換える変換テーブル
    とを格納した記憶手段を有し、該変換テーブルを用いて
    前記色変換手段のマスキングと下色除去量を画素毎に制
    御することを特徴とする請求項4に記載のカラー画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 多値画像信号を入力する多値画像入力手
    段と、 該多値画像入力手段から入力する前記多値画像信号に対
    して濃度量と下色除去量の調整を含む色変換処理を行う
    色変換手段と、 あらかじめ定めた複数の濃度量と下色除去量の中から好
    みの濃度量と下色除去量を選択指示する指示手段と、 該指示手段からの指示を含む制御信号に応じて前記色変
    換手段の色変換処理における濃度量と下色除去量を切り
    換え制御する色変換制御手段と、 前記色変換手段で色変換処理を受けた記録色の画像信号
    に応じて被記録媒体に対して画像記録を行う記録手段と
    を具備することを特徴とするカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記色変換制御手段は、前記制御信号に
    応じて濃度量と下色除去係数を切り換える変換テーブル
    と該制御信号に応じてマスキング係数を切り換える変換
    テーブルとを格納した記憶手段を有し、該変換テーブル
    を用いて前記色変換手段の濃度量と下色除去量とマスキ
    ングを画素毎に制御することを特徴とする請求項6に記
    載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記変換テーブルにおいて、前記濃度量
    は170%〜250%の範囲で設定されており、前記下
    色除去量は70%〜100%の範囲で設定されているこ
    とを特徴とする請求項7に記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画素の大きさの切り換えを指示する画素
    サイズ切り換え信号を入力する画素サイズ入力手段と、 該画素サイズ切り換え信号に応じて前記色変換手段によ
    り色変換された画像信号に対して画素の大きさを切り換
    える画素サイズ切り換え手段とをさらに有することを特
    徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のカラー画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画素サイズ切り換え手段による画
    素サイズ切り換えの解像度は600ドット/インチ以下
    で75ドット/インチ以上とすることを特徴とする請求
    項9に記載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記色変換手段は、前記制御信号と前
    記画素サイズ切り換え信号とに応じて下色除去係数を切
    り換える変換テーブルと該制御信号と該画素サイズ切り
    換え信号とに応じてマスキング係数を切り換える変換テ
    ーブルとを格納した記憶手段を有し、該変換テーブルを
    用いて前記色変換手段のマスキングと下色除去量を画素
    毎に制御することを特徴とする請求項9に記載のカラー
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 モノクロ画像とカラー画像の切り換え
    を指示するモード切り換え信号を入力するモード入力手
    段と、 前記モード切り換え信号に応じて前記色変換手段の色変
    換処理の一部を迂回することでモノクロ画像の出力を行
    うモード切り換え手段とをさらに有することを特徴とす
    る請求項1または6に記載のカラー画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記色変換制御手段は、前記モード切
    り換え信号に応じて輝度・濃度を切り換える輝度・濃度
    変換テーブルを格納した記憶手段を有し、該モード切り
    換え信号に応じて該輝度・濃度変換テーブルから読み出
    したデータにより画素毎に輝度変換制御を行うことを特
    徴とする請求項12に記載のカラー画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記記録手段は、前記画像信号に応じ
    て変調された光ビームで像担持体を走査する光走査手段
    と、該光走査手段で走査された該光ビームによって該像
    担持体に形成された潜像を複数の記録剤で現像する現像
    手段と、該現像手段による現像により得られた可視像を
    同一の前記被記録媒体に転写する転写手段と、該転写手
    段で転写された画像を定着する定着手段とを有すること
    を特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載のカ
    ラー画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記多値画像信号はR,G,B信号で
    あることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに
    記載のカラー画像形成装置。
JP6136140A 1994-06-17 1994-06-17 カラー画像形成装置 Pending JPH089176A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6580822B1 (en) 1998-11-24 2003-06-17 Nec Corporation Device, method and record medium for color space conversion from RGB data to CMYK data

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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