JP6118597B2 - 電線端処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電線の端部に処理(端子圧着及び半田付け)を施す装置に関する。特には、1台の装置で品種の異なる端処理電線を製造できる電線端処理装置に関する。
端部に端子圧着又は半田付けがなされた端処理電線は、搭載される機器に応じて様々な形態のもの(電線の両端に端子が圧着されたもの、電線の一端に端子が圧着され、他端には半田付けされたもの、両端が半田付けされたもの)が準備される。端子圧着作業は、切断された電線の端部の被覆をストリップした後、アプリケータを用いて電線の端部に所定の端子を圧着する。半田付け作業は、切断された電線の端部の被覆をストリップした後、露出した電線を捩り、フラックス液を付着させた後、半田付けする。良好な半田付けを行うには、ストリップ後に被覆から露出してばらけた電線を捩る作業が必要になる。なお、電線を捩って端子を圧着すると、捩られた電線が端子の端面と交差して電線が切断される怖れがあるので、端子圧着の前に捩り作業は行われていない。
本発明は、端子圧着ユニットと半田付けユニットを交換可能に搭載できる電線端処理装置であって、段どり替えやユニットの交換をスムーズにできるとともに、小型化やタクトタイムの短縮を図った電線端処理装置を提供することを目的とする。また、半田付けユニットに必要な捩り機構も考慮した電線端処理装置などを提供することを目的とする。
本発明の電線端処理装置は、 電線を送給する電線送給装置と、 送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、 該電線の両端部の被覆をむく皮むき装置と、 皮むきされた前記電線端部に端子を圧着する端子圧着装置と、 皮むきされた前記電線端部に半田付けする半田付け装置と、 前記各装置を搭載するプラットフォームと、を、備える電線端処理装置であって、 前記端子圧着装置は、各種端子の種類に対応した端子供給機構及びカシメ金型(アンビル、クリンパ)を含むアプリケータを有し、 前記半田付け装置は、皮むきされた前記電線端部を捩る捩りユニット、捩られた電線端部にフラックスを付着させるフラックスユニット、及び、フラックスの付着した電線端部に半田を付着させる半田ユニットを含む半田モジュール、並びに、前記半田モジュールを搭載する半田モジュールベースを有し、 前記プラットフォームには、前記アプリケータ又は前記半田モジュールベースのいずれかが選択的に搭載可能なモジュール搭載部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、アプリケータ(端子圧着装置)又は半田モジュールを、選択的にプラットフォームのモジュール搭載部に搭載することができるので、1台の装置で形態の異なる端処理電線(両端に端子圧着、両端に半田付け、あるいは、一端に端子圧着、他端に半田付け)などを製造できる。したがって、小ロット品の生産に適している。
アプリケータ及び半田モジュールベースは、各々単独で端子圧着、半田付けを行うことができる。つまり、他の機構の移動手段や昇降手段と兼用していない(電線の搬送や軸方向への送りはクランプ装置で行われる)。したがって、段どり替えやユニットの交換をスムーズに行うことができる。
また、捩りユニットを半田モジュールに一体に搭載したので、タクトタイムを短縮できる。捩りユニットが半田モジュールに搭載されておらず、プラットフォームの、皮むき装置の近傍に備え付けられている場合、半田付けを行うには、電線は皮むき部から捩りユニットで捩り作業を経た後、半田モジュールで半田付けされる。半田モジュールを端子圧着モジュールに交換した場合、電線は皮むき部から捩りユニットを通過して、端子圧着モジュールで端子圧着される。つまり、捩りユニットを通過する分だけ時間がかかることになる。
本発明においては、捩りユニットも半田ユニットとともに交換するので、端子圧着作業時に電線を捩りユニットを通過させる時間が不要となり、電線の搬送距離が短くなって、タクトタイムを短縮できる。
本発明においては、 前記プラットフォームのモジュール搭載部に係合するワンタッチレバーを備え、 前記アプリケータ又は前記半田モジュールベースを前記モジュール搭載部に搭載し、 該ワンタッチレバーを、前記モジュール搭載部、及び、前記アプリケータ又は半田モジュールに係合させることにより、前記アプリケータ又は半田モジュールを前記モジュール搭載部に位置決めすることが好ましい。
ワンタッチレバーにより、アプリケータ又は半田モジュールを短時間で簡単にモジュール搭載部に搭載することができる。
本発明においては、 前記端子圧着装置の端子供給機構及びアプリケータ、及び、前記半田モジュールに接続する電源ライン、信号線、空圧ホース、パイプなどのケーブル類が、前記ベース上の片側に集中して束ねられていることが好ましい。
本発明によれば、アプリケータや半田モジュールベースをモジュール搭載部に脱着する際にケーブル類が絡まったりし難いので、脱着作業が容易になる。特に、ケーブル類を、他の機構と干渉しない側に束ねることが好ましい。
本発明においては、 前記アプリケータが端子圧着後のキャリアが回収されるシュートを有し、 前記捩りユニットを、前記半田モジュールベース上の、前記キャリア回収シュートに対応する位置に配置すれば、プラットフォーム上のスペースを無駄なく活用でき、装置全体を小型化できる。
本発明の捩り機は、 電線の端部を捩る捩り機であって、 切り込みが入れられて前記電線に沿って途中までスライドした被覆端部を把持するチャックと、 前記チャックを前記電線軸周りに回転させて電線を捩る機構と、 前記被覆端部が収容されるパイプと、 前記パイプ内を吸引して前記被覆端部を回収する吸引機構と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、チャックで被覆を把持してチャックごと回転させて電線の端部を捩るので、小さい径にきれいに捩ることができる。
なお、被覆に切り込みを入れた後で被覆を電線に沿ってスライドさせるには、電線皮むき装置において、被覆にスリットを入れた後に、電線をクランプしているクランプ装置(電線送給装置)をごく短い距離だけ後退させる。または、捩りが終了した後で被覆を電線から離脱させるには、チャックで被覆を挟んだ状態で、電線をクランプしているクランプ装置(電線送給装置)を後退させる。
本発明においては、 前記パイプが、前記チャックの中心部(把持部)に配置されていることが好ましい。
本発明においては、 前記吸引機構を、 前記パイプの、前記チャックと反対側の端部に連通して該パイプ内を負圧吸引するエアバキュームと、 前記パイプの、前記チャックの反対側の端部に配置された回収ボックスと、を備え、 前記エアバキュームで前記パイプ内を負圧吸引することにより、前記被覆端部が前記パイプを通って前記回収ボックスに回収されることとできる。
本発明の他の電線端処理装置は、 電線を送給する電線送給装置と、 送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、 該電線の両端部の被覆をむく皮むき装置と、 皮むきされた前記電線端部に端子を圧着する端子圧着装置と、 皮むきされた前記電線端部に半田付けする半田付け装置と、を、備え、 前記皮むき装置及び前記半田付け装置に、前記に記載の捩り機を具備することを特徴とする。
本発明の半田付け装置は、 皮むきされた電線の端部に半田付けする装置であって、 半田液が貯留される半田槽を有し、 該半田槽の上縁の一部に切り欠きが形成されており、 前記半田は、前記切り欠きにおいて表面張力によって盛り上がった状態で前記半田槽内に貯留されており、 この盛り上がった半田に、前記電線の端部が横方向に挿入されて半田付けが行われることを特徴とする。
半田の盛り上がった部分に電線を挿入することにより、確実に半田付けできる。なお、横方向とは基本的には水平方向を示すが、水平方向に対して多少の角度(±5°程度)は傾いていてもよい。
本発明においては、 前記皮むきされた電線の端部を、前記半田槽の切り欠きにおいて、表面張力により盛り上がった半田に対して横下方向にガイドするガイド片を備えることが好ましい。
電線のねじれ等によって電線端部が反っている場合、ガイド片により端部が半田に押し付けられるので電線端部に確実に半田付けできる。
本発明においては、 前記半田槽が、前記半田付け装置の本体から取り外し可能であり、 該半田槽を取り替える治具を備えることが好ましい。
本発明のさらに他の電線端処理装置は、 電線を送給する電線送給装置と、 送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、 該電線の両端部の被覆をむく皮むき装置と、 皮むきされた前記電線端部に端子を圧着する端子圧着装置と、 皮むきされた前記電線端部に半田付けする半田付け装置と、を、備え、 前記半田付け装置に、前記に記載の半田付け機を具備することを特徴とする。
本発明の端処理電線の製造方法は、 電線を送給する工程と、 送給された電線を任意の長さに切断する工程と、 該電線の両端部の被覆を皮むきする工程と、 皮むきされた前記電線の一方の端部に端子を圧着する工程と、 皮むきされた前記電線の他端に半田付けする工程と、 を備える、端処理電線の製造方法であって、 前記に記載の電線端処理装置、捩り機、及び/又は、半田付け機を用いることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、アプリケータ(端子圧着装置)又は半田モジュールを、選択的にプラットフォームのモジュール搭載部に搭載することができるので、1台の装置で形態の異なる端処理電線(両端に端子圧着、両端に半田付け、あるいは、一端に端子圧着、他端に半田付け)などを製造でき、小ロット品の生産に適している。アプリケータ及び半田モジュールベースは、各々単独で端子圧着、半田付けを行うことができるので、段どり替えやユニットの交換をスムーズに行うことができる。
本発明の実施の形態に係る電線端処理装置の構成を模式的に示す平面図である。 端子圧着装置を示す正面図である。 半田付け装置の構成を示す正面図である。 図3の半田付け装置のベースを説明する図であり、図4(A)は下面図、図4(B)は図4(A)のB−B断面図である。 捩りユニットの構造を示す図であり、図5(A)は側断面図、図5(B)は爪部材の正面図である。 捩りユニットのチャック機構を示す側断面図であり、図6(A)はチャック時、図6(B)はチャック開放時を示す。 捩りユニットの捩り作業の流れを説明する図であり、図7(A)はチャック時、図7(B)はチャック回転時、図7(C)は被覆離脱時、図7(D)は被覆吸引時を示す。 フラックスユニットを示す図であり、図8(A)は正面図、図8(B)はフラックス保持筒の側断面図である。 半田ユニットを示す図であり、図9(A)は斜視図、図9(B)はガイド片で電線端部をガイドしている状態を説明する正面図、図9(C)は、電線端部が反っている場合、ガイド片が電線端部の姿勢を矯正している状態を説明する側面図である。 半田ユニットの酸化膜除去機構を示す図である。 半田付け作業を説明するタイミングチャートである。 モジュール搭載部を示す図であり、図12(A)は斜視図、図12(B)は側面図である。 レバー部材を示す斜視図である。 ベースをモジュール搭載部に係止する方法を説明する図であり、図14(A)はモジュール搭載部にベースを係止した状態、図14(B)はレバー部材をモジュール搭載部に係合させた状態、図14(C)はベースをレバー部材とモジュール搭載部とに係合させた状態を示す。 半田槽取り替え治具の構造を示す図である。
発明を実施するための良好な形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る電線端処理装置を説明する。図1は、電線端処理装置の構成を模式的に示す平面図である。この例では、電線の一端に端子を圧着し、もう一方の端部を半田付けする装置について説明する。
電線端処理装置1は、ロール状に巻かれた電線束から電線を送給するとともにクランプする電線送給装置10と、電線の切断及び被覆を皮むきするカット・ストリップ装置20と、切断された電線(切断電線)の端部をクランプするクランプ装置30と、電線送給装置10にクランプされている電線(残留電線)の端部に端子を圧着する端子圧着装置40、クランプ装置30にクランプされている切断電線の端部に半田付けする半田付け装置50と、両端が加工された電線を払い出す払い出し装置190と、を備える。これらはプラットフォーム3上に設置されている。
電線送給装置10とクランプ装置30は、ロール状に巻かれた電線から繰り出された電線が送られる方向(電線送り方向、Y方向)に直列に並んで、所定の間隔を開けて対向している。この位置を電線送り位置S0(原点ともいう)。電線送り方向において、電線束側の方向を後方向、反電線束側の方向を前方向又は先方向という。
電線送給装置10は、電線送り方向と直交する方向の一方(この例では右方向、電線搬送方向、+X方向)に移動可能であり、クランプ装置30は、その逆方向(この例では左方向、−X方向)に移動可能である。電線搬送方向において、原点S0の側を上流側、原点のS0から離れる側を下流側という。
カット・ストリップ装置20は、電線送り位置S0の、電線送給装置10とクランプ装置30との間に配置されている。カット・ストリップ装置20は、電線送り方向と直交する方向に並んで配置された、電線切断部21、トップ皮むき部22及びテール皮むき部23を有する。電線切断部21は、電線送り位置S0において、電線送給装置10とクランプ装置30の間に配置されている。トップ皮むき部22は、電線送り位置S0から電線搬送方向に所定の距離離れた位置S1に配置され、テール皮むき部23は、トップ皮むき部側と反対の電線搬送方向に所定の距離離れた位置S2に配置されている。
プラットフォーム3上の、トップ皮むき位置S1から電線搬送方向の下流側に所定の距離離れた位置S3には、第1のモジュール搭載部200A(詳細後述)が設けられている。このモジュール搭載部200に、端子圧着装置40が脱着可能に搭載されている。トップ皮むき位置S1と第1のモジュール搭載部200Aが設けられた位置S3との間には、電線のストリップ状態を検査する検査装置24が配置されている。
また、プラットフォーム3上の、テール皮むき位置S2から電線搬送方向の下流側に所定の距離離れた位置S4には、第2のモジュール搭載部200Bが設けられている。このモジュール搭載部200Bに、半田付け装置50が脱着可能に搭載されている。テール皮むき位置S2と第2のモジュール搭載部B200が設けられた位置S4との間には、電線のストリップ状態を検査する検査装置25が配置されている。
払い出し装置190は、第2のモジュール搭載部200Bの近傍に、電線搬送方向に移動可能に配置されている。払い出し装置190が所定距離移動した位置S5(払い出し位置)には、製品を払い出すシュート191が配置されている。
次に、各装置について説明する。電線送給装置10、カット・ストリップ装置20、クランプ装置30、払い出し装置190は、公知のものや、本願出願人が特開2009−44885号公報、特開2009−259547号公報として出願済みの出願に記載したものを用いることができるので、詳細な説明を省略する。
電線送給装置10は、ロール状に巻かれた電線から繰り出された電線をクランプするとともに、電線送り方向に沿って送り出すもので、上下のローラ、ローラの各々を反対方向に回転するモータ、これらを電線送り方向に移動する機構、及び、これらを電線送り位置S0から第1のモジュール位置S3まで搬送する搬送機構、を有する。電線は、上下ローラ間に挟まれてクランプされるとともに、上下ローラの反対方向への回転により送り出される。
カット・ストリップ装置20は、前述のように、電線送給装置とクランプ装置とでクランプされた電線を切断する切断部21、電線送給装置に把持された残留電線の先端の被覆を皮むきするトップ皮むき部22及クランプ装置でクランプされた切断電線の先端を皮むきするテール皮むき部23を有する。
なお、両皮むき部22、23では、被覆を電線端から完全に剥がすことと、切れ目が入った被覆を電線端方向にごく短い距離だけスライドさせた状態にしておくことができる。被覆を完全に剥がすには、両皮むき部22、23において、被覆に切れ目を入れた後、電線を把持している電線送給装置10又はクランプ装置30を、各々皮むき部22、23から離れる方向に移動させるが、この移動距離を短くすることで被覆を電線に沿ってスライドさせた状態とできる。端子を圧着する場合は被覆を完全に剥がすことが必要であるが、半田付けする場合には、後述するように半田付け作業の前段階で電線の端を捩る際に、スライドした被覆をクランプする必要がある。このため、処理される電線の種類に応じてこれらの機能を選択する。
クランプ装置30は、電線の先端を把持するクランプ、同クランプを開閉するカム機構や同カム機構を駆動するシリンダなど、これらを電線送り方向に移動する機構、及び、これらを電線送り位置S0から端子圧着位置S4へ搬送する搬送機構、を有する。
払い出し装置190は、電線の先端を把持するクランプ、同クランプを開閉するカム機構や同カム機構を駆動するシリンダなど、これらを電線送り方向に移動する機構、及び、これらを第2のモジュール位置S4から払い出し位置S5へ搬送する搬送機構、を有する。
次に、図2を参照して端子圧着装置を説明する。
端子圧着装置40は、各種端子の種類に対応した端子供給機構、カシメ金型(アンビル、クリンパ)を含むアプリケータ41、端子が供給された後に残ったキャリアが回収されるシュート、及び、アプリケータ41が搭載されるベース43、を有する。端子供給機構、アプリケータ41、回収シュートは、既存のものを適用できる。端子供給機構は、複数の端子が連結されたキャリアを、この例では、電線搬送方向における下流側(図の左側)から上流側(図の右側)へ送るので、回収シュートは、アプリケータ41の電線搬送方向における上流側(図の右側)の空間に設置される。
ベース43は、平面形状が方形で、上下面が平坦な所定の厚さのプレートであり、アプリケータ41の底面に固定されている。ベース43の一対の側面(この例では電線搬送方向における上流側及び下流側の面)には、断面形状が三角形の係止部43a、43bが形成されている。上流側の係止部43aはモジュール搭載部200に係止され、下流側の係止部43bは、モジュール搭載部200に係合するレバー部材(詳細後述)に係止される。係止方法については後述する。
次に、図3、図4を参照して、半田付け装置を説明する。図3は、半田付け装置の正面図である。
半田付け装置50は、皮むきされた電線端部を捩る捩りユニット60、捩られた電線端部にフラックスを付着させるフラックスユニット110、及び、フラックスの付着した電線端部に半田を付着させる半田ユニット130を含む半田モジュール、並びに、半田モジュールを搭載するベース53、を有する。捩りユニット60、フラックスユニット110及び半田ユニット130は、図3に示すように、プレート51上に、電線搬送方向において上流側から下流側に向けてこの順序で近接して配置されている。
まず、図5、図6を参照して捩りユニット60を説明する。図5は、捩りユニットの側面断面図であり、図6は捩りユニットのチャックを説明する図である。
捩りユニット60は、被覆が剥がされた電線の端部を捩るものであって、電線の先端が挿入されるパイプ61、切れ目が入って電線に沿ってやや先端側にスライドした被覆を把持するチャック70、チャック70を電線の軸を中心に回転させる機構、及び、被覆を吸引して収集する機構と、を有する。
パイプ61は、電線送り方向(電線軸方向ともいう)に延びるように、ベース65に固定されている。パイプ61の前方にはガイド63が配置されており、同ガイド63には電線軸方向に延びてパイプ61に連通するガイド孔63aが形成されている。ガイド孔63aは、パイプ61に向かって先細の形状となっている
チャック70は、一対の爪部材71、72、爪部材の各々とリンク75、76を介して連結されるスライダ77及びシャフト79、及び、スライダ77を電線軸方向に移動させるシリンダ81とを有する。一対の爪部材71、72は、電線軸方向においてガイド63とパイプ61との間に配置されている。各爪部材71、72には、図5(B)に示すように、電線軸方向に直交する面(正面)において互いに噛み合うV字状の溝が形成されており、後述する機構により、電線軸方向に直交する面を反対方向にスライドする。互いに接近する方向に移動するとV字状溝の底部で電線を把持する。ガイド63のガイド孔63aとパイプ61とは、この爪部材71、72の把持中心を通る電線軸方向に位置している。爪部材71、72が離間する方向に移動すると、電線が開放される。電線送給装置10(又はクランプ装置30)に把持されている電線の先端(被覆)は、ガイド63のガイド孔63aから、爪部材71、72の間を通ってパイプ61内に挿入される。
爪部材71、72の各々は、リンク75、76、スライダ77及びシャフト79を介してシリンダ81によって電線軸方向と直交する面(図では上下方向)において反対方向にスライドする。スライダ77及びシャフト79は中空部を有する略円筒状の部材であり、パイプ61を外嵌して取り付けられている。図5(A)に示すように、スライダ77の中空部にはシャフト79の前半分の部分がスライド可能に挿通されており、このシャフト79の中空部にパイプ61が挿通されている。
シャフト79の後半分の部分は、電線軸方向に並んだ二つの軸受83によって、ベース65に対して電線軸周りに回転可能に支持されている。スライダ77は、軸受85を介してホルダ87に回転可能、かつ、止め輪(図示されず)によってホルダ87にスライド不能に支持されている。
シリンダ81は、ロッド81aが電線軸方向を前方に伸縮するようにベース65上に取り付けられている。ホルダ87は、シリンダ81のロッド81aの先端に連結されている。
爪部材71、72の各々は、リンク75、76に立設されたピンに回動可能に連結されている。さらに、リンク75、76は、スライダ77とシャフト79の各々に回動可能に連結されている。
シリンダ81のロッド81aが伸縮すると、ホルダ87とともにスライダ77がシャフト79の外面に沿って電線軸方向にスライドする。図6(A)に示すように、シリンダ81のロッド81aが電線軸方向を前方(爪部材の側)に伸長した状態では、一対の爪部材71、72はV字状の溝が接近して、被覆をチャックする。図6(B)に示すように、ロッド81aが電線軸方向を後方(反爪部材の側)に収縮すると、ホルダ87を介してスライダ77がシャフト79の外周面に沿って電線軸方向を後方に移動する。すると、各リンク75、76は、スライダ77との連結点において電線軸方向の後方に引かれ、シャフト79との連結点を中心として各々外方向に回動する。これにより、リンク75、76に連結している爪部材71、72のV字状溝間が開き、電線が開放される。
図5(A)に示すように、チャック70は、モータ93で駆動されて電線軸周りを回転する。シャフト79の後端(爪部材と反対側の端部)にはタイミングプーリ95が固定されている。このタイミングプーリ95と、モータ93の回転軸93aとの間には、タイミングベルト97が巻き回されている。モータ93が回転すると、タイミングベルト97を介してタイミングプーリ95に固定されたシャフト79が回転する。シャフト79は、前述のようにリンク75、76によって爪部材71、72及びスライダ77に連結しているので、シャフト79が回転すると、爪部材71、72でチャックされている被覆も回転する。これにより、電線の端部が被覆を挟んで捩られる。その後、電線を把持している電線送給装置10(又はクランプ装置30)を電線軸方向を前方(捩りユニット60から離れる方向)に移動させることにより、被覆が電線端部から離脱する。
離脱した被覆は、被覆吸引機構によりボックス101内に回収される。被覆吸引機構は、パイプ61内を負圧吸引するエアバキューム105と被覆を回収するボックス101とを有する。パイプ61の後端(反爪部材側の端部)の側面には、エアバキューム105に負圧を発生させるエアホース103の先端が連通している。さらに、このエアバキューム105の先にボックス101が配置されている。ボックス101には、メッシュ状の蓋102が取り付けられている。
エアバキューム105にエアーを供給すると、エアーはエアバキューム105とパイプ61の後端との間の隙間からボックス101内に流れる。これにより、パイプ61の中空部の後端側の部分が負圧になり、パイプ61の中空部の前側の部分から後側にエアーが吸引される。これとともに電線から離脱した被覆がパイプ61内を後方に吸引され、ボックス101内に吹き込まれて回収される。なお、ボックス101内に吹き込まれて上方に飛散した被覆は、蓋102に当たってボックス101内に落下する。
図7を参照して、捩り作業をまとめて説明する。
まず、図7(A)に示すように、両爪部材71、72で電線Wに沿って前方にスライドした被覆Cをチャックする。次に、図7(B)に示すように、チャック回転機構により、爪部材71、72を電線軸周りに複数回回転させると、電線端部は被覆を介して捩られる。そして、図7(C)に示すように、両爪部材71、72で被覆Cをチャックしたままクランプ装置30を後退させると、被覆Cが電線Wの端部から引き離される。このタイミングで、図7(D)に示すように、爪部材71、72を開いて被覆Cを開放し、パイプ61内を吸引することにより、被覆Cはボックス101へ吹き込まれて回収される。
次に、図8を参照してフラックスユニットを説明する。
フラックスユニット110は、捩られた電線の端部にフラックス液を付着させるもので、フラックス液が貯留されたフラックス槽111、フラックス液を保持する保持筒113、及び、保持筒113の昇降機構を有する。
保持筒113は、図8(A)に示すように円筒状の部材であり、図8(B)に示すように、軸心には、フラックス液を保持する貫通孔113aが開けられている。貫通孔113aの前端の開口には、奥に向かって先細形状のガイド部が形成されている。
保持筒113は、上下方向に延びるホルダ115の下端に、軸心が電線送り方向と同じ方向となるように支持されている。ホルダ115は、シリンダ117により保持筒113がフラックス槽111内のフラックス液に十分に浸漬される高さH1と、電線搬送高さH2との間を昇降する。シリンダ117は、ロッドが上下方向に伸縮するように配置され、ロッドの先端がステー119を介してホルダ115の上端に固定されている。ロッドが収縮した状態では、保持筒113はフラックス槽111のフラックス液に浸漬されて、フラックス液が貫通孔113aの中に入り込んで、表面張力により孔内に保持される。ロッドが伸長すると、保持筒113は電線搬送高さH2に移動する。この高さで、保持筒113の貫通孔113a内に電線端部を挿入すると、電線端部に、保持されたフラックス液が付着する。
さらに、図示されていないが、フラックス槽111のフラックス液の高さを検出するセンサや、フラックス液の高さに応じてフラックスをフラックス槽111に供給する供給機構も備えられている。
図8(A)に示すように、シリンダ117のロッドには、半田付け時に電線端部を半田に向かってガイドするガイド片121が取り付けられている。ガイド片121は、電線送り方向における正面形状がL字型のプレート状の部材であり、シリンダ117のロッドから電線搬送方向を下流側に延びる基部と、基部の先端から下方に延びる先部とを有する。先部の先端は、電線軸方向を後方に折れ曲がっている。さらに、先部の先端には、放熱用の複数の開口が開けられている。ガイド片121は、シリンダ117のロッドの伸縮によって保持筒113とともに、半田槽の表面位置と待機位置との間を昇降する。
なお、ガイド片121は、縦長の取付孔でロッドに取り付けられており、上下方向の高さを調整できる。
次に、図9、図10を参照して半田ユニットを説明する。図9は半田ユニットの斜視図であり、図10は酸化膜除去機構を説明する図である。
半田ユニット130は、図9(A)に示すように、半田が貯留される半田槽131、半田槽131が保持される本体部133、及び、酸化膜除去機構150、を有する。
半田槽131は耐熱性材料で作製され、本体部133の上面の開口に取り外し可能に設置される。半田槽131の前側の壁の端(電線搬送方向における上流側)には切り欠き部131aが形成されている。切り欠き部131aの底面は、奥に向かって上方に傾斜した傾斜面となっている。半田槽131にこのような切り欠き部131aを形成しても、半田の表面張力によって半田は切り欠き部131aから流れ落ちることはない。
本体部133には加熱部が備えられており、半田槽131内の半田を加熱している。半田槽131には、半田供給源(図示されず)から延びるノズル135を通して、半田が供給される。また、半田槽131には、液面センサ136と熱電対137が設けられており、半田槽131内の半田の量や温度が計測される。ノズル135、液面センサ136及び熱電対137は、本体部133の、電線搬送方向における下流側(図の左側)にまとめて支持されている。
酸化膜除去機構150は、半田槽131の前部の半田の液面を掃いて、半田液面の酸化膜を除去する。半田付けは、実際には、半田槽131の前部に貯留されている半田を使用するので、この部分だけ酸化膜を除去すればよい。酸化膜除去機構150は、図10に示すように、半田槽131の後側の本体部133に取り付けられたブラケット151に設けられている。酸化膜除去機構150は、半田の液面を掃く掃き爪部材153を備える。掃き爪部材153は、図9にも示すように、半田槽131の後側から前方に延び、さらに半田槽131の前壁に沿って延び、先端には、下方に折り曲げられた掃き爪が形成されている。掃き爪は、半田槽131内を切り欠き部131aの部分から前壁に沿って移動する。
掃き爪部材153の基部は、レバー155の先端に接続されている。レバー155は、半田槽131の長手方向にスライド可能に支持されたスライダ157に回動可能に連結されている。スライダ157の左右方向における両側には、前ピン161と後ピン162とがスライダ157を貫通するように設けられている。これらのピン161、162のスライダ157から後側に突き出た部分は、ブラケット151に形成された、半田槽131の長手方向に延びる長孔151aに支持されている。これにより、スライダ157は長孔151aに沿って、半田槽131の長手方向にスライドする。
レバー155は、中央付近で、スライダ157の前後のピン161、162の間に、ピン156で回動可能に連結されている。レバー155は、このピン156を中心として、半田槽131の短手方向に延びる軸の周りに回動する。
レバー155の基端は、シリンダ165のロッド165aの先端に連結されている。シリンダ165は、ブラケット151に、ロッド165aが電線搬送方向の上流に延びるように配置されている。
図10に示す状態からシリンダ165のロッド165aが伸長すると、レバー155の基端が前方に押されて、レバー155がピン156を中心にして、図の時計方向に回動する。すると、レバー155の回動に伴って、掃き爪部材153が半田槽131から引き上げられる。さらにロッド165aが伸長すると、レバー155はピン156を中心にさらに回動して、やがて前ピン161のスライダ157から表側に突き出た部分に当接し、回動が規制される。この状態のままさらにロッド165aが伸長すると、レバー155が前ピン161を押して、スライダ157が長孔151a内を前方に進む。つまり、掃き爪部材153は引き上げられた状態のまま前方に進む。
シリンダ165は、ロッド165aの前端が長孔151aの前端付近に達した後、収縮する。すると、レバー155の基端が後方に引かれて、レバー155がピン156を中心にして、図の反時計方向に回動する。レバー155の回動に伴って、掃き爪部材153の前端が半田槽131内に入り込む。さらにロッド165aが収縮すると、レバー155は、ピン156を中心としてさらに反時計方向に回動しようとするが、やがて後ピン162に当接して回動が規制される。この状態のままロッド165aが収縮すると、レバー155が後ピン162を押して、スライダ157が長孔151a内を後方にスライドし始める。つまり、レバー55はこの状態(掃き爪部材153の前端が半田槽131に入り込んだ状態)のまま後方に移動する。
このシリンダ165のロッド165aを定期的に伸縮させることで、掃き爪部材153が半田槽131内を前壁に沿って移動するので、半田液面上の酸化膜が定期的に除去され、常に良質の半田を電線芯線に付けることができる。
図9に示すように、本体部133の半田槽131の下流側には、除去された酸化膜が回収される受け皿171が配置されている。受け皿171は手動で取り外しできる。酸化膜を回収する際は、この受け皿171と掃き爪部材153の後退限との間にシュート173を配置し、酸化膜をシュート173を通して受け皿171に回収させる。
電線端部に半田付けする際は、図9(B)に示すように、電線端部Wを半田槽141の切り欠き141aの部分を通して、張力で保持されている半田Sに挿入する。ここで、電線端部Wは半田Sに挿入されて、半田Sが付着する。なお、このタイミングでガイド片121を下降させると、電線Wの端部が跳ね上がったような姿勢の場合でも、図9(C)に示すように、電線の被覆端部が下方に押されるので、電線の先端を確実に半田内に挿入させて半田付けを行うことができる。
なお、前述のように半田槽131は本体部133から取り外し可能である。製造される端処理電線の種類によって半田を交換する必要がある際、半田槽131だけを取り替えればよいので、作業が容易である。なお、半田槽131を取り外す治具を備えると、作業をより簡単に行える。
図11を参照して、半田付け作業(捩り、フラックス付着、半田付け)の流れを説明する。図11のタイミングチャートは、タイミングのみを説明するもので、実際の時間を示すものではない。
最初に、半田ユニット110の酸化膜除去機構150により、半田槽131の前側の半田表面の酸化膜を除去する(S1)。酸化膜除去機構150の掃き爪部材153が後退限近くまで後退したタイミングで、フラックスユニット110のシリンダが収縮し、保持筒113が下降してフラックス液に浸漬される(S2)。同時に、ガイド片121も下降する。保持筒113がフラックス液に所定時間浸漬された後、保持筒113及びガイド片121が上昇する。保持筒113上昇後、クランプ装置30が捩りユニット60の位置に移動し(S3)、同ユニット60で電線端部が捩られる(S4)。次に、クランプ装置30がフラックスユニット110に移動し(S5)、電線端部が保持筒113の貫通孔に挿入されて、電線端部にフラックス液が付着する(S6)。次に、クランプ装置30が半田位置に移動し始める(S7)とともに、ガイド片121が下降する(S8)。クランプ装置30が半田位置に移動すると、半田付けが行われる(S9)。この後、電線はクランプ装置30から払い出し装置190に移し替えられて、払い出し装置190により払い出しシュート191に移動する。半田付けが終了した後、ガイド片121が上昇し、同じタイミングで酸化膜が除去される(10)。
再度半田装置の全体の構造について、図3、図4を参照して説明する。
図3に示すように、捩りユニット60、フラックスユニット110及び半田ユニット130は、電線搬送方向に長いプレート51上に搭載される。プレート51上の長手方向の端部(この例では電線搬送方向の下流側端部)には、各ユニットのシリンダや各センサ、モータ等に接続するケーブルやホース、バルブユニット等がまとめられて、これらのケーブル類がプレートから下流方向に延びるように支持されている。
なお、プレート51の捩りユニット60が配置されている位置は、端子圧着装置において、キャリア回収シュートが配置される位置に相当する。
プレート51の下面には、ベース53が取り付けられている。ベース53は、平面形状が方形で、上下面が平坦な所定の厚さのプレートである。図4に示すように、ベース53の一対の側面(この例では電線搬送方向の上流側の面と下流側の面)の一方(上流側)の側面には、断面形状が三角形の係止部53aが形成されている。この係止部53aはモジュール搭載部200(図12を参照して後述する)に係止される。ベース53のもう一方(下流側)の側面の、短手方向の中心にも、断面形状が三角形の係止部53bが形成されている。この係止部53bは、モジュール搭載部200に係合するレバー部材300(図13を参照して後述する)に係止される。係止方法については後述する。
次に、図15を参照して、半田槽取り替え治具を説明する。
前述のように、半田ユニット130において、半田槽131は取り替え治具を使用することにより本体部133から取り外すことができる。図15に示すように、半田槽131の本体の縁131bは、本体の上端から外方向に拡がる段部と、段部の外周から立ち上がる立ち上がり部とからなる。取り替え治具400は、この縁131bを把持して半田槽131を脱着する。
取り替え治具400は、半田槽131を保持するホルダ410と、半田槽131の開口を閉じる蓋430とを有し、蓋430はホルダ410に対して上下方向に移動可能に支持されている。
ホルダ410は、正面形状が下に開口したコの字状の部材で、上板411と左右の側板412とを有する。左右側板間412の間隔は、半田槽131の短手方向の幅と等しい。左右側板412の下端413は内方向にほぼ直角に折り曲げられている。
蓋430は、上プレート431と下プレート432が重ねられたものである。上プレート431は、半田槽131の平面形状と同じ形状で、半田槽131の平面の寸法よりもやや大きい寸法を有する。上プレート431の左右の側面の中央には切り欠き431aが形成されている。切り欠き431aは、ホルダ410の左右側板412の幅と同じ寸法の幅で、側板412の厚さ程度の深さを有する。下プレート432は、上プレート431よりも一回り小さい寸法を有する。
ホルダ410の上板411の中心には、パイプ415が貫通して取り付けられている。パイプ415内には、ボルト417が挿通されている。ボルト417の上端のヘッドはカラー419に嵌め込まれている。さらに、パイプ415の、カラー419とホルダ410の上板411との間には、コイルバネ421が外嵌されている。このコイルバネ421により、カラー419を介してボルト417が上方に付勢されている。
ホルダ410の左右側板412の高さ方向における中央付近には、蓋430の上方向への移動限となるストッパ423(ボルト)が取り付けられている。蓋430は、これらのストッパ423と、ホルダ410の下端413との間に配置される。この際、蓋430の上プレート431に形成された左右の切り欠き431aに、ホルダ410の左右側板412が係合する。蓋430の中央には、パイプ415から突き出たボルト417の下端が螺合している。前述のように、ボルト417はコイルバネ421で上方に付勢されているので、ボルト417の下端に螺合して取り付けられている蓋430もパイプ415とともに上方に付勢されて、ストッパ423に当接している。一方、ボルト417のヘッドをカラー419とともに指で下方に押すと、コイルバネ421は圧縮してボルト417及びパイプ415が下降して、蓋430が下降する。この際、蓋430とホルダ410の左右側板412とが係合しているので、蓋430はホルダ410の左右側板412にガイドされてまっすぐに下降する。
半田槽131を把持する際は、まず、治具400を通常姿勢(カラー419を指で押していない状態、蓋430が上限に位置する状態)としておく。この状態で、蓋430とホルダ410の下端413の間には比較的広い隙間が開いている。そして、この隙間に半田槽131の縁131bを嵌め込む。
次にカラー419を指で押すと、前述のように蓋430はホルダ410の左右側板412に沿って下降し、やがて半田槽131の縁131bに当接する。これにより、図の想像線で示すように、半田槽131の縁131bは蓋430とホルダ410の下端413との間に挟まれる。そして、カラー419を押したまま、半田槽131を本体部133から取り外す。この際、蓋430の下プレート432が半田槽131の本体に入り込んでいるので、槽内の半田をこぼれないように保持できる。カラー419を離すと、蓋430はバネ421により上限位置に付勢され、半田槽131が開放される。
製造される電線によっては半田の種類を変更する必要があるので、このような治具400を使用することにより、半田を半田槽131ごと取り替えることができる。また、半田が加熱された状態のままでも半田槽131を扱うことができるので、半田が冷却されるまで待つ必要がない。
次に、図12を参照して、第1及び第2のモジュール搭載部200A、200Bを説明する。各モジュール搭載部は同じ構成を有する。ここでは、第2のモジュール搭載部200(テール側皮むき装置の電線搬送方向における下流側に配置されたもの)について説明する。
モジュール搭載部200は、プラットフォーム3(図1参照)上に固定されて、上述の端子圧着装置40と半田付け装置50のいずれかが搭載され、レバー部材(後述)によって同搭載部200に係止される。モジュール搭載部200は、この例では、3枚の横長のプレートが積層されて構成された、電線搬送方向に長い直方体状のブロック201である。ブロック201の上面は平坦な面となっており、この上面に端子圧着装置又は半田装置のベースが搭載される。上面の短辺(電線搬送方向における下流側の辺)に沿って係止部203が形成されている。係止部203は、断面が逆台形状のブロック片である。この係止部203に、端子圧着装置40又は半田付け装置50のベース43、53の係止部43a、53aが係止される。
ブロック201の上面には、係止部203と反対側の端面から長手方向(電線搬送方向を上流側)に延びる溝205が形成されている。この溝205に、後述するレバー部材が係合する。溝205は、断面形状が方形で、図12(B)にも示すように、ブロック201の端面と上面とに開口した開口部206と、開口部206の奥壁から同部206と同方向に延びる、断面形状が方形の穴部207とを有する。
ブロック201の、溝205下部には、突部211が設けられている。突部211には、ブロック201の短側辺と同じ方向(電線搬送方向と直交する方向)に延びるカム溝212が形成されている。このカム溝212に、後述するレバー部材のカム片が係合する。さらに、この突部211の側方に、ピン213が立設されている。このピン213は、レバー部材のストッパーとなる。
レバー部材300は、図13に示すように、ハンドルが付いた棒状部材である。レバー部材300は、前述のブロック201の溝205に係合して、端子圧着装置40又は半田付け装置50のベース43、53をブロック201に係止する。レバー部材300は、ブロック201の溝に係合する係合部310と、手動で操作される操作部320とを有する。係合部310と操作部320とは、軸中心周りに回動可能に連結されている。
係合部310は、断面形状が方形であり、ブロック201の溝205の開口部206に係合する基部311と、穴部207に挿入される、基部311から階段状に低くなった先部313を有する。基部311と先部313との間の段部には、前述のベース43、53の係止部43a、53aに噛み合う係止部312が取り付けられている。係止部312は、断面形状が逆三角形のブロック片である。先部313の断面形状はブロック201の溝205の穴部207の断面形状と実質的に同じであるが、基部311の厚さ(高さ)は溝205の開口部206の高さ(深さ)よりも厚くなっている。これにより、レバー部材300がブロック201の溝205に挿入された際、先部313は穴部207に挿入され、基部311及び係止部312は開口部206内においてブロック201の上面から突き出る。この突き出た係止部312に、ベース43、53のもう一方の係止部43a、53aが係合する。
操作部320は、レバー部材300の軸方向と直交する方向に延びるハンドル321と、カム板323とを有する。カム板323には、ブロック201の突部211に形成されたカム溝212に噛み合うカム片324が形成されている。ハンドル321とカム板323のカム片324は、同じ円周方向位置に固定されている。操作部320は、軸上に並んだ複数の皿バネ327によって、軸方向を係合部310の反対方向に付勢されている。
図14を参照して、端子圧着装置又は半田装置をモジュール搭載部に搭載する方法を説明する。
まず、図14(A)に示すように、いずれかの装置のベース43(53)をブロック201の上面に置き、係止部43a(53a)をブロック201の係止部302に当接させる。一方、レバー部材300の操作部320を係合部310に対して回転させて、ハンドル321及びカム板323のカム片324が、レバー部材300の挿入方向に対して下方以外の方向を向くようにしておく。そして、図14(B)に示すように、係合部310をブロック201の溝205に挿入する。係合部310の先部313は穴部207に挿入され、係止部312を含む基部311は溝部206内においてブロック201の上面から突き出る。レバー部材300は、係止部312がベース43(53)のもう一方の係止部43b(53b)に当接するまで挿入される。最後に、図14(C)に示すように、ハンドル321を、皿バネ327の付勢力に抗して係合部310の方向に押しつつ、ピン213(図12参照)に当接するまで回転させる。ハンドル321とともにカム板323が回転し、カム片324がブロック201の突部211のカム溝212に係合する。レバー部材300の係止部312は、皿バネ327で係合部310の方向に付勢されるので、ベース43(53)の両係止部43a(53a)、43b(53b)をブロック2101の係止部203とレバー部材300の係止部312とでしっかりと把持できる。
ユニットのベース43(53)を取り外す際は、レバー部材300を反対方向に回転させてカム片324をカム溝か212ら離し、レバー部材300をブロック201の溝205から抜き出す。その後、ベース43(53)をブロック201から取り外す。
この例では、図1に示すように、第2のモジュール搭載部200Bにおいて、プラットフォーム3の一側辺(電線搬送方向における上流側の辺)から、端子圧着装置又は半田装置を脱着できる。この辺には、電線端処理装置の他の機構などが存在しておらず、比較的広い空間となっているので、脱着作業や交換作業をスムーズに行うことができる。
なお、第1のモジュール搭載部200Aにおいては、プラットフォーム3の反対側の側辺から、端子圧着装置又は半田装置を脱着できるような構成とする。
電線の両端に端子を圧着する場合は、第2のモジュール搭載部200Bから半田付け装置50を取り外して、別の端子圧着装置を搭載する。また、電線の両端を半田付けする場合は、第1のモジュール搭載部200Aから端子圧着装置40を取り外して、別の半田装置を搭載する。
1 電線端処理装置 3 プラットフォーム
10 電線送給装置 20 カット・ストリップ装置
24、25 検査装置 30 クランプ装置
40 端子圧着装置 41 アプリケータ
43 ベース 43a、43b 係止部
50 半田付け装置 51 プレート
53 ベース 53a、53b 係止部
60 捩りユニット 61 パイプ
63 ガイド 65 ベース
70 チャック 71、72 爪部材
75、76 リンク 77 スライダ
79 シャフト 81 シリンダ
83 軸受 85 軸受
87 ホルダ 93 モータ
95 タイミングプーリ 97 タイミングベルト
101 回収ボックス 102 蓋
103 エアホース 105 エアバキューム
110 フラックスユニット 111 フラックス槽
113 保持筒 115 ホルダ
117 シリンダ 119 ステー
121 ガイド片
130 半田ユニット 131 半田槽
131a 切り欠き部 133 本体部
135 ノズル 136 液面センサ
137 熱電対 150 酸化膜除去機構
151 ブラケット 153 掃き爪部材
155 レバー 156 ピン
157 スライダ 161 前ピン
163 後ピン 165 シリンダ
171 受け皿 173 シュート
190 払い出し装置 191 シュート
200 モジュール搭載部 201 ブロック
203 係止部 205 溝
206 開口部 207 穴部
211 突部 212 カム溝
213 ピン
300 レバー部材 310 係合部
311 基部 312 係止部
313 先部 320 操作部
321 ハンドル 323 カム板
324 カム片 327 皿バネ
400 半田槽取り替え治具 410 ホルダ
411 上板 412 側板
413 下端 415 パイプ
417 ボルト 419 カラー
421 コイルバネ 423 ストッパ
430 蓋 431 上プレート
432 下プレート

Claims (7)

  1. 電線の端部を捩る捩り機(60)であって、
    切り込みが入れられて前記電線に沿って途中までスライドした被覆端部を把持する爪部材(71・72)を有するチャック(70)と、
    前記チャック(70)を前記電線軸周りに回転させて電線を捩る機構と、
    前記被覆端部が収容されるパイプ(61)と、
    前記パイプ(61)内を吸引して前記被覆端部を回収する吸引機構と、
    を備え
    前記電線を捩る機構が、前記チャック(70)の前記爪部材(71・72)を回転させる中空シャフト(79)を具備し、
    前記パイプ(61)が前記中空シャフト(79)の中空部に挿通されていることを特徴とする捩り機。
  2. さらに、前記電線を捩る機構が、前記電線の軸方向前後にスライドして、前記チャック(70)の前記爪部材(71・72)を開閉させる中空スライダ(77)を具備し、
    前記中空シャフト(79)が、前記中空スライダ(77)の中空部に挿通されていることを特徴とする請求項1記載の捩り機。
  3. 前記吸引機構が、
    前記パイプ(61)の、前記チャック(70)と反対側の端部に連通して該パイプ(61)内を負圧吸引するエアバキューム(105)と、
    前記パイプ(61)の、前記チャック(70)の反対側の端部に配置された回収ボックス(101)と、
    を備え、
    前記エアバキューム(105)で前記パイプ内(61)を負圧吸引することにより、前記被覆端部が前記パイプ(61)を通って前記回収ボックス(101)に回収されることを特徴とする請求項1又は2に記載の捩り機。
  4. 電線を送給する電線送給装置と、
    送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、
    該電線の両端部の被覆をむく皮むき装置と、
    皮むきされた前記電線端部に端子を圧着する端子圧着装置と、
    皮むきされた前記電線端部に半田付けする半田付け装置と、
    を、備え、
    記半田付け装置に、請求項1、2又は3に記載の捩り機を具備することを特徴とする電線端処理装置。
  5. 電線を送給する電線送給装置と、
    送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、
    該電線の両端部の被覆をむく皮むき装置と、
    皮むきされた前記電線端部に端子を圧着する端子圧着装置と、
    皮むきされた前記電線端部に半田付けする半田付け装置と、
    前記各装置を搭載するプラットフォームと、
    を、備える電線端処理装置であって、
    前記端子圧着装置は、各種端子の種類に対応した端子供給機構及びカシメ金型(アンビル、クリンパ)を含むアプリケータを有し、
    前記半田付け装置は、皮むきされた前記電線端部を捩る、請求項1、2又は3に記載の捩り機を具備する捩りユニット、捩られた電線端部にフラックスを付着させるフラックスユニット、及び、フラックスの付着した電線端部に半田を付着させる半田ユニットを含む半田モジュール、並びに、前記半田モジュールを搭載する半田モジュールベースを有し、
    前記プラットフォームには、前記アプリケータ又は前記半田モジュールベースのいずれかが選択的に搭載可能なモジュール搭載部が形成されていることを特徴とする電線端処理装置。
  6. 皮むきされた電線の端部に半田付けする前記半田付け装置が、
    半田液が貯留される半田槽を有し、
    該半田槽の上縁の一部に切り欠きが形成されており、
    前記半田は、前記切り欠きにおいて表面張力によって盛り上がった状態で前記半田槽内に貯留されており、
    この盛り上がった半田に、前記電線の端部が横方向に挿入されて半田付けが行われ、
    前記半田槽が、前記半田付け装置の本体から取り外し可能であり、
    該半田槽を取り替える治具を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の電線端処理装置。
  7. 電線を送給する工程と、
    送給された電線を任意の長さに切断する工程と、
    該電線の両端部の被覆を皮むきする工程と、
    皮むきされた前記電線の一方の端部に端子を圧着する工程と、
    皮むきされた前記電線の他端に半田付けする工程と、
    を備える、端処理電線の製造方法であって、
    請求項4、5又は6に記載の電線端処理装置を用いることを特徴とする端処理電線の製造方法。
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